JPH0587615A - 動態計量装置 - Google Patents

動態計量装置

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JPH0587615A
JPH0587615A JP25093891A JP25093891A JPH0587615A JP H0587615 A JPH0587615 A JP H0587615A JP 25093891 A JP25093891 A JP 25093891A JP 25093891 A JP25093891 A JP 25093891A JP H0587615 A JPH0587615 A JP H0587615A
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JP
Japan
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weighing
data section
valid data
cow
weighing platform
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Application number
JP25093891A
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English (en)
Inventor
Nobuo Aoki
青木  伸夫
Yasuo Nishioka
廉夫 西岡
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個体識別情報の授受を行うための発信手段及
び受信手段を利用して、1頭のみが秤量台上に在ること
を正確に判断して有効データ区間を設定する。 【構成】 秤量台1と、その秤量台1上を計量対象が通
過するときの秤量値の時系列データを順次取り込んで記
憶する記憶手段6aと、時系列データの有効データ区間
を設定する有効データ区間設定手段6cと、有効データ
区間における時系列データから計量対象の静止重量を算
出する演算手段6dとが備えられた動態計量装置におい
て、計量対象に、その個体識別情報を発信する発信手段
Tが取り付けられ、発信手段Tから発信される個体識別
情報を、計量対象が秤量台1の入口付近に在るときに受
信する第1受信手段4a、及び計量対象が秤量台1の出
口付近に在るときに受信する第2受信手段4bが設けら
れ、有効データ区間設定手段6cは、第1受信手段4a
及び第2受信手段4bが各別に受信する個体識別情報に
基づいて、1個の計量対象のみが秤量台1上に在るとき
のデータ区間を判定して有効データ区間とするように構
成されている動態計量装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、秤量台と、その秤量台
上を計量対象が通過するときの秤量値の時系列データを
順次取り込んで記憶する記憶手段と、前記時系列データ
の有効データ区間を設定する有効データ区間設定手段
と、前記有効データ区間における前記時系列データから
前記計量対象の静止重量を算出する演算手段とが備えら
れた動態計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる動態計量装置として、例えば牛の
計量装置がある。計量対象としての牛が秤量台の上を歩
行通過するとき、秤量台から得られる秤量値の経時変化
は、牛の歩行周期に合わせて変化する複雑な波形を呈す
る。そこで、従来から、秤量値の時系列データを一旦取
り込んで記憶し、時系列データの変化から有効データ区
間を設定して、その有効データ区間における時系列デー
タから計量対象の静止重量を算出するように構成してい
る。
【0003】具体的には、例えば、時系列データの変化
から複数のピークを抽出し、所定数のピークが得られた
ときに、最初のピークから最後のピークまでを有効デー
タ区間と定める。そしてこの有効データ区間における時
系列データの平均値を求めて静止重量の算出値としてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の計量装置におい
て、複数の牛を連続して計量する際、1頭ずつの静止重
量を確実に計量する方法として二つの考え方がある。第
1は、秤量台の入口及び出口にゲートを設けて適切に開
閉制御し、2頭以上の牛が秤量台に乗る状態が発生しな
いようにする方法である。しかし、この方法は、装置が
大掛かりになりコスト上昇を招く点で不利である。
【0005】第2の方法として、上記のようなゲートを
設けずに、2頭以上の牛が秤量台に乗る状態を許容しな
がら、得られる時系列データのうち、かかる状態での時
系列データを無視し、1頭のみが秤量台上に在るときの
データ区間を判定して有効データ区間とする方法があ
る。この場合、従来例で述べた有効データ区間設定方法
だけでは、1頭のみが秤量台上に在るかどうかを判断す
ることがむずかしい。
【0006】そこで、例えば、秤量台の入口及び出口に
光センサ等により牛の通過を検出する検出手段を設け、
その検出情報から上記の有効データ区間を設定すること
が考えられる。しかし、この方法では、例えば2頭の牛
が連なった状態で上記検出手段の設置箇所を通過した場
合に1頭であると誤検出され、やはり1頭のみが秤量台
上に在るかどうかを正確に判断することがむずかしい。
又、光センサは埃に弱い等の欠点もある。
【0007】一方、計量対象(牛)の個体を計量装置に
認識させる方法として、牛に個体識別情報(例えば個体
番号)を発信する発信手段を取り付け、計量装置側にそ
の個体識別情報を受信する受信手段を設けることによ
り、牛の発信手段が計量装置の受信手段設に近づいたと
きに個体識別情報の授受が自動的に行われるようにする
ことが従来から実施されている。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、上記個体識別情報の授受を行
うための発信手段及び受信手段を利用して、1頭のみが
秤量台上に在ることを正確に判断して上記有効データ区
間を設定することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の動態計量装置
は、秤量台と、その秤量台上を計量対象が通過するとき
の秤量値の時系列データを順次取り込んで記憶する記憶
手段と、前記時系列データの有効データ区間を設定する
有効データ区間設定手段と、前記有効データ区間におけ
る前記時系列データから前記計量対象の静止重量を算出
する演算手段とが備えられたものであって、その特徴構
成は、前記計量対象に、その個体識別情報を発信する発
信手段が取り付けられ、前記発信手段から発信される個
体識別情報を、前記計量対象が前記秤量台の入口付近に
在るときに受信する第1受信手段、及び前記前記計量対
象が前記秤量台の出口付近に在るときに受信する第2受
信手段が設けられ、前記有効データ区間設定手段は、前
記第1受信手段及び第2受信手段が各別に受信する個体
識別情報に基づいて、1個の計量対象のみが秤量台上に
在るときのデータ区間を判定して前記有効データ区間と
するように構成されている点にある。
【0010】
【作用】上記の特徴構成によれば、秤量値の時系列デー
タの有効データ区間を設定する有効データ区間設定手段
が、第1受信手段及び第2受信手段からの個体識別情報
に基づいて、1個の計量対象のみが秤量台上に在るとき
のデータ区間を判定して前記有効データ区間とする。
【0011】ここで、第1受信手段は秤量台の入口付近
に設置され、第2受信手段は秤量台の出口付近に設置さ
れる。そして、いずれも計量対象に取り付けられた発信
手段との間の通信可能領域を狭く設定している。従っ
て、第1受信手段は、計量対象が秤量台の入口付近に在
るときに発信手段から発信される個体識別情報を受信
し、第2受信手段は、計量対象が秤量台の出口付近に在
るときに同じく個体識別情報を受信する。
【0012】換言すれば、第1受信手段の受信信号に基
づいて計量対象が入口付近を通過して秤量台に乗るタイ
ミングを検出し、第2受信手段の受信信号に基づいて計
量対象が秤量台を下りて出口付近を通過するタイミング
を判断することがきる。又、個体識別情報から、その計
量対象を特定することができるので、仮に、2個の計量
対象が連なって入口付近又は出口付近を通過した場合で
あっても、夫々の計量対象の発信手段から発信される個
体識別情報が各別に受信され、2個の計量対象が通過し
たことが判断されうる。
【0013】有効データ区間設定手段は上記の判断を行
うことにより、各計量対象が秤量台上に在るか否かを判
断する。そして、1個の計量対象のみが秤量台上に在る
ときのデータ区間を判定して前記有効データ区間とする
のである。尚、この有効データ区間の中で、従来例で述
べた時系列データの変化におけるピーク抽出による有効
データ区間の設定をさらに行って、有効データ区間を狭
めてもよい。
【0014】
【発明の効果】従って、本発明によれば、上記個体識別
情報の授受を行うための発信手段及び受信手段を利用し
て、1個の計量対象のみが秤量台上に在るときのデータ
区間を判定して、有効データ区間を定めることができる
ようになった。その結果、計量ミスの少ない信頼性の高
い計量装置を提供できるものとなった。
【0015】
【実施例】以下、本発明を牛の計量装置に適用した実施
例について説明する。本実施例の計量装置は、図1に示
すように計量対象としての牛が秤量台1の上を歩行通過
する際に、秤量台1から得られる秤量値の時系列データ
から、牛の静止重量(以下、単に重量という)を算出す
るものである。秤量台1及びその前後の通路両側には柵
2が設けられ、その外側には端末装置3が立設されてい
る。
【0016】端末装置3は図2に示すように、計量の開
始及び停止の指示等を行うためのキーパネル3a、計量
結果(牛の個体番号及びその重量)を表示出力するため
のディジタル表示器3b、計量結果を印字出力するため
のプリンタ3c等を備える。又、秤量台1からの荷重デ
ータに基づく牛の重量の算出や、外部情報機器との通信
等を司る計量処理部Hも端末装置3の内部に設けられて
いる。
【0017】図1に示すように、牛の左後脚の足首に
は、牛の個体識別情報(個体番号)を発信する発信手段
Tが取付けられている。発信手段Tは、個体番号を記憶
するメモリ及び双方向のRF無線通信手段を備える。そ
して、後述する受信手段を介して計量処理部Hとの間で
無線通信を行い、計量対象である牛の個体番号を計量処
理部Hに与える。尚、前述のキーパネル3aを用いて、
作業者が個体番号を手動入力することもできる。
【0018】秤量台1は、図3に平面図を示すように、
牛が乗って歩行通過する台板1aと、その四隅に配設さ
れた4個のロードセル1bとを備える。台板1aにかか
る荷重は、これら4個のロードセル1bの出力の合計値
として検出される。4個のロードセル1bの出力は、ア
ナログ電圧として計量処理部Hに与えられ、計量処理部
Hにて信号処理される。
【0019】秤量台1の前後、即ち入口付近と出口付近
には発信手段Tからの個体番号を受信するための受信手
段としてのアンテナ4a,4bが設けられている。正確
には、図1及び図3に示すように、入口付近のアンテナ
4aを秤量台1の手前に配置し、出口付近のアンテナ4
aを秤量台1の後部に配置している。これは、発信手段
Tが牛の後脚に取り付けられていることと関連する。
【0020】アンテナ4a,4bは、ループ状に巻回さ
れた平面角型アンテナであって、牛の進行方向に向かっ
て左側(発信手段Tが取付けられた脚の側)の柵2の内
側に、長手方向が牛の進行方向になるように取り付けら
れている。そして、その指向性は厚み方向、即ち牛の進
行方向に対して左右方向に強くなっている。従って、牛
の足首に取り付けられる発信手段Tの指向性も牛の進行
方向に対して左右方向に強くなるように取り付けられて
いる。
【0021】計量処理部Hは、図4に示すように、デー
タ入力手段5と演算処理手段6を備える。データ入力手
段5は、秤量台1からの秤量値である電圧信号を増幅す
るアンプ5a、その出力を平滑するローパスフィルタ5
b、平滑された電圧信号を所定のサンプリング時間で量
子化するA/D変換器5cを備える。A/D変換器5c
から出力される量子化された秤量値の時系列のデータ
(以下、計量データという)は、演算処理手段6に入力
される。
【0022】演算処理手段6は、マイクロコンピュータ
を利用して構成され、計量データを記憶する記憶手段6
a、計量データの変化から極大値を抽出する極大値抽出
手段6b、計量データの有効データ区間を設定する有効
データ区間設定手段6c、有効データ区間における計量
データから牛の重量を算出する演算手段6dを備える。
【0023】又、計量処理部Hにはシリアルインターフ
ェース7や入出力回路8が設けられている。シリアルイ
ンターフェース7は、牛の個体毎の履歴データや集計デ
ータを管理する外部情報機器DE(コンピュータ)との
通信や、アンテナ4a,4b及びそのRF回路9を介し
ての発信手段Tとの通信を司る。入出力回路8は、前述
のキーパネル3a、ディジタル表示器3b、及びプリン
タ3cとのインターフェースを司る。
【0024】計量処理部H(演算処理手段6)と牛に取
り付けられた発信手段Tとの間の通信は次のように行わ
れる。先ず、アンテナ4a,4bからは、応答要求信号
を含むRF電波が出力されている。牛に取り付けられた
発信手段Tがアンテナ4a又はアンテナ4bに近づく
と、このRF電波によって電力を供給され能動状態にな
る。そして、応答要求信号に応えて記憶情報、即ち、そ
の発信手段Tが取り付けられている牛の個体番号をRF
電波として発信する。
【0025】この信号はアンテナ4a又はアンテナ4b
に受信され、RF回路9a,9b及びシリアルインター
フェース7を介して演算処理手段6に伝送される。秤量
台1の入口付近に設けられたアンテナ4a、及び出口付
近に設けられたアンテナ4bは、各別に発信手段Tとの
間で上記の如き通信を行い、その通信可能領域は入口付
近又は出口付近の狭い領域に設定されている。
【0026】従って、アンテナ4aは牛が秤量台1の入
口付近に在るときにその個体番号を受信する第1受信手
段に相当し、アンテナ4bは牛が秤量台1の出口付近に
在るときにその個体番号を受信する第2受信手段に相当
する。受信された個体番号には、アンテナ4a,4bの
うちのいずれで受信した信号かを識別するためのビット
