JPH0587264B2 - - Google Patents
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- JPH0587264B2 JPH0587264B2 JP62313047A JP31304787A JPH0587264B2 JP H0587264 B2 JPH0587264 B2 JP H0587264B2 JP 62313047 A JP62313047 A JP 62313047A JP 31304787 A JP31304787 A JP 31304787A JP H0587264 B2 JPH0587264 B2 JP H0587264B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection port
- mixed injection
- tube
- stopper
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、輸液投与の際、輸液ラインに薬液を
一時的に混注する場合若しくは長時間混注する場
合に用いられる液体混注器具に関する。 〔従来の技術〕 従来、輸液投与途中での一時的混注、若しくは
長時間混注は、簡便な方法として、輸液ラインの
静脈穿刺側で混注可能ゴム管をセツトし、この混
注可能ゴム管に混注針を刺通して行つていた。 又、輸液投与の際、混注可能ゴム管を使用する
簡便な方法では対応しづらい場合は、上流側に混
注口を下流側に流出口を夫々有する管体に枝管を
設けてなるト字管と、該ト字管の混注口に着脱自
在に嵌着すると共に刺通針にて刺通可能な混注口
栓とから成る液体混注器具、あるいは、この液体
混注器具から混注口栓が脱落するのを防止するた
めに栓保持用キヤツプが溶剤接着された液体混注
器具が使用されていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上述の混注可能ゴム管では、こ
れの刺通部を混注針で刺通する時に、刺通部ばか
りか他の部位まで刺通してしまい不具合が生じ
る。又、長時間混注の場合は、種々の原因により
混注針が抜け混注輸液が漏れたり、混注可能ゴム
管とラインチユーブとの嵌合部から液漏れした
り、混注可能ゴム管がラインチユーブから外れた
りする。 又、混注可能ゴム管の種々の不具合を解消した
液体混注器具であつても、混注口側の管体の内径
が小さいため、使用前のプライミング時混注口側
の空気の除去が不充分となり、残つた空気が輸液
ラインから静脈針を通り患者の血管内へ入り、重
大な事故が生ずる虞がある。更に、混注口栓の脱
落を防止する栓保持用キヤツプのないものでは、
輸液ラインの圧力変動などにより、混注口栓が管
体の混注口から外れ輸液が流出してしまう。栓保
持用キヤツプがあるものであつても、管体の混注
口近傍にこの栓保持用キヤツプを溶剤接着してい
るため、この溶剤が輸液ライン中に入り、輸液時
患者の血液内へ入る虞があつた。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、プ
ライミング時空気が混注口側の管体に残存せず、
且つ、使用時に混注液の液漏れ及び混注口栓の脱
落を溶剤接着することなく、完全に防止すること
が可能な液体混注器具を提供することを目的とす
る。 〔問題を解決するための手段〕 上記問題点を解決するため、本発明の液体混注
器具は、上流側に混注口を下流側に流出口を夫々
有する管体の途中に枝管を設けてなるト字管と、
該ト字管の混注口に設けられると共に刺通針にて
刺通可能な混注口栓とから成る液体混注器具にお
いて、前記混注口側の管体の内径を4mm以上とし
かつ前記枝管の内径の2倍以上としたものであ
る。 〔作 用〕 上記構成によれば、プライミングは、ト字管の
枝管を傾斜させ、枝管から輸液剤を注入て行う
が、混注口側の管体の内径が4mm以上かつ枝管の
内径の2倍以上であるため、枝管から流入した輸
液剤は自重で混注口側の管体に流れ落ち、空気を
押しのけ混注口側を満たす。又、栓保持用キヤツ
プを設けた場合は、混注口栓を保持して混注口側
の管体の外周面に設けられた係止部に、栓保持用
キヤツプのストツパ部を係止するから、混注口か
ら混注口栓が脱落することはない。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。 第1図は、本発明の液体混注器具の断面図であ
る。同図において、1は液体混注器具を示し、該
液体混注器具1は、上流側に混注口2を下流側に
流出口3を夫々有する管体4と該管体4に枝管5
を設けてなるト字管Aと、該ト字管Aの混注口2
に着脱自在に嵌着すると共に刺通針にて刺通可能
なゴム栓(混注口栓)6と、該ゴム栓6を保持す
ると共に混注口2からの脱落を防止するゴム栓保
持用キヤツプ(栓保持用キヤツプ)7とから構成
されている。 前記ト字管Aは、ポリカーボネイトなどの合成
樹脂にて構成され、ト字管Aの前記管体4が、前
記混注口2から流出口3に向つて、順次大径部4
a、レジユーサ部4b、小径部4cが同心状に形
成されてなる。尚、管体4の断面は、通常真円と
されるが、これに拘束されることなく、例えば楕
円、角形であつても良い。そして、この管体4の
大径部4aには前記枝管5が設けられ、この大径
部4aの内径は少なくとも4mm以上かつ枝管5の
内径の2倍以上(管体4の大径部4aの内径/枝
管5の内径≧2)に設定されるが、好ましくは大
径部4aの内径は5mm以上ある方が良い。すなわ
ち、大径部4aの内径を少なくとも4mm以上かつ
枝管5の内径の2倍以上としたのは、枝管5から
のプライミング時、大径部4aにおける枝管5の
開口5aと前記混注口2に嵌合されたゴム栓6と
の間の空間Sに空気が貯らないようにするためで
ある。 前記ゴム栓6は、イソプレンゴムなどの天然ゴ
ムによつて構成されている。管体4の混注口2か
ら液漏れがないようにするため、ゴム栓6には、
混注口2側の大径部4aの端部を嵌めることが出
来るように、円形状の溝6aが刻まれている。
又、ゴム栓6には、これを刺通針にて刺通し易く
するため、球状の凹部6bが設けられている。こ
のように形成されたゴム栓6は、管体4の混注口
2側の大径部4aに嵌着されている。 前記ゴム栓保持用キヤツプ7は、コツプ状をな
し、ポリプロピレン等の合成樹脂により構成され
ている。ゴム栓保持用キヤツプ7の頂部7aに
は、刺通針がゴム栓6を刺通出来るように、前記
管体4の大径部4aの内径と略同径の孔7bが穿
けられている。又、ゴム栓保持用キヤツプ7の縁
部7cには内方に突出したストツパ部8が設けら
れている。このストツパ部8は、管体4の大径部
4aの外周面に設けられた環状の突起部(係止
部)9に係止するから、ゴム栓保持用キヤツプ7
は、ゴム栓6が管体4の混注口2に強固に嵌着さ
れた状態でゴム栓6を保持することになる。従つ
て、この係止状態が外れない限り、若しくは、想
像を絶する外力がかからない限り、ゴム栓6が管
体4の混注口2から外れることはない。 尚、第2図に示すように、ストツパ部8及び突
起部9に傾斜面8a,9aが夫々あるのは、ゴム
栓保持用キヤツプ7を管体4に係止する際(矢線
B方向に力を加える際)、ゴム栓保持用キヤツプ
7の縁部7cが外方に広がつて、管体4に係止し
易くするためである。 次に、上記構成になる液体混注器具の作用につ
いて述べる。 まず、使用前に液体混注器具1のプライミング
を行う。このプライミングは、ト字管Aの枝管5
を下方に向け、ト字管Aの流出口3を上側に混注
口2を下側になるようにト字管Aを傾斜させる。
次に、枝管5から生理食塩水をゆるやかに注入す
る。枝管5に注入された生理食塩水は、第3図a
に示すように開口5aで滴を作り、この滴は次第
に大きくなり、開口5aから自重で流れ落ちる。
そして、生理食塩水は、管体4の混注口2側の内
径が4mm以上かつ枝管5の内径の2倍以上、好ま
しくはその径は5mm以上と充分に大きいと、第3
図bに示すように、下側の混注口2側の空間Sに
流れ落ち、空気を押しのけ混注口2側を満たした
のち、第3図cに示すように、上側の流出口3か
ら流出する。このようにして、プライミングは終
了する。この際、管体4の混注口2側の内径が4
mmより小さくかつ枝管5の内径の2倍未満である
と、表面張力により生理食塩水は、混注口2側の
空間Sに空気を押しのけることなく、上側の流出
口3から流出する。このため、管体4の混注口2
側に空気が残留することになる。 プライミング操作の終了後、生理食塩水を必要
