JPH0585473A - 防水衣服およびそのシール部の製法 - Google Patents
防水衣服およびそのシール部の製法Info
- Publication number
- JPH0585473A JPH0585473A JP3157700A JP15770091A JPH0585473A JP H0585473 A JPH0585473 A JP H0585473A JP 3157700 A JP3157700 A JP 3157700A JP 15770091 A JP15770091 A JP 15770091A JP H0585473 A JPH0585473 A JP H0585473A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- seal portion
- waterproof
- base cloth
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 首部、手首部、足首部の防水性を高めた防
水衣服、例えばドライスーツやカッパ、を得る。 【構成】 防水衣服本体(1)と、その首部、手首
部、足首部に接続されるゴム製のシール部(2)とから
なり、両者が接続される部分のシール部はその少なくと
も一部分が基布(5)で裏打ちされている。基布(5)
の素材は、織物、編物、および片面を樹脂でコーティン
グした織物、編物である。
水衣服、例えばドライスーツやカッパ、を得る。 【構成】 防水衣服本体(1)と、その首部、手首
部、足首部に接続されるゴム製のシール部(2)とから
なり、両者が接続される部分のシール部はその少なくと
も一部分が基布(5)で裏打ちされている。基布(5)
の素材は、織物、編物、および片面を樹脂でコーティン
グした織物、編物である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水衣服、例えば、ダイ
バーが着用するドライスーツや漁業従事者などが着用す
るカッパに関し、特に、手首、足首、首が入る部分に改
良を加えた防水衣服に関するものである。
バーが着用するドライスーツや漁業従事者などが着用す
るカッパに関し、特に、手首、足首、首が入る部分に改
良を加えた防水衣服に関するものである。
【0002】
【従来の技術】防水衣服は水が中に入らないように設計
されている。しかし、人間が身に付けるものであり、完
全に防水するのは不可能に近い。主な浸水箇所は、防水
衣服の首部、手首部、足首部(本明細書では、これらの
部分を総称して「シール部」という)である。
されている。しかし、人間が身に付けるものであり、完
全に防水するのは不可能に近い。主な浸水箇所は、防水
衣服の首部、手首部、足首部(本明細書では、これらの
部分を総称して「シール部」という)である。
【0003】ドライスーツでは、シール部の防水性を高
めるため、従来、この部分にはラテックスゴムやネオプ
レーンゴムのリング体を取り付けている。ラテックスゴ
ムは薄く伸縮力の高いゴムで、ネオプレーンゴムよりも
防水性が高い。しかし、締め付ける力も強いので、適正
なサイズのものにしておくことが要求される。そのた
め、メーカー側では、多少小さめにシール部を作ってお
き、ダイバーが購入後自分のサイズにあわせてゴムを切
り込むことが多い。
めるため、従来、この部分にはラテックスゴムやネオプ
レーンゴムのリング体を取り付けている。ラテックスゴ
ムは薄く伸縮力の高いゴムで、ネオプレーンゴムよりも
防水性が高い。しかし、締め付ける力も強いので、適正
なサイズのものにしておくことが要求される。そのた
め、メーカー側では、多少小さめにシール部を作ってお
き、ダイバーが購入後自分のサイズにあわせてゴムを切
り込むことが多い。
【0004】このゴムリング体はドライスーツとは別成
型され、ドライスーツのシール部の先端に接着剤で接着
されている。しかし、このゴムリング体と、ドライスー
ツ本体の表面材料である防水加工を施したPVCとは接
着性が悪く、そのままでは容易に接着しない。そこで、
これらのゴムリング体の裏面に紙やすりで凹凸を付ける
前処理を行なって接着性を良くした上で、接着剤により
両者を接着している。
型され、ドライスーツのシール部の先端に接着剤で接着
されている。しかし、このゴムリング体と、ドライスー
ツ本体の表面材料である防水加工を施したPVCとは接
着性が悪く、そのままでは容易に接着しない。そこで、
これらのゴムリング体の裏面に紙やすりで凹凸を付ける
前処理を行なって接着性を良くした上で、接着剤により
両者を接着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのような前処理は時
間と手間がかかり、ドライスーツの製造コストを引き上
げる要因となるのはいうまでもない。本発明はこれを不
要にするためシール部を改良した防水衣服を提供するこ
とを目的とするものである。本発明はさらにそのような
シール部の製法も提供する。
間と手間がかかり、ドライスーツの製造コストを引き上
げる要因となるのはいうまでもない。本発明はこれを不
要にするためシール部を改良した防水衣服を提供するこ
とを目的とするものである。本発明はさらにそのような
シール部の製法も提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の防水衣服は、防
水衣服本体とその首部、手首部、足首部に接続されるゴ
ム製のシール部とからなり、両者が接続される部分のシ
ール部はその少なくとも一部分が基布で裏打ちされてい
ることを特徴とする。
水衣服本体とその首部、手首部、足首部に接続されるゴ
ム製のシール部とからなり、両者が接続される部分のシ
ール部はその少なくとも一部分が基布で裏打ちされてい
ることを特徴とする。
【0007】防水衣服は、例えばドライスーツやカッパ
である。防水機能とシール部を持つものであれば、本体
自体はどのような構造のものでも構わない。
である。防水機能とシール部を持つものであれば、本体
自体はどのような構造のものでも構わない。
【0008】シール部のゴムは、ドライスーツの場合、
現在のところ、前記したように、ラテックスゴムが通常
用いられるが、その他のゴムでもよい。シール部の形状
は、通常、ほぼ均一の太幅リング部と、先細りとなった
先端リング部の二段になっている。
現在のところ、前記したように、ラテックスゴムが通常
用いられるが、その他のゴムでもよい。シール部の形状
は、通常、ほぼ均一の太幅リング部と、先細りとなった
先端リング部の二段になっている。
【0009】本発明の特徴は、このシール部の内側に基
布が貼着されていることである。基布は、上記ほぼ均一
の太幅リング部に貼着され、先細りとなった先端リング
部はゴムのまま残されている。基布の素材は、例えば織
物、編物、および片面を樹脂コーティングした織物、編
物が用いられる。コーティングする樹脂は、例えば、P
VC、ポリウレタン、天然・合成ゴム、EVAなどであ
る。
布が貼着されていることである。基布は、上記ほぼ均一
の太幅リング部に貼着され、先細りとなった先端リング
部はゴムのまま残されている。基布の素材は、例えば織
物、編物、および片面を樹脂コーティングした織物、編
物が用いられる。コーティングする樹脂は、例えば、P
VC、ポリウレタン、天然・合成ゴム、EVAなどであ
る。
【0010】シール部のゴムに基布を貼着させる方法
は、ゴムシール部形成用金型に基布を巻き付ける工程、
基布を巻付けた金型をゴム溶液の中に浸漬する工程、加
硫する工程、塩素処理する工程、金型から基布付きのゴ
ムシール部を外す工程、乾燥させる工程からなる。金型
からシール部を外す工程の前後において、ゴム表面から
異物を除去するため水洗い工程を付加することもでき
る。加硫は、例えば140℃の温度で30−120分間
行なう。塩素処理を行なうのは、製品の変色を防止する
と共に表面を滑りやすくするためである。
は、ゴムシール部形成用金型に基布を巻き付ける工程、
基布を巻付けた金型をゴム溶液の中に浸漬する工程、加
硫する工程、塩素処理する工程、金型から基布付きのゴ
ムシール部を外す工程、乾燥させる工程からなる。金型
からシール部を外す工程の前後において、ゴム表面から
異物を除去するため水洗い工程を付加することもでき
る。加硫は、例えば140℃の温度で30−120分間
行なう。塩素処理を行なうのは、製品の変色を防止する
と共に表面を滑りやすくするためである。
【0011】
【作用】本発明では、防水衣服本体とゴム製のシール部
が接続される部分は、シール部が少なくとも一部分基布
で裏打ちされている。基布で裏打ちされたシール部と防
水衣服本体とは容易に縫製できる。また、片面を樹脂で
コーティングした基布を使用したときには、樹脂同士で
溶着させることもできる。
が接続される部分は、シール部が少なくとも一部分基布
で裏打ちされている。基布で裏打ちされたシール部と防
水衣服本体とは容易に縫製できる。また、片面を樹脂で
コーティングした基布を使用したときには、樹脂同士で
溶着させることもできる。
【0012】
【実施例】以下、添付の図面に基づき、ドライスーツを
例にとって、本発明の実施例を説明する。図1は、ドラ
イスーツの本体1の一部と、この防水衣服のシール部2
のゴム体の断面図である。ドライスーツの全体を図示し
ていないのは、ドライスーツ自体は周知であり、どのよ
うなものでも使用できるからである。シール部は、手首
用、足首用、首用で大きさに多少相違はあるが、構造的
にはほぼ同じであるので、1つの図面で代表させること
にする。
例にとって、本発明の実施例を説明する。図1は、ドラ
イスーツの本体1の一部と、この防水衣服のシール部2
のゴム体の断面図である。ドライスーツの全体を図示し
ていないのは、ドライスーツ自体は周知であり、どのよ
うなものでも使用できるからである。シール部は、手首
用、足首用、首用で大きさに多少相違はあるが、構造的
にはほぼ同じであるので、1つの図面で代表させること
にする。
【0013】シール部2のゴムとしては、ラテックスゴ
ムが通常用いられる。シール部2の形状は、ほぼ均一の
太幅リング部3と、先細りとなった先端リング部4の二
段になっている。ドライスーツの場合、この先端リング
部4のゴムをダイバーが自分の手首、足首、首のサイズ
に合わせて切り込むことにより体に密着させることがで
きるようになっている。
ムが通常用いられる。シール部2の形状は、ほぼ均一の
太幅リング部3と、先細りとなった先端リング部4の二
段になっている。ドライスーツの場合、この先端リング
部4のゴムをダイバーが自分の手首、足首、首のサイズ
に合わせて切り込むことにより体に密着させることがで
きるようになっている。
【0014】基布5は、上記したほぼ均一の太幅リング
部3のみに裏打ちされており、先細りとなった先端リン
グ部4はゴムのまま残すことが好ましい。体にはゴムだ
けの方が密着しやすいからである。基布5の素材は、例
えばナイロン420d ×420dの織物である。その
他の織物、編物、および片面を樹脂、例えばPVCでコ
ーティングした織物、編物も使用できる。コーティング
する樹脂としては、その他ポリウレタン、天然・合成ゴ
ム、EVAなどを使用することができる。
部3のみに裏打ちされており、先細りとなった先端リン
グ部4はゴムのまま残すことが好ましい。体にはゴムだ
けの方が密着しやすいからである。基布5の素材は、例
えばナイロン420d ×420dの織物である。その
他の織物、編物、および片面を樹脂、例えばPVCでコ
ーティングした織物、編物も使用できる。コーティング
する樹脂としては、その他ポリウレタン、天然・合成ゴ
ム、EVAなどを使用することができる。
【0015】シール部2のゴムに基布を貼着させるに
は、金型に基布を巻付け、ゴム溶液の中に浸漬し、約1
50℃の温度で約80分間加硫する。その後、塩素処理
した後、水洗いし、シール部を金型から外して、乾燥さ
せる。
は、金型に基布を巻付け、ゴム溶液の中に浸漬し、約1
50℃の温度で約80分間加硫する。その後、塩素処理
した後、水洗いし、シール部を金型から外して、乾燥さ
せる。
【0016】このシール部2は、防水衣服本体1に接続
される。本実施例では、シール部2を防水衣服1の外側
に接続させているが、内側に接続させてもよい。基布で
裏打ちされたシール部2と防水衣服本体1とは容易に縫
製できる。また、片面を樹脂でコーティングした基布を
使用したときには、樹脂同士で溶着させることもでき
る。
される。本実施例では、シール部2を防水衣服1の外側
に接続させているが、内側に接続させてもよい。基布で
裏打ちされたシール部2と防水衣服本体1とは容易に縫
製できる。また、片面を樹脂でコーティングした基布を
使用したときには、樹脂同士で溶着させることもでき
る。
【0017】
【発明の効果】本発明では、防水衣服本体とゴム製のシ
ール部が接続される部分は、シール部が少なくとも一部
分基布で裏打ちされている。上記したように、基布で裏
打ちされたシール部と防水衣服本体とは容易に縫製でき
る。また、片面を樹脂でコーティングした基布を使用し
たときには、樹脂同士で溶着させることもできる。した
がって、従来技術において必要であったゴムの裏面に対
する煩雑な前処理が不要となった。
ール部が接続される部分は、シール部が少なくとも一部
分基布で裏打ちされている。上記したように、基布で裏
打ちされたシール部と防水衣服本体とは容易に縫製でき
る。また、片面を樹脂でコーティングした基布を使用し
たときには、樹脂同士で溶着させることもできる。した
がって、従来技術において必要であったゴムの裏面に対
する煩雑な前処理が不要となった。
【図1】防水衣服本体の一部と、防水衣服のシール部の
ゴム体の断面図である。
ゴム体の断面図である。
1 防水衣服本体 2 シール部 3 太幅リング部 4 先端リング部 5 基布
Claims (3)
- 【請求項1】 防水衣服本体(1)と、その首部、手首
部、足首部に接続されるゴム製のシール部(2)とから
なり、両者が接続される部分のシール部はその少なくと
も一部分が基布(5)で裏打ちされていることを特徴と
する防水衣服。 - 【請求項2】 基布(5)の素材が、織物、編物、およ
び片面を樹脂でコーティングした織物、編物である請求
項1記載の防水衣服。 - 【請求項3】 ゴムシール部形成用金型に基布を巻き付
ける工程、基布を巻付けた金型をゴム溶液の中に浸漬す
る工程、加硫する工程、塩素処理する工程、金型から基
布付きのゴムシール部を外す工程、乾燥させる工程を有
することを特徴とする防水衣服用のシール部の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157700A JPH0585473A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 防水衣服およびそのシール部の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157700A JPH0585473A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 防水衣服およびそのシール部の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585473A true JPH0585473A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=15655469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157700A Pending JPH0585473A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 防水衣服およびそのシール部の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0585473A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005256269A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Nike Inc | 弾性シールを有する水着 |
| JP2006299483A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Fujikura Parachute Co Ltd | ドライスーツ |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3157700A patent/JPH0585473A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005256269A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Nike Inc | 弾性シールを有する水着 |
| US8082595B2 (en) | 2004-03-10 | 2011-12-27 | Nike, Inc. | Article of swimwear with resilient seal |
| JP2006299483A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Fujikura Parachute Co Ltd | ドライスーツ |
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