JPH058325B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH058325B2 JPH058325B2 JP15718884A JP15718884A JPH058325B2 JP H058325 B2 JPH058325 B2 JP H058325B2 JP 15718884 A JP15718884 A JP 15718884A JP 15718884 A JP15718884 A JP 15718884A JP H058325 B2 JPH058325 B2 JP H058325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- chimney
- corrosion
- flake
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J13/00—Fittings for chimneys or flues
- F23J13/02—Linings; Jackets; Casings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、不飽和ポリエステル樹脂又はビニル
エステル樹脂と、ガラスフレークおよび又はマイ
カフレークから成るフレークライニングコンパウ
ンドを内面にライニングし、その上に無機材料を
ライニングする事を特徴とした煙突の防食方法に
関するものである。
エステル樹脂と、ガラスフレークおよび又はマイ
カフレークから成るフレークライニングコンパウ
ンドを内面にライニングし、その上に無機材料を
ライニングする事を特徴とした煙突の防食方法に
関するものである。
従来の技術
従来、ボイラー排ガスや焼却炉排ガス等の排煙
設備用の鋼製煙突や鉄筋コンクリート製煙突に
は、断熱や耐食等の目的で、キヤスタブルや抗火
石等の無機材料を煙突内面に直接ライニングして
いる。
設備用の鋼製煙突や鉄筋コンクリート製煙突に
は、断熱や耐食等の目的で、キヤスタブルや抗火
石等の無機材料を煙突内面に直接ライニングして
いる。
発明が解決しようとする問題点
一般に、重油や石炭を燃焼させるボイラーから
の排ガスは、排煙脱硫装置により脱硫された後、
煙突より排出される。また焼却炉等からの排ガス
は、洗浄塔により洗浄された後、煙突より排出さ
れる。
の排ガスは、排煙脱硫装置により脱硫された後、
煙突より排出される。また焼却炉等からの排ガス
は、洗浄塔により洗浄された後、煙突より排出さ
れる。
これら排ガスの処理方法は、ほとんどすべてが
亜硫酸ソーダや苛性ソーダ等の中和・吸収液を用
いて硫黄酸化物(SOx)や塩酸ガス(HCl)等の
有害物質である腐食性物質を中和、吸収させるい
わゆる湿式法である為、必然的に排ガスは低温
(60℃前後)の水分飽和のガスとなり、排ガス中
に残存するSOxやHCl等の腐食性物質が、煙突内
面で結露し、例えば通常の重油専焼ボイラーの排
煙脱硫後の排ガスであれば、PH1〜3の硫酸酸
性液のような強い酸が、付着することとなる。
亜硫酸ソーダや苛性ソーダ等の中和・吸収液を用
いて硫黄酸化物(SOx)や塩酸ガス(HCl)等の
有害物質である腐食性物質を中和、吸収させるい
わゆる湿式法である為、必然的に排ガスは低温
(60℃前後)の水分飽和のガスとなり、排ガス中
に残存するSOxやHCl等の腐食性物質が、煙突内
面で結露し、例えば通常の重油専焼ボイラーの排
煙脱硫後の排ガスであれば、PH1〜3の硫酸酸
性液のような強い酸が、付着することとなる。
この酸性液が、キヤスタブルや抗火石等の従来
使用されていた煙突内面の無機質ライニング材よ
り浸透し、煙突構造材である鋼やコンクリート層
に到達しこれらを腐食するようになり、穴を明け
たり、ひいては煙突自身の倒壊をひき起す事とな
る。
使用されていた煙突内面の無機質ライニング材よ
り浸透し、煙突構造材である鋼やコンクリート層
に到達しこれらを腐食するようになり、穴を明け
たり、ひいては煙突自身の倒壊をひき起す事とな
る。
上記した腐食を防止する為に、排煙脱硫処理等
により処理された低温の排ガスをアフターバーナ
ーによつて再加熱し、排ガスの露点以上の温度に
保持する方法が実施されている。
により処理された低温の排ガスをアフターバーナ
ーによつて再加熱し、排ガスの露点以上の温度に
保持する方法が実施されている。
また設備によつては、排煙脱硫等の処理を行わ
ずに排ガスを煙突より高温のまま排出している場
合もある。
ずに排ガスを煙突より高温のまま排出している場
合もある。
従つて、排ガスが露点以上の温度であつても、
従来のキヤスタブルや抗火石等の無機材料のライ
