JPH0581343A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0581343A
JPH0581343A JP3270125A JP27012591A JPH0581343A JP H0581343 A JPH0581343 A JP H0581343A JP 3270125 A JP3270125 A JP 3270125A JP 27012591 A JP27012591 A JP 27012591A JP H0581343 A JPH0581343 A JP H0581343A
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arithmetic
processing
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data
processor
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JP3270125A
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Takao Iwasaki
孝夫 岩崎
Hiroyoshi Yamada
広佳 山田
Kazunori Shimakawa
和典 島川
Tomohiko Yamada
朝彦 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】演算処理装置が1つのコマンドで演算処理に必
要な一連の処理を実行できるようにし、コマンド総数の
低減および演算処理性能の向上を図る。 【構成】CPU11から複数コマンド分の情報をまとめ
た1つの複合コマンドが発行され、その複合コマンドが
データベース演算処理装置16のエンジン制御プロセッ
サ(ECP)162で解釈される。そして、その複合コ
マンドに含まれる入力ファイルの指定情報、演算情報お
よびその演算結果の出力先指定情報に応じて、エンジン
インターフェースプロセッサ(EIP)161による入
力処理および出力処理、並びにハードウェアソータ制御
プロセッサ(ECAM)164による演算の制御処理が
制御される。したがって、1つのコマンドで複数コマン
ド分の処理を一括して指示できるようになり、コマンド
総数の低減、および演算処理性能の向上を実現すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホスト装置からの要
求に応じて演算対象のファイルデータに対してソートま
たは関係代数演算等の演算処理を実行する演算処理装置
を備えたデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステムにおいて
は、ソート処理や関係データベースの検索系処理等を高
速に実行するために専用のデータベース演算処理装置が
設けられている。このデータベース演算処理装置はハー
ドウェアソータと称される演算回路を備えており、この
演算回路を用いることによってホスト装置からの演算処
理要求に応じたソートや関係代数演算等を高速に実行す
る。
【0003】このデータベース演算処理装置において、
ホスト装置の2次記憶装置上にあるファイルデータを演
算処理する場合には、まず、ホスト装置からのリードコ
マンドに従って2次記憶装置から演算対象データが入力
される。次いで、ホスト装置からの所定の演算指定コマ
ンドに従ってソートまたは関係代数演算が実行され、そ
の後、ホスト装置からのデータ出力のためのコマンドに
したがって2次記憶装置上の所定の出力ファイル上に演
算結果が出力される。
【0004】このように、従来では、ホスト装置から発
行されるコマンドが1つの機能を要求するだけであり、
データベース演算処理装置はホスト装置からコマンドを
受け取る度にそのコマンドで指定される1機能を実行し
ていた。
【0005】しかしながら、このように1コマンドで1
つの処理対象を指示するようにした場合には、コマンド
の構成が単純になる反面、(1)ホスト装置から発行さ
れるコマンド総数の増大、(2)コマンド総数の増大に
よるホスト装置とデータベース演算処理装置間の通信の
繁雑化、(3)データ入力、演算、出力といった一連の
処理がシリアルに行なわれることによる演算処理性能の
低下、という問題が引き起こされる。
【0006】また、複数の選択条件を含む比較的複雑な
選択条件で入力データを取捨選択する場合には、ホスト
装置は各選択条件毎に演算指示コマンドをデータベース
演算処理装置に発行することが必要とされる。
【0007】この場合、データベス演算処理装置は、内
部メモリからの演算対象のデータの読み出し処理、その
データに対する単一の選択条件による選択処理、内部メ
