JPH0586295B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0586295B2 JPH0586295B2 JP59250312A JP25031284A JPH0586295B2 JP H0586295 B2 JPH0586295 B2 JP H0586295B2 JP 59250312 A JP59250312 A JP 59250312A JP 25031284 A JP25031284 A JP 25031284A JP H0586295 B2 JPH0586295 B2 JP H0586295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- roll
- plate thickness
- speed
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
- B21B37/165—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions responsive mainly to the measured thickness of the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2271/00—Mill stand parameters
- B21B2271/02—Roll gap, screw-down position, draft position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、タンデム冷間圧延機などの様にス
タンド間に機械的にスタンド間ストリツプ張力を
操作する装置を備えていない金属のタンデム圧延
機における高精度板厚制御方法に関するものであ
る。
タンド間に機械的にスタンド間ストリツプ張力を
操作する装置を備えていない金属のタンデム圧延
機における高精度板厚制御方法に関するものであ
る。
従来冷間タンデム圧延機において1号スタンド
を除くスタンド(以後中間スタンドと呼ぶ)の圧
下装置を操作して圧延用ロールの空隙を開閉して
も当該スタンド出側板厚はほとんど変化しないと
いうのが常識であつた。その理由を第5図に従つ
て定性的に説明する。同図1が1号スタンド圧延
ロールで、2,3が2,3号スタンド圧延ロール
である。2,3号スタンドはいわゆる中間スタン
ドに相当する。9〜11は1〜3号スタンドの圧
下装置である。今2号スタンド圧下装置5によつ
て当該スタンドのロール空隙を狭めたと仮定す
る。狭める前の2号スタンド入側板厚をH1′、出
側板厚をH2、入側速度をv1′、出側速度をv2、1
号スタンド出側速度をv1とする。その時これらの
諸量間にはマスフロー一定則により次式が成立す
る。
を除くスタンド(以後中間スタンドと呼ぶ)の圧
下装置を操作して圧延用ロールの空隙を開閉して
も当該スタンド出側板厚はほとんど変化しないと
いうのが常識であつた。その理由を第5図に従つ
て定性的に説明する。同図1が1号スタンド圧延
ロールで、2,3が2,3号スタンド圧延ロール
である。2,3号スタンドはいわゆる中間スタン
ドに相当する。9〜11は1〜3号スタンドの圧
下装置である。今2号スタンド圧下装置5によつ
て当該スタンドのロール空隙を狭めたと仮定す
る。狭める前の2号スタンド入側板厚をH1′、出
側板厚をH2、入側速度をv1′、出側速度をv2、1
号スタンド出側速度をv1とする。その時これらの
諸量間にはマスフロー一定則により次式が成立す
る。
H1′V1′=H2v2 ……(1)
2号スタンドのロールギヤツプを狭めた時H2
が小さくなると仮定し、その変化分をΔH2と置
くと、2号スタンド出側板厚はH2−ΔH2となる。
第5図における各スタンドロール周速V1,V2,
V3は変化しない。例えば2号ロール周速V2と2
号出側板厚v2との間には(2)式の関係がある(但し
λ2は2号スタンド先進率、通常数%)。
が小さくなると仮定し、その変化分をΔH2と置
くと、2号スタンド出側板厚はH2−ΔH2となる。
第5図における各スタンドロール周速V1,V2,
V3は変化しない。例えば2号ロール周速V2と2
号出側板厚v2との間には(2)式の関係がある(但し
λ2は2号スタンド先進率、通常数%)。
v2=(1+λ2)V2 ……(2)
λ2は2号圧下装置5の操作によつてほとんど変
化しないのでv2は変化しない。H1′も変化しない
ので(1)式ではv1′が変化をすることになり、その
変化分をΔv1とおくと(1)式は(1′)となる。
化しないのでv2は変化しない。H1′も変化しない
ので(1)式ではv1′が変化をすることになり、その
変化分をΔv1とおくと(1)式は(1′)となる。
H1′(v1′−Δv1′)=(H2−ΔH2)v2 ……(1′)
ここで1号スタンド、2号スタンド間張力T12
は次式で表わされる。
は次式で表わされる。
T12=K∫t 0(v1′−v1)dt ……(3)
(但しt=スタンド間距離/v1
k=比例定数)
(1′)式より圧下締込後の2号スタンド入側速
度v1−Δv1′は次式になる。
度v1−Δv1′は次式になる。
v1′−Δv1′=H2−ΔH2/H1′v2 ……(1″)
即ち(3)式の1,2スタンド間張力T12は
K∫t 0(H2/H1′v2−v1)dt((1),(3)式より)
から
K∫t 0(H2−ΔH2/H1′v2−v1)dt((1″)、(3)式よ
り) に低下する。張力T12が低下すると主に2号スタ
ンド出側板厚は厚くなる。その結果2号スタンド
の圧下装置を締め込んだにも拘ず2号スタンド出
側板厚はほとんど変わらない。別の表現をすると
1号スタンド出側板厚をH1とすると、1号スタ
ンド入側板厚が一定とするとH1v1=H2v2の関係
が成り立つ。
