JPH0584510B2 - - Google Patents

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JPH0584510B2
JPH0584510B2 JP60150810A JP15081085A JPH0584510B2 JP H0584510 B2 JPH0584510 B2 JP H0584510B2 JP 60150810 A JP60150810 A JP 60150810A JP 15081085 A JP15081085 A JP 15081085A JP H0584510 B2 JPH0584510 B2 JP H0584510B2
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dye
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Junichi Yamanochi
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0584510B2 publication Critical patent/JPH0584510B2/ja
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    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00—Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/42—Structural details
    • G03C8/52—Bases or auxiliary layers; Substances therefor
    • G03C8/56—Mordant layers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、写真用染料のための良好な媒染剤で
ある新規な重合体および、この種の重合体を含む
ハロゲン化銀写真感光材料に関する。 (従来の技術) 写真技術の分野において染料の転移を防ぐため
に、媒染剤として各種の重合体を使用する事はよ
く知られている。米国特許3898088号、同3958995
号、同4131469号、同4147548号、西独公開出願
2941818号や特開昭53−30328号、同56−17352号
には、重合体媒染剤が開示されている。 また英国特許2011912号、同2093041号や米国特
許4282305号には、光による染料画像の化学変化
又は分解の少ない重合体媒染剤が開示されてい
る。しかし、これらの重合体媒染剤は、媒染性が
乏しいため色素の転写に要する時間が大幅に長く
なり、インスタントカラー写真に応用する際に致
命的な欠陥となる。 また、媒染力が乏しいため、染料が脱着し、拡
散することによつて画像の鮮鋭度(シヤープネ
ス)が劣るという欠点をも有していた。 一方、米国特許3958995号や、同4193800号に
は、水に不溶化されたポリマーラテツクス媒染剤
が記載されている。このような媒染剤は、色素を
保持する性質にすぐれているうえに、拡散もきわ
めて小さい。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この種の媒染剤により、媒染さ
れた染料を含む写真プリントに、螢光燈、水銀燈
あるいは太陽光などが照射することにより媒染さ
れた染料が化学変化または分解を起こすことが見
出された。このような染料の化学変化または分解
などにより染料画像が濃度低下すると、写真プリ
ントの画質は著しく貧弱なものとなる。 したがつて、本発明の第1の目的は、優れた媒
染力を有し、しかも光による染料画像の化学変化
又は分解が少ない重合体媒染剤を提供する事にあ
る。 また本発明の第2の目的は、色素を保持する性
質に優れ、画像の鮮明度(シヤープネス)の優れ
たカラー拡散転写用写真要素を提供することであ
る。 また、第3の目的は、撮影後、短時間で染料転
写像が得られるカラー拡散転写法用(特に剥離型
の)写真要素を提供する事にある。 (問題点を解決するための手段) 我々は鋭意努力の結果、下記の一般式()で
表わされる重合体媒染剤によつて、上記第1の目
的が、また支持体上に少なくとも1層の感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有する写真感光材料に於て、
該重合体媒染剤の分散物(好ましくはポリマーラ
テツクス)を少なくとも一層塗設してなるハロゲ
ン化銀写真感光材料によつて、上記第2と第3の
目的が効果的に達成できることを見出した。 一般式()
【化】 〔式中、 Aは、エチレン性不飽和基を少くとも2個含有
する共重合可能なモノマーを共重合したモノマー
単位を表わす。 Bは、共重合可能なエチレン性不飽和モノマー
を共重合したモノマー単位を表わす。 R1は、水素原子または1〜6個の炭素原子を
有する低級アルキル基を表わす。 Lは、−CH2O−,CH2N(R6)−,
【式】
【式】 (但し、R6,R7は水素原子又はアルキル基で
ある)を表わす。 R2,R3およびR4はそれぞれ同一または異種の
1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、もしく