モリへ選択処理結果の書き込みといった処理を、各演算
指示コマンド毎に繰り返し実行することが必要となる。
このように同一データに対して何度も演算を繰り返す
と、データの移動量が増加され、演算処理に多くの時間
が要されるという不具合が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、ホスト装置
から発行されるコマンドが1つの機能を要求するだけで
あり、コマンド総数の増大によってホスト装置との間の
通信が繁雑化され、また1コマンド1機能の処理を複数
コマンドについてシリアルに実行することによって処理
性能が低下されるという欠点があった。
【0009】この発明はこのような点に鑑みなされたも
ので、演算処理装置が1つのコマンドで演算処理に必要
な一連の処理を実行できるようにし、コマンド総数の低
減、および演算処理性能の向上を実現できるデータ処理
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
ホスト装置と、演算対象のファイルデータが格納される
2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直接アクセスする
ためのパスを有し、前記ホスト装置からの要求に応じて
前記演算対象のファイルデータに対して所定の演算処理
を実行する演算処理装置とを備えたデータ処理装置にお
いて、前記演算処理装置に、前記演算対象のファイルデ
ータを前記パスを介して入力する入力手段と、前記入力
されたデータに対してソートまたは関係代数演算を実行
する演算処理手段と、この演算処理手段による演算処理
結果を前記パスを介して前記2次記憶装置に出力する出
力手段と、前記ホスト装置から発行される複数コマンド
分の情報をまとめた複合コマンドを解釈し、その複合コ
マンドに含まれる演算対象ファイルの指定情報、演算処
理内容の指定情報およびその演算結果の出力先指定情報
に応じて前記入力手段、演算処理手段および出力手段を
制御する制御手段とを具備したことを第1の特徴とす
る。
【0011】このデータ処理装置においては、ホスト装
置から複数コマンド分の情報をまとめた1つの複合コマ
ンドが発行され、その複合コマンドが演算処理装置で解
釈される。そして、その複合コマンドに含まれる演算対
象ファイルの指定情報、演算処理内容の指定情報および
その演算結果の出力先指定情報に応じて、入力処理、演
算処理および出力処理がそれぞれ制御される。このた
め、演算処理装置が1つのコマンドで複数コマンド分の
処理を実行できるようになり、コマンド総数の低減、お
よび演算処理性能の向上を実現することができる。
【0012】また、この発明は、演算処理装置に第1乃
至第3のプロセッサから構成されるマルチプロセッサ構
成を採用し、演算処理装置と2次記憶装置間のデータ入
出力を第1のプロセッサに、演算回路を用いた演算処理
を第2のプロセッサに、そして、全体の制御を第3のプ
ロセッサにそれぞれ機能分散すると共に、第3のプロセ
ッサを、複合コマンドを解釈し、その複合コマンドに含
まれる演算対象ファイルの指定情報、演算処理内容の指
定情報およびその演算結果の出力先指定情報に応じて前
記第1のプロセッサによるデータ入出力処理および前記
第2のプロセッサによる演算制御処理を制御するように
構成したことを第2の特徴とする。
【0013】この構成においては、第1乃至第3のプロ
セッサによって効率良く負荷分散が図れ、しかも複合コ
マンドを解釈する第3のプロセッサによってその複合コ
マンドに含まれる複数の機能が一度に認識されるので、
第1および第2のプロセッサが並行して動作されるよう
にそれらプロセッサを動作制御することができる。従っ
て、演算処理装置の動作性能を十分に向上させることが
できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0015】図1にはこの発明の一実施例に係わるデー
タ処理装置の全体のシステム構成が示されている。この
データ処理装置は、ホストコンピュータ10と、データ
ベース演算処理装置(データベースエンジン;DBE)
16と、磁気ディスク装置17とによって構成されてい
る。ホストコンピュータ10は、CPU11、主記憶装
置12、第1および第2のチャネル装置14,15によ
って構成されており、これらCPU11、主記憶装置1
2、およびチャネル装置14,15はシステムバス13
を介して相互接続されている。
【0016】ホストコンピュータ10とデータベース演
算処理装置16はチャネル装置14によって接続され、
またホストコンピュータ10と磁気ディスク装置17は
チャネル装置15によって接続されている。さらに、デ
ータベース演算処理装置16と磁気ディスク装置17は
専用のアクセスパス18を介して接続されている。
