JPH0586810B2 - - Google Patents
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- JPH0586810B2 JPH0586810B2 JP60112246A JP11224685A JPH0586810B2 JP H0586810 B2 JPH0586810 B2 JP H0586810B2 JP 60112246 A JP60112246 A JP 60112246A JP 11224685 A JP11224685 A JP 11224685A JP H0586810 B2 JPH0586810 B2 JP H0586810B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- deodorizing
- film
- ascorbic acid
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
〔産業上の利用分野]
本発明は、使い捨て紙おむつ、生理用ナプキン
或いは使い捨てゴミ袋などに使用可能な脱臭能を
有する合成樹脂フイルムに関するものである。 〔発明の背景〕 従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキンなどの
液吸収性物品においては、尿或いは経血などによ
り発生する臭気を除去するために、活性炭、ゼオ
ライト、銅クロロフイル、イオン交換樹脂などを
液吸収材である綿状パルプに混合したり、或いは
吸水紙を作る工程でパルプに混合して抄紙した
り、或いは吸水紙の間にはさんでエンボス処理し
て固定する方法が知られているが、これらの脱臭
剤を混合したり、はさんだりする工程は複雑であ
るばかりでなく、これらの脱臭剤は全て物理吸着
によつて脱臭効果を発揮するものるため、可成多
量に添加しなければならずコスト的にも高価とな
るなどの問題があつた。 また、特開昭59−95042号公報には、脱臭性粉
末を合成樹脂を混入しフイルム状に押出した二軸
延伸して脱臭性粉末を含有する合成樹脂フイルム
製造する方法が開示されているが、該方法におい
て用いられている脱臭剤は活性炭、ゼオライト、
珪藻土、酸性白土などの物理吸着剤であり、その
添加量も使用する合成樹脂の20〜70重量%と多量
に添加する必要があるという問題点がある。 また、周知の通り、合成樹脂製のゴミ袋が市販
されているが、該袋に生ゴミを入れた場合短時間
で腐敗臭が発生する。これらの臭を防止する手段
として最近各種の粉末状或いは液状の脱臭剤が市
販されており、これらの脱臭剤をゴミに加えるこ
とにより可成の臭気を除去出来るものもあるが、
意外に添加量も多くなり勝ちであり、コスト的に
高価となるばかりでなくわずらわしいといつた問
題があつた。 〔発明の目的〕 本発明は、従来の使い捨て紙おむつ、生理用ナ
プキン或いはゴミ袋などで問題となつていた前記
の臭気の問題を解決するためになされたものあつ
て、脱臭効果の優れた合成樹脂フイルムを安価に
提供することを目的とするものある。 〔発明の構成〕 本発明は、二価の鉄塩、L−アスコルビン酸及
びリン酸又はリン酸塩からなる脱臭剤を含有して
なる脱臭能を有する合成樹脂フイルムであつて、
更に該フイルムを少くとも一方向に延伸して微細
孔を形成せしめ、脱臭剤と臭気物質との接触をよ
り一層向上させることにより脱臭能力を向上させ
たフイルムである。 本発明者らは先に第一鉄塩にL−アスコルビン
酸を加えた脱臭剤にリン酸又はリン酸塩を添加す
ることにより、高価なL−アスコルビン酸の添加
量を減減少させることができるばかりでなく、第
一鉄塩を長期にわたり安定に保つことができるこ
とを見出だし特許を出願した(特願昭60−22045
号)。そして、本発明者らは、前記従来技術にお
ける問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、
この第一鉄塩とL−アスコルビン酸にリン酸塩を
加えた脱臭剤を含有せしることにより脱臭能に優
れた合成樹脂フイルムを安価に提供することがで
きることを見出だし、本発明を完成するに到つ
た。 本発明で用いる鉄塩化合物としては、硫酸第一
鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄など2価の鉄塩があ
げられる。これらの鉄塩は単独で用いても、また
混合物として用いても良い。L−アスコルビン酸
か上記鉄化合物に対し、モル比で1/40以下の割
合で添加した場合でも所期の効果を充分長期にわ
たり発揮させることができる。リン酸塩としては
第一リン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、
ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸ナトリウ
ム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラポリリン
酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムなど
が使用可能であり、リン酸又はリン酸塩は上記鉄
化合物に対しモル比で1/100以上の添加が必要
である。 2価の鉄塩とL−アスコルビン酸の系にリン酸
塩を共存させた場合、前述の長期にわたる脱臭効
果が発現される機構については不明である。しか
しながら、2価の鉄塩とL−アスコルビン酸がレ
ドツクス体として働き脱臭作用が生じると考えら
れるが、周囲の条件、例えば温度、PH、金属イオ
ンの存在等の影響によりL−アスコルビン酸が酸
化分解されることは広く知られている。そこで、
リン酸又はリン酸塩はL−アスコルビン酸の分解
反応を何らかの形で抑えているものと推察され
る。 本発明で用いる脱臭剤は、特開昭59−95042号
公報に記載されている活性炭、ゼオライトなどの
物理吸着による脱臭剤とは異なり、臭気成分と第
一鉄塩との化学反応による脱臭剤である点におい
て異なり、その使用量も小量で足り、また、脱臭
剤と共に無機或いは有機の充填剤を併用すること
も可能である。そして、本発明で使用する脱臭剤
は、第一鉄塩、アスコルビン酸及びリン酸又はリ
ン酸塩の水溶液から粉末として得られるが、無機
又は有機の充填剤を併用する場合には、充填剤を
前記脱臭剤の水溶液で処理した後乾燥したものを
用いることにより、より優れた効果を奏するもの
が得られる。 無機充填剤としては、炭酸カルシウム、二酸化
チタン、タルク、クレー、炭酸マグネシウム、酸
化アルミニウム、シリカなど一般に充填剤として
使用されているものは何れでも使用でき、また有
機充填剤としてはセルロースパウダー、木粉など
が使用可能である。 脱臭剤、充填剤の粒径としては平均粒径1〜
30μのものが好ましく、1〜10μ程度のものが特
に好ましい。 使用する合成樹脂フイルムの基材としては、脱
臭剤、充填剤、安定剤などを安定して分散でき、
且つ延伸可能なものならばどのようなものでも使
用でき、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性合成樹脂
を使用できる。 脱臭剤の添加量は合成樹脂に対し0.5〜10重量
%の比較内が適当であり、好ましくは1〜5重量
%である。また、合成樹脂フイルムを少くとも一
方向に延伸して該シートに微細孔を形成させるた
めには炭酸カルシウム等の充填剤を併用するのが
好ましいが、この場合、その添加率は合成樹脂に
対し5〜30重量%添加するのが好ましい。 本発明の脱臭能を有する合成樹脂フイルムは常
法に従つて、例えば脱臭剤、充填剤などを添加
し、合成樹脂の融点以上に加熱し十分に混合した
後、T−ダイ法及びインフレーシヨン法による溶
融押出し方式に従つてフイルム化することにより
得ることが出来る。またこのフイルムを加熱軟化
状態において少くとも一方向に1〜8倍、より好
ましくは1〜3倍延伸することにより0.1〜5μの
微細孔を有する脱臭効果を更に向上させた本発明
の合成樹脂フイルムを得ることが出来る。鉄塩脱
臭剤は合成樹脂に固定されているため脱落等がな
く臭気物質と効果的に反応せしめることが可能で
ある。また更に延伸し微細孔をもうけたものにつ
いては微細孔に脱臭剤の一部が露出し、更らに効
果的に脱臭効果を発揮させることが可能となる。
また0.1〜5μといつた微細孔であるため水分は殆
んど通さず、従来の紙おむつあるいは生理ナプキ
ン、あるいは使い捨てのゴミ袋として使用しても
水もれなどの問題は皆無であり、安価でしかも脱
臭効果の大きい液吸収物品あるいはゴミ袋などを
提供することが出来る。 本発明の合成樹脂シートを使い捨ておむつの防
水シートとして使用した例を第1図に示す。 第1図において、符号1は不織布、2,6は吸
水紙、3,5は綿状パルプ、4は高吸水性ポリマ
ー、7は本発明の合成樹脂シートを示す。 以下、実施例に基いて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例により何等限定
されるものではない。 実施例 1 L−アスコルビン酸2.5重量部とピロリン酸ソ
ーダ3部を少量の水に溶解して得られた水溶液を
硫酸第一鉄の結晶100重量部(無水物として)に
添加してスラリー状とし、撹拌混合した後130℃
で減圧下に乾燥しついで粉砕して硫酸第一鉄を主
成分とする脱臭剤を得た。 得られた脱臭剤5重量部を、20重量部の重質炭
酸カルシウム及び少量の界面活性剤と共に100重
量部の高密度ポリエチレンに加え、常温でミキサ
ーにより十分混合した。ついで混合物をT−ダイ
押出機に供給し、押出温度200℃でフイルム状に
押して厚さ0.3mmフイルムを得た。 実施例 2 実施例1で得られたフイルムを100℃に加温し
