JPH058249U - プレート式吸収凝縮器 - Google Patents
プレート式吸収凝縮器Info
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- JPH058249U JPH058249U JP5504891U JP5504891U JPH058249U JP H058249 U JPH058249 U JP H058249U JP 5504891 U JP5504891 U JP 5504891U JP 5504891 U JP5504891 U JP 5504891U JP H058249 U JPH058249 U JP H058249U
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Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレート式吸収凝縮器において、熱媒蒸気の
伝熱と吸収凝縮を活溌に行なわせるようにする。 【構成】 複数の伝熱プレート6間に交互に熱媒蒸気流
路8と冷媒流路を形成したプレート式吸収凝縮器におい
て、熱媒流路8を、水平方向に熱媒蒸気が流れ順次上段
から下段へ熱媒蒸気が流入する上下方向に段をなす流路
8a,8b,8cに分割し、各段の流路8a,8b,8
cに上下方向に配置された乱流促進体を設けた。
伝熱と吸収凝縮を活溌に行なわせるようにする。 【構成】 複数の伝熱プレート6間に交互に熱媒蒸気流
路8と冷媒流路を形成したプレート式吸収凝縮器におい
て、熱媒流路8を、水平方向に熱媒蒸気が流れ順次上段
から下段へ熱媒蒸気が流入する上下方向に段をなす流路
8a,8b,8cに分割し、各段の流路8a,8b,8
cに上下方向に配置された乱流促進体を設けた。
Description
【0001】
本考案は、混合熱媒を作動流体としたボイラプラント,海洋温度差プラント, ヒートポンプ,吸収式冷凍機などに使用されるプレート式吸収凝縮器に関する。
【0002】
従来技術のプレート式吸収凝縮器を、図5及び図6によって説明する。
【0003】 7は冷媒流路である。両端に位置する冷媒流路7の1方は熱交換器シェル1 側壁と伝熱プレート6,他方は押え板9と伝熱プレート6および各々図示してい ない四周に設けられたシールパッキンにより形成されている。その他の冷媒流路 7は、平行に間隔をおいて上下方向に配置された隣接する2枚の伝熱プレート6 間に形成され、その周囲は図示していないシールパッキンによりシールされてい る。
【0004】 8は熱媒蒸気流路であり、隣接する2枚の伝熱プレート6の間に冷媒流路7と 交互に配置されており、冷媒流路7を形成している伝熱プレート6の裏2面と図 示していないスペーサにより形成されている。
【0005】 前記各々の冷媒流路7は下部と上部で熱媒流路8を横切って連通されていて、 冷媒流路7の下部の冷媒入口管4から各冷媒流路7に冷媒が供給され、冷媒は各 冷媒流路7内を上方へ向って流れて、上部の冷媒出口管5から排出される。
【0006】 シールパッキン、伝熱プレート6連通部の順に複数組重られたものが、図6に 示すように熱交換器シェル1側壁に固定された締付金具10と押え板9により締 付けられ、冷媒が熱媒蒸気側に、又は逆に、熱媒蒸気が冷媒側に漏れ込まないよ うなシール構造になっている。
【0007】 上部の熱媒蒸気入口管2から、図5中矢印に示すように、熱交換器シェル1に 入った熱媒蒸気は、矢印に示すように、周囲から熱媒蒸気流路8に入る。一方、 矢印に示すように、冷媒入口管4から入った冷媒は冷媒流路7下部から上部へと 流れる間に伝熱プレート6を介して熱媒蒸気と熱交換し、冷媒出口管5より流出 する。
【0008】 前記のようにして冷媒と熱交換した熱媒蒸気は、伝熱プレート6の面上で凝縮 (又は一部凝縮)して、凝縮液(又は、一部凝縮液と熱媒蒸気)となり、矢印に 示すように熱交換器シェル1の下部の凝縮液出口管3より流出する。
【0009】
図4は、前記のプレート式吸収凝縮器の伝熱面近傍の一断面における熱媒蒸気 の温度分布と濃度分布の説明図である。冷媒により冷された伝熱プレート6の熱 媒蒸気側伝熱面に、まず沸点の高い方の蒸気が凝縮し、次に沸点の低い蒸気が吸 収凝縮される。従って、伝熱面に近づく程、沸点の低い蒸気の濃度が高くなる。 すなわち濃度境界層が発達すると共に温度境界層も発達する。
【0010】 混合熱媒蒸気の吸収凝縮では、これらの境界層が厚くなる程、熱抵抗が増すこ とは公知の事実である。また、伝熱面に凝縮液が存在しないと、沸点の低い蒸気 はほとんど吸収凝縮されないことも公知の事実である。
【0011】 図5及び図6から分かるように、従来のプレート式吸収凝縮器では、熱媒蒸気 と凝縮液の流れ方向がほぼ同じであるために、凝縮液の流れを阻害せずに効率良 く熱媒蒸気側境界層を乱すのは難しい。また、熱媒蒸気は冷媒の流れに対してほ ぼ横方向へ向って流れ、効率がよい対向流熱交換が行なわれる構造とはなってい ない。
【0012】 また,プレート式吸収凝縮器では、熱媒蒸気の吸収凝縮を促進するために希釈 液を投入する場合もあるが、この希釈液についても凝縮液におけると同様な前記 の問題点が発生する。
【0013】 本考案は、以上の問題点を解決することができるプレート式吸収凝縮器を提供 しようとするものである。
【0014】
本発明は、複数の伝熱プレートの間に熱媒蒸気流路と冷媒流路とを交互に形成 し、冷媒流路に下方から上方へ流れる冷媒を供給し、熱媒蒸気流路に熱媒蒸気を 供給し、伝熱プレートの熱媒蒸気流路側の面に熱媒蒸気を吸収凝縮させて落下さ せるようにしたプレート式吸収凝縮器において、前記熱媒蒸気流路を、ほぼ水平 方向に熱媒蒸気が流れ上段を出た熱媒蒸気が順次下段へ流入する複数の上下方向 の段に分割し、前記各段の熱媒蒸気通路に上下方向に配置された熱媒蒸気の流れ を乱す乱流促進体を配置したことを特徴とする。
【0015】
本考案では、熱媒蒸気は、上下方向の段に分割された各段の熱媒蒸気流路をほ ぼ水平に流れ、上段の熱媒蒸気流路からその下段の熱媒蒸気流路へ順次流入して 流れる。一方、冷媒は冷媒流路を下方から上方へ向って流れる。前記熱媒蒸気流 路の各段においては、熱媒蒸気は、冷媒の流れに直交するように流れるが、前記 のように、上段の熱媒蒸気流路から下段の熱媒蒸気流路へ流入して順次下方へ流 れることとなり、実質的には熱媒蒸気は冷媒と対向して流れる結果となる。従っ て、冷媒と熱媒蒸気との間に、プレートを介して効果のよい熱交換が行なわれる 。
【0016】 また、前記上下方向に分割された熱媒蒸気流路の乱流促進体は上下方向に配置 されており、同流路をほぼ水平方向へ流れる熱媒蒸気の流れを乱して、プレート 上の凝縮液内の濃度及び温度の境界層が厚く発達することが防止される。更に、 乱流促進体は上下方向に配置されているために、上方から下方へ流れる凝縮液の 流路を遮断することがなく、プレートの伝熱面上に凝縮液の存在しない部分が生 ずることがなく、プレートの全面で吸収凝縮が行なわれる。従って、前記乱流促 進体によって、熱媒蒸気側の熱伝達と凝縮液による熱媒蒸気の吸収凝縮が促進さ れることになる。
【0017】
本考案の一実施例を、図1ないし図3によって説明する。本実施例は、図5及 び図6に示す従来の吸収凝縮器と同様な構成をもつ熱交換器シェル1内に交互に 冷媒流路7と熱媒蒸気流路8を形成する間隔をおいて平行にかつ上下方向に配置 された複数の伝熱プレート6を有しており、熱交換器シェル1の上部と下部にそ れぞれ熱媒蒸気入口管2と凝縮液出口管3が接続されている。
【0018】 隣接する伝熱プレート6の間に形成される熱媒蒸気流路8は、水平方向の複数 のトレイ13によって上下方向の複数の段(図1に示す場合は3段)の流路8a ,8b,8cに分割されている。同トレイ13は、図1及び図2に示すように、 段をなす流路8a,8b,8c内の下部に設けられ、同流路8a,8b,8c内 の部分に多数の貫通孔13′を有すると共に複数の熱媒蒸気流路8と冷媒通路7 を横切って水平方向に伝熱プレート6の存在する全領域にわたって延びている。 各トレイ13の上下の面に対向する冷媒流路7の部分には、図2に示すように、 同冷媒流路7を閉鎖する上下の仕切板7′が設けられており、これによって熱媒 蒸気流路8と共に冷媒流路7も上下に段をなす複数の流路7a,7b…に分割さ れている。
【0019】 前記トレイ13の1側部からは、熱交換器のシェル1の側壁へ至る仕切板12 が設けられ、同仕切板は、図1に示すように、隣接する上下のトレイ13から互 い違いにシェル1の対向する側壁へ向って延びており、段をなす熱媒蒸気の各通 路8a,8b,8cでは熱媒蒸気は矢印で示すようにほぼ水平方向に流れ、上段 の通路を出た熱媒蒸気は反転して下段の通路をほぼ水平方向に逆方向に流れるよ うになっている。また、最上段の熱媒蒸気の流路8aの上端は着脱自在な遮へい 板11によって封鎖されている。
【0020】 前記の段をなす各冷媒流路7a,7b,…の下部には冷媒入口管4が、同流路 7a,7bの上部には冷媒出口管5が設けられ、冷媒は冷媒入口管4を経て各冷 媒流路7a,7b内に供給され、同流路7a,7b内を上方へ向って流れ冷媒出 口管5から排出されるようになっている。また、下方の段の冷媒流路の冷媒出口 管5は隣接する上方の段の冷媒入口管4に接続されており、冷媒は下方の段の冷 媒流路から直上の段の冷媒流路へと、順次下方の段の冷媒流路から上方の段の冷 媒流路へ流れるようになっている。
【0021】 また、前記の段をなす熱媒蒸気の流路8a,8b,8cの内部には互いに上下 方向及び水平方向に間隔をおいて平行に、かつ、上下方向に配置された複数の板 状の乱流促進体14が設けられており、その乱流促進体14の間隔は、図3に示 すように、熱媒蒸気の流れる方向(ほぼ水平な方向)において千鳥状に配置され ている。
【0022】 以上のように構成された本実施例では、熱媒蒸気入口管2から熱交換器シェル 1内へ導入された熱媒蒸気は、図1中矢印で示すように、最上段の熱媒蒸気流路 8aをほぼ水平方向へ流れ、次いで次の段の熱媒蒸気流路8bをほぼ水平方向に 逆方向へ流れ、順次このような流れを繰り返しながら次第に下方の段の熱媒蒸気 流路内を流れる。これらの流路8a,8b,8cに対応する冷媒流路7a,7b ,…内を上方へ向って流れる冷媒と以上のように流れる熱媒蒸気との間に熱交換 が行なわれ、伝熱プレート6上で熱媒蒸気からの吸収凝縮が行なわれて凝縮液が 発生する。
【0023】 前記の熱媒蒸気の流れは各段では上方へ向って流れる冷媒の流れとほぼ直交流 となるが、複数段の流路で前記のように順次上段から下段の流路を熱媒蒸気が流 れることによって、全体として見ると熱媒蒸気は冷媒に対して対向流をなした状 態で流れることとなる。従って、熱媒蒸気と冷媒との間で効率のよい熱交換が行 なわれる。
【0024】 また、複数段の熱媒蒸気流路8a,8b,8cの各々で、伝熱プレート6上で 冷媒と熱交換して吸収凝縮した凝縮液は、各流路下部のトレイ13内に収容され て、その多数の貫通孔13′から直下段の流路内へ降下して、伝熱プレート6の 表面を均一に濡らし、熱媒蒸気の吸収凝縮が伝熱プレート6の全表面において効 果的に行なわれる。
【0025】 各段の熱媒蒸気流路8a,8b,8cでは、乱流促進体14によって、熱媒蒸 気の流れが乱され、これによって伝熱プレート6上の吸収凝縮液を乱して、その 濃度と温度の境界層の発達を防止し、熱伝熱を促進することができる。
【0026】 更に、乱流促進体14は、上下方向に配置されているために、落下する凝縮液 の流れを乱することがなく、凝縮液は伝熱プレート6上を均一に濡らしながら流 れることとなり、伝熱プレート6全面における吸収凝縮を確実に行なうことがで きる。
【0027】 また更に、トレイ13内においては、凝縮液の液位が維持されているために、 熱媒蒸気がトレイ13を吹抜けて下方の段の熱媒蒸気流路に流入することがなく 、前記した各段の流路における熱媒蒸気の流れを確実にすることができる。
【0028】 なお、以上は、熱媒蒸気からの凝縮液について説明したが、吸収凝縮を促進す るために、希釈液を熱交換器シェル1内へ投入する場合にも、本実施例は同様な 作用及び効果を奏することができる。この場合には、遮へい板11を取外し、こ の位置にトレイ等の希釈液の投入設備を組込むようにする。
【0029】 本実施例においては、熱媒蒸気の吸収凝縮に伴って、下流側の段の熱媒蒸気流 路ほど熱媒蒸気の量が減少することになるので、熱媒蒸気の速度を確保して乱流 促進体による乱れを大きくし、これによって熱伝達を活溌にするために、下流側 の段の熱媒蒸気流路の高さを順次低くすることが望ましい。
【0030】
以上説明したように、本考案は実用新案登録請求の範囲に記載された構成を具 えたことによって、熱媒蒸気と冷媒を実質的に対向的に流すことができ、かつ、 乱流促進体によって凝縮液又は希釈液の流れを妨げることなく熱媒蒸気の流れを 乱すことができる。
【0031】 従って、本考案では、熱媒蒸気の伝熱をより促進することができ、かつ、吸収 凝縮器をコンパクにすることができる。
【図1】本考案の一実施例の正面断面図である。
【図2】同実施例の側面断面の部分拡大図である。
【図3】同実施例の正面断面の部分拡大図である。
【図4】従来のプレート式吸収凝縮器の伝熱面近傍一断
面における熱媒蒸気の温度と濃度分布の説明図である。
面における熱媒蒸気の温度と濃度分布の説明図である。
【図5】従来のプレート式吸収凝縮器の正面断面図であ
る。
る。
【図6】同従来のプレート式吸収凝縮器の側面断面図で
ある。
ある。
1 熱交換器シェル 2 熱媒蒸気入口管 3 凝縮液出口管 4 冷媒入口管 5 冷媒出口管 6 伝熱プレート 7 冷媒流路 8 熱媒蒸気流路 8a,8b,8c 段をなす熱媒蒸気流路 11 遮へい板 12 仕切板 13 トレイ 14 乱流促進体
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 複数の伝熱プレートの間に熱媒蒸気流路
と冷媒流路とを交互に形成し、冷媒流路に下方から上方
へ流れる冷媒を供給し、熱媒蒸気流路に熱媒蒸気を供給
し、伝熱プレートの熱媒蒸気流路側の面に熱媒蒸気を吸
収凝縮させて落下させるようにしたプレート式吸収凝縮
器において、前記熱媒蒸気流路を、ほぼ水平方向に熱媒
蒸気が流れ上段を出た熱媒蒸気が順次下段へ流入する複
数の上下方向の段に分割し、前記各段の熱媒蒸気通路に
上下方向に配置された熱媒蒸気の流れを乱す乱流促進体
を配置したことを特徴とするプレート式吸収凝縮器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991055048U JP2537524Y2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | プレート式吸収凝縮器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991055048U JP2537524Y2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | プレート式吸収凝縮器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058249U true JPH058249U (ja) | 1993-02-05 |
| JP2537524Y2 JP2537524Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=12987789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991055048U Expired - Lifetime JP2537524Y2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | プレート式吸収凝縮器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537524Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835149U (ja) * | 1971-08-28 | 1973-04-26 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP1991055048U patent/JP2537524Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835149U (ja) * | 1971-08-28 | 1973-04-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2537524Y2 (ja) | 1997-06-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |