JPH0579678U - 紙幣取扱装置 - Google Patents
紙幣取扱装置Info
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- JPH0579678U JPH0579678U JP4666691U JP4666691U JPH0579678U JP H0579678 U JPH0579678 U JP H0579678U JP 4666691 U JP4666691 U JP 4666691U JP 4666691 U JP4666691 U JP 4666691U JP H0579678 U JPH0579678 U JP H0579678U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、押込ユニットとスタッカとが別体にな
っているために、スタッカに押込ユニットの押し板が入
り込む開口部を設ける必要があり、この開口部から不正
引き抜きが行われることの不都合に着目し、スタッカに
閉塞部材を兼ねた押込ユニットを組み込んで一体構造と
することで、スタッカの安全性を高めた紙幣取扱装置を
提供する。 【構成】 鑑別ユニット10を通過した紙幣を搬送する
搬送ユニット20、箱形に成形されたカセット51がフ
レーム2に着脱自在でありかつカセット51に搬送ユニ
ット20から送り込まれた紙幣を収納するスタッカ5
0、カセット51にこの側壁の1つを構成するようにし
て一体形に組み込まれかつ搬送ユニット20に接続され
て駆動力を受ける押込ユニット30を有する。カセット
51の側壁には搬送ユニット20の搬送通路出口に接続
されるスリット状の紙幣取入口59を設けると共に、カ
セット51の側壁の他の1つに施解錠可能な開閉扉板5
2を取り付けることにより、側壁の1つを兼ねる押込ユ
ニット30と共にカセット51が密閉される。
っているために、スタッカに押込ユニットの押し板が入
り込む開口部を設ける必要があり、この開口部から不正
引き抜きが行われることの不都合に着目し、スタッカに
閉塞部材を兼ねた押込ユニットを組み込んで一体構造と
することで、スタッカの安全性を高めた紙幣取扱装置を
提供する。 【構成】 鑑別ユニット10を通過した紙幣を搬送する
搬送ユニット20、箱形に成形されたカセット51がフ
レーム2に着脱自在でありかつカセット51に搬送ユニ
ット20から送り込まれた紙幣を収納するスタッカ5
0、カセット51にこの側壁の1つを構成するようにし
て一体形に組み込まれかつ搬送ユニット20に接続され
て駆動力を受ける押込ユニット30を有する。カセット
51の側壁には搬送ユニット20の搬送通路出口に接続
されるスリット状の紙幣取入口59を設けると共に、カ
セット51の側壁の他の1つに施解錠可能な開閉扉板5
2を取り付けることにより、側壁の1つを兼ねる押込ユ
ニット30と共にカセット51が密閉される。
Description
【0001】
本考案は、紙幣の両替機及び自動販売機等の紙幣取扱装置に関し、詳しくは、 収納紙幣の不正引き抜きに対する安全策を図った紙幣取扱装置に関する。
【0002】
一般に、この種の紙幣取扱装置では、投入された紙幣の真贋や不良を検出デー タに基づいてマイクロコンピュータによる中央制御装置(CPU)で判定する鑑 別ユニット(以下、バリデータと呼ぶ)を有し、ここで適正真札と判定した紙幣 のみを通過させる。通過した紙幣は搬送ユニットで搬送されて収納箱(スタッカ )に収納される。紙幣がスタッカに満杯になると装置から取り外し、紙幣を取り 出して空となったスタッカは再び装置に装着される。 また、通常、搬送ユニットで送られてきた紙幣を強制的にスタッカ内部に押し 込むための押込ユニットが配置されている。この押込ユニットの構造は、例えば 複数本からなるリンク部材をX字形にヒンジ連結し、各リンク部材の端部には押 し板が取り付けてある。従って、駆動をリンク部材に伝達して開脚又は閉脚のご とき形にすると、押し板が前進又は後退する機構である。押し板の前進移動によ って紙幣をスタッカ内部に押し込むようになっている。
【0003】
スタッカでは紙幣が満杯になるまでの使用中の盗難、或いは満杯となった時点 で紙幣を取出して空にしたものを再びセットするまで、不正な引き抜きによる盗 難への安全性が確保されねばならない。しかしながら、スタッカとしては押込ユ ニットの押し板が紙幣を押しながら入り込み、紙幣を収納するための開口部が必 要である。開口部を設けることは防盗面で不都合であるが、押込ユニットとの連 絡があるために遮蔽して密閉する構造にできない事情がある。 従って、本考案は、押込ユニットとスタッカとが別体になっているために、ス タッカに押込ユニットの押し板が入り込む開口部を設けることの不都合に着目し 、スタッカに閉塞部材を兼ねた押込ユニットを組み込んで一体構造とすることで 、スタッカの安全性を高めた紙幣取扱装置を提供することを目的としている。
