JPH0584336B2 - - Google Patents
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- JPH0584336B2 JPH0584336B2 JP11944885A JP11944885A JPH0584336B2 JP H0584336 B2 JPH0584336 B2 JP H0584336B2 JP 11944885 A JP11944885 A JP 11944885A JP 11944885 A JP11944885 A JP 11944885A JP H0584336 B2 JPH0584336 B2 JP H0584336B2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は衝撃緩衝材、特に、重量衝撃力によつ
て生ずるコンクリートスラブの低周波数振動を緩
衝する衝撃緩衝材に関するものである。
て生ずるコンクリートスラブの低周波数振動を緩
衝する衝撃緩衝材に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点
従来、住宅、特に集合住宅における階上からの
衝撃振動騒音が社会問題となつているが、この衝
撃振動騒音のうち、重量衝撃、例えば、子供等が
飛び跳ねることにより、床スラブ自身が振動して
生ずる低周波振動音(63〜250Hz)を防止するた
め、床スラブの厚さを増加する方法と、浮き床構
造にする方法とが提案されている。
衝撃振動騒音が社会問題となつているが、この衝
撃振動騒音のうち、重量衝撃、例えば、子供等が
飛び跳ねることにより、床スラブ自身が振動して
生ずる低周波振動音(63〜250Hz)を防止するた
め、床スラブの厚さを増加する方法と、浮き床構
造にする方法とが提案されている。
床スラブの厚さを増加する方法としては、例え
ば、床スラブの厚さを通常の2倍である300mmと
することにより、衝撃力3875Nの振動音を階下で
12dB程度まで低下させることができる。
ば、床スラブの厚さを通常の2倍である300mmと
することにより、衝撃力3875Nの振動音を階下で
12dB程度まで低下させることができる。
しかしながら、この方法によれば、遮音等級が
L−55(日本建築学会基準)程度にしかならず、
遮音性能が十分でないうえに、床重量が増加し、
高層建築において構造設計面で不利になり、多大
のコストアツプを招くという問題点がある。
L−55(日本建築学会基準)程度にしかならず、
遮音性能が十分でないうえに、床重量が増加し、
高層建築において構造設計面で不利になり、多大
のコストアツプを招くという問題点がある。
一方、浮き床構造にする方法としては、例え
ば、厚さ150mmの床スラブ上に、厚さ50mmのグラ
スウール(密度96Kg/m3、ばね定数8×106N/
m3)からなる緩衝層と、厚さ50mmのコンクリート
からなる浮き床層とを順次設けることにより、振
動音を低減させる方法がある。
ば、厚さ150mmの床スラブ上に、厚さ50mmのグラ
スウール(密度96Kg/m3、ばね定数8×106N/
m3)からなる緩衝層と、厚さ50mmのコンクリート
からなる浮き床層とを順次設けることにより、振
動音を低減させる方法がある。
しかしながら、この方法によつても、遮音等級
はL−50程度にしかならず、耳ざわりとならない
程度の遮音等級(L−45)に低減するのは困難で
あるという問題点があつた。
はL−50程度にしかならず、耳ざわりとならない
程度の遮音等級(L−45)に低減するのは困難で
あるという問題点があつた。
(ハ) 問題点を解決するための手段
本発明にかかる衝撃緩衝材は、前記問題点に鑑
み、変形可能な中空体と、この中空体の中空部内
に充填、封入され、連通した多数の空隙部を有す
る弾性芯材と、前記中空部内に注入され、前記芯
材の空隙部間を流通自在な流動体とからなる構成
としてある。
み、変形可能な中空体と、この中空体の中空部内
に充填、封入され、連通した多数の空隙部を有す
る弾性芯材と、前記中空部内に注入され、前記芯
材の空隙部間を流通自在な流動体とからなる構成
としてある。
(ニ) 実施例
以下、本発明にかかる一実施例を添付図面の第
1図ないし第4図に従つて説明する。
1図ないし第4図に従つて説明する。
本実施例は、第1図に示すように、コンクリー
トの床スラブ1面上に、本願にかかる衝撃緩衝材
2と、板状体3とを積層一体化し、床下地構造を
構成した場合である。
トの床スラブ1面上に、本願にかかる衝撃緩衝材
2と、板状体3とを積層一体化し、床下地構造を
構成した場合である。
衝撃緩衝材2は、内部に中空部5を設けた変形
可能な中空体4と、前記中空部5内に充填、封入
され、連通した多数の空隙部を有する弾性芯材6
と、前記中空部5内に注入され、前記芯材6の空
隙部間に流通自在な流動体7とからなり、全体と
して板形状を有するものである。
可能な中空体4と、前記中空部5内に充填、封入
され、連通した多数の空隙部を有する弾性芯材6
と、前記中空部5内に注入され、前記芯材6の空
隙部間に流通自在な流動体7とからなり、全体と
して板形状を有するものである。
中空体4としては、ウレタンやゴム材等の弾性
素材の他、これらのものに独立した多数の気泡を
設けた独立発泡体、あるいは、金属板等の変形可
能なもので後述する流動体を透過しないものであ
ればよい。
素材の他、これらのものに独立した多数の気泡を
設けた独立発泡体、あるいは、金属板等の変形可
能なもので後述する流動体を透過しないものであ
ればよい。
芯材6としては、連通した多数の気泡を有する
ウレタンフオームやゴム発泡体の他、前記中空部
5内に封入したときに連通した多数の空隙部を形
成するグラスウール、ロツクウール、ウツドフア
イバー等が使用される。
ウレタンフオームやゴム発泡体の他、前記中空部
5内に封入したときに連通した多数の空隙部を形
成するグラスウール、ロツクウール、ウツドフア
イバー等が使用される。
流動体7としては、硬化しないものであれば良
く、水その他の液状物を用いることができるが、
芯材6の空隙部間を流動する際に抵抗が大きいも
の、すなわち、粘性の大きい液体が好ましく、例
えば、パラフイン油、ポリエチレングリコール、
液状シリコン、ゴム液、機械油等が望ましい。
又、この流動体7に防腐剤や凍結防止剤等を混入
しておいてもよい。
く、水その他の液状物を用いることができるが、
芯材6の空隙部間を流動する際に抵抗が大きいも
の、すなわち、粘性の大きい液体が好ましく、例
えば、パラフイン油、ポリエチレングリコール、
液状シリコン、ゴム液、機械油等が望ましい。
又、この流動体7に防腐剤や凍結防止剤等を混入
しておいてもよい。
そして、この流動体7の注入量は、流動体7が
前記芯材6の空隙部間を自在に流通できることが
必要であることから、空隙部の有する体積の1/2
程度が望ましい。
前記芯材6の空隙部間を自在に流通できることが
必要であることから、空隙部の有する体積の1/2
程度が望ましい。
したがつて、本実施例によれば、板状体3の上
面に対して垂直方向(第1図矢印方向)に衝撃力
Pが加わると、まず、中空体4および芯材6が変
形し、この際に衝撃エネルギーの一部が吸収され
る。さらに、この芯材6の変形に伴ない、中空部
5内に注入されている流動体7が芯材6の空隙部
間を流通するので、芯材6と流動体7との抵抗に
より、衝撃エネルギーの一部が吸収される。この
ため、床スラブ1に伝わる衝撃力が減少し、衝撃
振動の発生、伝達を有効に防止でき、床スラブ1
の低周波振動音を小さくすることができる。
面に対して垂直方向(第1図矢印方向)に衝撃力
Pが加わると、まず、中空体4および芯材6が変
形し、この際に衝撃エネルギーの一部が吸収され
る。さらに、この芯材6の変形に伴ない、中空部
5内に注入されている流動体7が芯材6の空隙部
間を流通するので、芯材6と流動体7との抵抗に
より、衝撃エネルギーの一部が吸収される。この
ため、床スラブ1に伝わる衝撃力が減少し、衝撃
振動の発生、伝達を有効に防止でき、床スラブ1
の低周波振動音を小さくすることができる。
なお、実際の現場においては、前述の板状体3
の表面に捨て貼りを施した後、仕上げ床材(化粧
合板、カーペツト等)を貼設してもよく、また、
直接、仕上げ床材を貼設してもよいことは勿論で
ある。
の表面に捨て貼りを施した後、仕上げ床材(化粧
合板、カーペツト等)を貼設してもよく、また、
直接、仕上げ床材を貼設してもよいことは勿論で
ある。
次に、本実施例にかかる試験例について説明す
る。
る。
すなわち、本実施例にかかる床下地構造は、厚
さ150mmのコンクリート製スラブ1(密度ρ=
2300Kg/cm3、外形寸法5700×4675mm)面上に、衝
撃緩衝材2と、板状体3とを順次積層一体化した
構造としてある。
さ150mmのコンクリート製スラブ1(密度ρ=
2300Kg/cm3、外形寸法5700×4675mm)面上に、衝
撃緩衝材2と、板状体3とを順次積層一体化した
構造としてある。
そして、本試験例にかかる床下地構造を
JISA1418に規定されている重量衝撃発生装置に
て加振し、階下より床衝撃音の程度を調べたとこ
ろ、耳ざわりとなるような衝撃音は感じられなか
つた。
JISA1418に規定されている重量衝撃発生装置に
て加振し、階下より床衝撃音の程度を調べたとこ
ろ、耳ざわりとなるような衝撃音は感じられなか
つた。
第2実施例は前述の第1実施例が別体からなる
板状体3を施工の際に載置一体化するものである
のに対し、あらかじめ板状体8,8を上下面に一
体化したものである(第2図)。
板状体3を施工の際に載置一体化するものである
のに対し、あらかじめ板状体8,8を上下面に一
体化したものである(第2図)。
本実施例によれば、施工が容易になるうえに、
下面に設けた板状体8が床スラブの突起等から中
空体4を保護するという利点がある。
下面に設けた板状体8が床スラブの突起等から中
空体4を保護するという利点がある。
第3、第4実施例では、前述の実施例が1つの
中空部5のみを有している中空体4の場合である
のに対し、複数の中空部5を有している中空体4
の場合である(第3図、第4図)。特に、第4実
施例にかかる中空部5は断面円形を有している。
