JPH0584742A - ワツクス状物質の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

ワツクス状物質の製造方法およびその製造装置

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JPH0584742A
JPH0584742A JP24880591A JP24880591A JPH0584742A JP H0584742 A JPH0584742 A JP H0584742A JP 24880591 A JP24880591 A JP 24880591A JP 24880591 A JP24880591 A JP 24880591A JP H0584742 A JPH0584742 A JP H0584742A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ワックス状物質生成用の原料Aを燃焼・溶融
する燃焼用バスケット2を設ける。溶融した原料Aが落
下し、酸欠状態で熱分解して得られる溶融しているワッ
クス状物質Cを溜めるタンク1を設ける。溶融している
ワックス状物質Cから発生する可燃性の高熱ガスGを燃
焼用バスケット2に還送して燃焼させる。ワックス状物
質Cを所定温度に加熱して、それから発生する高熱ガス
Gの発生を高めるヒーター6を設ける。 【効果】 高熱ガスGの発生を高めることができて燃焼
用バスケット2内の温度を高めることができ、高熱ガス
Gの発生と共に生成するカーボンを燃焼用バスケット2
で完全燃焼することができて、得られるワックス状物質
Cの品質を低下させるカーボンを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顔料用や鋳造用などに
使用されるワックス状物質の製造方法およびその製造装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のようなワックス状物質
の製造方法およびその製造装置として、例えば特開昭60
−190494号公報に記載されているように、ポリエチレン
樹脂等の合成樹脂廃棄物を原料として処理し、燃料用、
顔料用または鋳造用として有用なワックス状物質を製造
するものが知られている。
【0003】このような装置では、図3に示すように、
ワックス状物質溶融物の受溜用タンク21が支脚21a
によって支持され、その受溜用タンク21の上端開口部
に、筒状の燃焼用バスケット22が一体的に載架して固
設されている。
【0004】この燃焼用バスケット22内の下部に、原
料受け皿であるロストル23が設置され、そのロストル
23には多数のロストル孔部23aが穿設され、燃焼用
バスケット22の側壁には、無数の空気導入孔22aが
穿設されている。
【0005】また、燃焼用バスケット22の下端開口部
22bには、熱分解促進用の線状の金属触媒が充填され
ている閉塞した箱状の触媒槽24が、上記の下端開口部
22bを塞ぐように取り付けられていて、その触媒槽2
4の全壁は網目状となっている。
【0006】燃焼用バスケット22に供給する空気を調
節する筒状のエアーバランサー25が燃焼用バスケット
22の外周に所定の間隔をおいて設置され、そのエアー
バランサー25の下部には、空気導入用開口部25aが
設けられている。
【0007】また、燃焼用バスケット22の上端開口部
22cに、原料投入用ホッパー26が取りつけられ、そ
の原料投入用ホッパー26の上方には排気塔27が配設
されている。
【0008】次に、上記のような製造装置を用いたワッ
クス状物質の製造方法について説明すると、まず、原料
A’として、可燃性の例えば高架橋のポリエチレンと、
ワックス状物質生成用の無架橋、低架橋および高架橋の
ポリエチレン等のポリオレフィンやポリスチレンとを混
合して用い、原料A’を原料投入用ホッパー26から所
定量燃焼用バスケット22に投入する。
【0009】その後、原料A’における高架橋のポリエ
チレンに着火して燃焼させることで、ワックス状物質生
成用の合成樹脂を溶融し、その溶融物B’をロストル孔
部23aから滴下させながら、触媒槽24の触媒間を通
過して受溜用タンク21に落下する。
【0010】このとき、触媒槽24および受溜用タンク
21内の酸素は速やか消費されて、それらの中は酸欠状
