JPH0587570U - サーボ加速度計 - Google Patents
サーボ加速度計Info
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- JPH0587570U JPH0587570U JP3521992U JP3521992U JPH0587570U JP H0587570 U JPH0587570 U JP H0587570U JP 3521992 U JP3521992 U JP 3521992U JP 3521992 U JP3521992 U JP 3521992U JP H0587570 U JPH0587570 U JP H0587570U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度変化による加速度検出出力のドリフトと
半田クラックを防止して温度変化に対しても加速度計の
精度を維持できると共に断線による故障を防止する。 【構成】 12、13は振子に印加される加速度と振子
を原点に戻す力を発生させる負帰還回路を実装した制御
基板である。振子を揺動自在に支持するバネはこの制御
基板12、13に電気的に接続され振子のコイルに電流
を供給する。そして、バネと制御基板12、13との電
気的接続を可撓性を有する電気伝導部材22の腕部22
aのスリット22bに半田付けにより行われる。
半田クラックを防止して温度変化に対しても加速度計の
精度を維持できると共に断線による故障を防止する。 【構成】 12、13は振子に印加される加速度と振子
を原点に戻す力を発生させる負帰還回路を実装した制御
基板である。振子を揺動自在に支持するバネはこの制御
基板12、13に電気的に接続され振子のコイルに電流
を供給する。そして、バネと制御基板12、13との電
気的接続を可撓性を有する電気伝導部材22の腕部22
aのスリット22bに半田付けにより行われる。
Description
【0001】
本考案は、自動車、農耕機、建設用作業機等の加速度、傾斜角等の検出に適用 されるサーボ加速度計に関し、特に振子の変位量を検出するサーボ加速度計に関 する。
【0002】
従来、自動車、農耕機等に配設されているこの種のサーボ加速度計は図4およ び図5に示すように構成されたものが知られている。すなわち、図4は従来の加 速度計の分解斜視図、図5(a)は平面図、同図(b)は正断面図、同図(c) は側面図である。 これらの図において、1はリン青銅等の導電性ばね材によって短冊状に形成さ れた一対のバネで、基台2に固定され、下方に延在する脚部1aの先端にコイル 4が巻回されたコイルホルダ3が固定され、コイルホルダ3の一側面部に板5が 固定されており、これらコイルホルダ3と板5とはバネ1により図中矢印A方向 に揺動自在に支持されて振子を形成している。
【0003】 基台2の両側面部には、ヨーク7、8が対向するようにして取付けられており 、これらヨーク7、8はヨーク7に固着された永久磁石9a、9bにより、前記 コイル4のコイル面に対して垂直方向に磁束を発生させる磁気回路を構成する。 12、13は制御基板で、前記コイル4のコイル面と平行に配置されており、後 述する負帰還回路が実装されており、上端部に設けたスリット12a、13aに 前記バネ1、1の腕部1b、1bが挿入されてこの制御基板12、13の制御回 路と半田付け部12b、13bにより電気的に接続されていると共に、制御基板 12、13間はフラット状に一括して束ねたリード線14によって電気的に接続 されている。 制御基板12、13には、光源10と光センサ11とが対向するようにして取 付けられており、光源10の光路として、前記ヨーク7、8には切欠き7a、8 aが、また板5には振子の変位を検出するスリット5aがそれぞれ穿設されてい る。
【0004】 以下に図6の回路図と併せて動作を説明する。 光源10はその光量を規定する抵抗R1を介して電源に接続されている。光源 10より発光された光は板5のスリット5aを通って、光センサ11に照射され る。振子が変位すると、光センサ11の照射位置が変化することになり、光セン サ11はこの光の照射位置から振子の変位を検出する機構となっている。
【0005】 すなわち、光センサ11は高入力OPアンプ161、162を介して差動接続さ れており、その差動出力がOPアンプ163 より増幅されるようになっており、 OPアンプ163の増幅出力を変位検出回路16の出力電圧V0とし、応答性改善 のために挿入された位相補償回路17、サーボアンプ回路18を経由して電圧V 1 としたうえ、この電圧V1 をコイル4に印加するものとしている。したがって 、コイル4に電流iが流れ、変位したスリット5aを原点(加速度0のときの振 子の位置)に復旧させる力が発生し、これら回路16、17および18が負帰還 回路を構成している。
【0006】 今、加速度が印加されると、振子は加速度の印加方向へ変位する。この変位量 に応じた電流iを振子のコイル4に供給し、加速度の方向と逆向きの力を発生さ せる。これにより振子は原点付近に押し戻され、前述した負帰還回路により加速 度による力とコイル電流による力が平衡状態となる。そして、このときのコイル 電流iが電流検出回路19において検出され、OPアンプ191 の出力として現 れ、コイル電流が加速度に比例するので、このOPアンプ191 の出力に基づき 、入力加速度を算出している。
【0007】
ところで、上述した振子は、加速度が印加されると、±10〜100μmの範 囲で変位する。したがって、サーボ加速度計における振子の支持部および振子の 変位検出機構部の寸法変化に対する設計基準はμmオーダー以下が要求される。 しかしながら、上述した従来のサーボ加速度計においては、温度の変化によっ てバネ1が熱膨張して腕部1bの寸法lが変化することにより、基台2とバネ1 の固定部およびバネ1と制御基板12、13との半田付け部12b、13bに応 力が集中する。 このため、振子に捻る力が発生し、振子は原点から変位して温度により加速度 計の出力電圧がドリフトして、加速度計としての精度が悪化するといった欠点が あった。 また、制御基板に応力が集中した場合には、半田付け部にクラックが発生して 、これが断線の原因となる問題があった。
【0008】 したがって、本考案は上記したような従来の欠点あるいは問題に鑑みてなされ たものであり、その目的とするところは、温度変化による加速度検出出力のドリ フトと半田クラックを防止して温度変化に対しても加速度計の精度を維持できる と共に断線による故障を防止したサーボ加速度計を提供することにある。
【0009】
この目的を達成するために、本考案に係るサーボ加速度計は、コイルが配設さ れた振子と、この振子を揺動自在に支持すると共に前記コイルに電気的に接続さ れたバネと、前記コイルのコイル面に対して垂直方向に磁束を発生させる磁気回 路と、前記振子の変位量を計測する変位検出機構と、この変位検出機構により検 出した振子の変位量に対応した電流を前記コイルに流すことにより前記振子に加 わる力に平衡する力を発生させる負帰還回路とからなり、このコイル電流から加 速度の大きさを検出するサーボ加速度計であって、前記負帰還回路を実装し前記 バネの一端がこの負帰還回路に電気的に接続された制御基板を備え、この制御基 板のバネとの接続部を可撓性を有する電気伝導部材で形成すると共に両基板間を この電気導電部材で接続したものである。 また、本考案に係るサーボ加速度計は、負帰還回路を実装しバネの一端がこの 負帰還回路に電気的に接続された制御基板を備え、前記バネの前記制御基板との 接続部に近接した部分に湾曲部を設けたものである。 また、本考案に係るサーボ加速度計は、負帰還回路を実装しバネの一端がこの 負帰還回路に電気的に接続された制御基板を備え、このバネの一端を断面積が極 めて小なる形状としたものである。
【0010】
本考案においては、バネと制御基板との接続部を可撓性を有するようにしたの で、バネの熱膨張がこの可撓性部分で吸収される。
【0011】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係るサーボ 加速度計の要部斜視図である。 同図において、本考案の特徴とするところは、バネ1の腕部1bが制御基板1 2、13に実装された負帰還回路と電気的に接続される部分を可撓性を有する電 気伝導部材で形成した点にある。 すなわち、制御基板12、13には、リン青銅の電気伝導部材22が固定され ており、この電気伝導部材22の上端には一対の腕部22aが対向するように突 出形成され、この腕部22aにはスリット22bが設けられている。
【0012】 バネ1の腕部1bはこのスリット22bに挿入されて半田付けにより電気的に 接続される。このように構成されることにより、バネ1の腕部1bが熱膨張によ り伸縮しても電気伝導部材22の腕部22aが撓んで、腕部1bの伸縮を吸収す るので、腕部1bとスリット22bとの接続点における応力の集中およびバネ1 の脚部1aの捻りを排除でき、これにより接続点における断線を防止できると共 に、振子の正確な動作を保持できる。 また、電気伝導部材22は制御基板12、13間を電気的に接続する連結部2 2cを一体形成しており、これにより、従来必要としていたリード線とその接続 作業が不要となる。
【0013】 図2は本考案の第2の実施例を示す要部平面図である。 この第2の実施例においては、バネ1、1と制御基板12、13との接続部、 すなわちスリット12a、13aの近傍の腕部1b、1bにそれぞれ湾曲部1c 、1cを設けている。 このような構成とすることにより、熱膨張によりバネ1、1が伸縮した場合に も、この湾曲部1c、1cで伸縮が吸収されて、上記した第1の実施例と同様な 作用効果を有する。
【0014】 第3の実施例として、図示を省略してあるが、図5における従来のサーボ加速 度計において、バネ1の腕部1bの断面形状を極めて小とすることにより、この 腕部1bにより、上記実施例と同様にバネ1の伸縮を吸収できる。
【0015】 図3は本考案の第4の実施例を示す要部斜視図である。 この第4の実施例では、2つの制御基板12、13を一体化し、その境界線に 切断可能なようにミシン目あるいはVカット状の溝27を設けておき、両基板1 2、13を電気的に接続するリード線29を両基板12、13に直付けしたコネ クタ28により配線したものである。 このような構成とすることにより、図示しない回路部品実装後、リード線29 も含めて一括半田付けをし、しかるのち両基板12、13を境界線27から切断 して組立てを行う。
【0016】
以上説明したように本考案によれば、振子を揺動自在に支持すると共に一端が 制御基板に電気的に接続されたバネと制御基板との接続部を可撓性を有する電気 伝導部材で形成すると共に両基板間をこの電気伝導部材で接続したので、熱膨張 によるバネの伸縮をこの電気伝導部材で吸収でき、このため接続部において応力 集中が生ぜず、断線を防止できると共に、振子にも捻りが発生しないので、正確 な加速度を検出することが可能となる。また、この電気伝導部材1枚により両制 御基板を電気的に接続できるので、リード線の配線が不要となり、部品点数の削 減と組立工数の削減を図れてコストダウンを達成できる。 また、バネと制御基板との接続部に近接したバネに湾曲部を設け、あるいはこ の部分のバネを断面積が極めて小なる形状としたので、熱膨張によるバネの伸縮 をバネで吸収できる。
【図1】本考案に係るサーボ加速度計の要部斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案に係るサーボ加速度計の第2の実施例の
要部平面図である。
要部平面図である。
【図3】本考案に係るサーボ加速度計の第4の実施例の
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図4】従来のサーボ加速度計の分解斜視図である。
【図5】従来のサーボ加速度計を示し、(a)は平面
図、(b)は正断面図、(c)は側面図である。
図、(b)は正断面図、(c)は側面図である。
【図6】従来のサーボ加速度計の回路図である。
【図7】従来のサーボ加速度計の要部平面図である。
1 バネ 1b 腕部 4 コイル 7 ヨーク 8 ヨーク 10 光源 11 光センサ 12 制御基板 13 制御基板 22 電気伝導部材
Claims (3)
- 【請求項1】 コイルが配設された振子と、この振子を
揺動自在に支持すると共に前記コイルに電気的に接続さ
れたバネと、前記コイルのコイル面に対して垂直方向に
磁束を発生させる磁気回路と、前記振子の変位量を計測
する変位検出機構と、この変位検出機構により検出した
振子の変位量に対応した電流を前記コイルに流すことに
より前記振子に加わる力に平衡する力を発生させる負帰
還回路とからなり、このコイル電流から加速度の大きさ
を検出するサーボ加速度計において、前記負帰還回路を
実装し前記バネの一端がこの負帰還回路に電気的に接続
された制御基板を備え、この制御基板のバネとの接続部
を可撓性を有する電気伝導部材で形成すると共に両基板
間をこの電気導電部材で接続したことを特徴とするサー
ボ加速度計。 - 【請求項2】 コイルが配設された振子と、この振子を
揺動自在に支持すると共に前記コイルに電気的に接続さ
れたバネと、前記コイルのコイル面に対して垂直方向に
磁束を発生させる磁気回路と、前記振子の変位量を計測
する変位検出機構と、この変位検出機構により検出した
振子の変位量に対応した電流を前記コイルに流すことに
より前記振子に加わる力に平衡する力を発生させる負帰
還回路とからなり、このコイル電流から加速度の大きさ
を検出するサーボ加速度計において、前記負帰還回路を
実装し前記バネの一端がこの負帰還回路に電気的に接続
された制御基板を備え、前記バネの前記制御基板との接
続部に近接した部分に湾曲部を設けたことを特徴とする
サーボ加速度計。 - 【請求項3】 コイルが配設された振子と、この振子を
揺動自在に支持すると共に前記コイルに電気的に接続さ
れたバネと、前記コイルのコイル面に対して垂直方向に
磁束を発生させる磁気回路と、前記振子の変位量を計測
する変位検出機構と、この変位検出機構により検出した
振子の変位量に対応した電流を前記コイルに流すことに
より前記振子に加わる力に平衡する力を発生させる負帰
還回路とからなり、このコイル電流から加速度の大きさ
を検出するサーボ加速度計において、前記負帰還回路を
実装し前記バネの一端がこの負帰還回路に電気的に接続
された制御基板を備え、このバネの一端を断面積が極め
て小なる形状としたことを特徴とするサーボ加速度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3521992U JPH0587570U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | サーボ加速度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3521992U JPH0587570U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | サーボ加速度計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587570U true JPH0587570U (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=12435736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3521992U Pending JPH0587570U (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | サーボ加速度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0587570U (ja) |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP3521992U patent/JPH0587570U/ja active Pending
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