JPH0586854A - 管接続部の密封装置 - Google Patents

管接続部の密封装置

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JPH0586854A
JPH0586854A JP3271900A JP27190091A JPH0586854A JP H0586854 A JPH0586854 A JP H0586854A JP 3271900 A JP3271900 A JP 3271900A JP 27190091 A JP27190091 A JP 27190091A JP H0586854 A JPH0586854 A JP H0586854A
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sealing device
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pipe connecting
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Masahiko Miura
正彦 三浦
Yoshinori Habuta
吉則 土生田
Kunitoshi Inoue
國利 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、管体同士を接続する管接続部を高
温状態でも良好なシール性を維持できる管接続部の密封
装置を提供することである。 【構成】 この管接続部の密封装置は、シールリング1
0を金属薄板から製作した環状の中空リング15及び該
中空リング15内に充填した耐熱性物質を含むガスケッ
ト材13及び芯板14から製作し、皿ばね12を管体3
のフランジ7に形成した環状溝6に嵌入し、該皿ばね1
2のばね力でシールリング10を一方の管体5のフラン
ジ8の対向面11に押し付けている。従って、シールリ
ング10のガスケット材13が熱負荷によって体積が減
少しても、常にシールリング10が対向するフランジ面
8に押し付けられて両当接面のシール性を良好に維持す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、排気マニホルド、タ
ーボチャージャ、排気管等の流体を流す管体を互いに接
続する管接続部の密封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、自動車用エンジンでは、該エ
ンジンから排出される排気ガスは、排気管を通じて大気
中に放出されるが、排気系の途中には、排気エネルギー
で駆動されるタービンを備えたターボチャージャ、排気
ガス中に含まれる一酸化炭素、窒素酸化物等の有害物質
を無害化処理するための触媒コンバータ、ハイドロカー
ボンを燃焼させるアフタバーナ、排気ガスによって発生
する騒音を減衰させる消音器等が設けられている。
【0003】従来、シールリングとして、実開平2−9
374号公報に開示されたものがある。該シールリング
を図8、図9及び図10を参照して説明する。シールリ
ング36は、排気管等の管31,32同士を接続する管
接続部を構成するフランジ33,34の間に挟持してフ
ランジ33,34間の気密保持を図るものである。シー
ルリング36は、円輪状の金属薄板を丸めて円形断面を
有する環状に形成した中空環37と、この中空環37内
に充填した非耐熱性物質を含むガスケット材38とから
成り、一対のフランジ33,34の間で挟持した状態で
使用されるものであり、シールリング36はフランジ3
3,34の間で挟持するのに先立ち、使用時の温度より
も低い温度で加熱処理したものである。
【0004】例えば、前掲実開平2−9374号公報に
開示したようなシールリング36については、一方の管
31,32のフランジ33,34面を平面に形成し、他
方の管31,32のフランジ33,34面に環状溝35
を形成し、該環状溝35からシールリング36の一部が
環状溝35から突出する状態に嵌入し、この状態で両者
の管31,32のフランジ33,34を互いに整合させ
てボルトとナットを用いて緊締することによって両管3
1,32の気密を保持する状態で互いに連結している。
【0005】上記のようなシールリングは、例えば、膨
張黒鉛シート、耐熱性繊維系シートのようなガスケット
材をステンレス鋼等の耐熱性の金属薄板によって巻回
し、環状溝に嵌入自在な形状と大きさとを有する閉鎖環
状の形状に形成したものである。
【0006】上記のようなガスケット材を充填したシー
ルリングを、環状溝に嵌入した状態でフランジをボルト
とナットで緊締した場合には、両フランジ間でシールリ
ングは弾性的に圧縮されて環状溝に押し込まれ、両フラ
ンジ面は殆ど密着した状態になり、この状態で両フラン
ジの気密性は、フランジに形成した環状溝から突出しよ
うとするシールリングのばね作用によってフランジ面に
強く押し付けることで維持されている。
【0007】また、実開昭60−43767号公報に
は、エンジン用リング状シール部材が開示されている。
