JPH0586684A - 建築物のブロツク壁構造 - Google Patents

建築物のブロツク壁構造

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JPH0586684A
JPH0586684A JP3271906A JP27190691A JPH0586684A JP H0586684 A JPH0586684 A JP H0586684A JP 3271906 A JP3271906 A JP 3271906A JP 27190691 A JP27190691 A JP 27190691A JP H0586684 A JPH0586684 A JP H0586684A
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JP
Japan
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block
front plate
variant
vertical side
basic
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Application number
JP3271906A
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English (en)
Inventor
Hidemitsu Kakudou
秀光 角銅
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Shinko Kozai Co Ltd
Original Assignee
Shinko Kozai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然石を用いて構築した壁面に近似した印象
を観者に与えることの可能な建築物のブロック壁構造を
提供する。 【構成】 平行な左右縦片と、長さの等しい上部左右斜
辺および下部左右斜辺とからなる偏平な六角形状の前面
板に自然石を模した装飾突部13を形成して成る基本ブ
ロック2を、各左右縦片同士を接合させて縦方向に連結
すると共に、横方向に連結されて隣接する2つの基本ブ
ロック2,2の2斜辺に跨るように他の基本ブロックの
2斜辺を接合して縦方向に連結して、ブロック壁1を構
築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等の壁面や各種擁
壁等を構築するための装飾性を有する建築物のブロック
壁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物のブロック壁は、平行六面
体のブロックを積み重ねたり、正六角形の前面板を有す
るブロックを亀甲積みにする等して、建築物の壁面を構
成するものであり、構築した壁面の装飾性を高めるため
に、幾何学模様等を外表面に形成したブロック等が種々
開発されている。一方、人工的な幾何学模様に対して、
石垣にみられるような自然石を用いて構築した壁面もあ
り、斯かる壁面は壮観な印象を与えることから、装飾性
の高い壁として好まれる傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
自然石を用いて壁面を構築するとなると、巨大な石を多
数調達する必要があると共に、大きさの不均一な石を積
み重ねて壁面を構築するための特別な技術も必要となる
ために、通常のブロック壁構築に要するよりも多くの費
用と施工期間がかかる。また、比較的安価で構築できる
ブロック壁には、大きな自然石が壁面より突出した外観
を与えるものはないと共に、単に石状の突出部を形成し
たブロックを積み重ねたとしても、自然石を用いて構築
した壁面に近似する印象を観者に与えることはできな
い。すなわち、自然石を用いた壁面の構築においては、
縦方向に石を積み重ねる場合、任意の石の上部よりも当
該石の上方に位置する石の下部の方が下方となるよう
に、石同士の上下部を若干咬合させて、横方向より受け
る力に十分抗し得る構造としてあるのに対して、従来の
平行六面体のブロックの前面側に石状の突出部を形成し
ただけでは、上下方向に配した石同士の咬合状態を表せ
ず、自然石を用いて構築した壁面に近似させることはで
きない。また、横方向に石を並べる際には、その石を横
長に用いて壁面を構築した方が安定感を得られ易いのに
対して、従来の正六角形の前面板に石状の突出部を形成
したブロックで壁面を構築する場合、正六角形の前面板
に横長の石状突出部を形成し難く、たとえ横長の石状突
出部を形成したとしても、横長な石状突出部が小振りに
なってしまうと共に、壁面全体としての安定感が得られ
ない。そこで、石状突出部を形成したブロックから構成
される壁面で、自然石を用いて構築した壁面に近似した
印象を観者に与えることの可能な建築物のブロック壁構
造の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み為さ
れたもので、平行で長さが等しい2つの縦辺(例えば左
縦辺10aと右縦辺10b)と、各縦辺(左右縦辺10