り) に低下する。張力T12が低下すると主に2号スタ
ンド出側板厚は厚くなる。その結果2号スタンド
の圧下装置を締め込んだにも拘ず2号スタンド出
側板厚はほとんど変わらない。別の表現をすると
1号スタンド出側板厚をH1とすると、1号スタ
ンド入側板厚が一定とするとH1v1=H2v2の関係
が成り立つ。
v1=V1(1+λ1)、v2=V2(1+λ2) ……(3)′
(但し、λ1,λ2は1号、2号スタンドの先進
率) であるからV1(1+λ1)H1=V2(1+λ2)H2とな
る。即ち H2=V1(1+λ1)H1/V2(1+λ2) ……(4) で表わされる。2号スタンドの圧下を操作しても
V1,V2,H1,λ1,λ2はほとんど変化しないから
2号出側板厚は結果としてほとんど変化をしな
い。厳密に言うとH1,λ2はやや大きくなり、λ1
はやや小さくなつて結果としてほとんどH2は変
化しない。これを第2図に従つてミル弾性カーブ
とストリツプ塑性カーブで説明すると、2号スタ
ンド圧下締込み前のミル弾性カーブをC1、スト
リツプ塑性カーブをC3とすると、その時の2号
スタンド出側板厚はミルの伸びに要する圧延力と
ストリツプの圧縮に要する圧延力の一致するC1
とC3の交点できまり、H2となる。ここで2号ス
タンドの圧下を締めこみ、ミル弾性カーブがC1
からC2に移動したとすると2号スタンド出側板
厚はC2とC3の交点で決まるH2−ΔH2になるが、
前述のようにそのために、1,2号スタンド間張
力が小さくなる。その結果ストリツプ塑性カーブ
はC3からC4に移動し、結局2号スタンド出側板
厚はほぼH2に戻つてしまう。厳密には1,2号
スタンド間張力がゆるんでもC3からC4には完全
に移動せず、C5に移動する程度であるが、1,
2号スタンド間張力がゆるんだためにH1が厚く
なり、その結果H1′が大きくなり、H1′+ΔH1′
となり、結局2号スタンド出側板厚はH2に戻つ
てしまう。
率) であるからV1(1+λ1)H1=V2(1+λ2)H2とな
る。即ち H2=V1(1+λ1)H1/V2(1+λ2) ……(4) で表わされる。2号スタンドの圧下を操作しても
V1,V2,H1,λ1,λ2はほとんど変化しないから
2号出側板厚は結果としてほとんど変化をしな
い。厳密に言うとH1,λ2はやや大きくなり、λ1
はやや小さくなつて結果としてほとんどH2は変
化しない。これを第2図に従つてミル弾性カーブ
とストリツプ塑性カーブで説明すると、2号スタ
ンド圧下締込み前のミル弾性カーブをC1、スト
リツプ塑性カーブをC3とすると、その時の2号
スタンド出側板厚はミルの伸びに要する圧延力と
ストリツプの圧縮に要する圧延力の一致するC1
とC3の交点できまり、H2となる。ここで2号ス
タンドの圧下を締めこみ、ミル弾性カーブがC1
からC2に移動したとすると2号スタンド出側板
厚はC2とC3の交点で決まるH2−ΔH2になるが、
前述のようにそのために、1,2号スタンド間張
力が小さくなる。その結果ストリツプ塑性カーブ
はC3からC4に移動し、結局2号スタンド出側板
厚はほぼH2に戻つてしまう。厳密には1,2号
スタンド間張力がゆるんでもC3からC4には完全
に移動せず、C5に移動する程度であるが、1,
2号スタンド間張力がゆるんだためにH1が厚く
なり、その結果H1′が大きくなり、H1′+ΔH1′
となり、結局2号スタンド出側板厚はH2に戻つ
てしまう。
以上述べた如く従来は中間スタンドの圧下を操
作しても当該スタンド出側板厚は変化しないと言
われていたので、これを前提に自動板厚制御
(AGC)装置が構成されていた。
作しても当該スタンド出側板厚は変化しないと言
われていたので、これを前提に自動板厚制御
(AGC)装置が構成されていた。
第3図に従い4スタンドタンデム冷間圧延機に
おける例えば特開昭52−123360号、同52−11676
号などで示される従来の代表的なAGCの構成に
ついて説明する。1号スタンド入側板厚偏差検出
装置35より検出された板厚信号(ΔH0′)(板
厚基準は前もつて35に与えられる)を1号スタ
ンド圧下フイードフオワードAGC装置27に入
力し、同時に板速計39により1号スタンド入側
板速を検出しこれを該装置27に入力する。
AGC装置27では板速により検出装置35で得
られた板厚を持つたストリツプがどの位置に移動
しているかを計算し、その位置が1号スタンドロ
ールバイトに到達した時に圧下位置変更指令値
ΔSR1を圧下制御装置23に与える。23〜26
は圧下位置制御装置でも圧延力制御装置でも良い
が(圧延力制御装置の場合はΔSR1は圧延力変更
指令値ΔPR1になる)、本例では圧下位置制御装
置の場合について説明する。ΔSR1の計算法を述
べる。一般にミル出側の板厚変動ΔH1を、ミル
入側板厚変動ΔH0′と圧下位置変動ΔSで表現する
と次式で表わされる。
おける例えば特開昭52−123360号、同52−11676
号などで示される従来の代表的なAGCの構成に
ついて説明する。1号スタンド入側板厚偏差検出
装置35より検出された板厚信号(ΔH0′)(板
厚基準は前もつて35に与えられる)を1号スタ
ンド圧下フイードフオワードAGC装置27に入
力し、同時に板速計39により1号スタンド入側
板速を検出しこれを該装置27に入力する。
AGC装置27では板速により検出装置35で得
られた板厚を持つたストリツプがどの位置に移動
しているかを計算し、その位置が1号スタンドロ
ールバイトに到達した時に圧下位置変更指令値
ΔSR1を圧下制御装置23に与える。23〜26
は圧下位置制御装置でも圧延力制御装置でも良い
が(圧延力制御装置の場合はΔSR1は圧延力変更
指令値ΔPR1になる)、本例では圧下位置制御装
置の場合について説明する。ΔSR1の計算法を述
べる。一般にミル出側の板厚変動ΔH1を、ミル
入側板厚変動ΔH0′と圧下位置変動ΔSで表現する
と次式で表わされる。
ΔH1=Q/M+QΔH0′+M/M+QΔS……(5)
但しMはミル弾性変形係数、Qはストリツプ塑
性変形係数。
性変形係数。
(5)式でΔH0′が変化してもΔH1をゼロにするた
めには、ΔH1をゼロと置いてΔSを次式に従つて
動作させればよい。
めには、ΔH1をゼロと置いてΔSを次式に従つて
動作させればよい。
ΔS=−Q/MΔH0′ ……(6)
故にΔSR1はΔH0′に従い次式に示される。
ΔSR1=−Q/MΔH0′ ……(7)
第3図の圧下制御装置23はΔSR1に従つて圧
下装置9を動かし、ロールギヤツプを調整するこ
とにより、1号スタンド入側板厚変動に基く1号
スタンド出側板厚偏差をゼロにする。2号スタン
ド入側板厚偏差ΔH1′は検出装置36で検出され
AGC装置17に入力される。AGC装置17では
2号入側板速を板速計40より得て、検出装置3
6により検出された板厚偏差を持つストリツプの
部分が2号ロールバイトに到着するタイミングを
はかつてΔH1′に従い1号スタンドロール速度制
御装置13へロール速度変更指令ΔV1Rを与え
る。ΔV1Rは次の様に計算される。第5図におい
てH1′がΔH1′だけ変化したとした時H2が変化し
ないためには板速vが変わらないとするとロール
周速Vが変化しV−ΔVになる必要がある。故に
(1)式は(1″)式となる。
下装置9を動かし、ロールギヤツプを調整するこ
とにより、1号スタンド入側板厚変動に基く1号
スタンド出側板厚偏差をゼロにする。2号スタン
ド入側板厚偏差ΔH1′は検出装置36で検出され
AGC装置17に入力される。AGC装置17では
2号入側板速を板速計40より得て、検出装置3
6により検出された板厚偏差を持つストリツプの
部分が2号ロールバイトに到着するタイミングを
はかつてΔH1′に従い1号スタンドロール速度制
御装置13へロール速度変更指令ΔV1Rを与え
る。ΔV1Rは次の様に計算される。第5図におい
てH1′がΔH1′だけ変化したとした時H2が変化し
ないためには板速vが変わらないとするとロール
周速Vが変化しV−ΔVになる必要がある。故に
(1)式は(1″)式となる。
(H1′+ΔH1′)(v1′−Δv1′)=H2v2 ……(1″)
(1″)に(1)を代入し2次の微小項ΔH・ΔVを
省略すると(8)式になる。
省略すると(8)式になる。
Δv1′=v1′/H1′ΔH1′ ……(8)
ところが(3)式によりv1=V1(1+λ1)の関係が
あるからΔv1=ΔV1・(1+λ1)(但しΔV1はV1の
変動分)が成り立つ。v1はほぼv1′と等しいから
v1′=V1(1+λ1)及びΔv1′=ΔV1(1+λ1)とな
り、これを(8)式に代入すると次式になる。
あるからΔv1=ΔV1・(1+λ1)(但しΔV1はV1の
変動分)が成り立つ。v1はほぼv1′と等しいから
v1′=V1(1+λ1)及びΔv1′=ΔV1(1+λ1)とな
り、これを(8)式に代入すると次式になる。
ΔV1=V1/H1′ΔH1′ ……(9)
(9)式に基き第3図のロール速度制御装置13へ
の速度変更指令ΔV1Rは次式になる。
の速度変更指令ΔV1Rは次式になる。
ΔV1R=V1/H1′ΔH1′ ……(10)
このΔV1Rに従つて第3図のロール速度制御装
置13はロール駆動用電動機5の回転速度を変更
させ、2号スタンド入側板厚変動に基く2号スタ
ンド出側板厚変動をゼロにする。同様に第3図に
おいて3号スタンド入側板厚偏差を検出装置37
で検出しAGC装置18に入力する。AGC装置1
8では3号スタンド入側板速によつてタイミング
を合わせ、ロール速度制御装置14に2号スタン
ドロール速度変更指令ΔV2Rを与え、ロール速度
制御装置14はΔV2Rに従つてロール駆動用電動
機6の回転速度を変更し、圧延用ロール2の回転
速度を変えることにより3号スタンド入側板厚変
動に基く3号スタンド出側板厚変動をゼロにす
る。又AGC装置18はロール速度制御装置13
にも速度変更指令を与え圧延用ロール2の速度を
変えた為に1,2号スタンド間張力が変動しない
様に圧延用ロール1,2の速度比が一定に保たれ
る様に圧延用ロール1のロール速度を変更する。
4号スタンドも同様にAGC装置19に入側板厚
偏差検出装置38、板速計42の信号を入力し、
AGC装置19は4号スタンド入側板厚変動に基
く4号スタンド出側板厚変動をゼロにすべき3号
ロール速度変更指令ΔV3Rを与えるとともにロー
ル速度制御装置13,14には1号、2号、3号
ロール速度比がΔV3Rによつて変わらないように
それぞれのロール速度変更指令を与える。
置13はロール駆動用電動機5の回転速度を変更
させ、2号スタンド入側板厚変動に基く2号スタ
ンド出側板厚変動をゼロにする。同様に第3図に
おいて3号スタンド入側板厚偏差を検出装置37
で検出しAGC装置18に入力する。AGC装置1
8では3号スタンド入側板速によつてタイミング
を合わせ、ロール速度制御装置14に2号スタン
ドロール速度変更指令ΔV2Rを与え、ロール速度
制御装置14はΔV2Rに従つてロール駆動用電動
機6の回転速度を変更し、圧延用ロール2の回転
速度を変えることにより3号スタンド入側板厚変
動に基く3号スタンド出側板厚変動をゼロにす
る。又AGC装置18はロール速度制御装置13
にも速度変更指令を与え圧延用ロール2の速度を
変えた為に1,2号スタンド間張力が変動しない
様に圧延用ロール1,2の速度比が一定に保たれ
る様に圧延用ロール1のロール速度を変更する。
4号スタンドも同様にAGC装置19に入側板厚
偏差検出装置38、板速計42の信号を入力し、
AGC装置19は4号スタンド入側板厚変動に基
く4号スタンド出側板厚変動をゼロにすべき3号
ロール速度変更指令ΔV3Rを与えるとともにロー
ル速度制御装置13,14には1号、2号、3号
ロール速度比がΔV3Rによつて変わらないように
それぞれのロール速度変更指令を与える。
以上の様に1号スタンド出側板厚変動は1号圧
