JPH0587868A - 電圧非直線抵抗体の電流電圧試験方法 - Google Patents
電圧非直線抵抗体の電流電圧試験方法Info
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- JPH0587868A JPH0587868A JP3251331A JP25133191A JPH0587868A JP H0587868 A JPH0587868 A JP H0587868A JP 3251331 A JP3251331 A JP 3251331A JP 25133191 A JP25133191 A JP 25133191A JP H0587868 A JPH0587868 A JP H0587868A
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Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電圧非直線抵抗体を熱破壊することなく、1A
の電流を抵抗体に流した場合の抵抗体に発生する電圧V
1Aを実測して正確な値を求める。 【構成】直流電源回路1に対しほぼ2.5ms以下の短
時間IA電流を発生して電圧非直線抵抗体3に印加する
ための短時間電流印加回路2を接続する。又、前記電圧
非直線抵抗体3に流れる電流を測定する電流測定回路5
と、前記電圧非直線抵抗体の両端に発生する電圧を測定
する電圧測定回路6を前記短時間電流印加回路2に接続
する。
の電流を抵抗体に流した場合の抵抗体に発生する電圧V
1Aを実測して正確な値を求める。 【構成】直流電源回路1に対しほぼ2.5ms以下の短
時間IA電流を発生して電圧非直線抵抗体3に印加する
ための短時間電流印加回路2を接続する。又、前記電圧
非直線抵抗体3に流れる電流を測定する電流測定回路5
と、前記電圧非直線抵抗体の両端に発生する電圧を測定
する電圧測定回路6を前記短時間電流印加回路2に接続
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は雷サージによる高電圧
が送電線に印加された時、それを速やかに大地へ放電す
るとともに、その後生じる続流を電圧−電流特性が非直
線性の酸化亜鉛等を主材とする電圧非直線抵抗体により
遮断し、地絡事故の発生を防止する避雷碍子装置の電圧
非直線抵抗体単品あるいは積層品の所定電流に対する発
生電圧(制限電圧)を測定する電流電圧試験方法に関す
るものである。
が送電線に印加された時、それを速やかに大地へ放電す
るとともに、その後生じる続流を電圧−電流特性が非直
線性の酸化亜鉛等を主材とする電圧非直線抵抗体により
遮断し、地絡事故の発生を防止する避雷碍子装置の電圧
非直線抵抗体単品あるいは積層品の所定電流に対する発
生電圧(制限電圧)を測定する電流電圧試験方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電圧非直線抵抗体は酸化亜鉛を
主成分とし、これに所定の添加物を混合して造粒物を作
り、この造粒物を所定の形状に成形した後、焼成して作
製している。
主成分とし、これに所定の添加物を混合して造粒物を作
り、この造粒物を所定の形状に成形した後、焼成して作
製している。
【0003】従来、電圧非直線抵抗体の電流電圧試験装
置として、特開昭63−75671号公報に示すものが
提案されている。この装置においては電圧非直線抵抗体
の性質を評価するために所定の電流、例えば1mA、1
00μA、10μA、1μAにおける電圧等の電気的性
質を測定していた。
置として、特開昭63−75671号公報に示すものが
提案されている。この装置においては電圧非直線抵抗体
の性質を評価するために所定の電流、例えば1mA、1
00μA、10μA、1μAにおける電圧等の電気的性
質を測定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記試験装置において
は、1mAの電流を抵抗体に印加した時に生じる電圧、
V1mA の測定は直流電源を用いて行っているが、1Aの
電流を印加した時に生じる電圧V1Aの測定を直流電源を
用いて行うと、抵抗体の電流−時間特性によって測定中
に抵抗体が熱破壊するおそれがあるため、直流電源によ
る電圧V1Aの測定をすることはできなかった。そのた
め、抵抗体の電圧−電流特性直線から求めたV1A/V
1mA 比に相関があることから、電圧V1mA を測定した
後、電圧V1Aを推定していた。従って、電圧V1Aの値が
正確に得られないという問題があった。
は、1mAの電流を抵抗体に印加した時に生じる電圧、
V1mA の測定は直流電源を用いて行っているが、1Aの
電流を印加した時に生じる電圧V1Aの測定を直流電源を
用いて行うと、抵抗体の電流−時間特性によって測定中
に抵抗体が熱破壊するおそれがあるため、直流電源によ
る電圧V1Aの測定をすることはできなかった。そのた
め、抵抗体の電圧−電流特性直線から求めたV1A/V
1mA 比に相関があることから、電圧V1mA を測定した
後、電圧V1Aを推定していた。従って、電圧V1Aの値が
正確に得られないという問題があった。
【0005】又、抵抗体を複数個直列に積層した場合の
電圧V1mA の測定は、交流電源を用いて行っているが、
抵抗体単品と同様に積層抵抗体の電圧V1Aの測定を交流
電源を用いて行うと、電流−時間特性によって測定中に
抵抗体が熱破壊するおそれがあるため、交流電源による
電圧V1Aの測定はできなかった。そこで、推定した抵抗
体の電圧V1Aを累積して積層抵抗体の電圧V1Aを推定し
ていたので、正確な積層抵抗体の電圧V1Aを知ることが
できないという問題があった。
電圧V1mA の測定は、交流電源を用いて行っているが、
抵抗体単品と同様に積層抵抗体の電圧V1Aの測定を交流