ニングでは、排ガス中の酸性物質や水分の浸透を
遮断する事はできず、酸や水分が無機材料のライ
ニングを浸透し、ライニング層自体又はライニン
グ層と鋼材等の煙突構造材との界面で結露が生
じ、この結露した酸や水分により鋼やコンクリー
ト等の煙突構造材自体の腐食はさけられなかつ
た。加えて、アフターバーナーによる再加熱方式
は、多量の加熱源を用いる為、経済的に不利にな
るばからでなく付帯設備も設置する必要があり満
足できる技術とは言えず、更に燃料を使用して再
加熱している場合には燃料を燃焼する事により排
ガス中のNOxやCOx等の大気汚染物質が増加す
る。
従来のキヤスタブルや抗火石等の無機材料のライ
ニングでは、排ガス中の酸性物質や水分の浸透を
遮断する事はできず、酸や水分が無機材料のライ
ニングを浸透し、ライニング層自体又はライニン
グ層と鋼材等の煙突構造材との界面で結露が生
じ、この結露した酸や水分により鋼やコンクリー
ト等の煙突構造材自体の腐食はさけられなかつ
た。加えて、アフターバーナーによる再加熱方式
は、多量の加熱源を用いる為、経済的に不利にな
るばからでなく付帯設備も設置する必要があり満
足できる技術とは言えず、更に燃料を使用して再
加熱している場合には燃料を燃焼する事により排
ガス中のNOxやCOx等の大気汚染物質が増加す
る。
上記した如く、排ガス中の腐食性物質による腐
食を防止する為、従来の煙突では、一年毎の補修
やライニングの大改修が必要となつている。
食を防止する為、従来の煙突では、一年毎の補修
やライニングの大改修が必要となつている。
問題点を解決する為の手段
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであ
り、煙突に長期にわたつて十分な耐久性を与える
防食方法を提供しようとするものである。
り、煙突に長期にわたつて十分な耐久性を与える
防食方法を提供しようとするものである。
本発明者等は、鋭意研究及び実験を重ねた結
果、不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル
樹脂と、ガラスフレークおよび又はマイカフレー
クから成るフレークライニングコンパウンドを内
面にライニング(以下フレークライニングと言
う)し、その上にキヤスタブル又は抗火石等の無
機材料をライニング(以下無機ライニングと言
う)する事により、排煙脱硫処理等により処理さ
れた処理ガスに対しても、アフターバーナーで加
熱された処理ガスに対しても、また未処理の高温
ガスに対しても鋼やコンクリートの腐食が防止さ
れる事を見出し本発明を完成するに至つた。
果、不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル
樹脂と、ガラスフレークおよび又はマイカフレー
クから成るフレークライニングコンパウンドを内
面にライニング(以下フレークライニングと言
う)し、その上にキヤスタブル又は抗火石等の無
機材料をライニング(以下無機ライニングと言
う)する事により、排煙脱硫処理等により処理さ
れた処理ガスに対しても、アフターバーナーで加
熱された処理ガスに対しても、また未処理の高温
ガスに対しても鋼やコンクリートの腐食が防止さ
れる事を見出し本発明を完成するに至つた。
即ち、本発明は、不飽和ポリエステル樹脂又は
ビニルエステル樹脂とガラスフレークおよび又は
マイカフレークから成るフレークライニングコン
バウンドを内面にライニング施工し、その上に無
機材料をライニングする事を特徴とする煙突の防
食方法である。
ビニルエステル樹脂とガラスフレークおよび又は
マイカフレークから成るフレークライニングコン
バウンドを内面にライニング施工し、その上に無
機材料をライニングする事を特徴とする煙突の防
食方法である。
本発明において使用される不飽和ポリエステル
樹脂としては、二塩基酸成分とグリコール成分と
のエステル化重縮合物を重合性単量体に溶解させ
たものが使用される。上記二塩基酸成分として
は、たとえば、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸などの如き、α,β−不飽和
二塩基酸であり、必要に応じてイソフタル酸、無
水フタル酸、テレフタル酸、ヘツト酸、アジピン
酸、テトラクロル無水フタリ酸などの如き飽和二
塩基酸を添加してもよい。他方グリコール成分と
しては、たとえば、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ビ
スフエノールAジオキシエチルエーテル付加物、
ビスフエノールAジオキシプロピルエーテル付加
物、水添ビスフエノールAあるいはエチレンオキ
シド、プロピレンオキシドなどの如きものの中か
ら選ばれるものであり、必要に応じてトリメチロ
ールプロパン、グリセリンなどの多価アルコール
を併用することもできる。また重合性単量体とし
ては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエンなどが使用される。前記重合性単量体を含
有する不飽和ポリエステル樹脂には、必要に応じ
て、たとえばハイドロキノン、ベンゾキノン、t
−ブチルカテコールなどの重合禁止剤、あるいは
ナフテン酸コバルト、N,N′−ジメチルアニリ
ン、オクテン酸コバルトなどの重合促進剤などを
添加する事ができる。
樹脂としては、二塩基酸成分とグリコール成分と
のエステル化重縮合物を重合性単量体に溶解させ
たものが使用される。上記二塩基酸成分として
は、たとえば、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸などの如き、α,β−不飽和
二塩基酸であり、必要に応じてイソフタル酸、無
水フタル酸、テレフタル酸、ヘツト酸、アジピン
酸、テトラクロル無水フタリ酸などの如き飽和二
塩基酸を添加してもよい。他方グリコール成分と
しては、たとえば、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ビ
スフエノールAジオキシエチルエーテル付加物、
ビスフエノールAジオキシプロピルエーテル付加
物、水添ビスフエノールAあるいはエチレンオキ
シド、プロピレンオキシドなどの如きものの中か
ら選ばれるものであり、必要に応じてトリメチロ
ールプロパン、グリセリンなどの多価アルコール
を併用することもできる。また重合性単量体とし
ては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエンなどが使用される。前記重合性単量体を含
有する不飽和ポリエステル樹脂には、必要に応じ
て、たとえばハイドロキノン、ベンゾキノン、t
−ブチルカテコールなどの重合禁止剤、あるいは
ナフテン酸コバルト、N,N′−ジメチルアニリ
ン、オクテン酸コバルトなどの重合促進剤などを
添加する事ができる。
本発明において使用されるビニルエステル樹脂
としては、下記一般式()で示されるビスフエ
ノールタイプポリエポキシド又は下記一般式
()で示されるノボラツクタイプポリエポキシ
ドとエチレン性不飽和モノカルボン酸との反応に
よるビニルエステル化合物を重合性単量体に溶解
させたものが使用される。
としては、下記一般式()で示されるビスフエ
ノールタイプポリエポキシド又は下記一般式
()で示されるノボラツクタイプポリエポキシ
ドとエチレン性不飽和モノカルボン酸との反応に
よるビニルエステル化合物を重合性単量体に溶解
させたものが使用される。
(ただし、R:−H、−CH3、X:−Hまたは
ハロゲン、0≦n≦20) (ただし、R′:−H、−CH3、0≦n′≦12)。
ハロゲン、0≦n≦20) (ただし、R′:−H、−CH3、0≦n′≦12)。
上記エチレン性不飽和モノカルボン酸として
は、たとえばメタクリル酸、アクリル酸およびク
ロトン酸などである。また重合性単量体として
は、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エンなどが使用される。前記重合性単量体を含有
する不飽和ポリエステル樹脂としては、必要に応
じて、たとえばハイドロキノン、ベンゾキノン、
t−ブチルカテコールなどの重合禁止剤、あるい
はナフテン酸コバルト、N,N′−ジメチルアニ
リン、オクテン酸コバルトなどの重合促進剤など
を添加する事ができる。
は、たとえばメタクリル酸、アクリル酸およびク
ロトン酸などである。また重合性単量体として
は、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エンなどが使用される。前記重合性単量体を含有
する不飽和ポリエステル樹脂としては、必要に応
じて、たとえばハイドロキノン、ベンゾキノン、
t−ブチルカテコールなどの重合禁止剤、あるい
はナフテン酸コバルト、N,N′−ジメチルアニ
リン、オクテン酸コバルトなどの重合促進剤など
を添加する事ができる。
本発明において使用されるガラスフレーク及び
マイカフレークとしては通常0.1mmの粒径のもの
を中心とし、0.01mmから1mmの粒径のものが好ま
しいものとして使用される。
マイカフレークとしては通常0.1mmの粒径のもの
を中心とし、0.01mmから1mmの粒径のものが好ま
しいものとして使用される。
フレークライニングコンパウンドとしては、通