下装置を操作し2号出側板厚変動は1号ロール速
度を変更し、3号出側板厚変動は1,2号ロール
速度を変更し4号出側板厚変動は1,2,3号ロ
ール速度を変更してそれぞれゼロにするのが従来
のAGCであつた。
下装置を操作し2号出側板厚変動は1号ロール速
度を変更し、3号出側板厚変動は1,2号ロール
速度を変更し4号出側板厚変動は1,2,3号ロ
ール速度を変更してそれぞれゼロにするのが従来
のAGCであつた。
従来のAGCではその制御能力に限界があり、
十分な板厚精度が出ない。その理由は、第3図の
ロール速度制御装置13〜15の応答速度が遅い
ことにある。通常タンデム冷間圧延機の圧延ロー
ル駆動装置の様な大型圧延ロールの速度制御系で
は、ロールや電動機の慣性モーメントが大きい為
その応答速度は2Hz程度がせいぜいであり、これ
以上の周波数に対しては位相のずれおよびゲイン
の低下が大きくなる。一方各スタンド入出側板厚
変動を周波数分析すると、0〜10Hzの周波数成分
があることがわかつている。1Hz〜10Hzの板厚変
動は、前工程(熱延)での圧延ロールの偏心によ
つてプリントされた板厚変動であると考えられて
いる。又タンデム冷延におけるロール偏心も1〜
10Hzの板厚変動の原因であると考えられておりそ
れは板厚変動周波数が熱延及び冷延のロール回転
の周波数及びその高調波であることからも裏付け
られる。従来のAGCでは1号出側板厚の制御を
1号圧下で行なう以外は各スタンドロール速度を
操作して2号スタンド以降のスタンド出側板厚を
制御するため、2号入側まで除去されずに残つて
しまつた板厚変動及び当該圧延機の各ロールの偏
心により発生した板厚変動の内ロール速度制御装
置の応答速度である2Hz以上のものについては除
去出来ない。2Hz以上の板厚変動はストリツプ厚
みの±1%程度であり従来は許容誤差の範囲内で
あつたが、金属ストリツプを使用する製造工程の
自動化高速化が進むに従いストリツプの板厚精度
への要求が厳しくなり従来のAGCではその要求
を満たせなくなつた。
十分な板厚精度が出ない。その理由は、第3図の
ロール速度制御装置13〜15の応答速度が遅い
ことにある。通常タンデム冷間圧延機の圧延ロー
ル駆動装置の様な大型圧延ロールの速度制御系で
は、ロールや電動機の慣性モーメントが大きい為
その応答速度は2Hz程度がせいぜいであり、これ
以上の周波数に対しては位相のずれおよびゲイン
の低下が大きくなる。一方各スタンド入出側板厚
変動を周波数分析すると、0〜10Hzの周波数成分
があることがわかつている。1Hz〜10Hzの板厚変
動は、前工程(熱延)での圧延ロールの偏心によ
つてプリントされた板厚変動であると考えられて
いる。又タンデム冷延におけるロール偏心も1〜
10Hzの板厚変動の原因であると考えられておりそ
れは板厚変動周波数が熱延及び冷延のロール回転
の周波数及びその高調波であることからも裏付け
られる。従来のAGCでは1号出側板厚の制御を
1号圧下で行なう以外は各スタンドロール速度を
操作して2号スタンド以降のスタンド出側板厚を
制御するため、2号入側まで除去されずに残つて
しまつた板厚変動及び当該圧延機の各ロールの偏
心により発生した板厚変動の内ロール速度制御装
置の応答速度である2Hz以上のものについては除
去出来ない。2Hz以上の板厚変動はストリツプ厚
みの±1%程度であり従来は許容誤差の範囲内で
あつたが、金属ストリツプを使用する製造工程の
自動化高速化が進むに従いストリツプの板厚精度
への要求が厳しくなり従来のAGCではその要求
を満たせなくなつた。
本発明は従来の板厚制御装置では除去不可能で
あつたタンデム圧延機の被圧延材に含まれる全周
波数領域の板厚変動を除去することを目的とする
金属のタンデム圧延機における板厚制御装置に関
するものである。
あつたタンデム圧延機の被圧延材に含まれる全周
波数領域の板厚変動を除去することを目的とする
金属のタンデム圧延機における板厚制御装置に関
するものである。
本発明の前提となる金属ストリツプ圧延機の備
えるべき条件として、圧下制御装置の応答速度の
方がロール速度制御装置の応答速度より速いこと
が必要である。例えば圧下装置は油圧圧下、ロー
ル駆動装置は直流電動機によるサイリスタレオナ
ード装置の場合などである。前述のようにロール
速度制御装置の応答周波数はほぼ2Hzに対し、油
圧圧下制御装置の応答周波数は20Hz程度で格段に
速い。
えるべき条件として、圧下制御装置の応答速度の
方がロール速度制御装置の応答速度より速いこと
が必要である。例えば圧下装置は油圧圧下、ロー
ル駆動装置は直流電動機によるサイリスタレオナ
ード装置の場合などである。前述のようにロール
速度制御装置の応答周波数はほぼ2Hzに対し、油
圧圧下制御装置の応答周波数は20Hz程度で格段に
速い。
本発明の眼目は、従来タンデム冷延においては
中間スタンドの圧下装置の操作によつて当該スタ
ンド出側板厚の変化はほとんどないと思われてい
たが、実際は1Hz〜20Hzの比較的高周波で操作す
れば出側板厚の変化を起こせるという事実であ
る。実際に4タンデム冷間圧延で第2スタンドの
圧下装置を種々の周波数で操作した場合の出側板
厚変動を示したのが、第4の実線で示した曲線
A1である。たて軸はゲイン=該スタンド出側板
厚変動量/圧下位置変更指示量を示し、圧下操作
によるスタンド出側板厚変化の程度を示す。横軸
は周波数で、対数目盛で表わしてある。圧下操作
による板厚変動への影響度は2〜4Hzで最大でこ
の領域より高周波では圧下装置の応答が悪くな
り、圧下位置変更指示にも拘ず圧下装置そのもの
が動かなくなるのでゲインは落ちてくる。2〜4
Hzよりも低周波領域でゲインが落ちてくる原因を
第2図に基いて説明する。
中間スタンドの圧下装置の操作によつて当該スタ
ンド出側板厚の変化はほとんどないと思われてい
たが、実際は1Hz〜20Hzの比較的高周波で操作す
