JPH0585149U - ディジタル・スピーカ電話機 - Google Patents
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- H04M9/08—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲の騒音が異なる音響的環境においてもチ
ャンネル・スイッチングのしきい値を調整する必要がな
く、誤ったチャンネル・スイッチングを防止することが
できるディジタル・スピーカ電話機を提供する。 【構成】 着信ディジタル信号の着信雑音レベルと発信
ディジタル信号の発信雑音レベルを検出しそれぞれ着信
ディジタル雑音フロア信号と発信ディジタル雑音フロア
信号を発生し、着信ディジタル信号と発信ディジタル信
号のうちの一方の信号が他方の信号に比較して以前に抑
圧されているかを検出し、もし着信ディジタル信号が以
前に抑圧されているとき発信包絡線信号を発信雑音フロ
ア信号と比較し、もし発信包絡線信号が発信雑音フロア
信号よりも大きいとき着信ディジタル信号を抑圧する。
また、発信ディジタル信号についても同様に処理する。
ャンネル・スイッチングのしきい値を調整する必要がな
く、誤ったチャンネル・スイッチングを防止することが
できるディジタル・スピーカ電話機を提供する。 【構成】 着信ディジタル信号の着信雑音レベルと発信
ディジタル信号の発信雑音レベルを検出しそれぞれ着信
ディジタル雑音フロア信号と発信ディジタル雑音フロア
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信号よりも大きいとき着信ディジタル信号を抑圧する。
また、発信ディジタル信号についても同様に処理する。
Description
【0001】
本考案はディジタル・スピーカ電話機に関し、特にディジタル構内自動式交換 機( 以下、ディジタルPABXという。 )と接続して使用されるディジタル・ス ピーカ電話機に関する。
【0002】
スピーカ電話機は加入者がハンド・セットを取り受話部を耳にあてることなく 、他の加入者と通話することが可能である。このスピーカ電話機には、加入者の 音声信号を受信するためのマイクロフォンを備えるとともに、電話線を介して遠 方の加入者から受信された音声信号を再生するためのスピーカを備えている。こ のように、加入者の手を用いることなしに2人の加入者の間で通話を行うことが できる。
【0003】 多くの従来技術における共通の問題は帰還の問題である。同時にスピーカとマ イクロフォンを使うことによって、スピーカとマイクロフォンの間に正の帰還路 が生じ、これによって、この正の帰還路がないときの利得よりも大きい閉じたル ープ利得を有することになり、その結果、不安定なシステムとなる。
【0004】 従来技術の1つの型のアナログ・スピーカ電話機は、マイクロフォン・チャン ネルとスピーカ・チャンネルによってそれぞれ伝送される信号の相対振幅を検出 し比較するのに応答して、マイクロフォン又はスピーカのいずれか1つを動作状 態にさせるための音声動作スイッチング(voice operated switching)を利用して いる。もう一方のマイクロフォン又はスピーカは、帰還路をとり除き切断するた め非動作状態にされ、それによってシステムを安定化させている。
【0005】 前述の従来の技術のスピーカ電話機の欠点は、もし遠方の加入者が話しをして いるとき、もう一方のローカルの加入者のスピーカ・フォンが典型的にスピーカ ・モードに切り換えられることである。すなわち、ローカルの加入者のマイクロ フォンは非動作状態にされる。従って、遠方の加入者は、望ましくない効果であ るとされる「電話線が使用不可能状態になっている」との印象を受ける。
【0006】 従来技術の第2の型のスピーカ電話機は、1982年5月21日にカナダ国特 許出願番号403,582 でマイテル・コーポレーションによって出願されたも ので、信号の相対振幅に応答してマイクロフォン・チャンネルとスピーカ・チャ ンネルにおける信号を減衰するための自動利得制御回路を利用している。
【0007】 上述の両方の従来技術のスピーカ電話機において、遠方の加入者から受信され た音声信号が、ある予め決められたしきい値と比較され、もしその音声信号がし きい値よりも大きいとき、その音声信号がスピーカを介して伝送される。しかし ながら、その音声信号は長距離にわたってトランクによって伝達されている間典 型的には減衰される。従って、比較的低い振幅の受信された音声信号を検出する のに応答して、スピーカが動作状態とされるために、ある予め決められたしきい 値は、典型的には事実上小さく設定される。結果として、ダイヤリングや漏話等 から生じ典型的にはしきい値よりも大きい振幅を有する長距離のトランクによっ て伝送された雑音は、偶然のスプリアス・チャンネル・スイッチングを生じる。
【0008】 従来の技術のスピーカ電話機のマイクロフォンによって受信された発信信号は 、もしその発信信号が別のしきい値よりも大きいとき遠方の加入者に伝送される 。スピーカ電話機が利用される音響的環境が種々に変化するために(例えば騒音 がある工場のフロア又は静かなオフィスなど)、前述の別のしきい値は、音響的 環境からの雑音信号がマイクロフォンをオンに切り換えられ、その結果、その雑 音信号が遠方の加入者に伝送されないように調整されることが要求される。また 、時間が経過するにつれて回路素子の温度ドリフトはしきい値における変動をも たらし、典型的には熟練された資格のある技術者のサービスによって調整が必要 である。
【0009】 従来技術のアナログ・スピーカ電話機のもう1つの欠点は、増幅されスピーカ を介して出力される遠方の加入者からの音声信号が、ローカルの加入者の音響的 環境における壁又は他の音響的反射物によって時々、反射することである。この エコー信号はマイクロフォンによって受信され、ローカルの加入者からの生の音 声信号として誤って検出し、マイクロフォンをオンに切り換えるとともにスピー カをオフに切り換え、それによって、遠方の加入者からの連続する音声信号を受 信することを防げるかもしれない。
【0010】 また、もし電話線から受信される着信音声信号及びマイクロフォンによって受 信される発信音声信号の振幅がおおむね等しいならば、不安定なスプリアス・ス イッチングが従来技術のスピーカ電話機のマイクロフォン・チャンネルとスピー カ・チャンネルとの間で生じる。
【0011】 もう1つの従来技術のスピーカ電話機は、音声動作スイッチングと関係した問 題を解決するために、マイクロフォンの収容体とスピーカの収容体とが分離した ものを用いている。マイクロフォンとスピーカの間の分離は有効的にループ利得 を1よりも減少させ、それによってシステムを安定化させる。この装置を用いて より普通の型の会話を伝送することが可能であるが、2つの収容体及び2対の電 話線を用いることにより、複雑さを増すとともにコストを上昇させる。さらに、 ローカルの加入者は、マイクロフォンに対してでなくたびたびスピーカに向って 直接話しを行う。従って、遠方の加入者に送信される信号の振幅とその明瞭度を 減少させる。
【0012】 本考案の目的は以上の問題点を解決し、マイクロフォンとスピーカを1つの収 容体に収容することができるとともに、周囲の騒音が異なる音響的環境において もチャンネル・スイッチングのしきい値を調整する必要がなく、また加入者が話 し中に一時的に話しを停止したとき相手の加入者に突然のチャンネル・スイッチ ングによって電話線が突然不通になったという印象を相手の加入者に与えること がなく、さらにエコー信号の受信によって誤ったチャンネル・スイッチングを防 止することができるディジタル・スピーカ電話機を提供することにある。
【0013】
本考案は、ある与えられた時間において、マイクロフォン又はスピーカのうち いずれか1つを動作状態とさせるために音声動作ディジタル・スイッチングを用 い、これによって、帰還路をとり除く。従って、マイクロフォンとスピーカを1 つの収容体に収容することが可能となり、これによって、前述した後者の従来技 術のスピーカ電話機の欠点を改善することができる。
【0014】 本考案においては、マイクロフォンと電話線からの発信音声信号及び着信音声 信号を受信することに応答して、それぞれ発信音声信号と着信音声信号のディジ タル包絡線信号が発生される。また、ローカルの加入者の音響的環境及び電話線 に存在するバック・グラウンド雑音のディジタル信号が発生され、マイクロフォ ン・チャンネルとスピーカ・チャンネルに存在する雑音と実際の音声エネルギー とを区別するために発生された音声信号の包絡線信号と比較される。すなわち、 “有効な"音声包絡線信号が検出される。
【0015】 本考案によれば、バック・グラウンド雑音のレベルにおける変化が自動的に補 償されるために、バック・グラウンド雑音が連続的にモニタされる。このように 、本考案のディジタル・スピーカ電話機は、バック・グラウンド雑音にかかわら ず、“実際の話し声”又は音声信号の検出に応答してスイッチングが生じるよう に、自己適応性を有する。
【0016】 従って、本考案は、工場又は事務所のような、ある特別なローカルの音響的環 境においてスピーカ電話機が正しく動作するために、別のしきい値レベルが資格 ある技術者によって調整されることが要求される前述の第1の従来技術のスピー カ電話機の欠点を改善する。
【0017】 発生される話し声の包絡線の立上り時間は、その立下り時間よりも小さくされ る。従って、もしローカルの加入者が話し中に一時的に話しを停止し、かつ低い 振幅の雑音信号が電話線に存在するならばローカルの加入者の発生される話し声 の包絡線の振幅が電話線上の雑音信号の振幅よりも小さい振幅にゆっくりと減衰 するために、ローカルの加入者のマイクロフォン・チャンネルは、制御状態を維 持する。このように、スプリアス・チャンネル・スイッチングの従来技術の欠点 が改善される。
【0018】 また、本考案は、ローカルの音響的環境からのバック・グラウンド雑音を抑圧 するために、マイクロフォン・チャンネルにおける信号に関する自動利得制御の 機能を備える。例えば、もしローカルの加入者が話し中に一時的に話しを停止す るならば、初めはバック・グラウンド雑音は遠方の加入者に送信されるが、突然 のチャンネル・スイッチングによって電話線が突然不通になったという印象を遠 方の加入者に与えないように、バック・グラウンド雑音が徐々に減衰される。も しローカルの加入者が話しを続けるならばことばの初めが断ち切られないように 、急しゅんな立上りとゆっくりした立下りをもつ利得制御機能が備えられる。従 って、ゆっくりとした立下り時間周期の結果として部屋の雑音の減衰がゆるやか になる。
【0019】 本考案はまた、予期されるエコーのレベル又は反射減衰量を評価し、そのレベ ルの信号を発生するための回路を備えている。有効な話し声の包絡線信号は予期 されるエコーのレベル又は反射減衰量と比較され、それによってエコー信号の受 信による誤ったチャンネル・スイッチングが防止される。
【0020】 本考案のディジタル・スピーカ電話機はPCMバイトを直接的に処理する。こ のように、近年のディジタルPABXによる固有の特徴の利点を利用することが 可能である。例えば、本考案のディジタル信号プロセッサ部は、複数の加入者の スピーカ電話機と電話線又はトランク回路の間で多重化されることが可能である 。従って、ディジタル信号プロセッサは、PABXの主制御ボードに備えること が可能となり、それによって各加入者のスピーカ電話機が、単にマイクロフォン 、スピーカ及びPCMバイトをアナログ信号に変換又はその逆の変換を行うため の符復号器から構成される。ディジタル信号プロセッサを多重化する結果として 、従来技術のスピーカ電話機において、かなりのコストの節約及びスペースの節 減を行うことができる。
【0021】 一般に、本考案は、着信アナログ信号及び発信アナログ信号のそれぞれのディ ジタル信号を伝送する着信及び発信の一方向性のデータ・ラインに接続するため のスピーカ電話機であって、発信アナログ信号を送信するためのマイクロフォン と、着信アナログ信号を受信するためのスピーカと、発信アナログ信号を受信し それに応答して発信アナログ信号のディジタル変換信号を発生するとともに着信 アナログ信号のディジタル変換信号を受信しそれに応答して着信アナログ信号を 発生するための上記マイクロフォン及びスピーカに接続される符復号器と、デー タ・ラインからの着信信号と発信信号のそれぞれの現在の着信信号の標本及び現 在の発信信号の標本を受信するための回路を含むディジタル信号プロセッサと、 着信信号又は発信信号の前の信号のどちらかの信号がもう一方の信号に比較して 抑圧されているかを検出するため回路と、もし着信又は発信信号の前の信号のも う一方の信号が抑圧されていたならば着信又は発信の雑音フロアの標本の1つを それに対応する着信又は発信包絡線信号の標本と比較するとともに、もしその対 応する包絡線信号の標本が対応する雑音フロア信号の標本よりも大きいならば現 在の着信又は発信信号の標本のもう一方の標本を抑圧するための別の回路とを備 えている。
