JPH058571Y2 - - Google Patents
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- JPH058571Y2 JPH058571Y2 JP1782887U JP1782887U JPH058571Y2 JP H058571 Y2 JPH058571 Y2 JP H058571Y2 JP 1782887 U JP1782887 U JP 1782887U JP 1782887 U JP1782887 U JP 1782887U JP H058571 Y2 JPH058571 Y2 JP H058571Y2
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- Focusing (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 技術分野
本考案は、カメラの測距用光軸調整装置に関
し、より詳細には、測距用の投光素子からの投射
光を受けこれを被写体に向けて投射する投光光学
系の光軸に該投光素子の光軸を合致させるように
調整するカメラの測距用光軸調整装置に関するも
のである。
し、より詳細には、測距用の投光素子からの投射
光を受けこれを被写体に向けて投射する投光光学
系の光軸に該投光素子の光軸を合致させるように
調整するカメラの測距用光軸調整装置に関するも
のである。
(b) 従来技術
三角測量方式に基づき被写体距離を自動的に検
出する距離検出方式として、カメラの投光素子か
ら発する赤外光を集光レンズ等からなる投光光学
系を介して被写体の測距対象へ向けて投射し、そ
の反射赤外光をカメラ内に設けられた光位置検出
器により受光して被写体距離を検出する、いわゆ
るアクテイブ方式(投射光方式)と称されるもの
がある。このアクテイブ方式は、被写体の明るさ
やコントラストなどに依存されず、可動部がない
ため耐久性に優れている等の利点を有している。
出する距離検出方式として、カメラの投光素子か
ら発する赤外光を集光レンズ等からなる投光光学
系を介して被写体の測距対象へ向けて投射し、そ
の反射赤外光をカメラ内に設けられた光位置検出
器により受光して被写体距離を検出する、いわゆ
るアクテイブ方式(投射光方式)と称されるもの
がある。このアクテイブ方式は、被写体の明るさ
やコントラストなどに依存されず、可動部がない
ため耐久性に優れている等の利点を有している。
このようなアクテイブ方式で測距を行なう場
合、上記投光光学系の光軸と上記投光素子の光軸
が合致していなければ正しい測距がなされない。
そこで、従来、第3図〜第7図に示すような光軸
調整装置が提案され実用に供されていた。
合、上記投光光学系の光軸と上記投光素子の光軸
が合致していなければ正しい測距がなされない。
そこで、従来、第3図〜第7図に示すような光軸
調整装置が提案され実用に供されていた。
この従来装置は、第3図に平面図を、第4図お
よび第6図に背面図を、第5図および第7図に側
面図をもつてそれぞれ示すように、基板部30
は、図示しないカメラの不動部に固定され、この
基板部30の一端部にねじ31によつて板ばねか
らなる略L字状の保持板32が固定されている。
保持板32の立上り部32aに支持される投光素
子33の光軸33a(第4図、第6図では省略)
を集光レンズ34等からなる投光光学系の光軸3
4a(以下予定光軸という)に合致させるために、
投光素子33から投射される光が進む光路35
(第3図のみ図示)外の水平部32bの片方の側
部に突設された押圧部32cを、同じく光路35
外の基板部30側方に突設された螺合部30aに
螺合する調整ねじ36αの先端部で押圧すること
により、光軸調整が可能なように構成されてい
る。
よび第6図に背面図を、第5図および第7図に側
面図をもつてそれぞれ示すように、基板部30
は、図示しないカメラの不動部に固定され、この
基板部30の一端部にねじ31によつて板ばねか
らなる略L字状の保持板32が固定されている。
保持板32の立上り部32aに支持される投光素
子33の光軸33a(第4図、第6図では省略)
を集光レンズ34等からなる投光光学系の光軸3
4a(以下予定光軸という)に合致させるために、
投光素子33から投射される光が進む光路35
(第3図のみ図示)外の水平部32bの片方の側
部に突設された押圧部32cを、同じく光路35
外の基板部30側方に突設された螺合部30aに