a、10b)の上下端部より延出する長さの等しい4つ
の斜辺(例えば上部左斜辺11a、上部右斜辺11b、
下部左斜辺12a、下部左斜辺12b)を有し、斜辺同
士が交接する2カ所の交接点(A,B)が上記縦辺(左
右縦辺10a,10b)と平行な仮想直線上に位置し、
且つ各交接部における内角(α,β)を120゜より大
で180゜よりも小なる範囲で相等しく設定すると共
に、各斜辺(上部左右斜辺11a,11b、下部左右斜
辺12a,12b)の長さを各縦辺(左右縦辺10a,
10b)の長さよりも長く設定した六角形の前面板
(6)と、該前面板(6)と平行な裏面板(7)とをス
ペーサ(8)で連結して、前面板(6)と裏面板(7)
との間に中空部(9)を形成し、且つ、自然石が板面よ
り突出した外観を与える装飾突部(13)を少なくとも
前面板(6)の前面側に形成した基本ブロック(2)か
ら成るブロック壁(1)において、基本ブロック(2)
の前面板(6)における縦辺同士を接合することによっ
て、基本ブロック(2)を横方向に連結すると共に、横
方向に連結されて隣接する2つの基本ブロックの斜辺
(左側に位置する基本ブロック2の上部右斜辺11bと
右側に位置する基本ブロック2の上部左斜辺11a、或
いは左側に位置する基本ブロック2の下部右斜辺12b
と右側に位置する基本ブロック2の下部左斜辺12a)
に跨るように、他の基本ブロックの2斜辺(上部左右斜
辺11a,11bもしくは下部左右斜辺12a,12
b)を接合することによって、基本ブロック(2)を縦
方向に連結する。
【0005】
【作用】基本ブロックの偏平な六角形の前面板の前面側
には、横長な石状の装飾突部を容易に形成できる。横方
向に連結された基本ブロックの隣接する2斜辺に跨るよ
うに、他の基本ブロックの上部2斜辺もしくは下部2斜
辺を接合して、基本ブロックを縦方向に連結してゆくの
で、上下方向に隣接する基本ブロックは上下方向に交互
に突出するジグザグ状に接合され、任意の基本ブロック
に形成した装飾突部の最上部よりも、当該基本ブロック
の上方に位置する基本ブロックに形成した装飾突部の最
下部の方が下方に位置することとなり、石状の装飾突部
の上下部が若干咬合した外観のブロック壁となる。
【0006】
【実施例】次に、本発明に係る建築物のブロック壁構造
の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1に示すブロック壁1は、偏平な六角形
状の基本ブロック2…を縦横に連結して構成するもの
で、該ブロック壁1の左右両側部における縦方向辺縁部
を直線状にするための第1異形ブロック3、ブロック壁
1の上下両端部における横方向辺縁部を直線状にするた
めの第2異形ブロック4、更に、ブロック壁1の角隅部
に生ずる空部(基本ブロック2と第2異形ブロック4と
の間)を閉塞するための第3異形ブロック5a(第1タ
イプ)、第3異形ブロック5b(第2タイプ)を適宜に
用いて、ブロック壁としての体裁を整えるようにしてあ
る。なお、第3異形ブロック5aと第3異形ブロック5
bとは対称形である。
【0008】上記基本ブロック2は、図2に示すよう
に、偏平な六角形状の前面板6と、該前面板6と平行で
且つ同一形状の裏面板7とを、例えば1対のスペーサ
8,8で連結し、前面板6と裏面板7との間に中空部9
が形成されるようにしてある。この中空部9は、ブロッ
ク壁1を構築する際に、縦筋や横筋等の配筋を施した
り、胴込栗石を込めたり、胴込コンクリートを打設した
りするために主として用いる。なお、本ブロック壁1を
護岸壁として構築する場合には、中空部9を埋め込まず
に、各基本ブロック2の前面板6によって構成される前
面壁と、各基本ブロック2の裏面板7によって構成され
る裏面壁との間に、各基本ブロック2…の中空部9が連
続する空隙部を生ぜしめると共に、前面板6に通孔を開
設して中空部9に連通させることで、ブロック壁内部を
魚巣として用いることも可能である。
【0009】基本ブロック2の前面板6は、図3に示す
ように、平行で長さが等しい2つの縦辺たる左縦辺10
a、右縦辺10bと、左右縦辺10a,10bの上下両
端部より延出する長さの等しい4つの斜辺たる上部左斜
辺11a、上部右斜辺11b、下部左斜辺12a、下部
右斜辺12bよりなる六角形である。そして、上部左斜
辺11aと上部右斜辺11bとが交接する交接点Aと、
下部左斜辺12aと下部右斜辺12bとが交接する交接
点Bとが、左右縦辺10a,10bと平行な仮想直線上
に位置し、且つ上部左斜辺11aと上部右斜辺11bと
の交接部における内角αと、下部左斜辺12aと下部右
斜辺12bとの交接部における内角βとを、120゜よ
り大で180゜よりも小なる範囲で相等しく設定すると
共に、各斜辺11a,11b,12a,12bの長さを
左右縦辺10a,10bよりも長く設定してある。
【0010】上記のように、左右縦辺10a,10bに
対する交接点A,Bの位置関係、内角α,βの設定範囲
および左右縦辺10a,10bに対する各斜辺11a,
11b,12a,12bの長さを設定することによっ
て、前面板6は正六角形を縦方向につぶした偏平な六角
形とすることができる。また、裏面板7も上記前面板6
と同様の左右縦辺10a,10b、上部左右斜辺11
