JPH0580921A - 表示一体型タブレツト装置 - Google Patents
表示一体型タブレツト装置Info
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- JPH0580921A JPH0580921A JP24324591A JP24324591A JPH0580921A JP H0580921 A JPH0580921 A JP H0580921A JP 24324591 A JP24324591 A JP 24324591A JP 24324591 A JP24324591 A JP 24324591A JP H0580921 A JPH0580921 A JP H0580921A
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- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出ペン8に乗るノイズによる誤動作を防止
できる表示一体型タブレット装置を提供する。また、座
標検出期間の設定に伴う画質低下と消費電力増大を抑え
る。 【構成】 モード検出回路23は、表示期間中に画像表
示用電圧の極性反転によって検出ペン8に誘起された静
電誘導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧と予め設定さ
れた基準電圧とを比較する。上記静電誘導電圧が上記基
準電圧よりも大きいとき座標検出を行うべき検出モード
と判定する一方、上記静電誘導電圧が上記基準電圧より
も小さいとき座標検出を行わない非検出モードと判定し
て、判定結果を表すモード信号を出力する。座標出力選
別回路13は、上記モード信号が検出モードを表すとき
座標をそのまま出力する一方、上記モード信号が非検出
モードを表すとき座標の出力を停止する。
できる表示一体型タブレット装置を提供する。また、座
標検出期間の設定に伴う画質低下と消費電力増大を抑え
る。 【構成】 モード検出回路23は、表示期間中に画像表
示用電圧の極性反転によって検出ペン8に誘起された静
電誘導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧と予め設定さ
れた基準電圧とを比較する。上記静電誘導電圧が上記基
準電圧よりも大きいとき座標検出を行うべき検出モード
と判定する一方、上記静電誘導電圧が上記基準電圧より
も小さいとき座標検出を行わない非検出モードと判定し
て、判定結果を表すモード信号を出力する。座標出力選
別回路13は、上記モード信号が検出モードを表すとき
座標をそのまま出力する一方、上記モード信号が非検出
モードを表すとき座標の出力を停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサなどに使用される表示一体型タ
ブレット装置に関する。
ータやワードプロセッサなどに使用される表示一体型タ
ブレット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字や図形をコンピュータやワー
ドプロセッサなどに入力する手段として、例えば、液晶
ディスプレーと静電誘導型タブレットを組み合わせて、
静電誘導型タブレットへの入力文字や図形が、我々が紙
に筆記用具で書いた感覚で入力され、液晶ディスプレー
に表示されるようにしたものが実用化されている。しか
し、この静電誘導型タブレットは、電極のある部分とな
い部分とでは反射率や透過率が異なるため、表示画面上
で格子状に電極が見え、液晶表示の質を落とす原因とな
っている。そこで、本発明者は、このような欠点をなく
したタブレットとして、最近、図15に示すような表示
一体型タブレット装置を提案した(特願平3−0467
51号)。この表示一体型タブレット装置は、液晶表示
の表示電極が座標検出電極を兼ねたもので、図16に示
すように1フレーム内において座標検出と表示を時分割
で行うようにしたものである。図15において、液晶パ
ネル1は互いに交差する方向に配列したコモン電極Y
(Y1〜Yn)とセグメント電極X(X1〜Xm)との間に液晶
層を介在させて構成されており、各コモン電極Yとセグ
メント電極Xが交差する部分の液晶層が各画素となって
いる。つまり、ここではn×mドットの画素がマトリク
ス状に配列されていることになる。この表示一体型タブ
レットは、上述の液晶ディスプレー上にタブレットを置
いたものに比べて、格子状の電極パターンがなくなり見
易くなるといった利点のほかに、電極やドライブ回路を
兼用しているためコストダウンや小型軽量化が容易にな
るといった利点がある。上記コモン電極Yを駆動するた
めのコモン駆動回路2と、上記セグメント電極Xを駆動
するためのセグメント駆動回路3は、切り替え回路4を
介して表示制御回路5と位置検出制御回路6に接続され
ている。この切り替え回路4は制御回路7により制御さ
れ、表示期間には表示制御回路5からの出力を駆動回路
2,3に出力し、座標検出期間には位置検出制御回路6
からの出力を駆動回路2,3に出力する。
ドプロセッサなどに入力する手段として、例えば、液晶
ディスプレーと静電誘導型タブレットを組み合わせて、
静電誘導型タブレットへの入力文字や図形が、我々が紙
に筆記用具で書いた感覚で入力され、液晶ディスプレー
に表示されるようにしたものが実用化されている。しか
し、この静電誘導型タブレットは、電極のある部分とな
い部分とでは反射率や透過率が異なるため、表示画面上
で格子状に電極が見え、液晶表示の質を落とす原因とな
っている。そこで、本発明者は、このような欠点をなく
したタブレットとして、最近、図15に示すような表示
一体型タブレット装置を提案した(特願平3−0467
51号)。この表示一体型タブレット装置は、液晶表示
の表示電極が座標検出電極を兼ねたもので、図16に示
すように1フレーム内において座標検出と表示を時分割
で行うようにしたものである。図15において、液晶パ
ネル1は互いに交差する方向に配列したコモン電極Y
(Y1〜Yn)とセグメント電極X(X1〜Xm)との間に液晶
層を介在させて構成されており、各コモン電極Yとセグ
メント電極Xが交差する部分の液晶層が各画素となって
いる。つまり、ここではn×mドットの画素がマトリク
ス状に配列されていることになる。この表示一体型タブ
レットは、上述の液晶ディスプレー上にタブレットを置
いたものに比べて、格子状の電極パターンがなくなり見
易くなるといった利点のほかに、電極やドライブ回路を
兼用しているためコストダウンや小型軽量化が容易にな
るといった利点がある。上記コモン電極Yを駆動するた
めのコモン駆動回路2と、上記セグメント電極Xを駆動
するためのセグメント駆動回路3は、切り替え回路4を
介して表示制御回路5と位置検出制御回路6に接続され
ている。この切り替え回路4は制御回路7により制御さ
れ、表示期間には表示制御回路5からの出力を駆動回路
2,3に出力し、座標検出期間には位置検出制御回路6
からの出力を駆動回路2,3に出力する。
【0003】表示期間には、上記表示制御回路5が、出
力端子SからシフトデータSを、出力端子FRから反転
信号FRを、クロック出力端子CP1からクロックCP
1を、クロック出力端子CP2からクロックCP2を、
データ出力端子D0〜D3から表示データD0〜D3を
それぞれ出力する。クロックCP1は1行分の画素を走
査する走査期間を周期とするクロックであり、切り替え
回路4の出力端子CP10からコモン駆動回路2のクロ
ック入力端子CKとセグメント駆動回路3のラッチパル
ス入力端子LPに入力される。また、シフトデータS
は、各コモン電極Yを指定するためのパルス信号であ
り、切り替え回路4の出力端子S0から出力され、コモ
ン駆動回路2のシフトデータ入力端子D101より上記
クロックCP1と同期して入力される。上記シフトデー
タSのシフトに応じて、そのシフト位置に対応するコモ
ン駆動回路2の出力端子01〜nからコモン電極Yに駆
動信号が出力される。この駆動信号は直流電源回路12
から供給されるバイアスV0〜V5に基づいて生成され
る。クロックCP2は1列分の画素を走査する走査期間
を数分割した期間を周期とするクロックであり、切り替
え回路4の出力端子CP20から出力され、セグメント
駆動回路3のクロック入力端子XCKに入力される。表
示データD0〜D3は切り替え回路4の出力端子Dout
から出力されセグメント駆動回路3の入力端子D0〜D
3に入力され、セグメント駆動回路3内のレジスタに順
次取り込まれる。そして、1行分の画素に対応する表示
データが取り込まれると、上記ラッチパルス入力端子L
Pに入力されるクロックCP1のタイミングでこれらの
表示データがラッチされ、各表示データに対応する駆動
信号がセグメント駆動回路3の出力端子01〜mからセ
グメント電極Xに出力される。この駆動信号も直流電源
回路12から供給されるバイアスV0〜V5に基づいて
作成される。なお、反転信号FRは液晶に印加する電圧
の極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による劣化
を防止するための信号である。上記コモン駆動回路2お
よびセグメント駆動回路3の動作によって、液晶パネル
1の画素はその行順序に従って駆動され、表示データに
対応する画像が液晶パネル1に表示される。
力端子SからシフトデータSを、出力端子FRから反転
信号FRを、クロック出力端子CP1からクロックCP
1を、クロック出力端子CP2からクロックCP2を、
データ出力端子D0〜D3から表示データD0〜D3を
それぞれ出力する。クロックCP1は1行分の画素を走
査する走査期間を周期とするクロックであり、切り替え
回路4の出力端子CP10からコモン駆動回路2のクロ
ック入力端子CKとセグメント駆動回路3のラッチパル
ス入力端子LPに入力される。また、シフトデータS
は、各コモン電極Yを指定するためのパルス信号であ
り、切り替え回路4の出力端子S0から出力され、コモ
ン駆動回路2のシフトデータ入力端子D101より上記
クロックCP1と同期して入力される。上記シフトデー
タSのシフトに応じて、そのシフト位置に対応するコモ
ン駆動回路2の出力端子01〜nからコモン電極Yに駆
動信号が出力される。この駆動信号は直流電源回路12
から供給されるバイアスV0〜V5に基づいて生成され
る。クロックCP2は1列分の画素を走査する走査期間
を数分割した期間を周期とするクロックであり、切り替
え回路4の出力端子CP20から出力され、セグメント
駆動回路3のクロック入力端子XCKに入力される。表
示データD0〜D3は切り替え回路4の出力端子Dout
から出力されセグメント駆動回路3の入力端子D0〜D
3に入力され、セグメント駆動回路3内のレジスタに順
次取り込まれる。そして、1行分の画素に対応する表示
データが取り込まれると、上記ラッチパルス入力端子L
Pに入力されるクロックCP1のタイミングでこれらの
表示データがラッチされ、各表示データに対応する駆動
信号がセグメント駆動回路3の出力端子01〜mからセ
グメント電極Xに出力される。この駆動信号も直流電源
回路12から供給されるバイアスV0〜V5に基づいて
作成される。なお、反転信号FRは液晶に印加する電圧
の極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による劣化
を防止するための信号である。上記コモン駆動回路2お
よびセグメント駆動回路3の動作によって、液晶パネル
1の画素はその行順序に従って駆動され、表示データに
対応する画像が液晶パネル1に表示される。
【0004】一方、座標検出期間には、位置検出制御回
路6が、出力端子SdからシフトデータSdを、出力端子