常、樹脂100重量部に対してガラスフレーク又は
マイカフレーク又はこれらの混合物を5重量部な
いし100重量部添加し、撹拌、混合により均一に
分散させ、必要に応じてシリコン系消泡剤等の消
泡剤、SiO2微粉末等の揺変性付与剤および顔料
等の添加剤を添加してもよい。
常、樹脂100重量部に対してガラスフレーク又は
マイカフレーク又はこれらの混合物を5重量部な
いし100重量部添加し、撹拌、混合により均一に
分散させ、必要に応じてシリコン系消泡剤等の消
泡剤、SiO2微粉末等の揺変性付与剤および顔料
等の添加剤を添加してもよい。
本発明の煙突の防食方法の具体例を添付図面に
より以下に説明する。第1図において、鋼製又は
鉄筋コンクリート製煙突本体1の内面にフレーク
ライニング2を施工する。フレークライニング2
の施工完了後無機ライニング3を施工する。
より以下に説明する。第1図において、鋼製又は
鉄筋コンクリート製煙突本体1の内面にフレーク
ライニング2を施工する。フレークライニング2
の施工完了後無機ライニング3を施工する。
フレークライニングの施工厚さとしては、0.1
〜3mmとする事が、煙突本体の防食及び経済性の
見地から好ましいが、特に限定されるものではな
い。
〜3mmとする事が、煙突本体の防食及び経済性の
見地から好ましいが、特に限定されるものではな
い。
無機ライニングは、フレークライニング表面温
度がフレークライニングの耐熱温度以下になる如
く、断熱及び経済性の見地から結果として10〜
150mm厚に施工されるが、特に限定されるもので
はない。
度がフレークライニングの耐熱温度以下になる如
く、断熱及び経済性の見地から結果として10〜
150mm厚に施工されるが、特に限定されるもので
はない。
無機ライニングの材質としては、従来煙突のラ
イニングとして使用されている水ガラス系キヤス
タブル、セメント系キヤスタブル、抗火石、セラ
ミツクフオーム等が使用できる。
イニングとして使用されている水ガラス系キヤス
タブル、セメント系キヤスタブル、抗火石、セラ
ミツクフオーム等が使用できる。
作 用
不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂
を使用したフレークライニングは、煙突にて排出
される排ガス中に含まれるSOxやHCl等の腐食性
物質による腐食に対して、非常に良好な耐食性を
有し、優れたライニングとなる。しかしながら、
フレークライニングの熱膨張率は、煙突本体であ
る鋼やコンクリートと比較すると大きく、高温に
なれば歪差が大きくなり、剥離やクラツクを生じ
ライニングとしての役目を果さなくなる。
を使用したフレークライニングは、煙突にて排出
される排ガス中に含まれるSOxやHCl等の腐食性
物質による腐食に対して、非常に良好な耐食性を
有し、優れたライニングとなる。しかしながら、
フレークライニングの熱膨張率は、煙突本体であ
る鋼やコンクリートと比較すると大きく、高温に
なれば歪差が大きくなり、剥離やクラツクを生じ
ライニングとしての役目を果さなくなる。
これに対して、無機ライニングは高温で使用で
きるが、排ガス中の腐食性物質の浸透を防ぐ事は
できない。
きるが、排ガス中の腐食性物質の浸透を防ぐ事は
できない。
本発明による防食方法では、煙突内の高温ガス
について無機ライニング層で断熱し、フレークラ
イニングの耐熱限界以下にフレークライニング面
における温度を低下させ、無機ライニング層を浸
透してくる腐食性物質については、フレークライ
ニング層で防食される。
について無機ライニング層で断熱し、フレークラ
イニングの耐熱限界以下にフレークライニング面
における温度を低下させ、無機ライニング層を浸
透してくる腐食性物質については、フレークライ
ニング層で防食される。
実施例
以下に本発明の実施例及び比較例を示す。
実施例 1
排煙脱硫後の排ガス(温度56℃、SOx120ppm
含む。)を排出する為の直径1.5mの鋼製煙突の内
面をサンドブラスト処理を行つた後、ビニルエス
テル樹脂であるノボラツクタイプビニルエステル
樹脂エスターH8000(三井東圧化学株式会社製、
商品名)および不飽和ポリエステル樹脂であるビ
スフエノール系不飽和ポリエステル樹脂エスター
R2110(三井東圧化学株式会社製、商品名)の
夫々100重量部に対して、夫々平均粒径0.1mmのガ
ラスフレークCCF150(日本硝子繊維株式会社製)
40重量部から成るフレークライニングコンパウン
ドに硬化促進剤としてナフテン酸コバルト0.7部、
硬化剤としてメチルエチルケトンパーオキサイド
1.0重量部を使用して厚さ1.0mmにフレークライニ
ングを夫々施工した。更にフレークライニング完
