JPH0584662A - 機械部品の加工方法 - Google Patents

機械部品の加工方法

Info

Publication number
JPH0584662A
JPH0584662A JP3939292A JP3939292A JPH0584662A JP H0584662 A JPH0584662 A JP H0584662A JP 3939292 A JP3939292 A JP 3939292A JP 3939292 A JP3939292 A JP 3939292A JP H0584662 A JPH0584662 A JP H0584662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honing
beads
processing
abrasive grains
machine part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3939292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Akamatsu
良信 赤松
Fuyuki Itou
冬木 伊藤
Hideto Nakanishi
英人 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP3939292A priority Critical patent/JPH0584662A/ja
Publication of JPH0584662A publication Critical patent/JPH0584662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械部品の表面で所定の箇所に凹部を均一に
作成することができるようにする。 【構成】 機械部品の表面をドライホーニング加工する
際に、適当な大きさの砥粒21を表面上に供給した状態
でホーニングガン13で鋼球やガラス球等のビーズ22
を吹き付け、表面の任意の箇所に凹部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種機械部品の表面
を処理する加工方法、更に詳しくは、転がり面や滑り面
を有する軸受、歯車などの機械部品の長寿命化を図るこ
とができる加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】機械部品における転がり面や滑り面に微
小な凹部を作製すると、その接触面の油膜形成能力が向
上し、疲れ寿命の増大や表面損傷が回避できることが明
らかになってきている。
【0003】従来、機械部品の表面に微小な凹部を作製
する加工方法は、遠心流動バレル研磨法を用い、機械部
品の表面にランダムに微小凹部を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遠心流
動バレル研磨法では、機械部品を研磨槽に入れて加工す
ることから、数多くの部品を加工するには、大きな研磨
槽が必要になるが、第一に遠心流動バレル研磨法は、そ
の加工力が大きいため、大容量の槽が作製できないこ
と、第二に多くの部品を槽内に入れた場合、部品どうし
の接触により加工傷がつくことなどの欠点があった。
【0005】また、大容量の槽が作製できないことか
ら、大きい部品に凹部を作製できない。加えて、槽内
で、部品が自由に回転運動をするため、部品の一部分の
みに凹部を作製する場合には、他の部分を覆う作業が必
要であった。
【0006】そこで、この発明は、転がり面や滑り面を
有する機械部品に対して、必要とする表面にランダムに
微小な凹部を形成することができる加工方法を提供する
ことを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、第1の発明は、機械部品の表面にドライホー
ニング加工をする際に、適当な大きさの砥粒を介してビ
ーズを吹き付ける方法を採用したものである。
【0008】同第2の発明は、機械部品の表面に適当な
大きさの砥粒を用いてドライホーニングを行い、機械部
品の表面に凹凸を作製し、その後ビーズを用いてドライ
ホーニングする方法を採用したものである。
【0009】同じく第3の発明は、機械部品の表面に適
当な大きさの砥粒を用いてドライホーニングを行い、機
械部品の表面に凹凸を作製し、その後超仕上加工を施す
方法を採用したものである。
【0010】
【作用】
第1の発明 ドライホーニング加工を用い、砥粒を介してビーズを吹
付けることにより、任意の大きさの機械部品の任意の箇
所に凹部が作製できるため、部品どうしの加工傷を付け
ず、砥粒とビーズによって油膜形成に有効な表面を作製
できる。
【0011】第2の発明 ビーズを吹き付けて機械部品の表面に凹凸を作製し、そ
の後ビーズを吹付ければ、表面の不要な凸部が除去で
き、油膜形成に有利な表面が形成できる。
【0012】第3の発明 砥粒の吹き付けによるドライホーニング後に超仕上加工
を施せば、表面の不要な凸部が除去でき、油膜形成に有
利な表面が形成できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】図1Aは、機械部品の一例として、ころ軸
受の転動体1を示しており、転動面の油膜形成をよくす
る場合には転動体1の外径面1a、また鍔との接触部の
油膜形成をよくする場合には端面1bにこの発明の加工
方法を施す。
【0015】図1Bは機械部品の他の例として歯車2を
示し、歯面2aにこの発明の加工方法を施して油膜形成
をよくする。
【0016】図2Aはこの発明の第1実施例の加工方法
に用いるドライホーニング加工機の概略構造を示す。ド
ライホーニングはショットピーニングとも呼ばれ、鋼球
やガラス球(以下ビーズと呼ぶ)を圧縮空気を用いて被
加工物に吹き付ける加工法である。空気圧はエアーバル
ブ11にて調整でき、所定の圧力とした後、回路12に
てホーニングガン13に送られる。同時にホーニングガ
ン13にはビーズタンク14から回路15にてビーズが
送られ、それらが同時に被加工物16に吹き付けられ
る。吹き付け後のビーズは、ビーズ回収容器17から回
路18にてビーズタンク14に送られ、再利用できる。
【0017】この発明の第1実施例は、上記のようなド
ライホーニング加工機を用い、図2Bに示すごとく、被
加工物16の被加工面16a上に適当な大きさの砥粒2
1を介してビーズ22を吹き付け、被加工面16aに凹
部を形成するドライホーニングの加工方法である。従っ
て、被加工物16の一部のみ、例えば円筒ころの端面な
どが選択的に加工できる。
【0018】また、ホーニング加工機内に、被加工物の
送り機構を設けることで、連続して多くの機械部品の加
工ができる。加えて、加工機内に回転機構を設置するこ
とにより、円筒ころ外径面や歯車の歯面の加工が可能で
ある。
【0019】図2Bでは、被加工物16の被加工面16
a上に砥粒21を載置し、これにビーズ22を吹き付け
て凹部を作製する例を示したが、ビーズと砥粒を適当な
比で混合し、これをホーニングガンにより被加工物に直
接吹き付けることによっても、被加工面に凹部を作製す
ることもできる。
【0020】次に、この第1実施例の加工系列を転がり
軸受部品を例に図3に示す。一般の軸受部品の加工系列
は、旋削→熱処理→研削→超仕上であるが、この発明の
加工方法は、研削と超仕上加工の間に行う。特に超仕上
を必要としない部品に関しては、この発明のドライホー
ニングで加工は完了する。また、従来、研削後、通常の
ドライホーニングを施していた機械部品では、通常のド
ライホーニング後にこの発明のドライホーニングを施
す。または通常のドライホーニングをこの発明のドライ
ホーニングに変更できる。尚、従来、旋削後、通常のド
ライホーニングを施していた機械部品についての上記の
変更が可能である。
【0021】この第1実施例の機械部品加工の具体的な
一例を以下に示す。加工条件は下記に示すとおりであ
り、軸受鋼製円筒ころの端面に加工した。
【0022】(ドライホーニング加工実験条件) 加工部位 円筒端面 エアー圧 3kg/cm2 ガラスビーズ #200〜80 砥 粒 GC#30、GC#320、なし ホーニングガン/被加工物間距離 10cm 加工時間 1分 GC#30、GC#320の砥粒を用いた場合、及び砥
粒無しの場合についての加工後の加工面の表面粗さを図
4に示す。砥粒無しの加工面図4Aは、ビーズの衝突に
より、凹凸が均一に存在しているが、GC#30及びG
C#320を用いた加工面図4B、Cには、凹部のみが
作製される。この凹部の深さは使用する砥粒の大きさと
ビーズの大きさによって任意に作製できる。図4Bでは
最大0.2μm、Cでは最大2μmである。
【0023】図4Cの表面を顕微鏡で観察すると、図5
に示すように、大きさ20μm前後の微小凹部が均一に
分布している様子がわかる。
【0024】次に、図6AとBに示す第2実施例を説明
する。この第2実施例は、先に述べた第1実施例と同様
のドライホーニング加工機を用い、先ず砥粒21をホー
ニングガン13から被加工物16の表面に噴射し、この
表面に微少な凹凸を作成する。(図6A) 上記表面の凹凸における凸部を平滑に仕上げるため、ビ
ーズ22をホーニングガン13から被加工物に噴射す
る。(図6B) この第2実施例の具体的な加工実験条件を下記に示す。
【0025】 加工部位 円筒端面 エアー圧 3〜4kg/cm2 砥 粒 GC#320 ガラスビーズ #200〜80 ホーニングガン/被加工物間距離 10cm 加工時間 10秒 加工後の加工面の表面粗さ及び顕微鏡観察例を図7と図
8に示す。
【0026】被加工物の表面には、深さ10μm程度の
凹部を作製できた。最表面は平滑面である。(図7)ま
た、この凹部は表面に均一に分散しており、その大きさ
は100μm程度であった。(図8) 次に、図9AとBに示す第3実施例は、砥粒21をホー
ニングガン13から被加工物16に噴射し、被加工物1
6の表面に微小凹凸を作製する。(図9A) この後被加工物16の表面をチップ31で超仕上げ加工
することにより表面の凸部を平滑に仕上げている。
【0027】この第3実施例において、砥粒21による
表面の微小凹凸の作製は第2実施例と同様の条件で行な
い、表面の凸部を超仕上げ加工によって平滑に仕上げれ
ば、第2実施例の場合と同様の凹部を有する表面が得ら
れる。
【0028】
【効果】以上のように、この発明によると、転がり滑り
接触する機械部品の大きさを問わず、所定の箇所に任意
の深さ、大きさの凹部を均一に作製することができ、接
触面の油膜形成能力を向上し、機械部品の寿命や表面損
傷を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の加工方法を施すころ軸受転動体
の斜視図、Bは同じく歯車を示す斜視図
【図2】Aはドライホーニング加工機の概略構造を示す
説明図、Bは同上を用いたこの発明の第1実施例の加工
方法を示す説明図
【図3】この発明の第1実施例の加工系列を示す工程図
【図4】A、B、Cは第1実施例のドライホーニング加
工実験による加工後の表面粗さを示す説明図
【図5】第1実施例の加工後の凹部の分布を示す説明図
【図6】AとBは第2実施例の加工方法を示す説明図
【図7】第2実施例による加工後の表面粗さを示す説明
【図8】同上の加工後における凹部の分布を示す説明図
【図9】AとBは第3実施例の加工方法を示す説明図
【符号の説明】
13 ホーニングガン 16 被加工物 21 砥粒 22 ビーズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械部品の表面にドライホーニング加工
    をする際に、適当な大きさの砥粒を介してビーズを吹き
    付けることを特徴とする機械部品の加工方法。
  2. 【請求項2】 機械部品の表面に適当な大きさの砥粒を
    用いてドライホーニングを行い、機械部品の表面に凹凸
    を作製し、その後ビーズを用いてドライホーニングする
    ことを特徴とする機械部品の加工方法。
  3. 【請求項3】 機械部品の表面に適当な大きさの砥粒を
    用いてドライホーニングを行い、機械部品の表面に凹凸
    を作製し、その後超仕上加工を施すことを特徴とする機
    械部品の加工方法。
JP3939292A 1991-07-31 1992-02-26 機械部品の加工方法 Pending JPH0584662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3939292A JPH0584662A (ja) 1991-07-31 1992-02-26 機械部品の加工方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-191586 1991-07-31
JP19158691 1991-07-31
JP3939292A JPH0584662A (ja) 1991-07-31 1992-02-26 機械部品の加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0584662A true JPH0584662A (ja) 1993-04-06

Family

ID=26378765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3939292A Pending JPH0584662A (ja) 1991-07-31 1992-02-26 機械部品の加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0584662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194799A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Nippon Pillar Packing Co Ltd 管材クランプ治具及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194799A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Nippon Pillar Packing Co Ltd 管材クランプ治具及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5664991A (en) Microfinishing and roller burnishing machine
JPH07188738A (ja) 金属成品の摺動部の摩耗防止方法
JP2003300133A5 (ja)
CN107150264A (zh) 喷涂陶瓷后的球面精密加工方法
US3423887A (en) Honing method
KR20030040212A (ko) Cmp 장치 및 반도체 소자의 제조 방법
JPH0584662A (ja) 機械部品の加工方法
JP2978137B2 (ja) 金属表面処理方法およびその処理を施した金属材
KR100781026B1 (ko) 초연마식 가공 공구 및 사용 방법
JP2001054846A (ja) 球面加工方法及び球面加工装置
JP2017026000A (ja) ころ軸受転走面の超仕上げ加工方法
JPH07108306A (ja) 金属板圧延用ロールの研削方法
JP3071069B2 (ja) アブレイシブウォータージェット加工における研磨材の供給方法
US3608244A (en) Cross raceway lapping of ball bearings
US3670462A (en) Lapping of ball bearing raceway
JP3791837B2 (ja) 振動バレル研磨法
JP2025063838A (ja) 機械部品の製造方法、軸受の製造方法、機械部品、軸受、機械、及び車両
JP3577097B2 (ja) 円筒ころ軸受用円筒ころの加工方法
JP2005161419A (ja) 摺動部材の製造方法およびそれにより製造される摺動部材
JP2004301317A (ja) 摺動部材およびその製造方法
JPS5882672A (ja) 円筒表面のクロスハツチ模様付加方法
JPH0655448A (ja) ウオータジェット仕上げ加工方法
JPH0425369A (ja) 磁気研磨法及びこれに用いる磁性研磨剤
JP2000024930A (ja) 研削砥石および研削方法
JP2006075966A (ja) クランクシャフトの研磨装置及びクランクシャフトの研磨方法