態となっており、溶融物B’は酸欠状態で熱分解してワ
ックス状物質C’となって受溜用タンク21に溜まる。
【0011】このように溶融して高熱状態となっている
ワックス状物質C’は、酸欠状態において一部が気化し
て可燃性の高熱ガスG’を発生し、この高熱ガスG’が
上昇して前記の原料A’の燃焼場所における燃焼用バス
ケット22において、空気導入孔22aから導入される
空気と混合されて燃焼することにより、原料A’の溶融
が継続される。よって、上記の構成は、立ち上げ時にお
いて熱エネルギの供給を必要とするが、その後は自立的
に熱エネルギが供給されるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来で
は、ワックス状溶融物が生成する際に酸欠状態の装置内
で可燃性ガスG’と微粒子状カーボンを発生するが、可
燃性ガスG’と共に上昇する微粒子状カーボンが燃焼用
バスケット22内などで燃焼しきらないため、ロストル
23から上方の装置内の側壁に付着してカーボン粒子と
なり、そのカーボン粒子は受溜用タンク21内のワック
ス状物質C’に落下して不純物となる。
【0013】そのようなカーボン粒子の交じったワック
ス状物質C’を鋳造用のロウ型として用いた場合、脱ロ
ウ時にカーボン粒子が沈澱して鋳型内に残留し、鋳型の
焼成時や鋳込み時、鋳型に亀裂や損壊を招来するという
問題を生じている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ワックス状物質の製造方法は、以上の課題を解決するた
めに、自己燃焼性を有する合成樹脂を燃焼用バスケット
内部で燃焼させ、その燃焼熱によってワックス状物質形
成用合成樹脂を加熱溶融して熱分解反応を生起せしめ、
溶融化したワックス状生成物を酸欠雰囲気中に滴状に落
下させることによって、熱分解反応を促進してワックス
状溶融物を得、反応時にワックス状溶融物の一部がさら
に分解して発生した可燃性高熱ガスを前記燃焼用バスケ
ット内部に還送してこれを燃焼および熱分解用エネルギ
として利用してなるワックス状物質の製造方法におい
て、上記ワックス状溶融物を加熱手段により加熱して上
記可燃性高熱ガスの発生を制御することにより、燃焼用
バスケット内部の温度を制御することを特徴としてい
る。
【0015】本発明の請求項2記載のワックス状物質の
製造装置は、以上の課題を解決するために、ワックス状
溶融物の受溜用のタンクの上端開口部に、上下端部が開
口し、かつ、原料を加熱溶融する燃焼用バスケットを載
架装着し、上記燃焼用バスケットの周壁に無数の空気導
入孔を設け、上記原料を載置できる多孔状の原料受皿を
その内周壁に横座して設けると共に燃焼用バスケットの
下端開口部に、全周壁が多孔状の上端開口せる1基以上
の熱分解促進用バスケットを取り付けて前記タンクの内
部に配置しているワックス状物質の製造装置において、
前記ワックス状溶融物を加熱する加熱手段が上記タンク
内に設けられ、前記燃焼用バスケット内の温度を所定温
度に保つように上記加熱手段を制御する制御手段が設け
られていることを特徴としている。
【0016】
【作用】前記の請求項1記載の方法によれば、可燃性高
熱ガスの発生が高まることで、燃焼用バスケットと連通
する燃焼用バスケット内での燃焼温度を上昇させること
ができ、可燃性ガスと共に発生するカーボンを燃焼用バ
スケットでより多く燃焼して低減することができる。
【0017】上記の請求項2記載の構成によれば、制御
手段により加熱手段を制御して前記ワックス状溶融物の
溶融温度を制御することで、上記ワックス状溶融物から
発生する可燃性高熱ガスの生成量を調節できる。よっ
て、前記タンク内と連通する燃焼用バスケットにおける
可燃性高熱ガスの燃焼量を制御できて、燃焼用バスケッ
トの内部温度を調節できる。
【0018】これにより、可燃性高熱ガスの発生と共に
生成するカーボンを、燃焼用バスケットでより多く燃焼
するように燃焼用バスケットの内部温度を調節すること
ができて、カーボンを低減することが可能となる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について図1および図2に
基づいて説明すれば、以下の通りである。ワックス状物
質の製造装置では、図1に示すように、ワックス状物質
