JPH058748U - 記録媒体データ処理装置 - Google Patents
記録媒体データ処理装置Info
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- JPH058748U JPH058748U JP1031791U JP1031791U JPH058748U JP H058748 U JPH058748 U JP H058748U JP 1031791 U JP1031791 U JP 1031791U JP 1031791 U JP1031791 U JP 1031791U JP H058748 U JPH058748 U JP H058748U
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- Japan
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- magnetic card
- static electricity
- recording medium
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電気が帯電された磁気カード等の記録媒体
が挿入された場合でも、読取ヘッドおよびデータを静電
気から保護する。 【構成】 磁気カード6をカード挿入部5aから挿入す
ると、前部静電気除去部材7が磁気カード6に接触し、
帯電した静電気をアースに放電して除去する。前部セン
サ9の箇所まで磁気カード6が移動すると、前部センサ
9が磁気カード6を検出する。この結果、ソレノイド1
2が作動して、磁気カード6上の磁気ストライプを読取
できる読取可能位置まで、読取ヘッド11を下方向に移
動させる。
が挿入された場合でも、読取ヘッドおよびデータを静電
気から保護する。 【構成】 磁気カード6をカード挿入部5aから挿入す
ると、前部静電気除去部材7が磁気カード6に接触し、
帯電した静電気をアースに放電して除去する。前部セン
サ9の箇所まで磁気カード6が移動すると、前部センサ
9が磁気カード6を検出する。この結果、ソレノイド1
2が作動して、磁気カード6上の磁気ストライプを読取
できる読取可能位置まで、読取ヘッド11を下方向に移
動させる。
Description
【0001】
この考案は磁気カード読取装置等の記録媒体データ処理装置に関する。
【0002】
従来の記録媒体データ処理装置、例えば磁気カードに記録されたデータを読取 る磁気カード読取装置においては、磁気カードに帯電した静電気による悪影響を 防止するために、次のような対策が施されていた。即ち、磁気カードに接触する 読取ヘッドは金属シェルと読取部から構成されており、読取部が静電気により破 壊されやすい。また、磁気カードに帯電した静電気が読取ヘッドを伝わってメモ リに流れ、メモリに記憶されたデータが破壊される恐れがある。
【0003】
このため、読取部の周囲に絶縁部材を配置すると共に、絶縁部材の周囲を金属 シェルで被覆している。更に、金属シェルをフレームグランド(FG)またはシ グナルグランド(SG)に接続することにより、静電気による誤動作,破壊を防 止している。
【0004】 しかし、読取部と金属シェルとの間に介在する絶縁部材の距離が小さいため、 磁気カードに帯電した静電気の大きさによっては、静電気による誤動作,破壊を 引き起こすという欠点があった。特に、アルミコーティングを施した磁気カード は帯電し易いので、十分な対策が必要である。
【0005】 この考案の課題は、静電気が帯電した磁気カード等の記録媒体が挿入された場 合でも、読取ヘッドおよびメモリのデータを静電気から保護できるようにするこ とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案の手段は次の通りである。 データ記録手段1(図1の機能ブロック図を参照、以下同じ)は、例えば読取 ヘッドであり、例えば磁気カード等の記録媒体に対してデータの読取りもしくは 書き込みの一方,又は双方を行なう。 静電気除去手段2は、例えば金属片からなる静電気除去部材であり、記録媒体 を挿入する挿入部付近に設けられ記録媒体に帯電した静電気を除去する。 検出手段3は、例えば光学センサであり、静電気除去手段2とデータ記録手段 1との間に設けられ記録媒体の有無を検出する。 移動手段4は、例えばソレノイドであり、検出手段3が記録媒体を検出したと きデータ記録手段1をデータの読取りもしくは書き込みの一方,又は双方を行な う処理可能位置に移動させる。
【0007】
この考案の手段の作用は次の通りである。 挿入部から記録媒体が挿入されると、記録媒体に帯電した静電気が静電気除去 手段2により除去され、検出手段3は記録媒体を検出する。これにより、移動手 段4はデータ記録手段1を処理可能位置に移動させ、データ記録手段1は記録媒 体に対してデータの読取り又は書き込みの一方,又は双方を行なう。 従って、静電気が帯電した磁気カード等の記録媒体が挿入された場合でも、読 取ヘッドおよびメモリのデータを静電気から保護できる。
【0008】
以下、一実施例を図2ないし図7を参照して説明する。この実施例は、磁気カ ードに記録されたデータを読取ると共に、磁気カードにデータを書き込む磁気カ ード読取装置に適用した例を示す。
【0009】 図2は、この考案を適用した磁気カード読取装置の外観構成を示す図である。 同図に示すように、磁気カード読取装置のケース5には、磁気カード6を通過さ せるスリットSLTが水平に形成されている。磁気カード6の上面には磁気デー タを記録する磁気ストライプ6aが設けられている。スリットSLTの深さは、 磁気カード6の横幅より浅く形成され、カード利用者が磁気カード6を手に持ち 、スリットSLTに沿って磁気カード6を移動させることができるように構成さ れている。スリットSLTの図示右端は、磁気カード6が挿入されるカード挿入 部5aとなっている。また、スリットSLTの図示左端はスリットSLTを通過 した磁気カード6が装置外に排出されるカード排出部5bとなっている。
【0010】 スリットSLT内部のカード挿入部5aの付近には、金属片からなる前部静電 気除去部材7が設けられている。また、カード排出部5bの付近には同じく金属 片からなる後部静電気除去部材8が設けられている。前部静電気除去部材7およ び後部静電気除去部材8は、図3に示すように、夫々同一形状に形成されている 。図3において、各静電気除去部材7,8の上面部7a,8aはケース5に固定 されている。磁気カード6が当接する前部7b,8bは磁気カード6が通過し易 いように角を丸く形成してある。後部7c,8cも同様に角を丸く形成してある 。側部7d,8dは磁気カード6が横方向から挿入されないように直角に折り曲 げられている。
【0011】 図2に戻り、前部静電気除去部材7および後部静電気除去部材8は夫々アース (接地電位)に接続されている。前部静電気除去部材7は、カード挿入部5aか ら挿入された磁気カード6に接触し、磁気カード6に帯電した静電気を除去する 。後部静電気除去部材8は、カード排出部5bから誤って挿入された磁気カード 6に接触し、磁気カード6に帯電した静電気を除去する。
【0012】 スリットSLT内部の前部静電気除去部材7より内側、即ち磁気カード6の挿 入方向前方には前部センサ9が設けられている。前部センサ9は、例えば発光ダ イオード,ホト・トランジスタを含む光学センサにより構成され、磁気カード6 の存在を検出し、CPU22(後述する)に検出信号を出力する。また、スリッ トSLT内部の後部静電気除去部材8より内側には、後部センサ10が設けられ ている。後部センサ10は、前部センサ9と同様に光学センサにより構成され、 磁気カード6の存在を検出してCPU22に検出信号を出力する。
【0013】 前部センサ9と後部センサ10との間、即ちスリットSLTの中間部には読取 ヘッド11が設けられている。読取ヘッド11は磁気カード6に対してデータの 読取りおよび書き込みを行なうもので、ソレノイド12に連結されている。
【0014】 通常、読取ヘッド11はケース5内に収納されている。そして、ソレノイド1 2が作動すると、読取ヘッド11は読取可能位置に移動して固定される。読取ヘ ッド11が読取可能位置に移動した状態では、読取ヘッド11とスリットSLT との間隔が狭くなり、スリットSLT内を通過する磁気カード6が読取ヘッド1 1に接触する。また、ソレノイド12の作動が停止すると、読取ヘッド11が上 に移動して磁気カード6から離間し、ケース5内に収納される。
【0015】 図4は、上記磁気カード読取装置を接続したデータ処理装置例えば電子式キャ ッシュレジスタの回路構成を示すブロック図である。CPU13はROM14に 予め記憶した制御プログラムに基づいて各種処理を実行する。入力部15は数値 データを入力するテンキー、部門別登録を行なう部門キー等の各種キーを備えて いる。入力部15でキーが操作されると、キー操作に応じたキー入力信号がCP U13に入力される。また、CPU13にはROM14および入力部15の他に 、RAM16、表示部17、印字部18、ドロア19、およびインタフェイス2 0が接続されている。インタフェイス20は、CPU13と磁気カード読取装置 21とを接続してデータの授受を行なう。
【0016】 磁気カード読取装置21は、CPU22、ROM23、RAM24、およびヘ ッド部25を含む。CPU22には図2で述べた前部センサ9および後部センサ 10が接続され、各センサからの検出信号が入力される。ヘッド部25は図2で 述べた読取ヘッド11とソレノイド12とを含み、CPU22からのソレノイド 駆動信号が入力される。
【0017】 次に、上記実施例の動作を説明する。図5および図6は、カード挿入部5aか ら磁気カード6を挿入したときの動作を示す図である。
【0018】 図5に示すように、通常、読取ヘッド11はケース5内に収納されている。そ して、カード挿入部5aから磁気カード6を挿入すると、まず前部静電気除去部 材7が磁気カード6に接触する。これにより、磁気カード6に帯電した静電気は アースに放電して除去される。
【0019】 更に、図6に示すように磁気カード6が前部センサ9の箇所まで移動されると 、前部センサ9が磁気カード6を検出し、CPU22に対して検出信号を出力す る。これにより、CPU22は図7に示す処理を実行する。この処理は、前部セ ンサ9または後部センサ10から検出信号が出力されると開始される。
【0020】 ステップS1では、センサON即ち磁気カード6を検出したのが前部センサ9 か、後部センサ10のどちらであるかが判断される。ステップS1で前部センサ 9が検出した場合はステップS2に進み、後部センサ10が検出した場合はステ ップS6に進む。この場合、図6に示すように前部センサ9が磁気カード6を検 出したので、ステップS1からステップS2に進む。
【0021】 ステップS2において、CPU22はソレノイド12を駆動して、図6に示す ように、磁気カード6上の磁気ストライプを読取できる位置まで読取ヘッド11 を下方向に移動させ、その位置で固定する。
【0022】 ステップS3では、後部センサ10がONか否か即ち磁気カード6を検出した か否かを判断し、後部センサ10がONするまで待機する。しかして、磁気カー ド6が更に挿入され、その先端が読取ヘッド11を通過して後部センサ10の箇 所に到達すると、後部センサ10がONしてステップS4に進む。
【0023】 ステップS4においては、前部センサ9,後部センサ10が共にOFFか否か が判断される。この場合、磁気カード6が磁気カード読取装置21内に存在する 間は、どちらかのセンサがONであるからステップS4ではNOとなりステップ S3に戻る。以下、ステップS4でYESと判断されるまでステップS3,4を 繰り返し実行する。そして、磁気カード6がカード排出部5bから排出され、前 部センサ9,後部センサ10が共にOFFになると、ステップS4でYESと判 断されてステップS5に進む。
【0024】 ステップS5では、CPU22はソレノイド12の駆動を停止して、図5に示 すように、読取ヘッド11を上方向に移動して磁気カード6から離し、元の位置 に戻すと共に、その位置で固定する。ステップS5の実行後は図7の処理を終了 する。
【0025】 また、利用者が誤って磁気カード6を逆方向のカード排出部5bから挿入した 場合は、後部センサ10が先に磁気カード6を検出するので、ステップS1から ステップS6に進む。ステップS6では異常挿入エラー処理を実行し、例えばア ラーム音を発生して異常挿入を利用者に知らせる。ステップS6の実行後は図7 の処理を終了する。
【0026】
次に、他の実施例を図8を参照して説明する。他の実施例は、カードの上下両 面に磁気ストライプを設けた磁気カード6に対応するために、2つの読取ヘッド 11a,11bをスリットSLTの上下に配置したものである。この場合、読取 ヘッド11aはソレノイド12の作動により移動され、読取ヘッド11bはソレ ノイド12bの作動により移動される。
【0027】 この場合、スリットSLTの下側に配置される読取ヘッド11bは、磁気カー ド6の移動の際に上側に比べて大きな力が作用する。従って、下側の読取ヘッド 11bにおける上下動の作動距離を上側の読取ヘッド11aに比べて大きくする 。このようにすれば、読取ヘッド11a,11b共に上下動の距離を大きくする のに比べて装置が大型化しない。
【0028】 なお、上記実施例では磁気カードに記録したデータの読取り及び書き込みが両 方できる磁気カード読取装置を示したが、これに限らず、読取り専用或いは書き 込み専用の装置であってもよい。
【0029】
この考案によれば、静電気が帯電された磁気カード等の記録媒体が挿入された 場合でも、読取ヘッドおよびデータを静電気から保護でき、読取ヘッドの誤動作 、破壊およびデータの破壊が防止できる。
【提出日】平成4年9月7日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【0001】
この考案は磁気カード読取装置等の記録媒体データ処理装置に関する。
【0002】
従来の記録媒体データ処理装置、例えば磁気カードに記録されたデータを読取 る磁気カード読取装置においては、磁気カードに帯電した静電気による悪影響を 防止するために、次のような対策が施されていた。即ち、磁気カードに接触する 読取ヘッドは金属シェルと読取部から構成されており、読取部が静電気により破 壊されやすい。また、磁気カードに帯電した静電気が読取ヘッドを伝わってメモ リに流れ、メモリに記憶されたデータが破壊される恐れがある。
【0003】
このため、読取部の周囲に絶縁部材を配置すると共に、絶縁部材の周囲を金属 シェルで被覆している。更に、金属シェルをフレームグランド(FG)またはシ グナルグランド(SG)に接続することにより、静電気による誤動作,破壊を防 止している。
【0004】 しかし、読取部と金属シェルとの間に介在する絶縁部材の距離が小さいため、 磁気カードに帯電した静電気の大きさによっては、静電気による誤動作,破壊を 引き起こすという欠点があった。特に、アルミコーティングを施した磁気カード は帯電し易いので、十分な対策が必要である。
【0005】 この考案の課題は、静電気が帯電した磁気カード等の記録媒体が挿入された場 合でも、読取ヘッドおよびメモリのデータを静電気から保護できるようにするこ とである。
【0006】
この考案の手段は次の通りである。 データ記録手段1(図1の機能ブロック図を参照、以下同じ)は、例えば読取 ヘッドであり、例えば磁気カード等の記録媒体に対してデータの読取りもしくは 書き込みの一方,又は双方を行なう。 静電気除去手段2は、例えば金属片からなる静電気除去部材であり、記録媒体 を挿入する挿入部付近に設けられ記録媒体に帯電した静電気を除去する。 検出手段3は、例えば光学センサであり、静電気除去手段2とデータ記録手段 1との間に設けられ記録媒体の有無を検出する。 移動手段4は、例えばソレノイドであり、検出手段3が記録媒体を検出したと きデータ記録手段1をデータの読取りもしくは書き込みの一方,又は双方を行な う処理可能位置に移動させる。
【0007】
この考案の手段の作用は次の通りである。 挿入部から記録媒体が挿入されると、記録媒体に帯電した静電気が静電気除去 手段2により除去され、検出手段3は記録媒体を検出する。これにより、移動手 段4はデータ記録手段1を処理可能位置に移動させ、データ記録手段1は記録媒 体に対してデータの読取り又は書き込みの一方,又は双方を行なう。 従って、静電気が帯電した磁気カード等の記録媒体が挿入された場合でも、読 取ヘッドおよびメモリのデータを静電気から保護できる。
【0008】
以下、一実施例を図2ないし図7を参照して説明する。この実施例は、磁気カ ードに記録されたデータを読取ると共に、磁気カードにデータを書き込む磁気カ ード読取装置に適用した例を示す。
【0009】 図2は、この考案を適用した磁気カード読取装置の外観構成を示す図である。 同図に示すように、磁気カード読取装置のケース5には、磁気カード6を通過さ せるスリットSLTが水平に形成されている。磁気カード6の上面には磁気デー タを記録する磁気ストライプ6aが設けられている。スリットSLTの深さは、 磁気カード6の横幅より浅く形成され、カード利用者が磁気カード6を手に持ち 、スリットSLTに沿って磁気カード6を移動させることができるように構成さ れている。スリットSLTの図示右端は、磁気カード6が挿入されるカード挿入 部5aとなっている。また、スリットSLTの図示左端はスリットSLTを通過 した磁気カード6が装置外に排出されるカード排出部5bとなっている。
【0010】 スリットSLT内部のカード挿入部5aの付近には、金属片からなる前部静電 気除去部材7が設けられている。また、カード排出部5bの付近には同じく金属 片からなる後部静電気除去部材8が設けられている。前部静電気除去部材7およ び後部静電気除去部材8は、図3に示すように、夫々同一形状に形成されている 。図3において、各静電気除去部材7,8の上面部7a,8aはケース5に固定 されている。磁気カード6が当接する前部7b,8bは磁気カード6が通過し易 いように角を丸く形成してある。後部7c,8cも同様に角を丸く形成してある 。側部7d,8dは磁気カード6が横方向から挿入されないように直角に折り曲 げられている。
【0011】 図2に戻り、前部静電気除去部材7および後部静電気除去部材8は夫々アース (接地電位)に接続されている。前部静電気除去部材7は、カード挿入部5aか ら挿入された磁気カード6に接触し、磁気カード6に帯電した静電気を除去する 。後部静電気除去部材8は、カード排出部5bから誤って挿入された磁気カード 6に接触し、磁気カード6に帯電した静電気を除去する。
【0012】 スリットSLT内部の前部静電気除去部材7より内側、即ち磁気カード6の挿 入方向前方には前部センサ9が設けられている。前部センサ9は、例えば発光ダ イオード,ホト・トランジスタを含む光学センサにより構成され、磁気カード6 の存在を検出し、CPU22(後述する)に検出信号を出力する。また、スリッ トSLT内部の後部静電気除去部材8より内側には、後部センサ10が設けられ ている。後部センサ10は、前部センサ9と同様に光学センサにより構成され、 磁気カード6の存在を検出してCPU22に検出信号を出力する。
【0013】 前部センサ9と後部センサ10との間、即ちスリットSLTの中間部には読取 ヘッド11が設けられている。読取ヘッド11は磁気カード6に対してデータの 読取りおよび書き込みを行なうもので、ソレノイド12に連結されている。
【0014】 通常、読取ヘッド11はケース5内に収納されている。そして、ソレノイド1 2が作動すると、読取ヘッド11は読取可能位置に移動して固定される。読取ヘ ッド11が読取可能位置に移動した状態では、読取ヘッド11とスリットSLT との間隔が狭くなり、スリットSLT内を通過する磁気カード6が読取ヘッド1 1に接触する。また、ソレノイド12の作動が停止すると、読取ヘッド11が上 に移動して磁気カード6から離間し、ケース5内に収納される。
【0015】 図4は、上記磁気カード読取装置を接続したデータ処理装置例えば電子式キャ ッシュレジスタの回路構成を示すブロック図である。CPU13はROM14に 予め記憶した制御プログラムに基づいて各種処理を実行する。入力部15は数値 データを入力するテンキー、部門別登録を行なう部門キー等の各種キーを備えて いる。入力部15でキーが操作されると、キー操作に応じたキー入力信号がCP U13に入力される。また、CPU13にはROM14および入力部15の他に 、RAM16、表示部17、印字部18、ドロア19、およびインタフェイス2 0が接続されている。インタフェイス20は、CPU13と磁気カード読取装置 21とを接続してデータの授受を行なう。
【0016】 磁気カード読取装置21は、CPU22、ROM23、RAM24、およびヘ ッド部25を含む。CPU22には図2で述べた前部センサ9および後部センサ 10が接続され、各センサからの検出信号が入力される。ヘッド部25は図2で 述べた読取ヘッド11とソレノイド12とを含み、CPU22からのソレノイド 駆動信号が入力される。
【0017】 次に、上記実施例の動作を説明する。図5および図6は、カード挿入部5aか ら磁気カード6を挿入したときの動作を示す図である。
【0018】 図5に示すように、通常、読取ヘッド11はケース5内に収納されている。そ して、カード挿入部5aから磁気カード6を挿入すると、まず前部静電気除去部 材7が磁気カード6に接触する。これにより、磁気カード6に帯電した静電気は アースに放電して除去される。
【0019】 更に、図6に示すように磁気カード6が前部センサ9の箇所まで移動されると 、前部センサ9が磁気カード6を検出し、CPU22に対して検出信号を出力す る。これにより、CPU22は図7に示す処理を実行する。この処理は、前部セ ンサ9または後部センサ10から検出信号が出力されると開始される。
【0020】 ステップS1では、センサON即ち磁気カード6を検出したのが前部センサ9 か、後部センサ10のどちらであるかが判断される。ステップS1で前部センサ 9が検出した場合はステップS2に進み、後部センサ10が検出した場合はステ ップS6に進む。この場合、図6に示すように前部センサ9が磁気カード6を検 出したので、ステップS1からステップS2に進む。
【0021】 ステップS2において、CPU22はソレノイド12を駆動して、図6に示す ように、磁気カード6上の磁気ストライプを読取できる位置まで読取ヘッド11 を下方向に移動させ、その位置で固定する。
【0022】 ステップS3では、後部センサ10がONか否か即ち磁気カード6を検出した か否かを判断し、後部センサ10がONするまで待機する。しかして、磁気カー ド6が更に挿入され、その先端が読取ヘッド11を通過して後部センサ10の箇 所に到達すると、後部センサ10がONしてステップS4に進む。
【0023】 ステップS4においては、前部センサ9,後部センサ10が共にOFFか否か が判断される。この場合、磁気カード6が磁気カード読取装置21内に存在する 間は、どちらかのセンサがONであるからステップS4ではNOとなりステップ S3に戻る。以下、ステップS4でYESと判断されるまでステップS3,4を 繰り返し実行する。そして、磁気カード6がカード排出部5bから排出され、前 部センサ9,後部センサ10が共にOFFになると、ステップS4でYESと判 断されてステップS5に進む。
【0024】 ステップS5では、CPU22はソレノイド12の駆動を停止して、図5に示 すように、読取ヘッド11を上方向に移動して磁気カード6から離し、元の位置 に戻すと共に、その位置で固定する。ステップS5の実行後は図7の処理を終了 する。
【0025】 また、利用者が誤って磁気カード6を逆方向のカード排出部5bから挿入した 場合は、後部センサ10が先に磁気カード6を検出するので、ステップS1から ステップS6に進む。ステップS6では異常挿入エラー処理を実行し、例えばア ラーム音を発生して異常挿入を利用者に知らせる。ステップS6の実行後は図7 の処理を終了する。
【0026】
次に、他の実施例を図8を参照して説明する。他の実施例は、カードの上下両 面に磁気ストライプを設けた磁気カード6に対応するために、2つの読取ヘッド 11a,11bをスリットSLTの上下に配置したものである。この場合、読取 ヘッド11aはソレノイド12の作動により移動され、読取ヘッド11bはソレ ノイド12bの作動により移動される。
【0027】 この場合、スリットSLTの下側に配置される読取ヘッド11bは、磁気カー ド6の移動の際に上側に比べて大きな力が作用する。従って、下側の読取ヘッド 11bにおける上下動の作動距離を上側の読取ヘッド11aに比べて大きくする 。このようにすれば、読取ヘッド11a,11b共に上下動の距離を大きくする のに比べて装置が大型化しない。
【0028】 なお、上記実施例では磁気カードに記録したデータの読取り及び書き込みが両 方できる磁気カード読取装置を示したが、これに限らず、読取り専用或いは書き 込み専用の装置であってもよい。
【0029】
この考案によれば、静電気が帯電された磁気カード等の記録媒体が挿入された 場合でも、読取ヘッドおよびデータを静電気から保護でき、読取ヘッドの誤動作 、破壊およびデータの破壊が防止できる。
【図1】本考案の機能ブロック図である。
【図2】外観構成を示す斜視図である。
【図3】静電気除去部材の詳細を示す図である。
【図4】回路構成を示すブロック図である。
【図5】動作を示す図である。
【図6】動作を示す図である。
【図7】動作を示すフローチャートである。
【図8】他の実施例を示す図である。
1…データ記録手段 2…静電気除去手段 3…検出手段 4…移動手段 5…ケース 5a…カード挿入部 5b…カード排出部 6…磁気カード 7…前部静電気除去部材 8…後部静電気除去部材 9…前部センサ 10…後部センサ 11…読取ヘッド 12…ソレノイド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】記録媒体に対してデータの読取りもしくは
書込みの一方,又は双方を行なうデータ記録手段と、上
記記録媒体が挿入される挿入部付近に設けられ上記記録
媒体に帯電した静電気を除去する静電気除去手段と、こ
の静電気除去手段と上記データ記録手段との間に設けら
れ上記記録媒体の有無を検出する検出手段と、この検出
手段が上記記録媒体を検出したとき上記データ記録手段
を処理可能位置に移動させる移動手段とを具備したこと
を特徴とする記録媒体データ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1031791U JPH058748U (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 記録媒体データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1031791U JPH058748U (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 記録媒体データ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058748U true JPH058748U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=11746864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1031791U Pending JPH058748U (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 記録媒体データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058748U (ja) |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP1031791U patent/JPH058748U/ja active Pending
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