JPH0580043A - 燃焼排ガス中の未燃炭化水素分析装置 - Google Patents

燃焼排ガス中の未燃炭化水素分析装置

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JPH0580043A
JPH0580043A JP26283791A JP26283791A JPH0580043A JP H0580043 A JPH0580043 A JP H0580043A JP 26283791 A JP26283791 A JP 26283791A JP 26283791 A JP26283791 A JP 26283791A JP H0580043 A JPH0580043 A JP H0580043A
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利伸 治田
Keiji Kaimoto
恵司 貝本
Hiroshi Yamazaki
啓 山崎
Masahiko Hiromoto
昌彦 広本
Takeshi Yamada
毅 山田
Masahiko Fujiwara
雅彦 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】燃焼排ガス中に含まれる可燃性の未燃炭化水素
を効率よく連続的に分析することができる燃焼排ガス中
の未燃炭化水素分析装置を提供すること。 【構成】燃焼排ガス中に含まれる可燃性未燃物質を酸化
させる酸化手段13を備えた第1サンプルガスラインA
と、前記可燃性未燃物質のうちの特定の未燃炭化水素を
分離する分離手段32および前記特定の未燃炭化水素が分
離された残りの可燃性未燃物質を酸化させる酸化手段42
を備えた第2サンプルガスラインBと、前記両サンプル
ガスラインA,Bの下流側に設けられ、両サンプルガス
ラインA,Bをそれぞれ経た燃焼排ガスGが導入され、
差量ガス濃度測定を行うガス分析計68とから構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラなどから排出さ
れる燃焼排ガス中に含まれる可燃性の未燃炭化水素を分
析する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラなどにおける燃焼のメカニズムは
完全には明確になってないのが現状である。従って、燃
焼の解析のために、ボイラなどから排出される燃焼排ガ
ス中に存在する可燃性の未燃炭化水素を分析しようとす
ると、未燃炭化水素の状態が気体状であったり、液体状
であったり、また、その種類や濃度が多種多様であるこ
とが多い。そのため、前記可燃性の未燃炭化水素を分析
することは従来行われておらず、その一部のガス状物質
については、全炭化水素としてFIA法などで測定が行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ボイラなどの燃焼管理などのために、燃焼排ガス中に含
まれる可燃性の未燃炭化水素を分析できるようにするこ
とが要望されている。
【0004】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、燃焼排ガス中に含ま
れる可燃性の未燃炭化水素を効率よく連続的に分析する
ことができる燃焼排ガス中の未燃炭化水素分析装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る燃焼排ガス中の未燃炭化水素分析装置
は、燃焼排ガス中に含まれる可燃性未燃物質を酸化させ
る酸化手段を備えた第1サンプルガスラインと、前記可
燃性未燃物質のうちの特定の未燃炭化水素を分離する分
離手段および前記特定の未燃炭化水素が分離された残り
の可燃性未燃物質を酸化させる酸化手段を備えた第2サ
ンプルガスラインと、前記両サンプルガスラインの下流
側に設けられ、両サンプルガスラインをそれぞれ経た燃
焼排ガスが導入され、差量ガス濃度測定を行うガス分析
計とから構成されている。
【0006】
【作用】前記構成よりなる燃焼排ガス中の未燃炭化水素
分析装置においては、例えばボイラから排出された燃焼
排ガスは、第1サンプルガスラインと第2ガスラインと
に分かれて導入される。第1サンプルガスラインに導入
された燃焼排ガスは、これに含まれる可燃性未燃物質が
所定の温度に加熱された酸化手段によってCO2 に変換
された後、差量ガス濃度測定を行うガス分析計に導入さ
れる。一方、第2サンプルガスラインに導入された燃焼
排ガスは、これに含まれる可燃性未燃物質のうちの特定
の未燃炭化水素が分離手段によって分離された後、残り
の可燃性未燃物質が所定の温度に加熱された酸化手段に
よってCO2に変換された後、前記ガス分析計に送られ
る。