れば出側板厚の変化を起こせるという事実であ
る。実際に4タンデム冷間圧延で第2スタンドの
圧下装置を種々の周波数で操作した場合の出側板
厚変動を示したのが、第4の実線で示した曲線
A1である。たて軸はゲイン=該スタンド出側板
厚変動量/圧下位置変更指示量を示し、圧下操作
によるスタンド出側板厚変化の程度を示す。横軸
は周波数で、対数目盛で表わしてある。圧下操作
による板厚変動への影響度は2〜4Hzで最大でこ
の領域より高周波では圧下装置の応答が悪くな
り、圧下位置変更指示にも拘ず圧下装置そのもの
が動かなくなるのでゲインは落ちてくる。2〜4
Hzよりも低周波領域でゲインが落ちてくる原因を
第2図に基いて説明する。
すでに述べた様に曲線C1,C3の交点より板厚
H2が決まつている。圧下位置を変えてC1をC2に
した時バツクテンシヨンの変化によりC3からC5
に変化するが、実験によると圧下移動量ΔS2とバ
ツク張力変動量ΔT12との間には ΔT12=K12/1+t12・sΔS2 (s:ラプラスの演算子、t12:時定数で通常約
0.2秒) という関係があり、変化に時間を要する。又バツ
ク張力変動が起きると1号スタンド出側板厚H1
に変化が起りC5からC6に移るが、移るタイミン
グは板厚変化したストリツプが2号スタンドに到
達した時点である。1号スタンドロールバイトの
ストリツプが2号入側に到達するのは1,2号ス
タンド間距離(第5図L)を5m、1号スタンド
出側速度(第5図v1)を300mpmとすると、約1
秒後である。即ち圧下を操作して最終的に2号ス
タンド出側板厚がほぼ操作前の値に戻るのは約
1.2秒後でそれまで一時的に薄くなつている訳で
ある。即ち換言すれば1.2秒周期より長い周期で
の圧下操作では板厚が変わらないが、それ以下の
周期の圧下操作では板厚が変動するということで
ある。これを定量的に図示したのが第4図という
ことになる。この事実は、圧延機の圧下装置が電
動圧下であつた時代は圧下をゆつくりとしか操作
出来なかつたので板厚制御に役立たなかつたが、
応答速度20Hz程度まで得られる油圧圧下装置にな
ると板厚制御装置に有効に利用出来ることにな
る。
H2が決まつている。圧下位置を変えてC1をC2に
した時バツクテンシヨンの変化によりC3からC5
に変化するが、実験によると圧下移動量ΔS2とバ
ツク張力変動量ΔT12との間には ΔT12=K12/1+t12・sΔS2 (s:ラプラスの演算子、t12:時定数で通常約
0.2秒) という関係があり、変化に時間を要する。又バツ
ク張力変動が起きると1号スタンド出側板厚H1
に変化が起りC5からC6に移るが、移るタイミン
グは板厚変化したストリツプが2号スタンドに到
達した時点である。1号スタンドロールバイトの
ストリツプが2号入側に到達するのは1,2号ス
タンド間距離(第5図L)を5m、1号スタンド
出側速度(第5図v1)を300mpmとすると、約1
秒後である。即ち圧下を操作して最終的に2号ス
タンド出側板厚がほぼ操作前の値に戻るのは約
1.2秒後でそれまで一時的に薄くなつている訳で
ある。即ち換言すれば1.2秒周期より長い周期で
の圧下操作では板厚が変わらないが、それ以下の
周期の圧下操作では板厚が変動するということで
ある。これを定量的に図示したのが第4図という
ことになる。この事実は、圧延機の圧下装置が電
動圧下であつた時代は圧下をゆつくりとしか操作
出来なかつたので板厚制御に役立たなかつたが、
応答速度20Hz程度まで得られる油圧圧下装置にな
ると板厚制御装置に有効に利用出来ることにな
る。
ただ以上に述べたことからわかる様に周期1.2
秒(周波数1/1.2Hz)以下で圧下を操作すると
当該スタンド出側板厚はほとんど変化しないにも
拘ず張力変動のみが起つて通板性の面で有害とな
る。そこで板厚変動の内の高周波成分のみを圧下
操作により除去し、低周波成分はロール速度比を
変更することにより、すべての周波数成分の板厚
変動を除去するのが本発明にかかる板厚制御装置
である。
秒(周波数1/1.2Hz)以下で圧下を操作すると
当該スタンド出側板厚はほとんど変化しないにも
拘ず張力変動のみが起つて通板性の面で有害とな
る。そこで板厚変動の内の高周波成分のみを圧下
操作により除去し、低周波成分はロール速度比を
変更することにより、すべての周波数成分の板厚
変動を除去するのが本発明にかかる板厚制御装置
である。
次に第1図に基いて本発明の適用例を説明す
る。第3図などと同様に1〜4は1〜4号スタン
ドの圧延用ロール、5〜8は同ロール駆動用電動
機、9〜12は同圧下装置、13〜16は同ロー
ル速度制御装置、17〜19は2〜4号スタンド
の低周波AGC装置である。20〜22は2〜4
号スタンド低周波AGC用ローパスフイルタ、2
3〜26は1〜4号スタンドの圧下制御装置、2
7は1号スタンド圧下フイードフオワードAGC
装置、28〜30は2〜4号スタンド高周波
AGC装置、31は金属ストリツプ、32〜34
は1〜4号スタンドの高周波AGC用ハイパスフ
イルタ、35〜38は1〜4号スタンドの入側板
厚偏差検出装置、39〜42は同板速計である。
第1図で1点鎖線で囲まれた部分は第3図の従来
のAGCに対し本発明によつて付加された部分で
ある。1号スタンド入側板厚偏差を検出装置35
で検出し、AGC装置27に入力する。AGC装置
27では板速計39よりの板速度に基きタイミン
グをはかつて(7)式に従つて圧下位置変更基準
ΔSR1を出力し、圧下制御装置23に与え、該装
置23は圧下装置9を動かし、ロールギヤツプを
ΔSR1だけ動かすことにより1号スタンド入側板
厚変動に基く1号スタンド出側板厚変動をゼロに
しようとする。1号スタンドで残つた板厚偏差及
び1号スタンドのロール偏心により発生した板厚
偏差を検出装置36により検出しフイルタ32に
入力する。フイルタ32では板厚偏差信号の内ほ
ぼ1Hz以上の高周波成分のみ(ΔH′1h)を取り出
し、AGC装置28に与える。AGC装置28では
板速計40の信号によつて検出装置36で測定し
た板厚偏差を持つたストリツプがロール2のロー
ルバイトに到達するタイミングを測定し、到達し
た時点に(7)式に従つた(但し(7)式のΔH0′は
ΔH′1hになる)圧下位置変更基準ΔSR2を出力し、
圧下制御装置24に与え、該装置24は圧下装置
10を動かし、ロールギヤツプをΔSR2だけ動か
すことにより、2号スタンド入側板厚変動の1Hz
以上の成分に基く2号スタンド出側板厚変動をゼ
ロにしようとする。同様に2号スタンドで完全に
は除去し得なかつた1Hz以上の板厚変動及び2号
スタンドのロール偏心により発生した板厚変動の
1Hz以上の高周波成分を3号スタンドの高周波
AGCで除去する。その役割は検出装置37は同
36と、板速計41は同40と、フイルタ33は
同32と、AGC装置29は同28と、圧下制御
装置25は同24と、圧下装置11は同10と、
ロール3は同2と同じである。同様に4号スタン
ド入側の1Hz以上の成分は4号スタンドの高周波
AGCで除去する。ここで1号スタンド圧下フイ
ードフオワードAGC装置27は2〜4号スタン
ド高周波AGC装置と異なり、1Hz以下の低周波
の板厚変動も除去出来る。これは一般に1号圧下
の入側のストリツプは何らかの手段で張力一定に
保たれているのが普通で、そのため1号スタンド
圧下装置9を操作して1号スタンド出側板厚が変
化しても1号スタンド入側張力は変化しないため
第4図A1の様な特性にならず同図破線で示した
曲線A2の如き特性を示すからである。
る。第3図などと同様に1〜4は1〜4号スタン
ドの圧延用ロール、5〜8は同ロール駆動用電動
機、9〜12は同圧下装置、13〜16は同ロー
ル速度制御装置、17〜19は2〜4号スタンド
の低周波AGC装置である。20〜22は2〜4
号スタンド低周波AGC用ローパスフイルタ、2
3〜26は1〜4号スタンドの圧下制御装置、2
7は1号スタンド圧下フイードフオワードAGC
装置、28〜30は2〜4号スタンド高周波
AGC装置、31は金属ストリツプ、32〜34
は1〜4号スタンドの高周波AGC用ハイパスフ
イルタ、35〜38は1〜4号スタンドの入側板
厚偏差検出装置、39〜42は同板速計である。
第1図で1点鎖線で囲まれた部分は第3図の従来
のAGCに対し本発明によつて付加された部分で
ある。1号スタンド入側板厚偏差を検出装置35
で検出し、AGC装置27に入力する。AGC装置
27では板速計39よりの板速度に基きタイミン
グをはかつて(7)式に従つて圧下位置変更基準
ΔSR1を出力し、圧下制御装置23に与え、該装
置23は圧下装置9を動かし、ロールギヤツプを
ΔSR1だけ動かすことにより1号スタンド入側板
厚変動に基く1号スタンド出側板厚変動をゼロに
しようとする。1号スタンドで残つた板厚偏差及
び1号スタンドのロール偏心により発生した板厚
偏差を検出装置36により検出しフイルタ32に
入力する。フイルタ32では板厚偏差信号の内ほ
ぼ1Hz以上の高周波成分のみ(ΔH′1h)を取り出
し、AGC装置28に与える。AGC装置28では
板速計40の信号によつて検出装置36で測定し
た板厚偏差を持つたストリツプがロール2のロー
ルバイトに到達するタイミングを測定し、到達し
た時点に(7)式に従つた(但し(7)式のΔH0′は
ΔH′1hになる)圧下位置変更基準ΔSR2を出力し、
圧下制御装置24に与え、該装置24は圧下装置
10を動かし、ロールギヤツプをΔSR2だけ動か
すことにより、2号スタンド入側板厚変動の1Hz
以上の成分に基く2号スタンド出側板厚変動をゼ
ロにしようとする。同様に2号スタンドで完全に
は除去し得なかつた1Hz以上の板厚変動及び2号
スタンドのロール偏心により発生した板厚変動の
1Hz以上の高周波成分を3号スタンドの高周波
AGCで除去する。その役割は検出装置37は同
36と、板速計41は同40と、フイルタ33は
同32と、AGC装置29は同28と、圧下制御
装置25は同24と、圧下装置11は同10と、
ロール3は同2と同じである。同様に4号スタン
ド入側の1Hz以上の成分は4号スタンドの高周波
AGCで除去する。ここで1号スタンド圧下フイ
ードフオワードAGC装置27は2〜4号スタン
ド高周波AGC装置と異なり、1Hz以下の低周波
の板厚変動も除去出来る。これは一般に1号圧下
の入側のストリツプは何らかの手段で張力一定に
保たれているのが普通で、そのため1号スタンド
圧下装置9を操作して1号スタンド出側板厚が変
化しても1号スタンド入側張力は変化しないため
第4図A1の様な特性にならず同図破線で示した
曲線A2の如き特性を示すからである。
第1図の検出装置36で検出された板厚変動信
号はフイルタ20にも入力される。20はローパ
スフイルターになつていて、検出装置36で得ら
れた信号の1Hzより低周波の成分のみ(ΔH′1l)
を通過させ、AGC装置17に与える。該装置1
7では板速計40で検出した板速信号を使つて検
出装置36で得た板厚偏差を持つたストリツプが
ロール2のロールバイトに到達するタイミングを
測定し、到達した時点に(10)式に従つた(但し(10)式
のH1′は2号入側板厚基準を使用しΔH1′は
ΔH′1l)1号ロール速度変更指令ΔSR1をロール速
度制御装置13に与える。該装置13はロール駆
動用電動機5の回転速度を変更させ、2号スタン
ド板厚変動の1Hz以下の成分に基く2号スタンド
出側は板厚変動をゼロにしようとする。同様に3
号スタンド入側板厚変動の1Hz以下の成分は3号
スタンド低周波AGCで除去する。その役割は入
側板厚偏差検出装置37は同36と、板速計41
は同40と、フイルタ21は同20と、AGC装
置18は同17と、ロール速度制御装置14は同
13と、ロール駆動用電動機6は同5と、ロール
2は同1と対応する。但し18は14と同時に1
