JPH0585471A - 小型水上乗物 - Google Patents

小型水上乗物

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Publication number
JPH0585471A
JPH0585471A JP3270424A JP27042491A JPH0585471A JP H0585471 A JPH0585471 A JP H0585471A JP 3270424 A JP3270424 A JP 3270424A JP 27042491 A JP27042491 A JP 27042491A JP H0585471 A JPH0585471 A JP H0585471A
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JP
Japan
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water
electric motor
hull
pressure water
small
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Application number
JP3270424A
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English (en)
Inventor
Takaharu Kurosaki
隆晴 黒崎
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0585471A publication Critical patent/JPH0585471A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型水上乗物の改良。 【構成】 小型水上乗物1の船体2内に密閉構造の機関
室32を形成し、該機関室内に電動機8、バッテリ19、制
御ユニット20等を設置し、電動機8により駆動されるイ
ンペラ10により外部の水を加圧して高圧水を発注させ、
この高圧水を船尾ノズル15から噴射して推進する。高圧
水の一部を冷却水パイプ23により電動機8およびバッテ
リ19等の発熱部分に導いてこれらを冷却する。座席5の
近傍に正逆転制御レバー28を設けこれにより電動機8を
正逆転させる。バッテリ19は複数の電源系統を形成し、
これらの電源系統が切換えスイッチ29により適宜切換え
て使用される。船尾底部の偏流板40がレバー28に連動し
て前方へ向って下方へ開き、水流を後方斜め上方へ偏向
させることにより、船尾を水中へ沈め艇体の抵抗を増し
て艇を減速させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周囲の水を吸引加圧し
て得た高圧水を船尾ノズルから後方へ噴出させて水上を
航進する小型水上乗物に関する。
【0002】
【従来技術】例えば特公昭53-3879 号公報にこのような
小型水上乗物(ジェット推進式ウォータースキー)が開
示されているが、この小型水上乗物(以下ジェット推進
艇と称する)は、中空の船体の内底部にエンジン(内燃
機関)と該エンジンにより駆動されるジェット推進装置
を据付け、推進装置のノズルを船体の後方に向い開口さ
せ、船体上部にノズル操作用のハンドルを配置してあ
る。そしてエンジンを据付けた船体内部は空気取入管を
通じて外気に連通し、エンジン用の空気がここから船体
内に供給されるようになっている。エンジンの排気は、
該エンジンから船体内部を前後方向へ延びる排気管を通
じて、水中へ排出される。
【0003】上記ジェット推進艇は後進装置を備えてい
ないが、ノズル後方位置へ揺動して該ノズルからの噴流
を遮りこれを斜め前方へ向ける噴流遮蔽板(バケット)
を設け、これによって後進を可能にしたものもある。
【0004】
【解決しようとする課題】従来のジェット推進艇は、上
記のように推進用主機としてエンジン(内燃機関)を用
いているが、次のような改良を要する点がある。
【0005】従来のジェット推進艇においては、エンジ
ンの排気系の過熱防止や排ガスの低温化のために、排気
系中に冷却水を噴射しなければならない構造となってい
るので、排気系中に排気ガス浄化用の触媒等を設置する
ことが難かしく、排ガス対策を困難なものにしている。
【0006】エンジンを設置した船体内部(機関室)に
は前記のように燃焼用空気を取り入れるための吸入口を
設けるほか、室内のガソリンベーパを排出して換気する
ための排気口を設けなければならないので、波が高い場
合等に該吸排口から水が浸入して、エンジンや電装品の
トラブルの原因となり、またビルジ排水能力以上の水が