た延伸機を用いて縦方向に3倍に延伸した。延伸
されたフイルムは無数の微細孔を有しており、電
子顕微鏡で観察したところ微細孔の径は0.3〜4μ
であつた。また、このフイルムの透湿度は2750
g/m2・日であつた。 実施例 3 実施例1の高密度ポリエチレンの代りにポリプ
ロピレン樹脂を使用した以外は実施例1と同様に
してポリプロピレン樹脂フイルムを得た。 実施例 4 実施例3で得られたフイルムを実施例2と同一
の条件で延伸して1軸延伸フイルムを得た。 上記実施例1乃至4で得られたフイルムについ
て透湿度及びアンモニアの脱臭率を測定した。結
果を次の表−1に示す。
或いは使い捨てゴミ袋などに使用可能な脱臭能を
有する合成樹脂フイルムに関するものである。 〔発明の背景〕 従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキンなどの
液吸収性物品においては、尿或いは経血などによ
り発生する臭気を除去するために、活性炭、ゼオ
ライト、銅クロロフイル、イオン交換樹脂などを
液吸収材である綿状パルプに混合したり、或いは
吸水紙を作る工程でパルプに混合して抄紙した
り、或いは吸水紙の間にはさんでエンボス処理し
て固定する方法が知られているが、これらの脱臭
剤を混合したり、はさんだりする工程は複雑であ
るばかりでなく、これらの脱臭剤は全て物理吸着
によつて脱臭効果を発揮するものるため、可成多
量に添加しなければならずコスト的にも高価とな
るなどの問題があつた。 また、特開昭59−95042号公報には、脱臭性粉
末を合成樹脂を混入しフイルム状に押出した二軸
延伸して脱臭性粉末を含有する合成樹脂フイルム
製造する方法が開示されているが、該方法におい
て用いられている脱臭剤は活性炭、ゼオライト、
珪藻土、酸性白土などの物理吸着剤であり、その
添加量も使用する合成樹脂の20〜70重量%と多量
に添加する必要があるという問題点がある。 また、周知の通り、合成樹脂製のゴミ袋が市販
されているが、該袋に生ゴミを入れた場合短時間
で腐敗臭が発生する。これらの臭を防止する手段
として最近各種の粉末状或いは液状の脱臭剤が市
販されており、これらの脱臭剤をゴミに加えるこ
とにより可成の臭気を除去出来るものもあるが、
意外に添加量も多くなり勝ちであり、コスト的に
高価となるばかりでなくわずらわしいといつた問
題があつた。 〔発明の目的〕 本発明は、従来の使い捨て紙おむつ、生理用ナ
プキン或いはゴミ袋などで問題となつていた前記
の臭気の問題を解決するためになされたものあつ
て、脱臭効果の優れた合成樹脂フイルムを安価に
提供することを目的とするものある。 〔発明の構成〕 本発明は、二価の鉄塩、L−アスコルビン酸及
びリン酸又はリン酸塩からなる脱臭剤を含有して
なる脱臭能を有する合成樹脂フイルムであつて、
更に該フイルムを少くとも一方向に延伸して微細
孔を形成せしめ、脱臭剤と臭気物質との接触をよ
り一層向上させることにより脱臭能力を向上させ
たフイルムである。 本発明者らは先に第一鉄塩にL−アスコルビン
酸を加えた脱臭剤にリン酸又はリン酸塩を添加す
ることにより、高価なL−アスコルビン酸の添加
量を減減少させることができるばかりでなく、第
一鉄塩を長期にわたり安定に保つことができるこ
とを見出だし特許を出願した(特願昭60−22045
号)。そして、本発明者らは、前記従来技術にお
ける問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、
この第一鉄塩とL−アスコルビン酸にリン酸塩を
加えた脱臭剤を含有せしることにより脱臭能に優
れた合成樹脂フイルムを安価に提供することがで
きることを見出だし、本発明を完成するに到つ
た。 本発明で用いる鉄塩化合物としては、硫酸第一
鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄など2価の鉄塩があ
げられる。これらの鉄塩は単独で用いても、また
混合物として用いても良い。L−アスコルビン酸
か上記鉄化合物に対し、モル比で1/40以下の割
合で添加した場合でも所期の効果を充分長期にわ
たり発揮させることができる。リン酸塩としては
第一リン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、
ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸ナトリウ
ム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラポリリン
酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムなど
が使用可能であり、リン酸又はリン酸塩は上記鉄
化合物に対しモル比で1/100以上の添加が必要
である。 2価の鉄塩とL−アスコルビン酸の系にリン酸
塩を共存させた場合、前述の長期にわたる脱臭効
