JPH0587298B2 - - Google Patents
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- JPH0587298B2 JPH0587298B2 JP62208404A JP20840487A JPH0587298B2 JP H0587298 B2 JPH0587298 B2 JP H0587298B2 JP 62208404 A JP62208404 A JP 62208404A JP 20840487 A JP20840487 A JP 20840487A JP H0587298 B2 JPH0587298 B2 JP H0587298B2
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- B01J35/60—Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties characterised by their surface properties or porosity
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11C—FATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
- C11C3/00—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom
- C11C3/12—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by hydrogenation
- C11C3/123—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by hydrogenation using catalysts based principally on nickel or derivates
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- C11C—FATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
- C11C3/00—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom
- C11C3/12—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by hydrogenation
- C11C3/126—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by hydrogenation using catalysts based principally on other metals or derivates
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明は、活性金属がニツケルである金属/ア
ルミナ触媒、触媒の製造方法およびこのような触
媒を用いる不飽和化合物、特に脂肪族化合物の水
素化方法に関する。 このような金属/アルミナ触媒は、当業界にお
いて知られ、しかもこれらの触媒は種々の方法に
よつて製造できる。 主なものとして、以下の2つの方法がある。 1 既存の(ある場合は予備付形された)アルミ
ナ材料を金属塩溶液で含浸し、次いで乾燥、か
焼および還元する方法。 このような方法の1例は欧州特許公開公報第
92878号(ユニリーバ)である。 2 ヒドロキシ炭酸金属塩およびアルミナ水和物
またはヒドロオキシ炭酸金属アルミニウム塩の
溶液から、アルカリ沈殿剤を用いて沈殿させる
方法。米国特許第4307248号細書(Barnett)
に記載のように、活性金属およびアルミニウム
の共沈が行われることが多く、またある場合
は、例えば欧州特許公開公報第168091号(ユニ
リーバ)におけるように逐次沈殿が開示されて
いる。 続いて、沈殿をろ過、洗浄、乾燥し、任意にか
焼および活性化(還元)する。 触媒の物性および触媒特性は、製造経路および
乾燥、か焼および活性化によつて決まる。 もち論、多孔度、BET表面積、活性金属への
還元度、金属の分散度などの物理定数と触媒の選
択性、活性、寿命などの触媒性能の間にはある関
係がある。 有機材料、特に不飽和トリグリセリドのような
脂肪化合物の水素化に用いられる触媒には、選択
性は非常に重要である。何故ならば全飽和トリグ
リセリドの形成は可食性エマルジヨン、例えばマ
ーガリンおよび低脂肪スプレツドのような製品に
結晶形成(「ザラツキ」)を起こすことがあるの
で、この全飽和トリグリセリドの形成は望ましく
ないと認められているからである。触媒の選択性
は、ここでヨウ素価(I.V.)90まで水素化された
大豆油中の30℃における固体脂肪百分率として表
され、これは下記において、より十分に説明され
る。 本発明は、12乃至1.5、好ましくは10乃至3、
の活性ニツケルのアルミニウムに対する原子比、
60乃至150m2/gニツケルの活性金属表面積を有
するニツケル/アルミナ触媒であつて、その選択
率(下記の条件下にI.V.130の標準大豆油を1.
V.90まで水素化した後に得られた30℃における
固相の百分率)が2%未満である触媒を提供す
る。 好ましい実施態様においては、触媒の選択率は
1%未満でさえある。 また、本発明による触媒は、通常BET全表面
積90m2/g〜450m2/gおよび平均細孔半径2ナ
ノメートル〜20ナノメートル、好ましくは4ナノ
メートル〜15ナノメートルを有する。 本発明は、さらにアルミナおよび原子番号(Z)28
を有する活性金属(M)、即ち、ニツケルを含む水素
化触媒の適当な製造方法であつて、アンモニア性
金属イオン溶液をアルミニウム化合物の水溶液と
組み合わすこと、アンモニアはアンモニア性金属
イオン溶液を沸点および沸点の近傍に20分〜180
分保つことによつて除き、それによつて、とりわ
けM6Al2(OH)16CO3・4H2Oを沈殿させることを
特徴とする方法を提供する。この沈殿を集め、乾
燥し、次いで水素還元する。 適当なアルミニウム化合物は、アルミン酸アル
カリおよび他のアルミニウム塩である。アンモニ
ア性金属溶液製造用の適当な金属(M)化合物は、例
えば炭酸塩などである。 本発明は、活性金属がニツケルである水素化触
媒の製造方法を提供する。 触媒を製造する場合、アルミニウムイオンの早
期沈殿を避けるためにアンモニア性金属イオン溶
液およびアルミニウム塩溶液を10乃至85℃の温度
で一緒にするのが好ましい。 最適の結果を得るためには、アルミニウム塩溶
液をアンモニア性金属イオン溶液に加え、これら
の溶液の温度が15℃〜50℃であるのが推奨され
る。通常、この結果、沸騰によつてアンモニアが
除かれ、しかも主として(原子比M/Alにより)
M6Al2(OH)16CO3・4H2Oを含有する沈殿が形成
される2成分の一緒にした溶液が得られる。ま
た、ヒドロオキシ炭酸金属(M)塩は、特に高い原子
比M/Alにおいて沈殿できる。 沈殿は、種々の条件下に行うことができる。す
なわち、懸濁液の沈殿温度は、一般に60℃〜100
℃、好ましくは75℃〜100℃である。沈殿の間に、
懸濁液は一般に、PH値11.5〜9.5を有する。アン
モニア錯体は徐々に分解し、しかもアンモニアが
除かれるので、PH値は加熱の間に低下する。加熱
によるこの沈殿には、通常15分〜24時間、好まし
くは1時間〜8時間を要する。 さらに、沈殿は、最終沈殿が活性金属(M)30重量
%〜60重量%、好ましくは35重量%〜50重量%を
含有するような濃度で起こることが多い。 触媒の〔特に硫黄および(または)炭素によ
る〕耐被毒性を増大させるために、触媒に、しば
しば活性化を容易にする(より低活性化温度)促
進剤として少量の他金属(化合物)を混入するこ
とが有利なことが多い。適当な促進剤は、特にモ
リブデン、ランタン、バリウム、カルシウム、
銅、(ニツケルに対して)、カリウム元素およびそ
れらの化合物を含有する。この促進剤は、それが
沈殿する出発溶液に混入できるが、促進剤は、ま
た噴霧または含浸によつて触媒に混入することも
できる。一般に、促進剤は0.2%〜14%(全触媒
当たり)の範囲の量で存在する。 触媒前駆物質の沈殿後、沈殿は一般にろ過によ
つて分離され、しかも任意にケークを続いて洗浄
および乾燥する。触媒前駆物質は、通常水洗され
るが、有機溶媒またはは界面活性剤溶液の使用が
有利なことがある。乾燥は、オーブン乾燥または
噴霧乾燥によつて行うことがでかきる。触媒のほ
とんどは乾燥条件によつて、活性および選択性に
関して実質的に影響されないことが分かつた。促
進剤化合物の水溶液による含浸は続いて行われる
ことがある。乾燥および適切な粒径の粉末への粉
砕を任意行い、次いでまた任意に温度250℃〜500
℃においてか焼が行われる。 その後、触媒前駆物質は、温度250℃〜600℃、
好ましくは350℃〜500℃において水素で活性化
(還元)され、しかもこの活性化は大気圧(又は
過圧)下において行われる。 本発明による触媒は、触媒前駆物質のか焼およ
び活性化の間に形成されるアルミナ担持体の内面
および外面上に分布する活性金属を含有する。 他の実施態様においては、本発明は、特に脂肪
酸、そのエステル、特にグリセリドおよび脂肪族
ニトリルのような不飽和脂肪族材料の温度100℃
〜230℃および圧力0.1MPa〜0.6MPa、脂肪族ニ
トリルには5MPaまでにおける水素化方法を提供
する。 ニツケル含有触媒は、魚油、大豆油、ひまわり
油などのポリ不飽和トリグリセリドの水素化に特
に有用であり、しかも全飽和トリグリセリドのわ
ずかに少量が形成される。このようなヨウ素価例
えば88〜92を30℃における低固体脂肪含量(1.0
%未満)とともに有する水素化油は、ザラツキ
(固体脂肪の小結晶)を生じないので、この水素
化油は油性食料製造用の新規の有用な成分であ
る。 本発明によるコバルト(Z=27)触媒は、第一
アミンの高収率を得ることができる脂肪ニトリル
の脂肪アミンへの水素化に特に有用である。 本発明による銅(Z=29)触媒は、選択的水素
化触媒である。 本発明は、下記の例によつて具体的に説明され
る。 例 1〜例 2 ニツケル2.2%を含有するアンモニア性ニツケ
ル溶液(モル比Ni:NH3=1:9)1に、ア
ルミン酸ナトリウム溶液500mlを50分間にわたつ
て25℃で滴加した。アルミン酸ナトリウム溶液の
アルミニウム濃度は、反応混合物および最終沈殿
における原子比Ni/Alが各々5.3および3.2になる
ように例1〜例2において変化させた。アルミン
酸ナトリウム溶液の完全添加後、2溶液の混合物
を、撹拌しながら40分で加熱沸騰(100℃)した。
この温度おいて、アンモニア性ニツケル錯体は分
解し、アンモニアは除かれ、ニツケルは沈殿し
た。ニツケルの沈殿は、80分で完了し、その後反
応容器を閉じ、次いで混合物をPH=10.0において
60分沸騰に保つた。次いで、沈殿をブフナー漏斗
を用いてろ別した。沈殿の1部分を噴霧乾燥器で
220℃〜140℃において乾燥し、一方他の部分を乾
燥器中で120℃において乾燥した。 乾燥した沈殿を、0.1MPa水素雰囲気中450℃に
おいて還元することによつて活性化した。 得られた触媒の性能は、種々の方法を用いて測
定した。 1 活性は、魚油の180℃および0.1MPa H2圧力
における水素化において測定された。活性は、
標準触媒の活性(Af=100%)に関して表わさ
れた。この方法、欧州特許公開公報第0168091
号(ユニリーバ)、第8頁、第15行〜24行に詳
細に開示されている。 2 選択率は、100℃、0.1MPa H2圧力および
Ni0.1%において標準大豆油(I.V.=130)の水
素化において測定された。水素化は、得られた
油がヨウ素価90を有するまで、続けられた。30
℃おける水素化油に存在する固体脂肪百分率
(N30)は、触媒の選択率の判定基準として用
いる。従つて、30℃における固体脂肪の低百分
率は、高選択性触媒を示す。大豆油のI.V.90へ
の水素化に要する時間は、また活性の目安とし
て用いた。 3 触媒の油ろ過性は魚油の水素化後に測定され
た。油1g当たり分で表わした触媒−油懸濁液
からの油150gのろ過に要する時間は、油ろ過
性の判定基準とし用いた。この方法は、欧州特
許公開公報第0168091号(ユニリーバ)、第8
頁、第34行、第9頁、第19行に詳細に開示され
ている。 結果を第1表に示す。 例 3〜例 5 ニツケル2.2%を含有するアンモニア性ニツケ
ル溶液(モル比Ni:NH3=1:9)1を40分
で加熱沸騰した。沸騰温度において、アンモニア
性ニツケル錯体は分解し、アンモニアは除かれ、
次いでニツケル化合物は沈殿した。沈殿は60分で
完了した。この時間中に、アルミン酸ナトリウム
溶液500mlを、沸騰している反応混合物に加えた。
アルミン酸ナトリウム溶液中のアルミニウム濃度
は、反応混合物および最終沈殿中の原子比Ni/
Al10、5.6および3.7を夫々与えるように例3〜5
において変化させた。ニツケルの沈殿およびアル
ミン酸ナトリウム溶液の添加が完了後、反応容器
を閉じ、次いで混合物をPH=10.0において60分間
沸騰を続けた。次いで、沈殿をブフナー漏斗上で
ろ別した。沈殿の1部分を220℃〜140℃において
噴霧乾燥器中で乾燥し、一方他の部分を乾燥器中
で120℃において乾燥した。 乾燥した生ケークを、0.1MPa水素雰囲気中で
450℃において還元することによつて活性化した。
得られた触媒の性能は、前記(例1〜例2)の方
法によつて測定された。結果を、第2表に示す。
ルミナ触媒、触媒の製造方法およびこのような触
媒を用いる不飽和化合物、特に脂肪族化合物の水
素化方法に関する。 このような金属/アルミナ触媒は、当業界にお
いて知られ、しかもこれらの触媒は種々の方法に
よつて製造できる。 主なものとして、以下の2つの方法がある。 1 既存の(ある場合は予備付形された)アルミ
ナ材料を金属塩溶液で含浸し、次いで乾燥、か
焼および還元する方法。 このような方法の1例は欧州特許公開公報第
92878号(ユニリーバ)である。 2 ヒドロキシ炭酸金属塩およびアルミナ水和物
またはヒドロオキシ炭酸金属アルミニウム塩の
溶液から、アルカリ沈殿剤を用いて沈殿させる
方法。米国特許第4307248号細書(Barnett)
に記載のように、活性金属およびアルミニウム
の共沈が行われることが多く、またある場合
は、例えば欧州特許公開公報第168091号(ユニ
リーバ)におけるように逐次沈殿が開示されて
いる。 続いて、沈殿をろ過、洗浄、乾燥し、任意にか
焼および活性化(還元)する。 触媒の物性および触媒特性は、製造経路および
乾燥、か焼および活性化によつて決まる。 もち論、多孔度、BET表面積、活性金属への
還元度、金属の分散度などの物理定数と触媒の選
択性、活性、寿命などの触媒性能の間にはある関
係がある。 有機材料、特に不飽和トリグリセリドのような
脂肪化合物の水素化に用いられる触媒には、選択
性は非常に重要である。何故ならば全飽和トリグ
リセリドの形成は可食性エマルジヨン、例えばマ
ーガリンおよび低脂肪スプレツドのような製品に
結晶形成(「ザラツキ」)を起こすことがあるの
で、この全飽和トリグリセリドの形成は望ましく
ないと認められているからである。触媒の選択性
は、ここでヨウ素価(I.V.)90まで水素化された
大豆油中の30℃における固体脂肪百分率として表
され、これは下記において、より十分に説明され
る。 本発明は、12乃至1.5、好ましくは10乃至3、
の活性ニツケルのアルミニウムに対する原子比、
60乃至150m2/gニツケルの活性金属表面積を有
するニツケル/アルミナ触媒であつて、その選択
率(下記の条件下にI.V.130の標準大豆油を1.
V.90まで水素化した後に得られた30℃における
固相の百分率)が2%未満である触媒を提供す
る。 好ましい実施態様においては、触媒の選択率は
1%未満でさえある。 また、本発明による触媒は、通常BET全表面
積90m2/g〜450m2/gおよび平均細孔半径2ナ
ノメートル〜20ナノメートル、好ましくは4ナノ
メートル〜15ナノメートルを有する。 本発明は、さらにアルミナおよび原子番号(Z)28
を有する活性金属(M)、即ち、ニツケルを含む水素
化触媒の適当な製造方法であつて、アンモニア性
金属イオン溶液をアルミニウム化合物の水溶液と
組み合わすこと、アンモニアはアンモニア性金属
イオン溶液を沸点および沸点の近傍に20分〜180
分保つことによつて除き、それによつて、とりわ
けM6Al2(OH)16CO3・4H2Oを沈殿させることを
特徴とする方法を提供する。この沈殿を集め、乾
燥し、次いで水素還元する。 適当なアルミニウム化合物は、アルミン酸アル
カリおよび他のアルミニウム塩である。アンモニ
ア性金属溶液製造用の適当な金属(M)化合物は、例
えば炭酸塩などである。 本発明は、活性金属がニツケルである水素化触
媒の製造方法を提供する。 触媒を製造する場合、アルミニウムイオンの早
期沈殿を避けるためにアンモニア性金属イオン溶
液およびアルミニウム塩溶液を10乃至85℃の温度
で一緒にするのが好ましい。 最適の結果を得るためには、アルミニウム塩溶
液をアンモニア性金属イオン溶液に加え、これら
の溶液の温度が15℃〜50℃であるのが推奨され
る。通常、この結果、沸騰によつてアンモニアが
除かれ、しかも主として(原子比M/Alにより)
M6Al2(OH)16CO3・4H2Oを含有する沈殿が形成
される2成分の一緒にした溶液が得られる。ま
た、ヒドロオキシ炭酸金属(M)塩は、特に高い原子
比M/Alにおいて沈殿できる。 沈殿は、種々の条件下に行うことができる。す
なわち、懸濁液の沈殿温度は、一般に60℃〜100
℃、好ましくは75℃〜100℃である。沈殿の間に、
懸濁液は一般に、PH値11.5〜9.5を有する。アン
モニア錯体は徐々に分解し、しかもアンモニアが
除かれるので、PH値は加熱の間に低下する。加熱
によるこの沈殿には、通常15分〜24時間、好まし
くは1時間〜8時間を要する。 さらに、沈殿は、最終沈殿が活性金属(M)30重量
%〜60重量%、好ましくは35重量%〜50重量%を
含有するような濃度で起こることが多い。 触媒の〔特に硫黄および(または)炭素によ
る〕耐被毒性を増大させるために、触媒に、しば
しば活性化を容易にする(より低活性化温度)促
進剤として少量の他金属(化合物)を混入するこ
とが有利なことが多い。適当な促進剤は、特にモ
リブデン、ランタン、バリウム、カルシウム、
銅、(ニツケルに対して)、カリウム元素およびそ
れらの化合物を含有する。この促進剤は、それが
沈殿する出発溶液に混入できるが、促進剤は、ま
た噴霧または含浸によつて触媒に混入することも
できる。一般に、促進剤は0.2%〜14%(全触媒
当たり)の範囲の量で存在する。 触媒前駆物質の沈殿後、沈殿は一般にろ過によ
つて分離され、しかも任意にケークを続いて洗浄
および乾燥する。触媒前駆物質は、通常水洗され
るが、有機溶媒またはは界面活性剤溶液の使用が
有利なことがある。乾燥は、オーブン乾燥または
噴霧乾燥によつて行うことがでかきる。触媒のほ
とんどは乾燥条件によつて、活性および選択性に
関して実質的に影響されないことが分かつた。促
進剤化合物の水溶液による含浸は続いて行われる
ことがある。乾燥および適切な粒径の粉末への粉
砕を任意行い、次いでまた任意に温度250℃〜500
℃においてか焼が行われる。 その後、触媒前駆物質は、温度250℃〜600℃、
好ましくは350℃〜500℃において水素で活性化
(還元)され、しかもこの活性化は大気圧(又は
過圧)下において行われる。 本発明による触媒は、触媒前駆物質のか焼およ
び活性化の間に形成されるアルミナ担持体の内面
および外面上に分布する活性金属を含有する。 他の実施態様においては、本発明は、特に脂肪
酸、そのエステル、特にグリセリドおよび脂肪族
ニトリルのような不飽和脂肪族材料の温度100℃
〜230℃および圧力0.1MPa〜0.6MPa、脂肪族ニ
トリルには5MPaまでにおける水素化方法を提供
する。 ニツケル含有触媒は、魚油、大豆油、ひまわり
油などのポリ不飽和トリグリセリドの水素化に特
に有用であり、しかも全飽和トリグリセリドのわ
ずかに少量が形成される。このようなヨウ素価例
えば88〜92を30℃における低固体脂肪含量(1.0
%未満)とともに有する水素化油は、ザラツキ
(固体脂肪の小結晶)を生じないので、この水素
化油は油性食料製造用の新規の有用な成分であ
る。 本発明によるコバルト(Z=27)触媒は、第一
アミンの高収率を得ることができる脂肪ニトリル
の脂肪アミンへの水素化に特に有用である。 本発明による銅(Z=29)触媒は、選択的水素
化触媒である。 本発明は、下記の例によつて具体的に説明され
る。 例 1〜例 2 ニツケル2.2%を含有するアンモニア性ニツケ
ル溶液(モル比Ni:NH3=1:9)1に、ア
ルミン酸ナトリウム溶液500mlを50分間にわたつ
て25℃で滴加した。アルミン酸ナトリウム溶液の
アルミニウム濃度は、反応混合物および最終沈殿
における原子比Ni/Alが各々5.3および3.2になる
ように例1〜例2において変化させた。アルミン
酸ナトリウム溶液の完全添加後、2溶液の混合物
を、撹拌しながら40分で加熱沸騰(100℃)した。
この温度おいて、アンモニア性ニツケル錯体は分
解し、アンモニアは除かれ、ニツケルは沈殿し
た。ニツケルの沈殿は、80分で完了し、その後反
応容器を閉じ、次いで混合物をPH=10.0において
60分沸騰に保つた。次いで、沈殿をブフナー漏斗
を用いてろ別した。沈殿の1部分を噴霧乾燥器で
220℃〜140℃において乾燥し、一方他の部分を乾
燥器中で120℃において乾燥した。 乾燥した沈殿を、0.1MPa水素雰囲気中450℃に
おいて還元することによつて活性化した。 得られた触媒の性能は、種々の方法を用いて測
定した。 1 活性は、魚油の180℃および0.1MPa H2圧力
における水素化において測定された。活性は、
標準触媒の活性(Af=100%)に関して表わさ
れた。この方法、欧州特許公開公報第0168091
号(ユニリーバ)、第8頁、第15行〜24行に詳
細に開示されている。 2 選択率は、100℃、0.1MPa H2圧力および
Ni0.1%において標準大豆油(I.V.=130)の水
素化において測定された。水素化は、得られた
油がヨウ素価90を有するまで、続けられた。30
℃おける水素化油に存在する固体脂肪百分率
(N30)は、触媒の選択率の判定基準として用
いる。従つて、30℃における固体脂肪の低百分
率は、高選択性触媒を示す。大豆油のI.V.90へ
の水素化に要する時間は、また活性の目安とし
て用いた。 3 触媒の油ろ過性は魚油の水素化後に測定され
た。油1g当たり分で表わした触媒−油懸濁液
からの油150gのろ過に要する時間は、油ろ過
性の判定基準とし用いた。この方法は、欧州特
許公開公報第0168091号(ユニリーバ)、第8
頁、第34行、第9頁、第19行に詳細に開示され
ている。 結果を第1表に示す。 例 3〜例 5 ニツケル2.2%を含有するアンモニア性ニツケ
ル溶液(モル比Ni:NH3=1:9)1を40分
で加熱沸騰した。沸騰温度において、アンモニア
性ニツケル錯体は分解し、アンモニアは除かれ、
次いでニツケル化合物は沈殿した。沈殿は60分で
完了した。この時間中に、アルミン酸ナトリウム
溶液500mlを、沸騰している反応混合物に加えた。
アルミン酸ナトリウム溶液中のアルミニウム濃度
は、反応混合物および最終沈殿中の原子比Ni/
Al10、5.6および3.7を夫々与えるように例3〜5
において変化させた。ニツケルの沈殿およびアル
ミン酸ナトリウム溶液の添加が完了後、反応容器
を閉じ、次いで混合物をPH=10.0において60分間
沸騰を続けた。次いで、沈殿をブフナー漏斗上で
ろ別した。沈殿の1部分を220℃〜140℃において
噴霧乾燥器中で乾燥し、一方他の部分を乾燥器中
で120℃において乾燥した。 乾燥した生ケークを、0.1MPa水素雰囲気中で
450℃において還元することによつて活性化した。
得られた触媒の性能は、前記(例1〜例2)の方
法によつて測定された。結果を、第2表に示す。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルミナ及び、活性金属とし、ニツケルを含
む、不飽和脂肪化合物の水素化触媒の製造方法で
あつて、アンモニア性ニツケル溶液をアルミニウ
ム化合物の水溶液と一緒にすること、一緒にした
溶液を沸点または沸点近傍に20分〜180分保つこ
とによつてアンモニアを除去し、それによつて、
化学式Ni6Al2(OH)16CO3・4H2Oの化合物を含む
沈殿を形成させ、この沈澱を集め、乾燥し、次い
で水素還元することによつて、12乃至1.5のニツ
ケルのアルミニウムに対する原子比、60乃至150
m2/gの活性ニツケル表面積を有する触媒を製造
することを特徴とする方法。 2 ニツケルのアルミニウムに対する原子比が10
乃至3.0である、特許請求の範囲第1項に記載の
方法。 3 触媒のBET全表面積が90m2/g触媒〜450
m2/g触媒であり、かつ平均細孔半径が2ナノメ
ートル〜20ナノメートルである、特許請求の範囲
第1項又は第2項に記載の方法。 4 触媒の平均細孔半径が4ナノメートル〜15ナ
ノメートルである、特許請求の範囲第3項に記載
の方法。 5 アンモニア性ニツケル溶液およびアルミニウ
ム化合物の溶液を温度10℃〜85℃において一緒に
する、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
方法。 3 アンモニア性ニツケル溶液に、アルミニウム
化合物の溶液を加え、該溶液が温度15℃〜50℃で
ある、特許請求の範囲第5項に記載の方法。
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