がシリアルインターフェース7にて付加され、個体検出
情報として演算処理手段6に伝送される。
【0027】演算処理手段6は、上記の個体検出情報か
ら秤量台1に乗っている計量対象(牛)の個体番号を特
定すると共に、1頭の牛のみが秤量台1上に在るときの
データ区間を判定して有効データ区間を設定する。この
有効データ区間を設定は、演算処理手段6中の有効デー
タ区間設定手段6cが以下のようにして行う。
【0028】先ず、1頭の牛のみが秤量台1上を歩行通
過したときに秤量台1から出力される秤量値(ローパス
フィルタ5bにて平滑された後の電圧)の経時変化は、
図5のようになる。図中、斜線部11はアンテナ4aが
発信手段Tからの個体番号を受信している期間を示し、
クロスハッチ部12はアンテナ4bが発信手段Tからの
個体番号を受信している期間を示す。
【0029】従って、有効データ区間設定手段6cは、
個体検出情報に基づいて牛が入口付近を通過したタイミ
ング11a、及び牛が秤量台1を下りて出口付近を通過
するタイミング12aを判断し、有効データ区間Tを設
定する。さらに、有効データ区間設定手段6cは、有効
データ区間T内の計量データの変化から極大値を抽出し
て有効データ区間tを定めて牛の重量を算出するが、こ
れについては後述する。
【0030】次に、2頭の牛が続けて秤量台1上を歩行
通過したとき、つまり、1番目の牛が秤量台1から下り
ないうちに2番目の牛が秤量台1に乗ったときの秤量値
の経時変化は図6又は図7のようになる。図中、斜線部
13,14はアンテナ4aが発信手段Tからの個体番号
を受信している期間を示し、クロスハッチ部15,16
はアンテナ4bが発信手段Tからの個体番号を受信して
いる期間を示す。但し、13,15は1番目の牛の個体
番号であり、14,16は2番目の牛の個体番号であ
る。
【0031】従って、有効データ区間設定手段6cは、
個体検出情報に基づいて1番目の牛が入口付近を通過し
たタイミング13aから2番目の牛が入口付近を通過す
るタイミング14aまでを1番目の牛の有効データ区間
T1と定め、1番目の牛が出口付近を通過したタイミン
グ15aから2番目の牛が出口付近を通過するタイミン
グ16aまでを2番目の牛の有効データ区間T2と定め
る。
【0032】換言すれば、2番目の牛が入口付近を通過
するタイミング14aから1番目の牛が出口付近を通過
したタイミング15aまでは、2頭の牛が秤量台1上に
在ることになるので、この区間のデータを無視すること
になる。尚、2頭の牛が連なって秤量台1に乗った場
合、又は連なって秤量台1から下りた場合は、有効デー
タ区間T1又は有効データ区間T2は実質的に無くな
る。
【0033】次に、上記のようにして定められた有効デ
ータ区間T,T1,T2における計量データから牛の重
量を算出するアルゴリズムについて説明する。図5乃至
図7に示した秤量値に相当する電圧は、前述したよう
に、A/D変換器5cによって量子化され、計量データ
として演算処理手段6に入力される。演算処理手段6
は、計量データが秤量台1aの自重のみによる値より少
し大きいしきい値を越えると、牛が秤量台1に乗り始め
たものとして、その計量データの記憶手段6aへの記憶
を開始する。
【0034】そして、演算処理手段6の中の極大値抽出
手段6bが計量データの変化から極大値(図5における
1 ,P2 ,P3,・・・)を抽出して記憶する。但
し、今回の極大値Pn を前回の極大値Pn-1 と比較し
て、20%以上の変化(増加又は減少)があった場合
は、異なるグループのデータであると判断して、それま
でに記憶された極大値をクリアした上で、今回の極大値
n を記憶する。
【0035】従って、図5の場合、極大値P2 は、前回
の極大値P1 より20%以上増加しているので、それま
でに記憶された極大値P1 はクリアされ、今回の極大値
2 が一つ目の極大値として記憶されることになる。そ
して、記憶された極大値が3個に達したか否かを判断
し、達していれば一つ目の極大値P2 から三つ目の極大
値P4 までを有効データ区間tとして設定する。但し、
この有効データ区間tは、前述した有効データ区間Tの
中でさらに上記アルゴリズムにより定められるものであ
る。この有効データ区間tにおける計量データの平均が
演算手段6dによって求められ、これを算出された牛の
重量とする。
【0036】図6に示したように、2頭の牛が続けて秤
量台1上を歩行通過したときも図5の場合と同様にし
て、夫々の牛の重量が算出される。つまり、1番目の牛
の有効データ区間T1の中でさらに有効データ区間t1
が定められ、2番目の牛の有効データ区間T2の中でさ
らに有効データ区間t2が定められる。そして、夫々の
有効データ区間t1,t2における計量データの平均か
ら各牛の重量が算出される。
【0037】図7の場合は、図6の場合と少し状況が異
なる。つまり、1番目の牛の有効データ区間T1の中で
3個以上の極大値が抽出されていない。かかる状況は、
1番目の牛が秤量台1に乗ってからすぐ後に2番目の牛
が乗ってきた場合に発生する。この場合は有効データ区
間t1を定めることができないので1番目の牛について
は重量を算出することができない。従って、計量エラー
のメッセージを表示器3a及びプリンタ3cから出力す
ることになる。
【0038】尚、図7の場合、2番目の牛については、
有効データ区間t2が定まるので重量を算出することが
できるが、1番目の牛が秤量台1から下りたすぐ後に2
番目の牛が下りた場合には2番目の牛の重量も算出でき
ない状況が発生しうる。2頭の牛が連なって秤量台1に
乗った場合、又は連なって秤量台1から下りた場合は、
有効データ区間T1又は有効データ区間T2が実質的に
設定されないので、やはり、1番目又は2番目の牛の重
量を算出することができないこととなる。
【0039】以下別実施例について記す。 上記実施例においては、受信手段としてのアンテナ
4a,4bを牛の歩行経路の側壁面、即ち柵2の内側に
設置したが、例えば床面に設置してもよい。この場合、
アンテナの指向性は鉛直方向に強くなるので、発信手段
Tの指向性も鉛直方向に強くなるように牛の脚に取り付
ける必要がある。
【0040】 発信手段Tからの個体識別情報に基づ
く有効データ区間Tの設定と、時系列データ(計量デー
タ)の変化におけるピーク抽出による有効データ区間t
の設定は、いずれを先に実行してもよく、要は、両方の
有効データ区間T,tの重なった区間(AND区間)
が、最終的な有効データ区間となる。
【0041】 上記実施例は牛の計量装置であるが、
本発明はこれに限らず各種歩行動物の計量装置、さらに
は車両等の動態計量装置にも適用できる。
【0042】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る牛の計量装置の概略構成
を示す側面図
【図2】計量装置の端末装置部分の正面図
【図3】計量装置の秤量台部分平面図(部分透視図)
【図4】計量装置の計量処理部とその周辺の回路ブロッ
ク図
【図5】平滑前の秤量値の経時変化及び個体識別情報の
受信タイミングを示すグラフ
【図6】平滑前の秤量値の経時変化及び個体識別情報の
受信タイミングを示すグラフ(2頭の牛を連続計量した
場合、その1)
【図7】平滑前の秤量値の経時変化及び個体識別情報の
受信タイミングを示すグラフ(2頭の牛を連続計量した
場合、その2)
【符号の説明】
1 秤量台 4a 第1受信手段 4b 第2受信手段 6a 記憶手段 6c 有効データ区間設定手段 6d 演算手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秤量台(1)と、その秤量台(1)上を
    計量対象が通過するときの秤量値の時系列データを順次
    取り込んで記憶する記憶手段(6a)と、前記時系列デ
    ータの有効データ区間を設定する有効データ区間設定手
    段(6c)と、前記有効データ区間における前記時系列
    データから前記計量対象の静止重量を算出する演算手段
    (6d)とが備えられた動態計量装置であって、前記計
    量対象に、その個体識別情報を発信する発信手段(T)
    が取り付けられ、前記発信手段(T)から発信される個
    体識別情報を、前記計量対象が前記秤量台(1)の入口
    付近に在るときに受信する第1受信手段(4a)、及び
    前記計量対象が前記秤量台(1)の出口付近に在るとき
    に受信する第2受信手段(4b)が設けられ、前記有効
    データ区間設定手段(6c)は、前記第1受信手段(4
    a)及び第2受信手段(4b)が各別に受信する個体識
    別情報に基づいて、1個の計量対象のみが秤量台(1)
    上に在るときのデータ区間を判定して前記有効データ区
    間とするように構成されている動態計量装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017011889A1 (pt) * 2015-07-23 2017-01-26 Robert Bosch Limitada Processo e dispositivo de pesagem dinâmica de um animal

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017011889A1 (pt) * 2015-07-23 2017-01-26 Robert Bosch Limitada Processo e dispositivo de pesagem dinâmica de um animal

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