JPH058201B2 - - Google Patents

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JPH058201B2
JPH058201B2 JP58217624A JP21762483A JPH058201B2 JP H058201 B2 JPH058201 B2 JP H058201B2 JP 58217624 A JP58217624 A JP 58217624A JP 21762483 A JP21762483 A JP 21762483A JP H058201 B2 JPH058201 B2 JP H058201B2
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JP
Japan
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starch
hydroxypropyl
temperature
slurry
granular
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JP58217624A
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Yuujiin Iisutoman Jeemuzu
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Original Assignee
Tate and Lyle Ingredients Americas LLC
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Publication date
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Publication of JPH058201B2 publication Critical patent/JPH058201B2/ja
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B31/00—Preparation of derivatives of starch
    • C08B31/08—Ethers
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L29/00—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/20—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
    • A23L29/206—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of vegetable origin
    • A23L29/212—Starch; Modified starch; Starch derivatives, e.g. esters or ethers
    • A23L29/219—Chemically modified starch; Reaction or complexation products of starch with other chemicals
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B31/00—Preparation of derivatives of starch
    • C08B31/08—Ethers
    • C08B31/12—Ethers having alkyl or cycloalkyl radicals substituted by heteroatoms, e.g. hydroxyalkyl or carboxyalkyl starch

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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ヒドロキシプロピル置換前の顆粒状
デンプンのそれよりは低下したペースト化温度を
有する新規ヒドロキシプロピル置換顆粒状デンプ
ン材料に関する。本発明のデンプン材料のペース
ト化温度は公知の同程度のヒドロキシプロピル置
換を有するヒドロキシプロピル置換顆粒状デンプ
ンのペースト化温度よりも実質的に低い。 顆粒状デンプン材料をアルキレンオキサイド類
及びアルキルハロゲン化物との反応により化学的
に変性して元の未変性顆粒状デンプンのそれより
も低いペースト化温度により特徴付けられる顆粒
状デンプンエーテル類を得ることは公知である。
事実、ヒドロキシアルキル化試薬の量及び反応条
件をコントロールすることにより当業者は元の未
変性顆粒状デンプンのペースト化温度よりも僅か
に低い温度から水の凍結点より僅かに高い温度ま
での範囲のペースト化温度を有するエーテル化顆
粒状デンプン材料を製造することができる。典型
的には、置換(ヒドロキシアルキル化)の度合い
が大きくなればなるほど、ヒドロキシアルキル化
変性顆粒状デンプンのペースト化温度におけるよ
り大きな低下が観察される。 ヒドロキシアルキルデンプンエーテル類は、通
常、顆粒状デンプン材料とエチレンオキサイド、
プロピレンオイサイド或いはエピクロロヒドリン
と、好ましくはアルカリ金属水酸化物触媒の存在
下における反応により製造されている。この反応
は、ヒドロキシアルキル化デンプン生成物がその
生来の未ゼラチン化顆粒状形態に留まる各種反応
条件化において行われてきた。その形態におい
て、それは容易に脱水され洗浄され、従つて比較
的純粋な状態で経済的に製造されている。 顆粒状デンプンのヒドロキシアルキル化を行う
反応条件の選択は、幾分デンプン材料生成物に望
まれるヒドロシキアルキル置換の程度に基づいて
いる。デンプン重合体中の無水グルコース単位当
り約0.1ヒドロキシアルキル基まで置換度(D.S.)
が所望される場合には、通常の水性反応方法を使
用することができる。これは、米国において、ペ
ースト化温度低下ヒドロキシアルキル化デンプン
の製造に工業的に最も広範に用いられている方法
である。この水性方法においては、40〜45%固形
分懸濁液の顆粒状デンプンがアルカリ金属水酸化
物或いはアルカリ土類金属水酸化物を用いてアル
カリ性にされ、エチレン或いはプロピレンオキサ
イドが懸濁液に添加される。反応は、通常50℃を
越えないデンプンの膨潤温度より十分に低い温度
において行われる。しばしば顆粒状デンプン材料
の膨潤をアルカリ性反応条件下において防止する
ために、中性アルカリ金属塩、或いは水混和性有
機溶媒などの膨潤防止剤が反応液に添加される。
アルカリはデンプンとアルキレンオキサイド試薬
との効率のよい且つ迅速な反応を促進するために
反応混合物に添加される。米国特許第2516633号
明細書は、水溶性アルカリ金属又はアルカリ土類
金属塩の水溶液中において未膨潤顆粒状デンプン
を非膨潤条件下にアルキレンオキサイドと反応さ
せるためのその様な方法を記載している。 前述の如く、顆粒が膨潤するために、反応が水
懸濁液中において行われる場合に、グルコース単
位当り、約0.1個のヒドロキシアルキル基を越え
て含有する未ゼラチン化ヒドロキシアルキル置換
デンプン生成物を調製することは困難である。よ
り高い置換度を得るためには、エーテル化を制限
された量の水分の存在下において行う必要があ
る。その様なことは、液体反応媒体の不存在下
(乾燥状態)或いは、ヒドロキシアルキルデンプ
ンエーテル生成物を殆んど或いは全く膨潤させる
傾向のない低級脂肪族アルコールのような液体中
のいずれかにおける反応により達成された。ヒド
ロキシアルキルデンプン生成物の水分への曝露を