浸入すると、船底に大量の水が溜り、水船状態となった
り、重くなって水上滑走(プレーニング)が困難になっ
たり、あるいは船内自由水面の動揺によりバランスを取
り難くなったりする。
【0007】また、噴流遮蔽板による後進装置は、構造
が複雑であり、かつその強度を最大推力に耐えられる程
強くすることは難しいので、低推力時においてしか使用
できず、従ってまた高速推進時に艇速を落す減速手段と
して使用することはできない。
【0008】本発明は、このような諸問題を解決すると
ともに、さらに改良を加えたジェット推進艇を提供しよ
うとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】すなわち本発
明は、船体内に設けられた原動機により駆動されるイン
ペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生させ、この
高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型水上乗物
に係り、第1の本発明においては、前記原動機を電動機
とし、前記高圧水の一部を前記電動機およびこれに付随
する電気系統の発熱部分に導いてこれらを冷却する。
【0010】この発明によれば、原動機として電動機を
使用するので、排ガスによって大気または水中が汚染さ
れることがない。また、電動機等の発熱部分を推進用の
高圧水を利用して冷却するので、構造が簡素化し、小型
化、軽量化およびコストダウンを図ることができる。
【0011】第2の本発明においては、前記原動機を電
動機とし、かつ該電動機を正逆転可能とし、正逆転制御
操作部材を船上の操縦席近傍に設ける。
【0012】この発明によれば、電動機を逆転させるこ
とにより、船尾ノズル側から水を吸込んで前方へ噴出さ
せて、後進を行うことができ、後進のために前記したよ
うな噴流遮蔽板を必要としないので、構造が簡単にな
り、また故障等も少なくなる。また航進中、電動機を逆
転させることにより、艇速を簡単かつ有効に低下させる
ことができる。さらに、正逆転制御操作部材が船上の操
縦席近傍に設けられているので、操縦者が後進または減
速操作を乗船姿勢を崩すことなく行うことができ、操作
性が向上する。
【0013】第3の本発明においては、前記原動機を電
動機とし、かつ該電動機の電源となる複数のバッテリを
適宜接続して複数の電源系統を形成し、これらの電源系
統のいずれかを選択する切替えスイッチを船上の操縦席
近傍に設ける。
【0014】この発明によれば、複数に分れた電源系統
の1つを用いて運転が行われ、該系統の電源電力が枯渇
した時には他の系統に切替えなければならないので、こ
の切替え行為により運転者に残存電力量を確実に認識さ
せることができる。また、各電源系統の容量配分を自由
に変えられるので、1つの電源系統の容量を比較的小さ
くしておき、これを予備電源として余裕を持たせておく
ことも可能である。電源系統を選択する切替えスイッチ
は艇上の操縦席近傍に設けられているので、操縦者が切
替え操作を乗船姿勢を崩すことなく行うことができ、操
作性が向上する。
【0015】第4の本発明においては、前記原動機を電
動機とし、かつ該電動機および補機類を収納する機関室
を密閉構造とする。
【0016】この発明によれば、水や海水の機関室への
浸入が防止され、主機関(電動機)や補機類の被水によ
るトラブルを未然に防ぎ、信頼性を向上できる。またビ
ルジシステムも廃止でき、軽量化やコストダウンを図れ
る。さらに余った空間を物入れや浮力体に利用でき、よ
り大きな予備浮力を備えることができる。
【0017】第5の本発明においては、前記原動機を電
動機とし、かつ押圧されることにより前記電動機の駆動
回路を閉成するオン−オフスイッチと、該駆動回路の開
閉および閉成時における電動機駆動電力の制御を行う出
力制御操作部材とを、操向用ハンドル上に互いに近接さ
せて設ける。
【0018】この発明によれば、オン−オフスイッチと
出力制御操作部材とが操向用ハンドル上に互いに近接し
て設けられているので、操縦者は片手で両者を操作する
ことができる。しかして電動機を作動させるには、オン
−オフスイッチによって駆動回路を閉成するとともに、
さらに出力制御操作部材により同回路を閉成しなければ
ならないので、これらのスイッチまたは操作部材に不注
意で接触した時に不用意に電動機が作動することはな
い。一方、電動機を停止させるには、前記スイッチある
いは操作部材のいずれか一方で駆動回路を開成すればよ
いので、必要時に迅速かつ確実に電動機を停止させるこ
とができ、何かの理由で操縦者がハンドルから手を離す
と、オン−オフスイッチに加えられていた押圧力が解除
されるので、該スイッチが駆動回路を開成し、電動機は