【0017】CPU11は、ホストコンピュータ10全
体の制御を司るものであり、データベース演算処理装置
16に対してソート処理や関係代数演算等の各種演算処
理の実行を依頼する。主記憶装置12には、データベー
ス演算処理装置16に演算対象ファイルや演算内容を指
示するためのコマンドが格納される。このコマンドとし
ては、磁気ディスク装置17からデータを読み込むため
のREAD(読み込み)コマンド、指定された形式で磁
気ディスク装置17へデータを出力するためのPROJ
ECTION(射影)コマンド、指定されたキーフィー
ルドによる整列化を行うためのSORT(ソート)コマ
ンド、異なるファイル(テーブル)のフィールドを条件
とした制約を行うためのRESTRICT(制約)コマ
ンド、同一ファイル上のフィールドまたは定数による選
択を行うためのSELECT(選択)コマンド、指定さ
れたキーフィールドによる結合を行うためのJOIN
(結合)コマンド、および磁気ディスク装置17上の作
業ファイルを指定するWORKFILE(作業ファイル
指定)コマンド等がある。
【0018】さらに、これらコマンドをグルーピングし
たコマンドとして、例えば、SELーSORTーPRO
Jコマンドと、SELーSELーJOINコマンドがあ
る。SELーSORTーPROJコマンドは、SELE
CTコマンドによる入力データの選択処理、SORTコ
マンドによる整列化処理、およびPROJECTION
コマンドによる射影出力処理をまとめて指示するための
コマンドである。SELーSELーJOINコマンド
は、2つの入力ファイルそれぞれに対するSELECT
コマンドの選択処理と、JOINコマンドによるそれら
選択結果の結合処理とをまとめて指示するコマンドであ
る。
【0019】また、これら演算のための各コマンドに
は、データを取捨選択するための複数の選択条件を含ま
せることができる。この場合、これら複数の選択条件は
逆ポーランド式によって1つの条件式に変換されてい
る。
【0020】つまり、CPU11は、SQL言語のIN
術語、BETWEEN術語を比較術語(<,>,≦,
≦,=,等)で表現し、またNULL術語、LIKE術
語といった特殊な条件式を比較術語を拡張した形で表現
することで、複数からなる選択条件を逆ポーランド式に
変換して、これによって1つの条件式に変換する。ここ
で、逆ポーランド式は良く知られているように演算子を
演算数の後におく記法であるので、複数のAND/OR
条件等による選択を簡単に表現することができる。
【0021】また、CPU11によって生成されるコマ
ンドには、このような複数の演算指示の組み合わせだけ
でなく、その演算処理に必要な情報、つまり、磁気ディ
スク装置17上における演算対象ファイルを指定する入
力ファイル情報や、演算処理に使用すべき磁気ディスク
装置17上の作業ファイル、さらには演算結果を出力す
べき磁気ディスク装置17上の出力ファイルを指定する
情報、も組み込まれている。
【0022】したがって、CPU11がデータベース演
算処理装置16に発行する演算要求(エンジンコマン
ド)は、データ入力処理、演算処理、演算結果の出力処
理を一度に指定することができる。
【0023】データベース演算処理装置(DBE)16
は、CPU11からのコマンドに基づいて演算対象ファ
イルのデータに対して演算処理を実行するものであり、
演算対象ファイルの入力および演算結果の出力のため
に、パス18を介して磁気ディスク装置17を直接的に
アクセスする。
【0024】このデータベース演算処理装置(DBE)
16は、エンジンインターフェースプロセッサ(EI
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、大容量メモリ(EBDM)163、ハードウェアソ
ータ制御プロセッサ(ECAM)164、並列ソーティ
ングモジュール(PSOM)165、および並列関係代
数演算モジュール(PRAM)166によって構成され
ている。
【0025】エンジンインターフェースプロセッサ(E
IP)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の3台のプロセッサは内部バス167によっ
て相互接続されており、大容量メモリ(EBDM)16
3を共有メモリとする密結合のマルチプロセッサを構成
している。大容量メモリ(EBDM)163は、3台の
各プロセッサの共通のアドレス空間上に配置されてい
る。また、これら3台のプロセッサ、つまりエンジンイ
ンターフェースプロセッサ(EIP)161、エンジン
制御プロセッサ(ECP)162、およびハードウェア
ソータ制御プロセッサ(ECAM)164には機能分散
がなされている。この場合、それぞれの固有の役割を効