除去するか或いは少なくとも最少限にすることに
より高置換ヒドロキシアルキルデンプンの単離を
容易にするデンプンヒドロキシアルキル化方法に
向けられた多くの米国特許がある。 米国特許第2516632号及び第2516634号各明細書
は、ガス状アルキレンオキサイドと未ゼラチン化
顆粒状デンプン材料との反応を含む方法を記載し
ている。′632号特許は、ガス状アルキレンオキサ
イドと顆粒状デンプンの混合物を実質的に遊離の
アルキレンオキサイドが残らなくなるまで密閉さ
れた容器中で撹拌することによる直接反応を記載
している。′634号特許は、可溶性アルカリ金属塩
を、デンプンと反応性アルキレンオキサイドとを
接触する前に先ず顆粒状デンプンに分酸させる以
外は同様な方法を記載している。 実質的に非水性液体媒体中において、アルカリ
性触媒の存在下に顆粒状未ゼラチン化デンプンの
ヒドロキシアルキル化を開示する担当な数の特許
もある。米国特許第2682535号明細書は、セルロ
ース類及びデンプン類を含むポリサツカライドの
ヒドロキシアルキルエーテルを製造する方法にお
いて、ポリサツカライドをアルキレンオキサイド
と、C4〜10一価アルカノール及び2−(C1〜4アルコ
キシイソプロパノールの混合物中における苛性ア
ルカリの存在下に、50℃以下の温度で反応させる
ことを特徴とする方法を開示している。米国特許
第2744894号明細書は、反応媒体の液相が高沸点
(85℃.+)有機液体及びC1〜4アルコキシエタノー
ル又はC1〜4アルコキシイソプロパノールの混合物
よりなる同様な方法を開示している。 米国特許第3127392号明細書は、水及びアルコ
ール類を含む極性溶媒中において30℃〜90℃の温
度で約1〜24時間アミロースをアルキレンオキサ
イドと反応させることによるヒドロキシアルキル
アミロースの製造方法を開示している。米国特許
第3135739号明細書は、湿つたアルカリ性顆粒状
デンプンを脂肪族ケトン中においてアルキレンオ
キサイドとデンプンが無水グルコース単位当り
0.5を越えるエーテル基を含有するまで反応させ
ることにより顆粒状未ゼラチン化状態の高度に置
換されたデンプンエーテルを製造する方法を記載
している。この方法からのデンプン生成物は冷水
中で膨潤する。 米国特許第3014901号明細書は又、顆粒状デン
プンを先ず「抑止量」のエピクロロヒドリンと反
応させ、その後エチレンオキサイドと水性アルカ
リ性スラリー中において顆粒状デンプン生成物の
置換度が0.15〜0.55の範囲になる迄反応させると
いう、未ゼラチン化エーテル類の製造方法を記載
している。 米国特許第2845417号明細書は、水、水混和性
アルコール及びアルコール可溶性アルカリ中に顆
粒状デンプンのスラリーを形成し、次いで顆粒状
デンプンを該スラリー中においてヒドロキシアル
キル化試薬と反応させ、部分的にエーテル化され
た未ゼラチン化生成物を過可能な形態で与える
ことを特徴とする顆粒状デンプンの未ゼラチン化
ヒドロキシアルキル誘導体の製造方法を開示して
いる。この反応は約16〜54℃(約60〜130〓)の
範囲において約24時間までの間行われる。開示さ
れている操作条件下において、ヒドロキシアルキ
ル化試薬の量は、顆粒状デンプンの通常のゼラチ
ン化温度乃至水の凍結点の間の任意の温度におい
て水中で膨潤或いはゼラチン化する生成物を与え
るように調製することができる。 米国特許第4014067号明細書も又ヒドロキシア
ルキル化方法を記載し、(1)セルロース、アルキル
金属水酸化物及びエーテル化成分のスラリーを不
活性担体液体(過剰性のアルキルクロライド、ジ
メチルエーテル、ヘキサン、ベンゼン或いはトル
エンを含む)を用いて或いは用いることなく実質
的に遊離酸素の不存在下において調製し、(2)この
スラリーを加熱された管状反応器に約7〜約28
Kg/cm2(約100〜約400psig)の圧力で10〜60分間
の反応時間を与える速度で30〜135℃において供
給し、及び(3)スラリーからポリサツカライドエー
テルを回収することによるセルロース−ポリサツ
カライドエーテル類の製造方法を開示している。 要約すると、従来技術は、顆粒状デンプンとア
ルキレンオキサイドの反応によるヒドロキシアル
キル顆粒状デンプンエーテル類の製造のための操
作条件として本質的に次の3つの一般的な型を記
載している: (1) アルカリ金属水酸化物塩基の存在下及び任意
に膨潤抑制塩の存在下における水性媒体中、 (2) 反応媒体の不存在下、即ち、任意にアルカリ
金属水酸化物或いはアルカリ金属塩の存在下に
おけるガス状又は液体状態のアルキレンオキサ
イドと顆粒状デンプン材料との直接反応、或い
は (3) 実質的に非−水性、アルカリ性媒体中。 当業者は、いずれの方法がヒドロキシアルキル
デンプンエーテル類の製造に用いられるかの如何
を問わず、一般的にヒドロキシアルキル置換の程
度と観察されるペースト化温度の低下との間には
直接の関係があること、即ち、ヒドロキシアルキ
ル置換の程度が高い程変性された顆粒状デンプン
により示されるペースト化温度が低くなることを
理解するであろう。ヒドロキシプロピル置換デン
プンにより示されるペースト化温度は、典型的に
は、未変性デンプンのペースト化温度からヒドロ
キシプロピル含量1重量%(或いは各0.025D.S.)
当り約2〜約5℃低下される。 それらの低下したペースト化温度の故にヒドロ
キシプロピル置換顆粒状デンプンは、グレイビー
類、ソース類、パイフイリングなどの迅速調理食
物配合物における増粘剤として広い用途を有す
る。現在利用可能な同様なペースト化温度を有す
るヒドロキシプロピル化食物デンプンのそれより
も実質的に低い置換度(D.S.ヒドロキシプロピ
ル)を有するヒドロキシプロピル化低ペースト化
温度デンプンにより現実化される固有の利点を当
業者は認識するであろう。ヒドロキシプロピル化
試薬のコストが減少されるのみならず消費者の食
事に含まれる多くのデンプン含有食物組成物中の
デンプン成分の化学的変性の程度を最少化するこ
とにより消費者により感じられる固有の利点もあ
ることであろう。 従つて、本発明の目的は、はるかに高い割合の
ヒドロキシプロピル置換を有する通常のヒドロキ
シプロピル化デンプンに特徴的なペースト化温度
を有するヒドロキシプロピル化された、低下した
ペースト化温度の食物デンプンを提供することで
ある。 更に本発明の目的は、冷水の温度、即ち、約10
℃(50〓)乃至元の未置換顆粒状デンプンのペー
スト化温度の約10℃以内の温度の範囲のゼラチン
化温度を有し、ヒドロキシプロピル置換程度が同
程度のペースト化温度低下を達成するに通常必要
とされる程度の半分ほどである、新規顆粒状デン
プン生成物を提供することである。 本発明は、(1)デンプンの2〜9重量%(dsb)
のヒドロキシプロピル置換率、及び(2)ヒドロキシ
プロピル置換前の顆粒状デンプンのそれよりもヒ
ドロキシプロピル置換率1重量%当り少なくとも
6.5℃低下したペースト化温度により特徴付けら
れるヒドロキシプロピル置換顆粒状デンプンを提
供することである。 本発明の改良されたヒドロキシプロピル置換顆
粒状デンプンは、顆粒状デンプンを低級アルカノ
ール中において、プロピレンオキサイドとアルカ
リ性条件下において高温即ち100℃を越える温度
において反応させることにより調製される。本発
明によるヒドロキシプロピル化顆粒状デンプン生
成物はデンプンの2〜9重量%のヒドロキシプロ
ピル置換割合において、予想外に低いペースト化
温度を示す。本発明の改良されたヒドロキシプロ
ピル置換顆粒状デンプンは、低下されたペースト
化温度顆粒状デンプン成分の機能を必要とする食
物或いは食物成分における増粘剤として使用する
ことができる。 或いは又、置換の程度(D.S.)で表現すると、
本発明の改良されたヒドロキシプロピル置換顆粒
状デンプンは、0.06〜0.27のD.S.及び各0.01D.S.
