JPH0585522U - 放電加工機用電流検出センサ - Google Patents

放電加工機用電流検出センサ

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JPH0585522U
JPH0585522U JP3699292U JP3699292U JPH0585522U JP H0585522 U JPH0585522 U JP H0585522U JP 3699292 U JP3699292 U JP 3699292U JP 3699292 U JP3699292 U JP 3699292U JP H0585522 U JPH0585522 U JP H0585522U
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JP
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current
electric discharge
wire
detection sensor
machining
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JP3699292U
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English (en)
Inventor
雄二 金子
邦博 高原
善博 渡部
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線の状態等によって電流検出のための特性
が変化することがなく、極めて安定に加工のためのパル
ス状電流の検出を行なうことができる放電加工機用電流
検出センサを提供すること。 【構成】 放電加工用電源装置から供給される放電加工
のためのパルス状電流を通過させるための導電性部材の
周囲に、該導電性部材と所定の相対位置関係を保つよう
に検出用コイルを設けるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、放電加工用電源装置から放電加工間隙に供給される加工電流を検出 するための、放電加工機用電流検出センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ワイヤカット放電加工機では、電流波高値の大きい電流を放電加工間 隙にインピーダンスの影響をできるだけ受けずに流すことにより、加工性能、特 に加工速度、が向上することが知られている。したがって、放電加工用電源と加 工機本体とを接続する出力線として一般にシールド線が使用され、加工機本体側 でこの出力線はさらにシールドされていない2つの非シールド線、すなわち、陽 極非シールド線と陰極非シールド線とに分けられる。そして、陽極非シールド線 は被加工物と電気的に接続され、陰極非シールド線はワイヤ電極に電流を供給す るための給電体と電気的に接続される。
【0003】 しかし、被加工物の寸法が大きい場合には、機械の寸法も大きくなる等の理由 により非シールド線により配線される部分の長さが長くなり、インピーダンスの 影響を受け易くなるという問題を生じる。この問題を解決するため、非シールド 線部分のインピーダンス成分を少なくする目的で、非シールド線部分の導電線を 複数本使用するか、又は径のより太い導電線にて接続するなどの対策がとられて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、加工状態を検出するため、誘導起電流を利用した電流測定プローブ によってワイヤ電極に給電体を通して流れる高周波電流を測定する場合、非シー ルド線部分を電流測定プローブの中空部分に通して両者を電磁結合させなければ ならないが、上述の如く、放電加工機の大きさによって非シールド線部分の径が 異なるので、線材を貫通させる測定のための中空部分の径に余裕のある電流測定 プローブを使用しなくてはならない。
【0005】 この結果、出力線の非シールド線部分と電流測定プローブの測定部分との間に は一般にすき間が生じており、したがって両者の相対位置関係は加工機本体のX −Yテーブルの移動に伴い変化してしまう傾向を生じる。この相対位置関係の変 化は、電流測定プローブと非シールド線とによって構成される測定系の特性に影 響を与え、正確な電流測定を行なうことができないという不具合を生じる。
