JPH0582401A - 固体電解コンデンサ - Google Patents
固体電解コンデンサInfo
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- JPH0582401A JPH0582401A JP3269096A JP26909691A JPH0582401A JP H0582401 A JPH0582401 A JP H0582401A JP 3269096 A JP3269096 A JP 3269096A JP 26909691 A JP26909691 A JP 26909691A JP H0582401 A JPH0582401 A JP H0582401A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】陽極体と陰極体との接合を強固にして密封性を
向上させ、信頼性の高い薄形の固体電解コンデンサを実
現する。 【構成】陽極体1に平板状の陰極体5を載置した固体電
解コンデンサにおいて、陽極体1の導電層4と接する陰
極体5の一部に貫通孔20を設けるとともに、少なくと
もこの貫通孔20の内部に導電層4を設けた。貫通孔2
0に配置される導電層4により陽極体1と陰極体5との
接合強度が向上する。
向上させ、信頼性の高い薄形の固体電解コンデンサを実
現する。 【構成】陽極体1に平板状の陰極体5を載置した固体電
解コンデンサにおいて、陽極体1の導電層4と接する陰
極体5の一部に貫通孔20を設けるとともに、少なくと
もこの貫通孔20の内部に導電層4を設けた。貫通孔2
0に配置される導電層4により陽極体1と陰極体5との
接合強度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体電解コンデンサ
に関し、特に有機導電性化合物を利用したチップ形の固
体電解コンデンサの改良にかかる。
に関し、特に有機導電性化合物を利用したチップ形の固
体電解コンデンサの改良にかかる。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の小型化、プリント基板
への実装の効率化等の要請から電子部品のチップ化が進
められている。これに伴い、電解コンデンサのチップ
化、低背化の要請が高まっている。
への実装の効率化等の要請から電子部品のチップ化が進
められている。これに伴い、電解コンデンサのチップ
化、低背化の要請が高まっている。
【0003】また、近年テトラシアノキノジメタン(T
CNQ)、ポリピロール等の有機導電性化合物を固体電
解コンデンサに応用したものが提案されている。これら
の有機導電性化合物を使用した固体電解コンデンサは、
従来の二酸化マンガン等の金属酸化物半導体からなる固
体電解質と比較して電導度が高く、特にポリピロールは
電解質がポリマー化しているため耐熱性にも優れること
から、チップ化に最適と言われている。
CNQ)、ポリピロール等の有機導電性化合物を固体電
解コンデンサに応用したものが提案されている。これら
の有機導電性化合物を使用した固体電解コンデンサは、
従来の二酸化マンガン等の金属酸化物半導体からなる固
体電解質と比較して電導度が高く、特にポリピロールは
電解質がポリマー化しているため耐熱性にも優れること
から、チップ化に最適と言われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このポリピロールは、
ピロールの化学重合、電解重合あるいは気相重合等によ
って陽極体表面に生成されている。ところが、ポリピロ
ール自体の機械的強度は弱く、電極の引き出し構造によ
っては、接続工程中にリード線等が電解質層を破壊して
しまうことがあった。あるいは、接続工程の後にリード
線にかかる機械的なストレスが電解質層に影響を与え、
所望の特性を得ることが困難になることがあった。
ピロールの化学重合、電解重合あるいは気相重合等によ
って陽極体表面に生成されている。ところが、ポリピロ
ール自体の機械的強度は弱く、電極の引き出し構造によ
っては、接続工程中にリード線等が電解質層を破壊して
しまうことがあった。あるいは、接続工程の後にリード
線にかかる機械的なストレスが電解質層に影響を与え、
所望の特性を得ることが困難になることがあった。
【0005】また、このポリピロールは、水分によりそ
の電気的特性が変動し易くなる傾向がある。そのため、
ポリピロールからなる電解質層は外気から密封する必要
がある。
の電気的特性が変動し易くなる傾向がある。そのため、
ポリピロールからなる電解質層は外気から密封する必要
がある。
【0006】このような課題は、コンデンサ本体の外表
面を、ディプ、インジェクション成形等の手段により、
合成樹脂層で被覆すれば解決できる。しかし、この外装
樹脂層により固体電解コンデンサの小型化、低背化が阻
害されることになり、セラミックコンデンサと同等の1
mmないし4mm程度の高さ寸法とすることは困難とな
る。また外装樹脂層と端子との接合面に微細な隙間が生
じることもあり、樹脂成形によっても必ずしも高い密封
精度、すなわち所望の耐湿性能を得ることはできなかっ
た。
面を、ディプ、インジェクション成形等の手段により、
合成樹脂層で被覆すれば解決できる。しかし、この外装
樹脂層により固体電解コンデンサの小型化、低背化が阻
害されることになり、セラミックコンデンサと同等の1
mmないし4mm程度の高さ寸法とすることは困難とな
る。また外装樹脂層と端子との接合面に微細な隙間が生
じることもあり、樹脂成形によっても必ずしも高い密封
精度、すなわち所望の耐湿性能を得ることはできなかっ
た。
【0007】そこで、陽極体の表面に酸化皮膜層、電解
質層及び導電層を順次生成し、この陽極体に平板状の陰
極体を載置する構造が考えられる。この構造によれば、
陽極体の表面に形成された電解質層は陰極体によって覆
われ、また陰極体の両面に陽極体を配置した場合、陽極
体自体が外装構造を成し、内部の密封性を保持すること
ができる。
質層及び導電層を順次生成し、この陽極体に平板状の陰
極体を載置する構造が考えられる。この構造によれば、
陽極体の表面に形成された電解質層は陰極体によって覆
われ、また陰極体の両面に陽極体を配置した場合、陽極
体自体が外装構造を成し、内部の密封性を保持すること
ができる。
【0008】しかしながら、このような構造による固体
電解コンデンサであっても、陽極体の加工精度によって
は、陽極体と陰極体もしくは陽極体同士の貼り合わせに
おいて微細な隙間が生じ、所望の密封性を得ることがで
きなくなる場合があった。あるいは外部から陰極体にス
トレスがかかり、陰極体が陽極体から分離してしまうこ
とがあった。
電解コンデンサであっても、陽極体の加工精度によって
は、陽極体と陰極体もしくは陽極体同士の貼り合わせに
おいて微細な隙間が生じ、所望の密封性を得ることがで
きなくなる場合があった。あるいは外部から陰極体にス
トレスがかかり、陰極体が陽極体から分離してしまうこ
とがあった。
【0009】この発明の目的は、微細なチップ形の固体
電解コンデンサにおいて、陽極体と陰極体との接合を強
固にして密封性を向上させ、信頼性の高い薄形の固体電
解コンデンサを実現することにある。
電解コンデンサにおいて、陽極体と陰極体との接合を強
固にして密封性を向上させ、信頼性の高い薄形の固体電
解コンデンサを実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、酸化皮膜
層、電解質層及び導電層が表面に順次生成された陽極体
に平板状の陰極体を載置した固体電解コンデンサにおい
て、陽極体の導電層と接する陰極体の一部に貫通孔を設
けるとともに、少なくともこの貫通孔の内部に導電層を
設けたことを特徴としている。
層、電解質層及び導電層が表面に順次生成された陽極体
に平板状の陰極体を載置した固体電解コンデンサにおい
て、陽極体の導電層と接する陰極体の一部に貫通孔を設
けるとともに、少なくともこの貫通孔の内部に導電層を
設けたことを特徴としている。
【0011】
【作用】図面に示したように、陽極体1の表面は、平板
状の陰極体5及び別途用意された陽極体1bによって覆
われる。そのため、陽極体1の表面に形成された電解質
層3等は、陰極体5もしくは別の陽極体1bによって外
気から遮断され、内部の密封性が保持される。
状の陰極体5及び別途用意された陽極体1bによって覆
われる。そのため、陽極体1の表面に形成された電解質
層3等は、陰極体5もしくは別の陽極体1bによって外
気から遮断され、内部の密封性が保持される。
【0012】また電解質層3は、導電層4を介して、陰
極体5とその表面において接続される。そのため、ワイ
ヤーボンディング、半田付け等の手段で導電層4にリー
ド線を接続する場合と比較して、電解質層3に与える機
械的ストレスが軽減される。また、リード線等の折り曲
げによるストレスが一部に集中することもなく、電解質
層3の破損を最小限に抑制できる。
極体5とその表面において接続される。そのため、ワイ
ヤーボンディング、半田付け等の手段で導電層4にリー
ド線を接続する場合と比較して、電解質層3に与える機
械的ストレスが軽減される。また、リード線等の折り曲
げによるストレスが一部に集中することもなく、電解質
層3の破損を最小限に抑制できる。
【0013】そして、陰極体5の表面、すなわち陽極体
1の導電層4と接する一部に貫通孔20を形成すること
により、この貫通孔20内にも導電層4が配置されるこ
ととなり、陽極体1と陰極体5、および陽極体1aと陽
極体1bが導電層4によって直接接合されることにな
る。
1の導電層4と接する一部に貫通孔20を形成すること
により、この貫通孔20内にも導電層4が配置されるこ
ととなり、陽極体1と陰極体5、および陽極体1aと陽
極体1bが導電層4によって直接接合されることにな
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがい説
明する。図1は、この発明の実施例による固体電解コン
デンサを示した分解斜視図、図2は、実施例による固体
電解コンデンサを示す断面図である。また図3は、この
発明の実施例による固体電解コンデンサの外観形状を示
す斜視図である。
明する。図1は、この発明の実施例による固体電解コン
デンサを示した分解斜視図、図2は、実施例による固体
電解コンデンサを示す断面図である。また図3は、この
発明の実施例による固体電解コンデンサの外観形状を示
す斜視図である。
【0015】この発明の実施例による固体電解コンデン
サは、図3に示したように、外周に樹脂フィルム9が貼
付され、この樹脂フィルム9の開口端部に充填、固化さ
れた樹脂層10から突出した陰極端子6が、樹脂層10
から底面に沿って折り曲げられている。
サは、図3に示したように、外周に樹脂フィルム9が貼
付され、この樹脂フィルム9の開口端部に充填、固化さ
れた樹脂層10から突出した陰極端子6が、樹脂層10
から底面に沿って折り曲げられている。
【0016】樹脂フィルム9が貼着する陽極体1は、ア
ルミニウム等の弁作用金属からなり、図1に示したよう
に、所望の箇所に凹部8を備えている。この凹部8は、
陽極体1の一つの端面において開口部が形成され、この
開口部に陽極体1と陰極端子6との短絡を防ぐレジスト
層7を備えている。凹部8の内表面は粗面化処理が施さ
れたのち化成処理が施されて酸化皮膜層が形成されてい
る。酸化皮膜層は、アルミニウムからなる陽極体1の表
層が酸化した酸化アルミニウムからなり、陽極体1の誘
電体となる。
ルミニウム等の弁作用金属からなり、図1に示したよう
に、所望の箇所に凹部8を備えている。この凹部8は、
陽極体1の一つの端面において開口部が形成され、この
開口部に陽極体1と陰極端子6との短絡を防ぐレジスト
層7を備えている。凹部8の内表面は粗面化処理が施さ
れたのち化成処理が施されて酸化皮膜層が形成されてい
る。酸化皮膜層は、アルミニウムからなる陽極体1の表
層が酸化した酸化アルミニウムからなり、陽極体1の誘
電体となる。
【0017】陽極体1の酸化皮膜層上には、ポリピロー
ルからなる電解質層3が形成されている。電解質層3で
あるポリピロール層は、陽極体1を酸化剤を含有するピ
ロール溶液中に浸漬し、表面に化学重合によるピロール
薄膜を形成したのちピロールを溶解した電解重合用の電
解液中に浸漬するとともに電圧を印加して生成してお
り、生成されたポリピロールの厚さは数μmないし数十
μmとなる。
ルからなる電解質層3が形成されている。電解質層3で
あるポリピロール層は、陽極体1を酸化剤を含有するピ
ロール溶液中に浸漬し、表面に化学重合によるピロール
薄膜を形成したのちピロールを溶解した電解重合用の電
解液中に浸漬するとともに電圧を印加して生成してお
り、生成されたポリピロールの厚さは数μmないし数十
μmとなる。
【0018】更に、電解質層3の表面には、導電層4が
スクリーン印刷されている。そのため、陽極体1の表
面、特に凹部8の表面は、図2に示したように、電解質
層3及び導電層4が順次生成された積層構造となる。導
電層4は、カーボンペースト及び銀ペーストおよび導電
性の接着剤等からなる多層構造、もしくは導電性の良好
な金属粉を含有する導電性接着剤からなる単層構造の何
れでもよい。
スクリーン印刷されている。そのため、陽極体1の表
面、特に凹部8の表面は、図2に示したように、電解質
層3及び導電層4が順次生成された積層構造となる。導
電層4は、カーボンペースト及び銀ペーストおよび導電
性の接着剤等からなる多層構造、もしくは導電性の良好
な金属粉を含有する導電性接着剤からなる単層構造の何
れでもよい。
【0019】また、この実施例では陽極体1を2個(陽
極体1a及び1b)用意し、図1に示すように、陰極体
5の両面に配置している。陰極体5は、平板状のアルミ
ニウムもしくはその合金からなり、その端部には半田付
け可能な金属層、例えば銅等からなる陰極端子6が一体
に形成されている。そして、導電層4と当接する陰極体
5の表面には貫通孔20が形成されている。
極体1a及び1b)用意し、図1に示すように、陰極体
5の両面に配置している。陰極体5は、平板状のアルミ
ニウムもしくはその合金からなり、その端部には半田付
け可能な金属層、例えば銅等からなる陰極端子6が一体
に形成されている。そして、導電層4と当接する陰極体
5の表面には貫通孔20が形成されている。
【0020】また、陰極体5は、陽極体1a及び1bの
導電層4と接するよう、陽極体1a及び1bに形成され
た凹部8に収納している。このとき陽極体1a及び1b
と陰極体5との間隙に導電性の接着剤を追加して塗布し
てもよい。その結果、図2にも示したように、陽極体1
a及び1bと陰極体5とは導電層4を介して当接するこ
とになる。そして、陰極体5の両面に陽極体1a及び1
bを配置したことによりそれぞれの導電層4が陰極体5
の貫通孔20に入り込んで互いに接合する。
導電層4と接するよう、陽極体1a及び1bに形成され
た凹部8に収納している。このとき陽極体1a及び1b
と陰極体5との間隙に導電性の接着剤を追加して塗布し
てもよい。その結果、図2にも示したように、陽極体1
a及び1bと陰極体5とは導電層4を介して当接するこ
とになる。そして、陰極体5の両面に陽極体1a及び1
bを配置したことによりそれぞれの導電層4が陰極体5
の貫通孔20に入り込んで互いに接合する。
【0021】陽極体1の側面には、陽極引き出し用の陽
極端子2を溶接している。陽極端子2は、その断面形状
がL字形に形成されており、この実施例においては、プ
リント基板の配線パターンに臨む先端部分に半田付け可
能な金属、例えば銅等を配置し、その反対面にアルミニ
ウムを配置して接合したクラッド合金を用い、陽極体1
の側面にレーザー溶接している。
極端子2を溶接している。陽極端子2は、その断面形状
がL字形に形成されており、この実施例においては、プ
リント基板の配線パターンに臨む先端部分に半田付け可
能な金属、例えば銅等を配置し、その反対面にアルミニ
ウムを配置して接合したクラッド合金を用い、陽極体1
の側面にレーザー溶接している。
【0022】更に、接合した陽極体1a及び1bの外周
面には、エポキシ樹脂等からなる樹脂フィルム9を少な
くとも1回以上巻回して貼り合わせている。この樹脂フ
ィルム9の巾寸法は陽極体1a及び1bの長手寸法より
も長く形成されており、そのため陽極体1a及び1bの
端部から樹脂フィルム9がはみ出ることになる。また、
陽極端子2及び陰極端子6は、この樹脂フィルム9の開
口端部から外部に導出される。
面には、エポキシ樹脂等からなる樹脂フィルム9を少な
くとも1回以上巻回して貼り合わせている。この樹脂フ
ィルム9の巾寸法は陽極体1a及び1bの長手寸法より
も長く形成されており、そのため陽極体1a及び1bの
端部から樹脂フィルム9がはみ出ることになる。また、
陽極端子2及び陰極端子6は、この樹脂フィルム9の開
口端部から外部に導出される。
【0023】以上のようにこの実施例による固体電解コ
ンデンサでは、陰極体5に設けた貫通孔20によって陽
極体1a及び1bに形成した導電層4が互いに接するこ
ととなり、陽極体1aと1bとを強固に接合する。その
ため、陽極体1a及び1bと陰極体5との接合状態も強
固になり、陽極体1の凹部8に収納された陰極体5およ
び他方の陽極体1により、陽極体1の表面に形成した電
解質層3の密封性が向上する。
ンデンサでは、陰極体5に設けた貫通孔20によって陽
極体1a及び1bに形成した導電層4が互いに接するこ
ととなり、陽極体1aと1bとを強固に接合する。その
ため、陽極体1a及び1bと陰極体5との接合状態も強
固になり、陽極体1の凹部8に収納された陰極体5およ
び他方の陽極体1により、陽極体1の表面に形成した電
解質層3の密封性が向上する。
【0024】また電解質層3は、図2に示したように、
導電層4を介して陰極体5と表面において電気的に接触
させている。そのため、従来のようにリード線等による
ボンディング等の手段によらず接続させることができ、
この接続工程でのストレスも抑制できるようになる。
導電層4を介して陰極体5と表面において電気的に接触
させている。そのため、従来のようにリード線等による
ボンディング等の手段によらず接続させることができ、
この接続工程でのストレスも抑制できるようになる。
【0025】なお、この実施例においては陽極体1を2
個用意して陰極体5の両面に配置したが、単体の陽極体
1の表面に貫通孔20を備えた陰極体5を搭載してもよ
い。この場合、陰極体5の貫通孔20を通じて陰極体5
の反対面にも導電層4を被覆することができ、あるいは
陽極体1に陰極体5を搭載したのちに貫通孔20に別の
導電層を塗布することができるので、先の実施例と同様
に強固な接合状態を得ることが可能となる。
個用意して陰極体5の両面に配置したが、単体の陽極体
1の表面に貫通孔20を備えた陰極体5を搭載してもよ
い。この場合、陰極体5の貫通孔20を通じて陰極体5
の反対面にも導電層4を被覆することができ、あるいは
陽極体1に陰極体5を搭載したのちに貫通孔20に別の
導電層を塗布することができるので、先の実施例と同様
に強固な接合状態を得ることが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、酸化皮膜層、
電解質層及び導電層が表面に順次生成された陽極体に平
板状の陰極体を載置した固体電解コンデンサにおいて、
陽極体の導電層と接する陰極体の一部に貫通孔を設ける
とともに、少なくともこの貫通孔の内部に導電層を設け
たことを特徴としているので、内部の電解質層は陰極体
及び陽極体自身により外部から遮断され、密封性能が向
上する。
電解質層及び導電層が表面に順次生成された陽極体に平
板状の陰極体を載置した固体電解コンデンサにおいて、
陽極体の導電層と接する陰極体の一部に貫通孔を設ける
とともに、少なくともこの貫通孔の内部に導電層を設け
たことを特徴としているので、内部の電解質層は陰極体
及び陽極体自身により外部から遮断され、密封性能が向
上する。
【0027】また、電解質層と陰極体とは、導電層を介
して各々の表面において接続される。そのため、従来の
ようにリード線等により電極を引き出す場合と比較し
て、電解質層に対する機械的ストレスを軽減することが
できる。また、陰極体に形成した貫通孔の内部にも導電
層を形成することにより、陽極体と陰極体との接合状態
が強固なものとなり、複数の陽極体を貼り合わせた構造
の固体電解コンデンサであっても高い密封性を実現する
ことができる。
して各々の表面において接続される。そのため、従来の
ようにリード線等により電極を引き出す場合と比較し
て、電解質層に対する機械的ストレスを軽減することが
できる。また、陰極体に形成した貫通孔の内部にも導電
層を形成することにより、陽極体と陰極体との接合状態
が強固なものとなり、複数の陽極体を貼り合わせた構造
の固体電解コンデンサであっても高い密封性を実現する
ことができる。
【図1】この発明の実施例による固体電解コンデンサを
示した分解斜視図。
示した分解斜視図。
【図2】実施例による固体電解コンデンサを示す断面
図。
図。
【図3】この発明の実施例による固体電解コンデンサの
外観形状を示す斜視図。
外観形状を示す斜視図。
1 陽極体 2 陽極端子 3 電解質層 4 導電層 5 陰極体 6 陰極端子 7 レジスト層 8 凹部 9 樹脂フィルム 10 樹脂層 20 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 酸化皮膜層、電解質層及び導電層が表面
に順次生成された陽極体に平板状の陰極体を載置した固
体電解コンデンサにおいて、陽極体の導電層と接する陰
極体の一部に貫通孔を設けるとともに、少なくともこの
貫通孔の内部に導電層を設けたことを特徴とする固体電
解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269096A JPH0582401A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269096A JPH0582401A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 固体電解コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582401A true JPH0582401A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17467623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3269096A Pending JPH0582401A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0582401A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024143218A1 (ja) * | 2022-12-27 | 2024-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電解コンデンサ |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3269096A patent/JPH0582401A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024143218A1 (ja) * | 2022-12-27 | 2024-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電解コンデンサ |
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