ヒドロキシプロピル増加分当り少なくとも2.2℃
ヒドロキシプロピル置換前の顆粒状デンプンのそ
れから低下されたペースト化温度により特徴付け
られる。本発明の低ペースト化温度顆粒状デンプ
ン生成物は、この様に、技術上認識されている等
しい或いは同程度の割合のヒドロキシプロピル化
顆粒状デンプンの低下されたペースト化温度に対
比して、異常に大きなペースト化温度の降下(未
変性顆粒状デンプンのそれからの)により特徴付
けられている。 本発明は、顆粒状デンプンのペースト化温度を
低下させる顆粒状デンプンのヒドロキシプロピル
置換の効率が、ヒドロキシプロピル反応を有効量
且つ比較的少量の水を含有する低級アルカノール
中においてアルカリ性条件下において約100℃を
越える温度において行うことにより相当高めるこ
とができるという発見に基づいている。 添付の図面は、本発明の方法の態様に従つて調
製されたヒドロキシプロピル化デンプンのペース
ト化温度とヒドロキシプロピル置換程度(本発明
においてヒドロキシプロピル置換率ともいう)の
間の関係と、三つの通常のピドロキシプロピル化
方法の各々を用いて同一の種類の未ゼラチン化デ
ンプン出発材料から調製されたヒドロキシプロピ
ル化顆粒状デンプンにより示されたペースト化温
度/ヒドロキシプロピル置換程度の関係とのグラ
フ的対比を表わすものである。丸印で囲まれたデ
ータポイントA,B及びCは、本発明の加工条件
に従つて指示されたヒドロキシプロピル置換程度
(%HP)まで各々ヒドロキシプロピル化された
タピオカ、架橋ワキシーコーン及び普通のトウモ
ロコシデンプンに対するペースト化温度を表わ
す。A,B及びCで表わされる線は対応する丸印
で囲まれた文字のデータポイントに最も適応する
ものとする本発明者の解釈を示すものである。ペ
ースト化温度対%HPのプロツトにおいて本発明
者は直線関係を想定するに当り十分恣意的であつ
たかもしれないが、本発明者はこの表示は丸印で
囲んだ文字のデータポイントと対応する文字表示
の線との明らかな近接適応により保証されるもの
と信じている。図より、約2%HPを越えるヒド
ロキシプロピル置換程度を有する本発明により調
製された各々のヒドロキシプロピル化(HP)デ
ンプンは、ヒドロキシプロピル置換前の顆粒状デ
ンプンのそれに比べて各1%HP当り6.5℃より大
きく低下されたペースト化温度を示すことが明ら
かである。事実、図において、A,B及びCによ
り表わされるデータは、1重量%のヒドロキシプ
ロピル置換当り約7.5〜9℃のペースト化温度の
低下を表わしている。 図における丸印で囲まれたデータポイントD,
E,F及びGは、代表的な従来技術のヒドロキシ
プロピル化方法を用いて調製されたHP架橋ワキ
シーコーン及びHP普通トウモロコシ顆粒状デン
プン(丸印で囲まれたポイントB及びCにより表
わされる本発明のHPデンプンに用いるものと同
一の出発材料)のペースト化温度とヒドロキシプ
ロピル置換程度との間の関係を示すものである。
丸印で囲まれたポイントD及びFは、各々米国特
許第2845417号明細書に記載される方法及び手順
に従つて調製されたヒドロキシプロピル化された
普通トウモロコシデンプンと架橋ワキシーコーン
デンプンに対する測定されたペースト化温度と%
HPを表わすものである。同特許はそれが実質的
により低い温度で行われている他は本発明の方法
において使用されている条件と極めて類似のヒド
ロキシプロピル化条件を記載しているものであ
る。 図のグラフ上丸円で囲まれたデータポイントE
により表わされるヒドロキシプロピル化顆粒状コ
ースターチ生成物は、米国特許第2516634号明細
書に開示されている方法により調製されたもので
あり、その方法においては顆粒状デンプンがガス
状或いは液状プロピレンオキサイドとアルカリ金
属塩の存在下及びその他如何なる液体媒体の不存
在下において反応させられる。丸印で囲まれたデ
ータポイントGは、顆粒状デンプンがプロピレン
オキサイドと水性アルカリ性媒体中において反応
させられる通常の水性方法を用いて調製されたヒ
ドロキシプロピル化させられた普通トウモロコシ
デンプンの測定されたペースト化温度とヒドロキ
シプロピル置換程度とを示すものである。D,
E,F及びGで示されたグラフ上の線は、ヒドロ
キシプロピル化前の顆粒状デンプンのペースト化
温度を含む対応する丸印で囲まれたデータポイン
トに最も適応するように引かれたものである(再
び、ペースト化温度とHP置換程度との間に実質
的に直線関係を想定して引かれたものである)。 従来技術により認識されたヒドロキシプロピル
化方法により調製されたヒドロキシプロピル化デ
ンプンにおけるヒドロキシプロプル置換%当りの
最大のペースト化温度の降下は、米国特許第
2845417号明細書の方法(プロピレンオキサイド
とのアルカリ性アルコール媒体中54℃(130〓)
におけるデンプン反応)に従つて調製されたヒド
ロキシプロピル化された普通トウモロコシデンプ
ンにおいて認められていた。これらヒドロキシプ
ロピル化デンプンに関して得られ、図の線Dによ
つて示されたペースト化温度データは、各1%
HP当り僅かに5℃を越えるペースト化温度の低
下を示している。 単位ヒドロキシプロピル置換当りのペースト化
温度の減少が、本発明のHPデンプンにおいて劇
的に増大していることが図のデータの表示から明
らかである。例えば、4〜5%HP程度において
置換された本発明のデンプンは、同程度の置換程
度を有し、従来技術の方法に従つて調製されたヒ
ドロキシプロピル化デンプンよりも約10〜約15℃
低いペースト化温度を有する。或いは又、約60℃
以下の低下されたペースト化温度を達成するため
に必要とされる本発明のヒドロキシプロピル化デ
ンプンにおけるヒドロキシ置換程度は、従来技術
のヒドロキシプロピル化顆粒状デンプンにおいて
同様のペースト化温度の低下を達成するために必
要とされる置換程度の約半分乃至は3/4である。
このグラフから又、本発明のヒドロキシプロピル
化デンプンと従来技術の方法により調製されたも
のとの相違は、2%HP置換程度未満において
は、余り差がないことが明らかである。 本発明の新規ペースト化温度低下顆粒状デンプ
ンは、この様にヒドロキシプロピル(HP)置換
の程度に対するペースト化温度の高い低下比率に
より特徴付けられる。本発明のペースト化温度低
下デンプンを特徴付ける際に用いられるヒドロキ
シプロピル置換の程度は、ヒドロキシアルキル化
デンプンの酸加水分解により生成するグルコース
を測定する方法により決定される。酸加水分解に
よりベータ−d−グルコースに転換されない試料
中に存在する如何なる物質もヒドロキシプロピル
置換されたものとして測定される。ヒドロキシプ
ロピル化デンプン物質の酸加水分解により放出さ
れるベータ−d−グルコースは、グルコースオキ
シダーゼの特異的触媒作用により、フエロシアン
化カリウムとワサビダイコンパーオキシダーゼの
存在下において反応させられた際に酸化フエロシ
アン化物イオンを生成する過酸化水素に転換され
る。この過酸化物反応は、アミラーゼ及びマルタ
ーゼ活性を最小にするためにPH7の緩衝系におい
て行われる。得られたフエロシアン化物溶液の吸
光度は、自動分析上のフローセルを通過する間に
420nmにおいて測定される。本発明のデンプン
におけるヒドロキシプロピル置換程度を決定する
ために使用される方法のより詳細な説明は、以下
に示す調製例及び実施例の導入部においては与え
られる。 本発明の低ペースト化温度デンプン材料を特性
付けるために用いられるペースト化温度値は、ブ
ラベンダー(Brabender)VISCO/AMYLO/
GRAPHを用いて決定される。この機器はデンプ
ン懸濁液の加熱時及び冷却時の粘度変化を記録す
る。一般的に被験デンプン材料を水懸濁液として
一定速度で駆動される回転試料ボウル中に導入す
る。この試料ボウルは電気的に加熱された空気浴
中に配置され、冷たい指状突起がボウル中に突出
している。試料中に垂直に下降して突出している
数を次いで懸賞濁液個の金属ピンを有する円形の
金属板が感知素子として作用する。このデンプン
懸濁液の温度を毎分1.5℃の一定速度で増大させ
る機械的に操作された熱制御器により加熱する。
本発明のヒドロキシプロピル化されたペースト化
温度低下デンプン材料のペースト化温度は、その
装置のペンが記録チヤート上に「ゼロブラベンダ
ー単位」を残す際の温度である。本発明の低ペー
スト化温度デンプンの特性化付けるために使用さ
れるペースト化温度を測定する方法の更に詳細は
以下に与えらえる。 本発明の低下されたペースト化温度デンプン
は、未ゼラチン化顆粒状デンプンをプロピレンオ
キサイドとC1〜C3アルカノールと水よりなる液
体媒体中においてアルカリ性条件下に100℃を越
える反応温度において1分未満乃至1時間の範囲
の反応時間で反応させることにより調製される。 本発明のペースト化温度低下デンプンが本発明
の方法の実施態様に従つて調製される原料である
未ゼラチン化顆粒状デンプン材料は、広範囲の植
物源、例えばトウモロコシ、ジヤガイモ、小麦、
米、ワキシーメイズ及びタピオカなどから選択す
ることができる。「未ゼラチン化デンプン」とい
う用語は、顆粒断片化加工条件下に付されておら
ず、従つて全未断片化顆粒により本質的に構成さ
れているデンプンを云う。本発明方法の出発デン
プン材料は、未変性のものであるか或いはデンプ
ンの顆粒構造の破壊しない方法で化学的に変性さ
れたものである。即ち、本発明の未ゼラチン化顆
粒状デンプン出発材料としては、未変性デンプ
ン、酸変性稀薄−沸騰性デンプン、漂白デンプ
ン、多官能性デンプン架橋剤例えばオキシ塩化リ
ン、トリメタリン酸ナトリウム、アクロレイン或
いはエピクロロヒドリンで架橋されたデンプン或
いは例えばその他の公知のエステル化試薬により
各種度合いに置換されたデンプンなどが挙げられ
る。本発明の低下されたペースト化温度デンプン
材料の好ましいデンプン出発材料は、タピオカ、
トウモロコシ及びワキシーメイズから選ばれた未
変性デンプン及び多官能性エステル化或いはエー
テル化試薬を用いて架橋された同一のデンプン類
である。未ゼラチン化架橋ワキシーメイズデンプ
ンは本発明の好ましい出発デンプン材料である。
本発明による架橋されたペースト化温度低下デン
プンは、架橋されていない本発明のそれらデンプ
ンよりもより大きな粘度及び凍結−解凍安定性を
示す。架橋は本発明の方法によるデンプンのヒド
ロキシプロピル化前或いは後において行うことが
できる。 本発明のペースト化温度の低下された顆粒状デ
ンプンの製造方法はバツチ型方法或いは連続方法
のいずれにおいても行うことが可能である。 いずれの場合にも、本発明のペースト化温度の
低下したデンプンの製造方法の第1工程は、未ゼ
ラチン化デンプン出発材料、アルカリ性試薬及び
C1〜C3アノカノール及び水好ましくはデンプン
中の水を含めて媒体の10重量%未満の水よりなる
液体媒体中のプロピレンオキサイドを含有する反
応スラリーの調製である。この反応スラリーを
100℃を越える温度好ましくは145〜175℃の温度
に自然発生圧力下に1分〜1時間の範囲の時間加
熱する。この加熱方法は密封された容器(バツチ
方法)において或いは反応スラリーを加熱された
密閉領域中を加熱領域内のスラリーの必要とされ
る滞留時間を与えるように計算された速度で通過
させることにより(連続又は準連続方法)により
行うことができる。この方法を最も好ましい温度
範囲である145〜175℃で行う場合には、ヒドロキ
シプロピル化反応は30分未満に完結することが見
出された。 この反応スラリーは(1)未ゼラチン化デンプン出
発材料を1〜3重量部のC1〜C3アルコール中に
懸濁させ、(2)任意にアルコール性デンプンスラリ
ーを窒素でパージしてスラリー中の溶解酸素の量
を除去或いは最少にし、(3)アルカリ金属水酸化物
(好ましくは水酸化ナトリウム或いは水酸化カリ
ウム或いはその等価物)をペレツト、薄片或いは
濃縮水性又はアルコール溶液として添加し、及び
(4)プロピレンオキサイドをデンプン生成物中の所
望のヒドロキシプロピル置換率を与えるに十分な
量で添加することにより調製される。窒素パージ
工程は加工中のデンプンの変色を最少にするのに
役立つ。 反応スラリーの主たる成分であるアルコールと
してはメタノール、エタノール、プロパノール或
いはイソプロパノールを使用することができる。
エタノールが好ましい。反応スラリー中において
はある程度割合の水分も望ましい。しかしなが
ら、スラリー中の水の量は、本発明の方法の反応
条件下において、ヒドロキシプロピル化生成物デ
ンプンのゼラチン化を起こす量よりも低いもので
なければならない。反応混合物に添加されるべき
水の最大量は、主としてヒドロキシプロピル化デ
ンプン生成物の置換率、ヒドロキシプロピル化反
応が行われる温度、未ゼラチン化デンプン出発材
料の水分、アルカリ性触媒が添加される形態(即
ち、濃縮水性溶液に対してペレツトであるか或い
は薄片であるか)及びある程度加工媒体として使
用されるアルコールに応じて異る。一般的にヒド
ロキシプロピル化デンプン生成物が60℃未満のペ
ースト化温度を有するような置換率を有する場合
には、反応スラリーはデンプン中の水分を含めて
10重量%未満の水を含むべきである。顆粒状デン
プン出発材料が8〜12重量%の水含量を有し、及
びアルカリ性試薬が水溶液として添加される場合
には、反応液には追加の水を添加する必要はな
い。未ゼラチン化デンプン出発材料中の水を含め
て全水分含量がスラリーの2〜5重量%の範囲に
ある場合には、本発明の方法は好ましい反応温度
において最も効率のよいことが見出された。未ゼ
ラチン化デンプンの出発材料がより高い水含量に
おける方法の条件下においてより不安定であるリ
ン酸エステル架橋を含有する場合においても又、
スラリーの5重量%未満の水分が特に好ましい。 反応スラリーは、反応スラリーの液相において
実質的に可溶性のアルカリ試薬の添加によりアル
カリ性にされる。好ましいアルカリ試薬はアルカ
リ金属水酸化物特に水酸化ナトリウム又は水酸化
カリウム或いはその等価物である。前記の如く、
アルカリ試薬はペレツト或いは薄片のような固体
として或いは濃厚水性又はアルコール性溶液とし
て添加することができる。典型的には、デンプン
の1〜3重量%(dsb)のアルカリ性試薬が反応
スラリーに添加される。水酸化ナトリウム或いは
カリウムがアルカリ性試薬として添加される場合
には、アルカリ金属水酸化物がデンプンの1.5〜
2.5重量%(dsb)に等しい量で添加される場合に
本発明のヒドロキシプロピル化反応が最も効率の
よいことが見出された。本発明のヒドロキシプロ
ピル化方法の最も好ましい実施態様において、ア
ルカリ金属水酸化物は反応スラリー中においてデ
ンプンの約1.8重量%(dsb)の割合で用いられ
る。 ヒドロキシプロピル化試薬はプロピレンオキサ
イドである。この方法を実施するために使用され
るプロピレンオキサイドの量は、主として、ペー
スト化温度の低下されたデンプン生成物の所望と
されるヒドロキシプロピル化の程度及び当業者の
認識するように本発明の条件下におけるヒドロキ
シプロピル化方法の効率に応じて異る。 本発明のヒドロキシプロピル化方法の反応効
率、即ち反応スラリーにプロピレンオキサイドと
して添加されたヒドロキシプロピルに対するデン
プン生成物中のヒドロキシプロピルの割合は、あ
る程度使用された反応条件、特に時間、温度スラ
リーの水含量及びアルカリ性の程度に応じて異
る。好ましい条件下において、ヒドロキシプロピ
ル化は40〜70%の範囲の効率で進行することが見
出された。未ゼラチン化顆粒状デンプン出発物質
の所望程度のヒドロキシプロピル化を行うために
必要なプロピレンオキサイドの量は、40〜70%効
率の数値を用いて推定することができ、その後ヒ
ドロキシプロピル化方法に用いられた特別の条件
下に測定された実際の効率に従つて調製すること
ができる。 本発明の方法は100〜180℃(即ち210〜360〓)
好ましくは145〜175℃(290〜350〓)の範囲の反
応温度において行うことができる。反応温度は反
応媒体の沸点をはるかに越えているので、この方
