JPH0587323U - 車両用プロペラシャフト - Google Patents
車両用プロペラシャフトInfo
- Publication number
- JPH0587323U JPH0587323U JP2838992U JP2838992U JPH0587323U JP H0587323 U JPH0587323 U JP H0587323U JP 2838992 U JP2838992 U JP 2838992U JP 2838992 U JP2838992 U JP 2838992U JP H0587323 U JPH0587323 U JP H0587323U
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- JP
- Japan
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- sleeve
- pipe body
- yoke
- propeller shaft
- fitting
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 FRP製管体で形成されたプロペラ軸本体に
対し、ヨーク付きスリーブを圧入する構成のものにおい
て、安定した初期の位置決め状態が得られるようにした
プロペラシャフトの提供。 【構成】 FRP製管体1の両端部に形成した嵌合孔3
にヨークと一体のスリーブ部2Aを結合してなる車両用
プロペラシャフトにおいて、スリーブ部2Aの先端部を
管体1と同心に位置決め可能な形状とした案内孔部4を
管体1の端部に形成する。
対し、ヨーク付きスリーブを圧入する構成のものにおい
て、安定した初期の位置決め状態が得られるようにした
プロペラシャフトの提供。 【構成】 FRP製管体1の両端部に形成した嵌合孔3
にヨークと一体のスリーブ部2Aを結合してなる車両用
プロペラシャフトにおいて、スリーブ部2Aの先端部を
管体1と同心に位置決め可能な形状とした案内孔部4を
管体1の端部に形成する。
Description
【0001】
本考案は、車両用プロペラシャフトに関し、特に軽量化を図るために繊維強化 プラスチックを用いて構成される車両用プロペラシャフトに関する。
【0002】
車両用プロペラシャフトは、回転動力を動力源側からファイナルギヤにまで伝 達するために設けられるもので、回転動力の伝達と共に車体の上下振動に応じて 発生する伸縮を吸収し、また、連結される軸間に折れ角をもって回転トルクを伝 達されるように構成されている。ところで、近年では車両全体の軽量化促進に伴 い、プロペラシャフトの方も鋼製からFRP(繊維強化プラスチック)製とする 試みがなされてきた。特開平2−204132号公報に開示されているものはこ の種のFRP製車両用プロペラシャフトに関するもので、本例では図3に示すよ うにFRP製の管体11の一方の端部11Aに不図示のヨークを接合したスリー ブ13を圧入して取付けると共にここでは図示しないが他方の端部にスプライン 付きのスリーブを管体11と一体に形成した上、これにヨークを接合したものを 嵌め合わせ構成するようにしている。
【0003】
ところで上述したような従来の車両用プロペラシャフトにあっては、FRP製 管体11の一方の端部11Aにスリーブ13を圧入するにあたり、管体11の嵌 合孔を多角形状の孔11Bに形成すると共に、スリーブ13の方をもその形状に 見合った多角形状とし、さらにそのスリーブ13の先端部13Aをこの図に示す ように円錐状に面取りするか、若しくは図に示さないが、この先端部13Aにお いて多角形状としたその各面をテーパ状に面取りして、圧入し易いようにしてい た。そのために、前述したように面取りをしたスリーブ13を管体11の端部1 1Aに圧入しようとすると、最初の嵌め合わせ状態が安定せず、不安定な嵌め合 わせの初期状態のまま、例えば斜めに圧入されたりして、管体11を形成してい る繊維を破損させるなど折角の強度を低下させたり、不安定な状態のまま接合さ れたりする結果となっていた。
【0004】 また、後述のようにスリーブ先端部13Aの多角形状とした各面をテーパ状に 面取りするのではお互いの嵌め合わせを多角形状に合わせて行うことはできるも のの、面取りのためにコストが嵩むのみならず、スリーブ13が斜めに倒れた形 で管体端部11Aに圧入されるのを規制する効果は得られず、前者と同様な不具 合が生じていた。
【0005】 本考案の目的は、かかる従来の欠点を除去すべく、繊維強化プラスチック製管 体のプロペラ軸本体に対し、ヨークのスリーブ部を圧入する構造のものにおいて 、安定した初期の位置決め状態が得られるようにしたプロペラシャフトを提供す るものである。
【0006】
かかる目的を達成するために、本考案は、繊維強化プラスチック製管体の両端 部に形成された嵌合孔にヨークと一体のスリーブ部を結合してなる車両用プロペ ラシャフトにおいて、前記スリーブ部の先端部を前記管体と同心に位置決め可能 な形状の案内孔部を前記嵌合孔が形成される前記管体の端部に形成したことを特 徴とするものである。
【0007】
本考案によれば、管体の端部に形成した案内孔部にヨークのスリーブ部の先端 部を差込むだけで、同心の状態に位置決めされるので、あとはその状態を保って 圧入すればよく、従来のように不安定な位置決めによって無理な嵌合なために品 質の低下を招くようなことがない。
【0008】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例を示す。ここで、1はFRP製の管体からなるプロペ ラシャフトの軸本体(以下で単に管体と呼ぶ)であり、1Aはその一方の端部に 設けられたヨーク嵌合部である。ヨーク嵌合部1Aは管体1そのものより内外の 径が大きく、かつ厚肉に形成されていて、その内面にはヨーク2のスリーブ部2 Aを嵌合させるために、(B)に示すようにスリーブ部2Aの形状に合わせて多 角形の嵌合孔3が形成されている。4はこのようなヨーク嵌合部1Aの内面に形 成された多角形の嵌合孔3に対し、その端部入口に沿って軸方向に段付きに形成 した案内孔部であり、このような案内孔部4が上記嵌合孔3の多角形をなす各面 3Aごとに所定の奥行寸法を保って形成されている。
【0010】 そして、このようなヨーク嵌合部1Aおよび嵌合孔3に対し、一方のヨーク2 のスリーブ部2A先端部には円錐状の面取部5が形成されていて、図2に示すよ うにスリーブ部2Aを管体1の嵌合孔3に嵌合させるときに、スリーブ部2Aの 周囲に形成されている各平行面2Bを案内孔部4の各多角形孔面4Aに一致させ ると共に、上述の面取部5が嵌合孔3内に一部導かれるようにする。
【0011】 なお、このような管体1の他方の端部に取付けられるヨークの嵌合構造も以上 の構成にならえばよく、従ってその説明は省略する。
【0012】 このように構成したプロペラシャフトにおいては、その軸本体となるFRP製 の管体1とその両端部に設けられるヨーク2との一体結合にあたり、図2に示し たように断面が多角形状をなす嵌合孔3の入口周囲部に多角形状に合わせて段付 きの案内孔部4が形成されているので、この案内孔部4にヨーク2側のスリーブ 部2A先端を差込むだけで位置決め状態に保つことができる。すなわち、スリー ブ部2Aの先端には面取部5が形成してあるので、この面取部5を介してスリー ブ部2Aを嵌合孔3に導入するのが極めて容易な上に、スリーブ部2A周囲に形 成されている複数の平行面2Bを案内孔部4に形成した多角形孔面4Aに無理な く嵌め合わした状態に保つことができる。よって、このあとはこの初期位置決め による相対位置を保ったままスリーブ部2Aを嵌合孔3に圧入すればよい。かく して、ヨーク2の段付き部2Cに管体1の開口端を当接させることにより図1の (A)に示す状態とすることができる。
【0013】 なお、以上に述べた実施例では、ヨーク側のスリーブおよびFRP製管体側の スリーブ嵌合孔の断面形状をいずれも多角形とした場合について説明したが、本 考案の適用はこれに限られるものではなく、例えば断面で多角形形成面のそれぞ れを中心に向けて円弧状に形成するとか、あるいは互いに平行する複数の平坦な 切欠きを有する円形状等、ヨークと管体との間でトルクの伝達が十分に行われ易 い嵌合形態としたFRP製軸本体を有するプロペラシャフトに広く適用できるこ とはいうまでもない。
【0014】 また、上記実施例ではスリーブ部先端に円錐形状とした面取部を形成すると共 に、管体の案内孔部を嵌合孔と段付きに形成したが、スリーブ部先端に面取部を 形成する代りに案内孔部とこれに連設される嵌合孔とを滑らかにテーパさせた絞 り面で連続させるようになして、位置決め後にスリーブ部先端を嵌合孔に圧入し 易いようにしてもよい。
【0015】
以上説明してきたように、本考案によれば、スリーブ部の先端部を前記管体と 同心に位置決め可能な形状の案内孔部を前記嵌合孔が形成される前記管体の端部 に形成したので、ヨークのスリーブ部先端を嵌合孔入口に設けた案内孔部に差込 むようにするだけで、双方をその軸心と共に周方向に対しても同時に位置決めす ることができ、あとはスリーブ部先端を案内として、無理なくスリーブ部を嵌合 孔に圧入することができ、FRPの繊維を破損したりすることなく、FRP製管 体と例えばアルミニウム合金などの金属製ヨークのスリーブ部とを安定して結合 させることができる。
【図1】本考案にかかるヨークと軸本体との結合構造の
一例を断面図(A)および(A)のA−A線断面図
(B)によって示す構成図である。
一例を断面図(A)および(A)のA−A線断面図
(B)によって示す構成図である。
【図2】本考案によるヨークスリーブ部を軸本体嵌合孔
に位置決めした状態を示す断面図である。
に位置決めした状態を示す断面図である。
【図3】従来例によるヨークスリーブ部を軸本体嵌合孔
に位置決めした状態を示す断面図である。
に位置決めした状態を示す断面図である。
1 プロペラシャフトの軸本体(管体) 1A ヨーク嵌合部 2 ヨーク 2A スリーブ部 2B 平行面 2C 段付き部 3 嵌合孔 4 案内孔部 4A (多角形)孔面 5 面取部
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維強化プラスチック製管体の両端部に
形成された嵌合孔にヨークと一体のスリーブ部を結合し
てなる車両用プロペラシャフトにおいて、 前記スリーブ部の先端部を前記管体と同心に位置決め可
能な形状の案内孔部を前記嵌合孔が形成される前記管体
の端部に形成したことを特徴とする車両用プロペラシャ
フト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838992U JPH0587323U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 車両用プロペラシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838992U JPH0587323U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 車両用プロペラシャフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587323U true JPH0587323U (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=12247303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2838992U Pending JPH0587323U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 車両用プロペラシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0587323U (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190031710A (ko) * | 2017-09-18 | 2019-03-27 | 효림산업 주식회사 | 자동차용 cfrp 프로펠러샤프트 |
| KR102067126B1 (ko) * | 2018-08-23 | 2020-01-16 | 효림산업 주식회사 | 자동차용 cfrp 프로펠러샤프트 |
| JP2020139531A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸の製造方法 |
| JP2020139517A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸に用いられる管体及び動力伝達軸 |
| JP2020138573A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸用の管体及び動力伝達軸 |
| JP2021147752A (ja) * | 2020-03-16 | 2021-09-27 | 大成建設株式会社 | 削孔ビット |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP2838992U patent/JPH0587323U/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190031710A (ko) * | 2017-09-18 | 2019-03-27 | 효림산업 주식회사 | 자동차용 cfrp 프로펠러샤프트 |
| KR102067126B1 (ko) * | 2018-08-23 | 2020-01-16 | 효림산업 주식회사 | 자동차용 cfrp 프로펠러샤프트 |
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| WO2020174700A1 (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸及び動力伝達軸の製造方法 |
| JP2020139517A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸に用いられる管体及び動力伝達軸 |
| JP2020138573A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸用の管体及び動力伝達軸 |
| WO2020174691A1 (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸に用いられる管体及び動力伝達軸 |
| WO2020174692A1 (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸用の管体及び動力伝達軸 |
| US11898600B2 (en) | 2019-02-27 | 2024-02-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tube for power transmission shaft and power transmission shaft |
| US11940007B2 (en) | 2019-02-27 | 2024-03-26 | Hitachi Astemo, Ltd. | Tubular body used for power transmission shaft and power transmission shaft |
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