JPH0586374A - 炭水化物を可燃性のガスに分解する方法 - Google Patents

炭水化物を可燃性のガスに分解する方法

Info

Publication number
JPH0586374A
JPH0586374A JP3273479A JP27347991A JPH0586374A JP H0586374 A JPH0586374 A JP H0586374A JP 3273479 A JP3273479 A JP 3273479A JP 27347991 A JP27347991 A JP 27347991A JP H0586374 A JPH0586374 A JP H0586374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
catalyst
water
carbohydrate
cellulose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3273479A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
氾之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Oil Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Oil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Oil Co Ltd filed Critical Teikoku Oil Co Ltd
Priority to JP3273479A priority Critical patent/JPH0586374A/ja
Publication of JPH0586374A publication Critical patent/JPH0586374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 炭水化物を触媒及び水又はかん水と共に加熱
して分解させ、燃料や化学原料として有用な可燃性のガ
スを得る。 【構成】 水350部にセルロース8.45部をよく混
ぜた懸濁液に触媒としてAl(OH)3 10部を混合
し、オートクレーブに仕込み、攪拌しながら370〜3
80℃で加熱反応させてH2 ,CO,炭化水素等の可燃
性ガス混合物に分解させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭水化物を可燃性のガ
スに分解する方法、更に詳細には炭水化物を触媒反応に
よりCO2 及びH2 、CO、炭化水素等の可燃性ガス混
合物に分解する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、炭化水素を加熱すると、脱水又
は熱分解して水蒸気やCO2 、可燃性ガス類を発生して
炭化する現象がみられる。また、炭水化物を多く含む木
材や草本類を乾留すると、有機酸、有機溶剤、CO2 更
にCO、CH4 、H2 等の可燃性ガスが発生することは
よく知られている。しかし、このようにして得た有機酸
や可燃性ガスは、一部実用に供されているものの、一般
的な工業製品とはなっていない。炭水化物は、有機化合
物であり、分類上炭素と水の化合物であるから適当な触
媒を選択すればCO2 と炭化水素に分解できるものと思
われる。ところで、石油や可燃性天然ガス(以下、石油
類という)の成因に関しては、古くから無機説(非生物
起源)と有機説(生物起源)があり、各々多様な内容が
提案されているが、石油類の成分や賦存状態等をみて、
今日では有機説が大方の支持を得ている。
【0003】有機説によれば、石油類はかって陸上に繁
茂していた植物や海水等に棲息していた生物の遺体が原
料であるという。これらが河川によって運ばれたり、そ
のまま堆積物となって、ともに海底に沈積する。酸素の
少ない還元的環境の下では嫌気性バクテリヤ等の作用に
よって生物体は分解され有機物に富んだ堆積層(石油根
源岩)がつくられる。そして、地圧や地熱の作用をうけ
て、地質学的な時間の経過の後にこれらが石油類に変わ
ると考えられている。そして、石油類の原料となる生物
体、とりわけ量的に圧倒的に多い植物体から石油類を製
造する方法は多くの人達によって研究されている。石油
類の成因が判明すれば、これらの探鉱活動に最大の効果
が期待できる。本発明の目的は炭水化物を出発原料とし
て可燃性ガスに分解させる方法を提供するにある。又、
原料であるといわれている植物体の省資源化が可能とな
る。即ち、木材、木綿及びこれらの加工品の使用後の最
終段階で石油類に転化して再利用することができる。し
かしながら、実験室においても未だ純正な植物体物質か
ら石油類が作られたことがないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる実情において、
発明者らは炭水化物を、基本的にはCH4 、C2 H6 、
等の可燃性天然ガス類似の低級炭化水素とCO2 に分解
する方法について検討した結果、この反応が触媒反応で
あり、触媒としては海水の主要成分と同じ物質が有効で
あることを見出した。更に広範囲に触媒を探索した結
果、海水の溶解成分ばかりでなく、これらの誘導体及び
同族元素等の物質も炭水化物を上記のようなガスに分解
する触媒として有効であることを見出した。そして、こ
れらを触媒として生成したガスの組成は、CO2 の他、
CO、H2 等を多く含むものと、炭化水素類を多く含む
ものがある知見を得、更にそれらの触媒とガス組成の対
応を検討した結果、本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は炭水化物
を触媒及び水又はかん水存在のもと、高温で可燃性ガス
とCO2 に分解せしめる方法である。触媒としては元素
周期律表におけるIIA族(2A族)のMg,Ca,S
r,Ba,IIB 族(2B族)のZn、及びIIIB族(3B
族)のAl等の各金属の酸化物,水酸化物,炭酸塩,硫
酸塩,亜硫酸塩,硫化物、又はこれらの混合物が用いら
れる。本発明は炭水化物を可燃性ガス混合物に分解する
方法であり、その生成ガスは必要に応じて、公知の技術
でCO2 を除去すれば燃料や化学原料となり、工業上有
用である。本発明は石油類の成因に関する有機説で考え
られるいくつかの化学反応の具体化を試みたものである
が、これによると、生物遺体物質が地下に移動し、地温
で加熱されて石油類に変化したものと考えられる。従っ
て、必ずしも有機物が嫌気性バクテリヤ等の作用で分解
される必要はなく、又反応条件が揃えば化学反応は進行
するので必ずしも地質学的な時間の経過は必要ではな
い。
【0006】植物体を石油類に転化させる目的の実験に
おいて、初期に使用した植物体には、植物の基本的な構
成成分であるセルロースを選定した。セルロースは東洋
濾紙(株)製で純度min.99.9%のものであった。ま
ず、石油根源岩とセルロースの反応を検討した。この岩
石の主成分は石英、長石類及びカオリンやモンモリロナ
イト等の粘土鉱物で、いわゆる泥岩である。微量成分と
しては有機物、炭素、硫黄、酸化鉄等であった。根源岩
の粉末と水に懸濁させたセルロースを、オートクレーブ
に仕込み高温・高圧で反応を試みた。この際の圧力は水
蒸気圧である。この種の鉱物は炭化水素の分解や異性化
反応に対しては活性はあるものの、セルロース、その他
の炭水化物との反応については炭化のみの現象がみられ
た。従って炭水化物を石油類に転化する反応に活性な触
媒があるとすれば、それはこの種の鉱物ではなく、この
ものはその触媒の担体にすぎないと推定できる。
【0007】そこで、その触媒の探索を試みた結果、元
素周期律表におけるIIA 族のMg,Ca,Sr,Ba,
IIB 族のZn、及びIIIB族のAl等の金属の酸化物,水
酸化物,炭酸塩等の化合物を添加すると、水の臨界温度
以上(375℃)に加熱しても、セルロースは炭化せ
ず、アルデヒド臭の黄褐色で均質の溶液となり同時にガ
ス発生を伴う反応がみられた。このガスの成分は主にC
O2 、H2 、COの他、エチレン、プロピレン、ブテン
類等の多種類の炭化水素であった。主反応はホルムアル
デヒドの生成と次のような分解反応である。 HCHO → CO+H2 この結果は本発明に含まれる炭水化物から可燃性ガスの
製法として重要であるが、飽和炭化水素量は微量であ
り、この点では一般的にみられる可燃性天然ガスの組成
とは異るものであった。この実験において触媒として有
効であった金属化合物のうちCa、Mgは海水の主要成
分である。従って、海水の他成分も含めた検討を行った
が、NaClの単独使用は本発明の方法には無害ではあ
るが特に有効ではない。他の主要成分であるSO4 2- に
ついて検討した結果、前記諸金属の対イオンとして用い
た場合は特別な効果が認められた。一例としてCaSO
4 とセルロースの懸濁液を加熱した場合を揚げる。この
場合はセルロースが酸化され、発生ガス中にCO2 が多
く、CH4 、C2 H6 等の炭化水素類は少ないものであ
った。次にCaSO3 とセルロースの懸濁液との反応を
みると炭化水素類が大量に生成した。
【0008】これら二つの反応において生成するガスは
CO2 、CO、H2 の他CH4 等の炭化水素及びアルデ
ヒド類の混合物とみられる水溶性のガスである。又使用
した硫酸塩等は還元され最終的にCaSになり、炭化水
素ガスの生成は終結する。CaSとセルロースの懸濁液
との反応をみると、セルロースのガス化は起こるが、ガ
ス中の炭化水素量は極めて少ないものであった。CaS
O4 等の化合物中のSについて、その酸化度とCH4 生
成量の関係をみるとCaSO4 やCaSO3がCaSに
還元される間にCH4 生成が行われており、CaS
O4 、CaSO3 等はCH4 生成中に変化するので触媒
ではないようにみえる。しかし、これら化合物の酸素は
最終的にはセルロースの酸化に使用されるものの、CH
4 生成中はCaとSの間隔を物理的に保つ等でCH4 生
成触媒として機能しているものと思われる。この反応に
おける炭化水素発生の機構はつまびらかではないが基本
的にはアルデヒド類の生成と次式のような酸化還元の不
均化反応によるものと推定される。 HCHO+HCHO → CH4 +CO2 RCHO+HCHO → RCH3 +CO2 (R:アルデヒド残基)
【0009】海水の介在で生成した石油類は、まず、そ
の原料といわれる植物体が海水成分を吸着し、海水に溶
解して地下に浸透していく。地下の還元的環境で海水中
のSO4 2- は還元されSO3 2- となる。これはバクテリ
ヤによって還元されるか、又は鉄等を酸化することによ
る。地下の熱的環境に達すると植物体中の炭水化物はM
gSO3 、CaSO3 等を触媒に、岩石類を担体とし
て、加水分解によりアルデヒド型の単糖類に転化されH
CHOの脱離及び不均化反応によりCO2 及び炭化水素
類を生成する。そして、これらは共に地層上部の低温部
分に移動し、CO2 は基本的には水に溶解したり塩基性
の塩類に吸収される。又、海水中にはCa2+、Mg2+等
の金属のイオンがSO4 2- に比較して化学量論的に過剰
にあるため、ここで生成したCO2 の一部は不溶性の炭
酸塩となり固定される。過剰なCO2は炭化水素と行動
を共にする。又、炭化水素類は水への溶解度が低く、比
重も小さいため、上部に帽岩がなければ地上まで移動す
る。以上のように、炭水化物は主に低級炭化水素、即ち
CH4 やC2 H6 等を生成する。植物体中に存在するヘ
ミセルロース等の多糖類もかなり低温ではあるが、セル
ロースと同様な反応を行う。炭水化物より炭素を多く含
む有機化合物、例えば植物体中にセルロースと共に存在
するリグニン等はガス化率が少なく、主に高級炭化水素
になるものと思われる。
【0010】本発明の炭水化物の分解反応ではアルデヒ
ド類及びその誘導体とみられる水溶性ガスを生成するの
が特徴である。本発明の方法において、触媒に硫黄酸化
物の金属塩を用いない反応ではアルデヒドが分解しH2
とCOを多く生成するのを特徴とし、又、触媒に硫黄酸
化物の金属塩を用いる反応では上述の如く、アルデヒド
の不均化反応とみられる炭化水素を多く生成するのを特
徴とする。しかし、後者の反応においてもH2 とCOを
生成するが、これは実験方法のうち、加熱速度が早すぎ
る等のためと思われる。更に通常の可燃性天然ガス中に
は含有しない二重結合を有する炭化水素の生成がみられ
るが、これは加熱速度の他の担体の種類にも因るようで
ある。本発明の方法で、担体として、炭化水素類の異性
化及び分解反応に活性のある粘土鉱物のカオリンを使用
した場合、エチレン等の二重結合を有する炭化水素の生
成を抑制するのがみられる。
【0011】本発明に使用する炭水化物とは、有機化合
物中で分類上、炭素と水の化合物でCm(H2 O)n
〔m,nは整数〕の分子式をもつ一群の物質及びそれら
の誘導があげられ、単糖類、二糖類、多糖類等の糖類及
びこれらの混合物すべてが含まれる。また本発明に使用
する出発原料は、炭水化物を含む物質すべてが含まれる
ことは勿論である。例えば木材、草本類、穀物類、海草
類、植物性プランクトン及びこれらの加工品及び誘導
体、即ちパルプ、各種紙類、木綿や麻等の天然繊維、レ
ーヨンやアセテート等の人造繊維及びフィルム、キビガ
ラ、穀物デンプン、イモ類デンプン等である(以下単に
炭水化物と略称する)。
【0012】本発明の方法における加熱温度は通常20
0〜400℃の範囲で実施される。例えば庶糖を出発原
料としてCaSO3 触媒を用いて実施した場合は200
℃位から充分可燃性ガスが得られた。またジャガイモデ
ンプンを出発原料としてCaSO3 触媒を用いて実施し
た場合は250℃位から分解し可燃性ガスが得られた。
植物界の構造多糖として広く存在するセルロースは炭水
化物の中で分解に対して最も強固である。従ってこの場
合、反応系を水の臨界点を越す温度、375℃前後に保
つ必要がある。そのため後記の本発明の実施例により明
らかなように370〜380℃は必要であるが、400
℃以上の加熱は無意味である。生成ガスについては、加
熱後圧力上昇が止まり反応終了を確認した後、反応容器
を冷却して可燃性ガスを採取すればよいが、高温の状態
で抜き取れば反応で生成した全ガス量が得られる。また
例えばグリセリンとCaSO3 の場合では、300℃以
上でアクロレインの他、可燃性ガスが得られた。これは
グリセリンが酸化されて単糖類のトリオースを生成し、
これがガス化したものである。
【0013】本発明に使用する触媒としては元素周期律
表におけるIIA 族のMg,Ca,Sr,Ba,IIB 族の
Zn、IIIB族のAl等の金属の酸化物,水酸化物,炭酸
塩,硫酸塩,亜硫酸塩,硫化物及びこれらの混合物等が
あげられる。本発明に使用する触媒としては元素周期律
表における前記金属の一般化合物のうち水酸化物以外の
化合物の水溶液にアルカリ金属の水酸化物を加えて得ら
れる前記金属の水酸化物である。本発明に使用する触媒
としては元素周期律表における前記金属の一般化合物の
うち硫酸塩、亜硫酸塩以外の化合物の水溶液又は懸濁液
にアルカリ金属の硫酸塩又は亜硫酸塩を加えたものであ
る。本発明に使用する触媒としては、元素周期律表にお
ける前記金属の水酸化物に、必要に応じてアルカリ金属
の水酸化物を加えたものにH2 Sを吸収させたものであ
る。これらは前記金属の硫化物又はこれとアルカリ金属
硫化物との混合物である。同様にSO2 を吸収させたも
のは前記金属の亜硫酸塩及びSOx(x=1〜2)の硫
黄低級酸化物の塩ができる。又、CO2 を吸収させたも
のは前記金属の炭酸塩ができる。これら前記金属の硫化
物、硫黄低級酸化物の塩、炭酸塩及びこれらにアルカリ
金属の同塩類が添加された混合物等は、いずれも本発明
に使用する触媒として有効である。
【0014】本発明の実施は炭水化物と触媒を水又はか
ん水に溶解又は懸濁させて加熱するが、触媒の使用量は
炭水化物に対し5wt% 以上、水量は単糖類と多糖類に対
しては大きく異なるが通常3〜2000倍量、用いる。
この反応系における水素イオン濃度指数:pHは6以上
で、好ましくは7〜10の塩基性である。使用する触媒
及びかん水を必要に応じて試薬でpH調整する。ここで
云うかん水とは海水、油ガス田排かん水及び一般的な無
機塩類水溶液等である。海水は本発明の実施に必要な触
媒は含有しているので、炭水化物及び必要に応じて担体
を添加して使用する。その他のかん水等は本発明の実施
に必要な触媒、炭水化物、必要に応じて担体を添加して
使用する。
【0015】本発明に使用する触媒を担持する担体とし
ては、特に用いなくても分解反応は進行するが、この場
合、炭水化物の炭化に基づく、ガス生成量の低下が起こ
る場合がある。本発明に使用する触媒の担体としては、
一般に地層にみられる岩石や鉱物が有効である。特に炭
化水素類の生成を目的として触媒に硫黄化合物の塩類を
使用する場合、その触媒作用を阻害する鉄、マンガン、
クロム等を含むいわゆる有色鉱物を担体として用いるこ
とは好ましくない。本発明に使用する触媒の担体として
は一般的に化学反応に使用するシリカ、アルミナ、カオ
リン又はこれらの混合物である。また、アルミナ、Al
(OH)3 はともに本発明の方法に触媒として或いは担
体として使用できる。次に実施例を示すが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
【0016】
【実施例1】500mlのオートクレーブに、水350ml
にセルロース8.45gをよく混ぜた懸濁液に触媒とし
てAl(OH)3 10gを仕込み攪拌、加熱した。加熱
速度2〜2.3℃/min とした。反応温度、370〜3
80℃で反応を終了させた後、高温の状態で内部ガス全
量を放出し、常温に冷やしてガスを採取した。ここで得
られた最初のガス量は1400mlであった。このガスを
希アルカリ水で洗浄し、CO2 ,その他アルデヒド等の
水溶性ガスを除去した。洗浄後のガス量は540mlとな
り、このガス組成は次のとおりであった。単位:vol
%。 H2 :39.3,CO:46.4,CH4 :2.2,エチレ
ン:3.8,C2 H6 :0.4,プロピレン:4.4,C3 H
8 :0.0,C4 H10類:0.4,ブテン類:2.8,C5 以
上:0.2
【0017】
【実施例2】3%NaClかん水300mlとセルロース
8.45gの懸濁液に、触媒としてCaCO3 10gを
用いて、実施例1と同様に実施した。最初のガス量は1
402ml、洗浄後のガス量は502mlであり、このガス
組成は次のとおりであった。単位:vol %。 H2 :40.7,CO:46.1,CH4 :1.0,エチレ
ン:1.3,C2 H6 :4.1,プロピレン:1.6,C3 H
8 :0.0,C4 H10類:0.9,ブテン類:3.0,C5 以
上:1.2
【0018】
【実施例3】水300mlと庶糖20gの水溶液に、触媒
としてCa(OH)2 10gを用いて、反応温度220
℃で実施例1と同様に実施例した。最初のガス量は56
0ml、洗浄後のガス量は110mlであり、このガス組成
は次のとおりであった。単位:vol %。 H2 :17.0,CO:75.7,CH4 :1.9,エチレ
ン:0.4,C2 H6 :0.2,プロピレン:3.5,C3 H
8 :0.0,C4 H10類:0.2,ブテン類:0.8,C5 以
上:0.3
【0019】
【実施例4】水350mlとセルロース8.45gの懸濁
液に、触媒としてMg(OH)2 1g、担体としてカオ
リン10gを用いた外は、実施例1と同様に実施した。
最初のガス量は1455ml、洗浄後のガス量は410ml
であり、このガス組成は次のとおりであった。単位:vo
l %。 H2 :1 2.6,CO:28.3,CH4 :7.8,エチレ
ン:0.0,C2 H6 :27.3,プロピレン:0.0,C3
H8 :13.4,C4 H10類:3.2,ブテン類:7.4,C
5 以上:0.0
【0020】
【実施例5】水350mlとセルロース8.45gの懸濁
液に、触媒としてCa(OH)2 2g、担体としてカオ
リン10gを用いた外は、実施例1と同様に実施した。
最初のガス量は1555ml、洗浄後のガス量は475ml
であり、このガス組成は次のとおりであった。単位:vo
l %。 H2 :32.7,CO:48.1,CH4 :2.0,エチレ
ン:1.4,C2 H6 :0.5,プロピレン:6.7,C3 H
8 :0.0 ,C4 H10類:0.9,ブテン類:6.6,C5 以
上:1.0
【0021】
【実施例6】水400mlとセルロース4.44gの懸濁
液に、触媒としてMg(OH)2 4.2g、とNa2 S
O3 1/2H2 O4.4g、担体としてAl(OH)3 1
0gを用いた外は、実施例1と同様に実施した。最初の
ガス量は830ml、洗浄後のガス量は260mlであり、
このガス組成は次のとおりであった。単位:vol %。 H2 :4.1,CO:4.3,CH4 :69.9,エチレン:
0.7,C2 H6 :14.1,プロピレン:5.7,C
3 H8 :0.0 ,C4 H10類:0.1,ブテン類:0.9,C
5 以上:0.1
【0022】
【実施例7】水400mlとセルロース4.32gの懸濁
液に、触媒としてMg(OH)2 4.2g、とNa2 S
O3 1/2H2 O4.4g、担体としてカオリン10gを
用いた外は、実施例1と同様に実施した。最初のガス量
は1230ml、洗浄後のガス量は420mlであり、この
ガス組成は次のとおりであった。単位:vol %。 H2 :8.7,CO:11.4,CH4 :60.3,エチレ
ン:2.1,C2 H6 :11.1,プロピレン:5.1,C3
H8 :0.1,C4 H10類:0.1,ブテン類:1.1,C5
以上:0.1
【0023】
【実施例8】水400mlとセルロース4.25gの懸濁
液に、触媒としてCaSO3 7g、とAl(OH)
3 7.8g、担体としてシリカ6g用いた外は、実施例
1と同様に実施した。最初のガス量は1420ml、洗浄
後のガス量は320mlであり、このガス組成は次のとお
りであった。単位:vol %。 H2 :4.6,CO:6.0,CH4 :72.0,エチレン:
0.0,C2 H6 :11.0,プロピレン:4.1,C
3 H8 :0.0,C4 H10類:0.3,ブテン類:2.0,C
5 以上:0.1
【0024】
【実施例9】水400mlとセルロース4.16gの懸濁
液に、触媒としてBaS6.5g、担体としてシリカ1
0gを用いた外は、実施例1と同様に実施した。最初の
ガス量は1000ml、洗浄後のガス量は420mlであ
り、このガス組成は次のとおりであった。単位:vol
%。 H2 :40.5,CO:51.2,CH4 :0.4,エチレ
ン:0.5,C2 H6 :0.1,プロピレン:4.0,C3 H
8 :0.0,C4 H10類:0.4,ブテン類:2.7,C5 以
上:0.2
【0025】
【実施例10】水400mlとセルロース4.08gの懸
濁液に、触媒としてZnO4gとNa2 SO3 1/2 H2
O4.4g、担体としてシリカ10gを用いた外は、実
施例1と同様に実施した。最初のガス量は660ml、洗
浄後のガス量は150mlであり、このガス組成は次のと
おりであった。単位:vol %。 H2 :10.5,CO:8.7,CH4 :41.7,エチレ
ン:2.8,C2 H6 :15.4,プロピレン:0.0,C3
H8 :10.7,C4 H10類:1.5,ブテン類:6.0,C
5以上:2.7
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、炭水化物を原料として
CO2 及びH2 ,CO,炭化水素等の可燃性ガス混合物
が容易に得られ、必要に応じてCO2 を公知手段で除去
すれば燃料や化学原料となり工業上極めて有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/02 M 8017−4G 27/04 M 6750−4G 27/053 M 6750−4G 27/055 M 6750−4G 27/232 M 6750−4G C10L 3/06 // C01B 3/32 Z 9041−4G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭水化物を触媒及び水又はかん水と共に
    200℃以上に加熱することを特徴とする炭水化物を可
    燃性のガスに分解する方法。
  2. 【請求項2】 炭水化物が有機化合物中で分類上、炭素
    と水の化合物でCm(H2 O)n〔m,nは整数〕の分
    子式を持つ物質もしくはそれらの誘導体又はこれを含有
    する物質であることを特徴とする請求項1の炭水化物を
    可燃性のガスに分解する方法。
  3. 【請求項3】 触媒が元素周期律表におけるIIA 族のM
    g,Ca,Sr,Ba,IIB 族のZn、IIIB族のAl等
    の金属の酸化物,水酸化物,炭酸塩,硫酸塩,亜硫酸
    塩,硫化物の1種又は2種以上よりなる請求項1又は2
    の炭水化物を可燃性のガスに分解する方法。
  4. 【請求項4】 反応系におけるpHが6以上である請求
    項1,2又は3の炭水化物を可燃性のガスに分解する方
    法。
JP3273479A 1991-09-26 1991-09-26 炭水化物を可燃性のガスに分解する方法 Pending JPH0586374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3273479A JPH0586374A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 炭水化物を可燃性のガスに分解する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3273479A JPH0586374A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 炭水化物を可燃性のガスに分解する方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586374A true JPH0586374A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17528486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3273479A Pending JPH0586374A (ja) 1991-09-26 1991-09-26 炭水化物を可燃性のガスに分解する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0586374A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0859202A (ja) * 1994-08-25 1996-03-05 Agency Of Ind Science & Technol セルロース系バイオマスからの水素の製造方法
US6407244B1 (en) 2000-01-26 2002-06-18 Gemin X Biotechnologies Inc. Pyrrole-type compounds, compositions, and methods for treating cancer or viral diseases
JP2003027075A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Maezawa Ind Inc バイオガス生成装置とバイオディーゼル生成装置との組合せを含む有機性廃棄物複合処理装置及びそれを用いた有機性廃棄物処理方法
WO2003012012A1 (en) * 2001-07-31 2003-02-13 Hitoshi Inoue Method of biomass gasification
US7425553B2 (en) 2003-05-30 2008-09-16 Gemin X Pharmaceuticals Canada Inc. Triheterocyclic compounds, compositions, and methods for treating cancer or viral diseases
US7491745B2 (en) 2000-01-26 2009-02-17 Gemin X Pharmaceuticals Canada Inc. Pyrrole-Type compounds, compositions and methods for treating cancer or viral disease
RU2493240C2 (ru) * 2008-07-11 2013-09-20 Фуел Теч, Инк. Способ направленного введения реагента для контроля шлака, образующегося в результате горения угля с повышенным содержанием железа и/или кальция
JP2025040248A (ja) * 2023-09-11 2025-03-24 北越コーポレーション株式会社 水素ガスの製造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0859202A (ja) * 1994-08-25 1996-03-05 Agency Of Ind Science & Technol セルロース系バイオマスからの水素の製造方法
US6407244B1 (en) 2000-01-26 2002-06-18 Gemin X Biotechnologies Inc. Pyrrole-type compounds, compositions, and methods for treating cancer or viral diseases
US6602879B2 (en) 2000-01-26 2003-08-05 Gemin X Biotechnologies Inc. Pyrrole-type compounds, compositions, and methods for treating cancer or viral diseases
US7491745B2 (en) 2000-01-26 2009-02-17 Gemin X Pharmaceuticals Canada Inc. Pyrrole-Type compounds, compositions and methods for treating cancer or viral disease
JP2003027075A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Maezawa Ind Inc バイオガス生成装置とバイオディーゼル生成装置との組合せを含む有機性廃棄物複合処理装置及びそれを用いた有機性廃棄物処理方法
WO2003012012A1 (en) * 2001-07-31 2003-02-13 Hitoshi Inoue Method of biomass gasification
US9187704B2 (en) 2001-07-31 2015-11-17 Hitoshi Inoue Method of biomass gasification
US7425553B2 (en) 2003-05-30 2008-09-16 Gemin X Pharmaceuticals Canada Inc. Triheterocyclic compounds, compositions, and methods for treating cancer or viral diseases
US7709477B2 (en) 2003-05-30 2010-05-04 Gemin X Pharmaceuticals Canada Inc. Methods for treating cancer
US8420638B2 (en) 2003-05-30 2013-04-16 Gemin X Pharmaceuticals Canada Inc. Triheterocyclic compounds and compositions thereof
RU2493240C2 (ru) * 2008-07-11 2013-09-20 Фуел Теч, Инк. Способ направленного введения реагента для контроля шлака, образующегося в результате горения угля с повышенным содержанием железа и/или кальция
JP2025040248A (ja) * 2023-09-11 2025-03-24 北越コーポレーション株式会社 水素ガスの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Laca et al. Eggshell waste as catalyst: A review