【0004】
本考案による紙幣取扱装置は、フレームと、投入された紙幣の真贋及び不良を 鑑定する要素を検出して検出信号に基づいた鑑定を行う鑑別ユニットと、鑑別ユ ニットを通過した紙幣を搬送する搬送ユニットと、箱形に成形された本体のカセ ットがフレームに着脱自在でありかつ本体に搬送ユニットから送り込まれた紙幣 を収納するスタッカと、カセットにこの側壁の1つを構成するようにして一体形 に組み込まれかつ搬送ユニットに接続されて駆動力を受ける押込ユニットと、を 有する。この構成で、カセットの側壁に搬送ユニットの搬送通路出口に接続され るスリット状の紙幣取入口を設けると共に、カセットの側壁の他の1つに施解錠 可能な開閉扉板を取り付けることにより、側壁の1つを兼ねる押込ユニットと共 にカセットがほぼ密閉されるようになっている。 また、本考案の場合、押込ユニットの押し板の作動で紙幣がカセットに押し込 まれて収納され、押し板をその押し込み位置にて停止させて次回の紙幣の収納時 まで待機させることにより、収納された紙幣が押し板で保護されてカセットから の引き抜きを防止できるようにもなっている。
【0005】
投入された紙幣は、鑑別ユニットにおいてその真贋及び不良が鑑定され、適切 真札と鑑定されると紙幣を通過させる。鑑別ユニットを通過した紙幣は搬送ユニ ットによってスタッカに向けて送られる。紙幣が所定位置に到達すると、これに ほぼ同期してカセットに装着された押込ユニットが作動し、押し板が前進して到 達した紙幣をスタッカの本体内に押し込む。これを繰り返して紙幣がカセットに 集積される。カセットに紙幣が満杯になると、スタッカは装置のフレームから取 り外される。 取り外されたスタッカは、カセットの扉板が施錠してあり、使用中に紙幣を取 り込む部分が押込ユニットで閉塞されているため、カセットが密封された状態に ある。従って、内部に収納されている紙幣の意図的な抜取りは不可能である。紙 幣は扉板を解錠することにより取り出される。
【0006】
以下、本考案による紙幣取扱装置の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は実施例の装置の側面図を示す。装置の主要部は、装置の外郭を構成する フレーム2、投入された紙幣1の真贋及び不良を鑑定する要素を検出して検出信 号に基づいた鑑定を行う鑑別ユニット10、鑑別ユニット10を通過した紙幣1 を搬送する搬送ユニット20と、箱形に成形された本体のカセット51がフレー ム2に取外し可能に装着されかつカセット51に搬送ユニット20から送り込ま れた紙幣1を収納するスタッカ50、カセット51にこの側壁の1つを構成する ようにして一体形に組み込まれかつ搬送ユニット20に接続されて駆動力を受け る押込ユニット30で構成されている。
【0007】 各部の詳しくは、図1において、バリデータ(鑑別ユニット)10はハウジン グ2の上部に取外し可能に固定され、前側に紙幣の投入口11を有し、この投入 口11に続く搬送通路は次の搬送ユニット20の搬送ガイド22に接続されてい る。バリデータ10では通過中の紙幣の真贋や不良券を判定するための種々の要 素を検出する検出手段が配置されている。通常、判定要素としては、普通紙幣の 紙質、色彩、そして印刷インキの成分などがある。これら種々の判定要素の検出 手段の1つとして、紙幣の印刷パターンを読み取るためのセンサが搬送通路の途 中に配置される。パターン読取り用の検出センサとしては発光及び受光の一対の 素子からなり、これら両素子を搬送方向に直交させて通路の上下に対向させて配 置し、両素子間に紙幣を通過させる。即ち、両素子間を通過中の紙幣に光を照射 して明暗を検出し、印刷パターンを認識する。例えば、磁気ヘッドを配置するこ とにより、通過中の紙幣の磁気を検出したり、或いは光学的特性を検出して、こ の検出信号をマイクロコンピュータによる中央制御装置(CPU)に送り、ここ で検出信号に基づいた種々の制御を行って紙幣の真贋が判定される。
【0008】 図1及び図2に示すように、搬送ユニット20は装置枠体のフレーム2に格納 され、このフレーム2には後述する紙幣収納用のスタッカ50(図3〜図6)が 着脱自在に格納されるようになっている。搬送ユニット20はバリデータ10側 の通路出口に接続端部22aで接続される搬送ガイド22を有し、この搬送ガイ ド22の後端出口22bでスタッカ50に接続される。また、搬送ガイド22に 沿って無端状の搬送ベルト23が幾つかのプーリ24a〜24cに捲回されて配 置されている。バリデータ10を通過した紙幣1は搬送ベルト23に接触し、こ の摩擦力で搬送ガイド22に案内されながらスタッカ50に向かう。紙幣1を搬 送ガイド22に正常に沿わせるために要所要所に押圧プーリ24d、24eが配 置されている。