法は密閉溶液中或いは媒体を反応温度において液
状に保つに十分な圧力下において行わなければな
らない。 本発明の方法を完結させるために必要な時間
は、勿論、反応温度、デンプン濃度、時間、反応
液中のプロピレンオキサイドの量及びペースト化
温度の低下された顆粒状デンプン生成物の所望と
されるヒドロキシプロピル化の程度などのその他
のパラメータに応じて異る。いずれにせよ、反応
時間は1分未満乃至1時間までの範囲である。
145〜175℃の好ましい温度範囲においては反応時
間は5分未満乃至30分の範囲であり得る。 デンプン生成物は、アルカル状態に放置するこ
とも可能であるが、それらは酸で中性化されるの
が好ましい。加熱工程後デンプンスラリーは通常
66℃(150〓)未満に冷却されその後中和量の酸、
例えば氷酢酸で処理される。150mlの蒸留水中の
50mlのアリコートのスラリーが室温で約4.5〜5
のPHを有するように反応液に十分な酸が添加され
るべきである。加工デンプン顆粒からのアルカリ
のアルコール中への拡散はゆつくりであるので、
反応スラリーは酸の添加後に典型的には15分間〜
60分間撹拌される。デンプン中和過程を完結する
ために必要とされる時間は中和反応媒体を加温す
ることにより最少限にすることができる。 ペースト化温度の低下された顆粒状デンプン生
成物は反応スラリーの液体媒体成分から過又は
遠心分離により分離され、反応工程で用いられた
1容以上のアルコール(又はそのアルコール及び
水の混合物)で洗浄され、次いで常法により乾燥
或いは脱溶媒される。例えばデンプンをオーブン
中において一定の揮発成分量まで乾燥した後、次
いでデンプンを60〜121℃(140〜250〓)の温度
に維持しながら熱い湿潤ガス好ましくは湿つた空
気と接触させうる。 本発明のペースト化温度の低下された顆粒状デ
ンプン生成物はその調製方法の故に低減された脂
肪含量を有する。未加工顆粒状デンプンは典型的
には0.4〜0.6重量%の範囲の生来の脂肪含量を有
する。本発明のヒドロキシプロピル化方法の条件
下において加工されたデンプン材料の脂肪含量は
0.25%及びしばしば0.15%未満に減少される。 本発明のペースト化温度の低下されたデンプン
は従来公知のペースト化温度の低下されたデンプ
ン類と同様の方法で及び同一の用途において使用
することができる。しかしながら、本発明のデン
プンはペースト化温度における所望の低下を達成
するために低い置換率を必要とするに過ぎない
で、本発明のペースト化温度の低下したデンプン
は迅速冷却食物調製物における像粘剤として特別
の利点を有する。従来技術において利用可能であ
つたペースト化温度の低下したデンプンを利用し
て調製されていた食物或いは食物組成物は、同様
に低下されたペースト化温度を有する従来技術の
デンプンの置換率の50〜75%の範囲の化学的置換
率を有する本発明のペースト化温度の低下したデ
ンプンを用いて調製することが今や可能である。 本発明のペースト化温度の低下したデンプン
は、60℃〜20℃未満の範囲のペースト化温度即ち
デンプンが冷水ペースト化性と考えられるに十分
を低温であるペースト化温度を有する。本発明の
好ましい低下されたペースト化温度デンプンは60
〜40℃のペースト化温度を有する。その様な好ま
しいデンプンは、その他の食物成分と共にそれら
のペースト化温度未満の温度において最少程度の
撹拌を用いて容易に水中に分散することができ、
次いで加熱と共に未変性デンプンにより得ること
のできる粘度に等しい粘度を実質的により低い料
理温度において発生することができる。その様な
食物用途の具体例はデンプン増粘化即席グレイビ
ーミツクス類、クリームスープ類及びココア朝食
ドリンクミツクス類などである。本発明のデンプ
ンは又、特にマイクロ波調理用に配合された冷凍
食品組成物における用途を有する。 7%HP(0.21D.S.)を越えるHP置換率及び20
℃未満のペースト化温度を有する本発明のデンプ
ンは冷水に分散すると滑らかな均一なペーストを
生成する。これらのペーストはタピオカデンプン
或いはワキシーメイズデンプンのようなグルテン
状デンプンをそれらの正常なゼラチン化温度を越
える温度で調理した際に得られるものと同様であ
る。その様な本発明の高HPデンプンは従来技術
の冷水膨潤性ヒドロキシプロピル化顆粒状デンプ
ンと同様に各種工業用途、例えば井戸掘削流体、
印刷ペースト、水性ペイント、壁紙接着剤及び織
物紙サイズなどにおける像粘剤或いは接着剤とし
て有用である。 以下の実施例は、本発明の各種組成物及び方法
の実施態様をより十分に説明するためにより詳細
には、本発明のペースト化温度の低下されたデン
プン及び従来技術に記載された方法による顆粒状
デンプン材料のヒドロキシプロピル化により調製
されたペースト化温度の低下されたデンプン類の
間の相違を説明するために提供されるものであ
る。製造例〜は図の丸印で囲まれたデータポ
イントD,E,F及びGで表わされるヒドロキシ
プロピル化デンプンを調製するために使用された
方法を説明するものである。例1〜3は図におい
てそれぞれA,B及びCの丸印で囲まれたデータ
ポイントで示される特性を有するHP顆粒デンプ
ンを調製するために本発明に従つて用いられた方
法の説明である。 以下の製造例及び具体例の各々において報告化
されているペースト化温度はPH6.5の緩衝液中6
重量%のデンプンによりベラプンダーVISCO−
AMYLO−GRAPHを用いて決定された。この緩
衝液は250mlビーカー中において0.8gのメチル−
p−ヒドロキシベンゾエート及び0.2gのプロピ
ル−p−ヒドロキシベンゾエートに150mlの蒸留
水を添加することにより調製される。この混合物
を沸騰するまで加熱して固形分を溶解し、その後
1の目盛付シリンダー内の700mlの蒸留水に添
加する。蒸留水を添加して容積を1にする。溶
液をビーカーに移し、次の固体を添加する:10.0
g無水二塩基性リン酸ナトリウム、10.0gの塩化
ナトリウム、2.0gの安息香酸ナトリウム及び2.7
gの顆粒状クエン酸(C6H8O7・H2O)。固体が全
て溶解した際にPHが6.5を越える場合にはクエン
酸を添加し、PHが6.5未満の場合には二塩基性リ
ン酸ナトリウムを添加することによりPH計を用い
てPHを6.5に調製する。 ペースト化温度測定を行うに際し、デンプンス
ラリーを、それ自体電気的に加熱された空気浴中
に在る試料ボウル中に置かれる。ボウル中には冷
たい指状突起が突出している。加熱及び冷却は毎
分1.5℃の定速で温度を上昇或いは減少する機械
的に操作された熱制御器により調節される。熱制
御器は初めに35℃にセツトされる。デンプンスラ
リーの温度を試験の途中で毎分1.5℃の割合で増
大する。チヤート記録形のペンがゼロブラベンダ
ー単位線を残す際の分単位の時間を記録し、ペー
スト化温度を次式に従つて計算する: ペースト化温度℃=35+(1.5×分数)。 以下の製造例及び具体例において調製されるヒ
ドロキシプロピル化顆粒状デンプンの各々のヒド
ロキシプロピル置換率は420nmフイルター、及
び8mmN−型フローセルを備えた自動分析計を用
いて測定された。この方法はヒドロキシプロピル
化デンプンの酸加水分解により生成されるベータ
−d−グルコースを測定するものである。ベータ
−d−クルゴースはグルコースオキシダーゼの特
異的触媒作用により過酸化水素に転換され、これ
をワサビダイコンペルオキシダーゼの存在下にお
いてヘキサシアノ鉄()酸カリウムと反応する
と酸化されたフエリシアン化物イオンを生成す
る。このペルオキシド反応はアミラーゼ及びアル
ターゼ活性を最小にするためにPH7の緩衝化系に
おいて行われる。得られたヘキサシアノ鉄()
酸塩溶液の吸光度をフローセルを通過させる際に
420nmにおいて測定する。酸加水分解によりベ
ータ−d−グルコースに転換されない試料中に存
在する任意の物質をヒドロキシプロピル置換され
たものとして測定する。 顆粒状デンプン材料のヒドロキシプロピル含量
の分析を行うために必要な試薬は下記の通りであ
る: 1 塩酸(約1N):83mlの濃塩酸を蒸留水で1