FRdから反転信号FRdを、クロック出力端子CP1d
からクロックCP1dを、クロック出力端子CP2dから
クロックCP2dを、データ出力端子D0〜D3から駆
動データD0d〜D3dをそれぞれ出力する。クロックC
P1dは1行分のコモン電極を走査する走査期間を周期
とするクロックであり、切り替え回路4の出力端子CP
10からコモン駆動回路2のクロック入力端子CKとセ
グメント駆動回路3のラッチパルス入力端子LPに入力
される。また、シフトデータSdは、各コモン電極Yを
指定するためのパルス信号であり、切り替え回路4の出
力端子S0から出力され、コモン駆動回路2のシフトデ
ータ入力端子D101より上記クロックCP1dと同期
して入力される。上記シフトデータSdのシフトに応じ
て、そのシフト位置に対応するコモン駆動回路2の出力
端子01〜nからコモン電極Yに駆動信号が出力され
る。この駆動信号は直流電源回路12から供給されるバ
イアスV0〜V5に基づいて生成される。クロックCP
2dは1列分のセグメント電極Xを走査する走査期間を
周期とするクロックであり、切り替え回路4の出力端子
CP20から出力され、セグメント駆動回路3のクロッ
ク入力端子XCKに入力される。駆動データD0〜D3
は切り替え回路4の出力端子Doutから出力されセグメ
ント駆動回路3の入力端子D0〜D3に入力され、セグ
メント駆動回路3内のレジスタに順次取り込まれる。そ
して、1行分のセグメント電極Xに対応する駆動データ
が取り込まれると、上記ラッチパルス入力端子LPに入
力されるクロックCP1dのタイミングでこれらの駆動
データがラッチされ、各駆動データに対応する駆動信号
がセグメント駆動回路3の出力端子01〜mからセグメ
ント電極Xに出力される。この駆動信号も直流電源回路
12から供給されるバイアスV0〜V5に基づいて作成
される。なお、反転信号FRdは液晶に印加する電圧の
極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による劣化を
防止するための信号であるが、座標検出期間中は反転し
ない。
路6が、出力端子SdからシフトデータSdを、出力端子
FRdから反転信号FRdを、クロック出力端子CP1d
からクロックCP1dを、クロック出力端子CP2dから
クロックCP2dを、データ出力端子D0〜D3から駆
動データD0d〜D3dをそれぞれ出力する。クロックC
P1dは1行分のコモン電極を走査する走査期間を周期
とするクロックであり、切り替え回路4の出力端子CP
10からコモン駆動回路2のクロック入力端子CKとセ
グメント駆動回路3のラッチパルス入力端子LPに入力
される。また、シフトデータSdは、各コモン電極Yを
指定するためのパルス信号であり、切り替え回路4の出
力端子S0から出力され、コモン駆動回路2のシフトデ
ータ入力端子D101より上記クロックCP1dと同期
して入力される。上記シフトデータSdのシフトに応じ
て、そのシフト位置に対応するコモン駆動回路2の出力
端子01〜nからコモン電極Yに駆動信号が出力され
る。この駆動信号は直流電源回路12から供給されるバ
イアスV0〜V5に基づいて生成される。クロックCP
2dは1列分のセグメント電極Xを走査する走査期間を
周期とするクロックであり、切り替え回路4の出力端子
CP20から出力され、セグメント駆動回路3のクロッ
ク入力端子XCKに入力される。駆動データD0〜D3
は切り替え回路4の出力端子Doutから出力されセグメ
ント駆動回路3の入力端子D0〜D3に入力され、セグ
メント駆動回路3内のレジスタに順次取り込まれる。そ
して、1行分のセグメント電極Xに対応する駆動データ
が取り込まれると、上記ラッチパルス入力端子LPに入
力されるクロックCP1dのタイミングでこれらの駆動
データがラッチされ、各駆動データに対応する駆動信号
がセグメント駆動回路3の出力端子01〜mからセグメ
ント電極Xに出力される。この駆動信号も直流電源回路
12から供給されるバイアスV0〜V5に基づいて作成
される。なお、反転信号FRdは液晶に印加する電圧の
極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による劣化を
防止するための信号であるが、座標検出期間中は反転し
ない。
【0005】図17は上記表示一体型タブレットの座標
検出期間における駆動タイミングを示す図である。座標
検出期間はX座標検出期間とそれに続くY座標検出期間
に分かれており、X座標検出期間にはセグメント電極X
に、Y座標検出期間にはコモン電極Yに、それぞれ順
次、パルス電圧信号を印加する。上記パルス電圧信号の
印加により、電極X,Yと位置検出ペン(以下、検出ペン
という)8との間の浮遊容量によって検出ペン8に静電
誘導電圧が誘起される。この検出ペン8の誘起電圧は演
算増幅器(以下「オペアンプ」という。)9で増幅され、X
座標検出回路10およびY座標検出回路11に入力され
る。このX座標検出回路10とY座標検出回路11は上
記アンプ9からの出力信号と制御回路7からのタイミン
グ信号とに基づいて、上記誘起電圧が最高値になる迄の
時間を検出することにより、それぞれ上記検出ペン8の
指示する位置のX座標とY座標を検出する。なお、座標
検出期間の長さを短縮するために、座標検出走査は表示
走査よりも高速に行なわれている。
検出期間における駆動タイミングを示す図である。座標
検出期間はX座標検出期間とそれに続くY座標検出期間
に分かれており、X座標検出期間にはセグメント電極X
に、Y座標検出期間にはコモン電極Yに、それぞれ順
次、パルス電圧信号を印加する。上記パルス電圧信号の
印加により、電極X,Yと位置検出ペン(以下、検出ペン
という)8との間の浮遊容量によって検出ペン8に静電
誘導電圧が誘起される。この検出ペン8の誘起電圧は演
算増幅器(以下「オペアンプ」という。)9で増幅され、X
座標検出回路10およびY座標検出回路11に入力され
る。このX座標検出回路10とY座標検出回路11は上
記アンプ9からの出力信号と制御回路7からのタイミン
グ信号とに基づいて、上記誘起電圧が最高値になる迄の
時間を検出することにより、それぞれ上記検出ペン8の
指示する位置のX座標とY座標を検出する。なお、座標
検出期間の長さを短縮するために、座標検出走査は表示
走査よりも高速に行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記表
示一体型タブレット装置は、次のような問題がある。第
1に、検出ペン8に衣類などからのノイズが乗って、誤
動作が起こるという問題がある。化学繊維で加工された
衣類、椅子に張られた布、種類の異なる繊維で加工され
た下着などは摩擦によって高電圧に帯電していることが
多く、検出ペン8が接触した場合、この電圧がノイズと
なる。また、衣類などが帯電していない場合であって
も、検出ペン8と接触することによって摩擦による帯電
が生じ、ノイズとなる。さらに、操作中の表示一体型タ
ブレット装置の周辺に置かれた機器から検出ペン8にノ
イズが乗ることもある。このようにノイズが検出ペン8
に乗った場合、誤った座標が検出される。特に、誤って
検出された座標がいわゆるメニュー選択位置である場
合、操作者の意図しないメニューが選択され、操作者が
大いに戸惑うことになる。第2に、座標検出走査に伴っ
て、表示画質が低下したり、消費電力が増大したりする
という問題がある。上記表示一体型タブレット装置は、
表示期間と座標検出期間とを設定しているため、1画面
の表示期間が表示専用液晶表示パネルの表示期間と同じ
長さである場合、そのままではフレーム周波数が低くな
る。このため、液晶表示パネルが反射光型であるとき
は、室内を照明している蛍光灯の残光特性や、蛍光灯の
電源周波数と液晶表示パネルのフレーム周波数との兼合
いによって、フリッカーが出ることがある(画質低下)。
また、座標検出走査は表示走査よりも高速に行なわれて
いるため消費電力が多いのであるが、上記表示一体型タ
ブレット装置は表示期間に続いて必ず座標検出期間を設
けているため、消費電力が無視できない程度に増大す
る。
示一体型タブレット装置は、次のような問題がある。第
1に、検出ペン8に衣類などからのノイズが乗って、誤
動作が起こるという問題がある。化学繊維で加工された
衣類、椅子に張られた布、種類の異なる繊維で加工され
た下着などは摩擦によって高電圧に帯電していることが
多く、検出ペン8が接触した場合、この電圧がノイズと
なる。また、衣類などが帯電していない場合であって
も、検出ペン8と接触することによって摩擦による帯電
が生じ、ノイズとなる。さらに、操作中の表示一体型タ
ブレット装置の周辺に置かれた機器から検出ペン8にノ
イズが乗ることもある。このようにノイズが検出ペン8
に乗った場合、誤った座標が検出される。特に、誤って
検出された座標がいわゆるメニュー選択位置である場
合、操作者の意図しないメニューが選択され、操作者が
大いに戸惑うことになる。第2に、座標検出走査に伴っ
て、表示画質が低下したり、消費電力が増大したりする
という問題がある。上記表示一体型タブレット装置は、
表示期間と座標検出期間とを設定しているため、1画面
の表示期間が表示専用液晶表示パネルの表示期間と同じ
長さである場合、そのままではフレーム周波数が低くな
る。このため、液晶表示パネルが反射光型であるとき
は、室内を照明している蛍光灯の残光特性や、蛍光灯の
電源周波数と液晶表示パネルのフレーム周波数との兼合
いによって、フリッカーが出ることがある(画質低下)。
また、座標検出走査は表示走査よりも高速に行なわれて
いるため消費電力が多いのであるが、上記表示一体型タ
ブレット装置は表示期間に続いて必ず座標検出期間を設
けているため、消費電力が無視できない程度に増大す
る。
【0007】そこで、この発明の目的は、検出ペンのノ
イズに起因する誤動作を防止でき、また、座標検出走査
に伴う画質低下や消費電力増大を問題ないレベルに抑制
できる表示一体型タブレット装置を提供することにあ
る。
イズに起因する誤動作を防止でき、また、座標検出走査
に伴う画質低下や消費電力増大を問題ないレベルに抑制
できる表示一体型タブレット装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、この発明の表示一体型タブレット装置は、
液晶を挟むセグメント電極群とコモン電極群とを有する
液晶表示パネルと、表示期間と座標検出期間とを時分割
で設定することができ、上記表示期間には上記両電極群
に画像表示用電圧を順次印加すると共に交流化信号の極
性が反転するタイミングで上記画像表示用電圧の極性を
周期的に反転させる一方、上記座標検出期間には上記両
電極群に座標検出用電圧を順次印加する制御駆動回路
と、上記液晶表示パネル面で上記両電極群のうち指示し
た電極と容量結合して静電誘導電圧を誘起できる検出ペ
ンと、上記座標検出期間に上記座標検出用電圧によって
上記検出ペンに誘起された静電誘導電圧を受けて、受け
た静電誘導電圧に基づいて上記検出ペンが指示した座標
を検出して出力する座標検出回路を備えた表示一体型タ
ブレット装置であって、上記表示期間中に上記画像表示
用電圧の極性反転によって上記検出ペンに誘起された静
電誘導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧と予め設定さ
れた基準電圧とを比較して、上記静電誘導電圧が上記基
準電圧よりも大きいとき座標検出を行うべき検出モード
と判定する一方、上記静電誘導電圧が上記基準電圧より
も小さいとき座標検出を行わない非検出モードと判定
し、判定結果を表すモード信号を出力するモード検出回
路と、上記座標検出回路が出力する座標と上記モード検
出回路が出力するモード信号を受けて、上記モード信号
が検出モードを表すとき上記座標をそのまま出力する一