率良く実行するために、これら各プロセッサは、密結合
ながらそれぞれに適した独立のモニタによって動作制御
されるように構成されている。
【0026】エンジンインターフェースプロセッサ(E
IP)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の機能分散は、次のようになされている。
【0027】すなわち、エンジンインターフェースプロ
セッサ(EIP)161は、ホストコンピュータ10と
データベース演算処理装置16間の通信を行うと共に、
磁気ディスク装置17のディスクコントローラにもパス
18を介して接続されており、磁気ディスク17とのデ
ータ入出力を制御する。また、エンジンインターフェー
スプロセッサ(EIP)161は、大容量メモリ(EB
DM)163と磁気ディスク装置17とのデータ入出力
の際に、データであるレコード内のフィールドを削除し
たり並び換えるといった再構成処理を実行する。
【0028】ホストコンピュータ10との間の通信にお
いては、エンジンインターフェースプロセッサ(EI
P)161は、第1のチャネル装置14を介してCPU
11から送られてくるコマンドを受信し、それをエンジ
ン制御プロセッサ(ECP)162に送信する。また、
エンジンインターフェースプロセッサ(EIP)161
は、エンジン制御プロセッサ(ECP)162から送ら
れてくるコマンド結果としてステータスを受信し、それ
を第1のチャネル装置14を介してCPU11に返信す
る。
【0029】磁気ディスク装置17との間のデータ入出
力処理においては、エンジンインターフェースプロセッ
サ(EIP)161は、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162からの入出力要求を受け付け、大容量メモリ
(EBDM)163と磁気ディスク装置17との間でデ
ータ転送を行う。
【0030】エンジン制御プロセッサ(ECP)162
は、CPU11からのコマンドを解釈して、エンジンイ
ンターフェースプロセッサ(EIP)161、大容量メ
モリ(EBDM)163、およびハードウェア制御プロ
セッサ(ECAM)164を内部バス167を介して制
御するものである。複数コマンド分の情報を含む一本化
された複合コマンド(エンジンコマンド)を受信した時
は、エンジン制御プロセッサ(ECP)162は、その
複合コマンドを解釈し、その複合コマンドで指定される
複数コマンド分の機能が実行されるように、エンジンイ
ンターフェースプロセッサ(EIP)161、大容量メ
モリ(EBDM)163、およびハードウェア制御プロ
セッサ(ECAM)164を制御する。
【0031】大容量メモリ(EBDM)163は、磁気
ディスク装置17から読み出された演算対象のファイル
データ、ハードウェア制御プロセッサ(ECAM)16
4、並列ソーティングモジュール(PSOM)165、
および並列関係代数演算モジュール(PRAM)166
による演算処理結果、さらには、エンジン制御プロセッ
サ(ECP)162による演算結果の統合結果等を格納
する共有メモリである。演算対象のファイルデータは大
容量メモリ(EBDM)163内の入力バッファ部に格
納され、演算処理結果は大容量メモリ(EBDM)16
3内の出力バッファ部に格納される。
【0032】ハードウェアソータ制御プロセッサ(EC
AM)164は、エンジン制御プロセッサ(ECP)1
62からの指令に基づいて、並列ソーティングモジュー
ル(PSOM)165および並列関係代数演算モジュー
ル(PRAM)166による演算を制御する。
【0033】この場合、ハードウェアソータ制御プロセ
ッサ(ECAM)164は、大容量メモリ(EBDM)
163上のデータを並列ソーティングモジュール(PS
OM)165に入力し、並列関係代数演算モジュール
(PRAM)166から出力された演算結果を大容量メ
モリ(EBDM)163上に格納するが、並列ソーティ
ングモジュール(PSOM)165へのデータ入力に際
しては、キー切り出し処理を実行する。このキー切り出
し処理においては、ハードウェアソータ制御プロセッサ
(ECAM)164は、演算対象の各レコードから演算
に必要なキーのみを切り出し、それにレコード識別番号
(大容量メモリ163上におけるレコードの先頭アドレ
ス)を付加して並列ソーティングモジュール(PSO
M)165へ送出する。
【0034】また、ハードウェアソータ制御プロセッサ
(ECAM)164は、コマンドによって指定されたデ
ータの取捨選択を行う。この取捨選択は、複数の選択条
件を入力データの各レコードに対して次々に適用するこ
とによって実行される。
【0035】並列ソーティングモジュール(PSOM)
165は、ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164によって駆動され、ソートを並列に実行する