【0006】 この不具合を解決するため、非シールド線と電流測定プローブとの間の相対位 置関係がX−Yテーブルの移動等に拘らず変化することがないように、両者を適 宜の手段で固定してしまうことも考えられる。しかし、複数の非シールド線が用 いられている場合などでは非シールド線の交換時に以前と同じ位置関係に固定す ることは難しく、交換の前後において測定値が変化することもあり、上下給電体 と接続されている非シールド線間に設けられた各々の電流測定プローブの検出感 度をそのたびに再調整する必要が生じる等の別の問題を生じることとなる。
【0007】 上記では、ワイヤカット放電加工機における加工電流の測定の場合を例にとっ て説明したが、型彫放電加工機の場合にも同様の問題を生じうるものである。
【0008】 本考案の目的は、したがって、従来技術における上述の不具合を解決すること ができる、改善された放電加工機用電流検出センサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の特徴は、放電加工用電源装置から供給され る放電加工のためのパルス状電流を通過させるための導電性部材の周囲に、該導 電性部材と所定の相対位置関係を保つように検出用コイルを設け、該検出用コイ ルから前記パルス状電流に相応した電気信号を得るようにした点にある。
【0010】
【作用】 被測定電流であるパルス状電流を流すための導電性部材が検出用コイルと所定 の相対位置関係を保つようにして設けられているので、電流測定回路のために構 成される回路が、配線状態、放電加工機の作動状態等の影響を受けることがない 。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例につき詳細に説明する。 図3は、本考案による電流検出センサを用いて放電加工パルス電流の波高値を 検出するように構成されたワイヤカット放電加工装置1を概略的に示す構成図で ある。
【0012】 ワイヤカット放電加工装置1は、ワイヤカット放電加工機本体2と加工用電源 3とから成っている。ワイヤカット放電加工機本体2は、ワイヤボビン4に巻か れているワイヤ電極5を駆動ローラ6を介して一対のワイヤガイド7、8に送り 、さらにワイヤ引出し装置9によって使用済みのワイヤ電極5を引張り出す、公 知の構成のワイヤ走行系10を有しており、これにより、ワイヤ電極5はワイヤ ガイド7−8間において所要の張力を保ちつつ所定の通路に沿って走行すること ができる。
【0013】 符号11で示されるのは、被加工物12を取付けるためのワークスタンドであ り、ワークスタンド11は、図示しないX軸モータ及びY軸モータによってX− Y平面内で移動できるように設けられたX−Yテーブル13上に固定されている 。このX−Yテーブル13は公知の方法で位置制御され、これにより被加工物1 2とワイヤ電極5との間に所要の相対運動を与えることができる構成となってい る。なお、X−Yテーブル13の駆動系統は公知の構成であるから、その詳細を 説明するのを省略する。
【0014】 被加工物12とワイヤ電極5との間に形成される放電加工間隙Gに放電加工の ための電気エネルギーを間歇的に供給するため、加工用電源3からは加工用パル ス電圧が供給されており、この加工用パルス電圧は、シールド線14を介してワ イヤカット放電加工機本体2に送られる。
【0015】 シールド線14のワイヤカット放電加工機本体2側の端部には、その芯線と接 続されている陽極非シールド線14pとその外被の網線と接続されている陰極非 シールド線14nとが設けられており、これらの陽極及び陰極非シールド線14 p、14nはX−Yテーブル13に固着されている端子板15の端子15p、1 5nに夫々接続されている。端子15nはワイヤ16によって被加工物12と電 気的に接続されており、一方、端子15pは、ワイヤ17a、17b及び第1電 流検出センサ20を介して上側給電体Uと電気的に接続されるほか、ワイヤ18 a、18b及び第2電流検出センサ21を介して下側給電体Lと電気的に接続さ れている。
【0016】 上側給電体Uは走行するワイヤ電極5と接触するようにワイヤガイド7の上流 側に設けられており、下側給電体Lは走行するワイヤ電極5と接触するようにワ イヤガイド8の下流側に設けられている。このように、陽極非シールド線14p は上下に配置された一対の上側及び下側給電体U、Lと上述の如く接続されてお り、放電加工間隙Gにおいて放電が発生すると、放電電流は、ワイヤ17a、1 7bを含む第1の経路及びワイヤ18a、18bを含む第2の経路を通って放電 加工間隙Gに流れ込むことになる。
【0017】 ワイヤ17a、17bを含む第1の経路及びワイヤ18a、18bを含む第2 の経路を流れる放電加工のための各パルス電流の波高値を検出するため、ワイヤ 17aと17bとの間には第1電流検出センサ20が設けられ、一方、ワイヤ1 8aと18bとの間には第2電流検出センサ21が設けらている。第1及び第2 電流検出センサ20、21は、いずれも本考案により構成されたものであり、そ の構成は全く同一である。
【0018】 したがって、以下においては第1電流検出センサ20の構成のみを図1及び図 2を参照しながら詳しく説明する。 第1電流検出センサ20は、放電加工機本体2の図示しないフレームの適宜の 箇所にボルト止めなどの適宜の手段で固定される基台31と一体に形成されてい る円筒状ケース部32を有し、円筒状ケース部32内に検出用コイル33が固定 配置され、これにより電流プローブが構成されている。検出用コイル33の巻始 め端と巻終わり端とに接続されている出力リード線33a、33bは円筒状ケー ス部32から外部に引き出されており、第1演算増幅器51の入力に接続されて いる(図3参照)。
【0019】 円筒状ケース部32の中心にあけられている貫通孔34には、スリーブ状の位 置調整部材35を介して、銅から成る電流通路部材36が嵌め込まれている。図 1から判るように、図示の実施例では、電流通路部材36は円柱状となっており 、その外径は位置調整部材35の内径よりわずかに小さく定められており、且つ 位置調整部材35の外径は貫通孔34の内径よりもわずかに小さく定められてい る。この結果、円柱状の電流通路部材36は位置調整部材35を介して貫通孔3 4に殆ど遊びが生じないようにして嵌入されている。
【0020】 上述の如くして貫通孔34内に収納される電流通路部材36をそこにしっかり と固定するため、電流通路部材36の各端部に形成されたねじ穴36a、36b には、貫通孔34の直径よりも大きな外径を有する固定蓋37、38を介してボ ルト39、40が螺入されており、これにより電流通路部材36が貫通孔34内 にしっかりと固定され、電流通路部材36と検出用コイル33との相対位置関係 が所定の関係に固定される。
【0021】 ボルト39の頭部39aと固定蓋37との間には、図3に示す端子20aを構 成する端子板41が把持されるよう固定蓋37と共締めされており、端子板41 にワイヤ17aの一端がかしめ等の適宜の手段で電気的に接続されている。ボル ト40の頭部40aと固定蓋38との間には図3に示す端子20bを構成する別 の端子板42が同様にして取り付けられており、端子板42にはワイヤ17bの 一端がかしめ等の適宜の手段で電気的に接続されている。
【0022】 なお、図1では、第1電流検出センサ20と上側給電体U及び端子15pを接 続するためのワイヤがそれぞれ1本だけの場合を示したが、これらのワイヤは必 要な電気容量を考慮して、複数本としてもよい。
【0023】 この構成によると、放電加工間隙Gにおいて放電が生じ、端子15pから上側 給電体Uに向けてパルス状の加工電流が流れると、このパルス状の加工電流は電 流通路部材36を流れることになる。上記説明から判るように、検出用コイル3 3は電流通路部材36を囲むようにして配置され、電流通路部材36と検出用コ イル33とによって、電流検出用回路として働く変流器が構成されている。した がって、電流通路部材36に流れる電流に応じた電流が、検出用コイル33から 第1検出電流I1として取り出される。
【0024】 この場合、検出用コイル33と電流通路部材36との相対位置関係は固定され ているので、第1電流検出センサ20の電気的諸特性は、X−Yテーブルの運動 や、ワイヤ17a、17bの配線状態などの影響を一切受けることがなく、所要 の電流検出を良好に行なうことができる。
【0025】 図3に示されているように、第1検出電流I1は第1演算増幅器51で増幅さ れた後、第1検出回路52に入力され、ここで、上側給電体Uを介して放電加工 間隙Gに流れ込む加工用パルス電流の波高値が検出され、その検出結果を示す第 1波高値信号S1が加工用電源3に入力されている。
【0026】 第2電流検出センサ21も第1電流検出センサ20と同じ構成であり、下側給 電体Lを介して放電加工間隙Gに流れる加工用パルス電流に相応した第2検出電 流I2が第2電流検出センサ21から出力される。第2検出電流I2は、第2演 算増幅器62で増幅された後、第2検出回路62に入力され、ここで、下側給電 体Lを介して放電加工間隙Gに流れ込む加工用パルス電流の波高値が検出され、 その検出結果を示す第2波高値信号S2が加工用電源3に入力されている。
【0027】 加工用電源3内には、放電加工用パルスの発生状態を制御するための公知の制 御部が設けられており、第1及び第2波高値信号S1、S2により、ワイヤ電極 5の特定の箇所に放電が集中していないか、許容値以上の電流が流れていないか 、加工電流のレベルは予定通りか等のチェックが行なわれる。
【0028】 既に説明したように、第1及び第2電流検出センサ20、21は、いずれも、 検出用コイル33を含む電流プローブと同軸に配置された電流通路部材36を流 れる電流を測定するので、ワイヤカット放電加工のための比較的パルス幅のせま いパルスでも極めて良好且つ安定にその波高値を測定することができる。
【0029】 図4、図5には、本考案の他の実施例が示されている。図4、図5に示される 電流検出センサ70は、良好な導電性材料である銅から成る電流通路部材71の 両側面に、段付ボルト72、73をそれぞれ一体に形成し、段付ボルト72、7 3の各段部72a、73aに脚部材74、75を端子板76、77と共にはめ合 わせてナット止めし、この電流通路部材71と脚部材74、75とによる組立体 をコイルボビンに見立て、検出用コイル78を電流通路部材71の外周面に捲回 し固定部材79で固定した構成となっている。
【0030】 上述の如く構成した電流検出センサ70もまた、電流プローブとして働く検出 用コイル78と電流通路部材71との間の相対位置関係が固定されていて一定で あり、したがって、図1、図2に示した電流検出センサと同様の効果を得ること ができる。
【0031】 なお、上記実施例では、本考案による電流検出センサをワイヤカット放電加工 装置の上下給電体に対応して設け、これらの給電体を介して加工間隙に流れ込む パルス電流を検出するために用いた例を示したが、本考案はこの用途に限定され るものではなく、例えば、型彫用放電加工機におけるパルス電流の検出等放電加 工用として広く適用できるものである。
【0032】
【考案の効果】
本考案によれば、上述の如く、検出用コイルを含む電流プローブと所定の位置 関係に固定された導電性部材を予め設けておき、この導電性部材に被測定電流で ある放電加工のためのパルス状電流を流すようにしたので、配線の状態、放電加 工機の移動テーブルの作動状態等によって電流検出のための特性が変化すること がなく、極めて安定に、且つ精度よく加工のためのパルス状電流の検出を行なう ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電流検出センサの一実施例の構造
を示す、図2のA−A線断面図。
【図2】本考案による電流検出センサの一実施例を示す
斜視図。
【図3】図2に示す電流検出センサを用いたワイヤカッ
ト放電加工機の構成図。
【図4】本考案による電流検出センサの他の実施例を示
す斜視図。
【図5】図4に示す電流検出センサのB−B線断面図。
【符号の説明】
20 第1電流検出センサ 21 第2電流検出センサ 33、78 検出用コイル 36、71 電流通路部材 37、38 固定蓋 39、40 ボルト 70 電流検出センサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電加工用電源装置から供給される放電
    加工のためのパルス状電流を検出するための放電加工機
    用電流検出センサにおいて、検出用コイルが捲回されて
    成る電流プローブと、該検出用コイルを貫通し且つ該検
    出用コイルと所定の相対位置関係を保つよう前記電流プ
    ローブに取付けられる導電性部材とを有し、該導電性部
    材に前記パルス状電流を流すようにしたことを特徴とす
    る放電加工機用電流検出センサ。
  2. 【請求項2】 放電加工機用電流検出センサにおいて、
    放電加工用電源装置から供給される放電加工のためのパ
    ルス状電流を通過させるための導電性部材と、該導電性
    部材の周囲に該導電性部材と所定の相対位置関係を保つ
    ように設けられた検出用コイルとを有し、該検出用コイ
    ルから前記パルス状電流に相応した電気信号を得るよう
    にしたことを特徴とする放電加工機用電流検出センサ。
JP3699292U 1992-04-17 1992-04-17 放電加工機用電流検出センサ Pending JPH0585522U (ja)

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