果が発現される機構については不明である。しか
しながら、2価の鉄塩とL−アスコルビン酸がレ
ドツクス体として働き脱臭作用が生じると考えら
れるが、周囲の条件、例えば温度、PH、金属イオ
ンの存在等の影響によりL−アスコルビン酸が酸
化分解されることは広く知られている。そこで、
リン酸又はリン酸塩はL−アスコルビン酸の分解
反応を何らかの形で抑えているものと推察され
る。 本発明で用いる脱臭剤は、特開昭59−95042号
公報に記載されている活性炭、ゼオライトなどの
物理吸着による脱臭剤とは異なり、臭気成分と第
一鉄塩との化学反応による脱臭剤である点におい
て異なり、その使用量も小量で足り、また、脱臭
剤と共に無機或いは有機の充填剤を併用すること
も可能である。そして、本発明で使用する脱臭剤
は、第一鉄塩、アスコルビン酸及びリン酸又はリ
ン酸塩の水溶液から粉末として得られるが、無機
又は有機の充填剤を併用する場合には、充填剤を
前記脱臭剤の水溶液で処理した後乾燥したものを
用いることにより、より優れた効果を奏するもの
が得られる。 無機充填剤としては、炭酸カルシウム、二酸化
チタン、タルク、クレー、炭酸マグネシウム、酸
化アルミニウム、シリカなど一般に充填剤として
使用されているものは何れでも使用でき、また有
機充填剤としてはセルロースパウダー、木粉など
が使用可能である。 脱臭剤、充填剤の粒径としては平均粒径1〜
30μのものが好ましく、1〜10μ程度のものが特
に好ましい。 使用する合成樹脂フイルムの基材としては、脱
臭剤、充填剤、安定剤などを安定して分散でき、
且つ延伸可能なものならばどのようなものでも使
用でき、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性合成樹脂
を使用できる。 脱臭剤の添加量は合成樹脂に対し0.5〜10重量
%の比較内が適当であり、好ましくは1〜5重量
%である。また、合成樹脂フイルムを少くとも一
方向に延伸して該シートに微細孔を形成させるた
めには炭酸カルシウム等の充填剤を併用するのが
好ましいが、この場合、その添加率は合成樹脂に
対し5〜30重量%添加するのが好ましい。 本発明の脱臭能を有する合成樹脂フイルムは常
法に従つて、例えば脱臭剤、充填剤などを添加
し、合成樹脂の融点以上に加熱し十分に混合した
後、T−ダイ法及びインフレーシヨン法による溶
融押出し方式に従つてフイルム化することにより
得ることが出来る。またこのフイルムを加熱軟化
状態において少くとも一方向に1〜8倍、より好
ましくは1〜3倍延伸することにより0.1〜5μの
微細孔を有する脱臭効果を更に向上させた本発明
の合成樹脂フイルムを得ることが出来る。鉄塩脱
臭剤は合成樹脂に固定されているため脱落等がな
く臭気物質と効果的に反応せしめることが可能で
ある。また更に延伸し微細孔をもうけたものにつ
いては微細孔に脱臭剤の一部が露出し、更らに効
果的に脱臭効果を発揮させることが可能となる。
また0.1〜5μといつた微細孔であるため水分は殆
んど通さず、従来の紙おむつあるいは生理ナプキ
ン、あるいは使い捨てのゴミ袋として使用しても
水もれなどの問題は皆無であり、安価でしかも脱
臭効果の大きい液吸収物品あるいはゴミ袋などを
提供することが出来る。 本発明の合成樹脂シートを使い捨ておむつの防
水シートとして使用した例を第1図に示す。 第1図において、符号1は不織布、2,6は吸
水紙、3,5は綿状パルプ、4は高吸水性ポリマ
ー、7は本発明の合成樹脂シートを示す。 以下、実施例に基いて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例により何等限定
されるものではない。 実施例 1 L−アスコルビン酸2.5重量部とピロリン酸ソ
ーダ3部を少量の水に溶解して得られた水溶液を
硫酸第一鉄の結晶100重量部(無水物として)に
添加してスラリー状とし、撹拌混合した後130℃
で減圧下に乾燥しついで粉砕して硫酸第一鉄を主
成分とする脱臭剤を得た。 得られた脱臭剤5重量部を、20重量部の重質炭
酸カルシウム及び少量の界面活性剤と共に100重
量部の高密度ポリエチレンに加え、常温でミキサ
ーにより十分混合した。ついで混合物をT−ダイ
押出機に供給し、押出温度200℃でフイルム状に
押して厚さ0.3mmフイルムを得た。 実施例 2 実施例1で得られたフイルムを100℃に加温し
た延伸機を用いて縦方向に3倍に延伸した。延伸
されたフイルムは無数の微細孔を有しており、電
子顕微鏡で観察したところ微細孔の径は0.3〜4μ
であつた。また、このフイルムの透湿度は2750
g/m2・日であつた。 実施例 3 実施例1の高密度ポリエチレンの代りにポリプ
ロピレン樹脂を使用した以外は実施例1と同様に
してポリプロピレン樹脂フイルムを得た。 実施例 4 実施例3で得られたフイルムを実施例2と同一
の条件で延伸して1軸延伸フイルムを得た。 上記実施例1乃至4で得られたフイルムについ
て透湿度及びアンモニアの脱臭率を測定した。結
果を次の表−1に示す。
【表】
透湿度及びアンモニア脱臭率の測定法は次のと
おりである。 透湿度の測定法:JIS規格8−0208による。 アンモニア脱臭率の測定法: 各フイルム100cm2をテフロン製袋に入れ、これ
に濃度300ppmのアンモニアガス1.0を注入した
後1時間放置しアンモニア濃度を測定し、次式に
よりアンモニア脱臭率を求めた。 脱臭率= (300−残留アンモニア濃度)ppm/300ppm×100
おりである。 透湿度の測定法:JIS規格8−0208による。 アンモニア脱臭率の測定法: 各フイルム100cm2をテフロン製袋に入れ、これ
に濃度300ppmのアンモニアガス1.0を注入した
後1時間放置しアンモニア濃度を測定し、次式に
よりアンモニア脱臭率を求めた。 脱臭率= (300−残留アンモニア濃度)ppm/300ppm×100
第1図は、本発明の合成樹脂フイルムを使い捨
ておむつに利用した状態を示す断面概略図であ
る。 1……不織布、2,6……吸水紙、3,5……
綿状パルプ、4……高吸水性ポリマー、7……合
成樹脂フイルム。
ておむつに利用した状態を示す断面概略図であ
る。 1……不織布、2,6……吸水紙、3,5……
綿状パルプ、4……高吸水性ポリマー、7……合
成樹脂フイルム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二価の鉄塩、L−アスコルビン酸及びリン酸
又はリン酸塩からなる脱臭剤を含有してなる脱臭
能を有する合成樹脂フイルム。 2 少なくとも一方向に延伸することにより微細
孔が形成された特許請求の範囲第1項記載の脱臭
能を有する合成樹脂フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112246A JPS61271333A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 脱臭能を有する合成樹脂フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112246A JPS61271333A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 脱臭能を有する合成樹脂フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61271333A JPS61271333A (ja) | 1986-12-01 |
| JPH0586810B2 true JPH0586810B2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=14581897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60112246A Granted JPS61271333A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 脱臭能を有する合成樹脂フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61271333A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2567401B2 (ja) * | 1987-06-08 | 1996-12-25 | 山陽スコツト株式会社 | 殺ウイルス用シート |
| JPH01259054A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Daiken Ikou Kk | 機能性構造物 |
| JP7813093B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2026-02-12 | 大日本印刷株式会社 | におい吸着性延伸フィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61148236A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-05 | Agency Of Ind Science & Technol | プラスチツクフイルム |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60112246A patent/JPS61271333A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61271333A (ja) | 1986-12-01 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |