JPH0585324U - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0585324U JPH0585324U JP2406691U JP2406691U JPH0585324U JP H0585324 U JPH0585324 U JP H0585324U JP 2406691 U JP2406691 U JP 2406691U JP 2406691 U JP2406691 U JP 2406691U JP H0585324 U JPH0585324 U JP H0585324U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- rotating
- heating chamber
- inside out
- out shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱室内での食品の裏返し作業を機械化する
とともに、裏返しの確実性を高める。 【構成】 焼き網6の回転軸15に、平常時水平姿勢を
保つ部分と垂直姿勢を保つ部分を有する回転裏返し棚2
5を取り付ける。サンマ14をこの回転裏返し棚の水平
姿勢部上に設置する。回転軸の回転速度を加速度的に増
加させ、サンマ自体の慣性によってその重心が回転角9
0度付近にある死点を余裕をもって通過できるようにす
る。それにより、サンマが回転裏返し棚から確実に離脱
し、かつ180度回転して裏返されるようにする。 【効果】 加熱室のドアを開けることなく食品を確実に
裏返せるので、省力化と省エネルギーが同時に達成でき
る。
とともに、裏返しの確実性を高める。 【構成】 焼き網6の回転軸15に、平常時水平姿勢を
保つ部分と垂直姿勢を保つ部分を有する回転裏返し棚2
5を取り付ける。サンマ14をこの回転裏返し棚の水平
姿勢部上に設置する。回転軸の回転速度を加速度的に増
加させ、サンマ自体の慣性によってその重心が回転角9
0度付近にある死点を余裕をもって通過できるようにす
る。それにより、サンマが回転裏返し棚から確実に離脱
し、かつ180度回転して裏返されるようにする。 【効果】 加熱室のドアを開けることなく食品を確実に
裏返せるので、省力化と省エネルギーが同時に達成でき
る。
Description
【0001】
本考案はたとえば魚などの被加熱物を裏返す機構を備えた電気オーブンなどの 加熱調理器に関するものである。
【0002】
電気オーブンなどの加熱調理器で魚などの食品を加熱中に裏返すことなくよく 焼けるようにするために、種々の工夫が行われてきた。一般的には加熱室の天井 面および底面に強力なヒータを設置したものが多かったが、中には、食品を天井 部ヒータに近接させて設置した上、加熱室内底部のシーズヒータを移動させて食 品下面に接近させ、加熱の効率を高めたもの、加熱室内に熱風を循環させ、ヒー タの放射熱の到達しにくい部分を含めて食品の表裏が均一に焼けるようにしたも のなどが用いられてきた。また、上に述べた両機能を備えて表裏両面の加熱性能 を高めるよう工夫したものも用いられてきた。
【0003】
しかし、上述した従来の加熱の仕方では、食品を裏返すことなく表裏を全く同 じように焼くのはなかなか難しかった上に、焼け方に加熱方式の違いの影響が大 きくあらわれた。たとえば食品の下部にヒータを配置する構造のものでは、加熱 に要する時間を短縮するのには効果が上がったが、食品の大きさや形状を問わず 常に均一に表裏を焼くことは困難であった。また、下部のヒータのために煙の発 生が激しくなってしまうということがあった。
【0004】 他方熱風を利用するものでは、表裏の焼け方が割と均一になる効果はあるが、 いわゆる強火の放射熱による焼き上がりの効果が望めない上、加熱に多大の時間 がかかってしまうなどという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、加熱室内に取り付けられる焼き網に、平常時概ね水平姿勢を保つ部 分と概ね垂直姿勢を保つ部分とを有して回転する機構を組み込む。その回転機構 の水平姿勢部分の上部に食品を設置して、まず食品の上側の加熱調理を開始し、 その後適当時期に調理器本体側に取り付けられた駆動装置により回転機構を回転 駆動させる。それによって食品を持ち上げながら垂直面内に180度回転させて 裏返す。その際、回転機構の回転角の増加にともない回転速度を増加させる。つ まり回転機構の進角とともに回転速度を加速する。
【0006】
水平姿勢から垂直姿勢に回転する焼き網回転機構の水平姿勢部分の上部に設置 された食品は、天井部に設けられたヒータによりまず上面の加熱が行われる。そ の後食品は回転駆動される回転機構とともに回転し、途中、食品は自重で下方へ 移動しようとするが、食品は平常時に垂直姿勢であった部分に接し、それ以上下 方へ移動することなく保持されながらしかも回転速度を加速しながら進角し、や がて食品は回転機構から離脱して裏返しが完了する。その際、回転機構の水平姿 勢部分による食品の持ち上げは比較的緩やかにかつ柔らかに開始され、進角とと もに回転速度が加速されてゆく。そして、回転角度が90度に至る頃には、食品 はそれ自体の慣性によっても食品の重心が回転角90度付近にある死点を通過可 能な状態になる。回転機構は、食品に対して確実にこの状態を与えてから、回転 動作を停止させる。この時点から食品はそれまでとは別の位置に裏返されて置き 直される。そして引き続き新たに上面になった面が加熱される。
【0007】
以下実施例図を用いて説明する。
【0008】 図1は電気オーブンを横方向から見た断面を一部省略して示したものである。 この図1において、1は電気オーブンの加熱室で、2はこの加熱室1をオーブン 本体内に形成する加熱室ケース、3はこの加熱室1の入口開口を開閉するドアで ある。4、5は加熱室天井に設けられたヒータで、6は焼き網、7は駆動装置、 8はこの駆動装置の原動モータ、そして9はこれらヒータ、駆動装置および原動 モータを駆動制御する制御回路である。
【0009】 図2は前述焼き網6と駆動装置7との関係を示したもので、10は焼き網外枠 であり、加熱室側壁11に設けられたラック12、12に支えられている。この 焼き網外枠10には図示のごとく波打ち状の針金13a、13b、・・・が複数 本取り付けられ、被加熱物であるサンマ(秋刀魚)14を支えている。なお、こ の図2は被加熱物の例としてサンマを取り上げたために、そのサンマが最小限問 題なく支えられれば良いとして象徴的に描いたものである。したがって、波打ち 状針金13a、13b、・・・ほかの部材については、必要に応じて、また後述 する被加熱物の裏返し機構の動作を阻害しない範囲で適宜設置展開すべきもので ある。
【0010】 15a、15bは回転軸で、前述焼き網外枠10の両側部に取り付けられた回 転軸支持板16a、16bによって回転自在に支えられている。回転軸15a、 15bの一側すなわち図2の右側回転軸支持板16b側にはそれぞれクランク1 7a、17bが形成されている。
【0011】 18はスライド板で、前述クランク17a、17bはこのスライド板18に穿 設された上下に長い接続孔19a、19bに接続している。またこのスライド板 18は回転軸支持板16bの一部にそれを符号20a、20bで示したように切 り起こされて形成されたスライドガイドによって加熱室の前後方向にスライド自 在に取り付けられている。
【0012】 21a、21bはスライド板18に開設され、前述スライドガイド20a、2 0bを挿通してスライド板18のスライド方向およびスライド量を定めるガイド スリットである。また、スライド板18の加熱室奥壁側端部には係合孔22が開 設されていて、この実施例の説明の冒頭に述べた駆動装置7の駆動突起23に着 脱自在に接続している。この駆動突起23の他端は加熱室1外に突き出て、原動 モータ8に連接機構24を介して接続している。
【0013】 原動モータ8は図示された状態から回転を始めるため、駆動装置7の矢印方向 への移動速度は原動モータ8の回転角が90度に達したところで最大になる。こ の駆動装置の駆動突起23に駆動されるスライドするスライド板18も加速度を 与えられながら駆動されるので、このスライド板18により回転駆動される回転 軸15bも同様に回転速度が加速されながら進角を行なう。この実施例にあって は、約100度回転するようにしてある。回転角を約100度としたのは、90 度を超えて100度程度回転させれば、裏返し回転棚上の食品は確実に離脱し、 食品の裏返しが失敗なく行えるであろうという考えからである。
【0014】 なお、上述した実施例では、定速回転するモータ8と連接機構24との組合せ によって駆動装置7の移動を加速度的に行なわせているが、加速度を制御する必 要があるときには、制御回路9にそのための制御機能を組み込んでおくのもよい 。
【0015】 さて次に、25は一側が回転軸15a、15bに取り付けられて平常時は水平 姿勢状態に保たれ、回転軸の回転とともに図1のA矢印位置からB矢印位置へ回 転して位置を変える回転裏返し棚である。図1および図2は、いずれも加熱を開 始する前あるいは開始後であっても未だ裏返しのための回転動作が行われる以前 の状態を示すものである。
【0016】 この回転裏返し棚25は、原動モータが作動して駆動突起23が加熱室の奥方 向へスライド移動すると、連動して図1のA矢印位置からB矢印位置へ回転移動 し、被加熱食品であるサンマ14を図の右側の実線で描かれた位置から左側の点 線で描かれた位置へ180度回転させ、すなわち裏返して位置替えをする。その 際、回転機構の水平姿勢部分による食品の持ち上げは比較的緩やかにかつ柔らか に開始され、進角とともに回転速度が加速される。そして、回転角度が90度に 至る頃には、食品はそれ自体の慣性によっても食品の重心が回転角90度付近に ある死点を通過可能な状態になる。回転機構は、食品に対して確実にこの状態を 与えてたあと、回転動作を停止させる。
【0017】 またこの回転裏返し棚25は、図1に示したように、被加熱物を裏返す前の平 常時には波打ち状針金13、・・・より寸法Dだけ低い位置に位置決めされてい て、加熱調理時に被加熱物14に接触しないように配慮してある。これは、加熱 時に接触している場合、往々にして食品がこの回転裏返し棚に焼き付いてしまい 、裏返し動作時にこの棚からの食品の離脱を困難にしてしまうことを考慮して採 用した処置である。
【0018】 そして26は回転裏返し棚25の一部をなし回転裏返し棚25と同様回転軸1 5a、15bに取り付けられ、平常時に垂直方向に起立し、裏返し回転時に食品 の下部を支えながら回転して食品の確実な裏返し回転を促す裏返し促進部である 。
【0019】 本考案の一実施例は以上のように構成されていおり、加熱調理は図2のように サンマ14を回転裏返し棚26の上部位置に設置してから始める。そして加熱室 ドア3を閉じるなど、必要操作を行って加熱を開始する。この時、サンマ14と 回転裏返し棚25とは接触しない状態が保たれている。
【0020】 ヒータ5の放射熱によりヒータ5側のサンマ14表面が焼き上げられたら、再 び必要操作を行って、次は原動モータ8を動作させる。すると、駆動突起23に よりスライド板18は図1の右方向へ移動する。これに連動して回転裏返し棚2 5が左回りに回転を始め、回転速度を次第に速めながらやや進角したところでサ ンマ14に当接し、サンマを持ち上げながら更に回転速度を増してゆく。その途 中、サンマは自重で下方の裏返し促進部26に接し、それ以上下方へ移動するこ となく保持されながら更に進角する。この時点でサンマ14は回転裏返し棚25 に接触しているが、お互いが焼き付くことはない。そしてついには回転裏返し棚 25は図1のB矢印の位置に至る。この間、回転角度が90度に至る頃には、食 品はそれ自体の慣性によって食品の重心が回転角90度付近にある死点を余裕を もって通過しており、そしてサンマは回転裏返し棚25から離脱して、図1に見 られるように180度反転して裏返され、新たな位置に置き直される。
【0021】 そしてその後は、それまでヒータの放射熱に曝されなかった面がヒータ4、5 に面することになり、焼き始められる。回転裏返し棚25は、約100度回転し てサンマを裏返した後は、そのままの姿勢を調理終了まで維持する。そして、焼 き上がった時点で加熱が終了する。
【0022】 回転裏返し棚の回転加速度の大きさについては、食品の形状や大きさによって 最適値が異なるので、加熱調理時に加速度を選択できるようにしておくと、調理 器としての適用範囲を広げるのに効果があることは言をまたない。
【0023】
以上のように本考案によれば、機械仕掛けによって被加熱物を確実に回転させ て裏返すことができた。そしてそれにより、魚焼きのような裏返し作業の必要な 加熱調理の自動化および省力化を実現することできた。また、ドアを開けること なく作業が進むので、加熱室内の高温空気が逃げることがなく、省エネルギーを 実現できた。更に、被加熱物の加熱をヒータの下部で行うため、加熱時の煙の発 生を最小限に抑えることにも成功した。
【図1】本考案一実施例の要部の断面図である。
【図2】同じく要部の斜視図である。
1 加熱室 2 加熱室ケース 4、5 ヒータ 6 焼き網 7 駆動装置 8 原動モータ 9 制御回路 10 焼き網外枠 11 加熱室壁 12 ラック 13 波打ち状針金 14 サンマ 15 回転軸 16 回転軸支持板 17 クランク 18 スライド板 22 係合孔フック 23 駆動突起 25 回転裏返し棚 26 裏返し促進部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000213297 中部電力株式会社 愛知県名古屋市東区東新町1番地 (71)出願人 000242644 北陸電力株式会社 富山県富山市牛島町15番1号 (71)出願人 000156938 関西電力株式会社 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 (71)出願人 000211307 中国電力株式会社 広島県広島市中区小町4番33号 (71)出願人 000180368 四国電力株式会社 香川県高松市丸の内2番5号 (71)出願人 000164438 九州電力株式会社 福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号 (72)考案者 鈴木 共之 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)考案者 荒井 達志 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)考案者 青山 光宏 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)考案者 阿部 輝男 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱室ケース(2)により形成された加熱
室(1)と、この加熱室の天井部に設けられたヒータ(4、
5)と、この加熱室内に設けられた焼き網(6)と、この焼
き網に回転自在に取り付けられた回転軸(15)と、前記食
品の下部において平常時に概ね水平姿勢を保ちながら位
置決めされる部分のほか概ね垂直姿勢を保つ部分の両部
分とが前記回転軸に取り付けられた回転裏返し棚(25)
と、そして前記回転軸をこの回転裏返し棚ともどもその
回転速度が加速度的に増加するよう回転駆動するための
駆動装置(7)とで構成したことを特徴とする加熱調理
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024066U JP2506891Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024066U JP2506891Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585324U true JPH0585324U (ja) | 1993-11-19 |
| JP2506891Y2 JP2506891Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=12128071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991024066U Expired - Lifetime JP2506891Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506891Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0179429U (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-29 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP1991024066U patent/JP2506891Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0179429U (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2506891Y2 (ja) | 1996-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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