a,11b、下部左右斜辺12a,12bより成る同形
状の偏平な六角形である。尚、図面に示す実施例におい
ては、前面板6及び裏面板7の最大横幅を2メートル、
最大縦幅を1.2メートル、左右縦辺10a,10bの
長さを0.8メートルに夫々設定するものとし、このと
きの内角α,βは略々152゜、各斜辺の長さは略々
1.02メートルとなる。
【0011】また、前面板6の前面側には自然石が板面
より突出しているような外観を与える装飾突部13を形
成するものとしてあり、該装飾突部13を形成した前面
板6を有する基本ブロック2によって建築物のブロック
壁1を構築した際には、壁面より石が突出した外観とな
る。この装飾突部13は、例えば最大横幅を2メート
ル、最大縦幅を1.2メートルに設定した前面板6の板
面に対して、比較的大きな面積を占有するような状態
で、2乃至3箇所に形成することにより、巨大な自然石
(所謂巨石)が板面より突出している外観にすることが
できる。加えて、装飾突部13に着色することで、装飾
効果を一層高めることも可能である。
【0012】しかも、前面板6は横長な六角形状として
あるので、各斜辺11a,11b,12a,12bに装
飾突部13…の辺縁部が沿う状態に装飾突部13を形成
することにより、横長な石状の装飾突部13…を前面板
6の前面側へ無理なく形成できる。なお、装飾突部13
の形状は横長な石の外観に似せたものに限らず、比較的
小さな丸石の外観に似せた装飾突部13等を適宜に形成
してもよく、各前面板6の全面に装飾突部13…が略々
万遍なく配してあれば、安定感のある石の配置を前面板
6上に構成することができる。また、装飾突部13の突
出量も適宜に定めてよく、装飾突部13による疑似的な
石の奥行き(壁面下に埋没している部分の量感)を表現
するために、各装飾突部13…を若干離隔させて形成す
るようにしてもよい。
【0013】上記のように構成した基本ブロック2は、
前面板6及び裏面板7の各左縦辺10aと、他の基本ブ
ロック2の前面板6及び裏面板7の各右縦辺10bとを
接合することで、横方向に必要な長さだけ連結してゆ
く。そして、基本ブロック2…の偏平な六角形状の前面
板6の前面側には、石に似せた装飾突部13を横長に形
成できるので、各基本ブロック2…の左右縦辺10a,
10b同士を接合して横方向に連結したブロック壁1
は、横長の石を順次横方向に配設して構築した壁面の外
観にすることができ、自然石を用いて構築した壁面に類
似する横方向の安定感を得られる(図1参照)。
【0014】また、上記のように横方向に連結されて隣
接する2つの基本ブロック2,2の上部左右斜辺11
a,11bに跨るように、他の基本ブロック2の下部左
右斜辺12a,12bを接合すると共に、隣接する2つ
の基本ブロック2,2の下部左右斜辺12a,12bに
跨るように、他の基本ブロック2の上部左右斜辺11
a,11bを接合することで、必要な高さとなるように
基本ブロック2…を縦方向に連結してゆく。
【0015】上記のようにして、基本ブロック2…を縦
横方向に連結してゆくことにより、上下方向に隣接する
基本ブロック2…は上下方向に交互に突出するジグザグ
状に接合される。すなわち、任意の基本ブロック2に形
成した装飾突部13の最上部よりも、当該基本ブロック
2の上方に接合された基本ブロック2に形成されている
装飾突部13の最下部の方が下方に位置することとな
り、各基本ブロック2…に形成した石状の装飾突部13
の上下部が若干咬合した外観のブロック壁1とすること
ができる(図1参照)。すなわち、縦方向に各基本ブロ
ック2…を接合した際の各装飾突部13…同士の関係
を、自然石を用いて構築された壁面における縦方向の石
同士の咬合状態に似せることができ、自然石を用いて構
築した壁面に類似する縦方向の安定感を得られるのであ
る。
【0016】本発明に係る建築物のブロック壁構造によ
って構築できる壁体は、ビル等の外壁、用排水路の水路
側溝、河川工事の護岸法留や水制兼護岸、宅地造成用法
留や擁壁、道路や鉄道等の擁壁などであり、その用途範
囲は多岐にわたる。しかも、偏平な六角形状の前面板6
を有する基本ブロック2…から構築される壁体は、所謂
千鳥目地式に並列するので、任意の基本ブロック2は、
該基本ブロック2の上下方向に位置する4つの基本ブロ
ック2…と相互補助式に連結されるので、壁体としての
安定性が非常に高く、実用的価値も大である。
【0017】なお、図1に示したブロック壁1は、同一
形状の装飾突部13…を形成した一種類の基本ブロック
2…のみから構成したが、装飾突部13…の形状を異な
らしめた複数種類の基本ブロック2…を組み合わせてブ
ロック壁1を構成するようにしてもよい。また、いくつ
かの基本ブロック2…を一組として装飾突部の基本パタ
ーンを構成するようにし、この組み合わせの基本ブロッ
ク2…を縦横方向に連結することでブロック壁1を構築
するようにしてもよい。
【0018】上記のように基本ブロック2で構築した壁
面1の横方向端部を直線状にするための第1異形ブロッ
ク3は、図4及び図5に示すように、基本ブロック2を
縦方向に2分割した形状で、その前面側に装飾突部13
を形成した第1異形前面板14と、該第1異形前面板1