【0022】 さらに、本考案に係るディジタル・スピーカ電話機は、着信ディジタル信号及 び発信ディジタル信号のそれぞれを伝送する一方向性の着信及び発信データ・ラ インに接続するためのディジタル・スピーカ電話機であって、 (a)発信アナログ信号を送信するためのマイクロフォンと、 (b)着信アナログ信号を受信するためのスピーカと、 (c)上記発信アナログ信号を受信しそれに応答して上記発信ディジタル信号を 発生するとともに上記着信ディジタル信号を受信しそれに応答して着信アナログ 信号を発生するための上記マイクロフォン及び上記スピーカに接続される符復号 器と、 (d)ディジタル信号プロセッサとを備える。
【0023】 ここで、上記ディジタル信号プロセッサは、 (d−1)上記着信ディジタル信号の着信包絡線と上記発信ディジタル信号の発 信包絡線を検出してそれぞれ着信ディジタル包絡線信号と発信ディジタル包絡線 信号を発生する第1の発生手段と、 (d−2)上記着信ディジタル信号の着信雑音レベルと上記発信ディジタル信号 の発信雑音レベルを検出しそれぞれ着信ディジタル雑音フロア信号と発信ディジ タル雑音フロア信号を発生する第2の発生手段と、 (d−3)上記着信ディジタル信号と上記発信ディジタル信号のうち予め決めら れた1つの信号におけるエコー信号の量を検出し、上記検出されたエコー信号の 量を示すディジタルランプ信号を発生する第3の発生手段と、 (d−4)所定値の着信ディジタルしきい値信号と所定値の発信ディジタルしき い値信号を発生する第4の発生手段と、 (d−5)上記着信ディジタル信号と上記発信ディジタル信号のうちの一方の信 号が他方の信号に比較して以前に抑圧されているかを検出し、もし上記着信ディ ジタル信号が以前に抑圧されているとき第1の処理を実行し、一方、もし上記発 信ディジタル信号が以前に抑圧されているとき第2の処理を実行する制御手段と を備え、 (e−1)上記第1の処理は、上記発信包絡線信号を上記発信雑音フロア信号と 比較し、もし上記発信包絡線信号が上記発信雑音フロア信号よりも大きいとき上 記着信ディジタル信号を抑圧し、一方、もし上記発信包絡線信号が上記発信雑音 フロア信号よりも大きくないとき第3の処理を実行する処理であり、 (e−2)上記第3の処理は、上記着信雑音フロア信号、上記着信しきい値信号 及び上記ランプ信号を加算して当該加算結果を示す第1の和信号を発生した後、 上記着信包絡線信号を上記第1の和信号と比較して、もし上記着信包絡線信号が 上記第1の和信号よりも小さいとき上記着信ディジタル信号を抑圧し、一方、も し上記着信包絡線信号が上記第1の和信号よりも小さくないとき上記発信ディジ タル信号を抑圧する処理であり、 (e−3)上記第2の処理は、上記着信包絡線信号を上記着信雑音フロア信号と 比較し、もし上記着信包絡線信号が上記着信雑音フロア信号よりも大きいとき上 記発信ディジタル信号を抑圧し、一方、もし上記着信包絡線信号が上記着信雑音 フロア信号よりも大きくないとき第4の処理を実行する処理であり、 (e−4)上記第4の処理は、上記発信雑音フロア信号、上記発信しきい値信号 及び上記ランプ信号を加算して当該加算結果を示す第2の和信号を発生した後、 上記発信包絡線信号を上記第2の和信号と比較して、もし上記発信包絡線信号が 上記第2の和信号よりも小さいとき上記発信ディジタル信号を抑圧し、一方、も し上記発信包絡線信号が上記第2の和信号よりも小さくないとき上記第1の処理 を実行する処理であることを特徴とする。
【0024】
以下の本考案の実施例の動作の記述において、マイクロフォン・チャンネル又 はスピーカ・チャンネルが “制御状態にある" ということは、スピーカ電話機 のマイクロフォン又はスピーカの1つが動作状態にされ、一方マイクロフォン又 はスピーカのもう一方が非動作状態にされることを意味する。
【0025】 図1は本考案の一実施例を示すディジタル・スピーカ電話機のブロック図であ る。図1において、マイクロフォン10が発信アナログ信号を増幅するための増 幅器11に接続される。増幅器11は上記発信アナログ信号をPCM信号に変換 するための符復号器12のアナログ入力に接続される。発信PCM信号PCMo は一方向性のデータライン13に印加され、さらに、図5において詳細後述され 必要とされるチャンネル・スイッチング及びエコー・キャンセレーション等を有 効的に行うために該PCM信号PCMo を処理するためのディジタル信号プロセ ッサ14に印加される。処理された発信PCM信号PCMo'はPCM信号伝送線 の一方向性のデータライン15に印加される。
【0026】 利得制御回路16Aはデータライン15及び前述のマイクチャンネル利得制御 を有効的に行うためのディジタル信号プロセッサに接続される。動作時において 、利得制御回路16Aは、ディジタル信号プロセッサ14から処理されたディジ タル発信信号PCMo'及び予め決められた制御信号を受信し、図8において詳細 後述されるように13ビット線形コードへの変換とそれに続くシフト操作によっ て上記信号の利得調整を行う。利得調整された信号PCMo'は別の伝送のための データライン15に再び印加される。
【0027】 一方向性のデータライン16からの着信ディジタル信号PCMi はディジタル 信号プロセッサ14によって受信され、図5において詳細後述されるようにディ ジタル信号プロセッサ14の着信チャンネルに印加されそこにおいて処理される 。その後、処理された着信ディジタル信号PCMi'は、一方向性のデータライン 17を介して符復号器12に印加される。符復号器12は着信ディジタル信号P CMi'の変換された着信アナログ信号を発生し、該信号を増幅しスピーカ19を 介して出力するための増幅器18に印加する。
【0028】 ディジタル信号プロセッサ14は受信PCMチャンネル又は発信PCMチャン ネルのどちらのチャンネルが前の標本において制御状態にされたかを検出すると ともに、PCMi 又はPCMo の新しい標本の発生された包絡線信号標本の振幅 パラメータが各雑音フロア信号の標本、エコー信号の標本及び予め決められたし きい値信号の標本に比較し大きいかどうかを検出し、それに応答してマイクロフ ォン・チャンネルとスピーカ・チャンネルのスイッチングを行う。
【0029】 さらに、ディジタル信号プロセッサ14は、図6及び図7において詳細後述さ れるように、スピーカ19に送信されるリンギング・トーン及びビジー・トーン のようなプログラマブル・トーンを発生するために用いられる。
【0030】 図2は、本考案の一実施例を示すチップ・リング線20を介して平衡2線式電 話線に接続されるディジタル・スピーカ電話機のブロック図である。図2におい て、ディジタル信号プロセッサ14は一方向性のデータライン15, 16を介し て第2の符復号器21に接続され、第2の符復号器21は、不平衡出力線22A 及び不平衡入力線22Bを介して、それぞれチップ・リング線T及びR20に接 続するためのアナログ・トランク回路23に接続される。
【0031】 マイクロフォン10から出力される発信信号は、符復号器12においてディジ タル信号PCMo に変換される。該PCMo 信号は、前述のチャンネル・スイッ チング等を行うためのDSP14に印加され、それに応答して発信信号PCMo' が発生される。PCMo'信号は、利得制御回路16Aにおいて利得調整された後 、データライン15に再び印加され、符復号器21において発信アナログ信号に 変換される。さらに、該信号は遠隔の交換局にチップ・リング線20に送信する ためのアナログ・トランク回路23に送信される。
【0032】 チップ・リング線T及びR20上の着信信号はアナログ・トランク回路23に 印加される。トランク回路23は種々のインピーダンス整合変換を行うとともに 、公知の方法で着信信号を不平衡入力線22Bに送信する。次いで、該着信信号 は不平衡入力線22Bから符復号器21によって受信され、符復号器21におい て着信ディジタル信号PCMi に変換された後、チャンネル・スイッチング等の ためのディジタル信号プロセッサ14に印加される。処理された着信ディジタル 信号PCMi'はアナログ信号に変換するための符復号器12に送信された後、ス ピーカ19に出力される。
【0033】 図3は、本考案の一実施例を示すディジタル・スイッチング回路網に接続され たディジタル信号プロセッサ(DSP)14のブロック図である。図3において、 PCM信号伝送線の複数の一方向のデータライン24が、2対の単方向性のデー タラインから出力されたPCM信号を選択するためのディジタル・スイッチング 回路網25に接続される。各データライン24は、さらに別のディジタル・スイ ッチング回路網25又は符復号器12又は21に接続されることが可能である。 ディジタル・スイッチング回路網25は従来技術において公知であり、前述の通 り、複数のローカルのスピーカ電話機と外線間に設けられるディジタル信号プロ セッサ(DSP)14を有効的に多重化する。
【0034】 動作中、マイクロプロセッサ(図示せず)のような外部コントローラからの予 め決められた制御信号CTRLを受信するのに応答して、予め決められた第1の 対の一方向性のデータラインが、ディジタル・スイッチング回路網25によって 選択される。一方向性データラインによって伝送された信号は、前述のチャンネ ル・スイッチング等を有効的に行うためにディジタル信号プロセッサ14に印加 される。上記第1の対のデータラインから選択された複数のデータラインは典型 的には例えば図1におけるライン15及び16のような一方向性のデータライン に接続される。選択された第2の対のデータラインは典型的には一方向性のデー タライン13及び17に接続される。処理された信号PCMo'及びPCMi'は、 ディジタル信号プロセッサ(DSP)14から受信され一方向性の予め決められた 第2の対のデータラインと接続するためにディジタル・スイッチング回路網25 に印加される。
【0035】 さらに説明を進める前に、図4を参照して、本考案で用いられる公知のPCM μ法則の符号化技術について述べる。
【0036】 PCM信号は、例えば15, 16, 13, 17及び24等のデータラインに沿 って伝送するためにたびたび圧縮される。北アメリカにおいては、ディジタル圧 縮は、一般にμ法則コードとして当該技術分野において公知である方法によって 行われている。一方、ヨーロッパにおいては、このディジタル圧縮はA法則コー ドによって行われている。μ法則コードにおいて、PCM信号の標本の最も重要 なビットは符号ビットであり、ここで、“1"は正の振幅を示し、“0"は負の振 幅を示す。図4のグラフにおいて、アナログ信号振幅が水平軸に入力されると、 このグラフの特性曲線に対応してPCM信号標本の値が垂直軸で定まる。上記符 号ビットよりも重要度が低い第1の複数ビットは、信号の予め決められた振幅の セグメント又はコード(chord)を表わす。3つのコード又はセグメントが図4に おいて参照番号26で示されている。重要度がより低い第2の複数ビットは1つ のセグメント又はコードの範囲における離散的な振幅ステップを表わす。一連の 離散的な振幅ステップが図4において参照番号27で示されている。例えば、8 ビットのμ法則のコードは典型的には最も重要な符号ビット1ビットと、コード (セグメント)を示す3ビット及び予め決められたコード(セグメント)の範囲にお ける16の振幅ステップの特定される1つのステップに対応する4ビットから構 成される。図1に示される符復号器12及び図2における符復号器12及び21 において、公知の方法でアナログ信号が、μ法則のPCM信号に変換され、また 、逆にμ法則のPCM信号からアナログ信号に変換される。
【0037】 図5において、本考案のディジタル信号プロセッサ(DSP)14(図1)、図 2及び図3を示す詳細なブロック図が示されている。着信PCM信号PCMi 及 び発信PCM信号PCMo がそれぞれPCMバッファ200に接続される一方向 性のデータライン16及び13によって伝送される。PCMバッファ200はア キュムレータ201のPCM IN端子及びPCM OUT端子に接続される。 処理された着信PCM信号PCMi'及び発信PCM信号PCMo'は、それぞれ一 方向性のデータライン17及び15に送信される。データライン16、13、1 7及び15は、図1、図2及び図3において同じ番号で示されたデータラインに 対応する。着信PCM信号PCMi 及び発信PCM信号PCMo は、アキュムレ ータ201の制御入力CTRLに接続されるタイミング及び制御回路202の制 御のもとに、コントロール・バス203を介してアキュムレータ201によって 受信される。アキュムレータ201の出力QRは、演算論理装置(ALU)204 のS1入力に接続される。この演算論理装置(ALU)204については詳細後述 される。
【0038】 マイクロフォン包絡線検出レジスタ205及びライン包絡線検出レジスタ20 6は、それぞれマイクロフォン・チャンネルとスピーカ・チャンネルにおける信 号の振幅の包絡線に対応するディジタル標本値を一時的に記憶するための記憶レ ジスタである。これらの記憶レジスタ205及び206については詳細後述され る。
【0039】 マイクロフォン雑音検出レジスタ207及びライン雑音検出レジスタ208は 、それぞれマイクロフォン・チャンネルとスピーカ・チャンネルによって伝送さ れた雑音信号の振幅包絡線に対応するディジタル標本値を記憶するための記憶レ ジスタである。従って、記憶された雑音フロアの標本値は、マイクロフォン・チ ャンネル又はスピーカ・チャンネルのうち特定の1つのチャンネルに関係する平 均的な周囲雑音の振幅を表わす。例えば、遠方の加入者から受信された信号は漏 話及び高電圧線等からの60Hz の干渉妨害により高い平均的な周囲雑音を含む 傾向があり、また、近くの加入者から受信された信号は周囲の室内騒音による雑 音信号を含む。
【0040】 しきい値レジスタ209は、レジスタ205及び206において記憶された包 絡線信号の標本値と比較するために予め決められたディジタルしきい値を記憶す る。(前述の比較を含む)一連の動作が上記ディジタルしきい値及びレジスタ20 5、206、207及び208において記憶されたディジタル値を用いて、演算 論理装置(ALU)204によって実行される。これらの動作については詳細後述 される。結局、これらの動作はマイクロフォン・チャンネルとスピーカ・チャン ネルのスイッチングのために行われる。
【0041】 ランプ・レジスタ210は、スピーカ・チャンネルが制御状態にあるとき予期 される室内エコー、又はマイクロフォン・チャンネルが制御状態にあるときマイ クロフォンにおける予期される反射減衰量を示す値を記憶するための記憶レジス タである。ランプレジスタ210は、エコー信号又は室内における残響による誤 ったチャンネル・スイッチングを防止するために用いられる。これについては詳 細後述される。
【0042】 レジスタ211、212及び214は、前述の動作のうち予め決められた1つ の動作を実行した結果を一時的に記憶するための記憶レジスタであり、これにつ いては詳細後述される。
【0043】 演算論理装置(ALU)204の出力OUTは、アキュムレータ201の入力I Nに接続されるとともに、レジスタ205ないし214の各入力S1に接続され る。レジスタ205ないし214のシリアル出力SOは共に接続され、ALU2 04の入力S2に接続される。
【0044】 タイミング及び制御回路202は、コントロール・バス203を介して、アキ ュムレータ201、PCMバッファ200及びALU204の各複数の制御入力 CTRLに接続されるとともに、レジスタ205ないし214のイネーブル入力 Eに接続される。
【0045】 制御フリップ・フロップ216は、前のPCM信号標本の処理中においてライ ン・チャンネル又はマイクロフォン・チャンネルのうち前に制御状態にある1つ のチャンネルを示すディジタル信号を記憶するための1ビットメモリである。
【0046】 近年、ディジタルPABXが典型的にPCM信号を送信又は受信するためのタ イム・スロットのスキーム(scheme)で動作されている。マイテル・コーポレイシ ョンのST−BUSのスキーム( ST−BUSは、マイテル・コーポレイション の登録商標である。 )において用いるために設計された好ましい実施例において は、ディジタル信号の1つの “フレーム" は、典型的には32個の8ビットの PCMの “タイム・スロット" から構成される。着信信号の標本PCMi 及び 発信信号の標本PCMo は典型的には32個のタイム・スロットのうち予め決め られたタイム・スロットの間送信される。
【0047】 上記においては、PCMi , PCMi'、PCMo 及びPCMo'は、連続したP CM標本から構成される信号を示しているが、下記の記述においては、これらの 記号は、PCM信号の個々の標本を示すことを意味する。
【0048】 図5及び図9のフロー・チャートにおいて、動作中、(奇数フレームとして示 される)第1のフレームの予め決められたタイム・スロットの間において送信さ れるマイクロフォン信号の標本PCMo は、データライン13を介してローカル 加入者のマイクロフォンから受信された後、PCMバッファ200において記憶 され、次いで、フロー・チャートのステップ1Aに従って、タイミング及び制御 回路202の制御下で、アキュムレータ210にロードされる。
【0049】 受信されたマイクロフォン信号の標本PCMo は、上述の通り、μ法則コード の表示で示されている。線形コードにおいては、ある1つの標本の最も重要なビ ットにおける“1"は負の値を示している。PCM信号の標本の線形コードへの 全部の変換は、そのPCM信号の標本について演算動作を実行するためには不必 要であり、そのPCM信号の標本の最も重要なビット、すなわち、符号ビット) は、演算論理装置(ALU)204において、2つの補数演算を実行するために、 “0"にリセットされる。フローチャートのステップ1に従って、PCM信号の 標本PCMo はタイミング及び制御回路202の制御下で、符号ビットをクリア することによって、アキュムレータ201において修正される。
【0050】 マイクロフォン・ピーク検出レジスタ205は、Pu(n−1)で示される前 の標本の間、マイクロフォン・チャンネルにおける信号の包絡線の瞬時振幅を表 わすディジタル標本値を記憶している。
【0051】 RECTu(n)で示される修正されたマイクロフォン信号の標本が演算論理装置 (ALU)204の入力S1に入力される。Pu(n−1)は、タイミング及び制 御回路202の制御下でレジスタ205からALU204の入力S2に入力され る。Pu(n−1)は、2の補数を加算することによって、ALU204におい てRECTu(n)から減算される。このRECTu(n)−Pu(n−1)の減算の結果が アキュムレータ201の入力INに入力される。もし、この減算結果が最も重要 なビットにおいて論理“1"で示される負であるとき、マイクロフォン信号の振 幅は減衰され、次いで、(RECTu(n−1)−Pu(n−1))の結果がタイミング及 び制御回路202の制御下でアキュムレータ201において8ビットだけ左へシ フトされる。上記減算結果を8ビットだけ左へシフトすることは、256で振幅 を除算することに対応する。もし、演算論理装置(ALU)204における減算に よって増加するマイクロフォン信号の振幅を示す“0"が最も重要なビットに与 えられるとき、減算結果(RECTu(n)−Pu(n−1))は、アキュムレータ201 において5ビットだけ左へシフトされる。これは32で除算することに対応する 。
【0052】 このとき、このシフトされた結果は、ALU204の入力S1に入力され、A LU204において前の包絡線の標本値Pu(n−1)に加算される。この加算の結 果はレジスタ205に記憶される。
【0053】 レジスタ205における加算結果は、マイクロフォン包絡線信号の現在の標本 値であり、次式によって表わすことができる。もし、マイクロフォン信号の振幅 が増加しているとき、
【数1】 Pu(n)=Pu(n−1)+[RECTu(n)−Pu(n−1)]/32 で表わされ、一方、もしマイクロフォン信号の振幅が減少しているとき、
【数2】 Pu(n)=Pu(n−1)+[RECTu(n)−Pu(n−1)]/256 で表わされる。
【0054】 Pu(n)の連続する標本値から発生される包絡線信号は、おおむねマイクロフォ ン信号の包絡線をトラッキングし、適度の立上り時間とゆっくりとした減衰時間 を有する。
【0055】 図9のフローチャートのステップ2において、現在のマイクロフォン包絡線の 標本値Pu(n)は、アキュムレータ201にシフトされて入力される。レジスタ2 07に記憶されている前のマイクロフォン雑音フロアの標本値Nu(n−1)が演算 論理装置(ALU)204においてPu(n)から減算される。もし、この減算結果が 正であるとき、Nu(n−1)は演算論理装置(ALU)204において1だけ増加さ れ、それによって、マイクロフォン雑音検出レジスタ207に次に入力される現 在のマイクロフォン雑音フロアの標本Nu(n)を発生させる。一方、もし前述の減 算結果が負であるとき、前の雑音フロア値が演算論理装置(ALU)204におい て8だけ減少される。
【0056】 前述の減算結果に応答して雑音フロアの値を1だけ増加させ、並びに8だけ減 少させることによって、雑音検出レジスタ207及び208は、本質的にそれぞ れ包絡線検出レジスタ205及び206のための負性ピ−ク検出器として機能す る。すなわち、レジスタ207及び208は長い立上り時間と短い減少時間を示 す。
【0057】 フローチャートのステップ3において、着信(又はライン)信号の現在の標本P CMi は、PCMバッファ200にロードされ、PCMバッファ200からアキ ュムレータ201に入力される。PCM信号の標本PCMi はマイクロフォン・ チャンネルを参照して上述の通りアキュムレータ2011において修正され、そ の結果、RECTL(n) として示される現在の修正されたライン信号の標本とな るライン包絡線検出レジスタにおいて記憶されたライン包絡線信号の前の標本値 PL(n−1)は、演算論理装置(ALU)204においてRECTL(n) から減算さ れた後、ステップ1について前述されたように、タイミング及び制御回路202 の制御下で5又は8ビットだけ左へシフトされる。この結果はPL(n−1) に加 算され、ライン包絡線検出レジスタ206において記憶される。
【0058】 ライン包絡線信号の現在の標本値PL(n) は次式によって表わすことができる 。もし、着信信号の振幅が増加しているとき、
【数3】 PL(n)=PL(nー1)+[RECTL(n)−PL(n−1)]/32 で表され、一方、もし着信信号の振幅が減少しているとき、
【数4】 PL(n)=PL(n−1)+[RECTL(n)−PL(n−1)]/256 で表わされる。
【0059】 フローチャートのステップ4において、現在のライン雑音フロアの標本値NL( n) が、フローチャートのステップ2を参照して上述されたように、マイクロフ ォン雑音フロアの標本値の計算と同様の方法によって、計算されライン雑音検出 レジスタ208において記憶される。
【0060】 Nu(n)とNL(n)の連続する標本から発生される雑音フロアの値はそれぞれマイ クロフォン・チャンネルとライン・チャンネルにおける平均的な周囲雑音の振幅 を表わし、長い立上り時間と立ち下り時間を有する。従って、マイクロフォン・ チャンネル又はライン・チャンネルにおけるスプリアスピークの包絡線信号の標 本値に応答しない。
【0061】 フローチャートのステップ5において、ランプレジスタ210の内容が演算論 理装置(ALU)204にロードされランプ・レジスタ210において減少される 。その後、ランプの減少された値は、詳細後述されるようにランプ・レジスタ2 10において記憶される。
【0062】 ステップ1Aにおいて、タイミング及び制御回路202は現在のPCMフレー ムが奇数であるか偶数であるかを決定する。もし、現在のフレームが偶数である とき、ステップ6が実行される。
【0063】 フローチャートのステップ6ないし14における詳細後述される動作が、レジ スタ205ないし214において、記憶された現在の標本値について実行される 。従って、後の添字“(n)"がフローチャート及び下記において省略される。
【0064】 前の標本においてマイクロフォン・チャンネル又はライン・チャンネルのどち らが最もアクティブであるかどうかの表示が、制御フリップ・フロップ216に おいて記憶される。本考案の好ましい実施例において、フリップ・フロップ21 6に記憶される“1" は前の標本において制御状態であるスピーカ・チャンネル を示し、フリップ・フロップ216に記憶される “0" は前の標本において制 御状態であるマイクロフォン・チャンネルを示す。
【0065】 フリップ・フロップ216に記憶されるビットの値は、前の標本においてどの チャンネルが制御状態であるかを決めるためにタイミング及び制御回路202の 制御下で検出される。これは、図9のフローチャートのステップ6に対応してい る。
【0066】 フローチャートのステップ7Aにおいて、もしマイクロフォン・チャンネルが 制御状態であるとき、レジスタ208に記憶されたマイクロフォン雑音フロアの 標本値Nu が演算論理装置(ALU)204においてマイクロフォン包絡線の標本 値Pu から減算される。その結果である有効的なマイクロフォン信号の標本値が レジスタ211に記憶される。
【0067】 もし、ステップ7Aにおける減算結果が正であるとき、ローカルの加入者が依 然話し中であり、マイクロフォン・チャンネルが制御状態を維持しており、レジ スタ211において記憶された結果がアキュムレータ201にロードされ、アキ ュムレータ201において8で乗算される。( すなわち、3ビット右へシフトさ れる。 )この後、ステップ8Aにおいて、ランプ・レジスタ210において記憶 された値は、ALU204において、8(Pu−Nu) から減算され、その結果が レジスタ214に記憶される。
【0068】 もし、ランプ・レジスタにおいて記憶された値が、8(Pu−Nu)よりも小さい ならば、ランプ・レジスタ210は値8(Pu−Nu)とともにロードされる。従っ て、ランプ・レジスタ210において記憶された値は、マイクロフォン・チャン ネルにおける信号のピークを追随又は “トラッキング" を行う。再びステップ 5について考えると、ランプ・レジスタ210の内容は交互に現われるフレーム 毎に減少され、従って、マイクロフォン・チャンネルに通話信号がないとき、ラ ンプ・レジスタ210において記憶された値は、ゼロに向ってゆっくりと減少す る。
【0069】 ステップ10において、レジスタ211において記憶された値(Pu−Nu)は、 通話しきい値Tu と比較される。もし、比較結果が正であるとき、音声エネルギ ーはマイクロフォン・チャンネルに存在すると考えられ、ステップ11Aにおい てタイミング及び制御回路202が、図8を参照して後述される利得制御フリッ プフロップ216において記憶するために、バス203上に、予め決められた制 御信号を発生する。
