JPH05845Y2 - - Google Patents

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JPH05845Y2
JPH05845Y2 JP16877285U JP16877285U JPH05845Y2 JP H05845 Y2 JPH05845 Y2 JP H05845Y2 JP 16877285 U JP16877285 U JP 16877285U JP 16877285 U JP16877285 U JP 16877285U JP H05845 Y2 JPH05845 Y2 JP H05845Y2
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tank
liquid
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graphite
side wall
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はタンクに貯留した液体中の黒鉛系物質
の濃度を超音波濃度計により測定するに好適な超
音波式濃度測定用タンクの内部構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車部品として用いられるアルミホイルを製
造するにしては、黒鉛系潤滑離型剤の濃度を測定
することが必要とされている。この濃度を測定す
るに際しては、従来、超音波減衰式濃度計が用い
られている。この濃度計によつて潤滑離型剤の濃
度を測定する場合には、第6図に示されるよう
に、タンク10の中央部に攪拌機軸12を挿入し
て攪拌機軸12の回転により液体14を攪拌し、
タンク10底部側の液体14中に挿入された超音
波減衰式濃度計16により液体14中の黒鉛系潤
滑離型剤の濃度を測定するようになされていた。
即ち、黒鉛系潤滑離型剤はタンク10の底部に
沈殿しやすいため、攪拌機軸12の回転によつて
液体14を攪拌しながら濃度計16によつて離型
剤の濃度を測定することがなされていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、液体14のレベルが規定の液面
レベル18まで満たされているときには液体14
中の潤滑離型剤の濃度を精度良く測定することは
できるが、液体14の液面レベルが液面レベル1
8よりも下がると、液体14中に空気の微粒子2
0が生じ、濃度計16によつて潤滑離型剤の濃度
を精度良く測定することができなかつた。
即ち、濃度計16は、送信部と受信部とを有
し、、送信部と受信部をそれぞれ液体14中に浸
して送信部から超音波を送信し、この超音波を受
信部で受信し、この受信レベルから液体14中の
潤滑離型剤の濃度を測定するように構成されてい
たため、受信部と送信部の間に空気の微粒子20
が介在すると、超音波が空気の微粒子20によつ
て反射したり、減衰したりするため、液体14中
の離型剤の濃度を精度良く測定することができな
かつた。
そこで、攪拌機軸12の先端に取付けられた回
転羽根22,23の形状を変えたり、取付け位置
を低くしたり、あるいは攪拌機軸12の回転数を
低くしたりして空気の微粒子20が発生するのを
抑制することが行なわれていたが、これらの方法
では、液体14の液面レベルの低下時には、微粒
子20の発生を十分に制御することはできないと
共にタンク10を大型化しなければならないとい
う不都合があつた。
本考案は、前記従来の課題に鑑みて為されたも
のであり、その目的は、空気の微粒子の発生を抑
制し、液面レベルの低下時にも液体中の黒鉛系物
質の濃度を精度良く測定することができる超音波
式濃度測定用タンクの内部構造を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案では、黒鉛
系物質を含む液体をタンク内に貯留し、タンク中
央部に攪拌機軸を挿入して攪拌機軸の回転により
液体を攪拌し、タンク底部側の液体中に挿入され
た超音波濃度計により液体中に黒鉛系物質の濃度
を測定するものにおいて、タンク側壁のうち規定
の液面レベルの上下に亘つた側壁に、攪拌機軸の
回転に伴なうタンク上層側の液体をタンク下層側
へ導く方向へ傾斜した傾斜面を有しかタンク上層
側の液体のうち少なくとも撹拌機軸とタンク側壁
のほぼ中央部を流れる流体の移動を阻止する傾斜
板を配設し、この傾斜板のタンク側壁側に、液体
の流路を形成する貫通孔を穿設した超音波式濃度
測定用タンクの内部構造を構成したものである。
〔作用〕
撹拌機の回転により液体が撹拌されると、タン
ク上層側の液体が傾斜板によつてタンク下層側へ
導かれると共にタンク上層側の液体のうち少なく
とも撹拌機軸とタンク側壁のほぼ中央部を流れる
液体の移動が傾斜板によつて阻止され、さらにタ
ンク側壁側を流れる液体が傾斜板の貫通孔を介し
て流れる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図には、本考案の好適な実施例
の構成が示されている。
本考案は、タンク10の側壁10A,10Bに
それぞれ傾斜板24,26を固定したものであ
り、他の構成は第6図のものと同様であるので、
第6図のものと同一のものには同一符号を付して
それらの説明は省略する。
傾斜板24,26は撹拌機軸12の回転に伴な
うタンク10上層側の液体をタンク10下層側へ
導く方向に傾斜した傾斜面24A,26Aを有
し、かつ撹拌機軸12とタンク側壁10A,10
Bのほぼ中間部を流れる液体14の移動を阻止す