該エンジン用リング状シール部材は、エンジン構成部品
間の接合部に介在せしめてこの接合部をシールするもの
であり、厚肉のリング本体の外周側に薄肉の延長部を一
体形成し、且つこの延長部の外周端が前記接合部の外周
縁より半径方向外方に突出するように前記延長部の半径
方向の幅を定めたものである。
【0008】また、特公昭62−2188号公報には、
シール部材が開示されている。該シール部材は、充填材
と、該充填材を包む中空リング状で且つリング周方向に
沿って両端合わせ目を有する金属ジャケットとを有し、
金属ジャケットを二重又は三重にし各ジャケットの両端
合わせ目を互いにずらしたものである。また、充填材
は、グラファイト、アスベスト又は粘土、或いはこれら
の混合物である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、エンジンから排出される排気ガスを排出する排気系
には、排気マニホルドの出口管と排気管或いはターボチ
ャージャの入口管との管接続部、触媒コンバータ、消音
器等の出入口管と排気管との管接続部、燃焼器と排気管
との管接続部、場合によっては、ボイラー等の配管の管
接続部等では、ガス、液体等の流体の漏洩がないように
気密に接続されることが要求されている。特に、排気マ
ニホルドの出口管とターボチャージャの入口管との管接
続部では、排気ガスの温度は高温であり、しかも熱負荷
の大きい部位であり、該管接続部を気密に接続するに
は、種々の問題があった。
【0010】例えば、前掲実開平2−9374号公報に
開示されたシールリング36についても上記と同様に、
長期の使用により、シールリング36が対向するフラン
ジ34に対する密着度が低下し、漏洩の可能性が発生
し、密封性或いは耐久性の点で問題を有している。
【0011】しかしながら、排気マニホルドの出口管と
ターボチャージャの入口管とを連結する管接続部は、使
用状態に高温度(例えば、750℃以上)になり、その
高温部位の管接続部に使用されるシールリングは、高温
度に晒されることになる。従って、従来のシールリング
を使用した場合には、金属製のシールリングの内部に充
填されたガスケット材は、該ガスケット材中に含まれて
いる結合材の有機成分が熱分解し、或いは熱分解で飛散
し、ガスケット材の体積が減少する現象が発生する。上
記のようなガスケット材を充填したシールリングを、両
管のフランジ面に挟んでボルトとナットで連結した場合
には、上記のように、ガスケット材が熱負荷を受けてガ
スケット材の体積が減少すると、シールリングの弾性圧
縮力が小さくなり、管接続部の当接面のシール性が低下
する。
【0012】また、ガスケット材を充填したシールリン
グを両管のフランジ面に挟んでボルトとナットで連結し
た管接続部について、該管接続部のフランジ面が使用温
度の高温度と常温との繰り返しの熱負荷を受けた場合
に、両フランジ面には歪みが発生し、フランジ面が変形
し、シールリングが良好に当接することができず管接続
部のシール性は更に低下することになる。
【0013】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、互いに対向する面を備え且つ互い
に緊締される一対の管体、該管体の互いに対向する前記
面に形成された環状溝、及び該環状溝に嵌入したシール
リングを有する管接続部の密封装置において、前記シー
ルリングを金属薄板から製作した環状の中空リングと該
中空リング内に充填した耐熱性物質を含むガスケット材
とから製作し、特に前記シールリングを一方の前記管体
の前記面へばね力で押し付ける皿ばねを前記環状溝に嵌
入し、たとえ前記シールリングのガスケット材が熱負荷
によって体積が減少しても、常に前記シールリングが対
向するフランジ面に押し付けられて両当接面のシール性
を良好に維持することができる管接続部の密封装置を提
供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、互いに対向する面を備え且つ互いに緊締さ
れる一対の管体、該管体の互いに対向する前記面に形成
された環状溝、及び該環状溝に嵌入したシールリングを
有する管接続部の密封装置において、前記シールリング
を金属薄板から製作した環状の中空リングと該中空リン
グ内に充填した耐熱性物質を含むガスケット材とから製
作されていること、及び前記シールリングを一方の前記
管体の前記面へばね力で押し付ける皿ばねが前記環状溝
に嵌入されていることを特徴とする管接続部の密封装置
に関する。
【0015】また、この管接続部の密封装置において、
前記皿ばねは前記シールリングに当接して密封機能を有
するビード部と前記管体の前記環状溝の壁面に当接して
密封機能を有するビード部とを有している。
【0016】また、この管接続部の密封装置において、
前記皿ばねは前記シールリングの外周面に係合して前記
シールリングに固定できる係止部を有している。
【0017】また、この管接続部の密封装置において、
前記皿ばねは使用温度より高い温度で熱処理された金属
材料から製作されている。
【0018】また、この管接続部の密封装置において、