【0070】 もし、発信信号が前に減衰されているとき、利得制御回路16A(図1、図2 及び図3)は256フレーム後、発信信号の利得を増加させる。もし、ステップ 10の比較によって、負の結果が与えられるならば、ステップ11Bにおいてマ イクロフォン・チャンネルにおける発信信号の利得が2048フレーム後に減少 されるように生じる。本考案の好ましい実施例においては、−18dB、−12d B、−6dB及び0dBの4つの利得ステップが用いられる。その利得は図8を参 照して後述されるように、次の手順によって調整される。すなわち、アキュムレ ータ201からマイクロフォン標本値PCMo'を受信し、線形コードに変換し、 予め決められたビット数だけ左へシフトし、利得制御回路16A内においてμ法 則コードに再び変換され、次いで、アキュムレータ201にそのシフトされた標 本値を再び記憶する。
【0071】 ステップ12Aにおいて、“無音コード(quiet code)" をPCMバッファ20 0に送信することによって、スピーカ19がオフとされる。無音コードは各ビッ トが複数の論理ロー信号( すなわち、2進数ゼロ信号 )から構成される一連のP CM信号の標本から構成される。無音コードの発生について、図6及び図7を参 照して詳細後述される。
【0072】 もし、ステップ7Aにおける減算結果が負であるとき(すなわち、マイクロフ ォン・チャンネルにおいて音声エネルギーが存在しないとき)、スピーカ・チャ ンネルに再び利得制御される機会が与えられる。まず最初に、レジスタ208の 内容がレジスタ206において記憶された値PLから減算される。次いでその結 果(PL−NL)がレジスタ212において記憶される。そして、ライン・ピーク 検出レジスタ206において記憶された値からマイクロフォン・リターンロス信 号のすべての影響を除去するために、ランプ・レジスタ210において記憶され た信号が、(PL−NL)から減算される。この減算結果がしきい値THLと比較さ れ、もし比較結果が負であるならば、そのとき制御がスピーカ・チャンネルに切 り換わらず、ステップ12Aにおいて、スピーカが再びオフとされる。しかしな がら、もしステップ13Aの減算結果が正であるとき、ステップ14Aにおいて 、制御フリップ・フロップ216に記憶されたビットを“0" にセットすること によって、制御がスピーカ・チャンネルに移る。従って、プログラム・フローが ステップ6に再び巡回するか又は戻るとき、制御フリップ・フロップ216にお いて記憶された“0"は、スピーカ・チャンネルが制御状態であることを示して いる。
【0073】 次に、レジスタ212に記憶された値(PL−NL)は、16で乗算され、(すな わち、アキュムレータ201において4ビットだけ右へシフトされ)、レジスタ 214において記憶され、ステップ8Bにおいてランプ・レジスタ210の内容 と比較される。もし、この比較結果が負であるとき、ステップ12Bにおいて遠 方の加入者へ無音トーンを発生し、送信することによってマイクロフォンがオフ とされる。しかしながら、もし比較結果が正であるとき、ランプレジスタ210 にレジスタ214で記憶されている値16(PL−NL)をロードする。
【0074】 値16(PL−NL)は、予測される室内エコー信号の振幅の概算値である。増幅 器11及び18を含むスピーカ19とマイクロフォン10との間(図1及び図2 )の信号利得は典型的には20 dB(従って、16倍)である。もしその予測され た信号振幅がランプ・レジスタ210において記憶されている値よりも大きいと き、ランプ・レジスタ210は、16(PL−NL)に等しい値にセットされる。ラ ンプ・レジスタ210は、上述の方法で連続的に更新され、ステップ5において 1だけ減少される。従って、これにより、エコー信号によるチャンネル・スイッ チングが実質的に除去される。
【0075】 ステップ12Bにおいて、スピーカから出力される信号がマイクロフォンを介 して遠方の加入者に送信されないようにするために、無音コードをPCMバッフ ァ200に送信することによって、マイクロフォンが有効的にオフとされる。
【0076】 ステップ7B、13B及び14Bは上述で参照されたステップ7A、13A及 び14Aに対応する。従って、スピーカ・チャンネルが制御状態であることに従 って実行されるステップは、スピーカ19とマイクロフォン10との間の大利得 (20dB)に帰因することを除いて、マイクロフォン・チャンネルが制御状態に あることに関する前述において参照されるステップに対応する。この乗算係数1 6は、残響の十分な除去が実行されるように係数8に対して用いる。また、スピ ーカ・チャンネルが制御状態にあるとき、マイクロフォン利得制御が用いられな い。上述のように、マイクロフォン利得制御はスピーカ電話機を用いるローカル 加入者から遠方の加入者への雑音の伝送を連続的に除去し、従って、スピーカ・ チャンネルが制御状態であるとき、マイクロフォン利得制御は必要とされない。
【0077】 もし、遠方の加入者が通話を停止し、その加入者が最後に話したことばが、ロ ーカルの加入者のスピーカ電話機の音響上の環境におけるある壁又は他の反射器 で反射され、エコー信号を生じるとき、マイクロフォン10はこれらのエコー信 号を受信し、次の標本の間、このエコー信号をPCMバッファ200に出力する 。ランプ・レジスタ210がスピーカ・チャンネルにおける信号のピークに追従 しているため、そのランプ・レジスタ210に記憶される値は大きくなる。遠方 の加入者が通話を停止しているために、PLは小さい値であり、ステップ7Bに おける減算によって、負の結果を与える。ステップ13Bにおいて、ランプ・レ ジスタ210に記憶されたマイクロフォン・エコー信号がレジスタ211に記憶 された値(Pu−Nu)から減算される。次いで、この減算結果がレジスタ209に 記憶されたしきい値THuと比較される。
【0078】 上述のようにランプ・レジスタ210に記憶される値が大きいために、ステッ プ13Bにおける減算結果が負となる。ステップ13Bにおける減算における負 の結果は、ライン・チャンネルが依然制御状態にあることを示している。言いか えれば、もし遠方の加入者が話し中に一時的に話しを停止したとき、加入者のス ピーカ電話機におけるマイクロフォン10によってピック・アップされたエコー 信号は、マイクロフォン・チャンネルが再び制御状態となるのに十分に大きくな ることはない。
【0079】 もし、エコー信号が消滅した後、両方の加入者が依然沈黙しているとき、PL は依然低く、ステップ7B及び13Bにおいて実行される連続した両方の減算に よって負の結果を与える。従って、ラインチャンネルが依然制御状態にある。し かしながら、ランプ・レジスタ210に記憶された値が受信された負のPCMフ レーム毎に(ステップ5において)1だけ減少されると、しだいにゼロに近づく。 レジスタ211に記憶された有効なマイクロフォン信号振幅(Pu−Nu)がTHu とランプ値によって出力される値の和よりも大きいようなときまで、ラインチャ ンネルは制御状態を保持する。しきい値THu は、マイクロフォン・チャンネル における低い振幅信号(例えば、バックグラウンドのスプリアス雑音等)を受信し た結果として制御が不注意に切り換わらないしきい値レベルを確立する。
【0080】 同じ原理によって、もしローカルの加入者と遠方の加入者の両方が同時に、声 の大きさも同様に話し始めるならば、前に制御状態にあったチャンネルが制御状 態を保持する。
【0081】 しかしながら、もしローカルの加入者が話し始め、一方遠方の加入者が一時的 に話しを停止しているとき、Puの現在の標本は、Nuとしきい値THuの和より も大きくなる。ランプ値は、約100msec後におおむねゼロに減少される。)結 果として、ステップ13Bにおける減算は正の結果を与え、ステップ14Bにお いて制御フリップ・フロップ216に“1" がロードされる。レジスタ207に 記憶された値(Pu−Nu)は8によって乗算され、その結果はレジスタ211にお いて記憶される。ステップ8A及び9Aの実行に従って、もしランプ値が8(Pu −Nu)よりも小さいとき、レジスタ214に記憶されている2進値8(Pu−Nu) をランプ・レジスタ210にロードする。マイクロフォン利得制御の調整が、ス テップ10、11A及び11Bにおいて行われ、ステップ12Aにおいてスピー カ19がオフとされる。
【0082】 要約すると、スピーカ電話機のディジタル信号プロセッサ部は、ライン・チャ ンネル又はマイクロフォン・チャンネルのどちらのチャンネルが前に制御状態で あったかを検出し、さらに、着信包絡線信号の標本値と発信包絡線信号の標本値 をそれぞれに対応する予め決められたしきい値及びエコー値と比較することによ って、他のチャンネルに対して再び制御を行うための機会を与える。もしローカ ルの加入者が話しをしているならば、ライン・チャンネルの信号標本は圧縮され 、その信号に応答してマイクロフォン・チャンネルの利得が調整される。同様に 、もし遠方の加入者が話しをしているならば、マイクロフォン信号の標本が圧縮 される。このディジタル信号プロセッサは第1に、遠方及び近くの加入者の両方 のスピーカ電話機が、同時にそれぞれのマイクロフォン・モードに切り換えられ ることを防止し、第2に、一方の加入者が話しをしているか又は両方の加入者が 声の大きさを同じくして話しをしているときエコー信号によるスプリアス・チャ ンネル切換えを防止する。
【0083】 本考案はまた、チャンネルに関係する平均的な雑音フロアの信号標本値を検出 しその信号標本値をチャンネルによって伝送された音声信号から減算することに よって、漏話等によって着信チャンネル及び発信チャンネルにおいて、発生され た雑音に対して補償する。
【0084】 図6及び図7は、それぞれ本考案のディジタル信号プロセッサ14の好ましい 実施例によるデータ記憶及び処理回路のブロック図、並びにタイミング及び制御 回路のブロック図である。
【0085】 図6において、詳細後述するインストラクションROM418(図7)によって 発生されるシフト・レフト(SHIFT LEFT)命令の実行に応答して、着信 8ビットPCM信号の標本PCMi 及び発信8ビットPCM信号の標本PCMo が、システムクロック信号φの正への変化時にPCMバッファ200にシリアル にロードされる。
【0086】 PCMバッファ200は双方向性アキュムレータ201のPCM IN端子及 びPCM OUT端子に接続される。アキュムレータ201は、演算論理装置( ALU)204のS1入力に接続される。記憶レジスタ205−214は図5を 参照して記述されたように、演算論理装置(ALU)204のS2入力に接続され る。レジスタ205−214のイネーブル入力バーE(以下、バーEをE−と示 す。)は、それぞれ3対8デコーダ302の出力Y0−Y5及び3対8デコーダ 304の出力Y0−Y2に接続される。本考案の好ましい実施例において、アキ ュムレ−タ201とレジスタ205−214はそれぞれ14ビットの容量を有す る。
【0087】 レジスタ205−214は、例えばランダム・アクセス・メモリのような種々 の任意の記憶レジスタであることが可能である。しかしながら、好ましい実施例 においては、レジスタ205−214はシフト・レジスタである。
【0088】 アキュムレータ201のQA出力は、PCMバッファ200のI2入力に接続 される。QA出力は、アキュムレータ201に記憶された14ビットの値のうち 重要度が最も低い8ビットをPCMバッファ200に送信する。このPCMバッ ファ200は典型的には8ビット信号を記憶する。
【0089】 雑音検出レジスタ207及び208は、後述されるDTMFトーンの発生を実 行するためのマイクロプロセッサμP(図示せず)からパラレルにロードすること が可能である。しきい値レジスタ209は上述のしきい値THu 、TH2 及びT u を記憶するためにパラレルにロードすることが可能である。ランプ・レジスタ 210のパラレル出力Q0−QFはデータROM306にアドレス割り当てをす るために用いられる。
【0090】 レジスタ205−214の各シリアル出力SOに現われる信号は、データビッ トD3、D4及びD5の制御下で、ゲート308及び310を介して、レジスタ 205−214の各シリアル入力SIに選択的に帰還されることが可能である。
【0091】 図6において示された回路の動作について記述する前に、図5を参照して記述 されたタイミング及び制御回路202が示された図7を参照して説明する。
【0092】 高周波発振器402は約4.096MHz の信号をマスタ・クロック回路40 4に出力する。高周波信号を受信することに応答して、マスタ・クロック回路4 04は、マスタ・クロック回路404のCLK出力から前述のクロック信号φを 発生する。さらに、マスタ・クロック回路404は、マスタ・クロック回路40 4のRESTART出力からフレーム・パルス信号FPを発生する。このRES TART出力はインバータ407を介して、フレーム・カウンタ・フリップ・フ ロップ406に入力される。
【0093】 フリップ・フロップ406がマスタ・クロック回路404からフレーム・パル ス信号FPを受信するのに応答してトグル(toggle)として機能するように、フリ ップ・フロップ406のバーQ(以下、バーQをQ−と示す。)出力はフリップ ・フロップ406のD入力に接続される。フリップ・フロップ406のQ出力は 、詳細後述されるジャンプ制御回路に接続される。
【0094】 マスタカウンタ408の出力Q0、Q1、Q2及びQ3は4対16デコーダ4 10のA入力、B入力、C入力及びD入力に接続される。
【0095】 デコーダ410の出力Y2、Y4、Y7及びY13は、リセット回路412の DECODE入力に接続される。データビットD2、D3、D4及びD9、並び にイネーブル信号SHLAB、SHRB、REGLD及びACCONTBがリセ ット回路412のCONTROL入力に入力される。リセット回路412のCO NTROL入力及びDECODE入力における信号のうち予め決められた組み合 わせの信号が入力されることによって、リセット回路412のEN出力からリセ ット信号を発生させる。EN出力が、マスタ・カウンタ408のクリア入力CL Rに接続されるとともに、インバータ416を介してプログラムカウンタ414 のカウント・イネーブル入力CENに接続される。また、マスタ・クロック40 4によって発生されるフレーム・パルス信号FPがリセット回路412のCON TROL入力に入力される。
【0096】 マスタ・カウンタ408は(10進数で)0から14で計数し、リセット回路4 12のEN出力が瞬時的にローとなった後、リセット信号がカウンタ408に出 力される。マスタ・カウンタ408は、ROM418において記憶されている命 令を実行するために必要とされるサイクル数を計数する。命令は、1から14の クロック・サイクルの間の範囲で命令を実行するための時間の長さを変化するこ とが必要とされる。例えば、演算論理装置(ALU)204を介して2つの2進標 本を加算するのに14サイクルが必要とされ、また、ジャンプ命令はただ1サイ クルだけが必要とされる。各時間に対して、カウンタ408はリセットされ、プ ログラム・カウンタ414が1クロック・サイクルに対して動作状態とされ、1 だけ減算され、これによって、ROM418において次のロケーションをアドレ ス割り当てする。インストラクションROM418にアドレス割り当てされたロ ケーションの内容は、7つの異なるタイプの命令、すなわちジャンプ(JUMP) 、インクデック(INCDEC)、演算(ARITHMETIC)、シフト・レフト (SHIFT LEFT)、シフト・ライト(SHIFT RIGHT)、レジスタ ・ロード( REGISTER LOAD )及びアキュムレータ制御( ACCUM ULATOR CONTROL )のうちの1つの命令を区別して用いるために、 (図6における)デコーダ302、304及び312並びに(図7に示されている) デコーダ420において復号される。
【0097】 7つのタイプの命令のうち種々の命令が図5及び図9のフローチャートに従っ て詳述された種々の動作の実行を行う。
【0098】 マスタ・カウンタ408はまた、リセット回路412のCONTROL入力に 現われるSHLAB、SHRB又はACCONTB信号に応答してリセットされ る。例えば、マスタ・カウンタ・408及びプログラム・カウンタ414は、マ スタ・クロック404からのフレームパルス信号FPを受信することによってリ セットされる。本考案の好ましい実施例においては、フレームパルス信号が12 5μsec 毎に出力される。演算命令及びインクデック命令は典型的には、実行の ために14クロック・サイクルが必要とされ、シフト・レフト命令及びシフト・ ライト命令は実行のため1クロック・サイクルから8クロック・サイクルが必要 とされ、さらに、ジャンプ命令、アキュムレータ制御命令及びレジスタ・ロード 命令は実行のためただ1クロック・サイクルが必要とされる。
【0099】 インストラクションROM418の最も重要なデータ出力D6、D7、D8及 びD9に現われる信号は、いくつかのジャンプ制御信号を出力するためにデコー ダ420において復号される。デコーダ420の出力Y2、Y4及びY5からの 条件付きジャンプ信号はそれぞれインバータ422、424及び426において 極性反転され、ANDゲート428、430及び432の各第1の入力に入力さ れる。アキュムレータ201(図6)からのSGN信号はアキュムレータに記憶さ れた値が正であるか負であるかを示すために出力される。すなわち、SGN信号 はアキュムレータ201において記憶される値の最も重要度が高いビットである 。SGN信号はANDゲート428の第2の入力に印加される。ANDゲート4 30の第2の入力はフリップ・フロップ407のQ出力に接続される。
【0100】 デコーダ420の出力Y0は、NORゲート436の第1の入力に印加するた めの無条件ジャンプ信号を出力するためにインバータ434において極性反転さ れる。インバータ434の出力並びにANDゲート428及び430の出力が、 それぞれNORゲート436の第1の入力、第2の入力及び第3の入力に接続さ れ、NORゲート436の出力はANDゲート438の第1の入力に接続される 。
【0101】 クロック信号φ、データ・ビットD3及びイネーブル信号CTENが、それぞ れANDゲート440の第1の入力、第2の入力及び第3の入力に印加される。 ANDゲート440の出力は制御フリップ・フロップ216のクロック入力に接 続される。フリップ・フロップ216のD入力はアキュムレータ201のSGN 出力に接続される。フリップ・フロップ216のQ出力はANDゲート432の 第2の入力に接続される。ANDゲート432の出力はNORゲート442の第 1の入力に接続され、ジャンプ命令のうち予め決められた1つの命令を実行する ためのJMPSGNLとして示されるイネーブル信号を発生する。NORゲート 442の第2の入力はアースに接続され、NORゲート442の出力はANDゲ ート438の第2の入力に接続される。ANDゲート438の出力はプログラム ・カウンタ414のバーPCLD(以下、PCLD−と示す。)入力に接続され る。
【0102】 ANDゲート428、430及び432の出力又はインバータ434の出力の いずれかの出力がハイとなったとき、それに対応するNORゲート436又は4 42の出力はローとなり、これによって、ANDゲート438の出力はローとな る。結果として、プログラム・カウンタ414に、ROM418からデータビッ トD0ないしD6がロードされる。このデータビットD0ないしD6は、ROM 418における割り込みアドレスのロケーションを表わす。従って、予め決めら れた信号がANDゲート428、430、432及びインバータ434に印加さ れるのに応答して、プログラム制御が割り込みアドレスに“ジャンプ”する。
【0103】 デコーダ420の出力Y3は、図1を参照して記述されまた図8を参照して詳 細後述される利得制御回路16Aに印加するためのGCBNイネーブル信号を発 生する。
【0104】 図6においてデータビットD6、D7及びD8が前述の3対8デコーダ312 において復号される。データビットD9はデコーダ312のイネーブル入力バー EN(以下、EN−と示す。)に接続され、従って、デコーダ312及び420 (図7)のうち1つが動作状態であるとき、デコーダ312及び420の他の1つ が非動作状態とされる。デコーダ312の出力Y1がデコーダ304のイネーブ ル入力EN−が接続される。デコーダ312に出力Y2が1つ又は前述のアキュ ムレータ制御命令を実行するために信号ACCONTBを発生する。このACC ONTB信号は、前述の制御イネーブル信号CTENを出力するために、インバ ータ314において極性反転される。インバータ314の出力はANDゲート3 16及び318の第1の入力に接続される。ANDゲート316及び318の第 2の入力はそれぞれインストラクションROM418(図7)のD4及びD5デー タ出力に接続される。デコーダ312のY2出力がローになりかつROM418 (図7)のデータ出力D4がハイになるのに応答して、ANDゲート316の出力 がハイになり、SET SGN信号を発生する。このSETSGN信号は、アキ ュムレータ201において記憶された値のうち符号ビットSGNを1にセットす る。同様に、デコーダ312のY2出力がローになりかつD5データ出力がハイ になるのに応答して、ANDゲート318の出力は、アキュムレータ201に記 憶された値の符号ビットをクリアするためのCLR SGN信号を発生する。
【0105】 デコーダ312のY1出力がローになるのに応答してデコーダ304が動作状 態とされる。デコーダ312のY1出力はまた、ANDゲート320の第1の入 力に接続される。ANDゲート320の第2の入力はデコーダ312のY6出力 に接続される。ANDゲート320の出力は、演算命令の予め決められた1つを 実行するためにアキュムレータ201及びALU204に印加するためのALU Bイネーブル信号を発生する。
【0106】 デコーダ312のY3出力は、前述のレジスタ・ロード命令の1つを実行する ためのREGLDB信号を発生する。このREGLDB信号がしきい値THu 、 THL及びTuをロードするために、しきい値レジスタ209のレジスタ・ロード 入力LDに印加される。
【0107】 デコーダ312のY4出力は、シフト・ライト命令の1つを実行するためのS HRB信号を発生する。このSHRB信号はNORゲート322及び324の第 1の入力に印加される。NORゲート322の第2の入力はインストラクション ROM418(図7)のD5データ出力に接続される。インストラクションROM 418(図7)のデータ出力D5及びアキュムレータ201のSGN出力は、それ ぞれNANDゲート326の第1の入力及び第2の入力に印加され、そのNAN Dゲート326の出力は、NORゲート324の第2の入力に接続される。NO Rゲート322及び324の出力はそれぞれORゲート328の第1の入力及び 第2の入力に接続される。ORゲート328の出力はシフト・イネーブル信号を 発生し、このシフト・イネーブル信号がアキュムレータ201の制御CTRL入 力に印加される。
【0108】 デコーダ312の出力Y5はSHLABイネーブル信号を発生し、このSHL ABイネーブル信号はまたアキュムレータ201の制御CTRL入力に印加され る。
【0109】 デコーダ312の出力Y7は、ALU204に印加される値を増加又は減少す るためのINCDECイネーブル信号を発生する。デコーダ312のY7出力は また、ANDゲート330の第1の入力に接続され、そのANDゲート330の 第2の入力はデコーダ312のY6出力に接続される。ANDゲート330の出 力はデコーダ302のイネーブル入力バーE(以下、E−と示す。)に接続され る。
【0110】 SHIFT信号及びSHLAB信号はアキュムレータ201に記憶されたデー タを右へシフト又は左へシフトすることを実行させる。これについては、表8及 び表9を参照して詳細後述される。
【0111】 ALUB信号は、ALU204における演算動作を制御するとともに、アキュ ムレータ201における動作結果を記憶することを制御する。
【0112】 ANDゲート316からのSET SGN信号及びANDゲート318からの CLR SGN信号は、アキュムレータ201に記憶されるデータの最も重要な ビットをそれぞれ“1"又は“0"にセットさせる。例えば、図9で示されたステ ップ1及び3において、着信信号が修正されることが必要とされ、ステップ14 Aにおいて制御ワードが正の値にセットされることが必要とされる。これら2つ の必要条件は、SET SGN信号を発生させアキュムレータ201に印加する ことによって満足される。また、ステップ14Bにおいて、フリップ・フロップ 216に記憶された制御信号を無効にすることが必要とされる。このことは、C LR SGN信号を発生させアキュムレータ201に印加し、次いでSGN信号 ( すなわち、ゼロ )をフリップ・フロップ216のデータ入力Dにロードするこ とによって実行される。
【0113】 データビットD3、D4及びD5は、演算論理装置(ALU)204の加算、減 算及びストリーム・ブランキング(stream blanking) の動作間の選択のために、 演算論理装置(ALU)204の制御入力に接続される。これについては、表4、 表5及び表6を参照して詳細後述される。
【0114】 最も重要度が低いデータビットD0、D1及びD2は、デコーダが動作状態と されるのに応答して復号される。デコーダ302は、デコーダ312のY7出力 からの論理ロー信号を受信するのに応答して動作状態とされる。デコーダ302 のデコード出力Y0−Y5は、シフト・レジスタ205ないし214のイネーブ ル入力E−を介して、シフト・レジスタ205ないし214を選択的に動作状態 とするために用いられる。
【0115】 データROM306に記憶されたハイ・ページとロー・ページを選択するため に出力Y6及びY7は、データROM306のE1及びE2入力に接続される。
【0116】 デコーダ304はデコーダ312のY1出力がローとなるのに応答して動作状 態とされる。データビットD0、D1及びD2は、シフト・レジスタ211、2 12及び214に送信するためイネーブル信号を出力するために、デコーダ30 4において復号される。
【0117】 スピーカ電話機としてのディジタル信号プロセッサの動作は、マスタ・クロッ ク回路404によって発生されるフレームパルス信号FPの各125μsec のフ レームのスタート時に初期化される。これによってプログラムカウンタ414の CLR入力をハイにするとともに、リセット回路412のEN出力をローにし、 従って、カウンタ408及び414をクリアする。これによって、インストラク ションROM418の第1のメモリー・ロケーションのアドレス割り当てを行う 。
