JPH0586565A - 編機の度山 - Google Patents
編機の度山Info
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- JPH0586565A JPH0586565A JP3242164A JP24216491A JPH0586565A JP H0586565 A JPH0586565 A JP H0586565A JP 3242164 A JP3242164 A JP 3242164A JP 24216491 A JP24216491 A JP 24216491A JP H0586565 A JPH0586565 A JP H0586565A
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- JP
- Japan
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- cam
- stitch
- knitting
- needle
- knitting needle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩耗および摩擦の少ない度山を得る。
【構成】 キャリッジが、左方向Lに移動するとき、編
み針36のバット37は上流側の度山34の度山本体3
4aと受けカム34bとの間を通過し、上げ山32の斜
面によって案内されて上昇力を受ける。バット37は、
上げ山32と天山35との間を案内されて、度山33の
度山本体33aの摺動部38に当る。度山本体33aは
超硬合金などの硬質材料で形成され、受けカム33bと
一体に形成されるカム板33cから着脱可能である。摺
動部38に沿って案内されるバット37は、受けカム3
3bによって下方への変位が制限される。
み針36のバット37は上流側の度山34の度山本体3
4aと受けカム34bとの間を通過し、上げ山32の斜
面によって案内されて上昇力を受ける。バット37は、
上げ山32と天山35との間を案内されて、度山33の
度山本体33aの摺動部38に当る。度山本体33aは
超硬合金などの硬質材料で形成され、受けカム33bと
一体に形成されるカム板33cから着脱可能である。摺
動部38に沿って案内されるバット37は、受けカム3
3bによって下方への変位が制限される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編機において、上げカ
ムとともに編み針の編成動作を行わせる下げカムが形成
される度山に関する。
ムとともに編み針の編成動作を行わせる下げカムが形成
される度山に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの平形横編み機で、編み針に編
成運動を与えるキャリッジの基本的なカム構成を図5に
示す。キャリッジのニードルカムプレート1には、上げ
カムが形成される上げ山2と、下げカムが形成される度
山3,4と、ガードカムである天山5などが設けられ
る。上げ山2と度山3,4は、編み針6の上下方向すな
わち長手方向への往復運動を発生させる。天山5は、編
み針6の必要以上の上昇を防ぎ、度山3,4へ編み針6
のバット7を移動させる通路を作る。バット7は、この
通路を案内されて編み針6を針頭方向に上昇させ、編成
動作上のニット位置まで上昇されるときに編み針6の先
端のフックに糸が供給される。編み針6が下降するとき
は、糸を引っ張りながら編み目を形成する。
成運動を与えるキャリッジの基本的なカム構成を図5に
示す。キャリッジのニードルカムプレート1には、上げ
カムが形成される上げ山2と、下げカムが形成される度
山3,4と、ガードカムである天山5などが設けられ
る。上げ山2と度山3,4は、編み針6の上下方向すな
わち長手方向への往復運動を発生させる。天山5は、編
み針6の必要以上の上昇を防ぎ、度山3,4へ編み針6
のバット7を移動させる通路を作る。バット7は、この
通路を案内されて編み針6を針頭方向に上昇させ、編成
動作上のニット位置まで上昇されるときに編み針6の先
端のフックに糸が供給される。編み針6が下降するとき
は、糸を引っ張りながら編み目を形成する。
【0003】図6は、図5図示のキャリッジが左方向L
に移動して編成動作を行うとき、編み針6を矢符Dで示
すように下降させる度山3の作用を示す。編み針6のバ
ット7は、度山3の斜面の摺動部8に案内されて、度山
3の左方向への移動によって下方への引込み力が与えら
れる。このようにして、編成動作が行われる状態を図7
に示す。糸9はヤーンフィーダ10から供給される。編
み針11,12,13,14,…は針床一定間隔をあけ
て配列される。この配列は、たとえば25.4mm(1
インチ)当たりの編み針の配列数で表されるゲージによ
って定められる。編み針11,12,13,14,…の
両側にはシンカ21,22,23,24,25,…が設
けられる。編み針11,12,13,14,…で引込ま
れる糸9は、シンカ21,22,23,24,25,…
の先端で強い抵抗力を受けている。
に移動して編成動作を行うとき、編み針6を矢符Dで示
すように下降させる度山3の作用を示す。編み針6のバ
ット7は、度山3の斜面の摺動部8に案内されて、度山
3の左方向への移動によって下方への引込み力が与えら
れる。このようにして、編成動作が行われる状態を図7
に示す。糸9はヤーンフィーダ10から供給される。編
み針11,12,13,14,…は針床一定間隔をあけ
て配列される。この配列は、たとえば25.4mm(1
インチ)当たりの編み針の配列数で表されるゲージによ
って定められる。編み針11,12,13,14,…の
両側にはシンカ21,22,23,24,25,…が設
けられる。編み針11,12,13,14,…で引込ま
れる糸9は、シンカ21,22,23,24,25,…
の先端で強い抵抗力を受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来からの、図5に示
されるような度山3,4は、ヴィッカース硬度で700
〜800Hvの高速度鋼などで形成されている。このよ
うな材質は、編み針6のバット7とほぼ同様であり、硬
度の差異は少ない。度山3,4は、糸9が供給された編
み針11,12,13,14,…を、糸9の抗力に抗し
て引き下げる力を摺動部8からバット7に与えなければ
ならない。そのため摺動部8の表面には大きな圧力と剪
断力とが加えられる。バット7と摺動部8との硬度差が
小さいので、摺動部8は摩耗しやすくなる。また、バッ
ト7と摺動部8との材質が近似しているので、摺動摩擦
抵抗が大きく、編み針6を下降させるための力が多く必
要となる。
されるような度山3,4は、ヴィッカース硬度で700
〜800Hvの高速度鋼などで形成されている。このよ
うな材質は、編み針6のバット7とほぼ同様であり、硬
度の差異は少ない。度山3,4は、糸9が供給された編
み針11,12,13,14,…を、糸9の抗力に抗し
て引き下げる力を摺動部8からバット7に与えなければ
ならない。そのため摺動部8の表面には大きな圧力と剪
断力とが加えられる。バット7と摺動部8との硬度差が
小さいので、摺動部8は摩耗しやすくなる。また、バッ
ト7と摺動部8との材質が近似しているので、摺動摩擦
抵抗が大きく、編み針6を下降させるための力が多く必
要となる。
【0005】特に糸9が太く、編み針11,12,1
3,14,…の間隔が大きい、すなわちゲージ数が小さ
い状態では、編み針6が下降して糸9を引っ張るための
力が大きくなり、また、バット7が摺動部8に接触開始
するときの衝撃力が大きくなる。特に、編機が自動化さ
れ高速運転されるときに、この衝撃力や摩擦力が大きく
なる。
3,14,…の間隔が大きい、すなわちゲージ数が小さ
い状態では、編み針6が下降して糸9を引っ張るための
力が大きくなり、また、バット7が摺動部8に接触開始
するときの衝撃力が大きくなる。特に、編機が自動化さ
れ高速運転されるときに、この衝撃力や摩擦力が大きく
なる。
【0006】本発明の目的は、少なくとも摺動部の硬度
を大きくすることができ、摩耗と摩擦抵抗を減少させる
ことができる編機の度山を提供することである。
を大きくすることができ、摩耗と摩擦抵抗を減少させる
ことができる編機の度山を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、編み針のバッ
トを引込み斜面に沿って摺動させて編み針を下降させ、
予め定める度目を有する編みループを編成するための下
げカムが形成される編機の度山において、少なくとも引
込み斜面の摺動部は、超硬合金、サーメットまたはセラ
ミックから選択される硬質材料で形成されることを特徴
とする編機の度山である。
トを引込み斜面に沿って摺動させて編み針を下降させ、
予め定める度目を有する編みループを編成するための下
げカムが形成される編機の度山において、少なくとも引
込み斜面の摺動部は、超硬合金、サーメットまたはセラ
ミックから選択される硬質材料で形成されることを特徴
とする編機の度山である。
【0008】また本発明は、前記編機の度山には、前記
引込み斜面に沿って下降する編み針のバットの下方への
進行を規制する受けカムが形成され、引込み斜面が形成
されている下げカムは着脱可能であることを特徴とす
る。
引込み斜面に沿って下降する編み針のバットの下方への
進行を規制する受けカムが形成され、引込み斜面が形成
されている下げカムは着脱可能であることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明に従えば、編み針のバットを摺動させて
編み針を下降させるための引込み斜面の摺動部は硬質材
料で形成される。硬質材料は、超硬合金、サーメットま
たはセラミックから選択される。このような摺動部は編
み針のバットよりも硬度が大きいので、摺動して案内し
ても摩耗することが少なく、また摩擦抵抗も少なくな
る。
編み針を下降させるための引込み斜面の摺動部は硬質材
料で形成される。硬質材料は、超硬合金、サーメットま
たはセラミックから選択される。このような摺動部は編
み針のバットよりも硬度が大きいので、摺動して案内し
ても摩耗することが少なく、また摩擦抵抗も少なくな
る。
【0010】また本発明に従えば、編機の度山には受け
カムが形成される。受けカムは、度山の引込み斜面に沿
って下降する編み針のバットの下方への進行を規制す
る。これによって、編み針が下降運動の慣性力で必要以
上に下降してしまうジャンプ現象を防止することができ
る。引込み斜面が形成されている下げカムは着脱可能で
あるので、交換が容易であり、ゲージなどの異なるとき
に下げカムのみを交換して受けカムを共通に使用するこ
ともできる。
カムが形成される。受けカムは、度山の引込み斜面に沿
って下降する編み針のバットの下方への進行を規制す
る。これによって、編み針が下降運動の慣性力で必要以
上に下降してしまうジャンプ現象を防止することができ
る。引込み斜面が形成されている下げカムは着脱可能で
あるので、交換が容易であり、ゲージなどの異なるとき
に下げカムのみを交換して受けカムを共通に使用するこ
ともできる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の度山を装着して、
ニードルやジャック等の編み針を操作するキャリッジの
概略的な構成を示す。ニードルカムプレート31上に、
上げ山32と度山33,34および天山35などが設け
られる。度山33,34は、上げ山32の斜面に沿って
移動可能であり、その下降の度合いによって編み目の粗
さである度目が決定される。この度目を決定する度山3
3,34は、キャリッジの移動方向によって定まる。図
1では、キャリッジが移動可能な左右方向のうち左方向
Lに移動して、右側の度山33によって度目が決定され
るときの状態を示す。
ニードルやジャック等の編み針を操作するキャリッジの
概略的な構成を示す。ニードルカムプレート31上に、
上げ山32と度山33,34および天山35などが設け
られる。度山33,34は、上げ山32の斜面に沿って
移動可能であり、その下降の度合いによって編み目の粗
さである度目が決定される。この度目を決定する度山3
3,34は、キャリッジの移動方向によって定まる。図
1では、キャリッジが移動可能な左右方向のうち左方向
Lに移動して、右側の度山33によって度目が決定され
るときの状態を示す。
【0012】図1でキャリッジが左方向Lに移動する
と、編み針36のバット37は、まず、左側の度山34
の、度山本体34aと受けカム34bとの間を通過し、
上げ山32の左側斜面に当たる。このバット37は、上
げ山32の斜面に沿って移動し、編み針36は針頭方向
に上昇する。上昇した編み針36のバット37は、上げ
山32と天山35との間を案内され、右側の度山33の
度山本体33aの摺動部38に沿って案内される。上げ
山32と天山35との間でバット37が案内される後半
部では、バット37の引下げも行われる。この段階で
は、供給された糸をシンカの部分まで引下げるだけであ
るので、あまり大きな力は必要でない。度山33の摺動
部38においては、シンカの部分よりも糸をさらに引込
む必要があり、大きな力を必要とする。摺動部38に沿
ってバット37が案内され、編み針36は糸を引込む。
度山33を上げ山32の斜面に沿って変位させ、糸を引
込む長さを調整すれば、編み目の度目を調整することが
できる。