方、上記モード信号が非検出モードを表すとき上記座標
の出力を停止する座標出力選別回路を備えたことを特徴
としている。
成するため、この発明の表示一体型タブレット装置は、
液晶を挟むセグメント電極群とコモン電極群とを有する
液晶表示パネルと、表示期間と座標検出期間とを時分割
で設定することができ、上記表示期間には上記両電極群
に画像表示用電圧を順次印加すると共に交流化信号の極
性が反転するタイミングで上記画像表示用電圧の極性を
周期的に反転させる一方、上記座標検出期間には上記両
電極群に座標検出用電圧を順次印加する制御駆動回路
と、上記液晶表示パネル面で上記両電極群のうち指示し
た電極と容量結合して静電誘導電圧を誘起できる検出ペ
ンと、上記座標検出期間に上記座標検出用電圧によって
上記検出ペンに誘起された静電誘導電圧を受けて、受け
た静電誘導電圧に基づいて上記検出ペンが指示した座標
を検出して出力する座標検出回路を備えた表示一体型タ
ブレット装置であって、上記表示期間中に上記画像表示
用電圧の極性反転によって上記検出ペンに誘起された静
電誘導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧と予め設定さ
れた基準電圧とを比較して、上記静電誘導電圧が上記基
準電圧よりも大きいとき座標検出を行うべき検出モード
と判定する一方、上記静電誘導電圧が上記基準電圧より
も小さいとき座標検出を行わない非検出モードと判定
し、判定結果を表すモード信号を出力するモード検出回
路と、上記座標検出回路が出力する座標と上記モード検
出回路が出力するモード信号を受けて、上記モード信号
が検出モードを表すとき上記座標をそのまま出力する一
方、上記モード信号が非検出モードを表すとき上記座標
の出力を停止する座標出力選別回路を備えたことを特徴
としている。
【0009】また、上記モード検出回路は、上記静電誘
導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧の波高値に比例し
た直流電圧を作成するピーク検出器を有するのが望まし
い。
導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧の波高値に比例し
た直流電圧を作成するピーク検出器を有するのが望まし
い。
【0010】また、上記検出ペンに誘起された静電誘導
電圧を増幅する増幅回路を備え、上記座標検出回路とモ
ード検出回路は、この増幅回路によって増幅された静電
誘導電圧を分岐して受けるのが望ましい。
電圧を増幅する増幅回路を備え、上記座標検出回路とモ
ード検出回路は、この増幅回路によって増幅された静電
誘導電圧を分岐して受けるのが望ましい。
【0011】また、上記ピーク検出器は、受けた静電誘
導電圧に含まれる直流分を除去するフィルタ回路を有す
るのが望ましい。
導電圧に含まれる直流分を除去するフィルタ回路を有す
るのが望ましい。
【0012】また、上記フィルタ回路は、上記交流化信
号の基本周波数を通過帯とするバンドパスフィルタであ
るのが望ましい。
号の基本周波数を通過帯とするバンドパスフィルタであ
るのが望ましい。
【0013】また、上記フィルタ回路は、上記検出ペン
の電極先端部を覆う誘電体を用いて構成されるコンデン
サを含むのが望ましい。
の電極先端部を覆う誘電体を用いて構成されるコンデン
サを含むのが望ましい。
【0014】また、上記ピーク検出器は、上記交流化信
号の極性が反転するタイミングと同期し、上記静電誘導
電圧が立ち上がっている期間内に上記静電誘導電圧を積
分して、上記直流電圧を作成するのが望ましい。
号の極性が反転するタイミングと同期し、上記静電誘導
電圧が立ち上がっている期間内に上記静電誘導電圧を積
分して、上記直流電圧を作成するのが望ましい。
【0015】また、上記モード検出回路は、検出モード
から非検出モードへ移行する判定を行う場合、上記ピー
ク検出器の出力電圧が上記基準電圧を一旦下回った後、
所定期間経過後に尚下回っているときに限り、非検出モ
ードへ移行すべき判定結果を表すモード信号を出力する
のが望ましい。
から非検出モードへ移行する判定を行う場合、上記ピー
ク検出器の出力電圧が上記基準電圧を一旦下回った後、
所定期間経過後に尚下回っているときに限り、非検出モ
ードへ移行すべき判定結果を表すモード信号を出力する
のが望ましい。
【0016】また、上記基準電圧の値は複数設けられ、
非検出モードから検出モードへ移行する場合よりも検出
モードから非検出モードへ移行する場合の方が高い値に
設定されているのが望ましい。
非検出モードから検出モードへ移行する場合よりも検出
モードから非検出モードへ移行する場合の方が高い値に
設定されているのが望ましい。
【0017】また、上記制御駆動回路は、上記モード検
出回路が出力するモード信号を受けて、上記モード信号
が検出モードを表すとき上記表示期間と座標検出期間と
の両方を時分割で設定する一方、上記モード信号が非検
出モードを表すとき上記表示期間のみの設定を行う手段
を有するのが望ましい。
出回路が出力するモード信号を受けて、上記モード信号
が検出モードを表すとき上記表示期間と座標検出期間と
の両方を時分割で設定する一方、上記モード信号が非検
出モードを表すとき上記表示期間のみの設定を行う手段
を有するのが望ましい。
【0018】また、上記制御駆動回路は、検出モードの
ときに設定する表示期間と非検出モードのときに設定す
る表示期間とで、画像データ転送速度を同一に制御する
手段を有するのが望ましい。
ときに設定する表示期間と非検出モードのときに設定す
る表示期間とで、画像データ転送速度を同一に制御する
手段を有するのが望ましい。
【0019】また、上記制御駆動回路は、検出モードと
非検出モードでのフレーム周波数が略同一となるよう
に、非検出モードのときの表示期間よりも検出モードの
ときの表示期間に、画像データを高速に転送する手段を
有するのが望ましい。している。
非検出モードでのフレーム周波数が略同一となるよう
に、非検出モードのときの表示期間よりも検出モードの
ときの表示期間に、画像データを高速に転送する手段を
有するのが望ましい。している。
【0020】この発明は本発明者による次の考察,解析
により創出された。
により創出された。
【0021】本発明者は、タブレット機能を有する装置
が実際にどのように使用されているかを調査した。調査
によると、実際にはキーボードなどの入力手段を併用し
ている場合が多く、装置の全点灯時間(全使用時間)内
で、タブレットを入力手段としている時間は少ない。し
かも、タブレットを入力手段としている時間内でも、操
作者の思考判断時間、装置の処理時間待ち、端末機との
情報の授受、操作者の操作待ち、操作者への電話、訪問
者の割り込みによる業務などにより、検出ペンが入力面
(ここでは液晶表示パネル面。以下、単に「パネル面」と
いう。)から離れている時間のほうが長く、検出ペンを
パネル面に接近させている時間は装置の全使用時間の1
割に満たない。したがって、検出ペンがパネル面に接近
しているときのみ座標検出期間を設定し、検出ペンがパ
ネル面から離間しているときは表示期間だけを設定する
ようにすれば、実際上、画質低下を改善でき、消費電力
増大を抑えることができる。また、検出ペンがパネル面
に接近している時の検出座標のみを有効とし、検出ペン
が検出ペンがパネル面から離間しているときは検出座標
を無効とすれば、衣類などのノイズに起因する誤動作を
防止できる。
が実際にどのように使用されているかを調査した。調査
によると、実際にはキーボードなどの入力手段を併用し
ている場合が多く、装置の全点灯時間(全使用時間)内
で、タブレットを入力手段としている時間は少ない。し
かも、タブレットを入力手段としている時間内でも、操
作者の思考判断時間、装置の処理時間待ち、端末機との
情報の授受、操作者の操作待ち、操作者への電話、訪問
者の割り込みによる業務などにより、検出ペンが入力面
(ここでは液晶表示パネル面。以下、単に「パネル面」と
いう。)から離れている時間のほうが長く、検出ペンを
パネル面に接近させている時間は装置の全使用時間の1
割に満たない。したがって、検出ペンがパネル面に接近
しているときのみ座標検出期間を設定し、検出ペンがパ
ネル面から離間しているときは表示期間だけを設定する
ようにすれば、実際上、画質低下を改善でき、消費電力
増大を抑えることができる。また、検出ペンがパネル面
に接近している時の検出座標のみを有効とし、検出ペン
が検出ペンがパネル面から離間しているときは検出座標
を無効とすれば、衣類などのノイズに起因する誤動作を
防止できる。
【0022】ここで、検出ペンがパネル面に接近してい
るか否か、すなわち座標検出をすべき状態にあるか否か
を如何にして判断するかが問題となる。
るか否か、すなわち座標検出をすべき状態にあるか否か
を如何にして判断するかが問題となる。
【0023】一般に、検出ペンの側面に操作者が操作す
べきモードスイッチを設けたり、検出ペンの先端に軽く
押したときに反応するマイクロスイッチを設けたりする
方法が知られている。しかし、検出ペン側面のモードス
イッチによる方法は、操作が煩わしく、操作者の立場を
無視した方法である。また、検出ペン先端のマイクロス
イッチによる方法は、検知開始がやや遅れるため、高速
で文字入力した場合、ストロークの短い部首が多い文字
(例えば、「点」のような文字)のときは特徴抽出が難し
く、誤認識することがある。しかも、検出ペンを入力予
定点に接触させないである程度近づけて、例えば「+」マ
ークのカーソルをその入力予定点に表示するということ
ができない。マイクロスイッチはパネル面に接触しない
と働かないからである。
べきモードスイッチを設けたり、検出ペンの先端に軽く
押したときに反応するマイクロスイッチを設けたりする
方法が知られている。しかし、検出ペン側面のモードス
イッチによる方法は、操作が煩わしく、操作者の立場を
無視した方法である。また、検出ペン先端のマイクロス
イッチによる方法は、検知開始がやや遅れるため、高速
で文字入力した場合、ストロークの短い部首が多い文字
(例えば、「点」のような文字)のときは特徴抽出が難し
く、誤認識することがある。しかも、検出ペンを入力予
定点に接触させないである程度近づけて、例えば「+」マ
ークのカーソルをその入力予定点に表示するということ
ができない。マイクロスイッチはパネル面に接触しない
と働かないからである。
【0024】このような状況の下、本発明者は、液晶の
電極間電圧を反転させる交流化信号によって、検出ペン
にスパイク状の静電誘導電圧が誘起されることに着目し
た。この様子を図を用いて詳細に説明する。図12は図
15に示した表示一体型タブレット装置の駆動タイミン
グを示している。液晶の電極間電圧の平均値が0となる
ように、1フレームの表示を行う間に交流化信号(反転
信号)FRは数十回反転している。反転信号FRがロー
レベルの場合のコモン電極Y,セグメント電極Xに対す
る選択電圧はそれぞれV0,V5であり、図12中に「オ
ン」と記している。一方、反転信号FRがハイレベルの
場合のコモン電極Y,セグメント電極Xに対する選択電
圧はそれぞれV5,V0であり、図12中に同様に「オン」
と記している。交差するコモン電極Y,セグメント電極
Xが共に「オン」の画素においてのみ表示が行なわれ、コ
モン電極Y,セグメント電極Xのうち一方または両方が
「オン」でない画素においては表示が行なわれない。すな
わち、両電極Y,X間の電圧の絶対値が│V5−V0│で
ある画素においてのみ表示が行なわれ、かつ両電極Y,
X間の電圧極性は反転信号FRによって決定されてい
る。この例では、反転信号FRは時刻t0,t3,t6で極性反
転しており、この時刻に全コモン電極Y,セグメント電