【0118】 シリアルPCMバッファ200は現在のラインPCM信号の標本PCMi とマ イクロフォンPCM信号の標本PCMo を受信し、該標本が処理された時間であ る125μsec のフレームの残りの時間において各タイム・スロットを記憶する 。好ましい実施例においては約4μsec であるこのタイム・スロットに従って、 PCMバッファ200に記憶された信号の標本がシフトされて圧縮され、又はも しそうでなければ演算処理されるように、ROM418における命令がデコーダ 312において復号される。
【0119】 PCMワードは、まず最初に最も重要なビットについて、シフトされるが、演 算論理装置(ALU)204はまず最初に最も重要度の低いビットをロードする ことを必要とされる。従って、まず最初にワードが最も重要なビットについてア キュムレータ201のPCM IN入力にシフトされて入力され、また、まず最 初に最も重要度の低いビットについてアキュムレータ201のQR出力をシフト されて出力されるように、アキュムレータ201が双方向性を有するように構成 される。同様に、データは、まず最初に最も重要度の低いビットについて入力I Nにシフトされて入力され、またまず最初に最も重要なビットについてPCMO UT及びQAからシフトされて出力される。
【0120】 アキュムレータ201に記憶される着信信号の標本を修正するために、該信号 の標本がアキュムレータ201においてシフトされ、出力Y2がローになるよう にROM418によって発生された現在の命令データビットがデコーダ312に おいて復号され、また、ANDゲート318の出力がハイとなりアキュムレータ 201に記憶された標本の最も重要なビット(符号ビット)をゼロにクリアするよ うにデータビットD5がハイとなる。このことは、図5を参照して記述されたよ うに入力標本を修正することに対応する。
【0121】 上述のように、制御フリップフロップ216をセット又はリセットするために 、アキュムレータ201からSGN信号がフリップフロップ216のD入力に印 加される。デコーダ312のY2出力がローになるようにデータビットD6−D 8がデコーダ312において復号される。データビットD3が論理ハイレベルに あるとき、クロック信号φの立上り時において、ANDゲート440の出力がハ イとなり、制御フリップフロップ216にSGNの値をラッチさせる。
【0122】 ALU204における減算のため、しきい値ワードTHu、THL又はTu の1 つをしきい値レジスタ209にロードするために、デコーダ312の出力Y3が ローとなりこれによってREGLDB信号をレジスタ209のLD入力に入力す るように、インストラクションROM418によって発生されるデータビットD 6−D8が復号される。さらに、デコーダ312の出力Y6及びY7がハイ論理 レベルになる結果としてデコーダ312が動作状態となるのに応答してデコーダ 304の出力Y1がローになるように、デ−タビットD0−D2がデコーダ30 4において復号される。結果として、6個の最も重要度の低いデータビットD0 ないしD5(しきい値ワードに対応 )がレジスタ209にロードされる。次いで 、しきい値ワードは、演算論理装置(ALU)204においてピーク値と雑音値間 の差から減算され、その結果がアキュムレータ201に記憶される。次に、フロ ーチャートにおけるステップ13A及び13Bを参照して記述されたように、レ ジスタ210に記憶されたランプ値が、アキュムレータ201における結果から 減算される。
【0123】 もし、演算論理装置(ALU)204における減算結果が負であるならば、アキ ュムレータ201のSGN出力がハイとなり、ANDゲート428(図7)に条件 付ジャンプのための “条件" を出力する。出力Y2がローとなりプログラム・ カウンタ414に予め決められたジャンプアドレスでロードされるように、イン ストラクションROM418からデータビットD6、D7及びD8がデコーダ4 20において復号される。
【0124】 図5及び図9を参照して記述されたステップ9A及び9Bにおいて、ランプレ ジスタ210に値8(Pu−Nu)及び値16(PL−NL)がそれぞれロードされる。 (Pu−Nu)の値を右へ3ビットシフトすることによって、8で乗算する演算がア キュムレータ201において実行され、また、左へ4ビットシフトすることによ って、16で乗算する演算が実行される。
【0125】 シフト・レジスタ205−214のうち予め決められたシフト・レジスタにお いて記憶された信号の標本が、シフト・レジスタのSO出力からシフトされて出 力され、ANDゲート332から論理ローイネーブル信号を受信するのに応答し て伝送ゲート308を介してシフト・レジスタのSI入力に帰還されることが可 能である。ANDゲート332の第1の入力はROM418のD5出力に接続さ れ、その第2の入力はNANDゲート334の出力に接続される。NANDゲー ト334の2つの入力は、それぞれインストラクションROM418のD3出力 及びD4出力に接続される。ANDゲート332及びNANDゲート334に印 加されるデータビットD3、D4及びD5の予め決められた値に応答して、レジ スタ205−214のうち選択された1つのレジスタが、伝送ゲート308又は 310の1つを介して、対応するレジスタのSI入力において信号の標本を受信 する。これについては、演算命令の記述を参照して詳細後述される。
【0126】 上述のように、インストラクションROM418によって発生されたデータビ ットD0−D9は、図9のフローチャートを参照して記述された種々の動作を実 行するための前述のジャンプ命令、インクデック命令、演算命令、シフトレフト 命令、シフトライト命令、レジスタ・ロード命令及びアキュムレータ制御命令を 出力するために復号される。
【0127】 各命令は、種々のフォームを有し、データビットD0−D9の特定の値に依存 している。
【0128】 ジャンプ命令は、結果としてANDゲート438の出力をローにし、インスト ラクションROM418のデータビットD0−D5をプログラム・カウンタ41 4にロードさせる信号を発生する。データビットD0−D9を復号することに応 答して発生される種々のジャンプ命令が表1に示されている。
【0129】 表2において示される値に従ってデータビットD0−D9を復号し、表3にお いて示される値に従ってレジスタの1つ、もしくはROM306のハイ・ページ 又はロー・ぺージを選択することによって発生されるインクデック命令の実行に 応答して、レジスタ201−210の内容が増加又は減少される。
【0130】 演算論理装置(ALU)204のS1入力及びS2入力におけるデータはともに 加算、減算又は演算命令の発生に応答して演算的にかつ論理的に演算が実行され る。この演算命令は、表4及び表5において示されるように、データビットD3 −D9が復号されるのに応答して発生される。ALU204のS2入力における データは、レジスタ205−214のうち選択された1つのレジスタから出力さ れる。表3で示されたD0−D2の値に従って、データROM306とともにレ ジスタ205−210が選択される。もし表5に従ってデータビットD6がハイ 論理レベルにありかつデータビットD7−D9が論理ローレベルにあるとき、表 6に示された値に従って、シフト・レジスタ211−214が選択される。
【0131】 表7に示されるシフト・レフト命令の特別な形を実行することに応答して、ア キュムレータ201及びPCMバッファ200の間で、PCM値がシフトされる 。
【0132】 表8を参照して示される、シフト・ライト命令の実行に応答して、アキュムレ ータ201に記憶されたデータは、アキュムレータ201において、1ビット、 3ビット又は5ビットだけ右へ条件付で又は無条件でシフトされることが可能で ある。
【0133】 データビットD8及びD9が論理ローレベルに、データビットD6及びD7が 論理ハイレベルになる(レジスタ・ロード命令)のに応答して、しきい値レジスタ 209にデータビットD0−D4で定義されるしきい値をロードする。
【0134】 表9を参照して示されるように、アキュムレータ制御命令の実行に応答して、 前述の通り、アキュムレータ201において記憶される値の最も重要なビット( 符号ビット)がクリア又はセットされることが可能である。
【0135】 ここで記述された回路は、外部マイクロプロセッサ(図示せず)の制御下でDT MFトーン及びリンギング・トーンを発生するために用いられる。
【0136】 データROM306(図6)の低いオーダーのページは好ましくは32ワードの 正弦波ルックアップ・テーブルを含み、高いオーダーのページは好ましくは線形 対μ法則変換テーブルを含む。データROM306は、デコーダ302によって 動作状態とされることに応答して、ランプレジスタ210によってアドレス割り 当てされる。レジスタ210のQA−QF出力は、データROM306のハイ・ ページ又はロー・ページにおける特定のロケーションをアドレス割り当てするた めのアドレス値を出力する。ROM306のE1入力に印加される論理ハイ信号 は、ロー・ページ・データを読み出すためのROM306を動作状態にし、E2 入力に印加される論理ハイ信号は、ハイ・ページ・データを読み出すためのRO M306を動作状態にする。
【0137】 DTMFトーンは、2つの6ビットディジタル化正弦波を加算し、その加算結 果を8ビットμ法則で符号化された値に変換することによって、発生される。デ ータROM306のアドレス入力に印加されるレジスタ210の内容は、予め決 められた周波数で正弦波信号を発生するための予め決められた位相増分に対応す るトーン係数値だけ増加される。デュアル・トーンを発生するために、レジスタ 210の内容がセーブされ、ある第2のアドレスがレジスタ210にロードされ 、次いで、外部マイクロプロセッサによって発生されたある第2のトーン係数値 によって更新される。
【0138】 マイクロフォン包絡線検出レジスタ205は、前述の予め決められた周波数で 第1の正弦波の第1の標本を発生するためにROMテーブルにアドレス割り当て を行うための第1の値を記憶し、ライン包絡線検出レジスタ206は、より高い 周波数を有する第2の正弦波の第1の標本を発生するために、ROM306にア ドレス割り当てを行うための第2の値を記憶する。マイクロフォン雑音検出レジ スタ207に、外部マイクロプロセッサからの第1のトーン係数がロードされる 。ライン雑音検出レジスタ208に同様な方法で第2のトーン係数がロードされ る。
【0139】 動作中、レジスタ205の内容が、レジスタ207において記憶される第1の トーン係数に加算される。その加算結果は、データROMのE1入力に印加され る論理ハイ信号に応答して動作状態とされるデータROM306にアドレス割り 当てするためのレジスタ210にシフトされて入力される。次いでレジスタ21 0の内容がレジスタ205に記憶される。第1の正弦波の第1の標本に対応する データが、ROM306のSO出力からALU204のS2入力にシフトされて 入力され、ALU204からアキュムレータ201にシフトされて入力される。 このとき、データビットD3又はD4の少なくとも1つのビットがローになり、 データビットD5がハイになるのに応答して、アキュムレータ201から伝送ゲ ート310を介してレジスタ214に、標本がシフトされて入力される。
【0140】 次に、レジスタ206の内容は、レジスタ208に記憶される第2のトーン係 数に加算される。この加算結果は、データROM306に第2のロケーションを アドレス割り当てするために、レジスタ210にシフトされて入力される。この ときレジスタ210の内容は、レジスタ206において記憶される。
【0141】 第2の(高い周波数の)正弦波の第1の標本に対応するROM306からのデー タは、ROM306からアキュムレータ202にシフトされて入力された後、レ ジスタ214に記憶されたその標本に加算される。その結果である線形和はレジ スタ210にシフトされて入力される。次に論理ハイ信号がROM306のE2 入力に印加されるのに応答して、ROM306に記憶されたデータの高いオーダ ーのページが動作状態とされる。レジスタ210に記憶された2つの正弦波の標 本の和が、データROM306に記憶された線形対μ法則変換テーブルにおける ロケーションをアドレス割り当てするために用いられる。このときデータROM 306から変換されたμ法則の正弦波の標本は、ALU204及びアキュムレー タ201を介して、PCMバッファ200にシフトされて出力される。
【0142】 次いで、レジスタ205及び206の更新された内容は、前述されたように、 レジスタ207及び208において記憶されたトーン係数に加算され、全体のプ ロセスが繰り返えされる。
【0143】 本考案の好ましい実施例においては、レジスタ205及び206に記憶された 値の最も重要な6ビットは、レジスタ210を介してROM306にアドレス割 り当てを行うために用いられる。レジスタ207及び208に記憶されるトーン 係数は、8ビットの広さであることが必要とされる。結果として出力されるDT MFトーンは、所望の周波数の±1.5%の範囲内であって、500Hz から1 633Hz までの間の周波数を有するトーンが発生される。