とする薬液に切換え、薬液投与を行う。この際、
必要に応じて第4図に示すように、他の薬液を混
注するため刺通針10にてゴム栓6を刺通して、
他の薬液を混注口2から混注する。そして、混注
された薬液は、チユーブ11、穿刺針12を介し
て患者Mの血管に入り薬液投与が行われる。 又、他の薬液による混注終了後、更に別の薬液
を混注する場合、他の薬液の刺通針10をゴム栓
6から引き抜き、別の薬液の刺通針13をゴム栓
6に刺通して別の薬液を混注口2から混注する。
この操作中、ゴム栓6がゴム栓保持用キヤツプ7
にて保持され、ゴム栓保持用キヤツプ7のストツ
パ部8が管体4の突起部9に係止しているから、
刺通針10,13を刺通したり引き抜く時、若し
くは、輸液時の内圧によつてゴム栓6が混注口2
から外れることがない。すなわち、ゴム栓保持用
キヤツプ7が管体4に係止状態にある時、強制的
にゴム栓保持用キヤツプ7が管体4から外す時の
引き抜き強度は10Kgである。これに対して、一般
的な刺通針を引き抜く時は、0.3Kgであり、又、
輸液時に一番圧力が高い場合とされる急速輸液時
の最大圧力は1Kgである。従つて、ゴム栓6が混
注口2からゆるんだり外れることは無い。 次に、液体混注器具1におけるト字管Aのプラ
イミングを行い、ト字管A内の空気の抜け具合に
ついて実測した。 測定条件は以下の通り、枝管の内径は2mm、液
体は生理食塩水、液量及び圧力は、0.2/min
×0.1Kg/cm2、サンプルにおける混注口2側の管
体4の内径(mm)は、2.5、3.0、3.5、4.0、5.0、
各サンプルにつき20回目視観察を行う。以下、結
果を表−1に示す。
一時的に混注する場合若しくは長時間混注する場
合に用いられる液体混注器具に関する。 〔従来の技術〕 従来、輸液投与途中での一時的混注、若しくは
長時間混注は、簡便な方法として、輸液ラインの
静脈穿刺側で混注可能ゴム管をセツトし、この混
注可能ゴム管に混注針を刺通して行つていた。 又、輸液投与の際、混注可能ゴム管を使用する
簡便な方法では対応しづらい場合は、上流側に混
注口を下流側に流出口を夫々有する管体に枝管を
設けてなるト字管と、該ト字管の混注口に着脱自
在に嵌着すると共に刺通針にて刺通可能な混注口
栓とから成る液体混注器具、あるいは、この液体
混注器具から混注口栓が脱落するのを防止するた
めに栓保持用キヤツプが溶剤接着された液体混注
器具が使用されていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上述の混注可能ゴム管では、こ
れの刺通部を混注針で刺通する時に、刺通部ばか
りか他の部位まで刺通してしまい不具合が生じ
る。又、長時間混注の場合は、種々の原因により
混注針が抜け混注輸液が漏れたり、混注可能ゴム
管とラインチユーブとの嵌合部から液漏れした
り、混注可能ゴム管がラインチユーブから外れた
りする。 又、混注可能ゴム管の種々の不具合を解消した
液体混注器具であつても、混注口側の管体の内径
が小さいため、使用前のプライミング時混注口側
の空気の除去が不充分となり、残つた空気が輸液
ラインから静脈針を通り患者の血管内へ入り、重
大な事故が生ずる虞がある。更に、混注口栓の脱
落を防止する栓保持用キヤツプのないものでは、
輸液ラインの圧力変動などにより、混注口栓が管
体の混注口から外れ輸液が流出してしまう。栓保
持用キヤツプがあるものであつても、管体の混注
口近傍にこの栓保持用キヤツプを溶剤接着してい
るため、この溶剤が輸液ライン中に入り、輸液時
患者の血液内へ入る虞があつた。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、プ
ライミング時空気が混注口側の管体に残存せず、
且つ、使用時に混注液の液漏れ及び混注口栓の脱
落を溶剤接着することなく、完全に防止すること
が可能な液体混注器具を提供することを目的とす
る。 〔問題を解決するための手段〕 上記問題点を解決するため、本発明の液体混注
器具は、上流側に混注口を下流側に流出口を夫々
有する管体の途中に枝管を設けてなるト字管と、
該ト字管の混注口に設けられると共に刺通針にて
刺通可能な混注口栓とから成る液体混注器具にお
いて、前記混注口側の管体の内径を4mm以上とし
かつ前記枝管の内径の2倍以上としたものであ
る。 〔作 用〕 上記構成によれば、プライミングは、ト字管の
枝管を傾斜させ、枝管から輸液剤を注入て行う
が、混注口側の管体の内径が4mm以上かつ枝管の
内径の2倍以上であるため、枝管から流入した輸
液剤は自重で混注口側の管体に流れ落ち、空気を
押しのけ混注口側を満たす。又、栓保持用キヤツ
プを設けた場合は、混注口栓を保持して混注口側
の管体の外周面に設けられた係止部に、栓保持用
キヤツプのストツパ部を係止するから、混注口か
ら混注口栓が脱落することはない。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。 第1図は、本発明の液体混注器具の断面図であ
る。同図において、1は液体混注器具を示し、該
液体混注器具1は、上流側に混注口2を下流側に
流出口3を夫々有する管体4と該管体4に枝管5
を設けてなるト字管Aと、該ト字管Aの混注口2
に着脱自在に嵌着すると共に刺通針にて刺通可能
なゴム栓(混注口栓)6と、該ゴム栓6を保持す
ると共に混注口2からの脱落を防止するゴム栓保
持用キヤツプ(栓保持用キヤツプ)7とから構成
されている。 前記ト字管Aは、ポリカーボネイトなどの合成
樹脂にて構成され、ト字管Aの前記管体4が、前
記混注口2から流出口3に向つて、順次大径部4
a、レジユーサ部4b、小径部4cが同心状に形
成されてなる。尚、管体4の断面は、通常真円と
されるが、これに拘束されることなく、例えば楕
円、角形であつても良い。そして、この管体4の
大径部4aには前記枝管5が設けられ、この大径
部4aの内径は少なくとも4mm以上かつ枝管5の
内径の2倍以上(管体4の大径部4aの内径/枝
管5の内径≧2)に設定されるが、好ましくは大
径部4aの内径は5mm以上ある方が良い。すなわ
ち、大径部4aの内径を少なくとも4mm以上かつ
枝管5の内径の2倍以上としたのは、枝管5から
のプライミング時、大径部4aにおける枝管5の
開口5aと前記混注口2に嵌合されたゴム栓6と
の間の空間Sに空気が貯らないようにするためで
ある。 前記ゴム栓6は、イソプレンゴムなどの天然ゴ
ムによつて構成されている。管体4の混注口2か
ら液漏れがないようにするため、ゴム栓6には、
混注口2側の大径部4aの端部を嵌めることが出
来るように、円形状の溝6aが刻まれている。
又、ゴム栓6には、これを刺通針にて刺通し易く
するため、球状の凹部6bが設けられている。こ
のように形成されたゴム栓6は、管体4の混注口
2側の大径部4aに嵌着されている。 前記ゴム栓保持用キヤツプ7は、コツプ状をな
し、ポリプロピレン等の合成樹脂により構成され
ている。ゴム栓保持用キヤツプ7の頂部7aに
は、刺通針がゴム栓6を刺通出来るように、前記
管体4の大径部4aの内径と略同径の孔7bが穿
けられている。又、ゴム栓保持用キヤツプ7の縁
部7cには内方に突出したストツパ部8が設けら
れている。このストツパ部8は、管体4の大径部
4aの外周面に設けられた環状の突起部(係止
部)9に係止するから、ゴム栓保持用キヤツプ7
は、ゴム栓6が管体4の混注口2に強固に嵌着さ
れた状態でゴム栓6を保持することになる。従つ
て、この係止状態が外れない限り、若しくは、想
像を絶する外力がかからない限り、ゴム栓6が管
体4の混注口2から外れることはない。 尚、第2図に示すように、ストツパ部8及び突
起部9に傾斜面8a,9aが夫々あるのは、ゴム
栓保持用キヤツプ7を管体4に係止する際(矢線
B方向に力を加える際)、ゴム栓保持用キヤツプ
7の縁部7cが外方に広がつて、管体4に係止し
易くするためである。 次に、上記構成になる液体混注器具の作用につ
いて述べる。 まず、使用前に液体混注器具1のプライミング
を行う。このプライミングは、ト字管Aの枝管5
を下方に向け、ト字管Aの流出口3を上側に混注
口2を下側になるようにト字管Aを傾斜させる。
次に、枝管5から生理食塩水をゆるやかに注入す
る。枝管5に注入された生理食塩水は、第3図a
に示すように開口5aで滴を作り、この滴は次第
に大きくなり、開口5aから自重で流れ落ちる。
そして、生理食塩水は、管体4の混注口2側の内
径が4mm以上かつ枝管5の内径の2倍以上、好ま
しくはその径は5mm以上と充分に大きいと、第3
図bに示すように、下側の混注口2側の空間Sに
流れ落ち、空気を押しのけ混注口2側を満たした
のち、第3図cに示すように、上側の流出口3か
ら流出する。このようにして、プライミングは終
了する。この際、管体4の混注口2側の内径が4
mmより小さくかつ枝管5の内径の2倍未満である
と、表面張力により生理食塩水は、混注口2側の
空間Sに空気を押しのけることなく、上側の流出
口3から流出する。このため、管体4の混注口2
側に空気が残留することになる。 プライミング操作の終了後、生理食塩水を必要
とする薬液に切換え、薬液投与を行う。この際、
必要に応じて第4図に示すように、他の薬液を混
注するため刺通針10にてゴム栓6を刺通して、
他の薬液を混注口2から混注する。そして、混注
された薬液は、チユーブ11、穿刺針12を介し
て患者Mの血管に入り薬液投与が行われる。 又、他の薬液による混注終了後、更に別の薬液
を混注する場合、他の薬液の刺通針10をゴム栓
6から引き抜き、別の薬液の刺通針13をゴム栓
6に刺通して別の薬液を混注口2から混注する。
この操作中、ゴム栓6がゴム栓保持用キヤツプ7
にて保持され、ゴム栓保持用キヤツプ7のストツ
パ部8が管体4の突起部9に係止しているから、
刺通針10,13を刺通したり引き抜く時、若し
くは、輸液時の内圧によつてゴム栓6が混注口2
から外れることがない。すなわち、ゴム栓保持用
キヤツプ7が管体4に係止状態にある時、強制的
にゴム栓保持用キヤツプ7が管体4から外す時の
引き抜き強度は10Kgである。これに対して、一般
的な刺通針を引き抜く時は、0.3Kgであり、又、
輸液時に一番圧力が高い場合とされる急速輸液時
の最大圧力は1Kgである。従つて、ゴム栓6が混
注口2からゆるんだり外れることは無い。 次に、液体混注器具1におけるト字管Aのプラ
イミングを行い、ト字管A内の空気の抜け具合に
ついて実測した。 測定条件は以下の通り、枝管の内径は2mm、液
体は生理食塩水、液量及び圧力は、0.2/min
×0.1Kg/cm2、サンプルにおける混注口2側の管
体4の内径(mm)は、2.5、3.0、3.5、4.0、5.0、
各サンプルにつき20回目視観察を行う。以下、結
果を表−1に示す。
以上詳述したように、本発明の液体混注器具
は、混注口側の管体の内径を4mm以上かつ枝管の
内径の2倍以上としたので、プライミング時に枝
管から流入した薬液は自重で混注口側の管体に流
れ落ち、空気を押しのけ混注口側を満たすから、
ト字管内の空気は完全に抜け、薬液投与中、患者
に空気が入る虞が全くない。 又、混注口に、混注口栓の脱落を防止する栓保
持用キヤツプを設けた場合には、混注口栓を保持
して、混注口側の管体の外周面に設けられた係止
部に栓保持用キヤツプのストツパ部を係止するか
ら、混注口から混注口栓がゆるんで液漏れした
り、混注口栓が脱落したりすることを完全に防止
することが出来、且つ、溶剤接着することがない
から溶剤が混注液中に混入することがない等の効
果がある。
は、混注口側の管体の内径を4mm以上かつ枝管の
内径の2倍以上としたので、プライミング時に枝
管から流入した薬液は自重で混注口側の管体に流
れ落ち、空気を押しのけ混注口側を満たすから、
ト字管内の空気は完全に抜け、薬液投与中、患者
に空気が入る虞が全くない。 又、混注口に、混注口栓の脱落を防止する栓保
持用キヤツプを設けた場合には、混注口栓を保持
して、混注口側の管体の外周面に設けられた係止
部に栓保持用キヤツプのストツパ部を係止するか
ら、混注口から混注口栓がゆるんで液漏れした
り、混注口栓が脱落したりすることを完全に防止
することが出来、且つ、溶剤接着することがない
から溶剤が混注液中に混入することがない等の効
果がある。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明
の液体混注器具の断面図、第2図は第1図のC部
の拡大断面図、第3図は液体混注器具のプライミ
ングの説明図、第4図は液体混注器具を利用した
輸液投与の説明図である。 1……液体混注器具、2……混注口、3……流
出口、4……管体、5……枝管、6……ゴム栓
(混注口栓)、6……ゴム栓(混注口栓)、7……
ゴム栓保持用キヤツプ(栓保持用キヤツプ)、8
……ストツパ部、9……突起部(係止部)、10
……刺通針、A……ト字管。
の液体混注器具の断面図、第2図は第1図のC部
の拡大断面図、第3図は液体混注器具のプライミ
ングの説明図、第4図は液体混注器具を利用した
輸液投与の説明図である。 1……液体混注器具、2……混注口、3……流
出口、4……管体、5……枝管、6……ゴム栓
(混注口栓)、6……ゴム栓(混注口栓)、7……
ゴム栓保持用キヤツプ(栓保持用キヤツプ)、8
……ストツパ部、9……突起部(係止部)、10
……刺通針、A……ト字管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上流側に混注口を下流側に流出口を夫々有す
る管体の途中に枝管を設けてなる硬質樹脂よりな
るト字管と、前記ト字管の混注口に設けられると
共に刺通針にて刺通可能な混注口栓とから成る液
体混注器具において、前記混注口側の管体の内径
を4mm以上10mm以下としかつ前記枝管の内径の2
倍以上としたことを特徴とする液体混注器具。 2 前記混注口に、前記混注口栓の脱落を防止す
る栓保持用キヤツプを設けた特許請求の範囲第1
項記載の液体混注器具。 3 前記栓保持用キヤツプは、ストツパ部を有
し、前記ストツパ部を、前記混注口側の管体の外
周面に設けた係止部に係止することにより前記混
注口栓を保持する特許請求の範囲第2項記載の液
体混注器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62313047A JPH01151463A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 液体混注器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62313047A JPH01151463A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 液体混注器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01151463A JPH01151463A (ja) | 1989-06-14 |
| JPH0587264B2 true JPH0587264B2 (ja) | 1993-12-16 |
Family
ID=18036564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62313047A Granted JPH01151463A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 液体混注器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01151463A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0311265A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-18 | Chubu Electric Power Co Inc | 潜熱蓄熱装置 |
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Family Cites Families (2)
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| JPS62201160A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-04 | 日本ゼオン株式会社 | 注入管 |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP62313047A patent/JPH01151463A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01151463A (ja) | 1989-06-14 |
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