溶融物の受溜用タンク1が支脚1aによって支持され、
その受溜用タンク1のタンク上端開口部1bに、筒状の
燃焼用バスケット2が一体的に載架して固設されてい
る。
【0020】この燃焼用バスケット2内の下部に、上方
に凸状の原料受け皿であるロストル3が燃焼用バスケッ
ト2の下端開口部2aを上方から塞ぐように設置されて
いて、そのロストル3には多数のロストル孔部3aが穿
設され、一方、燃焼用バスケット2の側壁には、無数の
空気導入孔2bが穿設されている。
【0021】また、燃焼用バスケット2の下端開口部2
aには、閉塞した箱状の触媒槽4が、上記の下端開口部
2aを下側から塞ぐように取り付けられていて、その触
媒槽4の全壁は網目状部4aを有しており、その触媒槽
4内には溶融物Bの熱分解促進用の金属、例えば白金や
銅からなる線状触媒4bが、上記溶融物Bを通過し得る
ように充填されている。
【0022】燃焼用バスケット2に供給する空気を調節
する筒状のエアーバランサー5が燃焼用バスケット2の
外周に所定の間隔をおいて設置され、そのエアーバラン
サー5の下部には、空気導入用開口部5aが設けられて
いる。また、燃焼用バスケット2の上端開口部2cの上
方およびエアーバランサー5の上方は開放状態となって
いる。
【0023】また、受溜用タンク1と燃焼用バスケット
2との間には、図示してないが連通管が複数設置されて
いて、各連通管には受溜用タンク1からのガスを燃焼用
バスケット2に送り出すポンプ(図示せず)が設けられ
ている。
【0024】そして、受溜用タンク1の内底部にワック
ス状物質Cの溶融している温度を上昇させる加熱手段と
しての電気加熱するパイプ状のヒーター6が設置され、
また、受溜用タンク1の内部にワックス状物質Cの溶融
している温度を検出するバイメタルや熱電対などの温度
センサ7が温度検出手段として設置されている。
【0025】また、ヒーター6をオン・オフ制御もしく
は比例制御するマイコン等の制御手段8が設けられ、そ
の制御手段8は上記の温度センサ7からの信号に基づい
てワックス状物質Cの溶融物を所定温度に保つようにヒ
ーター6を制御する。
【0026】このようなヒーター6は受溜用タンク1の
内底部1cに取り付けられ、その形状は、図2に示すよ
うに、蛇行しながら均等に加熱できるように3分割さ
れ、放熱とヒーター6の落下を防止するために、耐熱性
セメント(図示せず)で覆い固めている。
【0027】なお、ヒーター6の形状は均等に加熱でき
れば、上記のような形状に特に限定されるものではな
く、他の形状、例えはスパイラル状に配置してもよく、
また、ヒーター6の取り付け位置も、ワックス状物質C
を加熱できれば、受溜用タンク1の内側壁に設けてもよ
い。さらに、ヒーター6を電気加熱ではなく高周波加熱
を用いて構成することも可能である。
【0028】次に、上記のような製造装置を用いたワッ
クス状物質の製造方法について説明すると、まず、図1
に示すように、原料Aとして、可燃性の例えば高架橋の
ポリエチレンと、ワックス状物質生成用の無架橋、低架
橋および高架橋のポリエチレン等のポリオレフィンやポ
リスチレンとを混合して用い、原料Aを所定量燃焼用バ
スケット2に投入する。
【0029】その後、原料Aにおける高架橋のポリエチ
レンに着火して燃焼させることで、ワックス状物質生成
用の合成樹脂を溶融し、また、その一部を熱分解して低
分子化して液化する。それらの混合物である溶融物Bを
ロストル孔部3aから滴下させながら、触媒槽4の触媒
間を通過して受溜用タンク1に落下する。
【0030】このとき、触媒槽4および受溜用タンク1
内の酸素は溶融物Bと反応して速やか消費され、それら
の中は酸欠状態となる。これにより、溶融物Bにおける
熱分解されていないものや熱分解の不十分なものは、主
に触媒槽4で酸欠状態で熱分解し、低分子化してワック
ス状物質Cとなり、そのワックス状物質Cは溶融状態で
受溜用タンク1に溜まる。なお、取り出したワックス状
物質Cの物性である軟化点は、 100〜118 ℃である。
【0031】このように溶融して高熱状態となっている
ワックス状物質Cは、ヒーター6によって加熱されて、
その溶融温度が所定温度となるように温度センサ7およ
び制御手段8によって制御される。したがって、上記の
酸欠状態となっているワックス状物質Cは、その溶融温
度が安定しているため、ワックス状物質Cの一部が気化
した可燃性のエチレンガス等の高熱ガスGを安定に発生
する。
【0032】よって、このように発生量が制御された高
熱ガスGが触媒槽4およびロストル3を通って上昇、ま
た、図示しない連通管およびポンプを介して前記の原料
Aの燃焼場所である燃焼用バスケット2に達し、各空気
導入孔2b…から導入される空気と混合されて燃焼する
ことにより、燃焼用バスケット2内の温度が所望温度に
制御され、継続的に燃焼用バスケット2に投入される原
料Aの溶融・分解が持続する。
【0033】このとき、酸欠状態のワックス状物質Cか
ら、高熱ガスGと同時に微粒子状カーボンが生成する
が、その微粒子状カーボンは、高熱ガスGと共に受溜用
タンク1から上昇して燃焼用バスケット2に達する。こ
の際に、無数の空気導入孔2b…および燃焼用バスケッ
ト2の上端開口部2cから潤沢に空気の導入され、か
つ、所望する高温となっている燃焼用バスケット2にお
いて、上記の微粒子状カーボンは完全燃焼して炭酸ガス
となる。なお、燃焼用バスケット2における内部温度と
しては、1100℃程度が望ましい。この温度を大きく下回
ると、カーボン煤の発生が多くて望ましくなく、一方、
上記の温度を大きく上回ると、燃焼用バスケット2の劣
化が促進されて好ましくない。
【0034】このように生成する微粒子状カーボンが燃
焼用バスケット2において燃焼不良を生じないように、
燃焼用バスケット2の内部温度を高めて所望する内部温
度とするために、高熱ガスGの発生量を最適となるよう
にワックス状物質Cの溶融温度が制御され、例えば上記
実施例では、ワックス状物質Cの溶融温度が約 600℃と
なるように設定されている。このように生成する微粒子
状カーボンを燃焼して炭酸ガスとすることで、外部に微
粒子状カーボンが漏出することが防止され、クリーンな
排気となる。
【0035】ところで、従来は、受溜用タンクにおける
ワックス状物質の溶融温度は、外気温などによって変動
しワックス状物質から発生する高熱ガスの発生量も変化
するので、燃焼用バスケットにおける内部温度も変動し
ていた。
【0036】これにより、可燃性の原料の減少等により
燃焼用バスケットの内部温度が低下すると、高熱ガスと
同時に生成する微粒子状カーボンが燃焼用バスケットの
内部で燃焼不良を生じ、微粒子状カーボンが燃焼用バス
ケット内壁や排気塔の内壁にススとして付着し、溜まる
とカーボン煤となって落下しワックス状物質の溶融物に
混入することがあった。
【0037】このようにカーボン煤の混入したワックス
状物質を、例えば鋳造用に使用した場合、脱ロウ時に混
入したカーボン煤が鋳型中に沈澱して残り、その鋳型の
焼成時や鋳込み時に亀裂や損壊という不都合を生じてい
た。
【0038】しかしながら、上記実施例の構成では、ワ
ックス状物質Cの溶融温度を調整するヒーター6を設け
ているので、ワックス状物質Cからの高熱ガスGの発生
量を制御して、生成する微粒子状カーボンを全て燃焼用
バスケット2内で燃焼可能となっていて、従来のような
カーボン煤が内部に付着することが回避される。
【0039】その上、得られるワックス状物質Cの軟化
点が 100〜118 ℃と比較的高く、彫刻等の加工作業中に
容易に軟化しないため、ワックス状物質Cのブロック
は、彫刻刀等の木工用加工工具で素人でも簡単に彫刻加
工できる。
【0040】したがって、得られるワックス状物質Cは
カーボン煤の混入が無く、また、素人でも取り扱いの容
易な鋳造用の蝋として用いることができるので、そのよ
うなワックス状物質Cはロストワックス鋳造用や、美術
品の鋳造用として好適に使用することが可能となる。
【0041】また、このようなワックス状物質Cは、パ
ラフィンワックスの有する種々の用途、例えば配合剤、
充填材、増量剤、研磨剤、顔料用ワックスなどにも有効
に利用し得る。その上、上記のワックス状物質Cは、ポ
リエチレン樹脂等の合成樹脂廃棄物から製造されるの
で、コスト低廉なものとなっている。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のワックス状物質
の製造方法は、以上のように、生成するワックス状物質
の溶融物の温度を高めて、その溶融物から発生する可燃
性高熱ガスの発生を高める方法である。
【0043】それゆえ、上記方法は、燃焼用バスケット
内での燃焼温度を上昇させることができ、可燃性ガスと
共に発生するカーボンを燃焼用バスケット内でより多く
燃焼して低減することができる。
【0044】この結果、従来は燃焼不良のカーボンが、
カーボン煤となってタンク内のワックス状溶融物に落下
して混入し、ワックス状溶融物の品質低下を招来してい
たが、上記方法は、得られるワックス状溶融物へのカー
ボンの混入を低減して、製造されるワックス状物質の品
質低下を抑制することができるという効果を奏する。
【0045】本発明の請求項2記載のワックス状物質の
製造装置は、以上のように、生成するワックス状溶融物
を溜めるタンク内に上記ワックス状溶融物を加熱する加
熱手段を設け、その加熱手段を制御して上記ワックス状
溶融物を所定温度に制御するして燃焼用バスケットの内
部温度を調節する制御手段を設ける構成である。
【0046】それゆえ、上記構成は、ワックス状溶融物
の溶融温度を高めて可燃性高熱ガスの発生を高めること
ができ、可燃性高熱ガスの発生と共に生成するカーボン
を燃焼用バスケットでより多く燃焼させることができ
て、カーボンを低減することが可能となる。
【0047】この結果、従来は燃焼不良のカーボンが装
置内の側壁に付着し、カーボン煤となってタンク内のワ
ックス状溶融物に落下して混入し、ワックス状物質の品
質の低下を招来していたが、上記構成は、そのような混
入を抑制できることから、製造されるワックス状物質の
品質低下を抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワックス状物質の製造装置の概略断面
図である。
【図2】上記製造装置のヒーターの上方からの正面図で
ある。
【図3】従来のワックス状物質の製造装置の概略断面図
である。
【符号の説明】
1 受溜用タンク 2 燃焼用バスケット 3 ロストル(原料受け皿) 4 触媒槽(熱分解促進用バスケット) 6 ヒーター(発熱手段) 8 制御手段 A 原料(ワックス状物質形成用合成樹脂) C ワックス状物質(ワックス状溶融物) G 高熱ガス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己燃焼性を有する合成樹脂を燃焼用バス
    ケット内部で燃焼させ、その燃焼熱によってワックス状
    物質形成用合成樹脂を加熱溶融して熱分解反応を生起せ
    しめ、溶融化したワックス状生成物を酸欠雰囲気中に滴
    状に落下させることによって、熱分解反応を促進してワ
    ックス状溶融物を得、反応時にワックス状溶融物の一部
    がさらに分解して発生した可燃性高熱ガスを前記燃焼用
    バスケット内部に還送してこれを燃焼および熱分解用エ
    ネルギとして利用してなるワックス状物質の製造方法に
    おいて、 上記ワックス状溶融物を加熱手段により加熱して上記可
    燃性高熱ガスの発生を調節することにより、燃焼用バス
    ケット内部の温度を制御することを特徴とするワックス
    状物質の製造方法。
  2. 【請求項2】ワックス状溶融物の受溜用のタンクの上端
    開口部に、上下端部が開口し、かつ、原料を加熱溶融す
    る燃焼用バスケットを載架装着し、上記燃焼用バスケッ
    トの周壁に無数の空気導入孔を設け、上記原料を載置で
    きる多孔状の原料受皿をその内周壁に横座して設けると
    共に燃焼用バスケットの下端開口部に、全周壁が多孔状
    の上端開口せる1基以上の熱分解促進用バスケットを取
    り付けて前記タンクの内部に配置しているワックス状物
    質の製造装置において、 前記ワックス状溶融物を加熱する加熱手段が上記タンク
    内に設けられ、上記燃焼用バスケット内での温度を所定
    温度に保つように上記加熱手段を制御する制御手段が設
    けられていることを特徴とするワックス状物質の製造装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000127159A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Minami Ito アスファルト用改質材およびこれを含むアスファルト組成物
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