に稀釈する。 2 フエノールフタレイン指示薬:1gのフエノ
ールフタレイン粉末を60ml3Aアルコールに溶
解し、蒸留水で100mlに稀釈する。 3 水酸化ナトリウム(約2N):80gの水酸化ナ
トリウムペレツトを500mlの蒸留水に溶解し、
冷却し及び蒸留水で1に稀釈する。 4 トリス緩衝液(0.5NPH7.0):60.5gのトリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン(THAM)
を600mlの蒸留水に溶解する。PHを濃塩酸でPH
7に調整する、約35ml必要とされる。蒸留水で
1に稀釈する。 5 洗剤原液(5%):50gのBrij35(ポリオキシ
エチレン23ラウリルエーテル)を秤量し、蒸留
水で溶解し、1に稀釈する。放置後に溶液が
濁れば、目の荒い焼結ガスフイルターを通して
過する。 6 塩化ナトリウム(0.9%):9.0gの試薬等級
の塩化ナトリウムを600mlの蒸留水に溶解する。
20mlの洗剤原液を添加し、蒸留水で1に稀釈
する。 7 洗浄溶液:20mlの洗剤原液を980mlの蒸留水
に添加し混合する。 8 ジ−酵素溶液:1の容積のフラスト中で20
gのヘキサシアノ鉄()酸カリウムを500ml
のトリス−緩衝液中に溶解する。これに50mlの
Fermcozyme952DMを添加し、トリス−緩衝
液で稀釈する。溶液を目の荒い焼結ガラスフイ
ルターを通し、真空下に過する。こはく色の
ガラスビンに貯蔵し、使用しない場合には冷蔵
する。 9 デキストロース標準液(600mg/100ml):
3000gの無水デキストロースを正確に秤量し、
500ml容フラスコに定量的に移す。蒸留水中の
安息香酸の飽和溶液で溶解し、定容に稀釈す
る。使用前に少なくとも6時間変旋光させて平
衡を達成させる。 装置: 1 オートクレーブ:150℃及び0.42Kg/cm2
(6psi)で操作。 2 コールラウシユフラスコ:100ml容。 3 自動分析計。 操作: 1 許容可能な方法により標準及び試料の両者に
ついて水分及び灰分を測定する。 2 600mgの標準デンプンを100mlコールラウジユ
フラスコに正確に秤量する。 3 ヒドロキシプロピル化試料デンプンを100ml
のコールラウシユフラスコに正確に秤量する
(好ましい標準デンプンはヒドロキシプロピル
化デンプンの製造に使用された同一のロツトの
非−変性デンプンである)。試料のヒドロキシ
ピロピル含量のより正確な算定のために、結果
を計算する前に試料及び標準デンプンの水分及
び灰分を補正すべきである。 4 40mlの1N塩酸を各フラスコに添加する。 5 標準試料及び試料をオートクレーブ中におい
て105℃において15分間0.42Kg/cm2(6psi)に
おいて加水分解する(両者について重複した時
間、温度及び圧力を確保するために試料及び標
準試料を同時にオートクレーブに入れなければ
ならない。) 6 試料を室温未満に冷却し、2滴のフエノール
フタレイン指示薬を入れる。 7 2N水酸化ナトリウムの添加によりフエノー
ルフタレインの終点まで中和する(約20mlが通
常必要とされる)。 8 試料をPH7のトリス緩衝液を用いて100ml容
まで稀釈する。 9 試料及び標準デンプンを1デキストロース標
準に続いて4つの試料を繰返す順序において自
動分析計のターンテーブルに置く。全ての引続
く操作は自動分析計により行われる。 計算: デンプン及びデキストロース標準の試料の吸光
度を記録する。 試料及び標準デンプン中のデキストロースのmg
を最も近いデキストロース標準と対比して計算す
る。 デキストロースmg=(標準デキストロ
ース)×(試料の吸光度)/標準(デキストロース)の
吸光度 標準デンプンのデキストロースへの転換因子を
計算する。 転換因子(CF)=デンプンmg(dsb)/デキストロ
ースmg ヒドロキシプロピル%(%HP)=〔(デンプンmg)−(
デキストロースmg×CF)〕×100×.2670/デンプンmg 製造例 米国特許第2845417号明細書の方法に従つた普
通のトウモロコシデンプンのヒドロキシプロピ
ル化 1330gの3Aエタノール中の2000gの未ゼラチ
ン化コーンスターチを60gの水酸化ナトリウム、
70gの水及び200gのプロピレンオキサイドと混
合してスラリーを調製した。この反応スラリーを
47℃(130〓)に加熱した。試料をこの反応スラ
リーから5時間後及び24時間後に47℃(130〓)
において取出した。各試料を酢酸で中和し、水で
稀釈し、過し、3Aエタノールで洗浄し乾燥し
た。このヒドロキシプロピル化デンプン生成物は
各々2.6重量%及び5.4重量%のヒドロキシプロピ
ル化置換率を有し、各々64.0及び49.5℃のブラベ
ンダーペースト化温度を示した。 米国特許第2845417号明細書の方法に従つた別
のヒドロキシプロピル化顆粒状デンプンの製造方
法において、3000gの3Aエタノール、175mlの水
中の16gの水酸化ナトリウム及び120gのプロピ
レンオキサイドの混合物中の未ゼラチン化、未変
性コーンスターチ1000g(890gのdsb)からな
るスラリーを47℃(130〓)において23時間加熱
した。この反応混合物を酢酸で中和し、過し水
性3Aエタノールで洗浄し乾燥した。このヒドロ
キシプロピル化顆粒状デンプン生成物は2.5重量
%のヒドロキシプロピル置換率を有し、64.0℃の
ブラベンダーペースト化温度を示した。 製造例 米国特許第2516634号明細書に記載された方法
に従つた顆粒状デンプンのヒドロキシプロピル
化 5gの水酸化ナトリウム及び40gの塩化ナトリ
ウムを含有する3200mlの水溶液中の1800g(1620
g、dsb)の未ゼラチン化コーンスターチのスラ
リーを十分に混合した。このスラリーを過し、
湿つた(未洗浄)過ケーキを乾燥した。4個の
重合体ボトルの各々にこの乾燥デンプン生成物
334gを充填し、及び下記表に記載する量のプロ
ピレンオキサイド(デンプン重量、dsbに基づく
%)を充填した後密封した。デンプン及びプロピ
レンオキサイド混合物を均一な混合物が得られる
まで十分にブレンドした後この密封ボトルを81℃
(180〓)のオーブン中に一晩置いた。乾燥反応混
合物中にデンプン(dsb)の6、8、10及び12重
量%のプロピレンオキサイドを用いて得られたこ
れらのデンプン生成物のHPパーセント〔無水分
基率(mfb)及び無灰分基率(afb)〕及びペース
ト化温度を分析した。結果を下記の表に示す:
【表】 製造例 米国特許第2845417号明細書に記載された方法
による架橋ワキシーメイズのヒドロキシプロピ
ル化 プロピレンオキサイド(200g)を50gの水酸
化ナトリウム及び70gの水を含有する1430gの
3Aエタノール中の2000gの架橋顆粒状ワキシー
メイズデンプンのスラリーに添加した。この反応
混合物を47℃(130〓)まで加熱し、この温度で
一晩撹拌した。24時間の全反応時間の後この混合
物を100mlの3Aエタノールで稀釈し、酢酸で中和
し過した。このデンプン生成物ケーキを300ml
の3Aエタノールで洗浄し乾燥した。デンプン生
成物の分析により次の結果が得られた: 水分及び揮発分 5.18% 灰 分 3.18% HP% 6.7% ペースト化温度 49℃ 製造例 通常の水性方法による顆粒状コーンスターチの
ヒドロキシプロピル化 2200gの水柱の150gの硫酸ナトリウムと15g
の水酸化ナトリウムの溶液中の1657g(1500g、
dsb)の未変性顆粒状コーンスターチ及び150g
のプロピレンオキサイドのスラリーを43℃(110
〓)で一晩加熱した。生成物試料を反応混合物か
ら4時間後及び22時間後に取り出した。各試料を
酢酸で中和し、過し、洗浄し乾燥した。乾燥さ
れたヒドロキシプロピル化デンプン試料の分析に
より次の結果が得られた。
【表】 製造例 通常の水性方法によるヒドロキシプロピル化タ
ピオカデンプン 5220mlの水道水中の360gの硫酸ナトリウム、
5%溶液として45gの水酸化ナトリウム及び315
gのプロピレンオキサイドを含有する溶液中に顆