と、編み針36のバット37は、まず、左側の度山34
の、度山本体34aと受けカム34bとの間を通過し、
上げ山32の左側斜面に当たる。このバット37は、上
げ山32の斜面に沿って移動し、編み針36は針頭方向
に上昇する。上昇した編み針36のバット37は、上げ
山32と天山35との間を案内され、右側の度山33の
度山本体33aの摺動部38に沿って案内される。上げ
山32と天山35との間でバット37が案内される後半
部では、バット37の引下げも行われる。この段階で
は、供給された糸をシンカの部分まで引下げるだけであ
るので、あまり大きな力は必要でない。度山33の摺動
部38においては、シンカの部分よりも糸をさらに引込
む必要があり、大きな力を必要とする。摺動部38に沿
ってバット37が案内され、編み針36は糸を引込む。
度山33を上げ山32の斜面に沿って変位させ、糸を引
込む長さを調整すれば、編み目の度目を調整することが
できる。
【0013】バット37を下降させるとき、その下降運
動は受けカム33bによって制限される。受けカム33
bはカム板33cと一体に形成され、カム板33cに着
脱可能に度山本体33aが取付けられる。
動は受けカム33bによって制限される。受けカム33
bはカム板33cと一体に形成され、カム板33cに着
脱可能に度山本体33aが取付けられる。
【0014】図2は、図1図示の実施例の度山33,3
4によって下降運動可能な編み針36の代表的な構成を
示す。図2(1)は編み針36が、ニードル36aとジ
ャック36bによって構成される場合を示す。ジャック
36bには、2つのバット37a,37bが形成され
る。図1図示のキャリッジによって案内されるバット
は、下部バット37bである。このように、編み針36
を2つの部品で構成すると、ニードル36aのベラの部
分36cなどが破損したときに、編み針36全体を交換
する必要はなく、ニードル36aのみを交換すればよ
い。
4によって下降運動可能な編み針36の代表的な構成を
示す。図2(1)は編み針36が、ニードル36aとジ
ャック36bによって構成される場合を示す。ジャック
36bには、2つのバット37a,37bが形成され
る。図1図示のキャリッジによって案内されるバット
は、下部バット37bである。このように、編み針36
を2つの部品で構成すると、ニードル36aのベラの部
分36cなどが破損したときに、編み針36全体を交換
する必要はなく、ニードル36aのみを交換すればよ
い。
【0015】図2(2)は一体構造のベラ針36dを示
す。このベラ針36dの場合は、針幹に形成されるバッ
ト37cが度山33,34によって案内される。
す。このベラ針36dの場合は、針幹に形成されるバッ
ト37cが度山33,34によって案内される。
【0016】図3は、図1図示の度山33の摺動部38
に沿って案内されたバット37が、度山本体33aと受
けカム33bとの間を通過するときの状態を示す。度山
本体33aと受けカム33bとの間には、バット37が
通過可能な案内路が形成される。これによって、慣性力
によるバット37の余分な下降運動が制限され、編み針
36の下降量が多すぎて編み目が大きくなってしまうジ
ャンプ現象が防止される。なお図3においては、度山本
体33aは、超硬合金、サーメットまたはセラミックな
どのヴイッカース硬度が従来の高速度鋼の2倍程度以上
ある硬質材料によって形成される。このような材料とし
て、たとえばタングステンカーバイドWCとコバルトC
o系超硬合金、炭化チタンTiC基サーメット、アルミ
ナ系セラミックなどがある。受けカム33bとカム板3
3cの一体部分は、従来の度山と同様に高速度鋼で形成
する。受けカム33bとカム板33cが一体に形成され
ているので、受けカム33bの裏面33dを削除するこ
とも可能である。これによって、キャリッジ内の空間を
有効に利用して、カム機構などを高密度に配置し、キャ
リッジを小形に形成することができる。
に沿って案内されたバット37が、度山本体33aと受
けカム33bとの間を通過するときの状態を示す。度山
本体33aと受けカム33bとの間には、バット37が
通過可能な案内路が形成される。これによって、慣性力
によるバット37の余分な下降運動が制限され、編み針
36の下降量が多すぎて編み目が大きくなってしまうジ
ャンプ現象が防止される。なお図3においては、度山本
体33aは、超硬合金、サーメットまたはセラミックな
どのヴイッカース硬度が従来の高速度鋼の2倍程度以上
ある硬質材料によって形成される。このような材料とし
て、たとえばタングステンカーバイドWCとコバルトC
o系超硬合金、炭化チタンTiC基サーメット、アルミ
ナ系セラミックなどがある。受けカム33bとカム板3
3cの一体部分は、従来の度山と同様に高速度鋼で形成
する。受けカム33bとカム板33cが一体に形成され
ているので、受けカム33bの裏面33dを削除するこ
とも可能である。これによって、キャリッジ内の空間を
有効に利用して、カム機構などを高密度に配置し、キャ
リッジを小形に形成することができる。
【0017】図4は、図1図示の度山33における下げ
カムである度山本体33aの取付構造を示す。度山本体
33aには位置決めのためのノック孔40が設けられ
る。このノック孔40は、受けカム33bと一体に形成
されるカム板33cの対応する位置にも形成される。ノ
ックピン41をノック孔40に打込むことによって、度
山本体33aとカム板33cとは位置決めされる。カム
板33cにはねじ孔が設けられ、度山本体33aはカム
板33cに対してボルト42によって固定される。
カムである度山本体33aの取付構造を示す。度山本体
33aには位置決めのためのノック孔40が設けられ
る。このノック孔40は、受けカム33bと一体に形成
されるカム板33cの対応する位置にも形成される。ノ
ックピン41をノック孔40に打込むことによって、度
山本体33aとカム板33cとは位置決めされる。カム
板33cにはねじ孔が設けられ、度山本体33aはカム
板33cに対してボルト42によって固定される。
【0018】ボルト42を外し、ノックピン41を除去
すれば、度山本体33aをカム板33cから取外すこと
ができる。図4図示のような受けカム33bを有する度
山33を研磨するのは、受けカム33bがあるために困
難であるけれども、度山本体33aを取外せば容易に研
磨作業を行うことができる。
すれば、度山本体33aをカム板33cから取外すこと
ができる。図4図示のような受けカム33bを有する度
山33を研磨するのは、受けカム33bがあるために困
難であるけれども、度山本体33aを取外せば容易に研
磨作業を行うことができる。
【0019】以上の実施例においては、度山本体33a
を硬質材料で形成し、この度山本体33aが着脱可能で
あるけれども、摺動部38のみに前述の硬質材料を取付
るようにしてもよいことは勿論である。ただし、摺動部
38の部分に形成される硬質材料層の厚さが薄いとき
は、バット37による衝撃力やバット37を下降させる
ときの摩擦力などによって硬質材料の部分が剥離したり
おそれがある。したがって、摺動部38の表面のみを硬
化させて、硬質材料を貼付けるときと同様の硬度にした
としても耐久性が不充分となる。これに対して、一定の
厚みを有する硬質材料の板を摺動部38に貼付けるよう
にしてもよいことは勿論である。また、ニードルカムプ
レート31上には上げ山32、度山33,34および天
山35を設けているけれども、他のカムを設けてもよい
ことは勿論である。さらに図1図示のようなカム装置を
複数配置し、1回のキャリッジの移動によって複数の編
み目を編成することができるようにしてもよいことは勿
論である。
を硬質材料で形成し、この度山本体33aが着脱可能で
あるけれども、摺動部38のみに前述の硬質材料を取付
るようにしてもよいことは勿論である。ただし、摺動部
38の部分に形成される硬質材料層の厚さが薄いとき
は、バット37による衝撃力やバット37を下降させる
ときの摩擦力などによって硬質材料の部分が剥離したり
おそれがある。したがって、摺動部38の表面のみを硬
化させて、硬質材料を貼付けるときと同様の硬度にした
としても耐久性が不充分となる。これに対して、一定の
厚みを有する硬質材料の板を摺動部38に貼付けるよう
にしてもよいことは勿論である。また、ニードルカムプ
レート31上には上げ山32、度山33,34および天
山35を設けているけれども、他のカムを設けてもよい
ことは勿論である。さらに図1図示のようなカム装置を
複数配置し、1回のキャリッジの移動によって複数の編
み目を編成することができるようにしてもよいことは勿
論である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、度山の下
げカムの摺動部を硬質材料で形成することができるの
で、度山の摺動部の摩耗を少なくすることができ、かつ
バットと摺動部との摩擦力を減少させることができる。
したがって、たとえば編成作業を高速度で行うときにお
いても、度山の摩耗は少なく、かつ摩擦力が小さくなる
ので編成に要する力も少なくすることができる。
げカムの摺動部を硬質材料で形成することができるの
で、度山の摺動部の摩耗を少なくすることができ、かつ
バットと摺動部との摩擦力を減少させることができる。
したがって、たとえば編成作業を高速度で行うときにお
いても、度山の摩耗は少なく、かつ摩擦力が小さくなる
ので編成に要する力も少なくすることができる。
【0021】また本発明によれば、度山には受けカムが
形成され、引込み斜面に沿って下降する編み針のバット
の下方への進行を規制するので、高速度で編成作業を行
うときなどに生じる編み針のいわゆるジャンプ現象など
を防止することができる。このような受けカムは、引込
み斜面の摺動部に比較してバットによって生じる衝撃力
や摩擦力は小さいので、その摩耗は少ない。引込み斜面
が形成される下げカムが着脱可能であるので、摩耗が生
じやすい下げカムの部分のみを交換したり、度山から取
外して研磨作業などの加工を容易に行うことができる。
また、このような積層構造とすることによって、必要各
部の靭性と硬度を満足させることができる。
形成され、引込み斜面に沿って下降する編み針のバット
の下方への進行を規制するので、高速度で編成作業を行
うときなどに生じる編み針のいわゆるジャンプ現象など
を防止することができる。このような受けカムは、引込
み斜面の摺動部に比較してバットによって生じる衝撃力
や摩擦力は小さいので、その摩耗は少ない。引込み斜面
が形成される下げカムが着脱可能であるので、摩耗が生
じやすい下げカムの部分のみを交換したり、度山から取
外して研磨作業などの加工を容易に行うことができる。
また、このような積層構造とすることによって、必要各
部の靭性と硬度を満足させることができる。
【図1】本発明の一実施例の概略的な構成を示す平面図
である。
である。
【図2】図1図示の実施例で使用される編み針の構成を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図3】図1図示の実施例における度山33と編み針3
6のバット37に関連する構成を示す断面図である。
6のバット37に関連する構成を示す断面図である。
【図4】図1図示の実施例の度山33の構成を示す平面
図である、
図である、
【図5】従来からのキャリッジの基本的構成を示す平面
図である。
図である。
【図6】図5図示の度山3と編み針6のバット7との摺
動状態を示す平面図である。
動状態を示す平面図である。
【図7】編み針が下降するときの糸の状態を示す平面図
である。
である。
31 ニードルカムプレート 32 上げ山 33,34 度山 33a,34a 度山本体 33b,34b 受けカム 33c カム板 35 天山 36 編み針 36a ニードル 36b ジャック 36d ベラ針 37 37a,37b,37c バット 38 摺動部 40 ノック孔 41 ノックピン 42 ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 編み針のバットを引込み斜面に沿って摺
動させて編み針を下降させ、予め定める度目を有する編
みループを編成するための下げカムが形成される編機の
度山において、 少なくとも引込み斜面の摺動部は、超硬合金、サーメッ
トまたはセラミックから選択される硬質材料で形成され
ることを特徴とする編機の度山。 - 【請求項2】 前記編機の度山には、前記引込み斜面に
沿って下降する編み針のバットの下方への進行を規制す
る受けカムが形成され、引込み斜面が形成されている下
げカムは着脱可能であることを特徴とする請求項1記載
の編機の度山。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242164A JP2929041B2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 編機の度山 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242164A JP2929041B2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 編機の度山 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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