JPH0586837U - 手提げ紐つき発泡樹脂製容器 - Google Patents
手提げ紐つき発泡樹脂製容器Info
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手提げ紐の取り付けがきわめて容易であり、
しかも輸送時にスペースを無駄にしない手提げ紐つき発
泡樹脂製容器を提供すること。 【構成】 発泡樹脂製の本体2と、前記本体に被らせる
蓋体3と、手提げ紐4とからなり、前記本体の互いに向
かいあう側壁内部に底面から側面へ向かって略直線状に
斜め方向に貫通された取付孔5が形成されていることを
特徴とする。
しかも輸送時にスペースを無駄にしない手提げ紐つき発
泡樹脂製容器を提供すること。 【構成】 発泡樹脂製の本体2と、前記本体に被らせる
蓋体3と、手提げ紐4とからなり、前記本体の互いに向
かいあう側壁内部に底面から側面へ向かって略直線状に
斜め方向に貫通された取付孔5が形成されていることを
特徴とする。
Description
【0001】
本考案は手提げ紐つき発泡樹脂製容器に関する。
【0002】
従来、漁業従事者のあいだでは冷蔵を要する海産物を持ち運ぶ際に、手提げ紐 を備えた発泡ポリスチレンなどからなる断熱容器などとして用いられる発泡樹脂 製容器が使用されている。
【0003】 このような手提げ紐つき発泡樹脂製容器として、図5で示されるものが知られ ている。この発泡樹脂製容器31は本体32、蓋体33および手提げ紐34から構成され ている。本体32は直方体状の箱であり、その上部の開口部35の周囲には蓋体33と 嵌合するための環状突起36が形成されている。さらに本体32の対向する一対の側 面には、それぞれ水平方向に延びる突条37が形成され、この突条37には上下方向 に貫通する複数個の円形の取付孔38が穿設されている。
【0004】 また、前記一対の突条37のそれぞれの取付孔38には、これらを互いに連結する ように繊維を撚り合わせて作られた略円形断面のロープ状の手提げ紐34が取り付 けられている。前記手提げ紐34の両端部は、一般に一方の突条37の下面で結び止 められている。
【0005】
前述のように構成される発泡樹脂製容器31を輸送するばあい、一般に限られた スペース、たとえば輸送用コンテナなどに積み込むときに前記突条37によってか なりのスペースが無駄になり、輸送効率が低下する。
【0006】 さらに、発泡樹脂製容器31の重量を突条37で受けるため、突条37が破損しやす いという問題がある。
【0007】 本考案は、前述の問題に鑑み、輸送時に空間を有効に活用でき、しかも手提げ 紐の取り付けが容易な手提げ紐つき発泡樹脂製容器を提供することを目的として いる。
【0008】
本考案の手提げ紐つき発泡樹脂製容器は、発泡樹脂製の本体と、手提げ紐とか らなり、前記本体の互いに向かいあう側壁内をそれぞれ、本体の底面から側面に 向かって斜め方向に貫通する実質的に直線状の取付孔が形成されていることを特 徴としている。
【0009】 なお、前記手提げ紐はテープ状であるものが好ましい。そして、テープ状の手 提げ紐を用いるばあいは、前記取付孔をテープ状取付紐に好適な扁平形状にして おくのが好ましい。さらに発泡樹脂製の蓋体を備えておれば一層好ましい。
【0010】
叙上のごとく構成される本考案の手提げ紐つき発泡樹脂製容器では前記従来の 発泡樹脂製容器31(図5参照)のように突条37を設ける必要がないため、輸送時 のスペースを無駄にせず、成形型もシンプルな形状となる。
【0011】 さらに本考案の発泡樹脂製容器は、略直線状の取付孔を有しているため、手提 げ紐を、たとえば人の手によっても、容易に挿通することができる。また、直線 状の取付孔には細い棒状あるいは板状のインサータも使用できるため、さらに迅 速に手提げ紐を挿通することができる。
【0012】 そして、取付孔が、たとえば図2に示すように本体の底面から斜め方向に形成 されているので、底面と側面とが交わる角部の厚肉部の存在により、取付紐が外 向きに引かれるばあいでも壁の剪断面積が大きくなる。したがって側壁を、その 肉厚を増加せしめて補強する必要がないので、容器の内容積を減少させるような 欠点もないのである。
【0013】
つぎに本考案の手提げ紐つき発泡樹脂製容器を図面を参照しながら説明する。
【0014】 図1は本考案の手提げ紐つき発泡樹脂製容器の一実施例を示す斜視図、図2は 図1の発泡樹脂製容器の要部断面図、図3は図2のIII-III 線断面図、図4は手 提げ紐および取付孔の他の実施例を示す断面図である。
【0015】 図1〜2において、1は発泡樹脂製容器、2は本体、3は蓋体、4は手提げ紐 、5は取付孔である。
【0016】 前記本体2は発泡樹脂製の直方体状の箱であり、その上部の開口部6の周囲に は蓋体3と嵌合するための環状突起7が形成されている。さらに本体2の長辺側 の両側壁8にはその外表面(以下、側面という)9から2対の円形断面の取付孔 5が壁内斜め下方向に形成され、本体2の底面10に達して開口している。したが って、各取付孔5は側面開口11と底面開口12とを有している。
【0017】 本体2に取付孔5を形成する方法としては、本体2を形成する際に、あらかじ め成形型の母型の底部に略円柱状の進退しうるシリンダーを設けておき、成形後 離型前にシリンダーを後退させて引き抜けば取付孔5を容易に設けることができ る。
【0018】 なお、本考案においては、取付孔5の断面形状を前記実施例のごとく円形断面 に限定する必要はなく、手提げ紐の形状や成形の容易性などを考慮して選択すれ ばよい。
【0019】 また、図1〜2に示すように、本体2の底面10に手提げ紐4が嵌まり込む浅い 底溝13を設けておけば手提げ紐4がずれないので便利である。
【0020】 前記蓋体3は本体2と同じ発泡樹脂から成形されており、その下端面には本体 2の環状突起7と嵌合しうるように環状溝14が形成されている。
【0021】 前記手提げ紐4は合成樹脂製あるいは天然繊維などから構成された撚り紐が採 用されており、本体2の取付孔5および底面10の底溝13に通されている。図1に 示される手提げ紐4は2本の無端リングを採用し、一対の取付孔5ごとに各1本 のリングを通したものである。
【0022】 なお、後述するテープ状の手提げ紐15を採用したばあいも、図3にその断面を 示すごとく取り付けることができる。
【0023】 取付孔5は直線状に形成されているので、手提げ紐4は取付孔5の側面開口11 または底面開口12のいずれかから取付孔5の延設方向に沿って挿入すれば簡単に 本体2に取り付けることができる。かかる作業は人の手で直接行なうこともでき るが、たとえば細い棒状あるいは板状のインサータなどの先端に手提げ紐4を係 止して挿入すれば、よりスムーズに取り付けることができる。
【0024】 さらに、テープ状の手提げ紐15を採用するばあい、前述のごとく円形断面の取 付孔5であってもよいが、手提げ紐15の形状に、より好ましく適合させるために 扁平な断面の取付孔16を選択するのがよい(図4参照)。扁平な断面形状の取付 孔16は、テープ状手提げ紐15に好適にフィットするだけでなく、本体2の側壁8 の肉厚をほとんど減少させることがないので好ましい。
【0025】 さらに、本考案では、手提げ紐4、15の取付構造として、本体2の側壁9に直 接取付孔3を形成したので、側壁8の表面には取付用の突条などが不要となった 。これにより、発泡樹脂製容器1個あたりの占める床面積が小さくなるため、輸 送や保管の際に限られた広さの空間に収納するばあい、多くの発泡樹脂製容器1 を収納できる。また本体2を成形するばあいも、突条を有さないため成形後の離 型が容易であり、かつ余分な材料を必要としない。
【0026】 前記本体2、蓋体3の素材は、たとえばポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン 系樹脂、ポリスチレン系樹脂などの樹脂発泡体が用いられるが、軽量で断熱性能 にすぐれ、かつ安価であることから発泡倍率が5〜70倍のポリスチレン系樹脂発 泡体がもっとも好ましい。
【0027】 本考案の発泡樹脂製容器に採用される手提げ紐としては、前記撚り紐やテープ 状のものに限定されることはなく、たとえば、チューブ状、あるいは柔軟な中実 の紐であってもよい。
【0028】 前記撚り紐からなる手提げ紐4の材質としては、たとえば、ポリエチレンや天 然繊維などが用いられる。一方、前記テープ状の手提げ紐15の材質としては、ポ リスチレン系樹脂、ポリエチレン- 酢酸ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、 ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂などの合成樹脂 が好ましい。