【0009】 また、搬送ベルト23を作動させる駆動源のモータ25を備わっており、この モータ25はCPUからの作動信号で作動する。即ち、バリデータ10を通過し た紙幣1の先端位置をダイオード等の発光素子、受光素子によるセンサで検出す るようになっており、この検出信号に基づいてCPUからモータ25に作動信号 を送出して作動させる。モータ25の回転は出力軸25a上のギア25bに捲回 された歯付ベルト25cを介し、シャフト25d上のプーリ25eに伝達される 。シャフト25d上には前述のプーリ24aに固定されており、このプーリ24 aを原動側として搬送ベルト23に回転を伝達する。
【0010】 図2で明らかなように、搬送ベルト23が捲回された受動側のプーリ24cの シャフト25g上には中間ギア26aが固定されている。また、このギア26a のシヤフト25gを揺動支軸として揺動ステイ27が支持され、揺動ステイ27 の突端にはギア26aに螺合した同じく中間ギア26bが回転自在に支持されて いる。従って、中間ギア26bは自らは回転可能でかつ揺動ステイ27と共に揺 動可能である。中間ギア26bを伴った揺動ステイ27の他の突端には緩衝スプ リング28の一方端28aに連結されている。緩衝スプリング28の他方端28 bはフレーム21に止着されている。緩衝スプリング28の弾性圧縮力によって 揺動ステイ27はシャフト25gを支点にして時計廻りの方向に回動付勢され、 常態ではストッパピン29に当接することでそれ以上の回動を規制している。
【0011】 中間ギア26bには、スタッカ50のカセット51に装着された押込ユニット 40の受動ギア44(図3参照)が係脱するようになっている。即ち、スタッカ 50を装置のフレーム2に挿入して組み込むと、スタッカ50側の押込ユニット 40の受動ギア44が中間ギア26bに接続して螺合するようになっている。こ の時の接続による衝撃を揺動ステイ27を介して前述の緩衝スプリング28で吸 収する構成である。
【0012】 一方、図3〜図6は、押込ユニット30を含むスタッカ50を示す。送られて きた紙幣をカセット51内にストックするスタッカ50は、図1において装置の フレーム2に左側から挿入により着脱自在である。図4のようにカセット51が 長方体の箱形に成形され、このカセット51の両側外部壁にはガイドピン53、 53が突出して設けられ、このガイドピン53を装置フレーム2の内壁両面に設 けたガイドレール(図示せず)との係合でスライドさせて出し入れされる。また 、カセット51の上部は開口してあり、この開口部には図6に示す押込ユニット 30が組み込まれて閉塞している。
【0013】 図6において、押込ユニット30は上下方向でほぼ平行な基板31及び押し板 32を有し、上側の基板31を閉塞用の天板替わりとしてカセット51の開口部 に結合することで、押込ユニット30全体がカセット51の上部に担持される形 となる。押し板32は伸縮のごとき移動機構によって基板31に対し平行に接近 離間する移動が可能である。即ち、2本のリンク部材33、33がこれらの長手 方向中央の支軸34でX形にヒンジ連結され、このX形連結された2本からなる 一組を両側(図4参照)にそれぞれ配置してある。また、各リンク部材33の一 方端部は固定ヒンジ部33aとして基板31の内面に回動可能に支持され、他方 端部は可動ヒンジ部33bとしてブラケット35を介し基板31又は押し板32 に回動可能かつ水平移動可能に支持されている。基板31及び押し板32のそれ ぞれ内側面に対向して設けられた上下のブラケット35、35には水平方向に延 びる長溝35aが設けてあり、この長溝35にリンク部材33の可動ヒンジ部3 3bが係入して水平方向への移動を可能にする。このようにして上方の基板31 に対して下方の押し板32の接近離間による移動が可能となる。
【0014】 リンク部材33を作動させる駆動源は前述の搬送ユニット20に装備されたモ ータ25を共有している。図2で示されたように、モータ25の回転出力は揺動 ステイ27上の中間ギア26bに伝達される。リンク部材33の近傍に配置され た受動ギア42、44がそれぞれシャフト41、43上に支持されていて、スタ ッカ50の挿入によって、押込ユニット30の一方の受動ギア44が中間ギア2 6bに螺合して接続される。