【0007】前記ガス分析計においては、第1サンプル
ガスラインおよび第2サンプルガスラインからそれぞれ
導入された燃焼排ガスにおけるCO2 の濃度差が測定さ
れ、このCO2 の濃度差から前記特定の未燃炭化水素が
分析される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0009】図1は、本発明に係る燃焼排ガス中の未燃
炭化水素分析装置(以下、単に分析装置と言う)の構成
の概略を示す図で、この図において、1は燃焼排ガスG
が流れる煙道(図外)の内部に臨むようにして設けら
れ、燃焼排ガスを採取するためのサンプリングプローブ
ユニット、2はこのサンプリングプローブユニット1に
連なり、採取された燃焼排ガスGを適宜前処理する前処
理ユニット、3はこの前処理ユニット2を経た燃焼排ガ
スGを分析する分析ユニット、4はこの分析ユニット3
からの出力信号を処理すると共に、分析装置全体を制御
する演算制御ユニットである。これらの各ユニット1〜
4の構成は次の通りである。
【0010】図2は、前記サンプリングプローブユニッ
ト1の構成例を示すもので、この図において、5は煙道
内にほぼ垂直に突設されたプローブ管で、このプローブ
管5の先端には、煙道内を流れる燃焼排ガスGの一部を
採取するためのガス採取口6が下向きでかつ斜めに開設
されると共に、内部には、除塵用のフィルタ7、ミキシ
ング室8、二重管9がこの順に設けられている。
【0011】前記ミキシング室8は、図3に示すよう
に、比較的大径で容量が大きい空洞部10と、この空洞部
10に比べてかなり狭い狭隘部11とが交互に適宜数形成さ
れたミキシングユニット12を複数個連設してなるもので
あり、プローブ管5内に採取された燃焼排ガスGを十分
に攪拌混合するものであり、これによって、煙道内を流
れる燃焼排ガスGにおけるベースガス(この場合は、C
2 )の濃度の立ち上がりに急激な変動があっても、こ
の変動を緩和する。
【0012】前記二重管9は、図2に示すように、ハニ
カム状または格子状に形成された酸化手段としてのPt
を用いた酸化触媒13を備えた内管14と、この内管14に対
して同心円的かつこれを外套するように配置された外管
15とからなる。以下、内管14およびこれに連なるガス流
路を第1サンプルガスラインAと言い、また、外管15お
よびこれに連なるガス流路を第2サンプルガスラインB
と言う。そして、後述の説明から理解されるように、第
1サンプルガスラインAはリファレンスラインとして機
能し、第2サンプルガスラインBはサンプルラインとし
て機能する。
【0013】前記二重管9を通過することにより、ガス
採取口6から採取された燃焼排ガスGには、次のような
変化が生ずる。すなわち、内管14(第1サンプルガスラ
インA)内を通過する燃焼排ガスGにおいては、それに
含まれる可燃性未燃物質(例えばHC成分)が酸化触媒
13によってCO2 に変換されるが、外管15(第2サンプ
ルガスラインB)内を通過する燃焼排ガスGにおいて
は、それに含まれる可燃性未燃物質が変化することはな
い。
【0014】そして、前記プローブ管5の二重管9が位
置する外部には、熱電対16, 17を備えた一次ヒータ18、
二次ヒータ19が巻設されると共に、断熱材20が設けられ
ている。21はプローブ管5を保持するハウジングで、そ
の基部は煙道の内壁に取り付けられており、図示する例
においては、一次ヒータ18までを覆うように二重管9の
先端部の先まで延設されている。
【0015】上述のように構成されたサンプリングプロ
ーブユニット1は、二重管9の下流側が煙道外に導出さ
れており、内管14、外管15にそれぞれ連なるガス導出口
22,23は、図1に示すように、ヒータ24, 25を外周に巻
設してなる連結管26, 27を介して前処理ユニット2に設
けられたガス導入口28, 29にそれぞれ接続されている。
【0016】図4は、前記前処理ユニット2の構成例を
示すもので、この図において、30,31はガス導入口28, 2
9にそれぞれ連なるガス流路で、これらのガス流路30, 3
1は、それぞれ互いに独立して、特定の未燃炭化水素
(この場合、高沸点のHC成分)を分離する分離手段と
しての電子冷却器32に接続されている。33はこの電子冷
却器32に連なる水封トラップで、ガス流路30, 31にそれ
ぞれ連なるドレン流路34, 35の端部が水封されている。
また、36, 37はドレン流路34, 35からそれぞれ分岐した
流路38, 39の端部に設けられ、大気と連なるトラップで
ある。
【0017】40, 41は前記電子冷却器32の下流側に設け
られるガス流路で、第2サンプルガスラインB側のガス
流路41には、前記特定の未燃炭化水素が分離された残り
の可燃性未燃物質を酸化させる酸化手段としてのPtを
用いた酸化触媒42と、この酸化触媒42と加熱配管43を介
して接続される冷却用の電子冷却器44とが設けられてい
る。45はこの電子冷却器44に連なる水封トラップで、ガ
ス流路41に連なるドレン流路46の端部が水封されてい
る。また、47はドレン流路46から分岐した流路48の端部
に設けられ、大気と連なるトラップである。
【0018】また、第1サンプルガスラインAのガス流
路40には、第1サンプルガスラインAと第2サンプルガ
スラインBとにおける容積を互いに等しくするためのバ
ッファ容器49が設けられている。このようにすることに
より、両サンプルガスラインA,B間に生じる時間ズレ
による誤差が小さくなる。
【0019】50は図外のパージガス源に接続されるパー
ジガス導入口で、これに連なるガス流路51には、流量制
御弁52、開閉弁53が設けられると共に、パージガス導出
口54が接続され、さらに、このパージガス導出口54は、
図1に示すように、連結管55を介してサンプリングプロ
ーブユニット1のパージガス導入口56と接続されてい
る。従って、サンプリングプローブユニット1を所定の
パージガスによって適宜パージすることができる。ま
た、57はドレン排出口で、ドレン流路58, 59を介して水
封トラップ33, 45と接続されている。
【0020】上述のように構成された前処理ユニット2
における第1サンプルガスラインA、第2サンプルガス
ラインBの下流側には、それぞれガス導出口60, 61が設
けられており、これらのガス導出口60, 61は、図1に示
すように、ヒータ62, 63を外周に巻設してなる連結管6
4, 65を介して分析ユニット3に設けられたガス導入口6
6, 67にそれぞれ接続されている。
【0021】前記分析ユニット3には、図1に示すよう
に、2つのガス分析計68, 69が設けられている。これら
のガス分析計68, 69はいずれも、1セル1光源タイプの
非分散型流体変調方式に形成してあり、一方のガス分析
計68は、差量ガスの濃度測定を行うのに用いられ、ま
た、他方のガス分析計69は、ベースCO2 の濃度測定を
行うのに用いられる(このガス分析計69を設ける理由に
ついては後述する)。
【0022】図5は、差量ガスの濃度測定を行うガス分
析計68の構成例を示し、この図において、70は例えば赤
外光を発する光源、71はガス導入口72, ガス導出口73を
備えると共に、両端部が赤外光透過性の窓74, 75で閉塞
されたセル、76はコンデンサマイクロフォン型の検出器
で、これらの光源70、セル71および検出器76は、この順
に、光学的直列な関係に配置されている。
【0023】77はガス切替え装置で、第1サンプルガス
ラインAからの燃焼排ガスGおよび第2サンプルガスラ
インBからの燃焼排ガスGを一定周期で切り替えて、セ
ル71に対して交互に供給するものである。このガス切替
え装置77は、例えばロータリバルブよりなり、そのハウ
ジング78内には、矢印方向に回転する切替え弁体79が設
けられると共に、ハウジング78には、2つのガス導入口
80, 81と2つのガス導出口82, 83が開設されている。
【0024】そして、一つのガス導入口80には、ガス導
入口66に連なるガス流路84が接続され、他のガス導入口
81には、前記ガス導入口67に連なるガス流路85が接続さ
れている。また、一つのガス導出口82には、セル71のガ
ス導入口72に連なるガス流路86が接続され、他のガス導
出口83には、ガス分析計69へのガス切替え装置96(後述
する)に連なるガス流路87が接続されている。なお、セ
ル71のガス導出口73は、詳細に図示してないが、ガス流
路87に接続され、ガス切替え装置96によってセル90(後
述する)に再度導入される。
【0025】また、図6は、ベースCO2 の濃度測定を
行うガス分析計69の構成例を示し、この図において、89
は例えば赤外光を発する光源、90はガス導入口91および
ガス導出口92を備えると共に、両端部が赤外光透過性の
窓93, 94で閉塞されたセル、95はコンデンサマイクロフ
ォン型の検出器で、これらの光源89、セル90および検出
器95は、この順に、光学的直列な関係に配置されてい
る。
【0026】96はガス切替え装置で、前記ガス切替え装
置77においてセル71に対して供給されない側のガスおよ
びセル71を通過したガスと比較ガスとしてのエアーとを
一定周期で切替えてセル90に対して交互に供給するもの
である。このガス切替え装置96は、例えばロータリバル
ブよりなり、そのハウジング97内には、矢印方向に回転
する切替え弁体98が設けられると共に、ハウジング97に
は、2つのガス導入口99,100と2つのガス導出口101, 1
02とが開設されている。
【0027】そして、一つのガス導入口99には、前記ガ
ス切替え装置77のガス導出口83およびセル71のガス導出
口73に連なるガス流路87が接続され、他のガス導入口 1
00には、エアー導入口103(図1参照)に連なるガス流
路 104が接続されている。また、一つのガス導出口 101
には、セル90のガス導入口91に連なるガス流路 105が接
続され、他のガス導出口 102は、ガス排出口88に接続さ
れている。なお、セル90のガス導出口92もガス排出口88
に接続されている。
【0028】上述の説明および図5,図6から容易に理
解されるように、差量ガスの濃度測定を行うガス分析計
68とベースCO2 の濃度測定を行うガス分析計69とは、
その構成が全く同一である。そして、上記構成の分析ユ
ニット3によれば、一方のガス分析計68からは差量ガス
の濃度を示す出力信号aが出力され、また、他方のガス
分析計69からはベースCO2 の濃度を示す出力信号bが
出力され、これらは前記演算制御ユニット4に入力され
る。
【0029】ところで、前記差量ガスの濃度を示す出力
信号aは、同一の差量濃度であっても、図7に示すよう
に、ベースCO2 の濃度の影響を受け、ベースCO2
濃度が大きくなるほどその影響を大きく受ける。そこ
で、図8に示すような、ベースCO2 の濃度(%)に対
する補正係数を、前記出力信号aに乗じ、出力信号aを
補正するのである。図9は、ベースCO2 の濃度と前記
補正後の出力信号との関係を示すもので、この図から、
上述のように、ベースCO2 の濃度によって定められる
補正係数を前記出力信号aに乗ずることによって、ベー
スCO2 の影響を受けない正確な差量ガスの濃度が得ら
れることが理解される。
【0030】従って、前記出力信号a,bを演算制御ユ
ニット4に入力することにより、所定の演算が行われ、
演算制御ユニット4からは正しい差量ガスの濃度を表す
信号が出力されるのである。
【0031】次に、上記構成の分析装置の動作について
説明する。煙道内を流れる燃焼排ガスGの一部が図外の
ポンプによって、ガス採取口6からプローブ5内に導入
される。プローブ5内に導入された燃焼排ガスGは、フ
ィルタ7を経てミキシング室8を通過するが、その際、
十分に攪拌混合される。その後、このミキシング室8を
経た燃焼排ガスGは、内管14と外管15とに分かれて導入
される。
【0032】前記内管14に導入された燃焼排ガスGは、
これに含まれるHC成分など可燃性未燃物質が所定の温
度に加熱された酸化触媒13によってCO2 に変換された
後、電子冷却器32を含む第1サンプルガスラインAを経
て分析ユニット3に送られる。一方、前記外管15に導入
された燃焼排ガスGは、電子冷却器32を含む第2サンプ
ルガスラインBを経て分析ユニット3に送られるが、電
子冷却器32を通過する際、可燃性未燃物質のうちのHC
成分が分離された後、残りの可燃性未燃物質が酸化触媒
42によってCO2 に変換された後、分析ユニット3に送
られる。
【0033】そして、第1サンプルガスラインAを経た
燃焼排ガスGと第2サンプルガスラインB経た燃焼排ガ
スGは、分析ユニット3内のガス切替え装置77によって
一定周期で切り替えられて、差量ガスの濃度測定を行う
ガス分析計68のセル71に対して交互に供給される。これ
によって、両サンプルガスラインA,Bを経た燃焼排ガ
スGに含まれるCO2 の濃度差が測定され、その出力信
号aが出力される。
【0034】一方、前記ガス切替え装置77においてセル
71に対して供給されない側のガスおよびセル71を通過し
たガスと比較ガスとしてのエアーは、分析ユニット3内
のガス切替え装置96によって一定周期で切り替えられ
て、ベースCO2 の濃度測定を行うガス分析計69のセル
90に対して交互に供給される。これによって、ベースC
2 の濃度が測定され、その出力信号bが出力される。
【0035】そして、既に説明してあるように、CO2
の差量濃度を表す出力信号aは、ベースCO2 の濃度を
表す出力信号bの影響を受けているから、これらの信号
a,bを演算制御ユニット4に入力することにより、所
定の演算が行われ、演算制御ユニット4からは正しい差
量ガスの濃度を表す信号が出力されるのである。
【0036】上記実施例によれば、煙道に突設されるプ
ローブ管5内にミキシング室8を設けているので、プロ
ーブ管5内に採取された燃焼排ガスGが十分に攪拌混合
され、煙道内を流れる燃焼排ガスGにおけるベースCO
2 の濃度の立ち上がりに急激な変動があっても、この変
動を緩和できるといった利点がある。
【0037】そして、リファレンスラインとして機能す
る第1サンプルガスラインAのガス流路40には、サンプ
ルラインとして機能する第2サンプルガスラインBとの
容積を互いに等しくするためのバッファ容器49を設けて
いるので、両サンプルガスラインA,B間に生じる時間
ズレにより誤差が小さくできるといった利点がある。
【0038】また、ベースとなるCO2 の濃度をも測定
し、この濃度を考慮に入れてCO2 の差量濃度を表す出
力信号aを補正するようにしているので、より正確な濃
度測定が行なえるといった利点がある。
【0039】本発明は、上記実施例に限られるものでな
く、例えばミキシング室8として、内部に複数のフィン
を適宜の間隔をおいて立設したものを用いてもよい。ま
た、電子冷却器32に代えて、ステンレス鋼などの金属か
らなるメッシュ状物、あるいは、アルミナ、グラスウー
ル、モレキュラーシーブ(商品名)などの多孔物質より
なるスクラバーを分離手段として用いてもよい。そし
て、ガス分析計68, 69として、2セル2光源タイプの非
分散型流体変調方式のものや、チョッパを用いて変調す
る方式のものを用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボイラなどから排出される燃焼排ガスを連続的に採取す
ることができるので、燃焼排ガス中に含まれる可燃性の
未燃炭化水素を効率よく連続的に分析することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼排ガス中の未燃炭化水素分析
装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】サンプリングプローブユニットの構成例を示す
断面図である。
【図3】ミキシング室の構成例を示す断面図である。
【図4】前処理ユニットの構成例を示す系統図である。
【図5】差量ガスの濃度測定を行うガス分析計の構成例
を示す図である。
【図6】ベースCO2 の濃度測定を行うガス分析計の構
成例を示す図である。
【図7】差量ガスの濃度測定を行うガス分析計における
ベースCO2 の濃度と差量ガスの濃度との関係を示す図
である。
【図8】ベースCO2 の濃度と補正係数との関係を示す
図である。
【図9】ベースCO2 の濃度と補正後の差量ガスの濃度
との関係を示す図である。
【符号の説明】
13, 42…酸化手段、32…分離手段、68…差量ガス濃度測
定を行うガス分析計、A…第1サンプルガスライン、B
…第2サンプルガスライン、G…燃焼排ガス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貝本 恵司 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 山崎 啓 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 広本 昌彦 広島県呉市宝町6番9号 バブコツク日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 山田 毅 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内 (72)発明者 藤原 雅彦 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼排ガス中に含まれる可燃性未燃物質
    を酸化させる酸化手段を備えた第1サンプルガスライン
    と、前記可燃性未燃物質のうちの特定の未燃炭化水素を
    分離する分離手段および前記特定の未燃炭化水素が分離
    された残りの可燃性未燃物質を酸化させる酸化手段を備
    えた第2サンプルガスラインと、前記両サンプルガスラ
    インの下流側に設けられ、両サンプルガスラインをそれ
    ぞれ経た燃焼排ガスが導入され、差量ガス濃度測定を行
    うガス分析計とから構成されたことを特徴とする燃焼排
    ガス中の未燃炭化水素分析装置。
JP03262837A 1991-09-13 1991-09-13 燃焼排ガス中の未燃炭化水素分析装置 Expired - Fee Related JP3086508B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022190466A1 (ja) * 2021-03-12 2022-09-15 株式会社堀場製作所 元素分析装置、元素分析装置の操作方法及び元素分析装置の動作プログラム

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WO2022190466A1 (ja) * 2021-03-12 2022-09-15 株式会社堀場製作所 元素分析装置、元素分析装置の操作方法及び元素分析装置の動作プログラム

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