は7〜20個の炭素原子を有するアラルキル基を表
わし、R2,R3及びR4は相互に連結して窒素原子
とともに環状構造を形成してもよい。 R5は、炭素原子1〜20個のアルキル基、置換
アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基また
は、ハロゲン原子を表わす。 X は、陰イオンを表わす。xは、0〜80モル
%であり、yは0〜90モル%であり、zは10〜
100モル%である。 nは、0または1を表わす。 本発明の一般式()で表わされる化合物につ
いて、さらに詳しく説明する。 Aで表わされるエチレン性不飽和基を少くとも
2個有する共重合可能なモノマーの例は、ジビニ
ルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレー
ト、イソプロピレングリコールジメタクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、
テトラメチレングリコールジアクリレート又はテ
トラメチレングリコールメタクリレート等であ
り、このうちジビニルベンゼン及びエチレングリ
コールジメタクリレートが特に好ましい。 Bは共重合可能なエチレン性不飽和モノマーを
共重合したモノマー単位であり、エチレン性不飽
和モノマーの例は、エチレン、プワピレン、1−
ブテン、イソブテン、スチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン、脂肪族酸のモノエチレン
性不飽和エステル(例えば酢酸ビニル、酢酸アリ
ル)、エチレン性不飽和のモノカルボン酸もしく
はジカルボン酸のエステル(例えばメチルメタク
リレート、エチルアクリレート、n−ブチルアク
リレート、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキ
シルメタクリレート、n−オクチルアクリレー
ト、ベンジルアクリレート、シクロヘキシルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート)、
モノエチレン性不飽和化合物、(例えば、アクリ
ロニトリル、メタアクリロニトリル)、ジエン類
(例えば、ブタジエン、イソプレン)等であり、
このうち、スチレン、メチルメタクリレート、ア
クリロニトリル、などが特に好ましい。 Bは上記のモノマー単位を二種以上含んでいて
もよい。 R1は水素原子あるいは炭素数1〜6個の低級
アルキル基(例えばメチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、n−ブチル基、n−アミル基、n−ヘ
キシル基)を表わし、このうち、水素原子あるい
はメチル基が特に好ましい。 Lは、−CH2O−,CH2N(R6)−,
【式】
【式】 (但しR6,R7は水素原子又はアルキル基である)
などの連結基を表わし、このうち、−CH2O−,−
CH2N(R6)−(例えば−CH2NH−,
【式】),
【式】が好ましい。 Mは、1−約12個の炭素原子を有する二価に基
であり、その例は、アルキレン(例えばメチレ
ン、エチレン、トリメチレン、
【式】アリーレン(例えば
【式】但しR8は1〜約6個の炭素原 子を有するアルキレン、
【式】
【式】)、および、
【式】− CH2CH2OCH2CH2−,−CH2CH2NHCH2CH2−
などが好ましい。 R2,R3およびR4はそれぞれ同一または異種の
1〜約20個の炭素原子を有するアルキル基もしく
は7〜約20個の炭素原子を有するアラルキル基を
表わし、このアルキル基およびアラルキル基に
は、置換アルキル基および置換アラルキル基が包
含される。 R2,R3及びR4の少なくとも二つは相互に連結
して窒素原子とともに環状構造を形成してもよ
い。 アルキル基としては無置換アルキル基、例えば
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピロ基n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル
基、n−アミル基、イソアミル基、n−ヘキシル
基、シクロヘキシル基、n−ヘブチル基、n−オ
クチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル
基、n−ジシル基、n−ドデシル基など;アルキ
ル基の炭素原子は好ましくは1〜10個である。 置換アルキル基としては、例えアルコキシアル
キル基(例えメトキシメチル基、メトキシエチル
基、メトキシブチル基、エトキシエチル基、エト
キシプロピル基、エトキシブチル基、ブトキシエ
チル基、ブトキシプロピル基、ブトキシブチル
基、ビニロキシエチル基)、シアノアルキル基
(例えば、2−シアノエチル基、3−シアノプロ
ピル基、4−シアノブチル基)、ハロゲン化アル
キル基(例えば2−フルオロエチル基、2−クロ
ロエチル基、3−フルオロプロピル基)、アルコ
キシカルボニルアルキル基(例えばエトキシカル
ボニルメチル基など)、アリル基、2−ブテニル
基、プロパギル基などがある。 アラルキル基としては、無置換アラルキル基、
例えばベンジル基、フエネチル基、ジフエニルメ
チル基、ナフチルメチル基など;置換アラルキル
基例えば(アルキルアラルキル基、例えば4−メ
チルベンジル基、2,5−ジメチルベンジル基、
4−イソプロピルベンジル基、アルコキシアラル
キル基、例えば4−メトキシベンジル基、4−エ
トキシベンジル基、4−(4−メトキシフエニル)
ベンジル基、シアノアラルキル基、例えば4−シ
アノベンジル基、4−シアノフエニル)ベンジル
基、パーフロロアルコキシアラルキル基、例えば
4−ペンタフルオロプロポキシベンジル基、4−
ウンデカフルオロヘキシロキシベンジル基、ハロ
ゲン化アラルキル基、例えば、4−クロロベンジ
ル基、4−ブロモベンジル基、3−クロロベンジ
ル基、4−(4−クロロフエニル)ベンジル基、
4−(4−ブロモフエニル)ベンジル基などがあ
る。アラルキル基の炭素数は好ましくは7〜14個
である。 R2,R3及びR4の少なくとも二つが相互に連結
して窒素原子とともに環状構造を形成する例とし
ては、R2,R3により環状構造〔例えば
【式】(式中mは4〜12の 整数を表わし、R4、X は上記に示さらたもの
と同義)や、
【式】 (式中R4、X は上記に示されたものに同じ)
などを形成する場合、R2,R3,R4により環状構
造〔例えば
【式】
【式】
【式】
【式】 (式中Q,X は上記に示されたものに同じ)な
ど〕を形成する場合が包含される。 R5は炭素原子1〜20個のアルキル基、置換ア
ルキル基、アルコキシ基、もしくはアシルアミノ
基、またはハロゲン原子を表わす。アルキル基や
置換アルキル基の具体例は、上記に示されたもの
と同である。 R5のアルコキシ基としては、メトキシ基、エ
トキシ基、ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オク
チルオキシ基、ベンジルオキシ基があげられる。
アシルアミノ基としては、アセトアミド基、プロ
ピオンアミド基、ベンズアミド基があげられる。 X は陰イオンを表わし、例えばハロゲンイオ
ン(例えば塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオ
ン)、アルキル硫酸イオン(例えメチル硫酸イオ
ン、エチル硫酸イオン)、アルキルあるいはアリ
ールスルホン酸イオン(例えばメタンスルホン
酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、P
−トルエンスルホン酸)、酢酸イオン、硫酸イオ
ンなどの例があり、塩素イオンが特に好ましい。 xは、0ないし80モル%、好ましくは、1.0な
いし60モル%であり、yは0ないし90モル%、好
ましくは0ないし50モル%であり、zは、10ない
し約99モル%、好ましくは、20ないし99モル%で
ある。 nは、0,1または、2を表わす。 本発明の重合体媒染剤の具体例を以下に列挙す
るが、これに限定されるものではない。 以下のx,y,zの割合はモル比を表わす。
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】 本発明の一般式()で表わされる重合体媒染
剤は、一般に上記のエチレン性不飽和基を少くと
も2個含有する共重合可能なモノマー、エチレン
性不飽和モノマー及び下記一般式()
【化】 (但し、R1,L,M,X,R5,nは前記に示
されたものに同じ)で表わされる不飽和モノマー
(例えばo−クロルメチルフエノキシメチルスチ
レン、p−クロルメチルアニリノメチルスチレ
ン、2−クロルエトキシメチルスチレンなど)と
で乳化重合した後
【式】の構造を有する 三級アミン(例えトリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−n−ヘ
キシルアミン、ピリジン、4−メチルピリジンな
ど)により四級化する事によつて得る事が出来
る。 また本発明の一般式()で表わされる重合体
媒染剤は、上記のエチレン性不飽和基を少くとも
2個含有する共重合可能なモノマー、エチレン性
不飽和モノマー及び下記一般式()
【化】 (但し、R1,R2,R3,L,M,R5,nは前記
に示されたものに同じ)で表わされる不飽和モノ
マー(例えば2−ジメチルアミノエトキシメチル
スチレン、2−ジメチルアミノエチルアミノメチ
ルスチレン、ジメチルアミノメチルフエノキシメ
チルスチレンなど)とで乳化重合した後、R4−
Xの構造を有するアルキル化剤あるいはアラルキ
ル化剤(式中、R4,Xは上記に示されたものに
同じ)(アルキル化剤、例えば、p−トルエンス
ルホン酸メチル、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、
エチルブロマイド、n−プロピルブロマイド、ア
クリルクロライド、n−ブチルブロマイド、クロ
ロ−2−ブテン、エチルクロルアセテート、n−
ヘキシルブロマイド、n−オクチルブロマイド;
アラルキル化剤、例えばベンジルクロライド、ベ
ンジルブロマイド、p−ニトロベンジルクロライ
ド、p−クロロベンジルクロライド、p−メチル
ベンジルクロライド、p−イソプロピルベンジル
クロライド、ジメチルベンジルクロライド、p−
メトキシベンジルクロライド、p−ペンタフルオ
ロプロペニルオキシベンジルクロライド、ナフチ
ルクロライド、またはジフエニルメチルクロライ
ドなど、好ましくは、p−トルエンスルホン酸メ
チル、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、ベンジルク
ロライド)によつて四級化する事によつて得る事
も出来る。 上記の乳化重合は一般にアニオン界面活性剤
(例えローム&ハウス社からトリトン770の名で市
販されているもの)、カチオン界面活性剤(例え
ばセチルトリメチルアンモニウムクロライド、ス
テアリルトリメチルアンモニウムクロライド)、
ノニオン界面活性剤の(例えばポリビニルアルコ
ール)中から選ばれた少くとも一つの界面活性剤
およラジカル開始剤(例えば過硫酸カリウムと亜
硫酸水素カリウムとの併用)の存在下で行なわれ
る。 上記の四級化反応は一般に0℃ないし約100℃
の温度で行なわれるが、特に40℃〜70℃が好まし
い。 本発明の一般式()の化合物は、下記一般式
()で表わされる化合物が水不溶性の場合、特
開昭55−120609号に記載されているような方法を
用いても合成することができる。 一般式()
【式】 (R1,R2,R3,R4,R5,L,M,X 、nは
前記に同じ) この方法では、上記のエチレン性不飽和基を少
なくとも2個含有する共重合可能なモノマー、エ
チレン性不飽和モノマー、及上記一般式()で
表わされる化合物を乳化重合して、一般式()
で表わされる化合物を得ることができる。(なお、
一般式()で表わされる化合物が「水不溶性で
ある」というのは水100gに対して5g以上溶解
しないということである。 また、一般式()で表わさねるモノマーが水
溶性の場合には、加熱した水中にモノマーの溶液
(モノマー同志が溶け合わないときは、水、アル
コール、アセトン、等の補助溶媒を用いる)及び
重合開始剤を同時に添加する方法で合成すること
ができる。 また重合温度は50〜100℃で行なうことができ
るが、80〜100℃で行なつた方が好ましい重合体
分散物を得ることができる。この乳化重合は、一
般にノニオン界面活性剤(例えばポリビニルアル
コール、ポリオキシエチレンノニルフエニルエー
テルなど)、カチオン界面活性剤(例えばセチル
トルメチルアンモニウムクロライドなで)から選
ばれた少なくとも1つの界面活性剤、及びラジカ
ル開始剤(例えば過硫酸カリウムと亜硫酸ナトリ
ウムとの併用)の存在下で行なわれる。 以下に、本発明の重合体媒染剤の合成例を具体
的に説明するが、これに限定されるものではな
い。 合成例 1 o−ヒドロキシメチルフエノキシメチルスチレ
ンの合成 o−ヒドロキシベンジルアルコール99.3g
(0.8モル)にメタノール200mlを加えた溶液にソ
ジウメトキサイド28%メタノール溶液154.3g
(0.8モル)を加える。40℃約1時間撹拌後クロル
メチルスチレン(アルカリ洗浄し重合禁止剤を除
去したもの)122g(0.8モル)を滴下する。還流
下約4時間撹拌する。室温まで冷却し、生成した
NaClを瀘去する。瀘液よりメタノールを留去し
た後原料のクロルメチルスチレンおよび副生物が
なくなるまでヘキサンでくり返しよく洗浄する。
クロロホルム400mlを加え溶解した後蒸留水で2
〜3回洗浄する。クロロホルム相を分取し硫酸ナ
トリウムで乾燥後クロロホルムを留去する。淡黄
色液体123gが得られる(収率64%)。このものは
目的物であり、ミリカゲルによる薄層クロマトグ
ラフイー(TLC)やガスクロマトグラフイー
(GLC)により高純度品(98%以上)であること
を確認した。 元素分析(%) C H 計算値 80.00 6.67 実測値 79.93 6.70 合成例 2 o−クロルメチルフエノキシメチルスチレンの
合成 o−ヒドロキシメチルフエノキシメチルスチレ
ン120g(0.5モル)にクロロホルム500mlを加え
た溶液にピリジン47.4g(0.6モル)を加える。
氷冷下撹拌しながらチオニルクロライド71.4g
(0.6モル)を3〜4℃に保ちつつ滴下する。同温
で1時間撹拌後30℃で更に1時間撹拌する。水洗
後、硫酸ナトリウムで乾燥しクロロホルムを減圧
留去することにより黄色液体の目的物を得た。 合成例1と同様TLCやGLCにより高純度品
(98%以上)であることを確認した。 元素分析(%) C H Cl 計算値 74.3 5.8 13.7 実測値 74.1 6.0 14.1 合成例 3 (例示化合物(1)の合成) (i) 中間体ラテツクス(ジビニルベンゼン−コ−
o−クロロメチルフエノキシメチルスチレン)の
合成 反応容器に700mlの蒸留水を入れ、窒素ガスで
脱気し、トリトン770 10ml、o−クロロメチルフ
エノキシメチルスチレン98.3g(0.38モル)、ジ
ビニルベンゼン2.6g(0.02モル)を加え60℃に
加熱した。脱気された蒸留水20mlに過硫酸カリウ
ム1.00gを加えたもの、および脱気された蒸留水
10mlに亜硫酸水素ナトリウム0.38gを同時に加
え、5時間加熱撹拌を続けた。その後、上記の混
合物を室温まで冷却し、瀘過して重合体分散物
(ラテツクス)を得た。 (ii) 四級化反応 反応容器に、同型分濃度12.0%を有する上記の
ラテツクス15gを入れ撹拌しながらイソプロピル
アルコール40gを加えた。さらに30分にわたつて
ジメチルベンジルアミン8.7gを室温で滴下した。
その後70℃にゆつくりと昇温し、2時間加熱撹拌
した。室温まで冷却後瀘過して重合体分散物媒染
剤(例示化合物1)を得た。 合成例 4、5 合成例3と同様の方法で例示化合物(2)、(4)を合
成した。 合成例 6、7 合成例3と同様の方法で例示化合物(7)、(9)を合
成した。ただし、四級化反応において、イソプロ
ピルアルコールの代わりに蒸留水を用いた。 合成例 8 (例示化合物(11)の合成) (i) 四級アミンモノマー(N−o−ビニルベンジ
ルオキシベンジル、N,N,N−トリヘキシルア
ンモニウムクロリド)の合成 1三ツ口フラスコに、o−クロロメチルフエ
ノキシメチルスチレン68.4g(0.26モル)、トリ
−n−ヘキシルアミン60.5g(0.22モル)、重合
禁止剤としてニトロベンゼン0.5g、アセトニト
リル400mlを入れ撹拌しながら7時間加熱還流し
た。 室温まで冷却の後、この溶液をn−ヘキサン
500mlで数回洗浄し未反応のo−クロロメチルフ
エノキシメチルスチレンを除いた。濃縮して析出
した結晶を酢酸エチル300mlで再結晶して、目的
物である四級アンモニウムモノマーの白色結晶
75.3gを得た。(収率63.7%) (ii) 重合体分散物(例示化合物(11)の合成) 300ml三ツ口フラスコに界面活性剤として
【式】 (=40、日本エマルジヨン(株)製)0.8g、前記
四級アミンモノマー15.8g(0.03モル)、ジビニ
ルベンゼン2.6g(0.02モル)、蒸留水130mlを入
れ60℃で加熱撹拌した。ここで、重合開始剤とし
て2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)ハ
イドロクロリド0.15gを脱気した蒸留水10mlにと
かしたものを入れ、60℃でさらに5時間加熱撹拌
した。室温まで冷却した後、瀘過して重合体分散
物媒染剤(11)を得た。 合成例 9 合成例8と同様にして例示化合物(12)を合成し
た。 本発明の重合体媒染剤は、カラー拡散転写法用
媒染剤や熱現像型感光材料用媒染剤として用いら
れうるが、米国特許第3282699号に記載されてい
るような型のアンチハレーシヨン層染色用媒染剤
としても使用することができる。 本発明の重合体からなる層は、この重合体単独
で被膜が形成されていてもよいが、ゼラチンやポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンな
ど、写真の分野で一般に用いられる天然又は合成
の親水性異種ポリマー(好ましくはポリビニルア
ルコール等)も含有していてもよい。本発明の重
合体媒染剤は、その2種以上(例えば、重合体媒
染剤と重合体分散物媒染剤との組合せ)を1層又
は2層以上に併用することができ、又、他の媒染
剤と混合して同一層に、または同一写真要素の別
個の層に分けて用いることもできる。さらにま
た、本発明の重合体媒染剤は米国特許3930864号
に記載の余剰色素補獲媒染層に使用することもで
きる。本発明の重合体媒染剤と併用しうる媒染剤
は、例えば米国特許4131469号、同4147548号、特
開昭52−136626号、同54−126027号、同54−
145529号に記載の媒染剤に挙げる事ができる。 重合体媒染剤の使用量は媒染されるべき染料の
量、重合体媒染剤の種類や組成、更に用いられる
画像形成過程などに応じて、当業者が容易に定め
ることができるが、一つの目安として述べると媒
染層の約20〜80重量%、或いは約0.5〜15g/m2
の重合体媒染剤、好ましくは40〜60重量%或いは
1〜10g/m2である。 本発明の重合体媒染剤が、カラー拡散転写法に
用いられる場合のその他の材料について述べる。 重合体媒染剤を含有する写真要素が写真フイル
ムユニツト、すなわち、一対の並置された押圧部
材の間にそのフイルムユニツトを通過せしめるこ
とにより処理を行ない得るようにされているフイ
ルムユニツトの場合には、下記の要素からなる。 1)感光要素 2)本発明の媒染剤を含有する受像要素、 3)例えば破裂可能な容器のような、フイルム
ユニツト内部において、アルカリ性処理組成
物を放出するための手段を含み、かつ所望によ
りハロゲン化銀現像剤を含有している。 4)少くとも一つの支持体 このフイルムユニツトの一実施態様としては、
支持体上に単数又は複数のハロゲン化銀乳剤層を
塗布してなる感光要素が露光後、本発明の重合体
媒染剤からなる層を支持体上に少くとも一層有す
る受像要素と面対面の関係で重ね合わされて、こ
の両要素の間にアルカリ性処理組成物が展開して
処理されるようなものである。そして、このフイ
ルムユニツトはカメラから取出されるときに感光
要素或いはフイルムユニツトの両サイドに遮光さ
れているのが好ましい。この際、受像要素を転写
後に剥離してもよいし、米国特許3415645号に記
されているように、剥離することなく像を鑑賞で
きるようにしてもよい。 別の態様例においては、前記フイルムユニツト
における支持体、受像要素及び感光要素が一体化
して配置されている。たとえばベルギー特許第
757960号に開示されているように透明な支持体に
受像層(本発明の重合体媒染剤を含む)、実質的
に不透明な光反射層(例えばTiO2層とカーボン
ブラツク層)そして単数又は複数の感光性層を塗
布したものが有効である。感光層に露光した後、
不透明なカバーシートと面対面に重ね、両者の間
に処理組成物を展開する。 重ね合わせて一体化したタイプであつて、本発
明を適用し得るもう1つの態様は、ベルギー特許
757959号に開示されている。この態様によれば、
透明な支持体上に、受像層(本発明の重合体媒染
剤を含む)、実質的に不透明な光反射層(たとえ
ば前記のようなもの)、そして単数又は複数の感
光層を塗布し、さらに透明なカバーシートを面対
面に重ねる。不透明化剤(たとえばカーボンブラ
ツク)を含むアルカリ性処理組成物を吸収する破
裂可能な容器は、上記感光層の最上層と透明なカ
バーシートに隣接して配置される。このようなフ
イルムユニツトを、透明なカバーシートを介して
露光し、カメラから取り出す際に押圧部材によつ
て容器を破裂させ、処理組成物(不透明化剤を含
む)を感光層とカバーシートとの間に一面にわた
つて展開する。これにより、フイルムユニツトは
遮光され、現像が進行する。写真要素は感光要素
と一体化していない受像要素であつてもよい。 本発明に於てハロゲン化銀乳剤層と組合せて使
用される色素像供与化合物は、ネガ型もしくはポ
ジ型であり、アルカリ性の処理組成物で処理され
たときに、最初は写真要素中で可動性であるか、
あるいは非可動性である。 本発明に有用なネガ型の色素像供与化合物とし
ては、酸化された発色現像薬と反応して色素を形
成または放出するカプラーがあり、その具体例は
米国特許3227550号およびカナダ国特許602607号
等に記載がある。本発明に使用するのに好ましい
ネガ型の色素像供与化合物としては、酸化状態に
ある現像薬あるいは電子移動剤と反応して色素を
放出する色素放出レドツクス化合物があり、その
代表的な具体例は米国特許3928312号、同4135929
号、同4055428号、同4336322号、同4053312号な
どに記載されている。 本発明で使用しうる非可動性のポジ型色素供与
化合物としては、アルカリ性条件の写真処理中
に、全く電子を受け取ることなく(すなわち、還
元されずに)あるいは、少なくとも1つの電子を
受け取つた(すなわち、還元された)後、拡散性
色素を放出する化合物があり、その具体例は、米
国特許4199354号、同3980479号、同4199355号、
同4139379号、同4139389号、同4232107号及び特
開昭53−69033号に記されている。 さらに、最初からアルカリ性の写真処理条件下
において可動性のポジ型の色素像供与化合物も本
発明の写真要素に有用である。この代表例が色素
現像薬であり、その代表的具体例は、米国特許
3482972号および同3880658号などに記載されてい
る。 本発明で使用される色素像供与化合物から形成
される色素は、既成色素であるか、あるいはまた
写真処理工程あるいは追加処理段階において色素
に変換しうる色素前駆体であつてもよく、最終画
像色素は金属錯体化されていてもいなくてもよ
い。本発明に有用な代表的染料構造としては、ア
ゾ色素、アゾメチン色素、アントラキノン色素、
フタロシアニン色素の金属錯体化された、あるい
は金属錯体化されていない色素を挙げることがで
きる。この中で、シアン、マゼンタおよびイエロ
ーの色素が特に重要である。 イエロー色素像供与化合物の例: 米国特許3597200号、同3309199号、同4013633
号、同4245028号、同4156609号、同4139383号、
同4195992号、同4148641号、同4148643号;特開
昭51−114930号、同56−16130号、同56−71072
号;Research Disclosure 17630(1978)号、同
16475(1977)号に記載されているもの。 マゼンタ色素像供与化合物の例: 米国特許3453107号、同3544545号、同3932380
号、同3931144号、同3932308号、同3954476号、
同4233237号、同4255509号、同4250246号、同
4142891号、同4207104号、同4287292号;特開昭
52−106727号、同53−23628号、同55−36804号、
同56−73057号、同56−71060号、同55−134号に
記載されているもの。 シアン色素像供与化合物の例: 米国特許3482972号、同3929760中、同4013635
号、同4268625号、同4171220号、同4242435号、
同4142891号、同4195994号、同4147544号、同
4148642号;英国特許1551138号;特開昭54−
99431号、同52−8827号、同53−47823号、同53−
143323号、同54−99431号、同56−71061号;ヨー
ロツパ特許(EPC)53037号、同53040号;
Research Disclosure 17630(1978)号、同16475
(1975)号及び同16475(1977)号に記載されてい
るもの。 また色素前駆体の一種として、感光要素中では
一時的に光吸収をシフトさせてある色素部分を有
する色素放出レドツクス化合物も本特許に使用す
ることができ、その具体例は米国特許4310612号、
同T−999003号、同3336287号、同3579334号、同
3982946号、英国特許1467317号および特開昭57−
158638号などに記載されている。 色素放出レドツクス化合物を用いて、カラー拡
散転写画像を得るためのプロセスについては、
「フオトグラフイツク・サイエンス・エンド・エ
ンジニアリング」(Photographic Science and
Engineering)誌、vol20、No.:4、P.155〜164、
July/August 1976に記載されている。 上記プロセスにおいて、色素放出レドツクス化
合物をクロス酸化できるものである限り、どのよ
うなハロゲン化銀現像薬でも使用することができ
る。このような現像薬は、アルカリ性処理組成物
の中に含ませてもよいし、写真要素の適当な層に
含ませてもよい。本発明において使用しうる現像
薬の例をあげると次の通りである。 特開昭56−16131号に記載のハイドロキノン類、
アミノフエノール類、フエニレンジアミン類、ピ
ラゾリジノン類〔例えばフエニドン、1−フエニ
ル−3−ピラゾリジノン、ジメゾン(即ち1−フ
エニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリジノ
ン)、1−p−トリル−4−メチル−4−オキシ
メチル−3−ピラゾリジノン、1−(4′−メトキ
シフエニル)−4−メチル−4−オキシメチル−
3−ピラゾリジノン、1−フエニル−4−メチル
−4−オキシメチル−3−ピラゾリジノン〕な
ど。 ここにあげたもののなかで、フエニレンジアミ
ン類などのカラー現像薬よりも一般に受像層のス
テイン形成を軽減する性質を具えている白黒現像
剤(なかでもピラゾリジノン類)が、特に好まし
い。 本発明の写真要素を処理するのに使用する処理
組成物は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウムのような塩基
を含みPH約9以上であることが適当であり、好ま
しくは11.5以上のアルカリ強度を持つ。処理組成
物は亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸塩、ピペ
リジノヘキソーズレダクトンの如き酸化防止剤を
含有してもよいし、又臭化カリウムのような銀イ
オン濃度調節剤を含有し得る。又ヒドロキシエチ
ルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセル
ロースの如き粘度増加化合物が含有してもよい。 又本アルカリ性処理組成物中には現像促進もし
くは色素の拡散を促進する作用を有するたとえば
ベンジルアルコールの如き化合物を含ませてもよ
い。 本発明の写真要素は処理中に著しい寸度変化を
起さない支持体を有する。かかる支持体の例とし
ては、通常の写真感光材料に用いられているセル
ロースアセテートフイルム、ポリスチレンフイル
ム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ポリ
カーボネートフイルム等があげられる。そのほか
に、支持体として有効なのは、たとえば紙および
表面をポリエチレンのような水を透さないポリマ
ーでラミネートした紙などである。 (発明の効果) 本発明の1つの特徴は、前記の一般式()で
表わされる媒染剤によつて媒染された染料の光に
よる化学変化または分散が比較的小さいことであ
る。さらに、本発明の媒染剤の最大の特徴は染料
を強固に保持できることである。したがつて拡散
転写写真系においては画像の出現時間が早く、し
かも染料画像の鮮鋭度(シヤープネス)に優れ、
長時間の保存においても鮮鋭度の変化がほとんど
ない。 本発明を実施例により更に具体的に説明する。 実施例 以下のようにして、カラー拡散転写用写真感光
材料に用いる感光シート、カバーシート、処理液
を作成した。 感光シート 下塗りしたポリエチレンテレフタレート透明支
持体上に以下の層を塗布した。 1) 重合体媒染剤を四級塩部分として6.6×
10-3当量/m2、ゼラチン3.0g/m2を含有する
受像層。本発明の媒染剤として前記の例示化合
物(1)、(2)、(4)、(7)、(9)、(11)、(12)及び、比較用
媒
染剤として下記の()、()、()をそれぞ
れ用いた。 比較用()
【化】 比較用()
【化】 比較用()
【化】 2) 二酸化チタン20g/m2、ゼラチン2.0g/
m2を含有する白色反射層。 3) カーボンブラツク2.0g/m2とゼラチン1.5
g/m2を含有する遮光層。 4) 下記のシアン色素放出レドツクス化合物
0.44g/m2、トリシクロヘキシルホスフエート
0.09g/m2、2,5−ジ−t−ペンタデシルハ
イドロキノン0.008g/m2、およびゼラチン0.8
g/m2を含有する層。
【化】 5) 赤感性内潜型直接ポジ臭化銀乳剤(銀の量
で1.03g/m2)、ゼラチン1.2g/m2、下記の造
核剤0.04mg/m2および2−スルホ−5−n−ペ
ンタデシルハイドロキノン・ナトリウム塩0.13
g/m2を含有する赤感性乳剤層。
【化】 6) ゼラチン(0.8g/m2)、2,5−ジ−t−
ペンタデシルハイドロキノン(1.0g/m2)及
びポリメチルメタクリレート(1.0g/m2)を
含む混色防止含有層。 7) 下記構造のマゼンタ色素放出レドツクス化
合物(0.40g/m2)、トリシクロヘキシルホス
フエート(0.08g/m2)、及びゼラチン(0.9
g/m2)を含有する層。
【化】 8) 緑感性の内部潜像型直接反転臭化銀乳剤
(銀の量で0.82g/m2)、ゼラチン(0.9g/
m2)、層5)と同じ造核剤(0.03mg/m2)及び
2−ルホ−5−n−ペンタデシルハイドロキノ
ン・ナトリウム塩(10.08g/m2)を含有する
層。 9) 6)と同一の層。 10) 下記のイエロー色素放出レドツクス化合物
(0.53g/m2)、トリシクロヘキシシルホスフエ
ート(0.13g/m2)、2,5−ジ−t−ペンタ
デシルハイドロキノン(0.014g/m2)および
ゼラチン(0.7g/m2)を含有する層。
【化】 11) 青感性内潜型直接ポジ臭化銀乳剤(銀の量
で1.09g/m2)、ゼラチン(1.1g/m2)、層5)
と同じ造核剤(0.04mg/m2)および2−スルホ
−5−n−ペンタデシルハイドロキノン・ナト
リウム塩(0.07g/m2)を含有する青感性乳剤
層。 12) ゼラチン(0.5g/m2)、ポリメチルメタア
クリレートラテツクス(0.06g/m2)および硬
膜剤としてトリアクリロイルトリアジン(0.02
g/m2)を含む保護層。 カバーシートの構成 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に
順次、以下の層(1′)〜(3′)を塗布してカバー
シートを作製した。 (1′) アクリル酸とアクリル酸ブチルの80対20(重
量比)の共重合体(22g/m2)および1,4−
ビス(2,3−エポキシプロポキシ)−ブタン
(0.44g/m2)を含有する層。 (2′) アセチルセルロース(100gのアセチルセル
ロースを加水分解して、39.4gのアセチル基を
生成するもの)(3.8g/m2)およびスチレンと
無水マレイン酸の60対40(重量比)の共重合体
(分子量約5万)のメタノール開環物(0.23
g/m2)および5−(2−シアノ−1−メチル
エチルチオ)−1−フエニルテトラゾール
(0.154g/m2)を含有する層。 (3′) スチレン−n−ブチルアクリレート−アク
リル酸−N−メチロールアクリルアミドの49.7
対42.3対3対5(重量比)共重合体ラテツクス
とメチルメタアクリレート−アクリル酸−N−
メチロールアクリルアミドの93対4対3(重量
比)共重合体ラテツクスを前者のラテツクスと
後者のラテツクスの固形分比が6対4になるよ
うに混合して塗布した厚さ2μの層。 処理後の組成 1−p−トリル−4−ヒドロキシメチル−4−
メチル−3−ピラゾリドン 6.9g メチルハイドロキノン 0.3g 5−メチルベンゾトリアゾール 3.5g 亜硫酸ナトリウム(無水) 0.2g カルボキシメチルセルロース・Na塩 58g 水酸化カリウム(28%水溶液) 200c.c. ベンジルアルコール 1.5c.c. カーボンブラツク 150g 水 685c.c. 感光シート1〜10を連続ウエツジを通して露光
した後、1対の加圧ローラーの間を通すことで感
光シートとカバーシートの間に処理液を80μの厚
みになるように展開処理した。 これらの試料を40℃30%で乾燥した後、光堅牢
性を調べるため濃度測定を経て螢光灯退色試験機
を用いて光照射した。光照射前後の濃度から
cyanの濃度変化巾を求め、結果を第1表に示し
た。 次に感光シート1〜10を解像力テスト用の周波
数を変えたウエツジで露光し展開処理した後、1
時間後にミクロデンシトメーターで測定したデー
タからマゼンタのMTFが0.5になる空間周波数を
求めて結果を第1表に記した。この後、試料を50
℃80%RH3日の条件に保存し再度MTFを求め
た。 MTFはModulor Transfer Functionの頭文字
をとつたもので、この詳細については、テー・ジ
エームス(T.James)著「ザ・セオリー・オブ・
フオトグラフイツク・プロセス(The Theory
of Photographic Process)第4版、マクミラ
ン・ニユーヨーク(Mcmiccan,New York)
604〜607頁に記載されている。 MTFは解像力(シヤープネス)の尺度であり、
細線を忠実に表現できる感光材料ほど高い値を示
す。拡散転写写真材料の場合は、色素と媒染剤の
間の媒染力がシヤープネスを決める主要因であ
り、特に処理後の経時でのシヤープネス劣化は媒
染力の強いものほど少ない(良好)ことは既にわ
かつている。 第1表から、従来の媒染剤では光堅牢性とシヤ
プネスが背反しているのに対し、本発明の媒染剤
を用いた写真材料では光堅牢性とシヤープネスが
両立した非常に優れたものであることが判る。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式()で表わされる事を特徴とす
    る重合体媒染剤。 一般式() 【化】 〔式中、 Aは、エチレン性不飽和基を少くとも2個含有
    する共重合可能なモノマーを共重合したモノマー
    単位を表わす。 Bは、共重合可能なエチレン性不飽和モノマー
    を共重合したモノマー単位を表わす。 R1は、水素原子または1〜6個の炭素原子を
    有する低級アルキル基を表わす。 Lは、−CH2O−,CH2N(R6)−, 【式】 【式】 (但し、R6,R7は水素原子又はアルキル基で
    ある)を表わす。 Mは、1〜12個の炭素原子を有する二価の基を
    表わす。 R2,R3およびR4はそれぞれ同一または異種の
    1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、もしく
    は7〜20個の炭素原子を有するアラルキル基を表
    わし、R2,R3及びR4の少なくとも二つは相互に
    連結して窒素原子とともに環状構造を形成しても
    よい。 R5は、炭素原子1〜20個の、アルキル基、置
    換アルキル基、アルコキシ基、もしくはアシルア
    ミノ基、またはハロゲン原子を表わす。 X は、陰イオンを表わす、xは、0%〜80モ
    ル%であり、yは0〜90モル%であり、zは10〜
    100モル%である。 nは、0、1または2を表わす。〕
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