粒状タピオカデンプン4500g、dsbを含有するス
ラリーを38〜39℃(100〜102〓)に一晩加熱し
た。このヒドロキシプロピル化タピオカデンプン
生成物を過し、水洗し、乾燥した。このデンプ
ン生成物は、3.7重量%のヒドロキシプロピル置
換率及び64℃のペースト化温度を有した。 例 1 撹拌された圧力密閉容器中において4000gの
3Aエタノール中の1340g(1200g、dsb)のタピ
オカデンプンのスラリーを20gの水酸化ナトリウ
ム、200gの水及び96gのプロピレンオキサイド
と共に160℃(320〓)に加熱した。試料を2.5、
5.0及び10分後に取り出した。各デンプンスラリ
ー試料を酢酸で中和し、過し、3Aエタノール
で洗浄し、乾燥した。同一方法を10、20及び40分
後のサンプリング後に繰り返した。これらのヒド
ロキシプロピル化タピオカデンプン生成物につい
ての分析結果を表1に示す。
【表】 プン出発材料
例 2 144gの水酸化ナトリウム及び150gの水を含有
する15200gの3Aエタノール中の8950g(8000
g、dsb)の架橋ワキシーメイズデンプンのスラ
リー中にプロピレンオキサイド(800g)をブレ
ンドした。このスラリーを、168℃(334〜336〓)
に加熱された実験室用多管式反応器を通してスラ
リーにこの反応器中の滞留時間4.75分を与えるに
十分な速度でポンプ送りした。この反応スラリー
を冷却コイル熱交換器を通し約27〜約32℃(約80
〜約90〓)の温度で大気中に排出した。このデン
プンスラリーを520mlの氷酢酸で中和した。生成
物を遠心分離し、ほぼ等容の3Aエタノールで洗
浄し、乾燥した。得られたヒドロキシプロピル化
架橋顆粒状ワキシーメイズデンプンは4.1%のヒ
ドロキシプロピル含量を有し、38.5℃のペースト
化温度を有した。上記方法に用いたこの架橋ワキ
シーメイズデンプン出発材料は76℃のペースト化
温度を有していたものである。 デンプン濃度の変化、プロピレンオキサイド及
び水酸化ナトリウムの相対的量及び温度並びに反
応時間の変化の効果を求めるために、エタノール
中の架橋ワキシーメイズデンプンのヒドロキシプ
ロピル化を研究することにより一連の実験を行つ
た。この方法の変数及びデンプン生成物の分析結
果は表にまとめて示す。各実験は次のようにし
て行つた: デンプン出発材料を3Aエタノール中において
スラリー化した。水酸化ナトリウムを添加する前
にスラリーを高温加工時における生成物中の着色
を最小限にするためにスラリーを窒素でパージし
た。この窒素パージ工程に続き、水酸化ナトリウ
ムを水性アルコール溶液中において添加した。必
要に応じて追加の水を添加した。デンプンの乾燥
重量に基づいて約3〜約10重量%の範囲のプロピ
ルオキサイドの一度にアルカリ性アルコールスラ
リーに添加した。このスラリーを密閉容器中にお
いて約155〜165℃の範囲の温度に1分〜60分間加
熱した後60〜70℃に冷却し、反応混合物中に用い
られた水酸化ナトリウムの各モル当り約2.3〜2.5
モルの氷酢酸を添加した。次いでこの反応スラリ
ーを約20〜約30℃に冷却した。このデンプン生成
物を遠心分離又は過により単離し、水性エタノ
ールで水洗し乾燥した。
【表】 例 3 11000gの3Aエタノールに6690g(6000g、
dsb)のコーンスターチを添加することによりデ
ンプンスラリーを調製した。このスラリーを窒素
でパージした。175gの水及び1000gの3Aエタノ
ール中の120gの水酸化ナトリウム溶液を添加し、
その後600gのプロピレンオキサイドをスラリー
中にブレンドした。この反応スラリーを160〜162
℃(320〜325〓)に加熱した多管式反応器を通し
て加熱された反応器中に10分間の滞留時間をスラ
リーに与える速度でポンプ送りした。このスラリ
ーを200mlの酢酸でPH4.5に中和し、二つの等しい
部分に分割した。各々の部分を2000mlの水で稀釈
し、30分間撹拌した後再び3.79(1ガロン)の
3Aエタノールで再び稀釈した。このデンプン生
成物を遠心分離し、3Aエタノールで洗浄し、乾
燥した。このヒドロキシプロピル化生成物の分析
結果は次の通りである: 水分及び揮発分 3.96% 灰 分 1.38% HPパーセント 5.1%(dsb) ペースト化温度 40.0℃ 次の例3(a)〜3(f)と示される具体例は顆粒状コ
ーンスターチが本発明に従つてヒドロキシプロピ
ル化された追加実験を記載するものである。これ
らの実験から得られるデンプン生成物についての
分析結果は下記の表に示す。 (a) 3600gの3Aエタノール中に1700g(1500g、
dsb)のパールコーンスターチを含有するデン
プンスラリーを200gの水、27gの水酸化ナト
リウム、及び150gのプロピレンオキサイドと
共に171℃(340〓)に5分間加熱し、室温に冷
却した。この反応スラリーを80mlの氷酢酸で中
和した。デンプン生成物を過し、3Aエタノ
ールで洗浄し、乾燥した。 (b) 3000gの3Aエタノール中に1680g(1500g、
dsb)のパールコーンスターチを含有するデン
プンスラリーを窒素でパージした。その後100
mlの水及び100mlの3Aエタノール中の25g水酸
化ナトリウムの溶液を添加した。最後にスラリ
ーにプロピレンオキサイド(150g)を添加し
た。この混合物を163〜165℃(325〜300〓)で
10分間加熱し、66℃(150〓)に冷却し、75ml
の酢酸で中和した。この反応混合物を室温に冷
却し、デンプン生成物を遠心分離し、3Aエタ
ノールで洗浄し、80℃で乾燥した。 (c) 3500gの3Aエタノール中の1680g(1500g、
dsb)のパールコーンスターチのデンプンスラ
リーを窒素でパージした。その後100mlの水及
び100mlの3Aエタノール中の15gの水酸化ナト
リウムを添加した後、150gのプロピレンオキ
サイドを添加した。この混合物を163℃(325
〓)で10分間加熱し、60℃(140〓)に冷却し、
その温度で45mlの酢酸を添加した。反応スラリ
ーの冷却を窒温まで継続し、その温度において
デンプン生成物をスラリーから遠心分離し、
3Aエタノールで洗浄し、乾燥した。 (d) 3500gの3Aエタノール中の2230g(2000g、
dsb)のコーンスターチのスラリーを36gの水
酸化ナトリウム及び100mlの水と共に15分間窒
素でパージした。その後200gのプロピレンオ
キサイドを添加した。混合物を次いで165℃
(330〓)に5分間加熱し、室温に冷却し、その
後900mlの水で稀釈した。稀釈したスラリーに
0.25mlのオキシ塩化リンを添加した。この反応
混合物を室温で2時間撹拌後125mlの酢酸を添
加して中和した。中和反応媒体を30分間撹拌後
デンプン生成物を反応スラリーから遠心分離
し、3Aエタノールで洗浄し、乾燥した。 (e) 12000gの3Aエタノール中の6690g(6000
g、dsb)のパールコーンスターチ、180gの
水酸化ナトリウム、300gの水及び600gのプロ
ピレンオキサイドを含むデンプンスラリーを
161℃(322〓)に加熱した多管式反応器にこの
スラリーの反応器中の滞留時間約21/2分を与
えるように計算した流速でポンプ送りした。反
応されたデンプンスラリーを2つの18.9(5
ガロン)のバケツに集め、沈殿後傾潟分離して
全重量で15535g(出発デンプン各g当り2.59
gのスラリー)を得た。6735g部分(2600g、
dsbデンプン)を2100gの3Aエタノールと1500
gの水の混合物で稀釈した。このスラリーに
0.7mlのオキシ塩化リンを添加した。スラリー
を22℃(72〓)で1時間撹拌した後140mlの酢
酸を添加して中和した。中和反応スラリーを
1.5時間撹拌後デンプン生成物を過し、50%
の水性3Aエタノールで洗浄し乾燥した。 (f) 3000gの3Aエタノール中に、2230g(2000
g、dsb)のパールコーンスターチを含有する
デンプンスラリーを36gの水酸化ナトリウム、
100mlの水及び200gのプロピレンオキサイドと