【0029】 また、前述のような材質で形成されるテープを用いることにより、色、柄など を任意に選定して、装飾性、視認性の高い手提げ紐をえることができるので、発 泡樹脂製である本体2および蓋体3には彩色が困難であるという欠点を補完しう るものである。またテープ状の手提げ紐はロープ状のものより触感が良く、とく にインフレーションフィルムなどを用いたばあい表面は滑らかで光沢も良い。
【0030】
本考案の発泡樹脂製容器では、手提げ紐を容易に挿通でき、さらに本体の側壁 の表面は取付用の突条がないため、外形がコンパクトになり輸送効率が向上する 。
【0031】 また、取付孔が斜め方向に形成されているため、とくに側壁の肉厚を増加させ る必要がない。
【図1】本考案の発泡樹脂製容器の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1の発泡樹脂製容器の要部断面図である。
【図3】図2の発泡樹脂製容器のIII-III 線断面図であ
る。
る。
【図4】手提げ紐および取付孔の他の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図5】従来の手提げ紐つき発泡樹脂製容器の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 発泡樹脂製容器 2 本体 3 蓋体 4 手提げ紐 5 取付孔 8 側壁 9 側面 10 底面 15 手提げ紐 16 取付孔
Claims (4)
- 【請求項1】 発泡樹脂製の本体と、手提げ紐とからな
り、前記本体の互いに向かいあう側壁内をそれぞれ本体
の底面から側面に向かって斜め方向に貫通する実質的に
直線状の取付孔が形成されてなる手提げ紐つき発泡樹脂
製容器。 - 【請求項2】 前記手提げ紐がテープ状であることを特
徴とする請求項1記載の発泡樹脂製容器。 - 【請求項3】 前記取付孔が扁平な形状の断面を有する
ことを特徴とする請求項1記載の発泡樹脂製容器。 - 【請求項4】 前記本体の開口に被せられる発泡樹脂製
の蓋体を有してなる請求項1記載の発泡樹脂製容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP106192U JPH0586837U (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 手提げ紐つき発泡樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP106192U JPH0586837U (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 手提げ紐つき発泡樹脂製容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586837U true JPH0586837U (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=11491026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP106192U Pending JPH0586837U (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 手提げ紐つき発泡樹脂製容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0586837U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513945B2 (ja) * | 1987-04-28 | 1993-02-23 | Taki Chemical | |
| JP4118336B2 (ja) * | 1996-02-23 | 2008-07-16 | 持田製薬株式会社 | メルトリン |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP106192U patent/JPH0586837U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513945B2 (ja) * | 1987-04-28 | 1993-02-23 | Taki Chemical | |
| JP4118336B2 (ja) * | 1996-02-23 | 2008-07-16 | 持田製薬株式会社 | メルトリン |
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