極Xの電圧が同時に変化している。この時、検出ペン8
をパネル面上に置くと、電極Y,Xとの容量結合によ
り、図12下段に示すように、スパイク状の静電誘導電
圧が誘起される。誘起される静電誘導電圧は、表示内容
には殆んど依存せず、図13に示すように、検出ペン8
とパネル面との距離に大きく依存する。すなわち、検出
ペン8がパネル面から離れるにしたがって、上記静電誘
導電圧のピーク値は小さくなる(なお、図14(b),(c)
は、それぞれ検出ペン8がパネル面上にあるとき、パネ
ル面から離間しているときの波形を示している。)。し
たがって、このスパイク状電圧と予め設定した基準電圧
との大小を比較することによって、検出ペン8がパネル
面に接近しているか否かを知ることができる。
電極間電圧を反転させる交流化信号によって、検出ペン
にスパイク状の静電誘導電圧が誘起されることに着目し
た。この様子を図を用いて詳細に説明する。図12は図
15に示した表示一体型タブレット装置の駆動タイミン
グを示している。液晶の電極間電圧の平均値が0となる
ように、1フレームの表示を行う間に交流化信号(反転
信号)FRは数十回反転している。反転信号FRがロー
レベルの場合のコモン電極Y,セグメント電極Xに対す
る選択電圧はそれぞれV0,V5であり、図12中に「オ
ン」と記している。一方、反転信号FRがハイレベルの
場合のコモン電極Y,セグメント電極Xに対する選択電
圧はそれぞれV5,V0であり、図12中に同様に「オン」
と記している。交差するコモン電極Y,セグメント電極
Xが共に「オン」の画素においてのみ表示が行なわれ、コ
モン電極Y,セグメント電極Xのうち一方または両方が
「オン」でない画素においては表示が行なわれない。すな
わち、両電極Y,X間の電圧の絶対値が│V5−V0│で
ある画素においてのみ表示が行なわれ、かつ両電極Y,
X間の電圧極性は反転信号FRによって決定されてい
る。この例では、反転信号FRは時刻t0,t3,t6で極性反
転しており、この時刻に全コモン電極Y,セグメント電
極Xの電圧が同時に変化している。この時、検出ペン8
をパネル面上に置くと、電極Y,Xとの容量結合によ
り、図12下段に示すように、スパイク状の静電誘導電
圧が誘起される。誘起される静電誘導電圧は、表示内容
には殆んど依存せず、図13に示すように、検出ペン8
とパネル面との距離に大きく依存する。すなわち、検出
ペン8がパネル面から離れるにしたがって、上記静電誘
導電圧のピーク値は小さくなる(なお、図14(b),(c)
は、それぞれ検出ペン8がパネル面上にあるとき、パネ
ル面から離間しているときの波形を示している。)。し
たがって、このスパイク状電圧と予め設定した基準電圧
との大小を比較することによって、検出ペン8がパネル
面に接近しているか否かを知ることができる。
【0025】
【実施例】以下、この発明を実施例により詳細に説明す
る。
る。
【0026】図1はこの発明の第1実施例の表示一体型
タブレット装置の全体構成を示し、図2は上記表示一体
型タブレット装置の要部の構成を示している。コモン駆
動回路2,セグメント駆動回路3,切り替え回路4,表示
制御回路5および位置制御回路6で制御駆動回路を構成
している。なお、図12に示した従来の表示一体型タブ
レット装置と同一の構成部品については同一番号を付し
ている。図1に示すように、検出ペン8をパネル面1a
に置いた場合、検出ペン8には、図12に示した交流化
信号FRの極性が反転するタイミング(同時に、画像表
示用電圧すなわちコモン電極駆動信号およびセグメント
電極駆動信号も極性反転する)で、スパイク状の静電誘
導電圧が誘起される。この静電誘導電圧は検出ペン8に
つながるオペアンプ9で線形増幅される。図2に示すよ
うに、上記オペアンプ9の出力側にはアナログゲート2
0,21が接続されている。さらに、アナログゲート2
0にはX座標検出回路10,Y座標検出回路11、アナ
ログゲート21にはモード検出回路23がそれぞれ接続
されている。アナログゲート21は、表示期間中は制御
電圧gmを受けて開き、座標検出期間中は閉じるようにな
っている。一方、アナログゲート20は、表示期間中は
閉じ、座標検出期間中は制御電圧gtを受けて開くように
なっている。したがって、検出ペン8に誘起された静電
誘導電圧は、オペアンプ9の出力側で分岐されて、表示
期間中はアナログゲート21を通してモード検出回路2
3に供給され、座標検出期間中はアナログゲート20を
通してX座標検出回路10,Y座標検出回路11に供給
される。静電誘導電圧をオペアンプ9で増幅した後に分
岐した理由は、検出ペン8に誘起される静電誘導電圧の
大きさが数十mVのオーダーであって、そのまま分岐し
た場合、ノイズによって検出精度が低下するからであ
る。モード検出回路23は、上記オペアンプ9,アナロ
グゲート21を通して、表示期間中に検出ペン8に誘起
された静電誘導電圧を受ける。このモード検出回路23
は、受けた静電誘導電圧と予め設定された基準電圧とを
比較して、上記静電誘導電圧が上記基準電圧よりも大き
いとき座標検出を行うべき検出モードと判定する。一
方、上記静電誘導電圧が上記基準電圧よりも小さいとき
座標検出を行わない非検出モードと判定する。そして、
この判定結果を表すモード信号(ハイレベルまたはロー
レベルの2値情報)を出力する。モード信号としては、
アナログ値や何段かのレベル値を用いることもできる
が、この場合は2値情報で十分である。図1に示すよう
に、上記モード検出回路23が出力するモード信号は、
座標検出期間中に上記X座標検出回路10,Y座標検出
回路11が出力する座標とともに、座標出力選別回路1
3に供給される。座標出力選別回路13は、上記モード
信号が検出モードを表すとき、受けた座標をそのまま出
力する。一方、上記モード信号が非検出モードを表すと
き、上記座標の出力を停止、例えば座標出力をすべて無
視するか又はXY座標の原点を表す信号を出力する。こ
のように、モード検出回路23が出力するモード信号に
基づいて、座標検出回路10,11が出力する座標が正
規なものかノイズによるものかを判断することができ
る。したがって、検出ペン8のノイズによる誤動作を防
止することができる。
タブレット装置の全体構成を示し、図2は上記表示一体
型タブレット装置の要部の構成を示している。コモン駆
動回路2,セグメント駆動回路3,切り替え回路4,表示
制御回路5および位置制御回路6で制御駆動回路を構成
している。なお、図12に示した従来の表示一体型タブ
レット装置と同一の構成部品については同一番号を付し
ている。図1に示すように、検出ペン8をパネル面1a
に置いた場合、検出ペン8には、図12に示した交流化
信号FRの極性が反転するタイミング(同時に、画像表
示用電圧すなわちコモン電極駆動信号およびセグメント
電極駆動信号も極性反転する)で、スパイク状の静電誘
導電圧が誘起される。この静電誘導電圧は検出ペン8に
つながるオペアンプ9で線形増幅される。図2に示すよ
うに、上記オペアンプ9の出力側にはアナログゲート2
0,21が接続されている。さらに、アナログゲート2
0にはX座標検出回路10,Y座標検出回路11、アナ
ログゲート21にはモード検出回路23がそれぞれ接続
されている。アナログゲート21は、表示期間中は制御
電圧gmを受けて開き、座標検出期間中は閉じるようにな
っている。一方、アナログゲート20は、表示期間中は
閉じ、座標検出期間中は制御電圧gtを受けて開くように
なっている。したがって、検出ペン8に誘起された静電
誘導電圧は、オペアンプ9の出力側で分岐されて、表示
期間中はアナログゲート21を通してモード検出回路2
3に供給され、座標検出期間中はアナログゲート20を
通してX座標検出回路10,Y座標検出回路11に供給
される。静電誘導電圧をオペアンプ9で増幅した後に分
岐した理由は、検出ペン8に誘起される静電誘導電圧の
大きさが数十mVのオーダーであって、そのまま分岐し
た場合、ノイズによって検出精度が低下するからであ
る。モード検出回路23は、上記オペアンプ9,アナロ
グゲート21を通して、表示期間中に検出ペン8に誘起
された静電誘導電圧を受ける。このモード検出回路23
は、受けた静電誘導電圧と予め設定された基準電圧とを
比較して、上記静電誘導電圧が上記基準電圧よりも大き
いとき座標検出を行うべき検出モードと判定する。一
方、上記静電誘導電圧が上記基準電圧よりも小さいとき
座標検出を行わない非検出モードと判定する。そして、
この判定結果を表すモード信号(ハイレベルまたはロー
レベルの2値情報)を出力する。モード信号としては、
アナログ値や何段かのレベル値を用いることもできる
が、この場合は2値情報で十分である。図1に示すよう
に、上記モード検出回路23が出力するモード信号は、
座標検出期間中に上記X座標検出回路10,Y座標検出
回路11が出力する座標とともに、座標出力選別回路1
3に供給される。座標出力選別回路13は、上記モード
信号が検出モードを表すとき、受けた座標をそのまま出
力する。一方、上記モード信号が非検出モードを表すと
き、上記座標の出力を停止、例えば座標出力をすべて無
視するか又はXY座標の原点を表す信号を出力する。こ
のように、モード検出回路23が出力するモード信号に
基づいて、座標検出回路10,11が出力する座標が正
規なものかノイズによるものかを判断することができ
る。したがって、検出ペン8のノイズによる誤動作を防
止することができる。
【0027】上記静電誘導電圧は、図12に示したよう
に、スパイク状の微分波形をしている。この波形のピー
ク値をそのまま基準電圧と比較することは難しい。そこ
で、図3に示すように、上記モード検出回路23内に、
スパイク状の微分波形を直流電圧に変換するピーク検出
器24を設ける。このピーク検出器24は、差動増幅器
OP1と、ダイオードD1,D2と、抵抗Rs,Rfと、コン
デンサC1,C2と、リセット回路RCとで構成されてお
り、静電誘導電圧(正または負のピーク値をとる)Vsが
入力されると、その波高値に比例した直流電圧Voを作
成する。作成した直流電圧Voは出力側のコンデンサC2
に蓄えられる。リセット回路RCは、例えば電界効果ト
ランジスタ(FET)などで構成され、各表示期間の表示
開始までに、先のフレームでの作成電圧Voをリセット
することができる。一方、入力側のコンデンサC1は、
フィルタ回路(ハイパスフィルタ)を構成して、静電誘導
電圧Vsに含まれる直流分を除去する。したがって、検
出ペン8の電極が衣類などとの摩擦帯電によって直流電
圧を発生したときに、回路内にノイズが入るのを防止す
ることができる。なお、このコンデンサC1の設置箇所
はモード検出回路23内に限られるものではなく、オペ
アンプ9,アナログゲート21,検出ペン8の容器内のい
ずれに設けても良い。また、上記コンデンサC1は、図
4(a)に示すように、検出ペン8の検出電極(電極先端
部)80を誘電体層8aで覆って構成しても良い。誘電体
層8aの材質は樹脂またはガラスとし、厚みは0.2mm程
度とする。この方式によれば、特別に単体コンデンサを
接続しなくても済み、構造を簡単化することができる。
しかも、操作者の指が電極先端部80に接触したときな
どに、誤入力を大幅に改善することができる。ただし、
図4(a)に示した構造では、パネル面1aに何回も文字を
書いたときに、誘電体層8aが摩耗して電極先端部80
が露出し、目的を果たさなくなることがある。図4(b)
に示すものは、その不具合を避けるために、電極先端部
80に丸みを帯びた誘電体ボール8bを設けている。
に、スパイク状の微分波形をしている。この波形のピー
ク値をそのまま基準電圧と比較することは難しい。そこ
で、図3に示すように、上記モード検出回路23内に、
スパイク状の微分波形を直流電圧に変換するピーク検出
器24を設ける。このピーク検出器24は、差動増幅器
OP1と、ダイオードD1,D2と、抵抗Rs,Rfと、コン
デンサC1,C2と、リセット回路RCとで構成されてお
り、静電誘導電圧(正または負のピーク値をとる)Vsが
入力されると、その波高値に比例した直流電圧Voを作
成する。作成した直流電圧Voは出力側のコンデンサC2
に蓄えられる。リセット回路RCは、例えば電界効果ト
ランジスタ(FET)などで構成され、各表示期間の表示
開始までに、先のフレームでの作成電圧Voをリセット
することができる。一方、入力側のコンデンサC1は、
フィルタ回路(ハイパスフィルタ)を構成して、静電誘導
電圧Vsに含まれる直流分を除去する。したがって、検
出ペン8の電極が衣類などとの摩擦帯電によって直流電
圧を発生したときに、回路内にノイズが入るのを防止す
ることができる。なお、このコンデンサC1の設置箇所
はモード検出回路23内に限られるものではなく、オペ
アンプ9,アナログゲート21,検出ペン8の容器内のい
ずれに設けても良い。また、上記コンデンサC1は、図
4(a)に示すように、検出ペン8の検出電極(電極先端
部)80を誘電体層8aで覆って構成しても良い。誘電体
層8aの材質は樹脂またはガラスとし、厚みは0.2mm程
度とする。この方式によれば、特別に単体コンデンサを
接続しなくても済み、構造を簡単化することができる。
しかも、操作者の指が電極先端部80に接触したときな
どに、誤入力を大幅に改善することができる。ただし、
図4(a)に示した構造では、パネル面1aに何回も文字を
書いたときに、誘電体層8aが摩耗して電極先端部80
が露出し、目的を果たさなくなることがある。図4(b)
に示すものは、その不具合を避けるために、電極先端部
80に丸みを帯びた誘電体ボール8bを設けている。
【0028】なお、検出ペン8は、図5に示すように、
マイクロ・スイッチ84を内蔵する構成としても良い。
この検出ペン8は、端部82aが先細りとなった略円筒
状のプラスチック(誘電体)製ケース82と、このケース
82の上記端部82aの内側に嵌合する検出電極81
と、この検出電極81の先端開口部に摺動可能に嵌合す
るペン芯83を備えている。ペン芯83は棒状(材質は
テフロンなどの絶縁物でも良く、また検出電極81と絶
縁できるならば金属であっても良い)になっていて、先
端83aはケース82の外部に露出する一方、末端83b
はケース82内でマイクロ・スイッチ84に連結されて
いる。マイクロ・スイッチ84は、ペン芯83とともに
軸方向に移動する電極85と、ケース82内に固定され
た電極86,87とを有している。電極86には本体9
0側から電位+5Vが与えられる一方、電極87はシー
ルド電極89とともに接地されている。シールド電極
(無電解メッキなどで形成される)89は、ケース82の
内側(外側でも良い)に設けられており、検出電極81へ
のノイズをシールドする。この検出ペン8を使用すると
きは、ペン芯83の先端を筆圧十数グラムで(ばね88
に抗して)パネル面1aに押し付ける。これにより、電極
85と電極86,87とが接触して、入力していること
が検知される。ペン芯83をパネル面1aから離間させ
ると、ぱね88の力によって電極85と電極86,87
とが離間して、元の状態に復帰する。なお、ペン芯83
が摩耗したときは、ペン芯83だけを取り替えることが
できる。
マイクロ・スイッチ84を内蔵する構成としても良い。
この検出ペン8は、端部82aが先細りとなった略円筒
状のプラスチック(誘電体)製ケース82と、このケース
82の上記端部82aの内側に嵌合する検出電極81
と、この検出電極81の先端開口部に摺動可能に嵌合す
るペン芯83を備えている。ペン芯83は棒状(材質は
テフロンなどの絶縁物でも良く、また検出電極81と絶
縁できるならば金属であっても良い)になっていて、先
端83aはケース82の外部に露出する一方、末端83b
はケース82内でマイクロ・スイッチ84に連結されて
いる。マイクロ・スイッチ84は、ペン芯83とともに
軸方向に移動する電極85と、ケース82内に固定され
た電極86,87とを有している。電極86には本体9
0側から電位+5Vが与えられる一方、電極87はシー
ルド電極89とともに接地されている。シールド電極
(無電解メッキなどで形成される)89は、ケース82の
内側(外側でも良い)に設けられており、検出電極81へ
のノイズをシールドする。この検出ペン8を使用すると
きは、ペン芯83の先端を筆圧十数グラムで(ばね88
に抗して)パネル面1aに押し付ける。これにより、電極
85と電極86,87とが接触して、入力していること
が検知される。ペン芯83をパネル面1aから離間させ
ると、ぱね88の力によって電極85と電極86,87
とが離間して、元の状態に復帰する。なお、ペン芯83
が摩耗したときは、ペン芯83だけを取り替えることが
できる。
【0029】また、上記フィルタ回路として、上記交流
化信号FRの基本周波数を通過帯とするバンドパスフィ
ルタを設けるのが望ましい。検出ペン8に誘起される静
電誘導電圧は交流化信号FRの周波数と同じであるか
ら、この周波数成分だけを通過させれば、必要な静電誘
導電圧を得ることができる上、外部ノイズ(周波数成分
が高い)を阻止することができる。
化信号FRの基本周波数を通過帯とするバンドパスフィ
ルタを設けるのが望ましい。検出ペン8に誘起される静
電誘導電圧は交流化信号FRの周波数と同じであるか
ら、この周波数成分だけを通過させれば、必要な静電誘
導電圧を得ることができる上、外部ノイズ(周波数成分
が高い)を阻止することができる。
【0030】また、上記モード検出回路23は、受けた
静電誘導電圧の波高値に比例した直流電圧を得るため
に、図6(e)に示すように、上記静電誘導電圧を整流し
て1フレーム分を積分しても良い。ここで、同図(a)は
交流化信号FRを示し、同図(c)は受けた静電誘導電圧
の波形(ノイズを含む)を示している。通常、表示期間の
交流化信号FRはコモン電極Yを13本走査する毎に反
転させるようになっている。したがって、例えばコモン
電極Yが400本のとき、1画面を表示する間の反転回
数は400/13≒30であるから、両波整流を行って
30個のパルスの積分値により直流電圧を得ることがで
きる。このように、多数のパルスを積分することによっ
て、上記静電誘導電圧に含まれているノイズの影響を低
減することができ、検出精度を上げることができる。ま
た、図6(b)に示すサンプリング信号によって、ノイズ
の影響を更に低減することができる。このサンプリング
信号は、交流化信号FRの極性が反転するタイミングと
同期して立ち上がっている。このサンプリング信号のパ
ルス幅は、図では分かりやすくするために広く描いてい
るが、実際には同図(c)に示す静電誘導電圧のパルス幅
程度、すなわち交流化信号FRのパルス幅の1/10程
度とする。上記静電誘導電圧を、このサンプリング信号
をゲートとしてアナログゲート回路を通した後、整流し
て、同図(d)に示す波形を得る。この波形を積分したも
のが同図(e)に示す波形である。このように、受けた静
電誘導電圧を積分する期間を、サンプリング信号が立ち
上がっている短い期間内に限ることにより、ノイズの影
響を低減することができる。また、受けた静電誘導電圧
の波形を微分してそのパルス幅を狭くし、同時に上記サ
ンプリング信号のパルス幅を更に狭くすることによっ
て、更に効果を高めることができる。
静電誘導電圧の波高値に比例した直流電圧を得るため
に、図6(e)に示すように、上記静電誘導電圧を整流し
て1フレーム分を積分しても良い。ここで、同図(a)は
交流化信号FRを示し、同図(c)は受けた静電誘導電圧
の波形(ノイズを含む)を示している。通常、表示期間の
交流化信号FRはコモン電極Yを13本走査する毎に反
転させるようになっている。したがって、例えばコモン
電極Yが400本のとき、1画面を表示する間の反転回
数は400/13≒30であるから、両波整流を行って
30個のパルスの積分値により直流電圧を得ることがで
きる。このように、多数のパルスを積分することによっ
て、上記静電誘導電圧に含まれているノイズの影響を低
減することができ、検出精度を上げることができる。ま
た、図6(b)に示すサンプリング信号によって、ノイズ
の影響を更に低減することができる。このサンプリング
信号は、交流化信号FRの極性が反転するタイミングと
同期して立ち上がっている。このサンプリング信号のパ
ルス幅は、図では分かりやすくするために広く描いてい
るが、実際には同図(c)に示す静電誘導電圧のパルス幅
程度、すなわち交流化信号FRのパルス幅の1/10程
度とする。上記静電誘導電圧を、このサンプリング信号
をゲートとしてアナログゲート回路を通した後、整流し
て、同図(d)に示す波形を得る。この波形を積分したも
のが同図(e)に示す波形である。このように、受けた静
電誘導電圧を積分する期間を、サンプリング信号が立ち
上がっている短い期間内に限ることにより、ノイズの影
響を低減することができる。また、受けた静電誘導電圧
の波形を微分してそのパルス幅を狭くし、同時に上記サ
ンプリング信号のパルス幅を更に狭くすることによっ
て、更に効果を高めることができる。
【0031】操作者が検出ペン8をパネル面1a近傍に
保持した姿勢で入力準備または思考状態になった場合、
上記モード検出回路23によって判定されるモードが一
定せず、不安定(スイッチにおけるチャタリングに相当
する状態)になることがある。この結果、表示画面にち
らつきを生ずることがある。この現象を避けるために、
次ぎの2つの手段が有効である。第1の手段は、上記モ
ード検出回路23が、検出モードから非検出モードへ移
行する判定を行う場合、上記ピーク検出器24の出力電
圧が基準電圧を一旦下回った後、所定期間経過後に尚下
回っているときに限り、非検出モードへ移行すべき判定
をする手段である。図7はこのときの状況を示してい
る。同図(a)は、ピーク検出器24の出力電圧であっ
て、検出ペン8がパネル面1aに高い頻度で接触したり
離れたりしていることを示している。この出力電圧をそ
のまま基準電圧と比較して2値化した場合、同図(b)に
示すように、ハイレベルとローレベルが激しく入れ代わ
る波形となる。しかし、上記出力電圧が基準電圧を一旦
下回った後、期間td経過後に尚下回っているときに限
り、非検出モード(ローレベル)へ移行する場合、同図
(c)に示すように、安定した波形が得られる。第2の手
段は、上記基準電圧の値を複数設け、非検出モードから
検出モードへ移行する場合よりも検出モードから非検出
モードへ移行する場合の方を高い値に設定する手段であ
る。具体的には、上記モード検出回路23内に、図9に
示すように、オペアンプOP2とツェナーダイオードD3
とを組み合わせて、ヒステリシス特性を有するコンパレ
ータを構成する。図8はこのときの状況を示している。
同図(a)はピーク検出器24の出力電圧を示している。
Eu,Elは異なる値(Eu>El)の基準電圧である。な
お、同図(a)中の数字は上記出力電圧が基準電圧Eu,El
と一致するタイミングを示している(同図(b),(c)におい
て同様。)。上記基準電圧Eu,Elを基準としてそのまま
上記出力電圧を2値化したときは、同図(b),(c)に示す
ように、ハイレベルとローレベルが激しく入れ代わる波
形となる。しかし、上記出力電圧が下から上へ変化する
ときEuを基準電圧とし、上記出力電圧が上から下へ変
化するときElを基準電圧とした場合、同図(d)に示すよ
うに、安定した波形が得られる。これを検出ペン8の位
置で考えると、検出ペン8を遠方からパネル面1aに接
近させる場合が基準電圧Eu、検出ペン8をパネル面1a
から離間させる場合が基準電圧Elに相当する。すなわ
ち、検出ペン8を遠方からパネル面1aに接近させる場
合はかなり接近しなければ検出モードに入らないが、一
旦検出モードに入った場合は入った位置よりも遠くなる
まで検出モードが持続する。したがって、表示画面にち
らつきが生じるような不具合を避けることができる。
保持した姿勢で入力準備または思考状態になった場合、
上記モード検出回路23によって判定されるモードが一
定せず、不安定(スイッチにおけるチャタリングに相当
する状態)になることがある。この結果、表示画面にち
らつきを生ずることがある。この現象を避けるために、
次ぎの2つの手段が有効である。第1の手段は、上記モ
ード検出回路23が、検出モードから非検出モードへ移
行する判定を行う場合、上記ピーク検出器24の出力電
圧が基準電圧を一旦下回った後、所定期間経過後に尚下
回っているときに限り、非検出モードへ移行すべき判定
をする手段である。図7はこのときの状況を示してい
る。同図(a)は、ピーク検出器24の出力電圧であっ
て、検出ペン8がパネル面1aに高い頻度で接触したり
離れたりしていることを示している。この出力電圧をそ
のまま基準電圧と比較して2値化した場合、同図(b)に
示すように、ハイレベルとローレベルが激しく入れ代わ
る波形となる。しかし、上記出力電圧が基準電圧を一旦
下回った後、期間td経過後に尚下回っているときに限
り、非検出モード(ローレベル)へ移行する場合、同図
(c)に示すように、安定した波形が得られる。第2の手
段は、上記基準電圧の値を複数設け、非検出モードから
検出モードへ移行する場合よりも検出モードから非検出
モードへ移行する場合の方を高い値に設定する手段であ
る。具体的には、上記モード検出回路23内に、図9に
示すように、オペアンプOP2とツェナーダイオードD3
とを組み合わせて、ヒステリシス特性を有するコンパレ
ータを構成する。図8はこのときの状況を示している。
同図(a)はピーク検出器24の出力電圧を示している。
Eu,Elは異なる値(Eu>El)の基準電圧である。な
お、同図(a)中の数字は上記出力電圧が基準電圧Eu,El
と一致するタイミングを示している(同図(b),(c)におい
て同様。)。上記基準電圧Eu,Elを基準としてそのまま
上記出力電圧を2値化したときは、同図(b),(c)に示す
ように、ハイレベルとローレベルが激しく入れ代わる波
形となる。しかし、上記出力電圧が下から上へ変化する
ときEuを基準電圧とし、上記出力電圧が上から下へ変
化するときElを基準電圧とした場合、同図(d)に示すよ
うに、安定した波形が得られる。これを検出ペン8の位
置で考えると、検出ペン8を遠方からパネル面1aに接
近させる場合が基準電圧Eu、検出ペン8をパネル面1a
から離間させる場合が基準電圧Elに相当する。すなわ
ち、検出ペン8を遠方からパネル面1aに接近させる場
合はかなり接近しなければ検出モードに入らないが、一
旦検出モードに入った場合は入った位置よりも遠くなる
まで検出モードが持続する。したがって、表示画面にち
らつきが生じるような不具合を避けることができる。
【0032】図11は第2実施例の表示一体型タブレッ
ト装置の全体構成を示している。この表示一体型タブレ
ット装置は、図1,図15に示した制御回路7,表示制御
回路5に代えて、それぞれ制御回路7′,表示制御回路
5′を備えている。他の構成は図1に示した第1実施例
と同様である。上記制御回路7′は、モード検出回路2
3が出力するモード信号を受けて、このモード信号が検
出モードを表すとき表示期間と座標検出期間との両方を
時分割で設定する(表示/座標検出モード)。一方、上記
モード信号が非検出モードを表すとき表示期間のみの設
定を行う(表示モード)。表示制御回路5′は、プログラ
マブル型のものであって、モード検出回路23が出力す
るモード信号を受けて、このモード信号の内容に合わせ
て転送モード(画像データ転送速度,クロック信号,同期
信号など)を変更することができる。この表示一体型タ
ブレット装置は、図10に示すように、まず制御回路
7′が表示期間を設定して、表示走査を行う(ステップ
S1)。この表示期間中に、モード検出回路23によっ
て、検出ペン8に誘起された静電誘導電圧と基準電圧と
を比較してモード判定を行う(ステップS2)。上記静電
誘導電圧が基準電圧よりも大きいときは表示/座標検出
モードで走査を行う一方(ステップS4)、上記静電誘導
電圧が基準電圧よりも小さいときは表示モードで走査を
行う(ステップS7)。表示/座標検出モードで走査する
ときは、表示期間だけでなく座標検出期間を設定して座
標検出走査を行い(ステップS5)、座標出力選別回路1
3を通して座標値を出力する。このように、検出ペン8
がパネル面1aに接近しているごく短時間だけタブレッ
トとして動作し、ほとんどの期間は表示だけを行う。し
たがって、座標検出に伴う画質低下や消費電力増加を、
実用上全く問題ないレベルに抑えることができる。
ト装置の全体構成を示している。この表示一体型タブレ
ット装置は、図1,図15に示した制御回路7,表示制御
回路5に代えて、それぞれ制御回路7′,表示制御回路
5′を備えている。他の構成は図1に示した第1実施例
と同様である。上記制御回路7′は、モード検出回路2
3が出力するモード信号を受けて、このモード信号が検
出モードを表すとき表示期間と座標検出期間との両方を
時分割で設定する(表示/座標検出モード)。一方、上記
モード信号が非検出モードを表すとき表示期間のみの設
定を行う(表示モード)。表示制御回路5′は、プログラ
マブル型のものであって、モード検出回路23が出力す
るモード信号を受けて、このモード信号の内容に合わせ
て転送モード(画像データ転送速度,クロック信号,同期
信号など)を変更することができる。この表示一体型タ
ブレット装置は、図10に示すように、まず制御回路
7′が表示期間を設定して、表示走査を行う(ステップ
S1)。この表示期間中に、モード検出回路23によっ
て、検出ペン8に誘起された静電誘導電圧と基準電圧と
を比較してモード判定を行う(ステップS2)。上記静電
誘導電圧が基準電圧よりも大きいときは表示/座標検出
モードで走査を行う一方(ステップS4)、上記静電誘導
電圧が基準電圧よりも小さいときは表示モードで走査を
行う(ステップS7)。表示/座標検出モードで走査する
ときは、表示期間だけでなく座標検出期間を設定して座
標検出走査を行い(ステップS5)、座標出力選別回路1
3を通して座標値を出力する。このように、検出ペン8
がパネル面1aに接近しているごく短時間だけタブレッ
トとして動作し、ほとんどの期間は表示だけを行う。し
たがって、座標検出に伴う画質低下や消費電力増加を、
実用上全く問題ないレベルに抑えることができる。
【0033】ここで、上述のように表示期間と座標検出
期間とが混在している場合、表示制御回路5′から液晶
表示パネル1への画像データ転送速度と毎秒フレーム数
の設定の仕方として、次の2通りが考えられる。1つ
は、表示モードと表示/座標検出モードとで画像データ
転送速度を同一(クロック信号,同期信号も同様)にし
て、表示/座標検出モードのときに単に表示期間に座標
検出期間を割り込ませる設定である。この設定では、装
置全体の構成を簡単にすることができる。もう1つは、
表示モードよりも表示/座標検出モードでの画像データ
転送速度を速く(クロック信号,同期信号も同様)して、
表示モードと表示/座標検出モードの毎秒フレーム数を
同一にする設定である。この設定では、表示/座標検出
モードのときに走査期間が長くなるのを防止でき、した
がって照明器具や電源周波数の種類にかかわらず、フリ
ッカーが出るのを防止できる。
期間とが混在している場合、表示制御回路5′から液晶
表示パネル1への画像データ転送速度と毎秒フレーム数
の設定の仕方として、次の2通りが考えられる。1つ
は、表示モードと表示/座標検出モードとで画像データ
転送速度を同一(クロック信号,同期信号も同様)にし
て、表示/座標検出モードのときに単に表示期間に座標
検出期間を割り込ませる設定である。この設定では、装
置全体の構成を簡単にすることができる。もう1つは、
表示モードよりも表示/座標検出モードでの画像データ
転送速度を速く(クロック信号,同期信号も同様)して、
表示モードと表示/座標検出モードの毎秒フレーム数を
同一にする設定である。この設定では、表示/座標検出
モードのときに走査期間が長くなるのを防止でき、した
がって照明器具や電源周波数の種類にかかわらず、フリ
ッカーが出るのを防止できる。
【0034】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の表
示一体型タブレット装置は、液晶を挟むセグメント電極
群とコモン電極群とを有する液晶表示パネルと、表示期
間と座標検出期間とを時分割で設定することができ、上
記表示期間には上記両電極群に画像表示用電圧を順次印
加すると共に交流化信号の極性が反転するタイミングで
上記画像表示用電圧の極性を周期的に反転させる一方、
上記座標検出期間には上記両電極群に座標検出用電圧を
順次印加する制御駆動回路と、上記液晶表示パネル面で
上記両電極群のうち指示した電極と容量結合して静電誘
導電圧を誘起できる検出ペンと、上記座標検出期間に上
記座標検出用電圧によって上記検出ペンに誘起された静
電誘導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧に基づいて上
記検出ペンが指示した座標を検出して出力する座標検出
回路を備えた表示一体型タブレット装置であって、上記
表示期間中に上記画像表示用電圧の極性反転によって上
記検出ペンに誘起された静電誘導電圧を受けて、受けた
静電誘導電圧と予め設定された基準電圧とを比較して、
上記静電誘導電圧が上記基準電圧よりも大きいとき座標
検出を行うべき検出モードと判定する一方、上記静電誘
導電圧が上記基準電圧よりも小さいとき座標検出を行わ
ない非検出モードと判定し、判定結果を表すモード信号
を出力するモード検出回路と、上記座標検出回路が出力
する座標と上記モード検出回路が出力するモード信号を
受けて、上記モード信号が検出モードを表すとき上記座
標をそのまま出力する一方、上記モード信号が非検出モ
ードを表すとき上記座標の出力を停止する座標出力選別
回路を備えているので、検出ペンが液晶表示パネル面に
接近しているか否かを判断できる。したがって、検出ペ
ンに乗るノイズに起因する誤動作を防止することができ
る。
示一体型タブレット装置は、液晶を挟むセグメント電極
群とコモン電極群とを有する液晶表示パネルと、表示期
間と座標検出期間とを時分割で設定することができ、上
記表示期間には上記両電極群に画像表示用電圧を順次印
加すると共に交流化信号の極性が反転するタイミングで
上記画像表示用電圧の極性を周期的に反転させる一方、
上記座標検出期間には上記両電極群に座標検出用電圧を
順次印加する制御駆動回路と、上記液晶表示パネル面で
上記両電極群のうち指示した電極と容量結合して静電誘
導電圧を誘起できる検出ペンと、上記座標検出期間に上
記座標検出用電圧によって上記検出ペンに誘起された静
電誘導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧に基づいて上
記検出ペンが指示した座標を検出して出力する座標検出
回路を備えた表示一体型タブレット装置であって、上記
表示期間中に上記画像表示用電圧の極性反転によって上
記検出ペンに誘起された静電誘導電圧を受けて、受けた
静電誘導電圧と予め設定された基準電圧とを比較して、
上記静電誘導電圧が上記基準電圧よりも大きいとき座標
検出を行うべき検出モードと判定する一方、上記静電誘
導電圧が上記基準電圧よりも小さいとき座標検出を行わ
ない非検出モードと判定し、判定結果を表すモード信号
を出力するモード検出回路と、上記座標検出回路が出力