るように、液面に対して45°乃至60°の角度で側壁
10A,10Bのうち規定の液面レベル18の上
下に亘つた側壁10A,10Bに固定されてい
る。さらに、側壁24,26には,タンク側壁1
0A,10B側に液体14の流路を形成する複数
の貫通孔28,30が穿設されている。このた
め、タンク側壁側の液体14が各貫通孔28,3
0を介して流れるので、側壁10A,10Bに傾
斜板24,26を固定しても、撹拌力が低下する
のが防止されると共に,傾斜板24,26に潤滑
剤が付着するのが防止される。
又、傾斜板24,26の幅はそれぞれタンク1
0本体の幅の1/4乃至1/2程度で、長さは撹拌機軸
12の回転による液体14の液面変動幅以上とさ
れている。
以上の構成において、撹拌機軸12の回転によ
り液体14を撹拌すると、液体14が矢印X方向
の層流状態を形成し、撹拌機軸12を中心として
タンク10内を移動する。このときタンク10上
層部の液体は傾斜板24,26によつてタンク1
0下層側へ導かれる。このため、液面レベルが規
定の液面18から液面レベル18Aまで低下して
も、液体14中に空気の微粒子20が発生するの
を抑制することができた。又傾斜板24,26が
液面に対して45°乃至60°の角度で傾斜しているた
め、傾斜板24,26の表面にスラツジ類が堆積
することもなく、又撹拌力が低下することなく液
体14を撹拌することができる。このため、本実
施例においては、液面レベルが液面レベル18A
まで低下しても、液体14中に空気の微粒子20
が発生しないため、濃度計16によつて液体14
中の黒鉛系潤滑離型剤の濃度を精度良く測定する
ことができる。
ここで、以下に示す条件によつてタンク10内
の液体14中の離型剤の濃度を測定したところ、
第4図の特性100で示される実験結果を得るこ
とができた。なお、特性102には従来のタンク
を用いた実験結果を示す。
タンク10:600(縦)×600(横)×1000(高さ) 傾斜板24,26:150(幅)×500(長さ)×2.3
(厚さ) :取付角度45° 貫通孔28,30:30φ 撹拌機軸12:30φ×800(長さ) 回転羽根22:200φ、350γpm 濃度計16:周波数5MHz :受信部と送信部のピツチ200mm 液面変動幅:200mm、0.90%の黒鉛系潤滑離型
剤。
又前記実施例においては、タンク10の形状と
して角形について述べたが、第5図に示されるよ
うに、円形のタンク10の側壁に傾斜板24,2
6を配設したものでも、前記実施例と同様な効果
が得ることができると共に、タンク10の側壁に
フラツジ類が堆積するのを前記実施例のものより
も十分に防止することができる。
又、前記実施例においては、傾斜板24,26
を配設するものについて述べたが、傾斜板の枚数
については1枚以上あれば、従来のタンクのもの
よりも空気の微粒子20の発生を抑制することは
可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、貫通孔
を有する傾斜板をタンク側壁に配設し、タンクの
液面レベルが規定の液面レベルよりも低下しても
撹拌に伴なう液体中に空気の微粒子が発生するの
を抑制するようにしたため、タンクの液面レベル
が規定の液面レベルよりも低下しても、液体中の
黒鉛系物質の濃度を精度良く測定することができ
るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタンクの平面図、第2図
は第1図の−線に沿う断面図、第3図は第2
図の−線に沿う断面図、第4図は液面レベル
と潤滑離型剤の濃度との関係を示す特性図、第5
図は本考案に係るタンクの他の実施例を示す平面
図、第6図は従来のタンクの縦断面図である。 10……タンク、12……撹拌機軸、16……
超音波減衰式濃度計、24,26……傾斜板、2
8,30……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 黒鉛系物質を含む液体をタンク内に貯留し、タ
    ンク中央部に攪拌機軸を挿入して攪拌機軸の回転
    により液体を攪拌し、タンク底部側の液体中に挿
    入された超音波濃度計により液体中の黒鉛系物質
    の濃度を測定するものにおいて、タンク側壁のう
    ち規定の液面レベルの上下に亘つた側壁に、攪拌
    機軸の回転に伴なうタンク上層側の液体をタンク
    下層側へ導く方向に傾斜した傾斜面を有しかつタ
    ンク上層側の液体のうち少なくとも攪拌機軸とタ
    ンク側壁のほぼ中央部を流れる液体の移動を阻止
    する傾斜板を配設し、この傾斜板のタンク側壁側
    に液体の流路を形成する貫通孔を穿設してなるこ
    とを特徴とする超音波式濃度測定用タンクの内部
    構造。
JP16877285U 1985-11-01 1985-11-01 Expired - Lifetime JPH05845Y2 (ja)

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JP16877285U JPH05845Y2 (ja) 1985-11-01 1985-11-01

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JPS6276647U JPS6276647U (ja) 1987-05-16
JPH05845Y2 true JPH05845Y2 (ja) 1993-01-11

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