前記皿ばねはセラミック材料から製作されている。
【0019】また、この管接続部の密封装置において、
前記皿ばねは前記管体の前記環状溝に複数枚重ね合わせ
て嵌入されている。
【0020】
【作用】この発明による管接続部の密封装置は、以上の
ように構成されており、次のように作用する。即ち、こ
の管接続部の密封装置は、シールリングを金属薄板から
製作した環状の中空リングと該中空リング内に充填した
耐熱性物質を含むガスケット材とから製作し、前記シー
ルリングを一方の管体の対向面へばね力で押し付ける皿
ばねが他方の管体に形成した環状溝に嵌入しているの
で、前記シールリングにおける前記ガスケット材の体積
が低減しても、前記皿ばねが前記シールリングを対向面
に押し付けるので、常に前記対向面と前記シールリング
とは密着され、流体の漏洩は発生せず、耐久性に富んだ
密封装置を提供できる。しかも、前記皿ばねは前記環状
溝の壁面及び前記シールリングの外面に対してビード部
で環状のシール部を形成するので、流体の漏洩は発生し
ない。
【0021】
【実施例】この発明による管接続部の密封装置は、排気
マニホルドの出口管、ターボチャージャの出入口管、排
気管、ボイラ等の流通管等の流体を流す管体を互いに接
続する管接続部に適用できるものであり、主として、互
いに対向する面を備え且つ互いに緊締される一対の管
体、該管体の互いに対向する前記面に形成された環状
溝、及び該環状溝に嵌入したシールリングを有するもの
であり、特に、シールリングを金属薄板から製作した環
状の中空リングと該中空リング内に充填した耐熱性物質
を含むガスケット材とから製作され、しかも、シールリ
ングを一方の管体の面へばね力で押し付ける皿ばねが環
状溝に嵌入されているものである。そこで、この管接続
部の密封装置を排気マニホルドの出口管とターボチャー
ジャの入口管との管接続部に組み込んだ実施例を、図面
を参照して説明する。
【0022】図1はこの発明による管接続部の密封装置
を組み込んだ排気マニホルドの一例を示す概略図、図2
は図1の線A−A側から見た側面図、図3は図1の領域
Bの部分の拡大断面図、図4はこの発明による管接続部
の密封装置における皿ばねの一実施例を示す平面図、図
5は図4の皿ばねを成形した状態を示す断面図、及び図
6はこの発明による管接続部の密封装置における皿ばね
とシールリングとの一実施例を示す断面図である。
【0023】図1及び図2に示すように、排気マニホル
ド1は、直列6気筒エンジンのシリンダヘッドに取り付
けられるものである。排気マニホルド1はシリンダヘッ
ドに取り付ける取付フランジ部2A,2Bを備えてい
る。排気マニホルド1は、3気筒に対応する3つの取付
フランジ部2A,2Bをそれぞれ有する第1排気マニホ
ルド1Aと第2排気マニホルド1Bから構成されてい
る。第1排気マニホルド1Aと第2排気マニホルド1B
は、ベローズから成る可撓継手4で連結されている。更
に、第1排気マニホルド1Aと第2排気マニホルド1B
は、それぞれ出口管である集合管である出口管3A,3
Bを有している。これらの出口管3A,3Bは、エンジ
ンの下流に設けられたターボチャージャの入口管5A,
5Bにボルト及びナットを緊締することでそれぞれ連結
されている。このような構成において、エンジンから排
出される排気ガスは、各気筒の排気ポートを経て各取付
フランジ部2A,2Bの中央部に形成された各分岐通路
を通じて出口管3A,3Bにそれぞれ集められ、次いで
ターボチャージャの入口管5A,5Bを通じてターボチ
ャージャへ送り込まれる。図示していないが、ターボチ
ャージャに送り込まれた排気ガスは、ターボチャージャ
のタービンに作用し、該排気ガスエネルギーによってタ
ービンを駆動し、コンプレッサ或いは回転電機を作動
し、排気ガスエネルギーは回収されるように構成されて
いる。
【0024】この発明による管接続部の密封装置は、排
気マニホルド1の集合管即ち出口管3A,3Bとターボ
チャージャの入口管5A,5Bとの管接続部に組み込ま
れている。排気マニホルド1の出口管3A,3Bの端部
には端面9が平らなフランジ7がそれぞれ設けられ、ま
た、ターボチャージャの入口管5A,5Bの端部には端
面11が平らなフランジ8がそれぞれ設けられている。
排気マニホルド1の出口管3A,3Bの端部に設けた各
フランジ7には、ターボチャージャの入口管5A,5B
のフランジ8に対向する対向面には環状溝6がそれぞれ
形成されている。図3に示すように、これらの環状溝6
には、この発明によるシールリング10と皿ばね12か
ら成る管接続部の密封装置が組み込まれている。
【0025】この実施例の管接続部の密封装置は、互い
に対向する端面即ち対向面9,11を備えた一対の管体
である出口管3A,3Bと入口管5A,5Bとを互いに
緊締する管接続部に組み込んだものであり、出口管3
A,3Bの対向面に環状溝6を形成し、該環状溝6にシ
ールリング10と皿ばね12を嵌入している。
【0026】この管接続部の密封装置において、シール
リング10は、図3に示すように、ステンレススチール
等の耐熱性の金属薄板から製作した環状の中空リング1
5、該中空リング15内に充填した耐熱性物質を含むガ
スケット材13及び中空リング15内に配置された芯板
14から製作されている。中空リング15は、金属薄板
の一面に芯板14を内包したガスケット材13を配置
し、金属薄板の端部27が全周にわたって互いに重なる
ように巻回して形成することができる。ガスケット材1
3としては、膨張黒鉛シート、耐熱性繊維系シート等の
材料から製作され、有機系繊維と無機系繊維とを結合材
で結合して構成したものを使用できる。これらの配合割
合については、有機系繊維と無機系繊維との配合比が1
対3であり、これに対して結合材を5〜10%加えてい
る。或いは、ガスケット材13の別の例としては、無機
系繊維とステンレススチールワイヤとを結合材で結合し
て構成したものを使用できる。これらの配合割合につい
ては、無機系繊維とステンレススチールワイヤとの配合
比が3対1であり、これに対して結合材を5〜10%加
えている。
【0027】この管接続部の密封装置については、特
に、皿ばね12がシールリング10を入口管5A,5B
の対向面11へばね力で押し付けるため、環状溝6に嵌
入されていることである。皿ばね12は、インコネル、
ステンレススチール等の耐熱性の金属薄板、或いはセラ
ミックスから成るセラミック薄板から製作され、図4に
示すように、環状本体16及び該環状本体16の外周部
に耳部即ち係止部20が設けられ、特に、使用温度より
高い温度で熱処理された金属材料から製作されている。
この皿ばね12は、環状のばね本体16に沿って環状に
伸びるビード加工センター26の両側即ち半径方向に隔
置した位置に環状に伸びるビード部17,18が形成さ
れている。係止部20は、図5に示すように、環状本体
即ちばね本体16に対して折り曲げられ、シールリング
10の外周面22に係合してシールリング10に固定す
る機能を有している。また、皿ばね12については、図
5に示すように、ばね本体16にはシールリング10に
当接して密封機能を有する環状のビード部18と出口管
3A,3Bの環状溝6の壁面21に当接して密封機能を
有する環状のビード部17とを有している。
【0028】従って、この管接続部の密封装置について
は、皿ばね12は、入口管5A,5Bの対向面11に常
にシールリング10を押し付けて接触面が密着され、接
続部からの流体の漏洩は発生せず、耐久性に富んだ密封
装置を提供できる。また、皿ばね12は、出口管3A,
3Bの環状溝6の壁面21に対してビード部17で環状
のシール部を形成すると共に、シールリング10の外面
に対してビード部18で環状のシール部を形成するの
で、環状溝6内を迂回して流体が漏洩することもない。
【0029】この管接続部の密封装置について、シール
リング10と皿ばね12との組み立ては、皿ばね12に
シールリング10を当接させて、4つの耳部である係止
部20をシールリング10の外周面22に接触するよう
に折り曲げ、更に、皿ばね12の係止部20の先端部1
9をシールリング10を抱き込むように折り曲げること
によって、皿ばね12とシールリング10とを固定でき
る。
【0030】従って、この管接続部の密封装置は、環状
溝6に皿ばね12とシールリング10との組立体を嵌入
して、出口管3A,3Bと入口管5A,5Bとをボルト
及びナットで緊締すると、皿ばね12及びシールリング
10は、環状溝6内で弾性的に圧縮され、皿ばね12と
出口管3A,3Bとの接触面、シールリング10と入口
管5A,5Bとの接触面、及び皿ばね12とシールリン
グ10との接触面は密着状態になり、良好なシール性能
を提供できる。特に、シールリング10におけるガスケ
ット材13の非耐熱性物質、結合材の有機質成分が高温
度(例えば、750℃以上の温度)で熱分解して飛散
し、ガスケット材13の体積が低減しても、皿ばね12
がばね力でシールリング10を入口管5A,5B側へ押
圧して接触面を密封するので、常に良好なシール面を提
供でき、シールリング10の耐久性を向上させることが
できる。或いは、使用温度が高温度のため、管体の対向
面9,11に歪みが発生したとしても、同様に、皿ばね
12のばね力が該面歪みを吸収即ち補完して、シールリ
ング10を対向面11に押し付けることができ両者間の
シール性を良好に維持することができる。
【0031】この管接続部の密封装置は、上記のよう
に、構成されているけれども、上記実施例に限定される
ことはなく、例えば、皿ばね12をセラミック材料から
製作することもできる。また、皿ばね12は、図示して
いないが、管体の環状溝6に複数枚重ね合わせて嵌入す
ることもできるのである。また、場合によっては、図7
に示すように、管体の一方だけでなく、対向する両管体
23,24に環状溝25,26を形成することも可能で
あり、これらの環状溝25,26に跨がってシールリン
グ10と皿ばね12を嵌入して密封装置を構成すること
もできる。
【0032】
【発明の効果】この発明による管接続部の密封装置は、
以上のように構成されているので、次のような効果を有
する。即ち、この管接続部の密封装置は、シールリング
を金属薄板から製作した環状の中空リングと該中空リン
グ内に充填した耐熱性物質を含むガスケット材とから製
作し、前記シールリングを一方の管体の対向面へばね力
で押し付ける皿ばねが他方の管体に少なくとも形成した
環状溝に嵌入しているので、前記シールリングが高温度
に晒されて体積が低減した場合でも、前記シールリング
の体積低減分を前記皿ばねのばね力でカバーすることが
でき、常に良好なシール面を維持できる。
【0033】また、この管接続部の密封装置において、
管体の使用温度が高温度のため、管体の対向面に歪みが
発生したとしても、前記皿ばねのばね力でカバーするこ
とができ、常に良好なシール面を維持できる。しかも、
管体の使用温度及び対向面の歪み量に応じて、前記皿ば
ねの枚数、或いは材質を適正に選定することによって、
常に良好なシール性を確保することができる。更に、こ
の発明は、シールリングと皿ばねとの組み合わせであ
り、構造が簡単であり、組み込みも容易であり、高温時
でのシール性を確保できると共に、安価な密封装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による管接続部の密封装置を組み込ん
だ排気マニホルドの一例を示す概略図である。
【図2】図1の線A−A側から見た側面図である。
【図3】図1の領域Bの部分の拡大断面図である。
【図4】この発明による管接続部の密封装置における皿
ばねの一実施例を示す平面図である。
【図5】図4の皿ばねを成形した状態を示す断面図であ
【図6】この発明による管接続部の密封装置における皿
ばねとシールリングとの一実施例を示す断面図である。
【図7】この発明による管接続部の密封装置の別の実施
例を示す断面図である。
【図8】従来の管接続部の密封装置の一例を示す断面図
である。
【図9】図8の管接続部の密封装置におけるフランジの
一例を示す斜視図である。
【図10】図8の管接続部の密封装置におけるシールリ
ングの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 排気マニホルド 3A,3B 出口管(管体) 5A,5B 入口管(管体) 6 環状溝 7,8 フランジ 9,11 対向面(面) 10 シールリング 12 皿ばね 13 ガスケット材 14 芯板 15 中空リング 16 ばね本体 17,18 ビード部 20 係止部 23,24 管体 25,26 環状溝
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 23/032

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する面を備え且つ互いに緊締
    される一対の管体、該管体の互いに対向する前記面に形
    成された環状溝、及び該環状溝に嵌入したシールリング
    を有する管接続部の密封装置において、前記シールリン
    グは金属薄板から製作した環状の中空リングと該中空リ
    ング内に充填した耐熱性物質を含むガスケット材とを有
    していること、及び前記シールリングを一方の前記管体
    の前記面へばね力で押し付ける皿ばねが前記環状溝に嵌
    入されていることを特徴とする管接続部の密封装置。
  2. 【請求項2】 前記皿ばねは前記シールリングに当接し
    て密封機能を有するビード部と前記管体の前記環状溝の
    壁面に当接して密封機能を有するビード部とを有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の管接続部の密封装
    置。
  3. 【請求項3】 前記皿ばねは前記シールリングの外周面
    に係合して前記シールリングに固定できる係止部を有し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の管接続部の密
    封装置。
  4. 【請求項4】 前記皿ばねは使用温度より高い温度で熱
    処理された金属材料から製作されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の管接続部の密封装置。
  5. 【請求項5】 前記皿ばねはセラミック材料から製作さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の管接続部の
    密封装置。
  6. 【請求項6】 前記皿ばねは前記管体の前記環状溝に複
    数枚重ね合わせて嵌入されていることを特徴とする請求
    項1に記載の管接続部の密封装置。
JP3271900A 1991-09-25 1991-09-25 管接続部の密封装置 Expired - Fee Related JP2912064B2 (ja)

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KR101294323B1 (ko) * 2011-05-27 2013-08-07 박홍기 링시일용 필러 및 이의 제조방법과 상기 필러를 갖는 링시일
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