直ちに停止する。このように本発明によれば電動機の誤
動を防止して信頼性を向上させることができる。
【0019】第6の本発明においては、前記原動機を電
動機とし、かつ該電動機の電源となるバッテリの設置位
置を可変とする。
【0020】バッテリは充分に重量を有し、かつ充放電
によって重量が殆ど変化しないので、艇内におけるこの
バッテリの設置位置を変えることにより艇全体としての
重心位置を調整するとこができる。従って例えば搭乗者
の人数あるいは体重等に応じてバッテリの位置を変えて
最良の重心位置を確保し、常に安定した操舵特性を得る
ことができる。
【0021】第7の本発明においては、前記原動機を電
動機とし、かつ水上部分の構造を、これが水没した時に
左右いずれか一方の半部の浮力が他の半部の浮力より大
きくなるよう、左右非対称とする。
【0022】この発明によれば、艇が転覆した時にメタ
センターと重心とが左右にずれ、これによって艇体を復
元する向きに回転モーメントが発生するので、艇体の引
き起しが容易であり、またこの回転モーメントを大きく
して自動復元を可能にすることもできる。
【0023】第8の本発明においては、前記原動機を電
動機とし、かつ操向用ハンドルのグリップ部に隣接した
位置に音響警報装置作動スイッチを設ける。
【0024】海上においては濃霧時等の警笛としての音
響警報装置の保持が義務付けられており、ジェット推進
艇においては操縦者が笛等をライフジャケットのポケッ
トに入れているのが一般的である。しかしポケット等に
しまってある笛を取り出して注意喚起のための警報を咄
嗟に発することは事実上不可能である。本発明によれ
ば、作動スイッチを操作することにより咄嗟に警報を発
することができ、しかも該操作はハンドルから手を離す
ことなく行えるので、操縦の妨げとなることがない。
【0025】第9の本発明においては、前記第2の本発
明による小型水上乗物の船底後尾に前方へ向って下方へ
開くことのできる偏流板を設け、該偏流板を前記正逆転
制御操作部材に連動させ、該操作部材が電動機逆転位置
に設定された時に前記偏流板が開くようにする。
【0026】この発明によれば、正逆転制御操作部材を
逆転位置に操作すると、これに連動して偏流板が開き、
該偏流板により後斜め上向きの水流が発生し、これによ
り艇体はトリムを変え、艇尾が水中に沈む。この結果艇
自体の抵抗が増すので、インペラの逆転によるジェット
噴流の遮断と相まって、艇は急速に減速する。偏流板は
水流を偏向させるだけであって、減速のための抵抗は艇
全体によって与えられるので、偏流板およびこれを作動
させる機構には特に大きな強度は要求されず、従ってこ
れらは比較的小型、軽量なものとすることができる。
【0027】なお、上記第2ないし第9の発明はいずれ
も原動機として電動機を使用するものであるので、第1
の発明と同様に、大気または水中の汚染を防止すること
ができる。
【0028】
【実 施 例】図1は本発明の一実施例に係る小型水上
乗物すなわちジェット推進艇1の側面図、図2はその後
面図である。
【0029】2は船体で、前後に細長く形成され、前端
へ向って滑らかに上昇する船底2aと、水平なデッキ2
bを有し、左右両舷に沿ってデッキ2bから上方へ突出
した舷側部2cが設けられている。この船体2は全体と
して密閉された中空の箱状をなし、これ自体で水に対す
る充分な浮力を備えている。
【0030】デッキ2b上の前方部には周囲をカバー3
で水密に密閉された中空の浮体部4が設けられ、該浮体
部4によりジェット推進艇1にさらに浮力を付与してあ
る。浮体部4の後方のデッキ2b上には、左右方向中央
部に前後方向に長く延びる座席5が、浮体部4の後面に
接して設けられている。また浮体部4の上面中央部にハ
ンドルカバー6が突設されており、該カバー6から左右
にそれぞれハンドル7が突出している。前記座席5は2
人乗り用で、2人の搭乗者が前後に並んでこの座席5に
腰掛けることができるようになっており、前方の搭乗者
がハンドル7によって艇を操縦する。
【0031】船体2の内部には船底部に電動機8が据付
けられており、これから後方へ延びる出力軸9の後端に
該軸により駆動されるインペラ10を有するポンプ11が設
けられている。このポンプ11は船体2内の後部下方を船
底から船尾へ抜けるジェット水路12内に配設されてい
る。船体2の後面下部中央には隔壁13によって囲まれた
凹所14が形成されており(図2)、ジェット水路12は隔
壁13の前壁部分を貫通して該凹所14内に臨み、その先端
には船尾ノズル15が設けられている。インペラ10が電動
機8により正転方向に回転駆動されると、ジェット水路
12を通じて船底部分から吸引された水が加圧されて高圧
水が発生し、この高圧水が船尾ノズル15から高速で後方
の水中へ噴射されるので、その反動でジェット推進艇1
は前進する。
【0032】船尾ノズル15の後方にはヒンジピン16を介
して操舵ノズル17が左右へ偏向可能に設けられており、
該操舵ノズル17を偏向させて噴射流の方向を変えること
により、ジェット推進艇1の進行方向を変えることがで
きる。操舵ノズル17の偏向操作はヒンジピン16に連結さ
れた操舵ケーブル18を介して前記ハンドル7により行わ
れる。
【0033】船体2内にはまた、電動機8の電源となる
バッテリ19およびバッテリ19から電動機8への電力供給
を制御するための回路や電装品を内蔵する制御ユニット
20が設置されている。電動機8の外周にはウォータージ
ャケットのような冷却水流通部21が設けられており、バ
ッテリ19、制御ユニット20も一括して同様な冷却水流通
部22により包囲されている。そしてポンプ11の吐出側か
ら導出された冷却水パイプ23が分岐パイプ23a,23bを
介して冷却水流通部21,22に接続されており、インペラ
10により発生した高圧水の一部が冷却水流通部21,22に
送られ、電動機8およびバッテリ19、制御ユニット20を
冷却する。これらを冷却した水はそれぞれ排出路24a,
24bを経て船外に排出される。
【0034】図1における電動機8等の冷却方式は、ポ
ンプ11からの吐出水による直接冷却方式であるが、これ
を図3に示すような間接冷却方式とすることもできる。
図3においては、電動機8に循環ポンプ25が直結されて
おり、該循環ポンプ25と前記冷却水流通部21,22を直列
に接続する冷却水循環パイプ26(26a,26b,26c,26
d)が配設されている。そして冷却水パイプ23によりポ
ンプ11から取り出された高圧水は熱交換器27を経て船外
に排出され、該熱交換器27内において冷却水パイプ23か
らの水と冷却水循環パイプ26を流れる循環水との間に熱
交換が行われる。
【0035】前記浮体部4の側面の、座席5に近い位置
に、正逆転制御レバー28が設けられており、該レバー28
を操作することにより、制御ユニット20内の制御回路を
切換えて電動機8を正転方向または逆転方向に回転させ
ることができるようになっている。すなわち正逆転制御
レバー28を図示の中立位置Nから前方位置Fへ傾動させ
ると、電動機8は正転し、インペラ10によって高圧水が
後方へ噴射されるのでジェット推進艇1は前進する。レ
バー28を後方位置Rへ傾動させると、電動機8は逆転
し、インペラ10は水を後方から吸込んで前方へ吐出する
ようになるので、これにより後進が可能である。
【0036】従って、後進のために噴流遮蔽板を必要と
しないので、構造が簡単になり、また故障等も少なくな
る。また、航進中、電動機8を逆転させることにより、
艇速を簡単かつ有効に低下させることができる。さら
に、正逆転制御レバー28は座席5すなわち操縦席の近く
に設けられているので、操縦者が後進または減速操作を
乗船姿勢を崩すことなく行うことができ、操作性が向上
する。
【0037】電動機8の電源は、多数のバッテリ19,19
……を複数のグループに分け、各グループ毎に接続し
て、複数の電源系統に構成されている。図4はその一例
を示す。この例においては、それぞれ12V、50Aのバッ
テリ19を3個直列に接続して36V、50Aの電源として、
このような独立した電源系統をA、B、Cの3系統に形
成してある。そしてこれらの電源系統A、B、Cのいず
れか1つが切換えスイッチ29により制御ユニット20内の
電動機駆動回路に接続されるようになっている(図
5)。切換えスイッチ29は、図1および図2に示すよう
に、浮体部4の後面に座席5に面して設けられている。
【0038】操縦者は電源系統A、B、Cの1つを切換
えスイッチ29により選択して電動機8に接続し、この電
源系統によって運転を行い、該系統の電源電力が枯渇し
た時には他の系統に切替えなければならないので、この
切替え行為により操縦者に残存電力量を確実に認識させ
ることができる。切換えスイッチ29は前記のように座席
5の近くにこれに面して設けられているので、操縦者は
乗船姿勢を崩すことなく容易に切替え操作を行うことが
できる。
【0039】制御ユニット20には残容量測定用負荷30が
接続されており、接続されている電源系統の残容量(残
存電力量)が制御ユニット20内で測定され、その測定結
果がディスプレー31に出力される。ディスプレー31上に
は、図6に示すように、現在接続されている電源系統
(グループ)、その残容量、航続可能距離、使用可能時
間等が表示される。このディスプレー31は、図2に示す
ように、浮体部4の後面中央部に設けられており、操縦
者はこれによって残容量を明確に知ることができる。
【0040】図7は電源系統の他の構成例を示す。この
