JPH0587008U - 橋の床構造 - Google Patents
橋の床構造Info
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- JPH0587008U JPH0587008U JP2756292U JP2756292U JPH0587008U JP H0587008 U JPH0587008 U JP H0587008U JP 2756292 U JP2756292 U JP 2756292U JP 2756292 U JP2756292 U JP 2756292U JP H0587008 U JPH0587008 U JP H0587008U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 上面が平坦でかつ、内部に仕切壁等による補
強板部(8)が一体成形されたアルミニウム製中空押出
材による単位構成部材(4)が、複数本、並列して隣接
状態に配置され、かつ、隣り合う単位構成部材(4)…
同士が相互に連結されている。 【効果】 高い強度的信頼性を保持しつつ、製作が容易
で、かつ現地での工事量を大幅に削減しうる。
強板部(8)が一体成形されたアルミニウム製中空押出
材による単位構成部材(4)が、複数本、並列して隣接
状態に配置され、かつ、隣り合う単位構成部材(4)…
同士が相互に連結されている。 【効果】 高い強度的信頼性を保持しつつ、製作が容易
で、かつ現地での工事量を大幅に削減しうる。
Description
【0001】
この考案は、例えば、山間部等においてわたされた既設の道路橋に事後的に歩 道橋を付属形式に付設する場合などに採用される歩道橋などの橋の床構造に関す る。
【0002】
例えば山間部にわたされた既設の道路橋に、歩道確保のため、歩道橋を増設し ようとする場合、谷底が浅いような場合には、橋脚を設けて独立して歩道橋をわ たすことも行われうるが、特に橋脚が立てられないような谷底の深い山間部にお いては、歩道橋を既設の道路橋に付属した付設形式に設けるようにすることがあ る。
【0003】 従来、このような場合、アングル材、チャンネル材等の鋼材を用い、道路橋に 支持せしめる態様において、これらを、現地にて、溶接、鋲止め、ボルト締め等 により、トラス構造、ラーメン構造等の複雑な骨組み構造に組んで強度を確保し 、そして、この骨組み構造物に鉄板、コンクリート等を敷いて、上面に路面を形 成するという施工方法が採られていた。
【0004】 このように、アングル材、チャンネル材等の組合わせによる骨組み構造を採用 するのは、重量の大きい鋼材の使用量を少なくして軽量化を図りつつも十分な強 度を確保しようとする設計思想等に基づくものであるが、しかし、各鋼材は、本 来的に非常に重く、また、構造的理由からも、予め、鋼材を工場等において骨組 み構造に組み立て、それを現地に搬送して施工するという合理的手法の採用が実 際上極めて困難ないし不可能であり、そのため、現地に鋼材を搬送し、そして、 現地にてトラス構造等の複雑な骨組構造に組み立てるという、多くの手間とコス トのかかる施工方法を採らざるをえなかった。
【0005】 しかも、トラス等の骨組み構造を採る場合、上面を路面にするために、上記の ように、鉄板、コンクリート等を敷くという厄介で大掛かりな工事が必要となり 、現地での工事は更に多くの手間と困難を伴うものとなっていた。
【0006】 この考案は、上記のような従来の欠点を解消し、強度的信頼性が高く、かつ現 地での工事を容易なものにし、その工事量を大幅に削減することができる橋の床 構造を提供することを目的とする。
【0007】
上記目的において、この考案は、上面が平坦でかつ内部に仕切壁等による補強 板部が一体成形されたアルミニウム製中空押出材による複数本の単位構成部材が 、並列して隣接状態に配置され、かつ、隣り合う単位構成部材同士が互いに連結 されてなることを特徴とする橋の床構造を要旨とする。
【0008】
上記構成では、内部に仕切壁等による補強板部が一体成形された中空材が単位 構成部材として複数本並列して隣接状態に配置され、それらが相互に連結された 構造であることにより、橋の床構造として従来の骨組み構造と遜色のない高強度 構造が実現される。
【0009】 しかも、各単位構成部材は、押出材によるものであることにより、必要な高強 度を有する各種構造に、作業性等に優れた工場にて、容易に量産されうる。
【0010】 そして、上記のような高強度構造の各単位構成部材は、アルミニウム製であり 、かつ中空構造によるものであることにより、非常に軽量であり、そのため、単 位構成部材を工場から現地に容易に搬送しうる。あるいは、工場等で予め単位構 成部材同士を連結して形成したパネル等を現地に搬送する方法も採用可能となる 。従って、現地では、単位構成部材を単に配列して連結する等の作業を行えばよ く、あるいは、単位構成部材の組合わせにかかるパネル等を現地に設置するとい う作業を行えばよく、高強度の橋床構造物の現地施工が、容易な工事にて、しか も現地での工事量を少なくして、実現される。