了後、フレークライニング上に無機ライニングと
して水ガラス系キヤスタブルを50mm厚に夫々施工
した。この煙突を1年間使用した後、鋼製煙突本
体内面の腐食の有無を確認したところ、何れも赤
さびはまつたく発生しておらず、基材の腐食は皆
無であつた。
含む。)を排出する為の直径1.5mの鋼製煙突の内
面をサンドブラスト処理を行つた後、ビニルエス
テル樹脂であるノボラツクタイプビニルエステル
樹脂エスターH8000(三井東圧化学株式会社製、
商品名)および不飽和ポリエステル樹脂であるビ
スフエノール系不飽和ポリエステル樹脂エスター
R2110(三井東圧化学株式会社製、商品名)の
夫々100重量部に対して、夫々平均粒径0.1mmのガ
ラスフレークCCF150(日本硝子繊維株式会社製)
40重量部から成るフレークライニングコンパウン
ドに硬化促進剤としてナフテン酸コバルト0.7部、
硬化剤としてメチルエチルケトンパーオキサイド
1.0重量部を使用して厚さ1.0mmにフレークライニ
ングを夫々施工した。更にフレークライニング完
了後、フレークライニング上に無機ライニングと
して水ガラス系キヤスタブルを50mm厚に夫々施工
した。この煙突を1年間使用した後、鋼製煙突本
体内面の腐食の有無を確認したところ、何れも赤
さびはまつたく発生しておらず、基材の腐食は皆
無であつた。
実施例 2
回収ボイラー排ガス(温度150℃、SOx200ppm
含む。)を排出する為の直径2.0mの鋼製煙突に実
施例1に示したものと同一の方法によりフレーク
ライニング及び無機ライニングを施工した。この
煙突を1年間使用した後、鋼製煙突本体内面の腐
食の有無を確認したところ何れも赤さびはまつた
く発生しておらず、基材の腐食は皆無であつた。
含む。)を排出する為の直径2.0mの鋼製煙突に実
施例1に示したものと同一の方法によりフレーク
ライニング及び無機ライニングを施工した。この
煙突を1年間使用した後、鋼製煙突本体内面の腐
食の有無を確認したところ何れも赤さびはまつた
く発生しておらず、基材の腐食は皆無であつた。
比較例 1
実施例1の煙突の一部に
1 実施例1に示した方法によるフレークライニ
ングのみを施工 2 実施例1に示した方法による無機ライニング
のみを施工 を行つた。この煙突を1年間使用した後、鋼製煙
突内面の腐食の有無を確認したところ、フレーク
ライニングのみを施工した部分の基材には腐食は
見られなかつたが、無機ライニングのみを施工し
た部分には、赤さびが発生し、基材の腐食が見ら
れた。
ングのみを施工 2 実施例1に示した方法による無機ライニング
のみを施工 を行つた。この煙突を1年間使用した後、鋼製煙
突内面の腐食の有無を確認したところ、フレーク
ライニングのみを施工した部分の基材には腐食は
見られなかつたが、無機ライニングのみを施工し
た部分には、赤さびが発生し、基材の腐食が見ら
れた。
比較例 2
実施例2の煙突の一部に
1 実施例1に示した方法によるフレークライニ
ングのみを施工 2 実施例1に示した方法による無機ライニング
のみを施工 を行つた。この煙突を1年間使用した後、鋼製煙
突の内面の腐食の有無を確認したところ、フレー
クライニングのみを施工した部分には、フレーク
ライニング層に一部クラツクが生じ、このクラツ
クに沿つて基材に基材の腐食を示す赤さびが見ら
れた。無機ライニングのみを施工した部分には、
基材の腐食を示す赤さびの発生が見られた。
ングのみを施工 2 実施例1に示した方法による無機ライニング
のみを施工 を行つた。この煙突を1年間使用した後、鋼製煙
突の内面の腐食の有無を確認したところ、フレー
クライニングのみを施工した部分には、フレーク
ライニング層に一部クラツクが生じ、このクラツ
クに沿つて基材に基材の腐食を示す赤さびが見ら
れた。無機ライニングのみを施工した部分には、
基材の腐食を示す赤さびの発生が見られた。
発明の効果
以上説明した如く、本発明の防食方法により、
排煙脱硫処理等の処理をされた水分飽和の低温の
排ガス、アフターバーナーで加熱された処理ガ
ス、未処理のSOxやHCl等の腐食性物質を多量に
含む排ガス等の排ガスに対して煙突の腐食を防止
する事ができ、長期にわたる使用に対して十分な
耐久性を発揮し、安全に煙突を使用する事ができ
る。従つて一年毎の補修、大改修が不必要となり
保全上、非常に有利となる。更にアフターバーナ
ーによる再加熱を停止する事ができる為、経済的
に有利となるばかりでなく、燃料を使用して再加
熱を行つている場合には、排ガス中のNOxや
COx等の大気汚染物質を低下させる事ができる。
排煙脱硫処理等の処理をされた水分飽和の低温の
排ガス、アフターバーナーで加熱された処理ガ
ス、未処理のSOxやHCl等の腐食性物質を多量に
含む排ガス等の排ガスに対して煙突の腐食を防止
する事ができ、長期にわたる使用に対して十分な
耐久性を発揮し、安全に煙突を使用する事ができ
る。従つて一年毎の補修、大改修が不必要となり
保全上、非常に有利となる。更にアフターバーナ
ーによる再加熱を停止する事ができる為、経済的
に有利となるばかりでなく、燃料を使用して再加
熱を行つている場合には、排ガス中のNOxや
COx等の大気汚染物質を低下させる事ができる。
第1図は、本発明の方法によるライニングを施
工した煙突の断面図の一例であり、第2図は本発
明の防食方法を施工した煙突の一部切欠き側面図
である。 1……煙突本体、2……フレークライニング、
3……無機ライニング。
工した煙突の断面図の一例であり、第2図は本発
明の防食方法を施工した煙突の一部切欠き側面図
である。 1……煙突本体、2……フレークライニング、
3……無機ライニング。
Claims (1)
- 1 不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル
樹脂と、ガラスフレークおよび又はマイカフレー
クから成るフレークライニングコンパウンドを内
面にライニング施工し、その上に無機材料をライ
ニングする事を特徴とする煙突の防食方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15718884A JPS6136614A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 煙突の防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15718884A JPS6136614A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 煙突の防食方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136614A JPS6136614A (ja) | 1986-02-21 |
| JPH058325B2 true JPH058325B2 (ja) | 1993-02-01 |
Family
ID=15644119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15718884A Granted JPS6136614A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 煙突の防食方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136614A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103924819A (zh) * | 2014-04-03 | 2014-07-16 | 李芝春 | 一种阻燃防腐玻璃钢结构的火电厂湿烟囱 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62180233U (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-16 | ||
| JP2008032309A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 鋼製煙突筒身ライニング材の保護方法及び保護構造 |
| CN104154550B (zh) * | 2014-08-15 | 2016-08-24 | 哈尔滨工业大学 | 脱硫与烟气排放一体化的烟囱 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15718884A patent/JPS6136614A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103924819A (zh) * | 2014-04-03 | 2014-07-16 | 李芝春 | 一种阻燃防腐玻璃钢结构的火电厂湿烟囱 |
| CN103924819B (zh) * | 2014-04-03 | 2016-03-30 | 李芝春 | 一种阻燃防腐玻璃钢结构的火电厂湿烟囱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6136614A (ja) | 1986-02-21 |
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