螺合する調整ねじ36αの先端部で押圧すること
により、光軸調整が可能なように構成されてい
る。
そして、今例えば第5図に示すように調整され
るべき予定光軸34aと投光素子33の光軸33
aとがずれている場合、これを合致させるため
に、調整ねじ36を図中下方に進出するように回
転させると、調整ねじ36によつて押圧部32c
が押圧されて第7図に示すように水平部32bが
その弾発力に抗して押し下げられ、それに伴つて
立上り部32aが下方に移動し予定光軸34aに
光軸33aが交又する。しかしながら、立上り部
32aの上端部は何ら規制を受けていない自由な
状態なので、第5図に示す立上り部32aと水平
部32bとがなす折曲角度を保持したまま下方に
移動するため、第7図に示すように予定光軸34
aの上下位置のみは投光素子33の表面近傍にお
いて合致するが、光軸33aは誤差角Δθを発生
すると共に予定光軸34方向の位置ずれΔlを発
生して、集光レンズ34より投射される光束が広
がりを生じることになる。
るべき予定光軸34aと投光素子33の光軸33
aとがずれている場合、これを合致させるため
に、調整ねじ36を図中下方に進出するように回
転させると、調整ねじ36によつて押圧部32c
が押圧されて第7図に示すように水平部32bが
その弾発力に抗して押し下げられ、それに伴つて
立上り部32aが下方に移動し予定光軸34aに
光軸33aが交又する。しかしながら、立上り部
32aの上端部は何ら規制を受けていない自由な
状態なので、第5図に示す立上り部32aと水平
部32bとがなす折曲角度を保持したまま下方に
移動するため、第7図に示すように予定光軸34
aの上下位置のみは投光素子33の表面近傍にお
いて合致するが、光軸33aは誤差角Δθを発生
すると共に予定光軸34方向の位置ずれΔlを発
生して、集光レンズ34より投射される光束が広
がりを生じることになる。
一方、第3図、第4図および第6図に示すよう
に、調整ねじ36、螺合部30aおよび押圧部3
2cからなる調整部は、光路35に影響を与えな
いために、光路35から外れた基板部30および
水平部32bの側方に配設されている。従つて上
述のように光軸33aを合致させるために、調整
ねじ36によつて保持板32を押し下げると、第
6図に示すように水平部32bがねじ31に固定
されている部位を中心とする反時計方向のモーメ
ントを受けてねじ曲る結果、投光素子33を支持
している立上り部32aが、その下端部中央を中
心として反時計方向に回転して誤差角αを発生し
投光素子33の左右方向の位置がずれる。そして
この左右方向の位置ずれは、上述の光位置検出器
に入射するスポツト光の位置ずれとなるため正し
い測距ができず、測距精度を低下させるという問
題が発生する。
に、調整ねじ36、螺合部30aおよび押圧部3
2cからなる調整部は、光路35に影響を与えな
いために、光路35から外れた基板部30および
水平部32bの側方に配設されている。従つて上
述のように光軸33aを合致させるために、調整
ねじ36によつて保持板32を押し下げると、第
6図に示すように水平部32bがねじ31に固定
されている部位を中心とする反時計方向のモーメ
ントを受けてねじ曲る結果、投光素子33を支持
している立上り部32aが、その下端部中央を中
心として反時計方向に回転して誤差角αを発生し
投光素子33の左右方向の位置がずれる。そして
この左右方向の位置ずれは、上述の光位置検出器
に入射するスポツト光の位置ずれとなるため正し
い測距ができず、測距精度を低下させるという問
題が発生する。
一方、上述のように投光素子33の上下位置を
調整すると、左右位置が狂うので第3図〜第7図
に示す上下調整手段の他に左右方向の調整のため
の左右調整手段を付設し、上下位置の調整によつ
て発生する左右方向の位置ずれを該左右調整手段
で修正し得るように構成すればよいが、このよう
にした場合、構成が複雑化すると共に製造工程に
おける調整作業を煩雑化させることとなり、製造
コストの上昇を来たすことになる。
調整すると、左右位置が狂うので第3図〜第7図
に示す上下調整手段の他に左右方向の調整のため
の左右調整手段を付設し、上下位置の調整によつ
て発生する左右方向の位置ずれを該左右調整手段
で修正し得るように構成すればよいが、このよう
にした場合、構成が複雑化すると共に製造工程に
おける調整作業を煩雑化させることとなり、製造
コストの上昇を来たすことになる。
(c) 目的
本考案は、上述の諸問題に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、安価にして簡略な
構成で、測距用光軸の調整作業を容易化し、しか
も測距精度を向上させ得るカメラの測距用光軸調
整装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、安価にして簡略な
構成で、測距用光軸の調整作業を容易化し、しか
も測距精度を向上させ得るカメラの測距用光軸調
整装置を提供することにある。
(d) 構成
本考案は、上述の目的を達成させるため、測距
用の投光素子からの投射光を受けこれを被写体に
向けて投射する投光光学系の光軸に該投光素子の
光軸を合致させるように調整するカメラの測距用
光軸調整装置において、カメラの不動部に固定さ
れ上記投光光学系の光軸に略平行な基板面を有す
ると共に中心軸が該基板面と略直交するようにし
て設けられた基軸を有する基板部と、この基板部
と実質的に一体をなし該基板部と所定間隔を隔て
て配設され上記基軸から一定距離隔てられ且つ該
基軸と平行をなす線分が該基軸を中心として回転
するとき得られる回転円柱面の一部に対応する案
内面を有する案内支持部と、薄板ばね材をもつて
略L字状に形成され、その一方の腕片が上記基板
面に上記基軸にて回動可能に枢支され、この一方
の腕片から略L字状に折曲されて延設された他方
の腕片が上記案内面に対し摺動可能に圧接された
投光素子保持部材と、光軸が上記投光光学系の光
軸と大略合致するようにして上記他方の腕片に取
付けられた投光素子と、上記投光素子保持部材の
一方の腕片を上記基軸を中心とした任意の回動角
度位置に一時的に固定すると共に上記他方の腕片
を上記案内支持部に摺接しつつ上記投光光学系の
光軸に直交する方向に移動せしめる調整手段とを
備え、上記基軸と上記調整手段と上記投光素子と
を、上記投光光学系の光軸を通る面上にほぼ位置
するように配設したことを特徴としたものであ
る。
用の投光素子からの投射光を受けこれを被写体に
向けて投射する投光光学系の光軸に該投光素子の
光軸を合致させるように調整するカメラの測距用
光軸調整装置において、カメラの不動部に固定さ
れ上記投光光学系の光軸に略平行な基板面を有す
ると共に中心軸が該基板面と略直交するようにし
て設けられた基軸を有する基板部と、この基板部
と実質的に一体をなし該基板部と所定間隔を隔て
て配設され上記基軸から一定距離隔てられ且つ該
基軸と平行をなす線分が該基軸を中心として回転
するとき得られる回転円柱面の一部に対応する案
内面を有する案内支持部と、薄板ばね材をもつて
略L字状に形成され、その一方の腕片が上記基板
面に上記基軸にて回動可能に枢支され、この一方
の腕片から略L字状に折曲されて延設された他方
の腕片が上記案内面に対し摺動可能に圧接された
投光素子保持部材と、光軸が上記投光光学系の光
軸と大略合致するようにして上記他方の腕片に取
付けられた投光素子と、上記投光素子保持部材の
一方の腕片を上記基軸を中心とした任意の回動角
度位置に一時的に固定すると共に上記他方の腕片
を上記案内支持部に摺接しつつ上記投光光学系の
光軸に直交する方向に移動せしめる調整手段とを
備え、上記基軸と上記調整手段と上記投光素子と
を、上記投光光学系の光軸を通る面上にほぼ位置
するように配設したことを特徴としたものであ
る。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図および第2図は、本考案に係るカメラの
測距用光軸調整装置の一実施例の構成を示す図
で、第1図は、一部を省略した分解斜視図、第2
図は、第1図の光軸を含む垂直面で切断した縦断
側面図である。上記両図において、1は球面集光
レンズ、2はいわゆるアクテイブ方式によつて被
写体距離を測距するために赤外光を発光する発光
ダイオードよりなる投光素子で、レンズ部2aと
ベース2bと電極2c等から構成されている。3
は上記集光レンズ1および投光素子2等よりなる
投光光学系の光軸、つまり、投光素子2の光軸を
合致させるべき予定光軸である。4はカメラの不
動部(図示せず)に固定される厚肉板状の基板
部、4a〜4dはこの基板部4を構成し、4aお
よび4bは共に予定光軸3に略平行な基板面、4
cはこの基板面4aおよび4bを略直角に貫いて
穿設される取付孔(第1図では省略)、4dは基
板面4a,4bよりも高い段差をもつて基板部4
より延設された板状の調整部、5はこの調整部4
dに穿設され内周に雌ねじが螺設されたねじ部、
6は中心軸が予定光軸3と略直交するようにして
設けられた基軸で、上記取付孔4cの中心と一致
している。7は基板部4の側面より立設され基板
部4と所定の間隔を隔てて配設され、基軸6から
一定距離隔てられ且つ該基軸6と平行をなす線分
が基軸6を中心として回転するとき得られる回転
円柱面の一部に対応する案内面7aを有する案内
支持部としてのストツパ部であり、この例におい
ては、案内面7aの略中央部には半円柱状の切欠
7bが形成されている。このストツパ部7は、側
板8を介して基板部4と実質的に一体に連接され
ている。
測距用光軸調整装置の一実施例の構成を示す図
で、第1図は、一部を省略した分解斜視図、第2
図は、第1図の光軸を含む垂直面で切断した縦断
側面図である。上記両図において、1は球面集光
レンズ、2はいわゆるアクテイブ方式によつて被
写体距離を測距するために赤外光を発光する発光
ダイオードよりなる投光素子で、レンズ部2aと
ベース2bと電極2c等から構成されている。3
は上記集光レンズ1および投光素子2等よりなる
投光光学系の光軸、つまり、投光素子2の光軸を
合致させるべき予定光軸である。4はカメラの不
動部(図示せず)に固定される厚肉板状の基板
部、4a〜4dはこの基板部4を構成し、4aお
よび4bは共に予定光軸3に略平行な基板面、4
cはこの基板面4aおよび4bを略直角に貫いて
穿設される取付孔(第1図では省略)、4dは基
板面4a,4bよりも高い段差をもつて基板部4
より延設された板状の調整部、5はこの調整部4
dに穿設され内周に雌ねじが螺設されたねじ部、
6は中心軸が予定光軸3と略直交するようにして
設けられた基軸で、上記取付孔4cの中心と一致
している。7は基板部4の側面より立設され基板
部4と所定の間隔を隔てて配設され、基軸6から
一定距離隔てられ且つ該基軸6と平行をなす線分
が基軸6を中心として回転するとき得られる回転
円柱面の一部に対応する案内面7aを有する案内
支持部としてのストツパ部であり、この例におい
ては、案内面7aの略中央部には半円柱状の切欠
7bが形成されている。このストツパ部7は、側
板8を介して基板部4と実質的に一体に連接され
ている。
12は、薄板ばね材をもつて略L字状に形成さ
れた投光素子保持部材としての保持板であり、一
方の腕片としての水平部10の端部がハトメ11
によつて基板部4に枢支され他方の腕片としての
立上り部9の先端が案内面7aに摺動可能に圧接
されている。この立上り部9は、上半部にU字状
に切欠かれたフオーク状部9aと、このフオーク
状部9aの上端近傍に固着され案内面7aとの摺
動を滑らかにするための半球状のスライダ9b
と、上記フオーク状部9aの略U字状切欠に嵌入
された投光素子2のベース2cを押圧して投光素
子2を支持する切起しばね9cと、立上り部9の
下端部から水平部10にかけて長角孔状に切欠い
た角状切欠9dを有している。一方の腕片として
の水平部10には、上記立上り部9の下端部より
鋭角に折曲して連設された傾斜部10aと、この
傾斜部10aの中間部に設けられ、基軸6を中心
とする円弧状の長孔が形成されてなる逃げ孔10
bと、基板面4bと当接する当接部10cと、こ
の当接部10cの中央部に穿設された取付孔10
dを有している。尚、この保持板12は、上述の
ようにハトメ11によつて回動可能に基板部4に
取付けられている。13は逃げ孔10bに下方か
ら挿通された上でねじ部5と螺合した状態におい
て、基軸6を中心とする保持板12の所定角度内
での回動を許容すると共に上記基板部4に保持板
12を半固定的に連結する調整ねじである。尚、
この調整ねじ13、逃げ孔10bおよびねじ部5
をもつて調整手段を構成している。また、取付孔
10d,4cおよびねじ部5のそれぞれの中心
は、上記光軸を通る平面内に含まれるように配置
されている。また保持板12は、外力が加わらな
い自由状態のとき、例えば調整ねじ13をねじ部
5に螺合せしめない状態のとき、当接部10cに
対して傾斜部10aがわずか第2図中下方に付勢
されており、この自由状態で当接部10cを基板
面4bに当接すると点線で示す位置14(第1図
では省略)にフオーク状部9aの先端およびスラ
イダ9bが位置するように形成されている。
れた投光素子保持部材としての保持板であり、一
方の腕片としての水平部10の端部がハトメ11
によつて基板部4に枢支され他方の腕片としての
立上り部9の先端が案内面7aに摺動可能に圧接
されている。この立上り部9は、上半部にU字状
に切欠かれたフオーク状部9aと、このフオーク
状部9aの上端近傍に固着され案内面7aとの摺
動を滑らかにするための半球状のスライダ9b
と、上記フオーク状部9aの略U字状切欠に嵌入
された投光素子2のベース2cを押圧して投光素
子2を支持する切起しばね9cと、立上り部9の
下端部から水平部10にかけて長角孔状に切欠い
た角状切欠9dを有している。一方の腕片として
の水平部10には、上記立上り部9の下端部より
鋭角に折曲して連設された傾斜部10aと、この
傾斜部10aの中間部に設けられ、基軸6を中心
とする円弧状の長孔が形成されてなる逃げ孔10
bと、基板面4bと当接する当接部10cと、こ
の当接部10cの中央部に穿設された取付孔10
dを有している。尚、この保持板12は、上述の
ようにハトメ11によつて回動可能に基板部4に
取付けられている。13は逃げ孔10bに下方か
ら挿通された上でねじ部5と螺合した状態におい
て、基軸6を中心とする保持板12の所定角度内
での回動を許容すると共に上記基板部4に保持板
12を半固定的に連結する調整ねじである。尚、
この調整ねじ13、逃げ孔10bおよびねじ部5
をもつて調整手段を構成している。また、取付孔
10d,4cおよびねじ部5のそれぞれの中心
は、上記光軸を通る平面内に含まれるように配置
されている。また保持板12は、外力が加わらな
い自由状態のとき、例えば調整ねじ13をねじ部
5に螺合せしめない状態のとき、当接部10cに
対して傾斜部10aがわずか第2図中下方に付勢
されており、この自由状態で当接部10cを基板
面4bに当接すると点線で示す位置14(第1図
では省略)にフオーク状部9aの先端およびスラ
イダ9bが位置するように形成されている。
このように構成された本実施例の組立て手順お
よび作用を説明する。
よび作用を説明する。
先ず、保持板12を基板部4に取付け、ハトメ
11を取付孔4c,10dに挿通してカシメる。
この状態で立上り部9のスライダ9bは、第2図
に破線をもつて示すように案内面7aに当接して
いない位置14にある。従つて保持板12にはど
この部位にも弾発力が発生しないので、取付け作
業が容易にできる利点がある。
11を取付孔4c,10dに挿通してカシメる。
この状態で立上り部9のスライダ9bは、第2図
に破線をもつて示すように案内面7aに当接して
いない位置14にある。従つて保持板12にはど
この部位にも弾発力が発生しないので、取付け作
業が容易にできる利点がある。
次に、投光素子2をフオーク状部9aの上端部
から略U字状の切欠に嵌入し切起しばね9cでベ
ース2bを押圧せしめて投光素子2を固定する。
尚、この時ストツパ部7の略中央部には切欠7b
が形成されているので、突出しているレンズ部2
aを案内面7aにぶつけることなく、受光素子2
を取付けることができ、従つて立上り部9に無理
な力を加えたりすることがない利点がある。そし
て次に、調整ねじ13を図中下方から逃げ孔10
bに挿通した上でねじ部5に螺合する。さらに調
整ねじ13を回転して図中上方に進めると調整ね
じ13の頭部13aが傾斜部10aの下面、すな
わち逃げ孔10bの周辺部の下面と摺接する。こ
の時点から水平部10に弾発力が発生しさらに調
整ねじ13をこの弾発力に抗して上方にねじ込ん
でゆくと、水平部10が上方に押圧され、案内面
7aから少し離れた位置14にあつた立上り部9
が実線で示す位置に移動し、スライダ9bが案内
面7aに摺動可能な状態で押圧される。さらに調
整ねじ13をねじ込ませることによつて調整域に
入り、調整ねじ13の上下移動に略比例して立上
り部9、すなわち投光素子2が基軸6に沿う方向
(予定光軸3に直交する方向)に上下移動する。
本来、傾斜部10aの上方への変位に伴つて立上
り部9の上端部は上昇移動と共に第2図中時計方
向に回動しようとするが、スライダ9bを介して
案内面7aによつて位置規制されているので、立
上り部9、つまり投光素子2を予定光軸3に沿う
方向に位置ずれすることなく予定光軸3に直交す
る方向、すなわち上下移動のみさせることができ
る。また上記の調整域内では、調整ねじ13と保
持板12は、頭部13aと傾斜部10の下面との
間に生じる弾発摩擦力によつて半固定的に連結さ
れている状態なので、保持板12は外力を加える
ことによつて基軸6を中心に回動可能である。従
つて、上述のように投光素子2に光軸の上下位置
を予定光軸3に合致させ、さらに保持板12を基
軸6を中心として回動させることによつて投光素
子2の第1図中左右方向の位置を調整することが
できる。しかもこの時、基軸6を中心とする回動
運動に沿う円弧面を持つた案内面7aにスライダ
9bを介して立上り部9が案内されるので、投光
素子2の光軸を水平に保持した状態で投光素子2
の左右の位置を調整することができる。保持板1
2を回動させるには、例えば角状切欠9dにドラ
イバ状の調整工具の先端を挿入して左右方向の力
を印加すればよい。従つて予定光軸3を中心に形
成される光路(図示せず)と反対側(基板部4の
下側)に調整時に操作する部材があり、しかも同
一側にあるので操作性が良く、さらに調整操作に
あつて上記光路内に上記ドライバ等の調整治具が
侵入することがないので投光素子2から投射した
状態での光軸合せ作業が容易にでき、また調整操
作中に投光素子2を傷つけたり、切起しばね9c
で押圧支持されている投光素子2の支持位置をず
らしてしまう等の心配がない。
から略U字状の切欠に嵌入し切起しばね9cでベ
ース2bを押圧せしめて投光素子2を固定する。
尚、この時ストツパ部7の略中央部には切欠7b
が形成されているので、突出しているレンズ部2
aを案内面7aにぶつけることなく、受光素子2
を取付けることができ、従つて立上り部9に無理
な力を加えたりすることがない利点がある。そし
て次に、調整ねじ13を図中下方から逃げ孔10
bに挿通した上でねじ部5に螺合する。さらに調
整ねじ13を回転して図中上方に進めると調整ね
じ13の頭部13aが傾斜部10aの下面、すな
わち逃げ孔10bの周辺部の下面と摺接する。こ
の時点から水平部10に弾発力が発生しさらに調
整ねじ13をこの弾発力に抗して上方にねじ込ん
でゆくと、水平部10が上方に押圧され、案内面
7aから少し離れた位置14にあつた立上り部9
が実線で示す位置に移動し、スライダ9bが案内
面7aに摺動可能な状態で押圧される。さらに調
整ねじ13をねじ込ませることによつて調整域に
入り、調整ねじ13の上下移動に略比例して立上
り部9、すなわち投光素子2が基軸6に沿う方向
(予定光軸3に直交する方向)に上下移動する。
本来、傾斜部10aの上方への変位に伴つて立上
り部9の上端部は上昇移動と共に第2図中時計方
向に回動しようとするが、スライダ9bを介して
案内面7aによつて位置規制されているので、立
上り部9、つまり投光素子2を予定光軸3に沿う
方向に位置ずれすることなく予定光軸3に直交す
る方向、すなわち上下移動のみさせることができ
る。また上記の調整域内では、調整ねじ13と保
持板12は、頭部13aと傾斜部10の下面との
間に生じる弾発摩擦力によつて半固定的に連結さ
れている状態なので、保持板12は外力を加える
ことによつて基軸6を中心に回動可能である。従
つて、上述のように投光素子2に光軸の上下位置
を予定光軸3に合致させ、さらに保持板12を基
軸6を中心として回動させることによつて投光素
子2の第1図中左右方向の位置を調整することが
できる。しかもこの時、基軸6を中心とする回動
運動に沿う円弧面を持つた案内面7aにスライダ
9bを介して立上り部9が案内されるので、投光
素子2の光軸を水平に保持した状態で投光素子2
の左右の位置を調整することができる。保持板1
2を回動させるには、例えば角状切欠9dにドラ
イバ状の調整工具の先端を挿入して左右方向の力
を印加すればよい。従つて予定光軸3を中心に形
成される光路(図示せず)と反対側(基板部4の
下側)に調整時に操作する部材があり、しかも同
一側にあるので操作性が良く、さらに調整操作に
あつて上記光路内に上記ドライバ等の調整治具が
侵入することがないので投光素子2から投射した
状態での光軸合せ作業が容易にでき、また調整操
作中に投光素子2を傷つけたり、切起しばね9c
で押圧支持されている投光素子2の支持位置をず
らしてしまう等の心配がない。
以上述べたように本実施例によれば、調整ねじ
13の調整域における進退動作によつて投光素子
2の上下位置が調整でき、保持板12を基軸6を
中心に回動することによつて投光素子2の左右位
置が調整でき、しかもこれら上下位置と左右位置
の調整が独立的に行なえるので、従来のような煩
雑な調整操作を要せず、容易に正しい調整ができ
る利点がある。
13の調整域における進退動作によつて投光素子
2の上下位置が調整でき、保持板12を基軸6を
中心に回動することによつて投光素子2の左右位
置が調整でき、しかもこれら上下位置と左右位置
の調整が独立的に行なえるので、従来のような煩