【0015】 モータ25の共有で、搬送ユニット20側の駆動がスタッカ50内の押込ユニ ット30に伝達されることが説明された。しかし、モータ25の正回転により搬 送ユニット20が駆動して紙幣1を搬送し、この紙幣1が押込ユニット30によ る押込可能な所定位置に到達する以前に、搬送ユニット20側に連動して押込ユ ニット30が作動するのでは不都合である。つまり、紙幣1が押込位置に到達す るまでは押込ユニット30は復帰位置にて作動停止した状態で待機させておく必 要がある。そのため、実施例では、押込ユニット30の伝達プーリ46をワンウ エイクラッチ式としてあり、搬送ベルト23の正回動中は空転させ、逆回動は受 けて押込ユニット30を作動させる構造となっている。また、図示は省略されて いるが、本装置の場合、搬送ユニット20において紙幣1の後端が通過し、押込 ユニット30内に達して押し込み位置に達したことを検出するセンサが配置して ある。この検出信号に基づいたCPUからの制御信号を切換信号として、モータ 25の駆動が逆回転に切り替わり、ワンウエイクラッチ式の伝達プーリ46を介 して押込ユニット30を作動させるシステムである。
【0016】 ここで、押込ユニット30では、他方の受動ギア42のシャフト41上に前述 のワンウエイ式の伝達プーリ46が固定され、この伝達プーリ46に捲回された 駆動ワイヤ47の一方端部は駆動補助リンク36に連結されている。図4及び図 6に示すように、駆動補助リンク36は両側2本同士が互いに支軸36aでヒン ジ連結されたものであり、駆動ワイヤ47による牽引で支軸36aを支点とする 屈伸動作を行うようになっている。駆動補助リンク36の各他方端部はリンク部 材33に可動ヒンジ部33bに連結され、駆動補助リンク36の屈伸動作をリン ク部材33に伝達することにより、押し板32が基板31に対して接近離間を行 う機構である。また、駆動ワイヤ47の他方端部は引張スプリング48を介して 基板31に止着されている。この引張スプリング48の引張力でもって駆動ワイ ヤ47に適度なテンションを付与している。更に、押し板32を含めた以上のよ うな伸縮機構の全体は、引張スプリング37によって基板31に引き寄せられる 方向に付勢されている。引張スプリング37は、実施例の装置の場合、押し板3 2の平面で前後左右に4つが装着されている。
【0017】 また、図3〜図5に示すように、押込ユニット30を組み込んで一体構造のス タッカ50は、カセット51の装置フレーム2に出し入れ方向の前部を扉板52 で開閉できるようになっている。扉板52はこの下端が通常の蝶番によるヒンジ 52aで開閉する構造のものが示されている。図3で明らかなように、扉板52 にはキーで施解錠するロック装置60を取り付けてある。即ち、ヘッド61に挿 入したキーの回転操作でキーシリンダ62の後端のロックレバー63を回動させ 、このロックレバー63を押込ユニット39側に設けたロック受け39に係脱さ せることにより、扉板52でカセット51を施解錠するシステムである。
【0018】 また、カセット51の側壁で搬送ガイド22の終端22bに接続される側には 、図4のように紙幣1の挿入可能な大きさのスリット状取入口59が設けられて いる。カセット51の内部には、この平断面とほぼ同じ大きさの紙幣1の受板5 4を配置してある。受板54はこの下方から2つのスプリング56、56に支持 され、このスプリング56で両側に設けられた一対の当て板57、57に下方か ら押し当てられている。向い合う両側一対の当て板57、57の間隔は押込ユニ ット30の押し板32が幅方向で通過できる寸法に設定してある。搬送ユニット 20から送られた紙幣1が受板54上方の押込位置に到達した時点で、押込ユニ ット30が作動してこの押し板32が降下する。押し板32の降下で紙幣1が受 板54と共にスプリング56に抗してカセット51内に押し込むシステムである 。受板54の上下動作は、図5で示されたカセット51側の両側壁に立ち上げた 左右前後の4つのガイドレール55で案内するようになっている。
【0019】 次に、以上の構成による実施例装置の動作態様及び作用を説明する。 使用に際して、カセット51内部が空のスタッカ50を装置のフレーム2に挿 入して組み入れる。この時、スタッカ50の挿入動作で押込ユニット40の受動 ギア44が搬送ユニット20側の中間ギア26bに接続し、双方の歯が噛み合う 。即ち、搬送ユニット20に直結されて回転駆動力が押込ユニット30に伝達可 能な状態になる。螺合時の衝撃は揺動ステイ27を介して緩衝スプリング28に より吸収される。
【0020】 バリデータ10に紙幣1が投入されると、紙幣1の透過光量などの検出データ に基づいて内蔵されたCPUでチェックされる。例えば、透過光量が設定値の範 囲内であるか否かのレベルが判断され、レベルから外れている場合は、投入され た紙幣1が真札と見做されず、その紙幣を投入シュータ側に戻す。一部が欠落し た不良紙幣も戻される。真札と鑑定された紙幣1は、搬送ユニット20の作動で 搬送ガイド22に案内され、搬送ベルト23に接触してこの摩擦力でスタッカ5 0に向かって送られる。駆動源のモータ25はCPUからの作動信号で正回転方 向に作動する。この間、押込ユニット30では、ワンウエイクラッチ式の伝達プ ーリ46が空転し、モータ25の正回転は押込ユニット30側には伝達されてい ない。
【0021】 搬送ユニット20で搬送中の紙幣1の後端が通過し、カセット51の取入口5 9から内部に挿入して押込位置に達したことが検出されると、この検出信号に基 づいたCPUからの制御信号を切換信号として、モータ25の駆動が逆回転に切 り替わり、搬送ベルト23の逆回動がシャフト25g上の受動ギア26aから揺 動ステイ27上の中間ギア26bに伝達される。モータ25の逆回転出力は中間 ギア26bまで所要の低速比に落され、押込ユニット30の受動ギア44に伝達 される。
【0022】 押込ユニット30では、受動ギア42、44の回転がワンウエイクラッチ式の 伝達プーリ46を介して駆動ワイヤ47に伝達され、駆動補助リンク36を動作 させてX形のリンク部材33の伸びる方向への屈伸運動で押し板32前進させる 。即ち、図3及び図4でいう押し板32の降下によって、押込位置に到達してい る紙幣1を受板54と共にスプリング56に抗してスタッカ50の本体51内に 押し込む。押し板32はこの押し込みによる降下位置でカセット51内に止まり 、この状態で次回の紙幣投入まで待機する。従って、投入された紙幣1に対して 意図的な引き抜きを試みても、その紙幣はカセット51内で上から押し板32が 被って保護されているから、引き抜きは装置全体の破壊でもない限り実質上不可 能である。
【0023】 次に、これを繰り返して設定数量の紙幣1がスタッカ50のカセット51内に 集積されて満杯になると、スタッカ50は装置から取り外される。取り外された スタッカ50のカセット51は扉板52によって閉じられロック状態にある。扉 板52はキーの操作でロックレバー63をロック受け39から外すことにより解 錠される。このようにスタッカ50の取外し時は、扉板52が施錠してあり、か つ押込ユニット30の基板31で閉塞されて密封された状態にある。従って、内 部に収納されている紙幣の意図的な抜取りは不可能である。
【0024】 なお、スタッカ50が装置フレーム2から取り外されると、搬送ユニット20 側の中間ギア26bと押込ユニット30側の受動ギア44との接続が外れ、押込 ユニット30では引張スプリング37の付勢力で押し板32が復帰位置へ戻され る。
【0025】
以上説明したように、本考案による紙幣取扱装置は、押込ユニットとスタッカ とが別体になっている従来構造のように、スタッカに押込ユニットの押し板が入 り込む開口部を設ける必要があって、この開口部から不正な引き抜きが行われる ことで安全面に不都合があることに着目したもので、スタッカに閉塞部材を兼ね た押込ユニットを組み込んで一体構造とすることにより、収納された紙幣の引き 抜き防止などスタッカの安全性を高めることができる。
【図1】 本考案による紙幣取扱装置の側面図
【図2】 紙幣取扱装置の要部の斜視図
【図3】 押込ユニットの組み込みで一体化されたスタ
ッカの組立側面断面図
ッカの組立側面断面図
【図4】 同じくスタッカの組立正面断面図
【図5】 スタッカの本体内部構造の要部斜視図
【図6】 押込ユニットの組立側面断面図
1..投入紙幣、2..装置フレーム、10..バリデ
ータ(鑑別ユニット)、20..搬送ユニット、2
3..搬送ベルト、25..モータ、27..揺動ステ
イ、26a及び26b..中間ギア、30..押込ユニ
ット、31..閉塞板としての基板、32..押し板、
33..リンク部材、42及び44..受動ギア、4
6..ワンウエイクラッチ式の伝達プーリ、50..ス
タッカ、51..カセット、54..紙幣の受板、5
5..ガイドレール、56..スプリング、57..ガ
イドレール、59..紙幣取入口
ータ(鑑別ユニット)、20..搬送ユニット、2
3..搬送ベルト、25..モータ、27..揺動ステ
イ、26a及び26b..中間ギア、30..押込ユニ
ット、31..閉塞板としての基板、32..押し板、
33..リンク部材、42及び44..受動ギア、4
6..ワンウエイクラッチ式の伝達プーリ、50..ス
タッカ、51..カセット、54..紙幣の受板、5
5..ガイドレール、56..スプリング、57..ガ
イドレール、59..紙幣取入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大河 勝利 神奈川県相模原市鹿沼台1丁目9番15号 日本金銭機械株式会社相模原研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 装置のフレームと、投入された紙幣の真
贋及び不良を鑑定する要素を検出して検出信号に基づい
た鑑定を行う鑑別ユニットと、鑑別ユニットを通過した
紙幣を搬送する搬送ユニットと、箱形に成形された本体
のカセットがフレームに着脱自在でありかつカセットに
搬送ユニットから送り込まれた紙幣を収納するスタッカ
と、カセットにこの側壁の1つを構成するようにして一
体形に組み込まれかつ搬送ユニットに接続されて駆動力
を受ける押込ユニットと、を有し、カセットの側壁に搬
送ユニットの搬送通路出口に接続されるスリット状の紙
幣取入口を設けると共に、カセットの側壁の他の1つに
施解錠可能な開閉扉板を取り付けることにより、側壁の
1つを兼ねる押込ユニットと共にカセットがほぼ密閉さ
れたことを特徴とする紙幣取扱装置。 - 【請求項2】 押込ユニットの押し板の作動で紙幣がカ
セットに押し込まれて収納され、押し板をその押し込み
位置にて停止させて次回の紙幣の収納時まで待機させる
ことにより、押し板により保護して収納紙幣のカセット
からの引き抜きを防止できる「請求項1」に記載の紙幣
取扱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991046666U JP2567496Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 紙幣用スタッカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991046666U JP2567496Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 紙幣用スタッカ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579678U true JPH0579678U (ja) | 1993-10-29 |
| JP2567496Y2 JP2567496Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12753678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991046666U Expired - Lifetime JP2567496Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 紙幣用スタッカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567496Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001229436A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Japan Cash Machine Co Ltd | 紙幣取扱装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724669U (ja) * | 1980-07-11 | 1982-02-08 |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP1991046666U patent/JP2567496Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724669U (ja) * | 1980-07-11 | 1982-02-08 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2001229436A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Japan Cash Machine Co Ltd | 紙幣取扱装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2567496Y2 (ja) | 1998-04-02 |
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