する座標と上記モード検出回路が出力するモード信号を
受けて、上記モード信号が検出モードを表すとき上記座
標をそのまま出力する一方、上記モード信号が非検出モ
ードを表すとき上記座標の出力を停止する座標出力選別
回路を備えているので、検出ペンが液晶表示パネル面に
接近しているか否かを判断できる。したがって、検出ペ
ンに乗るノイズに起因する誤動作を防止することができ
る。
【0035】また、上記モード検出回路は、上記静電誘
導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧の波高値に比例し
た直流電圧を作成するピーク検出器を有する場合、上記
静電誘導電圧と上記基準電圧との大小を容易に比較する
ことができる。
導電圧を受けて、受けた静電誘導電圧の波高値に比例し
た直流電圧を作成するピーク検出器を有する場合、上記
静電誘導電圧と上記基準電圧との大小を容易に比較する
ことができる。
【0036】また、上記検出ペンに誘起された静電誘導
電圧を増幅する増幅回路を備え、上記座標検出回路とモ
ード検出回路は、この増幅回路によって増幅された静電
誘導電圧を分岐して受ける場合、上記静電誘導電圧がノ
イズに紛れることが無くなり、検出精度を向上させるこ
とができる。
電圧を増幅する増幅回路を備え、上記座標検出回路とモ
ード検出回路は、この増幅回路によって増幅された静電
誘導電圧を分岐して受ける場合、上記静電誘導電圧がノ
イズに紛れることが無くなり、検出精度を向上させるこ
とができる。
【0037】また、上記ピーク検出器は、受けた静電誘
導電圧に含まれる直流分を除去するフィルタ回路を有す
る場合、検出ペンの電極が衣類などとの摩擦帯電によっ
て直流電圧を発生したときに、回路内にノイズが入るの
を防止することができる。
導電圧に含まれる直流分を除去するフィルタ回路を有す
る場合、検出ペンの電極が衣類などとの摩擦帯電によっ
て直流電圧を発生したときに、回路内にノイズが入るの
を防止することができる。
【0038】また、上記フィルタ回路は、上記交流化信
号の基本周波数を通過帯とするバンドパスフィルタであ
る場合、検出ペンに誘起される静電誘導電圧の周波数成
分だけを通過させることができ、周波数成分が高い外部
ノイズを阻止することができる。
号の基本周波数を通過帯とするバンドパスフィルタであ
る場合、検出ペンに誘起される静電誘導電圧の周波数成
分だけを通過させることができ、周波数成分が高い外部
ノイズを阻止することができる。
【0039】また、上記フィルタ回路は、上記検出ペン
の電極先端部を覆う誘電体を用いて構成されるコンデン
サを含む場合、特別に単体コンデンサを接続しなくても
済み、構造を簡単化することができる。しかも、操作者
の指が電極先端部に接触したときなどに、誤入力を大幅
に改善することができる。
の電極先端部を覆う誘電体を用いて構成されるコンデン
サを含む場合、特別に単体コンデンサを接続しなくても
済み、構造を簡単化することができる。しかも、操作者
の指が電極先端部に接触したときなどに、誤入力を大幅
に改善することができる。
【0040】また、上記ピーク検出器は、上記交流化信
号の極性が反転するタイミングと同期し、上記静電誘導
電圧が立ち上がっている期間内に上記静電誘導電圧を積
分して、上記直流電圧を作成する場合、受けた静電誘導
電圧を積分する期間を短い期間に限ることができ、ノイ
ズの影響を低減することができる。
号の極性が反転するタイミングと同期し、上記静電誘導
電圧が立ち上がっている期間内に上記静電誘導電圧を積
分して、上記直流電圧を作成する場合、受けた静電誘導
電圧を積分する期間を短い期間に限ることができ、ノイ
ズの影響を低減することができる。
【0041】また、上記モード検出回路は、検出モード
から非検出モードへ移行する判定を行う場合、上記ピー
ク検出器の出力電圧が上記基準電圧を一旦下回った後、
所定期間経過後に尚下回っているときに限り、非検出モ
ードへ移行すべき判定結果を表すモード信号を出力する
場合、モード信号が不安定(スイッチにおけるチャタリ
ングに相当する状態)になるの避けることができ、この
結果、表示画面にちらつきが生ずるのを防止できる。
から非検出モードへ移行する判定を行う場合、上記ピー
ク検出器の出力電圧が上記基準電圧を一旦下回った後、
所定期間経過後に尚下回っているときに限り、非検出モ
ードへ移行すべき判定結果を表すモード信号を出力する
場合、モード信号が不安定(スイッチにおけるチャタリ
ングに相当する状態)になるの避けることができ、この
結果、表示画面にちらつきが生ずるのを防止できる。
【0042】また、上記基準電圧の値は複数設けられ、
非検出モードから検出モードへ移行する場合よりも検出
モードから非検出モードへ移行する場合の方が高い値に
設定されている場合、モード信号が不安定(スイッチに
おけるチャタリングに相当する状態)になるの避けるこ
とができ、この結果、表示画面にちらつきが生ずるのを
防止できる。
非検出モードから検出モードへ移行する場合よりも検出
モードから非検出モードへ移行する場合の方が高い値に
設定されている場合、モード信号が不安定(スイッチに
おけるチャタリングに相当する状態)になるの避けるこ
とができ、この結果、表示画面にちらつきが生ずるのを
防止できる。
【0043】また、上記制御駆動回路は、上記モード検
出回路が出力するモード信号を受けて、上記モード信号
が検出モードを表すとき上記表示期間と座標検出期間と
の両方を時分割で設定する一方、上記モード信号が非検
出モードを表すとき上記表示期間のみの設定を行う手段
を有する場合、検出ペンがパネル面に接近しているごく
短時間だけタブレットとして動作し、ほとんどの期間は
表示だけを行うことができる。したがって、座標検出に
伴う画質低下や消費電力増加を全く問題ないレベルに抑
えることができる。
出回路が出力するモード信号を受けて、上記モード信号
が検出モードを表すとき上記表示期間と座標検出期間と
の両方を時分割で設定する一方、上記モード信号が非検
出モードを表すとき上記表示期間のみの設定を行う手段
を有する場合、検出ペンがパネル面に接近しているごく
短時間だけタブレットとして動作し、ほとんどの期間は
表示だけを行うことができる。したがって、座標検出に
伴う画質低下や消費電力増加を全く問題ないレベルに抑
えることができる。
【0044】また、上記制御駆動回路は、検出モードの
ときに設定する表示期間と非検出モードのときに設定す
る表示期間とで、画像データ転送速度を同一に制御する
手段を有する場合、装置全体の構成を簡単にすることが
できる。
ときに設定する表示期間と非検出モードのときに設定す
る表示期間とで、画像データ転送速度を同一に制御する
手段を有する場合、装置全体の構成を簡単にすることが
できる。
【0045】また、上記制御駆動回路は、検出モードと
非検出モードでのフレーム周波数が略同一となるよう
に、非検出モードのときの表示期間よりも検出モードの
ときの表示期間に、画像データを高速に転送する手段を
有する場合、表示期間と座標検出期間との両方を時分割
で設定するモード(表示/座標検出モード)のときに走査
期間が長くなるのを防止でき、したがって照明器具や電
源周波数の種類にかかわらずフリッカーが出るのを防止
できる。
非検出モードでのフレーム周波数が略同一となるよう
に、非検出モードのときの表示期間よりも検出モードの
ときの表示期間に、画像データを高速に転送する手段を
有する場合、表示期間と座標検出期間との両方を時分割
で設定するモード(表示/座標検出モード)のときに走査
期間が長くなるのを防止でき、したがって照明器具や電
源周波数の種類にかかわらずフリッカーが出るのを防止
できる。
【図1】 この発明の第1実施例の表示一体型タブレッ
ト装置の全体構成を示す図である。
ト装置の全体構成を示す図である。
【図2】 上記表示一体型タブレット装置の要部の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 上記表示一体型タブレット装置のモード検出
回路が有するピーク検出器を示す図である。
回路が有するピーク検出器を示す図である。
【図4】 検出ペンの電極先端部の構造を示す図であ
る。
る。
【図5】 検出ペンにマイクロスイッチを内蔵した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図6】 静電誘導電圧を整流して積分したときの波形
を示す図である。
を示す図である。
【図7】 上記モード検出回路が出力するモード信号を
示す図である。
示す図である。
【図8】 上記モード検出回路が出力するモード信号を
示す図である。
示す図である。
【図9】 上記モード検出回路が有するコンパレータを
示す図である。
示す図である。
【図10】 この発明の第2実施例の表示一体型タブレ
ット装置の動作を説明するフローチャートを示す図であ
る。
ット装置の動作を説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図11】 上記表示一体型タブレット装置の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図12】 本出願人が先に提案した表示一体型タブレ
ット装置の駆動タイミングを示す図である。
ット装置の駆動タイミングを示す図である。
【図13】 静電誘導電圧のピーク値の距離依存性を示
す図である。
す図である。
【図14】 静電誘導電圧の波形の距離依存性を示す図
である。
である。
【図15】 本出願人が先に提案した表示一体型タブレ
ット装置の全体構成を示す図である。
ット装置の全体構成を示す図である。
【図16】 上記表示一体型タブレット装置の表示期間
と座標検出期間の設定の仕方を示す図である。
と座標検出期間の設定の仕方を示す図である。
【図17】 上記表示一体型タブレット装置の駆動タイ
ミングを示す図である。
ミングを示す図である。
1 液晶表示パネル 1a パネル
面 2 コラム駆動回路 3 セグメン
ト駆動回路 4 切り替え回路 5,5′ 表
示制御回路 6 位置検出制御回路 7,7′ 制
御回路 8 検出ペン 8a 誘電体
層 9 オペアンプ 10 X座標
検出回路 11 Y座標検出回路は 12 電源回
路 13 座標出力選別回路 20,21
アナログゲート 23 モード検出回路
面 2 コラム駆動回路 3 セグメン
ト駆動回路 4 切り替え回路 5,5′ 表
示制御回路 6 位置検出制御回路 7,7′ 制
御回路 8 検出ペン 8a 誘電体
層 9 オペアンプ 10 X座標
検出回路 11 Y座標検出回路は 12 電源回
路 13 座標出力選別回路 20,21
アナログゲート 23 モード検出回路
Claims (12)
- 【請求項1】 液晶を挟むセグメント電極群とコモン電
極群とを有する液晶表示パネルと、表示期間と座標検出
期間とを時分割で設定することができ、上記表示期間に
は上記両電極群に画像表示用電圧を順次印加すると共に
交流化信号の極性が反転するタイミングで上記画像表示
用電圧の極性を周期的に反転させる一方、上記座標検出
期間には上記両電極群に座標検出用電圧を順次印加する
制御駆動回路と、上記液晶表示パネル面で上記両電極群
のうち指示した電極と容量結合して静電誘導電圧を誘起
できる検出ペンと、上記座標検出期間に上記座標検出用
電圧によって上記検出ペンに誘起された静電誘導電圧を
受けて、受けた静電誘導電圧に基づいて上記検出ペンが
指示した座標を検出して出力する座標検出回路を備えた
表示一体型タブレット装置であって、 上記表示期間中に上記画像表示用電圧の極性反転によっ
て上記検出ペンに誘起された静電誘導電圧を受けて、受
けた静電誘導電圧と予め設定された基準電圧とを比較し
て、上記静電誘導電圧が上記基準電圧よりも大きいとき