例においては、12V、50Aのバッテリ19を2個直列に接
続したものを2列並列に接続した24V、100 Aの電源系
統Aと、同様なバッテリ19を2個直列に接続しただけの
24V、50Aの電源系統Bを形成し、両電源系統A、Bの
容量比を2:1としてある。系統Aを常時使用する主電
源系統とし、系統Bを予備として余裕を持たせておく。
【0041】船体2の内部は、原動機である電動機8お
よびこれに付随するバッテリ19、制御ユニット20等を格
納した機関室32を構成しているが、原動機が電動機であ
るので、この機関室には燃焼用空気を導入したり換気を
図るための開口部を必要とせず、また電動機8等は冷却
水により強制冷却されるようになっているので、該機関
室32は密閉構造となっている。従って機関室32に海水等
が浸入して電動機8や補機類が被水しトラブルを起す恐
れがなく、またビルジシステムを廃止して軽量化やコス
トダウンを図るとともに、余った空間を物入れや浮力体
として利用することができる。
【0042】図8はハンドル7の後面図である。右側の
ハンドル7のグリップ7a上にオン−オフスイッチ33が
設けられている。このオン−オフスイッチ33は前記制御
ユニット20内の電動機駆動回路開閉手段に接続されてお
り、該スイッチ33がオンになると前記開閉手段が前記駆
動回路を閉成する。しかしてこのスイッチ33は押圧され
ることによりオンとなる。従って操縦者がグリップ7a
をスイッチ33とともに握るとスイッチ33はオン状態とな
り、電動機駆動回路が閉成する。
【0043】上記オン−オフスイッチ33に近接して出力
制御レバー34が、グリップ7aに沿わせて配設されてい
る。この出力制御レバー34は、ハンドル7に固定され防
水カバー35で覆われたポテンショメータ36の作動部材
で、レバー34の回動角度に応じた信号がポテンショメー
タ36から前記電動機駆動回路の出力制御部に送られる。
そして該信号に応じて電動機8への供給電力が調節さ
れ、電動機8の回転速度が制御される。ただしレバー34
が図9に「OFF」と示された回動角度範囲に在る間
は、前記出力制御部は前記駆動回路を開状態に保ち、電
動機8への電力供給を遮断する。レバー34が「OFF」
領域を超えて「ON」領域に入ると電動機8への電力供
給が行われ、かつレバー34の回動角度に応じて供給電力
が調整されるので、レバー34を図9のL位置からH位置
へ進めるに従って電動機8の回転速度は次第に増して行
く。
【0044】このように、電動機8を作動させるには、
オン−オフスイッチ33を押圧してこれをオン状態とする
とともに、出力制御レバー34を「OFF」範囲を超える
まで回動させなければならないが、オン−オフスイッチ
33と出力制御レバー34はグリップ7a上に互いに近接し
て設けられているので、操縦者は片手で容易にこの操作
を行うことができる。しかし電動機停止時に不注意によ
りオン−オフスイッチ33か出力制御レバー34のいずれか
一方に接触してこれをオン状態としても、電動機8は作
動しない。
【0045】一方、電動機8を停止させるにはオン−オ
フスイッチ33あるいは出力制御レバー34のいずれか一方
で駆動回路を開けばよいので、必要時に迅速かつ確実に
電動機8を停止させることができ、例えば落水により操
縦者がグリップ7aから手を離すと、オン−オフスイッ
チ33に加えられていた押圧力が解除されるので、該スイ
ッチがオフ状態となり電動機8は直ちに停止する。
【0046】左側のハンドル7にはそのグリップ7bに
隣接して押しボタン式の警報スイッチ37が設けられてい
る。この警報スイッチ37は艇上の図示してない警笛等の
音響警報装置に接続されており、これを押すと前記警報
装置が作動して警告音を発生する。これは濃霧時等に使
用されるが、操縦者はグリップ7bから手を離すことな
く指先で警報スイッチ37を押して咄嗟に警報を発するこ
とができる。
【0047】図1、図2に示すように、船体2の底部後
端の中央部に船尾ノズル15、操舵ノズル17の下方に位置
して、減速用の偏流装置38が設けられているが、図10な
いし図12にこの偏流装置38を拡大してさらに詳細に図示
してある。図10は通常航走時における偏流装置38の状態
を示す縦断面図、図11はその平面図、図12は減速時にお
ける偏流装置38の状態を示す要部側面図である。
【0048】偏流装置38は、後端を船体2の後壁2bに
枢軸39を介して枢支され、前方へ向って下向きに開くこ
とのできる偏流板40と、該偏流板40の前方において船体
2の底壁に固定され、後方へ向って開放した左右2つの
切込部41を備えた固定板42と、切込部41内にそれぞれ配
置されて前後方向に延びる可動板43とから成っている。
可動板43の後端は枢軸44を介して偏流板40の前縁に回動
自在に枢支され、前端は枢軸45を介して固定板42に枢支
されている。左右の切込部41,41の外側の壁面にはそれ
ぞれ前方部に前後方向に延びる案内溝46,46が凹設され
ており、枢軸45の両端はこれらの案内溝46内に延び該案
内溝により支承されている。左右の切込部41,41間の固
定板部分にも同様な案内溝46′が設けられており、従っ
て枢軸45は固定板42に対し前後方向に平行移動できる。
【0049】偏流板40は船体2の後壁2bとの間に設け
られたばね47により下方へ向けて付勢されているが、通
常は前端部に連結されたフック部材48を介して作動ケー
ブル49により吊り上げられ、図10に示す水平位置を占め
ている。この状態では枢軸45は案内溝46の前端位置に摺
動し、従って可動板43も水平状態となる。かくして通常
航走時には、偏流板40、固定板42および可動板43は船体
2の船底と同一面をなしてこれから突出せず、推進の抵
抗となったり、障害物を乗り超える際の妨げとなること
はない。
【0050】フック部材48にはその軸線方向に延びる長
穴50が設けられており、該長穴50に作動ケーブル49の端
部が軸線方向に摺動可能に係合している。作動ケーブル
49は船体2内に配設されたさや管51内を延び、他端は、
前記正逆転制御レバー28にクラッチ機構53を介して連動
する制御アーム52に連結されている。制御アーム52は正
逆転制御レバー28が中立位置Nおよび正転位置Fに在る
時には同一位置N′を維持するが、正逆転制御レバー28
が中立位置Nから逆転位置Rへ移行するとこれに応じて
減速位置R′へ回動する。
【0051】制御アーム52が減速位置R′へ回動する
と、作動ケーブル49によりフック部材48を介して偏流板
40に加えられていた吊り上げ力が釈放されるので、偏流
板40はばね47の力により押し下げられ、図12に示すよう
に前方へ向って下向きに開く。この時可動板43は枢軸45
を案内溝46の後端位置へ摺動させて偏流板40の動きに追
随し図示の傾斜位置を占め、偏流板40を所定の開度に保
持する。
【0052】この結果、船底から前方下向きに突出した
偏流板40により、船尾に、図12に矢印aで示すように斜
め上向きの水流(偏流)が生じ、これにより艇体はトリ
ムを変え、図13に示すように船尾が沈んで、艇自体の抵
抗が増す。しかもこの時正逆転制御レバー28は逆転位置
Rに設定されているので、インペラ10の逆転によるジェ
ット噴流の遮断と相まって、ジェット推進艇1は急速に
減速する。また艇が水上滑走(プレーニング)状態にあ
る時でも、急速に船尾が沈むので有効に減速が行われ
る。偏流板40は水流を偏向させるだけであって、減速の
ための抵抗は艇全体によって与えられるので、偏流板40
およびこれを作動させる機構には特に大きな強度は要求
されず、従ってこれらは比較的小型、軽量なものとする
ことができる。
【0053】作動ケーブル49はフック部材48に長穴50を
介して軸線方向に摺動可能に係合しているので、船底か
ら突出している偏流板40または可動板43にばね47の力以
上の上向きの力が作用すると偏流板40は自由に上昇する
ことができる。従って減速時または後進時に、偏流板40
または可動板43が障害物に接触することがあっても、上
昇することによりこの障害物を避けることができる。
【0054】54は船体2の船底に一体に固設されたスプ
レーアップ防止板で、通常航走中に、偏流板40、固定板
42、可動板43相互間に生ずる隙間を上方から覆い、該隙
間から前記凹所14(図2)内に浸入する水流を阻止し
て、船尾から飛沫が上ったり、ジェット流の推進効率が
低下したりするのを防止する。
【0055】図14は本発明の他の実施例を示すジェット
推進艇1の全体略図である。本実施例においては、船体
2内におけるバッテリ19の設置位置を変えられるように
なっている。バッテリは充分な重量を有し、かつ充放電
によって重量がほとんど変化しないので、船体2内にお
けるバッテリ19の設置位置を変えることにより艇全体と
しての重心位置を調整することができる。本実施例にお
いては前記実施例と同様に、左右方向中央部に前後に長
く設けられた座席5に、操縦者55と同乗者56が前後に並
んで搭乗できるようになっているが、図に実線で示すよ
うに操縦者55だけが搭乗する場合には、バッテリ19を船
体2の前後方向中央寄りの実線位置に設置し、点線で示
すように同乗者56も搭乗する場合にはバッテリ19を前方
の点線位置19′へ移動させる。このようにして艇の重心
が常に最良の所定位置に確保される。
【0056】図15は操縦者55と同乗者56が左右に並んで
着座するようにしたジェット推進艇1においてバッテリ
19の設置位置を可変とした例を示す。なお本例において
はハンドル7は丸ハンドルで艇の左舷寄りに設けられて
いる。操縦者55だけの場合はバッテリ19の設置位置を実
線で示すように右舷寄り選定し、操縦者55と同乗者56の
2人乗りの場合は、このバッテリを点線19′で示すよう
に中央位置に移す。従来、このような左右2人乗り式の
ものにおいては、操縦者は1人乗りの場合には艇の中央
部に着座してバランスをとり、2人乗りの場合には左右
いずれかの側に着座することとなるので、これに応じて
ハンドル位置を動かさなければならず、複雑なハンドル
着脱機構および操舵機構を必要とした。しかし本実施例
によればハンドル位置を搭乗者数に応じて変える必要が
ないので、上記諸機構が簡単になる。
【0057】図16は本発明のさらに他に実施例を示す。
なお同図はジェット推進艇1の転覆状態を示す前面図
で、57は水面である。本実施例においては、浮体部4の
左側の部分に水の進入を許す水空間58aが設けられてお
り、船体2の左側の舷側部2cにも同様な水空間58bが
設けられており、さらにハンドルカバー6の内部も左半
部は外部と連通した水空間58cとなっている。ハンドル
カバー6の右半部は完全に密閉された浮力部分となって
いる。なお、水空間58a,58b,58cが設けられている
部分は、ジェット推進艇1の正常状態においては水上に
位置する部分である。
【0058】このように、本実施例のジェット推進艇1
においては、水上部分の構造が左右非対称となってお
り、該部分が水没した時に左半部が排除する水の容積は
右半部が排除する水の容積よりも小さい。すなわち左半
部の生ずる浮力は右半部の生ずる浮力よりも小さい。従
ってジェット推進艇1が図16のように転覆するとそのメ
タセンタ59は艇の鉛直中心線60に関し右側に偏在する。
一方、艇の重心61は鉛直中心線60上に在るので、重心61
に働く下向きの重力Gとメタセンタ59に働く上向きの浮
力Bとにより、艇を復元する向きに回転モーメントが発
生し、艇体の引き起しが容易になる。あるいはこの回転
モーメントを大きくして自動復元を可能にすることもで
きる。
【0059】以上本発明を、図15に図示のものを除い
て、棒状のハンドル7を備えたジェット推進艇1につい
て説明したが、本発明は棒状ハンドルを備えたものに限
定されるものではなく、その他任意の形成のハンドルを
備えたジェット推進艇に広く適用できる。
【0060】
【発明の効果】本発明の小型水上乗物は、原動機として
電動機を使用するので、排気ガス等による大気または水
中の汚染を防止することができる。
【0061】さらに、請求項1の発明によれば、電動機
等の発熱部分が推進用の高圧水を利用して冷却されるの
で、構造が簡素化し、小型化、軽量化およびコストダウ
ンを図ることができる。
【0062】請求項2の発明によれば、後進操作が容易
であり、かつ後進装置の構造が簡単化し、故障等も少く
なる。
【0063】請求項3の発明によれば、不注意による電
源電力の枯渇を防止することができる。
【0064】請求項4の発明によれば、主機関や補機類
の被水によるトラブルが防止されるので信頼性が向上
し、またビルジシステムを廃止して軽量化、コストダウ
ンを図ることができる。
【0065】請求項5の発明によれば、電動機の誤動を
防止して信頼性を向上させることができる。
【0066】請求項6の発明によれば、搭乗者の人数あ
るいは体重等にかかわらず最良の重心位置を確保するこ
とができる。
【0067】請求項7の発明によれば、転覆した時の艇
体の引き起しが容易であり、また自動復元を可能にする
こともできる。
【0068】請求項8の発明によれば、濃霧時等におけ
る周囲への音響信号や船どうしが行う場合の転舵信号を
所望時に遅滞なく咄嗟に発することができる。
【0069】請求項9の発明によれば、高速航走中の艇
を短時間で有効に減速することができ、また減速装置を
比較的小型、軽量なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るジェット推進艇の側面
図である。
【図2】同ジェット推進艇の後面図である。
【図3】電動機等冷却系統の他の例を示す図面である。
【図4】バッテリどうしの接続の一例を示す図面であ
る。
【図5】電源系統の制御ユニットへの接続を示す回路図
である。
【図6】ディスプレーの表示面を示す図面である。
【図7】バッテリどうしの接続の他の例を示す図面であ
る。
【図8】ハンドルの後面図である。
【図9】ハンドルに設けられた出力制御操作部材を示す
図面である。
【図10】通常航走時における偏流装置の状態を示す縦
断面図である。
【図11】同平面図である。
【図12】減速時における偏流装置の状態を示す側面図
である。
【図13】減速時におけるジェット推進艇の状態を示す
斜視図である。
【図14】本発明の他の実施例によるジェット推進艇の