3にも速度変更指令を与えロール1と2の速度比
を一定に保つ。同様に4号スタンド入側板厚変動
の1Hz以下の成分は4号スタンド低周波AGCで
除去する。
号はフイルタ20にも入力される。20はローパ
スフイルターになつていて、検出装置36で得ら
れた信号の1Hzより低周波の成分のみ(ΔH′1l)
を通過させ、AGC装置17に与える。該装置1
7では板速計40で検出した板速信号を使つて検
出装置36で得た板厚偏差を持つたストリツプが
ロール2のロールバイトに到達するタイミングを
測定し、到達した時点に(10)式に従つた(但し(10)式
のH1′は2号入側板厚基準を使用しΔH1′は
ΔH′1l)1号ロール速度変更指令ΔSR1をロール速
度制御装置13に与える。該装置13はロール駆
動用電動機5の回転速度を変更させ、2号スタン
ド板厚変動の1Hz以下の成分に基く2号スタンド
出側は板厚変動をゼロにしようとする。同様に3
号スタンド入側板厚変動の1Hz以下の成分は3号
スタンド低周波AGCで除去する。その役割は入
側板厚偏差検出装置37は同36と、板速計41
は同40と、フイルタ21は同20と、AGC装
置18は同17と、ロール速度制御装置14は同
13と、ロール駆動用電動機6は同5と、ロール
2は同1と対応する。但し18は14と同時に1
3にも速度変更指令を与えロール1と2の速度比
を一定に保つ。同様に4号スタンド入側板厚変動
の1Hz以下の成分は4号スタンド低周波AGCで
除去する。
低周波AGCの構成機能の内第1図20,21,
22のローパスフイルタは省略可能である。その
理由は例えば1スタンドで言えば第1図1,5,
13で構成するロール速度制御系の応答速度が約
2Hz以下であり、フイルタ20よりAGC装置1
7を通してロール速度制御装置13へ0〜20Hzの
速度変更指令が与えられても実際の1号ロール速
度は2Hz以上では応答しないからである。しかし
その場合1〜2Hzの領域では高周波AGCと干渉
し十分にゲインが上げられないのでフイルタ20
〜22はあつた方が本発明の効果を十分に発揮で
きる。又高周波AGCの構成要素の内第1図32,
33,34で示されるハイパスフイルタも張力変
動の大きさや低周波AGCとの干渉によるゲイン
低下が操業上余り問題にならなければ省略可能で
あるが、やはりないと十分な効果が期待出来な
い。
22のローパスフイルタは省略可能である。その
理由は例えば1スタンドで言えば第1図1,5,
13で構成するロール速度制御系の応答速度が約
2Hz以下であり、フイルタ20よりAGC装置1
7を通してロール速度制御装置13へ0〜20Hzの
速度変更指令が与えられても実際の1号ロール速
度は2Hz以上では応答しないからである。しかし
その場合1〜2Hzの領域では高周波AGCと干渉
し十分にゲインが上げられないのでフイルタ20
〜22はあつた方が本発明の効果を十分に発揮で
きる。又高周波AGCの構成要素の内第1図32,
33,34で示されるハイパスフイルタも張力変
動の大きさや低周波AGCとの干渉によるゲイン
低下が操業上余り問題にならなければ省略可能で
あるが、やはりないと十分な効果が期待出来な
い。
本発明の主たる構成要素は、スタンド間張力操
作用機械装置を備えていない金属のタンデム圧延
機において、第1スタンド以外の少なくとも1ス
タンドを含む圧下装置に板厚変動の内のロール速
度制御装置の応答速度に比し高周波成分の除去を
受け持たせ、応答速度の遅いロール速度制御装置
に比較的低周波成分の板厚変動の除去を受け持た
せることにある。故に本発明の実施形態は第1図
の方法に限定する必要はなく例えば高周波AGC
はゲージメータAGCでもかまわない。
作用機械装置を備えていない金属のタンデム圧延
機において、第1スタンド以外の少なくとも1ス
タンドを含む圧下装置に板厚変動の内のロール速
度制御装置の応答速度に比し高周波成分の除去を
受け持たせ、応答速度の遅いロール速度制御装置
に比較的低周波成分の板厚変動の除去を受け持た
せることにある。故に本発明の実施形態は第1図
の方法に限定する必要はなく例えば高周波AGC
はゲージメータAGCでもかまわない。
本発明は以上説明した通りであり、本発明によ
れば従来の板厚制御装置では除去が不可能であつ
たタンデム圧延機の被圧延材に含まれる全周波数
領域の板厚変動を取除くことができ、タンデム圧
延機などのようにスタンド間に機械的にスタンド
間ストリツプ張力を操作する装置を備えていない
場合において高精度な板厚制御を達成することが
できる。
れば従来の板厚制御装置では除去が不可能であつ
たタンデム圧延機の被圧延材に含まれる全周波数
領域の板厚変動を取除くことができ、タンデム圧
延機などのようにスタンド間に機械的にスタンド
間ストリツプ張力を操作する装置を備えていない
場合において高精度な板厚制御を達成することが
できる。
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第
2図は従来法の圧延状況を示す模式図、第3図は
従来のタンデム冷間圧延機のAGCを示すブロツ
ク図、第4図は本発明を説明するため第3図の
AGCにおいて特定スタンドの圧下装置を種々の
周波数で操作したときの板厚変動を示すグラフ、
第5図は従来法の圧延状況を示す説明図である。 図面で、1〜4は第1〜第4スタンドの圧延用
ロール、5〜8はロール駆動用電動機、13〜1
6はロール速度制御装置、9〜12は圧下装置、
23〜26は圧下制御装置、36〜38は入側板
厚偏差検出装置である。
2図は従来法の圧延状況を示す模式図、第3図は
従来のタンデム冷間圧延機のAGCを示すブロツ
ク図、第4図は本発明を説明するため第3図の
AGCにおいて特定スタンドの圧下装置を種々の
周波数で操作したときの板厚変動を示すグラフ、
第5図は従来法の圧延状況を示す説明図である。 図面で、1〜4は第1〜第4スタンドの圧延用
ロール、5〜8はロール駆動用電動機、13〜1
6はロール速度制御装置、9〜12は圧下装置、
23〜26は圧下制御装置、36〜38は入側板
厚偏差検出装置である。
Claims (1)
- 1 複数のスタンドを備えスタンドのロール回転
速度を制御するロール速度制御装置と圧下装置を
操作することにより圧下位置もしくは圧延力を制
御する圧下制御装置を備え、ロール速度制御装置
の応答速度より圧下制御装置の応答速度の方が速
い装置で構成され、スタンド間にルーパー等のス
タンド間張力操作用機械装置を備えていない金属
帯鋼のタンデム圧延機において、第1スアンドを
除く少なくとも1スタンドの入側板厚もしくは出
側板厚を直接もしくは演算によつて検出し、その
板厚信号を圧下制御装置及び速度制御装置に入力
し、板厚信号とその目標値との偏差の内ロール速
度制御装置の応答速度に比べ相対的に高周波成分
の板厚偏差信号に従つて当該スタンドの圧下装置
を操作し、その他の周波数成分の板厚偏差信号に
従つて当該スタンドを含む下流もしくは当該スタ
ンドを含まない上流のロール速度を操作すること
によつて当該スタンド出口板厚を一定にならしめ
ることを特徴とするタンデム圧延機の板厚制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59250312A JPS61129217A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | タンデム圧延機の板厚制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59250312A JPS61129217A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | タンデム圧延機の板厚制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61129217A JPS61129217A (ja) | 1986-06-17 |
| JPH0586295B2 true JPH0586295B2 (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=17206033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59250312A Granted JPS61129217A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | タンデム圧延機の板厚制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61129217A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008095855A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Pioneer Electronic Corp | 固定構造 |
-
1984
- 1984-11-27 JP JP59250312A patent/JPS61129217A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61129217A (ja) | 1986-06-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH03238112A (ja) | タンデム式冷間圧延装置における速度効果を補償する制御方法および装置 | |
| CN104923568B (zh) | 一种防止薄带钢冷轧过程断带的控制方法 | |
| US3618348A (en) | Method of controlling rolling of metal strips | |
| JPH0586295B2 (ja) | ||
| JP2811926B2 (ja) | 圧延機の板厚制御装置 | |
| JP2981051B2 (ja) | 調質圧延における鋼板表面粗度の制御方法 | |
| JP2547850B2 (ja) | 冷間タンデム圧延機の板厚制御装置 | |
| JPH0620564B2 (ja) | タンデム圧延機列の圧延機制御方法 | |
| JP2963240B2 (ja) | タンデム圧延機の張力制御方法 | |
| JP3506119B2 (ja) | タンデム圧延機の圧延負荷配分変更方法 | |
| JPH0545325B2 (ja) | ||
| JP2535690B2 (ja) | タンデム圧延機における板厚制御方法 | |
| JP3114943B2 (ja) | 圧延機における圧延材の板厚制御方法 | |
| JP2002282917A (ja) | 圧延機の板厚制御装置 | |
| JP3348538B2 (ja) | タンデムミルの制御方法 | |
| JPH0628764B2 (ja) | タンデム圧延機の圧下装置を用いた板厚制御方法 | |
| JP3348540B2 (ja) | タンデムミルの制御方法 | |
| JP2978407B2 (ja) | 圧延制御方法 | |
| JP3451919B2 (ja) | 熱間連続圧延機におけるスタンド間張力制御方法 | |
| JP2763490B2 (ja) | 圧延機のスタンド間張力制御方法 | |
| JP2503345B2 (ja) | 圧延制御方法 | |
| JPH0292411A (ja) | 冷間タンデム圧延機の制御方法 | |
| JPS6146527B2 (ja) | ||
| KR790001893B1 (ko) | 탠덤(tandem)압연기에 있어서의 형상제어법 | |
| JPH0246284B2 (ja) |