座標検出を行うべき検出モードと判定する一方、上記静
電誘導電圧が上記基準電圧よりも小さいとき座標検出を
行わない非検出モードと判定し、判定結果を表すモード
信号を出力するモード検出回路と、 上記座標検出回路が出力する座標と上記モード検出回路
が出力するモード信号を受けて、上記モード信号が検出
モードを表すとき上記座標をそのまま出力する一方、上
記モード信号が非検出モードを表すとき上記座標の出力
を停止する座標出力選別回路を備えたことを特徴とする
表示一体型タブレット装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記モード検出回路は、上記静電誘導電圧を受けて、受
けた静電誘導電圧の波高値に比例した直流電圧を作成す
るピーク検出器を有することを特徴とする表示一体型タ
ブレット装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記検出ペンに誘起された静電誘導電圧を増幅する増幅
回路を備え、 上記座標検出回路とモード検出回路は、この増幅回路に
よって増幅された静電誘導電圧を分岐して受けることを
特徴とする表示一体型タブレット装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記ピーク検出器は、受けた静電誘導電圧に含まれる直
流分を除去するフィルタ回路を有することを特徴とする
表示一体型タブレット装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記フィルタ回路は、上記交流化信号の基本周波数を通
過帯とするバンドパスフィルタであることを特徴とする
表示一体型タブレット装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記フィルタ回路は、上記検出ペンの電極先端部を覆う
誘電体を用いて構成されるコンデンサを含むことを特徴
とする表示一体型タブレット装置。 - 【請求項7】 請求項2に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記ピーク検出器は、上記交流化信号の極性が反転する
タイミングと同期し、上記静電誘導電圧が立ち上がって
いる期間内に上記静電誘導電圧を積分して、上記直流電
圧を作成することを特徴とする表示一体型タブレット装
置。 - 【請求項8】 請求項2に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記モード検出回路は、検出モードから非検出モードへ
移行する判定を行う場合、上記ピーク検出器の出力電圧
が上記基準電圧を一旦下回った後、所定期間経過後に尚
下回っているときに限り、非検出モードへ移行すべき判
定結果を表すモード信号を出力することを特徴とする表
示一体型タブレット装置。 - 【請求項9】 請求項2に記載の表示一体型タブレット
装置において、 上記基準電圧の値は複数設けられ、非検出モードから検
出モードへ移行する場合よりも検出モードから非検出モ
ードへ移行する場合の方が高い値に設定されていること
を特徴とする表示一体型タブレット装置。 - 【請求項10】 請求項1に記載の表示一体型タブレッ
ト装置において、 上記制御駆動回路は、上記モード検出回路が出力するモ
ード信号を受けて、上記モード信号が検出モードを表す
とき上記表示期間と座標検出期間との両方を時分割で設
定する一方、上記モード信号が非検出モードを表すとき
上記表示期間のみの設定を行う手段を有することを特徴
とする表示一体型タブレット装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の表示一体型タブレ
ット装置において、上記制御駆動回路は、検出モードの
ときに設定する表示期間と非検出モードのときに設定す
る表示期間とで、画像データ転送速度を同一に制御する
手段を有することを特徴とする表示一体型タブレット装
置。 - 【請求項12】 請求項10に記載の表示一体型タブレ
ット装置において、上記制御駆動回路は、検出モードと
非検出モードでのフレーム周波数が略同一となるよう
に、非検出モードのときの表示期間よりも検出モードの
ときの表示期間に、画像データを高速に転送する手段を
有することを特徴とする表示一体型タブレット装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24324591A JP2723711B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 表示一体型タブレット装置 |
| DE69233168T DE69233168T2 (de) | 1991-05-15 | 1992-05-14 | Integrierte Flachbild-Anzeigevorrichtung |
| EP92108163A EP0513792B1 (en) | 1991-05-15 | 1992-05-14 | Display-integrated type tablet device |
| US08/334,811 US5581274A (en) | 1991-04-05 | 1994-11-04 | Display-integrated type tablet device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24324591A JP2723711B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 表示一体型タブレット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580921A true JPH0580921A (ja) | 1993-04-02 |
| JP2723711B2 JP2723711B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17101001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24324591A Expired - Fee Related JP2723711B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-09-24 | 表示一体型タブレット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2723711B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5896120A (en) * | 1993-11-05 | 1999-04-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Preventing noise in a coordinate input device by reducing or suspending backlight oscillation voltage |
| US6965377B2 (en) | 2000-10-19 | 2005-11-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Coordinate input apparatus, coordinate input method, coordinate input-output apparatus, coordinate input-output unit, and coordinate plate |
| JP2006004216A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
| JP2010049052A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器、並びに、指示物体の位置検出方法 |
| JP2012068884A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Kyocera Corp | 電子機器 |
| JP2016170754A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | 三菱電機株式会社 | タッチパネル装置 |
| JP2018113059A (ja) * | 2015-06-29 | 2018-07-19 | 株式会社ワコム | システム、センサコントローラ、及びスタイラス |
| CN115015648A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-06 | 合肥鑫晟光电科技有限公司 | 一种静电检测装置、静电监控系统 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24324591A patent/JP2723711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5896120A (en) * | 1993-11-05 | 1999-04-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Preventing noise in a coordinate input device by reducing or suspending backlight oscillation voltage |
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| JP2006004216A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
| JP2010049052A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器、並びに、指示物体の位置検出方法 |
| JP2012068884A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Kyocera Corp | 電子機器 |
| JP2016170754A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | 三菱電機株式会社 | タッチパネル装置 |
| US10146370B2 (en) | 2015-03-16 | 2018-12-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Touch panel device having state restoration function |
| JP2018113059A (ja) * | 2015-06-29 | 2018-07-19 | 株式会社ワコム | システム、センサコントローラ、及びスタイラス |
| CN115015648A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-06 | 合肥鑫晟光电科技有限公司 | 一种静电检测装置、静电监控系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2723711B2 (ja) | 1998-03-09 |
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|---|---|---|---|
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