他は前述の第1実施例と同様であるため、説明を
省略する。
中空部5のみを有している中空体4の場合である
のに対し、複数の中空部5を有している中空体4
の場合である(第3図、第4図)。特に、第4実
施例にかかる中空部5は断面円形を有している。
他は前述の第1実施例と同様であるため、説明を
省略する。
なお、中空部の形状、個数等は前述の実施例の
ものに限らず、使用条件に応じ、適宜選択すれば
よいことは勿論である。
ものに限らず、使用条件に応じ、適宜選択すれば
よいことは勿論である。
(ホ) 発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明にかか
る衝撃緩衝材に衝撃力が加わると、衝撃エネルギ
ーが中空体の変形、芯材の変形および流動体が芯
材の空隙部間を通過する際に生じる流動体と芯材
との抵抗によつて消費、吸収されるため、衝撃力
を緩衝して衝撃振動音の発生を防止し、優れた防
振作用を得ることができるという効果がある。
る衝撃緩衝材に衝撃力が加わると、衝撃エネルギ
ーが中空体の変形、芯材の変形および流動体が芯
材の空隙部間を通過する際に生じる流動体と芯材
との抵抗によつて消費、吸収されるため、衝撃力
を緩衝して衝撃振動音の発生を防止し、優れた防
振作用を得ることができるという効果がある。
第1図ないし第4図は本発明にかかる実施例を
示し、第1図は第1実施例の使用例を示す部分断
面斜視図、第2図、第3図および第4図は第2実
施例、第3実施例および第4実施例の断面図であ
る。 2……衝撃緩衝材、4……中空体、5……中空
部、6……芯材、7……流動体。
示し、第1図は第1実施例の使用例を示す部分断
面斜視図、第2図、第3図および第4図は第2実
施例、第3実施例および第4実施例の断面図であ
る。 2……衝撃緩衝材、4……中空体、5……中空
部、6……芯材、7……流動体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変形可能な中空体と、この中空体の中空部内
に充填、封入され、連通した多数の空隙部を有す
る弾性芯材と、前記中空部内に注入され、前記芯
材の空隙部間を流通自在な流動体とからなること
を特徴とする衝撃緩衝材。 2 前記中空体が、独立発泡体からなることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の衝撃緩衝
材。 3 前記芯材が、連通した多数の気泡を有する多
孔質材からなることを特徴とする特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の衝撃緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11944885A JPS61277744A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 衝撃緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11944885A JPS61277744A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 衝撃緩衝材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61277744A JPS61277744A (ja) | 1986-12-08 |
| JPH0584336B2 true JPH0584336B2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=14761645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11944885A Granted JPS61277744A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 衝撃緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61277744A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625525Y2 (ja) * | 1987-09-01 | 1994-07-06 | ミサワホーム株式会社 | 住宅の防震構造 |
| JPH0625526Y2 (ja) * | 1987-09-07 | 1994-07-06 | ミサワホーム株式会社 | 住宅の防震構造 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP11944885A patent/JPS61277744A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61277744A (ja) | 1986-12-08 |
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