【0144】 ディジタル信号プロセッサはまた、トーン・リンガとして用いることが可能で ある。本考案の好ましい実施例においては、トーンのリンギング信号は矩形波で あり、その周波数が、500Hz から364Hz の間で16Hz の間隔でシフト される。500Hz と364Hz の矩形波の半分の周期で、多くの標本を表わす 値を、マイクロプロセッサから雑音検出レジスタ207及び208にロードする ことによって、矩形波が発生される。レジスタ205にレジスタ207の内容が ロードされ、このとき、レジスタ205はダウン・カウンタとして用いられる。 レジスタ206は矩形波の振幅を表わす値を含む。
【0145】 動作中、符号ビットがセットされたかどうかを決めるために、すなわち、カウ ンタ・レジスタの内容が0に減少されたかどうかを決めるために、“カウンタ" レジスタ205の内容は、演算論理装置(ALU)204において減少され、アキ ュムレータ201にロードされる。このとき、減少された値は“カウンタ"レジ スタに再びロードされる。次に矩形波の振幅を表わすレジスタ206の内容がP CMバッファ200にロードされ、符復号器12及び増幅器18(図1及び図2) を介して、スピーカに送信される。このプロセスは、振幅レジスタ206の符号 ビットが矩形波の他の半サイクルの振幅を示す負の値に反転されることに応答し て、カウンタ・レジスタ205の内容が0に到達するまで、繰り返えされる。こ のカウンタ・レジスタ205にレジスタ207の内容が再びプリ・ロードされ、 このプロセスが繰り返えされる。
【0146】 ある代替として上述されたプロセスの繰り返し毎に振幅レジスタ206の内容 を減少することによって矩形波のトーン・リンガの振幅が減衰されることが可能 である。
【0147】 レジスタ205にレジスタ207で記憶された第1のプリセット値(500Hz の周波数に対応)及びレジスタ208に記憶されたより小さなプリセット値(3 64Hz の周波数に対応)が好ましくは16Hz の周波数で交互にロードされる 。
【0148】 本考案の好ましい実施例においては、第1のプリセット値は0B(16進数)で あり、第2のプリセット値は08(16進数)である。
【0149】 トーン・リンギング信号の標本及びDTMF信号の標本がカウンタ・レジスタ 205から又はROM306からそれぞれ演算論理装置(ALU)204に印加さ れ、PCMバッファ200に印加するために演算論理装置(ALU)204からア キュムレータ201に印加される。このとき、信号の標本は、ローカルの加入者 のスピーカ電話機と関連した符復号器21又はスピーカ19に印加するために、 データライン15又は17(図1及び図2)の1つのデータラインに印加される。
【0150】 図8は図1を参照して上述された利得制御回路16Aのブロック図である。図 9のフローチャートを再び参照して、特にステップ10において、減算の結果( Pu−Nu−Tu) が負であるならば、アキュムレータ201のSGN出力は論理 ハイレベルになる。従って、論理ハイレベル信号が利得制御フリップフロップ5 00のD入力に現われる。データは、インバータ314(図6)によって発生され たCTEN信号、インストラクションROM418のD2出力及びクロック信号 φの各信号がハイになるのに応答して、クロック同期されてフリップフロップ5 00に入力される。CTEN信号がANDゲート502の第1の入力に印加され 、その第2の入力は、インストラクションROM418のD2出力に接続される 。ANDゲート502の出力は、ANDゲート504の第1の入力に接続され、 ANDゲート504の第2の入力にクロック信号φが接続される。ANDゲート 504の出力はフリップフロップ500のクロック入力に接続される。
【0151】 論理ハイSGN信号がクロック同期されてフリップフロップ500のD入力に 入力されるのに応答して、フリップフロップ500のQ出力は、ハイになる。フ リップフロップ500のQ出力はANDゲート506の第1の入力、並びに状態 帰還回路508及び510の第1の入力にそれぞれ接続 される。
【0152】 フリップフロップ500のバーQ(以下、Qーと示す。)出力はANDゲート 512の第1の入力、並びに状態帰還回路508及び510の第2の入力にそれ ぞれ接続される。
【0153】 ANDゲート506及び512の第2の入力は、それぞれアップ・クロック信 号源UCLK及びダウン・クロック信号源DCLKに接続される。アップ・クロ ック信号源UCLK及びダウン・クロック信号源DCLKは示されていないが、 典型的にはマスタ・クロック回路404(図7)のRESTART出力に接続され る公知のカウンタ回路である。UCLK信号源は2048フレームに1回、正の クロック・パルスを発生し、DCLK信号源は256フレーム毎にクロック・パ ルスを発生する。このように、もしアキュムレータ201のSGN出力が論理ハ イレベルであるときANDゲート506の出力が256msec毎にハイになり、も しアキュムレータ201のSGN出力が論理ローレベルであるときANDゲート 512の出力が32msec毎に論理ハイレベルになる。
【0154】 ANDゲート506及び512の出力はそれぞれNORゲート514の第1及 び第2の入力に接続され、そのNORゲート514の出力は、フリップフロップ 516及び518のクロック入力に接続される。
【0155】 フリップフロップ516のQ出力及びフリップフロップ518のQー出力がそ れぞれ状態帰還回路508及び510の第3の入力に接続される。フリップフロ ップ516のQ出力はまた状態帰還回路510の第4の入力に接続され、フリッ プフロップ518のQ出力は、さらに状態帰還回路508の第4の入力に接続さ れる。状態帰還回路508及び510の出力は、それぞれフリップフロップ51 6及び518のD入力に接続される。
【0156】 フリップフロップ516及び518のQ出力は、それぞれ状態制御回路520 に印加するためのGMS及びGLSで示されるイネーブル信号を発生する。デコ ーダ420(図7)のY3出力によって発生されるイネーブル信号GCENが、状 態制御回路520のイネーブル入力ENに印加される。
【0157】 フリップフロップ516及び518はそれぞれ対応する状態帰還回路508及 び510と接続されて、前述の2ビットのアップ/ダウン利得制御カウンタとし て機能する。フリップフロップが最初にリセットされ、ゲート506が論理ハイ 信号を発生する、すなわち、ステップ10における減算の結果、負の値を与える と仮定すると、フリップフロップ518のQ出力が論理ハイレベルになり、すな わちGLSが1になり、フリップフロップ516のQ出力が依然ロー論理レベル である。すなわち、GMSが0になる。もし、125msec が経過しステップ1 0における減算結果が依然負であると仮走すると、GMSが1になりGLSが0 になるようにANDゲート506が別の論理ハイ信号を発生するすることに応答 して、2ビットカウンタ回路の内容が増加される。しかしながら、もし32 mse c が経過しステップ10における減算が正の結果を与えたとき、論理ロー信号が フリップフロップ500にラッチされ、カウンタ回路の内容を減少させる論理ハ イ信号をANDゲート512に発生させる。
【0158】 もしフリップフロップ516及び518の両方のQ出力が論理ハイレベルにあ り、ゲート506が別の論理ハイ信号を発生するならば、フリップフロップ51 6及び518のQ出力が依然同一であるように、状態帰還回路508及び510 が動作する。(すなわち、GMS及びGLSが共に0になるようにカウンタが “ ロール・オーバー(roll over)" しない。)同様に、もしGMS及びGLSがと もに0になりゲート512が論理ハイ信号を発生するならば、カウンタの内容は さらに減少されない。
【0159】 PCM信号の標本がデータライン15を介してPCMバッファ200から受信 され状態制御回路520の制御下でμ法則対線形変換器522に印加される。コ ードビット及びステップビットが、変換器522において分離され、13ビット の線形信号を発生させるためステップビットの予め決められたビットが左へ予め 決められたビット数だけシフトされる。線形信号が、公知の方法でゼロ交差にお ける変換オフセットに対して補償するために、オフセット値(典型的には33(1 0進数))に加算される。線形信号の標本を1ビット右へシフトするため(ー6dB の減衰に対応する。)、又は1ビット左へシフトする(+6dBの利得に対応する 。)ためのシリアル・シフト回路524によって、13ビット線形信号が変換器 522から受信される。
【0160】 状態制御回路520の制御下でμ法則で符号化されたPCMフォーマットに再 変換するために、シフトされた線形信号の標本が、変換器522に再び印加され る。
【0161】 従って、シリアル・シフト回路524に印加される線形信号の標本が状態制御 回路520において1ビットだけ右又は左へシフトされるために、信号値GMS 及びGLSが状態制御回路520に印加される。
【0162】 表10は、GMS及びGLSの値並びに対応するマイクロフォン・チャンネル 信号の減衰量を示している。
【0163】 要約すると、本考案は、ディジタル信号プロセッサを用いたディジタル・スピ ーカ電話機である。ディジタル信号プロセッサは、例えばチャンネル・スイッチ ング、自動利得制御、エコー・キャンセレーション、リンギング・トーンの発生 及びDTMFトーンの発生などの種々のスピーカ電話機の機能を備えることが可 能である。本考案の好ましい実施例において、ローカルの加入者が話しをしてい るとき遠方の加入者からの着信信号が圧縮され、遠方の加入者が話しをしている とき遠方の加入者に送信するために、マイクロフォンによって受信された発信信 号の標本が利得調整される。もし両方の加入者が同時に話しをしているときスプ リアス切替が生じないように、前に制御状態であったチャンネルが制御状態で保 持される。
【0164】 本考案を理解することができる当該技術分野の専門家は、ここに記述された原 理を用いて他の実施例又は変形例を考えることができる。
【0165】 例えば適当なディジタル信号プロセッサが用いられる、又は着信信号及び発信 信号が抑制され、すなわち、無声コードを発生することに対して、ディジタル的 に圧縮されること、(すなわち、PCMコードビットを予め決められたビット数 だけ右へシフトすることによって)が可能となる。
【0166】 また、一方、符復号器(図1における12及び図2における21)が可聴PCM 信号のアナログーディジタル変換及びディジタルーアナログ変換を実行するため に記述され、任意の適当なA/D又はD/Aシステムが利用される。
【0167】 これらすべての変形例又は他の変形例がここに記載された実用新案登録請求の 範囲で定義された本請求の範囲で考えられる。
【0168】
【表1】 D9D8D7D6D5D4D3D2D1D0 記 事 ─────────────────────────────────── 1 0 0 0 ジャンプ・アドレス 無条件にアドレスにジャンプ 1 0 0 1 ジャンプ・アドレス 未使用 1 0 1 0 ジャンプ・アドレス もしSGN=1のとき、 アドレスにジャンプ 1 0 1 1 ジャンプ・アドレス 利得制御を実行 1 1 0 0 ジャンプ・アドレス もしフレームが正のとき、 アドレスにジャンプ 1 1 0 1 ジャンプ・アドレス もしJMPSGNL=1のとき、 アドレスにジャンプ 1 1 1 0 ジャンプ・アドレス 未使用 1 1 1 1 ジャンプ・アドレス 未使用
【0169】
【表2】 D9D8D7D6D5D4D3 記 事 ─────────────────────────────────── 0 1 1 1 × 0 0 もしSGN=0のとき選択されたレジスタを 1だけ増加、その他のとき8だけ減少 0 1 1 1 × 0 1 もしSGN=0のとき選択されたレジスタを 2だけ増加、その他のとき8だけ減少 0 1 1 1 0 1 0 もしSGN=0のとき選択されたレジスタを 0だけ増加、その他のとき1だけ減少 0 1 1 1 0 1 1 常に1だけ増加 0 1 1 1 1 × 0 もしSGN=0のとき選択されたレジスタを 1だけ増加、その他のとき8だけ減少 0 1 1 1 1 × 1 もしSGN=0のとき選択されたレジスタを 2だけ増加、その他のとき8だけ減少 (注)×は任意
【0170】
【表3】 D2D1D0 記 事 ─────────────────────────── 0 0 0 レジスタ210を選択 0 0 1 レジスタ209を選択 0 1 0 レジスタ205を選択 0 1 1 レジスタ206を選択 1 0 0 レジスタ207を選択 1 0 1 レジスタ208を選択 1 1 0 データROM306のロー・ページを選択 1 1 1 データROM306のハイ・ページを選択
【0171】
【表4】 D5D4D3 記 事 ─────────────────────────────────── 0 0 0 選択されたレジスタをアキュムレータに加算し、 アキュムレータにおいて記憶する。 0 0 1 選択されたレジスタをアキュムレータから減算し、 アキュムレータにおいて記憶する。 0 1 0 選択されたレジスタをアキュムレータにシフトインする。 0 1 1 選択されたレジスタの2の補数をアキュムレータに シフトインする。 1 0 0 選択されたレジスタをアキュムレータに加算し、 レジスタ及びアキュムレータにおいて記憶する。 1 0 1 選択されたレジスタをアキュムレータから減算し、 レジスタ及びアキュムレータにおいて記憶する。 1 1 0 アキュムレータを選択されたレジスタにシフトインし、 アキュムレータをセーブする。 1 1 1 アキュムレータを減少する。