説明用略側面図である。
【図15】本発明のその他の実施例によるジェット推進
艇の説明用略前面図である。
【図16】本発明のさらに他の実施例によるジェット推
進艇の転覆時の状態を示す前面図である。
【符号の説明】
1…ジェット推進艇、2…船体、3…カバー、4…浮体
部、5…座席、6…ハンドルカバー、7…ハンドル、8
…電動機、9…出力軸、10…インペラ、11…ポンプ、12
…ジェット水路、13…隔壁、14…凹所、15…船尾ノズ
ル、16…ヒンジピン、17…操舵ノズル、18…操舵ケーブ
ル、19…バッテリ、20…制御ユニット、21,22…冷却水
流通部、23…冷却水パイプ、24…排出路、25…循環ポン
プ、26…冷却水循環パイプ、27…熱交換器、28…正逆転
制御レバー、29…切換えスイッチ、30…残容量測定用負
荷、31…ディスプレー、32…機関室、33…オン−オフス
イッチ、34…出力制御レバー、35…防水カバー、36…ポ
テンショメータ、37…警報スイッチ、38…偏流装置、39
…枢軸、40…偏流板、41…切込部、42…固定板、43…可
動板、44,45…枢軸、46…案内溝、47…ばね、48…フッ
ク部材、49…作動ケーブル、50…長穴、51…さや管、52
…制御アーム、53…クラッチ機構、54…スプレーアップ
防止板、55…操縦者、56…同乗者、57…水面、58…水空
間、59…メタセンタ、60…鉛直中心線、61…重心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B63H 21/38 Z 9035−3D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ前記
    高圧水の一部を前記電動機およびこれに付随する電気系
    統の発熱部分に導いてこれらを冷却することを特徴とす
    る小型水上乗物。
  2. 【請求項2】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ該電
    動機を正逆転可能とし、正逆転制御操作部材を船上の操
    縦席近傍に設けたことを特徴とする小型水上乗物。
  3. 【請求項3】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ該電
    動機の電源となる複数のバッテリを適宜接続して複数の
    電源系統を形成し、これらの電源系統のいずれかを選択
    する切替えスイッチを船上の操縦席近傍に設けたことを
    特徴とする小型水上乗物。
  4. 【請求項4】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ該電
    動機および補機類を収納する機関室を密閉構造としたこ
    とを特徴とする小型水上乗物。
  5. 【請求項5】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ押圧
    されることにより前記電動機の駆動回路を閉成するオン
    −オフスイッチと、該駆動回路の開閉および閉成時にお
    ける電動機駆動電力の制御を行う出力制御操作部材と
    を、操向用ハンドル上に互いに近接させて設けたことを
    特徴とする小型水上乗物。
  6. 【請求項6】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ該電
    動機の電源となるバッテリの設置位置を可変としたこと
    を特徴とする小型水上乗物。
  7. 【請求項7】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ水上
    部分の構造を、これが水没した時に左右いずれか一方の
    半部の浮力が他の半部の浮力より大きくなるよう、左右
    非対称としたことを特徴とする小型水上乗物。
  8. 【請求項8】 船体内に設けられた原動機により駆動さ
    れるインペラにより外部の水を加圧して高圧水を発生さ
    せ、この高圧水を船尾ノズルより噴射して推進する小型
    水上乗物において、前記原動機を電動機とし、かつ操向
    用ハンドルのグリップ部に隣接した位置に音響警報装置
    作動スイッチを設けたことを特徴とする小型水上乗物。
  9. 【請求項9】 船底後尾に前方へ向って下方へ開くこと
    のできる偏流板を設け、該偏流板を前記正逆転制御操作
    部材に連動させ、該操作部材が電動機逆転位置に設定さ
    れた時に前記偏流板が開くようにした請求項2記載の小
    型水上乗物。
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