JPH0582517U - 射出成形装置 - Google Patents
射出成形装置Info
- Publication number
- JPH0582517U JPH0582517U JP2474092U JP2474092U JPH0582517U JP H0582517 U JPH0582517 U JP H0582517U JP 2474092 U JP2474092 U JP 2474092U JP 2474092 U JP2474092 U JP 2474092U JP H0582517 U JPH0582517 U JP H0582517U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成によって、金型を交換したとき
も、ノズルとスプルーブッシュ間に糸引き現象が発生す
ることを防止でき、しかも金型の樹脂流路内に固化した
樹脂が詰まったときの対応も容易にできる射出成形装
置。 【構成】 射出成形用金型に装着したスプルーブッシュ
に当接して溶融樹脂を射出するノズル5の噴射孔開口部
分に噴射孔を分割する金属製の平板20を備えた射出成
形装置。
も、ノズルとスプルーブッシュ間に糸引き現象が発生す
ることを防止でき、しかも金型の樹脂流路内に固化した
樹脂が詰まったときの対応も容易にできる射出成形装
置。 【構成】 射出成形用金型に装着したスプルーブッシュ
に当接して溶融樹脂を射出するノズル5の噴射孔開口部
分に噴射孔を分割する金属製の平板20を備えた射出成
形装置。
Description
【0001】
この考案は、射出成形装置に関するものである。
【0002】
図3は従来の射出成形装置の構成概要を示す側面図である。 射出成形装置の構成は大別して射出ユニット1と型締め機構部2とからなって いる。
【0003】 射出ユニット1は、ホッパ3からシリンダ4内に投入された原料樹脂、添加剤 等を加熱混和して可塑化し、プランジャーまたはスクリューにより加圧してノズ ル5から高圧で射出する構成となっている。
【0004】 型締め機構部2は、不図示の射出成形用金型(以下、金型という)を複数に分 割して固定盤6と可動盤7とに取付け、型締めラム8により可動盤7を固定盤6 側に前進させ、分割した金型を圧着して金型の接合部分に溶融樹脂を射出成形す る空隙であるキャビティを形成する。また可動盤7を後退させ圧着していた金型 を引き離してキャビティ内に形成した成形品を不図示のエジェクタピン等によっ て押し、金型から取出すことができる構成となっている。
【0005】 図4は、従来の射出成形装置の固定盤への金型取付けの一例を示す要部断面図 である。 固定盤6側には金型9のキャビティ部分10に溶融樹脂を注入する流路11を 有するスプルーブッシュ12が装着されており、射出成形時には射出ユニット1 は型締め機構部2の方向に前進してノズル5をスプルーブッシュ12の流路開口 13の部分に圧接(以下ノズルタッチという)して溶融樹脂を射出する。
【0006】 14はロケートリングであり、金型9に嵌込みキャビティ部分10への溶融樹 脂の流路11を形成しているスプルーブッシュ12の取付け位置を規制してノズ ルタッチを正確にするためのリングであり、2本のボルト15によって固定盤6 に取付けてある。16は分割取付けした金型双方の圧着位置のズレを防止するた めに不図示のガイドピンを挿入しガイドするガイドピンブッシュである。
【0007】 そして、上記のノズルタッチをしてノズル5から射出された溶融樹脂は、スプ ルーブッシュ12の流路11、そしてランナー17、ゲート18を通り、キャビ ティ10内に射出注入、加圧される。
【0008】 キャビティ10内に射出した溶融樹脂が冷却したら、射出ユニット1を後退さ せ、即ちノズル5を後退させることにより、ノズル5からスプルーブッシュ12 内に連なっている射出した樹脂を切断し、スプルーブッシュ12内で固化した樹 脂をランナー17、キャビティ10側に抜き出すと共に、キャビティ10内の成 形品を金型から取り出す。
【0009】 しかし、ノズル5を後退させて射出樹脂を切断するとき、ノズル5からスプル ーブッシュ12に連なっている射出樹脂はまだ完全には固化しておらず、ノズル 5とスプルーブッシュ12の間で糸引き状態に射出樹脂が伸びて固化することに なり、次のノズルタッチではノズル5とスプルーブッシュ12が完全に直接当接 し密着した状態とならず、射出樹脂がタッチ面から漏れ射出成形動作が不完全と なり成形品の品質に影響する。更に射出動作の続行ができなくなるといった問題 があった。
【0010】 上記問題の防止策として、弁機構を設けたノズルを使用することもある。しか し、高圧、高温の溶融樹脂を噴射するノズルのことであり、弁機構を設けてノズ ルの機構を複雑にした割には、その効果は安定せず、保守に手数が必要といった 問題があった。
【0011】 もっと簡単にノズル5とスプルーブッシュ12間の糸引き現象を防止する対策 として、図5に示す構成がある。
【0012】 図5は、ノズルとスプルーブッシュの拡大断面図であり、スプルーブッシュ1 2の溶融樹脂流路11の開口部分に、流路を横切り分断するように金属製の平板 19を挿入し、平板19の両縁部分を流路11の内壁に埋め込んで装着してある 。
【0013】 上記構成のスプルーブッシュ12を使用した金型を装着した射出成形装置では 、ノズル5を後退させて射出樹脂を切断するとき、スプルーブッシュ12の開口 部分の樹脂は金属製の平板19で二分割され、樹脂の流れ1本当たりの量は半減 し、かつ表面積割合は増加することにより、糸引き現象を起こそうとする溶融樹 脂の冷却は促進される。更に溶融樹脂より遥かに低温度に温度管理されている金 型のスプルーブッシュ12に装着されている金属製の平板19は溶融樹脂に対す る冷却効果を有しており、ノズル5の後退時にはスプルーブッシュ12とノズル 5の間の溶融樹脂は急速に冷却され、糸引き現象を起こすより先に固化が進み、 可塑性を失い切断される。
【0014】
前記構成の平板19を備えたスプルーブッシュ12を有する金型を装備した射 出成形装置は、ノズル5の後退時の糸引き現象を防止する効果を有してはいるも のの、金型を交換する都度、スプルーブッシュ12に平板19を挿入し固定装着 する必要があり、手数と費用がかかる。
【0015】 更に、固化した射出樹脂がスプルーブッシュ12の樹脂流路11、ランナー1 7、ゲート18部分等に詰まったとき、従来はスプルーブッシュ12の樹脂流路 11に銅棒等を差し込み固化した樹脂を叩き出していたが、前記の平板19を備 えたスプルーブッシュ12では固化した樹脂を叩き出すことができないといった 問題があった。
【0016】 この考案は、上記従来技術の問題点を解消するために成されたもので、簡単な 構成によって、金型を交換したときも、ノズルとスプルーブッシュ間に糸引き現 象が発生することを防止でき、しかも金型の樹脂流路内に固化した樹脂が詰まっ たときの対応も容易にできる射出成形装置を提供することを目的とするものであ る。
【0017】
このため、この考案に係る射出成形装置は、射出成形用金型に装着したスプル ーブッシュに当接して溶融樹脂を射出するノズルの噴射孔開口部分に噴射孔を分 割する金属製の平板を備えたことを特徴とする構成によって、前記の目的を達成 しようとするものである。
【0018】
ノズルの噴射孔開口部分に噴射孔を分割する金属製の平板を備えた構成のノズ ルを装着した射出成形装置は、ノズルを後退させて射出樹脂を切断するとき、ノ ズルの噴射孔開口部分の樹脂は金属製の平板で分割され、樹脂の流れ1本当たり の量は減小し、かつ表面積割合は増加して樹脂の冷却および被切断性は増す。更 に金属製の平板は糸引きを起こそうとする高温の樹脂に対しては冷却効果を有し 、ノズルの後退時にはノズルとスプルーブッシュの間の溶融樹脂は急速に温度低 下して固化が進み、糸引き現象を起こすより先に可塑性を失い切断される。
【0019】 しかも、ノズル側の簡単な構成によって糸引き現象を防止する構成であるので 、金型を交換したときも、ノズルの平板はそのままで引き続き糸引き現象を防止 することができる。また固化した射出樹脂がスプルーブッシュの樹脂流路、ラン ナー、ゲート部分等に詰まったときは、スプルーブッシュの樹脂流路に銅棒等を 差し込み固化した樹脂を叩き出すことができる。
【0020】
以下、この考案に係る射出成形装置を実施例により説明する。 図1は、この考案の一実施例の要部拡大断面図、図2は同拡大正面図である。 前記従来の射出成形装置と同一または相当する部分は同一符号で示す。
【0021】 実施例の射出成形装置は、図1に示すノズルの構造に特徴を有し、他の部分の 構成はノズルタッチにより金型内のキャビティに溶融樹脂を射出成形する従来の 射出成形装置の構成に準じており、重複説明を省略する。
【0022】 ノズル5の噴射孔から噴射しようとする溶融樹脂の流路を横切り分断するよう に金属製の平板20を噴射孔開口部分に挿入し、平板20の両縁部分を噴射孔開 口部分の内壁に埋め込んで装着してある。
【0023】 上記構成のノズル5を装着した射出成形装置は、ノズル5を後退させて射出樹 脂を切断するとき、ノズル5の噴射孔開口部分の樹脂は金属製の平板20で二分 割され、樹脂の流れ1本当たりの量は半減し、かつ表面積割合は増加することに より、糸引き現象を起こそうとする溶融樹脂の冷却は促進される。更に溶融樹脂 より低温度の射出ユニットのノズル5に装着されている金属製の平板20は溶融 樹脂に対する冷却効果を有しており、ノズル5の後退時にはスプルーブッシュ1 2とノズル5の間の溶融樹脂は急速に冷却され、糸引き現象を起こすより先に固 化が進み、可塑性を失い切断される。
【0024】 しかも、ノズル側の簡単な構成によって糸引き現象を防止する構成であるので 、金型を交換したときも、ノズル5の平板20はそのままで引き続き糸引き現象 を防止することができる。また固化した射出樹脂がスプルーブッシュ12の樹脂 流路11、ランナー17、ゲート18部分等に詰まったときは、スプルーブッシ ュ12の樹脂流路11内に銅棒等を差し込み固化した樹脂を叩き出すことができ る。
【0025】
以上説明したように、この考案に係るノズルの噴射孔開口部分に噴射孔を分割 する金属製の平板を備えた構成のノズルを装着した射出成形装置は、ノズルを後 退させて射出樹脂を切断するとき、ノズルの噴射孔開口部分の樹脂は金属製の平 板で分割され、樹脂の流れ1本当たりの量は減小し、かつ表面積割合は増加して 樹脂の冷却および被切断性は増す。更に金属製の平板は糸引きを起こそうとする 高温の樹脂に対する冷却効果を有し、ノズルの後退時にはノズルとスプルーブッ シュの間の溶融樹脂は急速に温度低下して固化が進み、糸引き現象を起こすより 先に可塑性を失い切断される。
【0026】 しかも、ノズル側の簡単な構成によって糸引き現象を防止する構成であるので 、金型を交換したときも、ノズルの平板はそのままで引き続き糸引き現象を防止 することができる。また固化した射出樹脂がスプルーブッシュの樹脂流路、ラン ナー、ゲート部分等に詰まったときは、スプルーブッシュの樹脂流路に銅棒等を 差し込み固化した樹脂を叩き出すことができる。
【図1】 一実施例の要部拡大断面図である。
【図2】 一実施例の要部拡大正面図である。
【図3】 従来の射出成形装置の側面図である。
【図4】 従来の射出成形装置の要部断面図である。
【図5】 従来の射出成形装置の要部拡大断面図であ
る。
る。
1 射出ユニット 2 型締め機構部 4 シリンダ 5 ノズル 6 固定盤 7 可動盤 9 金型 10 キャビティ部分 11 流路 12 スプルーブッシュ 13 流路開口 14 ロケートリング 17 ランナー 18 ゲート 19、20 金属性の平板
Claims (1)
- 【請求項1】 射出成形用金型に装着したスプルーブッ
シュに当接して溶融樹脂を射出するノズルの噴射孔開口
部分に噴射孔を分割する金属製の平板を備えたことを特
徴とする射出成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2474092U JPH0582517U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2474092U JPH0582517U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 射出成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582517U true JPH0582517U (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=12146550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2474092U Pending JPH0582517U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 射出成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0582517U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101447066B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-10-06 | 동의과학대학 산학협력단 | 실딸림 현상을 방지하는 콜드 런너 타입 사출 성형기용 스프루 부시 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP2474092U patent/JPH0582517U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101447066B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-10-06 | 동의과학대학 산학협력단 | 실딸림 현상을 방지하는 콜드 런너 타입 사출 성형기용 스프루 부시 |
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