4と平行で且つ同形状の第1異形裏面板15とを、例え
ば1対のスペーサ8,8で連結し、第1異形前面板14
と第1異形裏面板15との間に中空部9が形成されるよ
うにしてある。
【0019】第1異形ブロック3の第1異形前面板14
は、上記基本ブロック2の前面板6(或いは裏面板7)
の左右縦辺10a,10bと同じ長さの第1縦辺16a
と、該第1縦辺16aの上下両端部より延出する第1斜
辺17a及び第2斜辺17bと、第1,第2斜辺17
a,17bの他端を連接する第2縦辺16bとから成る
台形状である。また、上記第1,第2斜辺17a,17
bは基本ブロック2の前面板6の各斜辺11a,11
b,12a,12bと同じ長さで、且つ第1縦辺16a
に対する第1斜辺17a及び第2斜辺17bの傾斜角
は、基本ブロック2の前面板6の右縦辺10bに対する
上部右斜辺11b及び下部右斜辺12bの傾斜角(或い
は、基本ブロック2の前面板6の左縦辺10aに対する
上部左斜辺11a及び下部左斜辺12aの傾斜角)に等
しく設定してある。すなわち、第1異形ブロック3の第
1異形前面板14は、基本ブロック2の前面板6におけ
る交接点A,Bを結ぶ線分で分割した形状である。
【0020】上記のように構成した第1異形ブロック3
の一方の斜辺(例えば第1斜辺17a)は、ブロック壁
1の横方向端部に一方の縦辺が位置する基本ブロック2
の非接合斜辺と接合し、第1異形ブロック3の第1縦辺
16aは、上記横方向端部に一方の縦辺が位置する基本
ブロック2と縦方向に連結される基本ブロック2の非接
合縦辺と接合し、第1異形ブロック3の他方の斜辺(例
えば第2斜辺17b)は、上記非接合縦辺を有する基本
ブロック2を挟んで前記縦方向端部に一方の縦辺が位置
する基本ブロック2aと縦方向に相対する基本ブロック
2の非接合斜辺と接合する。斯くすることによって、ブ
ロック壁1の端部に位置する各基本ブロック2,2の縦
辺と第1異形ブロック3の第2縦辺16bとが連続する
縦方向の直線状辺縁部を形成できるのである。
【0021】例えば図5においては、左縦辺10aがブ
ロック壁1の左端部となる基本ブロック2aの前面板6
aの下部右斜辺12bに、基本ブロック2bの前面板6
bの上部左斜辺11aを接合し、該基本ブロック2bの
前面板6bの下部左斜辺12aに、左縦辺10aがブロ
ック壁の左端部となる基本ブロック2cの前面板6cの
上部右斜辺11bを接合した際に、前面板6aの非接合
下部左斜辺12a´と、前面板6bの接合されていない
非接合左縦辺10a´と、前面板6cの接合されていな
い非接合上部左斜辺11a´と、前面板6a,6cの各
左縦辺10aを結ぶ仮想線とで囲まれる空間部を、第1
異形ブロック3の第1異形前面板14で閉塞するのであ
る。なお、第1異形ブロック3の第1異形裏面板15も
同様にして接合する。また、ブロック壁1の右側端部に
第1異形ブロック3を使用する際には、180゜回転さ
せた状態で使用する。
【0022】一方、基本ブロック2…で構築した壁面1
の上縁部もしくは下縁部を直線状にするための第2異形
ブロック4は、図6及び図7に示すように、基本ブロッ
ク2の下部(或いは上部)を平坦にした形状で、その前
面側に装飾突部13を形成した第2異形前面板18と、
該第2異形前面板18と平行で且つ同形状の第2異形裏
面板19とを、例えば1対のスペーサ8,8で連結し、
第2異形前面板18と第2異形裏面板19との間に中空
部9が形成されるようにしてある。
【0023】第2異形ブロック4の第2異形前面板18
は、平行で長さの等しい2つの縦辺たる第1縦辺20a
及び第2縦辺20bと、該第1,第2縦辺20a,20
bと直交するように第1,第2縦辺20a,20bの下
端(或いは上端)を接続する横辺21と、上記第1,第
2縦辺20a,20bの他端より延出させた2つの斜辺
たる第1斜辺22a及び第2斜辺20bとから成る五角
形としてある。そして、上記第1,第2斜辺22a,2
2bは、上記基本ブロック2の前面板6(或いは裏面板
7)の各斜辺11a,11b,12a,12bと同じ長
さで、且つ第1縦辺20aに対する第1斜辺22aの傾
斜角及び第2縦辺20bに対する第2斜辺22bの傾斜
角は、基本ブロック2の前面板6の左縦辺10aに対す
る上部左斜辺11aの傾斜角および右縦辺10bに対す
る上部右斜辺11bの傾斜角(或いは、基本ブロック2
の前面板6の左縦辺10aに対する下部左斜辺12aの
傾斜角および右縦辺10bに対する下部右斜辺12bの
傾斜角)に等しく設定してある。このように、第1,第
2斜辺22a,22bの長さ及び傾斜角を設定すること
によって、両斜辺22a,22bの交接部における内角
が上記基本ブロックの前面板6の内角α,βと等しくな
る。
【0024】上記のように構成した第2異形ブロック4
の第1,第2斜辺22a,22bを、横方向に連結され
て隣接する2つの基本ブロック2,2の上部左右斜辺1
1a,11bもしくは下部左右斜辺12a,12bに跨
るように接合する。このように、ブロック壁1の最上部
に位置する基本ブロック2…の上方、或いはブロック壁
1の最下部に位置する基本ブロック2…の下方に第2異
形ブロック4…を順次連結してゆくことで、各第2異形
ブロック4の横辺21が連続する横方向の直線状辺縁部
を形成できるのである。
【0025】例えば図7においては、右縦辺10bと左
縦辺10aとが接合されて横方向に隣接する基本ブロッ
ク2aの前面板6aと基本ブロック2bの前面板6bと
の下方に第2異形ブロック4の第2異形前面板18を接
合する場合を示し、基本ブロック2aの前面板6aの下
部右斜辺12bに、第2異形ブロック4の第2異形前面
板18の第1斜辺22aを接合し、基本ブロック2bの
前面板6bの下部左斜辺12aに、第2異形ブロック4
の第2異形前面板18の第2斜辺22bを接合すること
で、基本ブロック2a,2bの下方に各基本ブロック2
…の左右縦辺10a,10bに直交する横辺21が位置
することになる。同様にして、第2異形ブロック4…を
の左右方向に順次連結し、各第2異形ブロックの第2異
形前面板18の横辺21を横方向に連続させることで、
ブロック壁1の下部に横方向の直線状辺縁部を形成する
のである。なお、第2異形ブロック4の第2異形裏面板
19も同様にして連結する。また、ブロック壁1の上部
に横方向の辺縁部を形成する際には、ブロック壁1の最
上部に位置して互いに隣接する2つの基本ブロック2,
2の上部右斜辺11bに第2斜辺22bを、上部左斜辺
11aに第1斜辺22aを夫々接合させてゆく。
【0026】上記のように基本ブロック2…に第2異形
ブロック4…を連結して構築した壁面1の角隅部に生ず
る空部を閉塞して、ブロック壁1の横方向端部に位置す
基本ブロック2の端部側縦辺(左縦辺10a或いは右縦
辺10b)と、該横方向端部に位置する基本ブロック2
に連結されている第2異形ブロック4の横辺21とを夫
々連続させ、ブロック壁1の縦方向辺縁部と横方向辺縁
部とが直交する角隅部を形成するために用いる第1タイ
プの第3異形ブロック5a及び第2タイプの第3異形ブ
ロック5bは、図8及び図10に示すように、互いに対
称な形状としてある。
【0027】上記第1タイプの第3異形ブロック5a
は、第2異形ブロック4を縦方向に2分割した際の右半
分(第2縦辺20bと第2斜辺22bを有する側)と同
一形状で、その前面側に装飾突部13を形成した第3異
形前面板23aと、該第3異形前面板23aと平行で且
つ対称形状の第3異形裏面板24aとを、例えば1対の
スペーサ8,8で連結し、第3異形前面板23aと第3
異形裏面板24aとの間に中空部9が形成されるように
したものである。また、第2タイプの第3異形ブロック
5bは、第2異形ブロック4を縦方向に2分割した際の
左半分(第1縦辺20aと第1斜辺22aを有する側)
と同一形状で、その前面側に装飾突部13を形成した第
3異形前面板23bと、該第3異形前面板23bと平行
で且つ対称形状の第3異形裏面板24bとを、例えば1
対のスペーサ8,8で連結し、第3異形前面板23bと
第3異形裏面板24bとの間に中空部9が形成されるよ
うにしたものである。
【0028】なお、上記した如く、第1タイプの第3異
形ブロック5aの第3異形前面板23aと第2タイプの
第3異形ブロック5bの第3異形裏面板24bとが同一
形状で、且つ第2タイプの第3異形ブロック5bの第3
異形前面板23bと第1タイプの第3異形ブロック5a
の第3異形裏面板24aとが同一形状であるから、第3
異形ブロック5の前後両面板に装飾突部13を形成する
場合には、基本ブロック2及び第2異形ブロック4に連
結する際に、第3異形ブロック5の前面・裏面の区別が
無いので、第1タイプ及び第2タイプとして2種類の第
3異形ブロック5a,5bを別々に構成する必要はな
い。
【0029】先ず、第3異形ブロック5aの第3異形前
面板23aは、図9に示すように、前記第2異形ブロッ
ク4の第2異形前面板18(或いは第2異形裏面板1
9)の第1,第2縦辺20a,20bと同じ長さの第1
縦辺25aと、該第1縦辺25aと直交するように第1
縦辺25aの一端(図9においては下端)より延出する
横辺26aと、上記第1縦辺25aの他端(図9におい
ては上端)より延出する斜辺27aと、該斜辺27a他
端部と上記横辺26aの端部とを連接する第2縦辺28
aとから成る台形状である。また、上記第1斜辺27a
は基本ブロック2の前面板6の各斜辺11a,11b,
12a,12bと同じ長さで、且つ第1縦辺25aに対
する斜辺27aの傾斜角は、基本ブロック2の前面板6
の右縦辺10bに対する上部右斜辺11bの傾斜角に等
しく設定してある。このように、斜辺27aの長さ及び
傾斜角を設定すると、第2縦辺28aは第1縦辺25a
と平行となり、該第1縦辺28aと横辺26aとが直角
に交接する交接点Cが得られる。
【0030】一方、第3異形ブロック5bの第3異形前
面板23bは、図11に示すように、前記第2異形ブロ
ック4の第2異形前面板18(或いは第2異形裏面板1
9)の第1,第2縦辺20a,20bと同じ長さの第1
縦辺25bと、該第1縦辺25bと直交するように第1
縦辺25bの一端(図11においては下端)より延出す
る横辺26bと、上記第1縦辺25bの他端(図11に
おいては上端)より延出する斜辺27bと、該斜辺27
b他端部と上記横辺26bの端部とを連接する第2縦辺
28bとから成る台形状である。また、上記第1斜辺2
7bは基本ブロック2の前面板6の各斜辺11a,11