【0011】 更に、単位構成部材の上面が平坦面に構成され、かつこれらが並列して隣接状 態に配置されたものとなされていることにより、単位構成部材を配列していくだ けで同時に上面に路面が形成される。
【0012】
次に、本考案の橋の床構造を、山間部等にかけわたされた自動車、鉄道等の車 両用の既設の道路橋に、これに付属した形式に事後的に付設される歩道橋の床構 造に適用した実施例を説明する。
【0013】 なお、本考案は、歩道橋という用途に限定されるものではない。また、既設の 橋に付属して付設される形式に限定されるものではなく、橋脚を用いた独立形式 の橋の床構造としても有効的に採用され得る。
【0014】 第1図において、(1)は自動車等の通行のための広幅の道路橋、即ち鉄橋で 、例えば、山間部にわたされたものである。そして、(2)は本考案にかかる歩 道橋である。
【0015】 この歩道橋(2)は、上記のように、道路橋(1)の側縁部にこれに付属した 形式に並列して付設されたものとなされている。
【0016】 即ち、この歩道橋(2)において、(3)は支持梁、(4)…は単位構成部材 である。これらの単位構成部材(4)…が複数本並列して隣接状態に配置され互 いに連結されることによって、橋床本体部ないしはこれを構成する橋床パネル( 19)に構成される。
【0017】 支持梁(3)は、前後一対のアルミニウム製のチャンネル材(3a)(3a)、一 般的には押出材によるものである。これらのチャンネル材(3a)(3a)は、中間 板部の背面同士が若干の間隔をおいて対向状態にされ、その状態において、一端 が、道路橋(1)の側部の支柱(1a)にリベット止めされた鋼製金具(5)に、 ボルトにて締結固定され、片持ち式に側方突出状態に取り付けられたものとなさ れている。
【0018】 単位構成部材(4)…は、所定長さのアルミニウム製押出材によるもので、互 いに同じ構造を有するものに押出成形されている。第2図に示されるように、こ の単位構成部材(4)…は、平坦な上板部(6)と、該上板部(6)と同巾で同 じく平坦な下板部(7)と、これら上下の板部(6)(7)を連接する中間連接 板部(8)とを一体に有した中空材に押出成形されたものとなされている。中間 連接板部(8)は補強板部を構成しており、上下板部(6)(7)間で複数列例 えば2列のX状補強構造を形成し、単位構成部材(4)を高強度にしている。ア ルミニウムとしては、強度面、押出成形面等において優れたA6063s、A6 N01、A6061等のA6000系合金が好適に使用される。
【0019】 各単位構成部材(4)…のサイズは、押出能力等に依存して決定されるが、一 般的には、横断面外接円直径を200〜400mmの範囲に設定したものに製作 される。例示的にその具体的寸法を挙示すれば、その幅は約300mm、高さは 約280mm、そして長さは6000mmである。
【0020】 この単位構成部材(4)の上板部(6)の一側縁部、第2図において左側の縁 部には、側方に面して開口する嵌合用凹縁部(9)が一体押出成形されると共に 、同上板部(6)の他側縁部、図面において右側の縁部には、嵌合用凹縁部(9 )内に適合状態に嵌合可能な側方突出状の嵌合用凸縁部(10)が一体押出成形さ れている。また、下板部(7)の一側縁部、図面において右側の縁部には、側方 に面して開口する嵌合用凹縁部(11)が一体押出成形されると共に、同下板部( 7)の他側縁部、図面において左側の縁部には、嵌合用凹縁部(11)内に適合状 態に嵌合可能な側方突出状の嵌合用凸縁部(12)が一体押出成形されており、こ のような構成により、複数本の単位構成部材(4)…を並列して隣接せしめた状 態で、互いに凹凸嵌合されるものとなされている。そして、各嵌合用凹凸縁部( 9)(10)(11)(12)の水平面部には、嵌合状態において、長さ方向に延びる ピン挿通孔(13)を協働して形成する半周状の細溝(14)(14)が同時押出成形 されている。
【0021】 これらの単位構成部材(4)…は、複数本、例えば8本並列して隣接状態に配 置され、隣り合う単位構成部材(4)…同士の嵌合用凹凸縁部(9)(10)、( 11)(12)同士が凹凸嵌合され、この嵌合状態において形成されるピン挿通孔( 13)に直径2mm程度の連結用ピン(15)ないしワイヤーが適合状態に圧入され ることにより、互いに連結され、床構造物本体ないし本体用パネル(19)に組み 立てられる。
【0022】 このように、ピン(15)による連結構造を採用することによって、連結作業を 能率的に行うことができる。しかも、ピン挿通孔(13)を形成するための細溝( 14)(14)も、単位構成部材(4)…が押出材であることにより、上記のように 、押出成形により一体成形することができて、細溝(14)(14)の形成も容易で ある。
【0023】 得られた床本体ないしはパネル(19)の上面は、各単位構成部材(4)…が同 じ構造を有し、かつ上面が平坦に成形されていることにより、全体的に平坦な路 面となる。即ち、上面を路面に形成する従来のような大掛かりな鉄板敷設工事等 を行わなくとも、単位構成部材(4)…を並べて連結するという極めて単純かつ 容易な作業により、上面を路面に形成しうる。なお、床幅は上記の場合約240 0mmとなる。
【0024】 現地では、工場で製作し現地に搬送した単位構成部材(4)…を、その端部又 は中間部を支持梁(3)上に支承せしめていき、そして互いに隣り合う部材(4 )…同士を連結していくという工事態様を採ってもよいし、あるいは、これらの 各単位構成部材(4)…はアルミニウム製であり、かつ中空材であることにより 非常に軽量であるため、工場にて単位構成部材(4)…同士を連結して現地にヘ リコプター等により搬送した床構造物本体ないしはそのパネル(19)を支持梁( 3)上に設置するという工事態様を採ってもよい。後者の場合には、製作面で有 利な工場での作業を多くして、現地での工事量をより一層大幅に削減することが できる。なお、床構造物本体ないしはパネル(19)はボルトにて支持梁(3)に 取り付けられる。
【0025】 なお、床構造物が現地に設置された後は、必要に応じて、上面に耐候性のシー トが敷かれるなどして路面仕上げがなされ、また落下防止用のガード等も適宜付 設される。
【0026】 上記床構造では、単位構成部材(4)…が、アルミニウム製で、しかも中空材 によるものであり、かつ補強板部(8)を内部に有するものであるから、軽量に して高強度を有し、そのため、この歩道橋(2)を上記のように道路橋(1)に 付属する付設形式において設けても、道路橋(1)に過大な力学的負担がかかる ことはなく、しかも歩道橋(2)自体もその自重等を余裕をもって支えることが でき、強度的信頼性の高い付属付設形式の歩道橋を建設することができる。
【0027】 第4図に示される床構造は、単位構成部材(4)として、内部が幅方向に間隔 的に配置された上下方向に延びる補強用仕切板部(8)により複数の室に仕切ら れた方形筒状のアルミニウム製多孔中空押出材が用いられたものである。また、 第5図に示される床構造は、単位構成部材(4)として、内部が対角線状に延び る傾斜状の補強板部(8)により2室に仕切られた方形筒状のアルミニウム製多 孔中空押出材が用いられたものである。更に、第6図に示される床構造は、単位 構成部材(4)として、内部が、X状の補強用仕切板部(8)により4室に仕切 られた方形筒状のアルミニウム製多孔中空押出材が用いられたものである。この ように押出材を使用したことにより、構造的に必要とされる十分な強度を有する 各種構成態様の単位構成部材(4)を有利に設計、製作することができる。
【0028】 なお、上記実施例では、単位構成部材(4)…同士の連結をピン(13)にて行 ったものとなされているが、溶接、ボルト結合、リベット結合等による各種連結 構造が採用されてもよい。
【0029】
上述の次第で、この考案の橋の床構造は、内部に仕切壁等による補強板部が一 体成形された中空材が単位構成部材として複数本並列して隣接状態に配置され、 隣り合う単位構成部材同士が相互に連結された構造であるから、従来のアングル 材等によるトラス、ラーメン等の骨組み構造と遜色のない高強度構造を実現する ことができる。
【0030】 しかも、各単位構成部材は押出材によるものであるから、これを必要な高強度 を実現しうる各種態様の構造に容易に設計、製作でき、アングル材等を用いた従 来の骨組み構造の場合に比べて、製作面、コスト面等において優れた有利性を発 揮しうる。
【0031】 そして、上記のような高強度構造の各単位構成部材は、アルミニウム製であり 、かつ中空構造であるから、非常に軽量である。そのため、単位構成部材を工場 から現地に容易に搬送しうるし、あるいは、工場等で予め単位構成部材同士を連 結してパネル等にした場合でもそれを現地に容易に搬送することができる。従っ て、現地では、高強度構造の単位構成部材を単に配列して連結する等の作業を行 えばよく、あるいは、単位構成部材の組合わせにかかる高強度構造パネル等を現 地に設置するという作業を行えばよく、アングル材等の鋼材によるトラス等の骨 組み構造を採用する場合に比べて、橋床構造物建設のための現地工事を容易なも のにすることができると共に、現地工事量の大幅な削減、工期短縮を図ることが できる。
【0032】 更に、単位構成部材の上面が平坦面に構成され、かつこれらが並列して隣接状 態に配置されたものとなされていることにより、単位構成部材を配列していくだ けで同時に上面に路面が形成され、従って、従来のように骨組み形成工事と路面 形成工事とをそれぞれ個別に行輪無ければならない従来の構造に比べ、現地での 工事をより一層容易なものにすることができ、かつ現地での工事量もより一層削 減することができる。
【図1】道路橋に敷設された本考案にかかる歩道橋を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】歩道橋の床構造本体の端面図である。
【図3】隣り合う単位構成部材同士の連結部の拡大端面
図である。
図である。
【図4】他の実施例にかかる橋の床構造の端面図であ
る。
る。
【図5】更に他の実施例にかかる橋の床構造の端面図で
ある。
ある。
【図6】更に他の実施例にかかる橋の床構造の端面図で
ある。
ある。
2…歩道橋 4…単位構成部材
Claims (1)
- 【請求項1】 上面が平坦でかつ内部に仕切壁等による
補強板部が一体成形されたアルミニウム製中空押出材に
よる複数本の単位構成部材が、並列して隣接状態に配置
され、かつ、隣り合う単位構成部材同士が互いに連結さ
れてなることを特徴とする橋の床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992027562U JP2582367Y2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 橋の床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992027562U JP2582367Y2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 橋の床構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587008U true JPH0587008U (ja) | 1993-11-22 |
| JP2582367Y2 JP2582367Y2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=12224481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992027562U Expired - Lifetime JP2582367Y2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 橋の床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582367Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013231305A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | 橋梁用点検通路 |
| JP2014205961A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 橋梁防護板及びその固定構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51101615U (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-14 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP1992027562U patent/JP2582367Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51101615U (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-14 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013231305A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | 橋梁用点検通路 |
| JP2014205961A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 橋梁防護板及びその固定構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2582367Y2 (ja) | 1998-09-30 |
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