JPH0580300U - セルスクレーパー - Google Patents

セルスクレーパー

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JPH0580300U
JPH0580300U JP1078892U JP1078892U JPH0580300U JP H0580300 U JPH0580300 U JP H0580300U JP 1078892 U JP1078892 U JP 1078892U JP 1078892 U JP1078892 U JP 1078892U JP H0580300 U JPH0580300 U JP H0580300U
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兼久 横山
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M33/00Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
    • C12M33/02Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by impregnation, e.g. using swabs or loops

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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ブレード(3)及びその支持体(2)からな
るかきとり部と、それを保持する柄(1)とで構成さ
れ、柄の長軸方向に対して、ブレードの刃わたり方向が
直角をなし、ブレード面が30〜70度の角度で傾斜し
て取り付けられており、且つ取り付け部(4)の突起ま
たは貫通穴を軸心にして、柄の長軸方向に直角な面内で
左右にそれぞれ90度の範囲で回転し得るようにしたセ
ルスクレーパー。 【効果】 かきとり部を回転させることにより、培養フ
ラスコやシャーレの隅々までブレードが届くので、細胞
や組織を効率よく完全にかきとり回収することが出来、
また、操作性に優れ、多数本をコンパクトに収納するこ
とが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、細胞培養及び組織培養の分野において、シャーレ、フラスコ等で培 養した細胞や組織を回収する際に、シャーレやフラスコから細胞や組織を剥離さ せるために使用するセルスクレーパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
細胞や組織をトリプシンを使わずにシャーレ、フラスコ等から剥離させる際、 セルスクレーパーを使用する。簡単なものとしてはガラス棒の先にゴム片を針金 などでゆわえたり、接着するなどした手づくりのものもあるが、ディスポーザブ ルのセルスクレーパーが数社から市販されている。
【0003】 これらディスポーザブルのセルスクレーパーは滅菌済みであり、滅菌袋より取 り出してすぐ使用できるメリットがある。しかし、ディスポーザブルであるため 1本1本滅菌袋に納めなければならなず、また、1つのダンボールケースに大量 のセルスクレーパーを詰めなければならないため、容積をなるべく小さくする必 要があり、形状や構造上の制約がある。そのため、従来市販されているディスポ ーザブルのセルスクレーパーの多くは、例えば図5に示したように、細胞・組織 をかきとるブレード(13)の長手方向の軸とブレードが取り付けられている柄 (11)の軸が同一平面上にある構造をとっている。
【0004】 このような構造では柄を持ってセルスクレーパーのかきとり部をフラスコの口 よりフラスコ内部に挿入し、柄(11)を左右に振り細胞・組織をかきとること になる。このようにして細胞・組織をかきとると、かきとられた細胞や組織はフ ラスコ内の左右に集まることになる。また、ブレード(13)の両面に細胞・組 織が付着することになる。そして、かきとった細胞・組織を回収するには、フラ スコの左右及びブレードの両面に培地等を注入して洗いだし回収しなければなら ない。そのため、多量のサンプルを処理するには効率が悪い。また、シャーレの 場合、柄を持って左右に振りかきとる方式では、柄の弾力のためかきとった細胞 ・組織がシャーレの外に飛び散ることがあり、作業環境の安全衛生上好ましくな い。
【0005】 又、市販のディスポーザブルのセルスクレーパーは、ブレード(かきとり部) と柄が一体構造か、または2つの部分よりなる。材質としては柄、ブレードとも にプラスチック製である。ブレードがプラスチックだと材質として硬いため、か きとる際に細胞や組織に与えるダメージが大きい。又、ブレード部をゴムなどの 柔らかい材質にした場合、その柔らかさのため、ブレードはある程度大きくかつ 厚くしなければ力が伝わらず、細胞・組織をかきとることが出来ない。ブレード を大きく厚くすると、かきとり部をフラスコの口から挿入するのが困難になる。 シャーレの場合でも、シャーレ片縁のかきとりが困難になる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の市販されているディスポーザブルのセルスクレーパーのこの ような問題点を解決するため、種々の検討の結果なされたもので、その目的とす るところは、フラスコやシャーレからの細胞・組織のかきとり、回収を効率良く 、しかも細胞や組織にダメージを与えない、コンパクトなディスポーザブルのセ ルスクレーパーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち本考案は、ブレード及びその支持体からなるかきとり部と、それを保持す る柄とで構成され、ブレードはゴム状弾性体材料からなり、支持体及び柄はプラ スチックからなると共に、前記かきとり部は、ブレードの刃わたり方向が柄の長 軸方向に対して直角をなし、ブレード面が柄の長軸方向に対して30〜70度の 角度で傾斜して、柄の先端部に取り付けられており、且つ、該取り付け部の突起 もしくは貫通穴を軸心にして、柄の長軸方向に直角な面内で左右にそれぞれ90 度の範囲で回転し得ることを特徴とするセルスクレーパーである。
【0008】 以下、図面により本考案を詳細に説明する。図1及び図2は本考案の実施例と なるセルスクレーパーの全体図で、図3は柄の先端部分の構造の例を示し、図4 はブレード及びその支持体の構造の例を示す図である。
【0009】 柄(1)及びブレードの支持体(2)はプラスチックの成形品であり、その材 質はある程度の強度があれば特に指定はないが、例としてABS樹脂、硬質塩化 ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、T PX樹脂などがあげられる。また、ブレード(3)はゴム状弾性体材料からなり 、細胞毒性がなければ特に指定はないが、例としてシリコーンゴム、バイトンゴ ムなどがあげられる。
【0010】 柄(1)は、全体の形状は棒状であり、ブレードの支持体(2)が取り付けら れる側の先端部はテーパー状に細くなっていて、さらにその先端には、支持体( 2)を取り付けるための板状の取り付け部(4)が設けられている。取り付け部 (4)は長さ5〜15mmで、その面は板(1)の長軸方向に対して30〜70度 の角度で傾斜しており、ブレード(3)と支持体(2)からなるかきとり部が、 その角度で取り付けられるようになっている。かきとり部の傾斜角度は30〜7 0度が望ましく、30度より小さいと組織・細胞をかきとる面に対するブレード (3)の角度が足りず、細胞・組織をうまくかきとることが出来ない。また、7 0度より大きいと、ブレード(3)の幅がフラスコの口の直径より大きい場合、 ブレード部をフラスコ内に入れることが困難になってくる。
【0011】 また、培養面積の大きいフラスコでの使用時の操作性をよくするためには、図 2に示したように、柄(1)の先端部と先端から30〜80mmの位置で屈曲させ るとフラスコの四隅へのブレードの到達がさらに容易になる。屈曲の角度は、操 作性の点から15〜30度の範囲とするのが好適である。
【0012】 板状の取り付け部(4)には、図3の(a)〜(c)に示したようにその一方 側または両側に支持体(2)を取り付けるための突起(5)を設けるか、もしく は、図3(d)のように取り付け部(4)を2枚の板で構成し、そこに円形の貫 通穴(6)を設ける。
【0013】 これに対して、支持体(2)の頂部には、図4の(a),(b)(e,fはそ れぞれ対応する側面図)に示したように、頂部を2枚の板で構成し、もしくは図 4(c)(gは対応する側面図)のように1枚の板で構成して、そこに切欠穴( 7)を設けるか、図4(d)(hは対応する側面図)のように頂部を1枚の板で 構成して、その両側に突起(8)を設ける。
【0014】 そして、図3(a)の取り付け部に対しては図4(a),(b)、図3(b) ,(c)に対しては図4(c)、図3(d)に対しては図4(d)の支持体がそ れぞれ組み合わされ、貫通穴もしくは切欠穴に突起を嵌合することによって、柄 (1)の先端取り付け部(4)に支持体(2)を取り付ける。このとき柄(1) と支持体(2)はT字型をなしているが、支持体(2)は取り付け部(4)の突 起(5)または貫通穴(6)を軸心にして、柄の長軸方向に直角な面内で左右に それぞれ90度の範囲で回転することが出来る。両者はプラスチック同志の嵌合 であり、スムーズに回転出来る。
【0015】 支持体(2)にはブレード(3)が固定されるが、その固定の仕方は、図4( e)に示したように支持体に溝(9)を設けてブレード(3)をはめこんでも良 いし、図4(f)のように接着により固定してもよい。また、ピンをはめこんで 固定しても良い。ブレード(3)の厚さは1〜3.5mmが、ゴムとしての柔らかさ の特性を出すうえで適当である。これより厚いとフラスコ内への挿入が困難にな り、また、シャーレやフラスコの片縁部の細胞のかきとりが出来ない。
【0016】 次に、本考案のセルスクレーパーの使用方法について説明する。 製品は滅菌袋に収納されているので、先ず、滅菌袋からセルスクレーパーをと りだす。(以下、無菌的作業により作業を進める。)次に、ブレード(3)及び 支持体(2)よりなるかきとり部を90度回転させる。この時かきとり部は柄( 1)と平行に近くなるため、かきとり部がある程度長くても狭いフラスコの口か らフラスコ内にブレード部を納めることが出来る。その後、ブレード(3)をフ ラスコの培養面に密着させながら柄(1)を手前に引くことを繰り返しながら細 胞をかきとる。ブレード(3)はゴム状弾性体材料で作られていて柔らかく密着 が良いため、1回のブレード(3)の通過で確実に細胞組織を剥離させることが でき、かつ、細胞組織への損傷もない。
【0017】 また、柄(1)の支持体取り付け部(4)に角度がついているので、かきとり 部を左右に回転させ、あるいは柄を左右に傾斜させることによりフラスコの4隅 までブレードの先端が届く。このためフラスコの培養面全体から確実に細胞組織 を剥離させることができる。細胞をかきとり終わったら、培地等でブレード(3 )の手前側についている細胞をフラスコ内に洗い落とした後、かきとり部を最初 フラスコ内に納めたのと同様に、かきとり部を回転させてかきとり部と柄を平行 にし、フラスコの口からかきとり部を引き出す。その後フラスコ内に培地を加え 、かきとられたフラスコ内の細胞をフラスコの外に洗い出し、一連の細胞の回収 作業を終える。
【0018】 本考案によるセルスクレーパーをディスポーザブル製品として市販する場合、 1本1本滅菌袋中に納められる。この場合の滅菌袋中へは、かきとり部を回転さ せかきとり部と柄が平行になるようにして納めるので、セルスクレーパーの占め る体積は最低になり、従来の市販のセルスクレーパーと同等の体積内におさめる ことができ、複数本をダンボールケースに詰めても容積を小さく抑えることがで きる。
【0019】
【考案の効果】
本考案に従うと、細胞や組織にダメージを与えず、効率良くしかもフラスコや シャーレの隅々まで確実に細胞や組織をかきとり回収でき、ダンボールケース中 に複数本納めても容積を小さく抑えることができ、ディスポーザブルのセルスク レーパーとしては好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例となるセルスクレーパーの全
体図で、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示すセルスクレーパーの
全体図で、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図3】本考案のセルスクレーパーの柄の先端部分(取
り付け部)の構造を示す図である。
【図4】本考案のセルスクレーパーのかきとり部(ブレ
ード及び支持体)の構造を示す図で、(a)〜(d)は
正面図、(e)〜(h)はそれぞれに対応する側面図で
ある。
【図5】従来の市販のディスポーザブルのセルスクレー
パーの一例を示す全体図で、(a)は斜視図、(b)は
側面図である。
【符号の説明】
1,11 柄 2 支持体 3,13 ブレード 4 取り付け部 5,8 突起 6 貫通穴 7 切欠穴 9 溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレード及びその支持体からなるかきと
    り部と、それを保持する柄とで構成され、ブレードはゴ
    ム状弾性体材料からなり、支持体及び柄はプラスチック
    からなると共に、前記かきとり部は、ブレードの刃わた
    り方向が柄の長軸方向に対して直角をなし、ブレード面
    が柄の長軸方向に対して30〜70度の角度で傾斜し
    て、柄の先端部に取り付けられており、且つ、該取り付
    け部の突起もしくは貫通穴を軸心にして、柄の長軸方向
    に直角な面内で左右にそれぞれ90度の範囲で回転し得
    ることを特徴とするセルスクレーパー。
  2. 【請求項2】 かきとり部を保持する柄が、先端から3
    0〜80mmの位置で15〜30度の角度で屈曲している
    ことを特徴とする、請求項1記載のセルスクレーパー。
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