雑な調整操作を要せず、容易に正しい調整ができ
る利点がある。
また、案内面7aによつて立上り部9が位置規
制されているので、上記上下位置調整および左右
位置調整に伴つて投光素子2の予定光軸方向への
位置ずれが発生せず、集光レンズ1との間の距離
を保持したまま安定的に調整作業が行なえる利点
がある。
制されているので、上記上下位置調整および左右
位置調整に伴つて投光素子2の予定光軸方向への
位置ずれが発生せず、集光レンズ1との間の距離
を保持したまま安定的に調整作業が行なえる利点
がある。
また上記上下位置調整と左右位置調整を行なう
ために操作する部材(または部位)が光路と反対
側の単一箇所にあるので、調整のための操作性が
よく、調整作業に要する時間が短縮化できる。ま
た調整工具が光路内に侵入することがないので、
例えばコリメータ等を用いての光軸合せ作業に支
障を与えず、また投光素子2を傷つけたりするこ
とがないという利点がある。
ために操作する部材(または部位)が光路と反対
側の単一箇所にあるので、調整のための操作性が
よく、調整作業に要する時間が短縮化できる。ま
た調整工具が光路内に侵入することがないので、
例えばコリメータ等を用いての光軸合せ作業に支
障を与えず、また投光素子2を傷つけたりするこ
とがないという利点がある。
また、外力が加わらない自由な状態では、保持
板12は、基板部4に取付けてもストツパ部7と
は接触しないので反発力が保持板12に発生せず
組立作業が容易化される利点がある。
板12は、基板部4に取付けてもストツパ部7と
は接触しないので反発力が保持板12に発生せず
組立作業が容易化される利点がある。
尚、本考案は、上述の実施例に限定されること
なく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形
実施が可能である。
なく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形
実施が可能である。
例えば、投光素子2は、立上り部9の中間部に
配設せずともよく、ストツパ部7をさらに基板部
4に接近せしめ、該立上り部9の上端に固定する
ように構成してもよい。つまり、ストツパ7より
上方に投光素子2を配設してもよい。
配設せずともよく、ストツパ部7をさらに基板部
4に接近せしめ、該立上り部9の上端に固定する
ように構成してもよい。つまり、ストツパ7より
上方に投光素子2を配設してもよい。
また、保持板12を基板部4に枢着する手段と
しては、ハトメ11に限らず、ボルトおよびナツ
ト等で枢着してもよい。
しては、ハトメ11に限らず、ボルトおよびナツ
ト等で枢着してもよい。
また投光素子2は、フオーク状部9aの略U字
状の切欠によつて支持するに限ることなく、立上
り部に投光素子2が嵌入可能な孔を穿設し、この
孔に嵌入せしめた状態で固定させてもよい。
状の切欠によつて支持するに限ることなく、立上
り部に投光素子2が嵌入可能な孔を穿設し、この
孔に嵌入せしめた状態で固定させてもよい。
また基板部4の調整部4dは、調整域が十分確
保できるならば段差を設けることなく、基板面4
bと同一面としてもよいし、あるいは、傾斜面と
してもよい。
保できるならば段差を設けることなく、基板面4
bと同一面としてもよいし、あるいは、傾斜面と
してもよい。
また、集光レンズとしては、通常の球面レンズ
に限らず、非球面レンズ等を用いる場合もある。
に限らず、非球面レンズ等を用いる場合もある。
(e) 効果
以上詳しく述べたように本考案によれば、投光
光学系の光軸と直交する基軸に沿う方向(上下方
向)とこれに直交する方向(左右方向)への投光
光学系の調整が独立して行なえるので、調整を簡
単且つ迅速に行なうことができ、また投光素子保
持部材の他方の腕片が案内支持部に案内されつつ
摺接するように構成してあるので、調整により投
光素子の光軸方向位置が変化することがなく、投
光光学系のピント位置が安定的に保持され、ひい
ては測距精度を一段と向上させ得るカメラの測距
用光軸調整装置を提供することができる。
光学系の光軸と直交する基軸に沿う方向(上下方
向)とこれに直交する方向(左右方向)への投光
光学系の調整が独立して行なえるので、調整を簡
単且つ迅速に行なうことができ、また投光素子保
持部材の他方の腕片が案内支持部に案内されつつ
摺接するように構成してあるので、調整により投
光素子の光軸方向位置が変化することがなく、投
光光学系のピント位置が安定的に保持され、ひい
ては測距精度を一段と向上させ得るカメラの測距
用光軸調整装置を提供することができる。
第1図は、本考案に係るカメラの測距用光軸調
整装置の一実施例の構成を示す分解斜視図、第2
図は、同実施例の縦断側面図、第3図〜第5図
は、従来例の構成をそれぞれ示す図で、第3図は
平面図、第4図は背面図、第5図は側面図、第6
図および第7図は、それぞれ上記従来例の作用を
説明するための背面図および側面図である。 1……集光レンズ、2……投光素子、3……予
定光軸、4……基板部、5……ねじ部、6……基
軸、7……ストツパ部、7a……案内面、9……
立上り部、9b……スライダ、10……水平部、
10a……傾斜部、10b……逃げ孔、10c…
…当接部、10d……取付孔、11……ハトメ、
12……保持板、13……調整ねじ。
整装置の一実施例の構成を示す分解斜視図、第2
図は、同実施例の縦断側面図、第3図〜第5図
は、従来例の構成をそれぞれ示す図で、第3図は
平面図、第4図は背面図、第5図は側面図、第6
図および第7図は、それぞれ上記従来例の作用を
説明するための背面図および側面図である。 1……集光レンズ、2……投光素子、3……予
定光軸、4……基板部、5……ねじ部、6……基
軸、7……ストツパ部、7a……案内面、9……
立上り部、9b……スライダ、10……水平部、
10a……傾斜部、10b……逃げ孔、10c…
…当接部、10d……取付孔、11……ハトメ、
12……保持板、13……調整ねじ。
Claims (1)
- 測距用の投光素子からの投射光を受けこれを被
写体に向けて投射する投光光学系の光軸に該投光
素子の光軸を合致させるように調整するカメラの
測距用光軸調整装置において、カメラの不動部に
固定され上記投光光学系の光軸に略平行な基板面
を有すると共に中心軸が該基板面と略直交するよ
うにして設けられた基軸を有する基板部と、この
基板部と実質的に一体をなし該基板部と所定間隔
を隔てて配設され上記基軸から一定距離隔てられ
且つ該基軸と平行をなす線分が該基軸を中心とし
て回転するとき得られる回転円柱面の一部に対応
する案内面を有する案内支持部と、薄板ばね材を
もつて略L字状に形成され、その一方の腕片が上
記基板面に上記基軸にて回動可能に枢支され、こ
の一方の腕片から略L字状に折曲されて延設され
た他方の腕片が上記案内面に対し摺動可能に圧接
された投光素子保持部材と、光軸が上記投光光学
系の光軸と大略合致するようにして上記他方の腕
片に取付けられた投光素子と、上記投光素子保持
部材の一方の腕片を上記基軸を中心とした任意の
回動角度位置に一時的に固定すると共に上記他方
の腕片を上記案内支持部に摺接しつつ上記投光光
学系の光軸に直交する方向に移動せしめる調整手
段とを備え、上記基軸と上記調整手段と上記投光
素子とを、上記投光光学系の光軸を通る面上にほ
ぼ位置するように配設したことを特徴とするカメ
ラの測距用光軸調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1782887U JPH058571Y2 (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1782887U JPH058571Y2 (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63125807U JPS63125807U (ja) | 1988-08-17 |
| JPH058571Y2 true JPH058571Y2 (ja) | 1993-03-03 |
Family
ID=30810942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1782887U Expired - Lifetime JPH058571Y2 (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058571Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-12 JP JP1782887U patent/JPH058571Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63125807U (ja) | 1988-08-17 |
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