JPH058086A - リング状ろう材の製造方法 - Google Patents

リング状ろう材の製造方法

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JPH058086A
JPH058086A JP15702391A JP15702391A JPH058086A JP H058086 A JPH058086 A JP H058086A JP 15702391 A JP15702391 A JP 15702391A JP 15702391 A JP15702391 A JP 15702391A JP H058086 A JPH058086 A JP H058086A
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shaped
shaped brazing
aluminum
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Shoichi Sato
昭一 佐藤
Seiji Tazaki
清司 田崎
Koji Ashida
浩司 芦田
Michio Shiroyama
三智雄 白山
Takeshi Otsubo
武 大坪
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 焼鈍が施されて質別Oとなされた線状ろう材
に、加工度20%以上の冷間引き抜き加工を施す。冷間
引き抜き加工を施したろう材に曲げ加工を施してリング
状に成形する。 【効果】 ろう付のさいの溶融ろうの流動性が良好で、
かつろう付部に欠陥の生じることのないリング状ろう材
を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばアルミニウ
ム製熱交換器やアルミニウム製自動車用吸気マニホルド
を製造するさいの部品どうしのろう付に用いるリング状
ろう材の製造方法に関し、さらに詳しくいえば、たとえ
ば所定長さの筒状端部を有する第1アルミニウム材と、
この筒状端部を差し込む孔を有する第2アルミニウム材
とを、第1アルミニウム材の筒状端部を第2アルミニウ
ム材の孔内に差し込むとともに、筒状端部にリング状ろ
う材を嵌め被せ、置きろう方式により両アルミニウム材
をろう付するのに用いられるリング状ろう材を製造する
方法に関する。
【0002】この明細書において、「アルミニウム」と
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、この種リング状ろう材は、焼鈍が
施されて質別Oとなされた線状ろう材に曲げ加工を施し
てリング状に成形することによって製造されていた。こ
の方法において、素材として、焼鈍が施されて質別Oと
なされた線状ろう材を用いるのは、曲げ加工のさいのス
プリングバックの発生を防止して加工性を高めるためで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法で製造されたリング状ろう材を用いてろう付を行う
と、溶融ろうの流動性が低下し、ろう付性が悪くなって
ろう付部にろう付欠陥が生じるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決したリ
ング状ろう材の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるリング状
ろう材の製造方法は、焼鈍が施されて質別Oとなされた
ろう材に、加工度20%以上の冷間加工を施し、ついで
曲げ加工を施してリング状に成形することを特徴とする
ものである。
【0007】上記において、ろう材に曲げ加工を施して
リング状に成形する前に、加工度20%以上の冷間加工
を施すのは、次の理由による。すなわち、ろう材に曲げ
加工を施してリング状に成形すると、ろう材には数%の
加工が施されることになる。すると、ろう付のさいの加
熱により再結晶粒が粗大化し、その結果溶融したろう材
の流動性が悪化する。ところが、予め加工度20%以上
の冷間加工を施しておくと、その後の曲げ加工による影
響を受けなくなり、ろう付時の再結晶粒の粗大化および
これに起因する溶融ろうの流動性の低下を防止できる。
ところが、冷間加工の加工度が20%未満であると、こ
のような効果は得られない。したがって、冷間加工の加
工度は20%以上に限定すべきである。
【0008】また、リング状ろう材を製造するための素
材となるろう材としては、線状、棒状、板状のものなど
が用いられる。線状および棒状のろう材の場合、たとえ
ば断面減少率が20%以上となる冷間引き抜き加工を施
した後、曲げ加工を施してリング状に成形する。また、
板状ろう材の場合、圧化率が20%以上の冷間圧延加工
を施した後短冊状に切断し、ついで曲げ加工を施したリ
ング状に成形する。
【0009】さらに、この発明の方法によって製造され
たリング状ろう材は、アルミニウム鋳造品どうし、アル
ミニウム展伸材どうし、アルミニウム鋳造品とアルミニ
ウム展伸材とのろう付などに用いられる。
【0010】
【実施例】次に、この発明の実施例を比較例とともに説
明する。
【0011】実施例1 Al−8.5wt%Si合金よりなる断面円形の線状ろう
材に、400℃×1時間の条件で焼鈍処理を施して質別
Oとしておいた。ついで、この線状ろう材に断面減少率
が20%となるように冷間引き抜き加工を施し、直径2
mmとした。その後、この線状ろう材に曲げ加工を施
し、図1に示すように、外径43.4mmのリング状ろ
う材(1) を製造した。
【0012】実施例2 Al−10wt%Si合金よりなる断面円形の線状ろう材
を用いた他は、上記実施例1と同様にしてリング状ろう
材を製造した。
【0013】実施例3 Al−8.5wt%Si合金よりなる板状ろう材に、40
0℃×1時間の条件で焼鈍処理を施して質別Oとしてお
いた。ついで、この板状ろう材に圧下率が20%となる
ように冷間圧延加工を施して厚さ2mmとした。その
後、この板状ろう材を切断して幅4mmの短冊状とし、
さらに短冊状ろう材に曲げ加工を施して、図2に示すよ
うに、外径43.4mmのリング状ろう材(2) を製造し
た。
【0014】実施例4 Al−10wt%Si合金よりなる板状ろう材を用いた他
は、上記実施例3と同様にしてリング状ろう材を製造し
た。
【0015】比較例1 Al−8.5wt%Si合金よりなる断面円形の直径2m
mの線状ろう材に、400℃×1時間の条件で焼鈍処理
を施して質別Oとしておいた。ついで、この線状ろう材
に曲げ加工を施して外径43.4mmのリング状ろう材
を製造した。
【0016】比較例2 Al−10wt%Si合金よりなる線状ろう材を用いた他
は、上記比較例1と同様にしてリング状ろう材を製造し
た。
【0017】比較例3 Al−8.5wt%Si合金よりなる厚さ2mmの板状ろ
う材に、400℃×1時間の条件で焼鈍処理を施して質
別Oとしておいた。ついで、この板状ろう材を切断して
幅4mmのストリップ状とし、さらにストリップ状ろう
材に曲げ加工を施して外径43.4mmのリング状ろう
材を製造した。
【0018】比較例4 Al−10wt%Si合金よりなる板状ろう材を用いた他
は、上記比較例3と同様にしてリング状ろう材を製造し
た。
【0019】評価試験 以下、上記実施例1〜4および比較例1〜4のリング状
ろう材の評価試験について、図3を参照して説明する。
【0020】JIS A6063合金を用いて第1および第
2の2本のアルミニウム押出管(10)(20)をつくり、第1
アルミニウム押出管(10)の端部にそれぞれ段部(11)(12)
を介して2つの拡管部(13)(14)を形成しておいた。つい
で、第2アルミニウム押出管(20)に上記実施例1のリン
グ状ろう材(1) を嵌め被せるとともに、この管(20)の端
部を第1の管(10)の内側の拡管部(13)内に嵌め込んだ。
そして、炉中において、露点−10℃以下、酸素濃度3
000±1000ppmの酸素含有窒素ガス雰囲気中で
595〜600℃で3分間、または610〜615℃で
3分間加熱して両管(10)(20)のろう付を行い、ろう付性
を調べた。
【0021】また、実施例2〜4および比較例1〜4の
リング状ろう材についても、上記と同様なろう付を行
い、ろう付性を調べた。これらの結果を表1にまとめて
示す。
【0022】
【表1】
【0023】上記表1において、○はろう切れのない良
好なフィレットが全周にわたって形成されていることを
表し、△は一部に欠陥が存在するフィレットが全周にわ
たって形成されていることを表し、×は溶融ろうの流動
性が悪く、十分なフィレットが形成されていないことを
表す。
【0024】
【発明の効果】この発明の方法によれば、上述のように
して、ろう付のさいの溶融ろうの流動性が良好で、かつ
ろう付部に欠陥の生じることのないリング状ろう材を製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の方法で製造されたリング
状ろう材の斜視図である。
【図2】この発明の実施例3の方法で製造されたリング
状ろう材の斜視図である。
【図3】この発明の実施例1の方法によって製造された
リング状ろう材の評価試験の方法を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 リング状ろう材 2 リング状ろう材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白山 三智雄 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 大坪 武 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 焼鈍が施されて質別Oとなされたろう材
    に、加工度20%以上の冷間加工を施し、ついで曲げ加
    工を施してリング状に成形することを特徴とするリング
    状ろう材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092983A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Toshiba Carrier Corp 熱交換器の製造方法、熱交換器、ヒートポンプ式給湯装置
CN107617829A (zh) * 2017-10-31 2018-01-23 珠海格力电器股份有限公司 一种钎焊环及钎焊系统
WO2022137761A1 (ja) * 2020-12-23 2022-06-30 第一稀元素化学工業株式会社 フラックスコアードリング

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02247363A (ja) * 1989-03-20 1990-10-03 Furukawa Alum Co Ltd 成形用アルミニウム合金材の製造方法

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