JPH0587207B2 - - Google Patents
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- JPH0587207B2 JPH0587207B2 JP60005927A JP592785A JPH0587207B2 JP H0587207 B2 JPH0587207 B2 JP H0587207B2 JP 60005927 A JP60005927 A JP 60005927A JP 592785 A JP592785 A JP 592785A JP H0587207 B2 JPH0587207 B2 JP H0587207B2
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- oils
- weight
- fats
- fatty acid
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- Edible Oils And Fats (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は製菓あるいは製パンの際、使用する離
型油に関し、特にスプレー使用に適した離型油に
関する。 〔従来の技術〕 従来、製菓、製パンに使用されている離型油は
固型、液状、O/Wエマルジヨン型等があり、そ
のうちで離型効果が良いのは固型、液状、O/W
エマルジヨン型等があり、そのうちで離型効果が
良いのは固型、液状、O/Wエマルジヨン型の順
である。しかし高生産型の生産ラインは離型効果
の良い固型状の離型油はグリーサー等の高価な設
備を必要とするために使用しているメーカーは少
ない。 固型に比較して効果は少し低いが設備の安価、
および作業性の面よりスプレー方式にて対応出来
る液状、O/Wエマルジヨン型が多く使用されて
いる。 液状の離型油として種々検討はされているが、
通常の食用油を用いているために、十分な性能を
有していなかつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 離型油に必要な性能としては、菓子、パン類を
焙焼する際、天板や型への付着や、こげつきが無
く製品が容易に離型する性能がまず第一であり、
またスプレー用離型油においてはスプレーノズル
の詰まりなどがないこと、すなわち油脂の曇天が
低く低温でも流動性が良く固型物が析出しないこ
と、安定性が良好で使用時に発煙がなく高温でも
劣化しないこと、さらに製品の風味をそこなわな
いこと等である。 従来の離型油は、通常の液状食用油脂を用いて
おり、構成脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20〜
60%と多いので酸価安定性が悪く、高温のオーブ
ン内で酸化重合が起り、小麦粉や砂糖と一緒に混
つて天板表面に付着したり、また発煙や製品の風
味を損なう原因となり、十分な性能が得られなか
つた。また、不飽和脂肪酸含量の少ない硬化油を
用いると、曇天が上昇して流動性が低下してスプ
レー使用において難点が生じてくる。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者は前記の欠点を改良した離型油を得る
ために研究した結果、特定の性質を有するエステ
ル交換油に特定の分散剤を配合したものが、性能
が優れていることを見いだして本発明を完成し
た。 すなわち、本発明は下記の油脂100重量部にレ
シチン、グリセリン脂肪酸モノエステル、ソルビ
タン脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール
脂肪酸エステルから選ばれる1種または2種以上
の分散剤を0.1〜12重量部配合してなる離型油を
提供するものである。 〔油脂:食用油脂90〜96重量%と中鎖脂肪酸トリ
グリセリド4〜10重量%との混合油脂をエ
ステル交換して得た油脂であり、その発煙
点が230℃以上、曇点が−5℃以下、構成
脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20重量%
未満である。〕 本発明に用いる食用油脂は、たとえば大豆油、
ナタネ油、コーン油、綿実油、ヌカ油等の液状油
を、酸価安定性を向上するために常法により水素
添加して構成脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20
重量%未満にしたものである。 本発明に用いる中鎖脂肪酸トリグリセリド(以
下MCTという)は炭素数(以下Cという)8の
脂肪酸を主とし、C6およびC10の脂肪酸よりなる
中鎖脂肪酸のグリセリンエステルである。 本発明に用いる油脂は、上記食用油脂とMCT
とを所定量混合して常法によりエステル交換して
得た油脂であり、エステル交換することにより、
水素添加によつて上昇した曇点および粘度を低下
させることが出来る。またMCTを10重量%以下
配合しているため発煙点230℃以上に保ち発煙を
抑制すると共に酸化安定性が向上して天板表面に
コゲが付着することを防止する。 本発明に用いる分散剤は、離型油の表面張力を
低下させ、スプレー時に天板等の表面に被膜を良
好になじませる作用があり、また低温での固型分
の析出を防止する。分散剤の配合量は油脂100重
量部に対して0.1〜12重量部であり、0.1重量部未
満ではその効果がなく、12重量部を越えると油脂
との相溶性が悪くなるとともに風味も低下する。 〔発明の効果〕 本発明の離型油は、MCTを配合した特定のエ
ステル交換油に分散剤を適量配合することにより
離型性が特に優れ、天板をオーブン内より搬出し
た時に軽く拭き取るだけで固いコゲの付着を抑制
することが出来る。 また、すでに固くなつたコゲが付着している天
板においても本発明の離型油を使用することによ
り徐々に固いコゲが溶解し天板が清掃できる。さ
らに、低温での流動性が良好でスプレー使用に適
しており、製品の風味を損なうことがなく優れた
性能を有している。 〔実施例〕 実施例および比較例によつて本発明を説明す
る。 以下%は重量%、部は重量部を示す。 実施例 1〜8 第1表に示す配合に従つて、油脂を80℃に加熱
し分散剤を添加して均一になるまで混合して急冷
撹拌をし、離型油を製造後室温に放置した。 なお、性能試験は離型油を室温でハンドスプレ
ーを用いて天板上、又は焼型に散布し180℃のオ
ーブン中で20〜30分間ケーキを焼いて評価し、そ
の結果を第1表に示した。 比較例 1〜6 第1表に示す配合に従つて実施例と同様に離型
油を製造し、同様に性能試験を行ない、その結果
を第1表に示した。 第1表の結果から明らかなように本発明のもの
は離型性を含むすべての性能を満足しており、総
合的に比較例より優れていることがわかる。
型油に関し、特にスプレー使用に適した離型油に
関する。 〔従来の技術〕 従来、製菓、製パンに使用されている離型油は
固型、液状、O/Wエマルジヨン型等があり、そ
のうちで離型効果が良いのは固型、液状、O/W
エマルジヨン型等があり、そのうちで離型効果が
良いのは固型、液状、O/Wエマルジヨン型の順
である。しかし高生産型の生産ラインは離型効果
の良い固型状の離型油はグリーサー等の高価な設
備を必要とするために使用しているメーカーは少
ない。 固型に比較して効果は少し低いが設備の安価、
および作業性の面よりスプレー方式にて対応出来
る液状、O/Wエマルジヨン型が多く使用されて
いる。 液状の離型油として種々検討はされているが、
通常の食用油を用いているために、十分な性能を
有していなかつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 離型油に必要な性能としては、菓子、パン類を
焙焼する際、天板や型への付着や、こげつきが無
く製品が容易に離型する性能がまず第一であり、
またスプレー用離型油においてはスプレーノズル
の詰まりなどがないこと、すなわち油脂の曇天が
低く低温でも流動性が良く固型物が析出しないこ
と、安定性が良好で使用時に発煙がなく高温でも
劣化しないこと、さらに製品の風味をそこなわな
いこと等である。 従来の離型油は、通常の液状食用油脂を用いて
おり、構成脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20〜
60%と多いので酸価安定性が悪く、高温のオーブ
ン内で酸化重合が起り、小麦粉や砂糖と一緒に混
つて天板表面に付着したり、また発煙や製品の風
味を損なう原因となり、十分な性能が得られなか
つた。また、不飽和脂肪酸含量の少ない硬化油を
用いると、曇天が上昇して流動性が低下してスプ
レー使用において難点が生じてくる。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者は前記の欠点を改良した離型油を得る
ために研究した結果、特定の性質を有するエステ
ル交換油に特定の分散剤を配合したものが、性能
が優れていることを見いだして本発明を完成し
た。 すなわち、本発明は下記の油脂100重量部にレ
シチン、グリセリン脂肪酸モノエステル、ソルビ
タン脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール
脂肪酸エステルから選ばれる1種または2種以上
の分散剤を0.1〜12重量部配合してなる離型油を
提供するものである。 〔油脂:食用油脂90〜96重量%と中鎖脂肪酸トリ
グリセリド4〜10重量%との混合油脂をエ
ステル交換して得た油脂であり、その発煙
点が230℃以上、曇点が−5℃以下、構成
脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20重量%
未満である。〕 本発明に用いる食用油脂は、たとえば大豆油、
ナタネ油、コーン油、綿実油、ヌカ油等の液状油
を、酸価安定性を向上するために常法により水素
添加して構成脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20
重量%未満にしたものである。 本発明に用いる中鎖脂肪酸トリグリセリド(以
下MCTという)は炭素数(以下Cという)8の
脂肪酸を主とし、C6およびC10の脂肪酸よりなる
中鎖脂肪酸のグリセリンエステルである。 本発明に用いる油脂は、上記食用油脂とMCT
とを所定量混合して常法によりエステル交換して
得た油脂であり、エステル交換することにより、
水素添加によつて上昇した曇点および粘度を低下
させることが出来る。またMCTを10重量%以下
配合しているため発煙点230℃以上に保ち発煙を
抑制すると共に酸化安定性が向上して天板表面に
コゲが付着することを防止する。 本発明に用いる分散剤は、離型油の表面張力を
低下させ、スプレー時に天板等の表面に被膜を良
好になじませる作用があり、また低温での固型分
の析出を防止する。分散剤の配合量は油脂100重
量部に対して0.1〜12重量部であり、0.1重量部未
満ではその効果がなく、12重量部を越えると油脂
との相溶性が悪くなるとともに風味も低下する。 〔発明の効果〕 本発明の離型油は、MCTを配合した特定のエ
ステル交換油に分散剤を適量配合することにより
離型性が特に優れ、天板をオーブン内より搬出し
た時に軽く拭き取るだけで固いコゲの付着を抑制
することが出来る。 また、すでに固くなつたコゲが付着している天
板においても本発明の離型油を使用することによ
り徐々に固いコゲが溶解し天板が清掃できる。さ
らに、低温での流動性が良好でスプレー使用に適
しており、製品の風味を損なうことがなく優れた
性能を有している。 〔実施例〕 実施例および比較例によつて本発明を説明す
る。 以下%は重量%、部は重量部を示す。 実施例 1〜8 第1表に示す配合に従つて、油脂を80℃に加熱
し分散剤を添加して均一になるまで混合して急冷
撹拌をし、離型油を製造後室温に放置した。 なお、性能試験は離型油を室温でハンドスプレ
ーを用いて天板上、又は焼型に散布し180℃のオ
ーブン中で20〜30分間ケーキを焼いて評価し、そ
の結果を第1表に示した。 比較例 1〜6 第1表に示す配合に従つて実施例と同様に離型
油を製造し、同様に性能試験を行ない、その結果
を第1表に示した。 第1表の結果から明らかなように本発明のもの
は離型性を含むすべての性能を満足しており、総
合的に比較例より優れていることがわかる。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の油脂100重量部にレシチン、グリセリ
ン脂肪酸モノエステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ルおよびプロピレングリコール脂肪酸エステルか
ら選ばれる1種または2種以上の分散剤を0.1〜
12重量部配合してなる離型油。 〔油脂:食用油脂90〜96重量%と中鎖脂肪酸トリ
グリセリド4〜10重量%との混合油脂をエ
ステル交換して得た油脂であり、その発煙
点が230℃以上、曇点が−5℃以下、構成
脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20重量%
未満である。〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60005927A JPS61166359A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 離型油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60005927A JPS61166359A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 離型油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61166359A JPS61166359A (ja) | 1986-07-28 |
| JPH0587207B2 true JPH0587207B2 (ja) | 1993-12-15 |
Family
ID=11624522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60005927A Granted JPS61166359A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 離型油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61166359A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5812709B2 (ja) * | 2011-06-16 | 2015-11-17 | 日清オイリオグループ株式会社 | ほぐれ性改善用油脂組成物、ほぐれ性改善用油脂組成物を利用した非焼成食品、および非焼成食品の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5814177B2 (ja) * | 1977-05-25 | 1983-03-17 | 大阪エヤゾ−ル工業株式会社 | 調理器具用エアゾ−ル型エマルジヨン組成物 |
| JPS56144052A (en) * | 1980-04-14 | 1981-11-10 | Nisshin Oil Mills Ltd:The | Preparation of spray oil contained in pressure container |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP60005927A patent/JPS61166359A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61166359A (ja) | 1986-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |