JPH057972A - 油溝部を有するギヤ部品の鍛造方法 - Google Patents
油溝部を有するギヤ部品の鍛造方法Info
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- JPH057972A JPH057972A JP18513391A JP18513391A JPH057972A JP H057972 A JPH057972 A JP H057972A JP 18513391 A JP18513391 A JP 18513391A JP 18513391 A JP18513391 A JP 18513391A JP H057972 A JPH057972 A JP H057972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油溝部を有するギヤ部品を鍛造加工する際、
油溝部Bの投影面積が大きくなっても、油溝部Bの欠肉
の防止を図る。 【構成】 仕上げ工程で成形する軸孔部の芯ばり部の下
側端面Gを、ワ−クの端面Fと一致または近傍の位置に
設けて成形する鍛造加工方法
油溝部Bの投影面積が大きくなっても、油溝部Bの欠肉
の防止を図る。 【構成】 仕上げ工程で成形する軸孔部の芯ばり部の下
側端面Gを、ワ−クの端面Fと一致または近傍の位置に
設けて成形する鍛造加工方法
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はギヤ部品の鍛造方法に関
し、特に両端面に油溝部を有するギヤ部品の鍛造方法に
関するものである。
し、特に両端面に油溝部を有するギヤ部品の鍛造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、自動車用変速機に用いるギヤ
部品の両端面に油溝部を設ける方法としては、例えば、
特開平3−118937号公報に示す方法が提供されて
いる。この方法は、まず、型打プレス装置でワ−クの荒
地を成形する荒地工程と一端面に油溝部の形状を有する
外形と芯ばり部付きの軸孔部を同時に成形する仕上げ工
程を行う。次に、ばり抜きプレス装置で軸孔部の芯ばり
部抜きと他端面の油溝部の形状を芯ばり部抜きのせん断
抵抗力を利用して同時に成形するばり抜き工程を順に実
施するものである。例えば、図2に示すような複数の工
程で行われている。加熱された円柱状の(イ)材料W0
を、(ロ)荒地工程で円盤形状の荒地品W1に成形し、
次の(ハ)仕上げ工程でボス部W22上側端面Eに2列
の油溝部Aと軸孔部Dに円盤板状の芯ばり部W21付き
の仕上げ品W2に成形し、最終工程である(ニ)ばり抜
き工程で軸孔部の円盤板状の芯ばり部W21抜きとボス
部W22下側端面Fに2列の油溝部Bの成形を行ってギ
ヤ部品の粗形材Wを製造する。この際、(ハ)仕上げ工
程で成形される円盤板状の芯ばり部W21の下側端面G
はボス部W22の下側端面Fから、かなり離れた位置L
に設けている。
部品の両端面に油溝部を設ける方法としては、例えば、
特開平3−118937号公報に示す方法が提供されて
いる。この方法は、まず、型打プレス装置でワ−クの荒
地を成形する荒地工程と一端面に油溝部の形状を有する
外形と芯ばり部付きの軸孔部を同時に成形する仕上げ工
程を行う。次に、ばり抜きプレス装置で軸孔部の芯ばり
部抜きと他端面の油溝部の形状を芯ばり部抜きのせん断
抵抗力を利用して同時に成形するばり抜き工程を順に実
施するものである。例えば、図2に示すような複数の工
程で行われている。加熱された円柱状の(イ)材料W0
を、(ロ)荒地工程で円盤形状の荒地品W1に成形し、
次の(ハ)仕上げ工程でボス部W22上側端面Eに2列
の油溝部Aと軸孔部Dに円盤板状の芯ばり部W21付き
の仕上げ品W2に成形し、最終工程である(ニ)ばり抜
き工程で軸孔部の円盤板状の芯ばり部W21抜きとボス
部W22下側端面Fに2列の油溝部Bの成形を行ってギ
ヤ部品の粗形材Wを製造する。この際、(ハ)仕上げ工
程で成形される円盤板状の芯ばり部W21の下側端面G
はボス部W22の下側端面Fから、かなり離れた位置L
に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
ような従来の油溝を有するギヤ部品の鍛造方法において
は、ばり抜き工程において、油溝部Bの成形は芯ばり部
W21抜きのせん断抵抗力のみで行うため、ボス部W2
2下側端面Fの油溝部Bの投影面積が大きくなれば、油
溝部Bの特に中央部Cが欠肉する。従って、芯ばり部W
21抜きのせん断抵抗力もまた大きくする必要性が生
じ、そのため、芯ばり部W21の厚さtを増す方法が考
えられるが、材料歩留りが悪くなるため、良い鍛造方法
とは言えない。この発明は従来の問題点に着目してなさ
れたもので、油溝部Bの投影面積が大きくなっても、油
溝部Bの欠肉を防ぐようにした油溝部を有するギヤ部品
の鍛造方法を提供することを目的としている。
ような従来の油溝を有するギヤ部品の鍛造方法において
は、ばり抜き工程において、油溝部Bの成形は芯ばり部
W21抜きのせん断抵抗力のみで行うため、ボス部W2
2下側端面Fの油溝部Bの投影面積が大きくなれば、油
溝部Bの特に中央部Cが欠肉する。従って、芯ばり部W
21抜きのせん断抵抗力もまた大きくする必要性が生
じ、そのため、芯ばり部W21の厚さtを増す方法が考
えられるが、材料歩留りが悪くなるため、良い鍛造方法
とは言えない。この発明は従来の問題点に着目してなさ
れたもので、油溝部Bの投影面積が大きくなっても、油
溝部Bの欠肉を防ぐようにした油溝部を有するギヤ部品
の鍛造方法を提供することを目的としている。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
この発明は、ワ−クの荒地を成形する荒地工程と、一端
面に油溝部の形状を有する外形と芯ばり部付きの軸孔部
を同時に成形する仕上げ工程と、軸孔部の芯ばり部抜き
と他端面の油溝部の形状を芯ばり部抜きのせん断抵抗力
を利用して同時に成形するばり抜き工程とを順に実施す
る鍛造方法において、該仕上げ工程で成形する該軸孔部
の芯ばり部の下側端面が、該ワ−クの他端面と一致また
は近傍の位置に設けることを特徴とする油溝部を有する
ギヤ部品の鍛造方法を提供する。
この発明は、ワ−クの荒地を成形する荒地工程と、一端
面に油溝部の形状を有する外形と芯ばり部付きの軸孔部
を同時に成形する仕上げ工程と、軸孔部の芯ばり部抜き
と他端面の油溝部の形状を芯ばり部抜きのせん断抵抗力
を利用して同時に成形するばり抜き工程とを順に実施す
る鍛造方法において、該仕上げ工程で成形する該軸孔部
の芯ばり部の下側端面が、該ワ−クの他端面と一致また
は近傍の位置に設けることを特徴とする油溝部を有する
ギヤ部品の鍛造方法を提供する。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す鍛造加工工程の
うち、図中左側半分は(ハ)仕上げ工程で成形の仕上げ
品W2の断面図を表し、図中右側半分は(ニ)ばり抜き
工程で成形のギヤ部品の粗形材Wの断面図を表す。な
お、従来と同一または相当部分には同一符号を付してあ
る。従来技術における(ロ)荒地工程で成形の円盤形状
の荒地品W1を、(ハ)仕上げ工程でボス部W22上側
端面Eに2列の油溝部Aと軸孔部Dに円盤板状の芯ばり
部W21付きの仕上げ品W2に成形し、次に、最終工程
である(ニ)ばり抜き工程で軸孔部の円盤板状の芯ばり
部W21抜きとボス部W22下側端面Fに2列の油溝部
Bの成形を行ってギヤ部品の粗形材Wを製造する。この
際、(ハ)仕上げ工程で成形される円盤板状の芯ばり部
W21の下側端面Gの位置L1は、ボス部W22下側端
面F0の外周壁線F1から、ワ−クの軸心と直交する断
面に対し10〜20度の角度で、ボス部W22下側端面
F0の内周壁線F2まで延長した位置に設ける。また、
ボス部W22の下側端面F0の形状は前記算出によるテ
−パにする。これは芯ばり部W21を抜く剪断抵抗力
は、ボス部W22の内周壁側は大きいが、外周壁側にい
くほど小さくなるため、予め外周壁側の欠肉の原因を解
消するために、このボス部W22の下側端面F0部分を
テ−パにして外周壁側に肉を設けたものである。また、
次工程のばり抜き工程で芯ばり部W21を抜く際、該ボ
ス部W22下側端面の内周壁側にばりかえりの発生を防
止することにもなる。この軸孔部Dの円盤板状の芯ばり
部の位置L1を除いて他の形状の鍛造方法は従来技術と
同じため、それらについての説明は省略する。
する。図1はこの発明の一実施例を示す鍛造加工工程の
うち、図中左側半分は(ハ)仕上げ工程で成形の仕上げ
品W2の断面図を表し、図中右側半分は(ニ)ばり抜き
工程で成形のギヤ部品の粗形材Wの断面図を表す。な
お、従来と同一または相当部分には同一符号を付してあ
る。従来技術における(ロ)荒地工程で成形の円盤形状
の荒地品W1を、(ハ)仕上げ工程でボス部W22上側
端面Eに2列の油溝部Aと軸孔部Dに円盤板状の芯ばり
部W21付きの仕上げ品W2に成形し、次に、最終工程
である(ニ)ばり抜き工程で軸孔部の円盤板状の芯ばり
部W21抜きとボス部W22下側端面Fに2列の油溝部
Bの成形を行ってギヤ部品の粗形材Wを製造する。この
際、(ハ)仕上げ工程で成形される円盤板状の芯ばり部
W21の下側端面Gの位置L1は、ボス部W22下側端
面F0の外周壁線F1から、ワ−クの軸心と直交する断
面に対し10〜20度の角度で、ボス部W22下側端面
F0の内周壁線F2まで延長した位置に設ける。また、
ボス部W22の下側端面F0の形状は前記算出によるテ
−パにする。これは芯ばり部W21を抜く剪断抵抗力
は、ボス部W22の内周壁側は大きいが、外周壁側にい
くほど小さくなるため、予め外周壁側の欠肉の原因を解
消するために、このボス部W22の下側端面F0部分を
テ−パにして外周壁側に肉を設けたものである。また、
次工程のばり抜き工程で芯ばり部W21を抜く際、該ボ
ス部W22下側端面の内周壁側にばりかえりの発生を防
止することにもなる。この軸孔部Dの円盤板状の芯ばり
部の位置L1を除いて他の形状の鍛造方法は従来技術と
同じため、それらについての説明は省略する。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、仕
上げ工程で成形のワ−クW2の芯ばり部W21の位置を
下方に設けたため、次工程のばり抜き工程で芯ばり部W
21を抜く際の加圧力がボス部W22の下側端面F0に
直に掛かることになり、加圧力の分散を少なくして油溝
部Bを成形するため、油溝部Bの投影面積が大きくなっ
ても、油溝部Bの欠肉を防ぐという優れた効果がある。
上げ工程で成形のワ−クW2の芯ばり部W21の位置を
下方に設けたため、次工程のばり抜き工程で芯ばり部W
21を抜く際の加圧力がボス部W22の下側端面F0に
直に掛かることになり、加圧力の分散を少なくして油溝
部Bを成形するため、油溝部Bの投影面積が大きくなっ
ても、油溝部Bの欠肉を防ぐという優れた効果がある。
【0007】
【図1】本発明の実施例を示す鍛造加工工程のうち、仕
上げ工程とばり抜き工程で成形のワ−クの断面図である
上げ工程とばり抜き工程で成形のワ−クの断面図である
【図2】従来の技術を示す鍛造加工工程の工程別に成形
のワ−クの断面図である
のワ−クの断面図である
【符号の説明】 A、B 油溝部 W 粗形材 W0 材料 W1 荒地品 W2 仕上げ品 W21 芯ばり部 W22 ボス部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ワ−クの荒地を成形する荒地工程と、一
端面に油溝部の形状を有する外形と芯ばり部付きの軸孔
部を同時に成形する仕上げ工程と、軸孔部の芯ばり部抜
きと他端面の油溝部の形状を芯ばり部抜きのせん断抵抗
力を利用して同時に成形するばり抜き工程とを順に実施
する鍛造方法において、該仕上げ工程で成形する該軸孔
部の芯ばり部の下側端面が、該ワ−クの他端面と一致ま
たは近傍の位置に設けることを特徴とする油溝部を有す
るギヤ部品の鍛造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18513391A JPH057972A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 油溝部を有するギヤ部品の鍛造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18513391A JPH057972A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 油溝部を有するギヤ部品の鍛造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057972A true JPH057972A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16165452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18513391A Pending JPH057972A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 油溝部を有するギヤ部品の鍛造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057972A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101434022A (zh) * | 2008-12-12 | 2009-05-20 | 曾能君 | 齿轮端面油槽冷冲加工方法 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP18513391A patent/JPH057972A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101434022A (zh) * | 2008-12-12 | 2009-05-20 | 曾能君 | 齿轮端面油槽冷冲加工方法 |
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