専用のハードウェア回路であり、並列関係代数演算モジ
ュール(PRAM)166に接続されている。この並列
ソーティングモジュール(PSOM)165は、パイプ
ラインマージソータと称されるものであり、2−ウェイ
マージを行う複数のソートセルをカスケード接続してな
る。
【0036】並列関係代数演算モジュール(PRAM)
166は、関係型データベースにおけるJOIN(結
合)やRESTRICT(制約)といった関係代数演算
を並列に実行する専用のハードウェア回路であり、並列
ソーティングモジュール(PSOM)165からソート
されたデータを入力し、演算結果をハードウェアソータ
制御プロセッサ(ECAM)164に出力する。ソート
処理だけを実行する場合には、並列関係代数演算モジュ
ール(PRAM)166は、最終段のソートセルとして
機能する。
【0037】このように、エンジンインターフェースプ
ロセッサ(EIP)161、エンジン制御プロセッサ
(ECP)162、およびハードウェアソータ制御プロ
セッサ(ECAM)164にはそれぞれ各種演算処理を
実行するための機能が分散されている。この場合、これ
らプロセッサは、大容量メモリ(EBDM)163上の
バッファのやりとりを除けば非同期に動作し、並行して
各機能を実行する。すなわち、ソートや選択等の処理
は、通常、入力処理、演算処理、および出力処理から構
成されるが、ハードウェアソータ制御プロセッサ(EC
AM)164の制御による演算処理は、エンジンインタ
ーフェースプロセッサ(EIP)161による演算対象
データの入力処理と並行して実行される。また、ハード
ウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164からの
演算結果をエンジン制御プロセッサ(ECP)162に
よって統合する必要がある場合には、その統合処理とエ
ンジンインターフェースプロセッサ(EIP)161に
よる出力処理も並行して実行される。
【0038】次に、図2を参照して、図1のデータ処理
装置における全体の処理の流れを説明する。
【0039】まず、CPU11は複数の入力ファイルを
1コマンド(READ)で指定し、また、複雑な選択条
件を1式にし、その条件式をソートや作業ファイル、出
力ファイルの指定情報と併せて1コマンドにし、処理内
容に応じたエンジンコマンドを主記憶12上に作成する
(ステップS11)。そして、CPU11は、主記憶1
2にあるエンジンコマンドをチャンネル装置14を介し
てデータベース演算処理装置(DBE)16に送信する
(ステップS12)。
【0040】エンジン制御プロセッサ(ECP)162
は、エンジンインターフェースプロセッサ(EIP)1
61を介して、エンジンコマンドを受信する(ステップ
S13)。この受信したエンジンコマンドは大容量メモ
リ(EBDM)163に保存される。次いで、エンジン
制御プロセッサ(ECP)162は、大容量メモリ(E
BDM)163中の複数情報をまとめたエンジンコマン
ドを解析し、必要な処理を決定、起動する(ステップS
14)。
【0041】そして、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162が大容量メモリ(EBDM)163およびエ
ンジンインターフェースプロセッサ(EIP)161、
並びにハードウェア制御プロセッサ(ECAM)164
を用いて入力・出力・ソートを並行に行いながらソート
処理を行う(ステップS15)。この後、エンジン制御
プロセッサ(ECP)162は、演算処理完了のステー
タスを送信し、そのステータスはCPU11によって受
信される(ステップS16,S17)。
【0042】次に、図3のフローチャートを参照して、
エンジン制御プロセッサ(ECP)162によって実行
される入力処理、演算処理、出力処理についての制御動
作を説明する。
【0043】まず、エンジン制御プロセッサ(ECP)
162は、データ入力の準備を行うために、コマンドの
解釈で得た入力ファイルの情報を入力パラメタとしてエ
ンジンインターフェースプロセッサ(EIP)161に
設定する(ステップS21)。次に、エンジン制御プロ
セッサ(ECP)162は、選択・ソートのための準備
として、エンジンコマンドの解釈で得た選択・ソートの
ためのパラメタをハードウェア制御プロセッサ(ECA
M)164に対して設定する(ステップS22)。
【0044】この後、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162は、入力とソートを並行動作させるために、
エンジンインターフェースプロセッサ(EIP)161
に対する入力の制御と、ハードウェア制御プロセッサ
(ECAM)164に対するソートの制御を並行に実行
する(ステップS23)。そして、エンジン制御プロセ
ッサ(ECP)162は、データ出力の準備を行うため
に、エンジンコマンドの解釈で得た出力ファイルの情報
を出力パラメタとしてエンジンインターフェースプロセ
ッサ(EIP)161に設定する(ステップS24)。
この後、エンジン制御プロセッサ(ECP)162は、
ソートと出力を並行動作させるために、ハードウェア制
御プロセッサ(ECAM)164に対するソートの制御
あるいはエンジン制御プロセッサ(ECP)162内で
のマージ処理と、エンジンインターフェースプロセッサ
(EIP)161に対する出力の制御を並行に実行する
(ステップS25)。
【0045】ここで、ステップS22の選択・ソートの
設定処理と、ステップS23の入力とソートの制御処理
とは重複して行なわれ、また、ステップS23の入力お
よびソートの制御処理と、ステップS24の出力パラメ
タの設定処理も重複して行なわれる。
【0046】次に、図4のフローチャートを参照して、
図1のデータ処理装置におけるデータの流れについて説
明する。
【0047】まず、エンジンインターフェースプロセッ
サ(EIP)161は、入力パラメタの設定処理によっ
て指定された磁気ディスク装置17上のデータを大容量
メモリ(EBDM)163に読み込む(ステップS3
1)。ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)
164は、選択・ソートの設定処理により指定された選
択処理をレコード毎に適用し、レコードの取捨選択を行
う(ステップS32)。そして、選択・ソートの設定処
理の指定に応じたハードウェアソータ制御プロセッサ
(ECAM)164の制御の下で、並列ソーティングモ
ジュール(PSOM)165および並列関係代数演算モ
ジュール(PRAM)166が、ステップS32で選択
されたレコード群についてソート処理を行う(ステップ
S33)。
【0048】次いで、ハードウェアソータ制御プロセッ
サ(ECAM)164は、ステップ33のソート結果を
並列関係代数演算モジュール(PRAM)166から受
け、それを大容量メモリ(EBDM)163に出力する
(ステップS34)。この後、エンジンインターフェー
スプロセッサ(EIP)161は、大容量メモリ(EB
DM)163上のソート結果のデータを、ステップS2
4の出力パラメタの設定処理により指定された磁気ディ
スク装置17上の出力ファイルに書き出す(ステップS
35)。
【0049】ここで、ステップS31〜S33における
の入力処理、取捨選択処理、ソート処理は並行して実行
され、またステップS34のソート結果の吐き出し処理
とステップS35の出力処理も並行して実行される。こ
のような並行処理は、マルチプロセッサ構成を採用し、
しかもエンジン制御プロセッサ(ECP)162が複数
のコマンド情報を含むエンジンコマンドを解釈し、必要
な動作を他の各プロセッサに実行させるというシステム
構成によって実現されるものである。
【0050】次に、ソート処理を例にとって、データベ
ース演算処理装置16による演算処理の流れについて説
明する。
【0051】ソート処理の場合、CPU11からの要求
(エンジンコマンド)には、情報1:入力ファイルの指
定(1つ以上)、情報2:取捨選択の指定(0個以
上)、情報3:ソートの指定(1つ)、情報4:演算結
果の出力先の指定(1つ)、情報5:ソート演算の中間
結果である部分ソート列を一時的に蓄積するための作業
ファイルの指定(0ないし1つ)の5つ内容が含まれ
る。
【0052】この場合、例えば、情報1が複数集まって
1コマンドとなり、情報2乃至情報4が集まって1コマ
ンドとなり、合計2コマンドからなるエンジンコマンド
がCPU11によって作成される。
【0053】このエンジンコマンドは、エンジン制御プ
ロセッサ(ECP)162に送信される。エンジン制御
プロセッサ(ECP)162は、そのエンジンコマンド
を解釈し、エンジンインターフェースプロセッサ(EI
P)161およびハードウェアソータ制御プロセッサ
(ECAM)164にそれぞれ入力処理および選択・ソ
ート処理の指示を行う。この場合、前述したようにエン
ジンコマンドには複数コマンド分の情報が一本化されて
含まれているので、エンジン制御プロセッサ(ECP)
162では、図3のフローチャートで説明したステップ
S21〜S25の処理が続けて行なわれる。
【0054】このようなエンジン制御プロセッサ(EC
P)162の動作指示に従い、エンジンインターフェー
スプロセッサ(EIP)161は、図4のステップS3
1で説明してデータの入力処理およびステップ35で説
明した結果データの出力処理を行う。この時、入力処理
と出力処理とはオーバーラップすることはない。一方、
図4のステップS32で説明した取捨選択処理およびス
テップS33で説明したソート処理は、ハードウェアソ
ータ制御プロセッサ(ECAM)164が、並列ソーテ
ィングモジュール(PSOM)165および並列関係代
数演算モジュール(PRAM)166を用いて実行す
る。
【0055】このように入力ファイル指定、演算指示、
出力ファイル指定のコマンドが1本化されたエンジンコ
マンドを用いることにより、入力処理、演算処理、出力
処理の動作指示をエンジン制御プロセッサ(ECP)1
62によって一括して行うことができるようになる。
【0056】次に、図5乃至図7を参照して、データベ
ース演算処理装置16に送られるエンジンコマンドの具
体例を説明する。
【0057】ここでは、図5に示されているように従業
員名、年令、年収等の項目を有する従業員ファイルA,
Bを演算対象として、20代の従業員の内で年収の少な
い者順に並べ、それを出力ファイルCに出力する、とい
った処理を想定する。
【0058】この場合、図6に示されているように、入
力ファイルの指定情報としてはファイルA,B、出力フ
ァイルの指定情報としてはファイルC、選択条件として
は20才以上を指定する条件αと30才未満を指定する
条件βとのAND条件、ソート情報としては年収γをキ
ーとする昇順の整列化の情報が与えられる。
【0059】このような情報のうち、ファイルAとファ
イルBの2つの入力ファイルの指定情報は1つのREA
Dコマンドにまとめられ、また、出力ファイルの指定情
報、選択条件、ソート条件、ファイルCを指定する出力
ファイル情報は、1つのSELーSORTーPROJコ
マンドにまとめられる。そして、図7に示されているよ
うに、READコマンドとSELーSORTーPROJ
コマンドとの2コマンドのエンジンコマンドが作成さ
れ、それがデータベース演算処理装置16に送られる。
【0060】図7から分かるように、コマンドの1本化
が行われてない場合には、ファイルAの読み込み、ファ
イルAについて条件αで選択、その選択結果について条
件βで選択、この選択結果について条件γでのソートが
第1乃至第4の4個のコマンドによって実行され、同様
にして、ファイルBの読み込み、ファイルBについて条
件αで選択、その選択結果について条件βで選択、この
選択結果について条件γでのソートが第5乃至第8の4
個のコマンドで実行される。そして、さらに、第9のコ
マンドでファイルAのソート結果とファイルBのソート
結果とのマージがなされ、この後、第10のコマンドで
マージ結果の出力が実行される。
【0061】これに対し、コマンドの1本化を行った場
合には、READコマンドとSELーSORTーPRO
Jコマンドとの2コマンドからなるエンジンコマンド
で、同様の機能を実行することができる。
【0062】以上のように、この実施例においては、C
PU11から複数コマンド分の情報をまとめた1つの複
合コマンドが発行され、その複合コマンドがデータベー
ス演算処理装置16のエンジン制御プロセッサ(EC
P)162で解釈される。そして、その複合コマンドに
含まれる入力ファイルの指定情報、演算情報およびその
演算結果の出力先指定情報に応じて、エンジンインター
フェースプロセッサ(EIP)161による入力処理お
よび出力処理、並びにハードウェアソータ制御プロセッ
サ(ECAM)164による演算の制御処理が制御され
る。したがって、1つのコマンドで複数コマンド分の処
理を一括して指示できるようになり、コマンド総数の低
減、および演算処理性能の向上を実現することができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、演算
処理装置が1つのコマンドで演算処理に必要な一連の処
理を実行できるようになり、コマンド総数の低減、およ
び演算処理性能の向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる全体のシステム構
成を示すブロック図。
【図2】同実施例のデータベース演算処理装置の動作を
説明するフローチャート。
【図3】同実施例のデータベース演算処理装置に設けら
れた制御用プロセッサの動作を説明するフローチャー
ト。
【図4】同実施例のデータベース演算処理装置における
データの流れを説明するフローチャート。
【図5】同実施例のデータベース演算処理装置で演算処
理される入力ファイルの一例を示す図。
【図6】図5の入力ファイルに対して演算処理を実行す
る際の各種条件を示す図。
【図7】図6の条件で演算処理を行う場合のエンジンコ
マンドの一例を示す図。
【符号の説明】
10…ホストコンピュータ、16…データベース演算装
置、17…磁気ディスク装置、161,162,164
…プロセッサ、163…大容量メモリ、165…並列ソ
ーティングモジュール、166…並列関係代数演算モジ
ュール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 朝彦 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置と、演算対象のファイルデー
    タが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直
    接アクセスするためのパスを有し、前記ホスト装置から
    の要求に応じて前記演算対象のファイルデータに対して
    所定の演算処理を実行する演算処理装置とを備えたデー
    タ処理装置において、 前記演算処理装置は、前記演算対象のファイルデータを
    前記パスを介して入力する入力手段と、前記入力された
    データに対してソートまたは関係代数演算を実行する演
    算処理手段と、この演算処理手段による演算処理結果を
    前記パスを介して前記2次記憶装置に出力する出力手段
    と、前記ホスト装置から発行される複数コマンド分の情
    報をまとめた複合コマンドを解釈し、その複合コマンド
    に含まれる演算対象ファイルの指定情報、演算処理内容
    の指定情報およびその演算結果の出力先指定情報に応じ
    て前記入力手段、演算処理手段および出力手段を制御す
    る制御手段とを具備することを特徴とするデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複合コマンドに含まれる演算処理内
    容の指令情報は前記演算対象データを取捨選択するため
    の複数の選択条件を含み、前記複数の選択条件は逆ポー
    ランド式によって1つの条件式に変換されていることを
    特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、ソートまたは関係
    代数演算を実行する演算回路と、この演算回路による演
    算を制御する演算制御手段とを具備し、 この演算制御手段は、前記演算対象ファイルデータに対
    して前記複数の選択条件を順次適用して前記演算回路へ
    の入力データを取捨選択することを特徴とする請求項2
    記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 ホスト装置と、演算対象のファイルデー
    タが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直
    接アクセスするためのパスを有し、前記ホスト装置から
    の要求に応じて前記演算対象のファイルデータに対して
    所定の演算処理を実行する演算処理装置とを備えたデー
    タ処理装置において、 前記演算処理装置は、前記ホスト装置との間の通信、お
    よび前記2次記憶装置との間のデータ入出力を実行する
    第1のプロセッサと、ソートまたは関係代数演算を行う
    演算回路と、この演算回路による演算を実行制御する第
    2のプロセッサと、前記第1のプロセッサによって入力
    される演算対象のファイルデータおよび前記演算回路に
    よる演算結果が格納される内部メモリと、前記第1のプ
    ロセッサを介して供給される前記ホスト装置からの指示
    に基づき、前記第1および第2のプロセッサを動作制御
    する第3のプロセッサとを具備し、 前記第3のプロセッサは、前記ホスト装置から発行され
    る複数コマンド分の情報をまとめた1つの複合コマンド
    を解釈し、その複合コマンドに含まれる演算対象ファイ
    ルの指定情報、演算処理内容の指定情報およびその演算
    結果の出力先指定情報に応じて前記第1のプロセッサに
    よるデータ入出力処理および前記第2のプロセッサによ
    る演算制御処理を制御するように構成されていることを
    特徴とするデータ処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013145627A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 日本電気株式会社 暗号化データベースシステム、クライアント端末、データベースサーバ、データ結合方法、および、プログラム
JP2017526027A (ja) * 2014-05-27 2017-09-07 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. クラスタリング記憶方法および装置

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