Fatimah et al. Sonocatalytic degradation of rhodamine B using tin oxide/montmorillonite
Hello et al. Cellulose hydrolysis over silica modified with chlorosulphonic acid in one pot synthesis
EA023831B1 (ru) Способ получения состава, содержащего аморфный гидрат окиси железа
US11718688B2 (en) Hydroxyethyl cellulose derived from biomass and use of hydroxyethyl cellulose in brine treatment
Yani et al. Mesoporous biochar composite derived from hardwood and post-recycled plastic waste in Thailand: A case study of nickel removal in acidic solution
Girish et al. Adsorption of phenol from wastewater using locally available adsorbents
Romero et al. Comparative efficiency of hydrochar and biochar from spent Pleurotus ostreatus substrate for removing ciprofloxacin from water
Ivanchenko et al. REMOVAL OF FERRUM (III) AND ZINC FROM AQUEOUS ENVIRONMENTS BY CHEMICALLY ACTIVATED SORBENTS FROM NATURAL RAW MATERIALS
JPH06279011A (ja) 液体吸収用の膨張性グラファイト組成物およびその製造法
AU2020372383A1 (en) Compositions and methods for production of carbonized pellets from biomass
RU2447922C1 (ru) Фильтрующий материал для очистки воды от железа, марганца и сероводорода и способ его получения
RU2105715C1 (ru) Способ получения углеродного катионообменника
RU2237013C1 (ru) Способ приготовления активированного угля из растительного сырья
RU2046013C1 (ru) Композиционный карбоминеральный сорбент "карбосиаллит"
RU2281930C2 (ru) Способ получения гуминовых кислот и их солей
JPS6139098B2 (ja)
López et al. Evaluation of the methyl violet sorption capacity in waters with a bentonite based geopolymer material
Dijkgraaf Oxidation of glucose to glucaric acid by Pt/C catalysts
Boukraa et al. Characterization of treated and untreated Sawdust and its Valorization as Adsorbent
RU2065776C1 (ru) Способ очистки шлама от нефтяного и радиоактивного загрязнения
CN113477227B (zh) 一种接枝强化生物炭基重金属吸附材料的制备方法
JP3663679B2 (ja) 活性炭の製造方法
Kassahun et al. Research Article The Application of the Activated Carbon from Cordia africana Leaves for Adsorption of Chromium (III) from an Aqueous Solution
RU1789678C (ru) Состав дл обработки призабойной зоны пласта