b,12a,12bと同じ長さで、且つ第1縦辺25b
に対する斜辺27bの傾斜角は、基本ブロック2の前面
板6の右縦辺10bに対する上部右斜辺11bの傾斜角
に等しく設定してある。このように、斜辺27bの長さ
及び傾斜角を設定すると、第2縦辺28bは第1縦辺2
5bと平行となり、該第1縦辺28bと横辺26bとが
直角に交接する交接点Dが得られる。
【0031】なお、第3異形ブロック5aの第3異形裏
面板24aは、第3異形ブロック5bの第3異形前面板
23bと同様な第1縦辺25b、横辺26b、斜辺27
b、第2縦辺28bから構成し、第3異形ブロック5b
の第3異形裏面板24bは、第3異形ブロック5aの第
3異形前面板23aと同様な第1縦辺25a、横辺26
a、斜辺27a、第2縦辺28aから構成してある。
【0032】上記のように構成した第3異形ブロック5
a,5bは、ブロック壁1の横方向端部に一方の縦辺が
位置する基本ブロック2の非接合斜辺と、該基本ブロッ
ク2と縦方向に連結される第2異形ブロック4の非接合
縦辺とに、第1縦辺25a,25b及び斜辺27a,2
7bを夫々接合することによって、横方向端部に位置す
る基本ブロックの縦辺(左縦辺10a或いは右縦辺10
b)と第3異形ブロック5a,5bの第2縦辺28a,
28bとを直線状に連続させると共に、第2異形ブロッ
ク4の横辺21と第3異形ブロック5a,5bの横辺2
6a,26bとを直線状に連続させ、ブロック壁1の角
隅部に縦横方向の辺縁が直交する交接点C或いは交接点
Dを位置させるのである。
【0033】例えばブロック壁1の左端下部に第3異形
ブロック5aを連結する場合を示す図9においては、左
縦辺10aがブロック壁1の左端部となる基本ブロック
2の前面板6の下部右斜辺12bに、第2異形ブロック
4の第2異形前面板18の第1斜辺22aを接合した際
に、前面板6の非接合下部左斜辺12a´と、第2異形
前面板18の非接合第1縦辺20a´と、ブロック壁1
の左側端部を通る仮想線と、ブロック壁1の下端部を通
る仮想線とで囲まれる空間部を、第3異形ブロック5a
の第3異形前面板23aで閉塞するのである。なお、第
3異形ブロック5aの第3異形裏面板24aも同様にし
て接合する。
【0034】また、例えばブロック壁1の右端下部に第
3異形ブロック5bを連結する場合を示す図11におい
ては、右縦辺10bがブロック壁1の右端部となる基本
ブロック2の前面板6の下部左斜辺12aに、第2異形
ブロック4の第2異形前面板18の第2斜辺22bを接
合した際に、前面板6の非接合下部右斜辺12b´と、
第2異形前面板18の非接合第1縦辺20b´と、ブロ
ック壁1の右側端部を通る仮想線と、ブロック壁1の下
端部を通る仮想線とで囲まれる空間部を、第3異形ブロ
ック5bの第3異形前面板23bで閉塞するのである。
なお、第3異形ブロック5bの第3異形裏面板24bも
同様にして接合する。
【0035】図1に示したブロック壁1においては、下
部左端の角隅部のみを第3異形ブロック5aによって、
下部右端角隅部のみを第3異形ブロック5bによって夫
々閉塞するものとしてあるが、上部左端の角隅部に基本
ブロック2と第2異形ブロック4との空部が生じた場合
には第3異形ブロック5bで、上部右端の角隅部に基本
ブロック2と第2異形ブロック4との空部が生じた場合
には第3異形ブロック5aで夫々閉塞できる。
【0036】以上本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。例えば、上記
実施例においては、基本ブロック2の前面板6にのみ装
飾突部13を形成するものとしたが、裏面板7にも同様
な装飾突部13を形成しておき、ブロック壁1の両面が
装飾突部13によって装飾されるようにしても良い。
【0037】また、上記実施例においては各基本ブロッ
ク2における前面板6と裏面板7の形状を同一形状と
し、該基本ブロック2を用いてブロック壁1を構築した
際には、前面板6が連接されて成る前面壁と、裏面板7
が連接されて成る裏面壁とが略々同一形状に形成される
ようにしたが、両板6,7の形状は同一に限定されるも
のではなく、裏面板7を別形状としてもよい。そして、
基本ブロックにおける前面板6と裏面板7の形状を異な
らしめた場合には、第1〜第3異形ブロック2〜4,5
a,5bにおける各裏面板12,19,24a,24b
の形状を適宜に変更して構成すればよい。なお、基本ブ
ロック2の前面板6と裏面板7とによって、前面壁と裏
面壁の2面壁が形成されるブロック壁1とせず、前面側
のみに壁面が形成されるように基本ブロック2を構成
し、スペーサ8,8間の中空部9に掻込砂利や胴込コン
クリートを打ち込んで、壁面を構築するようにしてもよ
い。
【0038】さらに、ブロック壁1は鉛直方向に構築す
るものに限らず、例えば図12に示す如く、緩勾配の壁
面1´として構築してもよい。なお、このような壁面1
´を構築する場合には、壁面1´の勾配に応じて、各基
本ブロック1…の前面板6の前面側に形成する装飾突部
13の形状を適宜に設定することにより、壁面1´に装
飾突部13で構成した疑似的な階段が形成されるように
してもよい。すなわち、壁面1´が水平面となす角γに
略々等しい傾斜角で、基本ブロック2の上部から下部へ
傾斜する平坦部が生ずるように装飾突部13を形成して
おくことにより、この基本ブロック2を用いて壁面1´
を構築した際には、各装飾突部13の平坦部が略々水平
な平面となるのである。なお、緩勾配の壁面1´を構築
する場合には、裏面板7によって裏面側に壁面を構成す
る必要がないと共に、控長を比較的短く設定してかまわ
ないので、図12に示すように、基本ブロック2のスペ
ーサ8を短くすると共に、裏面板7を小さく形成しても
よい。
【0039】なお、上記実施例においては、基本ブロッ
ク2の前面板6及び裏面板7の斜辺同士が交接する2カ
所の内角α,βを約152゜(120゜〜180゜の範
囲における略々中間)としたが、この内角α,βは装飾
突部13の外観(例えば、輪郭および突出量に基づく装
飾突部13の形状、装飾突部13の実寸での大きさ、前
面板6の全面積に対して装飾突部13が占める面積の割
合等)に応じて任意に設定してよく、正六角形の内角た
る120゜よりも大きく、2斜辺が一直線となる180
゜よりも小さい範囲内における内角α,βの設定は、全
て本発明の技術範囲に包摂されるものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る建築
物のブロック壁構造によれば、基本ブロックの偏平な六
角形状の前面板の前面側には、石に似せた装飾突部を横
長に形成できるので、各基本ブロックの縦辺同士を接合
して横方向に連結したブロック壁は、横長の石を順次横
方向に配設して構築した壁面の外観にすることができ、
自然石を用いて構築した壁面に類似する横方向の安定感
を得られる。また、横方向に連結されて隣接する基本ブ
ロックの2斜辺に跨るように、他の基本ブロックの上部
2斜辺もしくは下部2斜辺を接合して、基本ブロックを
縦方向に連結してゆくので、上下方向に隣接する基本ブ
ロックは上下方向に交互に突出するジグザグ状に接合さ
れ、任意の基本ブロックに形成した装飾突部の最上部よ
りも、当該基本ブロックの上方に接合された基本ブロッ
クに形成されている装飾突部の最下部の方が下方に位置
することとなり、石状の装飾突部の上下部が若干咬合し
た外観のブロック壁とすることができる。したがって、
縦方向に各基本ブロックを接合した際の各装飾突部同士
の関係も、自然石を用いて構築した壁面における縦方向
の石同士の咬合状態に似せることができ、自然石を用い
て構築した壁面に類似する縦方向の安定感を得られる。
すなわち、基本ブロックの前面板に自然石が壁面より突
出した外観を与える装飾突部を形成することと、基本ブ
ロックの前面板の形状およびその縦横方向の連結を上記
のように行う構造とを一体不可分の構成とすることで、
自然石を用いて構築した壁面に類似する建築物のブロッ
ク壁が構築できるのである。また、ブロック壁を構成す
る基本ブロックの前面板と裏面板とをスペーサで連結す
ることにより、中空部が形成されるようにしてあるの
で、基本ブロックを比較的大きなブロック片として構成
した場合にも、基本ブロック自体の軽量化を期すことが
でき、異本ブロックの運搬作業等を容易ならしめると共
に、ブロック壁を構築する際の労力をも軽減できるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築物のブロック壁の正面図である。
【図2】基本ブロックの斜視図である。
【図3】基本ブロックの前面板の正面図である。
【図4】第1異形ブロックの斜視図である。
【図5】第1異形ブロックの第1異形前面板の正面図で
ある。
【図6】第2異形ブロックの斜視図である。
【図7】第2異形ブロックの第2異形前面板の正面図で
ある。
【図8】第1タイプの第3異形ブロックの斜視図であ
る。
【図9】第1タイプの第3異形ブロックの第3異形前面
板の正面図である。
【図10】第2タイプの第3異形ブロックの斜視図であ
る。
【図11】第2タイプの第3異形ブロックの第3異形前
面板の正面図である。
【図12】緩勾配の壁面を構成するブロック壁の縦断側
面図である。
【符号の説明】
1 ブロック壁 2 基本ブロック 6 前面板 7 裏面板 8 スペーサ 9 中空部 10a 左縦辺 10b 右縦辺 11a 上部左縦辺 11b 上部右縦辺 12a 下部左縦辺 12b 下部右縦辺 13 装飾突部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行で長さが等しい2つの縦辺と、各縦
    辺の上下端部より延出する長さの等しい4つの斜辺を有
    し、斜辺同士が交接する2カ所の交接点が上記縦辺と平
    行な仮想直線上に位置し、且つ各交接部における内角を
    120゜より大で180゜よりも小なる範囲で相等しく
    設定すると共に、各斜辺の長さを各縦辺の長さよりも長
    く設定した六角形の前面板と、該前面板と平行な裏面板
    とをスペーサで連結して、前面板と裏面板との間に中空
    部を形成し、且つ、自然石が板面より突出した外観を与
    える装飾突部を少なくとも前面板の前面側に形成した基
    本ブロックから成るブロック壁において、 基本ブロックの前面板における縦辺同士を接合すること
    によって、基本ブロックを横方向に連結すると共に、横
    方向に連結されて隣接する2つの基本ブロックの各前面
    板の斜辺に跨るように、他の基本ブロックの前面板の2
    斜辺を接合することによって、基本ブロックを縦方向に
    連結するようにしたことを特徴とする建築物のブロック
    壁構造。
  2. 【請求項2】 基本ブロックの前面板の縦辺と同じ長さ
    の第1縦辺と、該第1縦辺の上下両端部より基本ブロッ
    クの前面板の斜辺と同じ長さ、且つ同じ傾斜角で延出さ
    せた2つの斜辺とを有し、両斜辺の他端部を第1縦辺と
    平行な第2縦辺で連接した台形の第1異形前面板と、該
    第1異形前面板と平行な第1異形裏面板とをスペーサで
    連結して、基本ブロックの中空部と同一幅の中空部を形
    成し、且つ、自然石が壁面より突出した外観を与える装
    飾突部を少なくとも第1異形前面板の前面側に形成する
    ことで第1異形ブロックを構成し、 ブロック壁の横方向端部に一方の縦辺が位置する基本ブ
    ロックの前面板の非接合斜辺と、前記横方向端部に一方
    の縦辺が位置する基本ブロックと縦方向に連結される基
    本ブロックの前面板の非接合縦辺と、該非接合縦辺を有
    する基本ブロックを挟んで上記横方向端部に一方の縦辺
    が位置する基本ブロックと縦方向に相対する基本ブロッ
    クの前面板の非接合斜辺とを、上記第1異形ブロックの
    第1異形前面板の第1縦辺および2斜辺と夫々接合さ
    せ、横方向端部に位置する基本ブロックの前面板の縦辺
    と上記第1異形ブロックの第1異形前面板の第2縦辺と
    が連続する縦方向の直線状辺縁部を形成するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の建築物のブロック壁
    構造。
  3. 【請求項3】 平行で長さの等しい2つの縦辺と、該縦
    辺と直交するように両縦辺の上端もしくは下端を接続す
    る1つの横辺と、基本ブロックの前面板の斜辺と同じ長
    さで、且つ同じ傾斜角の2つの斜辺を両縦辺の他端より
    延出させて成る五角形の第2異形前面板と、該第2異形
    前面板と平行な第2異形裏面板とをスペーサで連結し
    て、基本ブロックの中空部と同一幅の中空部を形成し、
    且つ、自然石が壁面より突出した外観を与える装飾突部
    を少なくとも第2異形前面板の前面側に形成することで
    第2異形ブロックを構成し、 横方向に連結されて隣接する2つの基本ブロックの前面
    板の斜辺に跨るように、第2異形ブロックの第2異形前
    面板の2斜辺を接合することによって、第2異形ブロッ
    クの第2異形前面板の横辺が連続する横方向の直線状辺
    縁部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の建築物のブロック壁構造。
  4. 【請求項4】 第2異形ブロックの第2異形前面板の縦
    辺と同一長さの第1縦辺と、該第1縦辺と直交するよう
    に第1縦辺の上端もしくは下端より延出する横辺と、上
    記第1縦辺の他端より延出し、基本ブロックの前面板の
    斜辺と同じ長さで、且つ同じ傾斜角の1つの斜辺を有
    し、該斜辺の他端部と上記横辺の端部とを第1縦辺と平
    行な第2縦辺で連接した台形の第3異形前面板と、該第
    3異形前面板と平行な第3異形裏面板とをスペーサで連
    結して、基本ブロックの中空部と同一幅の中空部を形成
    し、且つ、自然石が壁面より突出した外観を与える装飾
    突部を少なくとも第3異形前面板の前面側に形成するこ
    とで第3異形ブロックを構成し、 ブロック壁の横方向端部に一方の縦辺が位置する基本ブ
    ロックの前面板の非接合斜辺と、該横方向端部に一方の
    縦辺が位置する基本ブロックと縦方向に連結される第2
    異形ブロックの第2異形前面板の非接合縦辺とを、上記
    第3異形ブロックの第3異形前面板の第1縦辺および斜
    辺と夫々接合させ、横方向端部に位置する基本ブロック
    の前面板の縦辺と上記第3異形ブロックの第2異形前面
    板の第2縦辺、第2異形ブロックの第2異形前面板の横
    辺と第3異形ブロックの第3異形前面板の横辺が夫々直
    線状に連続する角隅部を形成するようにしたことを特徴
    とする請求項3に記載の建築物のブロック壁構造。
  5. 【請求項5】基本ブロックを縦横に連結した際に、各基
    本ブロックの前面板より構成される前面壁と、各基本ブ
    ロックの裏面板より構成される裏面壁との間に、各基本
    ブロックの中空部が連続する空隙部を形成すると共に、
    基本ブロックの前面板に中空部と連通する通孔を開設す
    ることで、ブロック壁内部を魚巣として用いるようにし
    たことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載
    の建築物のブロック壁構造。
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