共に163℃(325〓)に5分間加熱した後室温に
冷却した。この反応スラリーに次いで700mlの
水及び1mlのオキシ塩化リンを添加した。室温
において2時間後500mlの水及び150mlの氷酢酸
を添加した。得られたスラリーを30分間撹拌し
た後一晩放置した。このデンプン生成物を過
し、3Aエタノールで洗浄し乾燥した。
【表】
【表】 例 4 4000gの3Aエタノール中の1376g(1200g、
dsb)の顆粒状架橋ワキシーメイズデンプン、25
gの水中の22gの水酸化ナトリウム及び120gの
プロピレンオキサイドのスラリーを178℃(350
〓)において密閉反応器中において12分間加熱し
た後室温に冷却した。この反応スラリーを75mlの
酢酸を添加して約80℃(175℃〓)に加温するこ
とにより中和した。この反応混合物を次いで冷却
し、デンプン生成物を過し、3Aエタノールで
洗浄し、乾燥した。このデンプン生成物の分析結
果は次の通りである: 水分及び揮発分 3.34% 灰 分 2.58% HP% 5.5%(mfb/afb) ペースト化温度 10℃未満 例 5 4400gの無水3Aエタノール中の2830g(2500
g、dsb)のワキシーメイズデンプン、100gの
50%水酸化ナトリウム水溶液及び375gのプロピ
レンオキサイドのスラリーを調製した後155〜157
℃(310〜315〓)に加熱した反応器中に加熱領域
に約50秒間のスラリーの滞留時間を与える速度で
ポンプ送りした。このスラリーを冷却し、氷酢酸
で中和し、デンプン生成物を過し、80%の水性
35Aエタノールで洗浄し乾燥した。デンプン生成
物は4.21%のヒドロキシプロピル置換率を有し、
47℃のブラベンダーペースト化温度を有した。 例 6 129.7Kg(286ポンド)の3Aエタノール及び1.63
g(3.6ポンド)の49.9重量%(50°Be′)の水酸化
ナトリウムを混合することにより調製された溶液
を20分間窒素でパージした。その後45.36Kg(100
ポンド)(dsb)の架橋コーンスターチを添加し、
得られたスラリーを再び20分間窒素でパージし、
4.54Kg(10ポンド)のプロピレンオキサイドを次
いでスラリー中に導入し、ブレンドした。この反
応スラリーを174〜176℃(345〜350〓)に加熱さ
れた多管式反応器(22.85Kg/cm2(325psig)出口
圧力)を通してスラリーの反応器中の総滞留時間
が14.4分となるような速度でポンプ送りした。熱
加工後スラリーを71℃(160〓)未満に冷却し、
その後3.08Kg(6.8ポンド)の氷酢酸を添加して
中和した。デンプン生成物を反応スラリーから遠
心分離により分離し、3Aエタノールで洗浄し、
4重量%の最大水分及び揮発分含量までに乾燥さ
せた。このペースト化温度の低下された架橋、ヒ
ドロキシプロピル化顆粒状デンプン生成物は4.0
〜5.0%、dsbのヒドロキシプロピル化置換率及び
典型的に約40〜約45℃の範囲のペースト化温度を
有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の顆粒状ヒドロキシプロピル化デン
プン及び通常のヒドロキシプロピル化方法により
調製された顆粒状ヒドロキシプロピル化デンプン
におけるヒドロキシプロピル化置換率とペースト
化温度との関係を示すグラフである。図中の記号
は下記の意味を有する。 本発明の方法によるデンプン、A−HP……タ
ピオカ、B−HP……架橋ワキシーコーン、C−
HP……普通トウモロコシ、従来方法によるデン
プン、D……米国特許第2845417号によるHP普
通トウモロコシ、E……米国特許第2516634号に
よるHP普通トウモロコシ、F……米国特許第
2845417号によるHP架橋ワキシーコーン、G…
…通常の水性方法によるHP普通トウモロコシ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1)デンプンの2〜9重量%(dsb)のヒドロ
    キシプロピル置換率、及び(2)ヒドロキシプロピル
    置換前の顆粒状デンプンのペースト化温度よりも
    ヒドロキシプロピル置換1重量%当り少なくとも
    6.5℃低下したペースト化温度により特徴付けら
    れるヒドロキシプロピル置換顆粒状デンプン。 2 顆粒状デンプンがコーンスターチ或いはタピ
    オカデンプンである、特許請求の範囲第1項記載
    のヒドロキシプロピル置換顆粒状デンプン。 3 20℃〜60℃のペースト化温度を有する、特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載のヒドロキシプ
    ロピル置換顆粒状デンプン。 4 ヒドロキシプロピル置換前の架橋デンプンの
    ペースト化温度よりもヒドロキシプロピル置換1
    重量%当り少なくとも7℃低下したペースト化温
    度を有する、特許請求の範囲第2項又は第3項記
    載のヒドロキシプロピル置換架橋デンプン。 5 デンプンの2〜9重量%(dsb)のヒドロキ
    シプロピル置換率を有し、及びヒドロキシプロピ
    ル置換前の顆粒状デンプンのペースト化温度より
    もヒドロキシプロピル置換1重量%当り少なくと
    も6.5℃低下したペースト化温度を示すヒドロキ
    シプロピル置換顆粒状デンプンの製造方法であつ
    て、C1〜C3アルカノール及び水よりなる液体媒
    体中にスラリー化された顆粒状デンプンをアルカ
    リ性条件下密閉領域において100℃を越える反応
    温度においてプロピレンオキサイドと反応させ、
    その際デンプン中の水も含めてデンプンスラリー
    の水含量が10%未満であることを特徴とする方
    法。 6 液体媒体が10%未満の水を含有するエタノー
    ルである、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 プロピレンオキサイドとの反応が100℃〜180
    ℃の範囲の温度において行われる、特許請求の範
    囲第5項又は第6項記載の方法。 8 アルカリ性条件が顆粒状デンプンの重量に基
    づき(dsb)1〜3重量%の水酸化ナトリウム又
    は水酸化カリウムを液体媒体に添加することによ
    り達成される、特許請求の範囲第5項〜第7項の
    いずれか一項に記載の方法。 9 液体媒体がエタノール及び水よりなり、デン
    プン中の水分を含めてデンプンスラリーの水含量
    がスラリーの2〜5重量%である、特許請求の範
    囲第5項〜第8項のいずれか一項に記載の方法。 10 顆粒状デンプン及びプロピレンオキサイド
    を含有するアルカリ性スラリーを、加熱された反
    応器を通過させることにより連続方法として行
    う、特許請求の範囲第5項〜第9項のいずれか一
    項に記載の方法。 11 反応温度が145℃〜175℃であり、液体媒体
    が加熱された反応器内を通過する速度が、加熱さ
    れた反応器中の滞留時間が2〜30分であるような
    速度である、特許請求の範囲第10項記載の方
    法。 12 低下したペースト化温度の顆粒状デンプン
    成分を含有する食物或いは食物成分であつて、該
    低下したペースト化温度顆粒状デンプンが、(1)デ
    ンプンの2〜9重量%(dsb)のヒドロキシプロ
    ピル置換率、及び(2)ヒドロキシプロピル置換前の
    顆粒状デンプンペースト化温度よりもヒドロキシ
    プロピル置換1重量%当り少なくとも6.5℃低下
    したペースト化温度により特徴付けられるヒドロ
    キシプロピル置換顆粒状デンプンである、上記食
    物或いは食物成分。
JP58217624A 1982-11-19 1983-11-18 低下したペ−スト化温度を有する顆粒状デンプンエ−テル Granted JPS59108001A (ja)

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