【0172】
【表5】 D9D8D7D6 記 事 ─────────────────────────────── 0 1 1 0 レジスタ205−210における演算動作 0 0 0 1 レジスタ211−214における演算動作
【0173】
【表6】 D2D1D0 記 事 ──────────────────── 0 0 0 レジスタ211を選択 0 0 1 レジスタ212を選択 0 1 0 レジスタ214を選択
【0174】
【表7】 D9D8D7D6D5D4D3D2 記 事 ─────────────────────────────────── 0 1 0 1 1 0 1 0 アキュムレータからPCMバッファ (スピーカ・チャンネル)にシフト 0 1 0 1 0 0 1 0 PCMバッファ(スピーカ・チャンネル )をクリア 0 1 0 1 1 1 1 0 アキュムレータからPCMバッファ( マイクロフォン・チャンネル)にシフト 0 1 0 1 0 1 1 0 PCMバッファ(マイクロフォン・ チャンネル)をクリア 0 1 0 1 × 0 0 0 PCMバッファ(マイクロフォン・チャ ンネル)からアキュムレータにシフト 0 1 0 1 × 1 0 0 PCMバッファ(ライン・チャンネル) からアキュムレータにシフト 0 1 0 1 × × × 1 アキュムレータの内容を 1ビット左へシフト (注)×は任意
【0175】
【表8】 D9D8D7D6D5D4D3D2 記 事 ─────────────────────────────────── 0 1 0 0 0 0 0 1 アキュムレータの内容を 1ビット右ヘシフト 0 1 0 0 0 0 1 0 アキュムレータの内容を 3ビット右へシフト 0 1 0 0 0 1 0 0 アキュムレータの内容を 5ビット右ヘシフト 0 1 0 0 1 0 0 1 もしSGN=1のとき、アキュムレータ の内容を1ビット右へシフト 0 1 0 0 1 0 1 0 もしSGN=1のとき、アキュムレータ の内容を3ビット右へシフト 0 1 0 0 1 1 0 0 もしSGN=1のとき、アキュムレータ の内容を5ビット右へシフト
【0176】
【表9】 D9D8D7D6D5D4D3D2D1D0 記 事 ─────────────────────────────────── 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 アキュムレータにおける 符号ビットをクリアする 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 アキュムレータにおける 符号ビットをセットする 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 符号ビットをフリップフロップ 216にラッチする 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 符号ビットをフリップフロップ 216にラッチする
【0177】
【表10】 GMS GLS 減衰量 ──────────────── 0 0 0dB 0 1 −6dB 1 0 −12dB 1 1 −18dB
【0178】
以上詳述したように本考案によれば、所定の時間においてマイクロフォン又は スピーカのうちいずれか1つが動作するようにPCMバイト信号を直接的に処理 する音声動作ディジタル・スイッチングを用いてスピーカからマイクロフォンへ の帰還路をとり除いたので、マイクロフォンとスピーカを1つの収容体に収容す ることができるとともに、コストの節約及びスペースの節減を行うことができる 。
【0179】 また、本考案によればバックグラウンド雑音が連続的にモニタされそのレベル 変化が自動的に補償されるので、バックグラウンド雑音にかかわらず実際の音声 信号の検出に応答してチャンネル・スイッチングを生じさせることができ、工場 又は事務所のようなある特別な音響的環境においてもチャンネル・スイッチング のしきい値を調整する必要がないという利点がある。
【0180】 さらに、本考案によれば、バックグラウンド雑音を抑圧するためのマイクロフ ォン・チャンネルにおける信号に関する自動利得制御の機能を備えたので、加入 者が話し中に一時的に話しを停止したときバックグラウンド雑音が徐々に減衰さ れ、突然のチャンネル・スイッチングによって電話線が突然不通になったという 印象を相手の加入者に与えない。
【0181】 また、さらに本考案によれば、予期されるエコーのレベル又は反射減衰量を評 価し、そのレベルの信号を発生するための回路を備えたのでエコー信号の受信に よる誤ったチャンネル・スイッチングを防止することができるという利点がある 。
【図1】 本考案の第1の実施例を示すディジタル・ス
ピーカ電話機のブロック図である。
ピーカ電話機のブロック図である。
【図2】 本考案の第2の実施例を示すチップ・リング
線を介して平衡2線式電話線に接続されるディジタル・
スピーカ電話機のブロック図である。
線を介して平衡2線式電話線に接続されるディジタル・
スピーカ電話機のブロック図である。
【図3】 本考案の第3の実施例を示すディジタル・ス
イッチング回路網に接続されたディジタル信号プロセッ
サのブロック図である。
イッチング回路網に接続されたディジタル信号プロセッ
サのブロック図である。
【図4】 図1及び図2における符復号器のμ法則によ
るアナログ信号振幅対PCM信号標本値特性を示す図で
ある。
るアナログ信号振幅対PCM信号標本値特性を示す図で
ある。
【図5】 図1、図2及び図3におけるディジタル信号
プロセッサのブロック図である。
プロセッサのブロック図である。
【図6】 図5のディジタル信号プロセッサのデータ記
憶及び処理回路のブロック図である。
憶及び処理回路のブロック図である。
【図7】 図5のディジタル信号プロセッサのタイミン
グ及び制御回路のブロック図である。
グ及び制御回路のブロック図である。
【図8】 図1、図2及び図3における利得制御回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図9】 図5のディジタル信号プロセッサの動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
10…マイクロフォン、 11…増幅器(AMP)、 12…符復号器(CODEC)、 13…データライン、 14…ディジタル信号プロセッサ(DSP)、 15,16…PCM信号伝送線のデータライン、 17…データライン、 18…増幅器(AMP)、 19…スピーカ、 20…チップ・リング線、 21…符復号器(CODEC)、 22A…不平衡出力線、 22B…不平衡入力線、 23…アナログ・トランク、 24…PCM信号伝送線のデータ・ライン、 25…ディジタル・スイッチング回路網、 200…PCMバッファ、 201…アキュムレータ、 202…タイミング及び制御回路、 203…コントロール・バス、 204…演算論理装置(ALU)、 205…マイクロフォン包絡線検出レジスタ、 206…ライン包絡線検出レジスタ、 207…マイクロフォン雑音検出レジスタ、 208…ライン雑音検出レジスタ、 209…しきい値レジスタ、 210…ランプ・レジスタ、 211,212,214…レジスタ、 216…制御フリップフロップ、 302,304…3対8デコーダ、 306…データROM、 308,310…ゲート、 312…3対8デコーダ、 314…インバータ、 316,318,320…ANDゲート、 322,324…NORゲート、 326…NANDゲート、 328…ORゲート、 330,332…ANDゲート、 334…NANDゲート、 402…高周波発振器、 404…マスタ・クロック回路、 406…フレーム・カウンタ・フリップ・フロップ、 407…インバータ、 408…マスタ・カウンタ、 410…デコーダ、 412…リセット回路、 414…プログラム・カウンタ、 416…インバータ、 418…インストラクションROM、 420…デコーダ、 422,424,426…インバータ、 428,430,432…ANDゲート、 434…インバータ、 436…NORゲート、 438,440…ANDゲート、 442…NORゲート、 500…利得制御フリップフロップ、 502,504…ANDゲート、 506…ANDゲート、 508,510…状態帰還回路、 512…ANDゲート、 514…NORゲート、 516,518…フリップフロップ、 520…状態制御回路、 522…μ法則対線形変換器、 524…シリアル・シフト回路。
フロントページの続き (72)考案者 ジェラルド・クン カナダ国オンタリオ、ケイ2ケイ 7ティ 2、ネピアン、ユニット12、ウッドリッ ジ・クレセント133番
Claims (1)
- 【請求項1】 着信ディジタル信号及び発信ディジタル
信号のそれぞれを伝送する一方向性の着信及び発信デー
タ・ラインに接続するためのディジタル・スピーカ電話
機であって、 (a)発信アナログ信号を送信するためのマイクロフォ
ンと、 (b)着信アナログ信号を受信するためのスピーカと、 (c)上記発信アナログ信号を受信しそれに応答して上
記発信ディジタル信号を発生するとともに上記着信ディ
ジタル信号を受信しそれに応答して着信アナログ信号を
発生するための上記マイクロフォン及び上記スピーカに
接続される符復号器と、 (d)ディジタル信号プロセッサとを備え、 上記ディジタル信号プロセッサは、 (d−1)上記着信ディジタル信号の着信包絡線と上記
発信ディジタル信号の発信包絡線を検出してそれぞれ着
信ディジタル包絡線信号と発信ディジタル包絡線信号を
発生する第1の発生手段と、 (d−2)上記着信ディジタル信号の着信雑音レベルと
上記発信ディジタル信号の発信雑音レベルを検出しそれ
ぞれ着信ディジタル雑音フロア信号と発信ディジタル雑
音フロア信号を発生する第2の発生手段と、 (d−3)上記着信ディジタル信号と上記発信ディジタ
ル信号のうち予め決められた1つの信号におけるエコー
信号の量を検出し、上記検出されたエコー信号の量を示
すディジタルランプ信号を発生する第3の発生手段と、 (d−4)所定値の着信ディジタルしきい値信号と所定
値の発信ディジタルしきい値信号を発生する第4の発生
手段と、 (d−5)上記着信ディジタル信号と上記発信ディジタ
ル信号のうちの一方の信号が他方の信号に比較して以前
に抑圧されているかを検出し、もし上記着信ディジタル
信号が以前に抑圧されているとき第1の処理を実行し、
一方、もし上記発信ディジタル信号が以前に抑圧されて
いるとき第2の処理を実行する制御手段とを備え、 (e−1)上記第1の処理は、上記発信包絡線信号を上
記発信雑音フロア信号と比較し、もし上記発信包絡線信
号が上記発信雑音フロア信号よりも大きいとき上記着信
ディジタル信号を抑圧し、一方、もし上記発信包絡線信
号が上記発信雑音フロア信号よりも大きくないとき第3
の処理を実行する処理であり、 (e−2)上記第3の処理は、上記着信雑音フロア信
号、上記着信しきい値信号及び上記ランプ信号を加算し
て当該加算結果を示す第1の和信号を発生した後、上記
着信包絡線信号を上記第1の和信号と比較して、もし上
記着信包絡線信号が上記第1の和信号よりも小さいとき
上記着信ディジタル信号を抑圧し、一方、もし上記着信
包絡線信号が上記第1の和信号よりも小さくないとき上
記発信ディジタル信号を抑圧する処理であり、 (e−3)上記第2の処理は、上記着信包絡線信号を上
記着信雑音フロア信号と比較し、もし上記着信包絡線信
号が上記着信雑音フロア信号よりも大きいとき上記発信
ディジタル信号を抑圧し、一方、もし上記着信包絡線信
号が上記着信雑音フロア信号よりも大きくないとき第4
の処理を実行する処理であり、 (e−4)上記第4の処理は、上記発信雑音フロア信
号、上記発信しきい値信号及び上記ランプ信号を加算し
て当該加算結果を示す第2の和信号を発生した後、上記
発信包絡線信号を上記第2の和信号と比較して、もし上
記発信包絡線信号が上記第2の和信号よりも小さいとき
上記発信ディジタル信号を抑圧し、一方、もし上記発信
包絡線信号が上記第2の和信号よりも小さくないとき上
記第1の処理を実行する処理であることを特徴とするデ
ィジタル・スピーカ電話機。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| CA481289 | 1985-05-10 | ||
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| JP2558662Y2 JP2558662Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=4130475
Family Applications (2)
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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