電源を用いて行うと、電流−時間特性によって測定中に
抵抗体が熱破壊するおそれがあるため、交流電源による
電圧V1Aの測定はできなかった。そこで、推定した抵抗
体の電圧V1Aを累積して積層抵抗体の電圧V1Aを推定し
ていたので、正確な積層抵抗体の電圧V1Aを知ることが
できないという問題があった。
【0006】この発明の目的は電圧非直線抵抗体を単品
あるいは積層した状態でその電気的特性、特に1Aの電
流を流した場合の抵抗体に発生する電圧V1Aを推定する
ことなく正確に測定することができる電圧非直線抵抗体
の電流電圧試験方法を提供することにある。
あるいは積層した状態でその電気的特性、特に1Aの電
流を流した場合の抵抗体に発生する電圧V1Aを推定する
ことなく正確に測定することができる電圧非直線抵抗体
の電流電圧試験方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記の目的を達成するため、電圧非直線抵抗体単品に対し
方形波インパルス電流発生装置から、5A以下の電流を
ほぼ2.5msの短時間印加して、電圧非直線抵抗体の
両端に発生する電圧及び前記短時間電流を測定して記録
するという方法をとっている。
記の目的を達成するため、電圧非直線抵抗体単品に対し
方形波インパルス電流発生装置から、5A以下の電流を
ほぼ2.5msの短時間印加して、電圧非直線抵抗体の
両端に発生する電圧及び前記短時間電流を測定して記録
するという方法をとっている。
【0008】又、請求項2記載の発明は、雷インパルス
電圧発生装置に制動抵抗、放電抵抗及び波形調整用コン
デンサを組込み、電圧非直線抵抗体積層品に対し前記雷
インパルス電圧発生装置から5A以下の電流を数百μs
の短時間印加して、該抵抗体の両端に発生する電圧及び
前記短時間電流を測定して記録するという方法をとって
いる。
電圧発生装置に制動抵抗、放電抵抗及び波形調整用コン
デンサを組込み、電圧非直線抵抗体積層品に対し前記雷
インパルス電圧発生装置から5A以下の電流を数百μs
の短時間印加して、該抵抗体の両端に発生する電圧及び
前記短時間電流を測定して記録するという方法をとって
いる。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明は、方形波インパルス電流
発生装置により、電圧非直線抵抗体単品に対し5Aの方
形波電流がほぼ2.5msの短時間のみ印加されるの
で、測定動作中に抵抗体単品の熱破壊を防止することが
できる。
発生装置により、電圧非直線抵抗体単品に対し5Aの方
形波電流がほぼ2.5msの短時間のみ印加されるの
で、測定動作中に抵抗体単品の熱破壊を防止することが
できる。
【0010】又、電圧非直線抵抗体に実際に印加した電
流が測定されるとともに、電圧非直線抵抗体単品の両端
に発生する電圧が実際に測定され、正確な抵抗体の電気
的特性を知ることができる。
流が測定されるとともに、電圧非直線抵抗体単品の両端
に発生する電圧が実際に測定され、正確な抵抗体の電気
的特性を知ることができる。
【0011】請求項2記載の発明においては、雷インパ
ルス電圧発生装置により、電圧非直線抵抗体積層品に対
し5A以下のインパルス電流が数百μsの短時間のみ印
加されるので、測定動作中に抵抗体積層品の熱破壊を防
止することができる。
ルス電圧発生装置により、電圧非直線抵抗体積層品に対
し5A以下のインパルス電流が数百μsの短時間のみ印
加されるので、測定動作中に抵抗体積層品の熱破壊を防
止することができる。
【0012】又、電圧非直線抵抗体積層品に実際に印加
した電流が測定されるとともに、電圧非直線抵抗体積層
品の両端に発生する電圧が実際に測定され、正確な抵抗
体積層品の電気的特性を知ることができる。
した電流が測定されるとともに、電圧非直線抵抗体積層
品の両端に発生する電圧が実際に測定され、正確な抵抗
体積層品の電気的特性を知ることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の単品の電圧非直線抵抗体の
電圧電流試験方法に使用される試験装置の一実施例を図
1〜図6に基づいて説明する。
電圧電流試験方法に使用される試験装置の一実施例を図
1〜図6に基づいて説明する。
【0014】最初に、この電流電圧試験装置の概要を図
6により説明すると、直流電源回路1には短時間電流印
加回路2が接続され、該印加回路2には電圧非直線抵抗
体3に対し電流を印加するための印加用端子4,4が接
続されている。又、前記短時間電流印加回路2と前記一
方の端子4との間には印加された電流を測定するための
電流測定回路5が接続されている。さらに、前記両端子
4,4間に発生する電圧、つまり抵抗体3の電圧を測定
するための電圧測定回路6が接続されている。
6により説明すると、直流電源回路1には短時間電流印
加回路2が接続され、該印加回路2には電圧非直線抵抗
体3に対し電流を印加するための印加用端子4,4が接
続されている。又、前記短時間電流印加回路2と前記一
方の端子4との間には印加された電流を測定するための
電流測定回路5が接続されている。さらに、前記両端子
4,4間に発生する電圧、つまり抵抗体3の電圧を測定
するための電圧測定回路6が接続されている。
【0015】なお、前記電圧非直線抵抗体3はターンテ
ーブル7に設けた抵抗体支持部8によって把持され、駆
動機構14により回転されながらこの発明の電流電圧試
験とは別の試験を行う位置、抵抗体の包装あるいは取出
位置等の異なる位置に例えば10秒毎に間欠的に送られ
るようになっている。前記直流電源回路1、短時間電流
印加回路2、電流測定回路5、電圧測定回路6及びター
ンテーブル7の駆動機構14等は、マイクロコンピュー
タを具備する制御装置15により制御され、この制御装
置15は、試験装置の後述する動作プログラム等を記憶
するためのリード・オンリー・メモリ16と、電圧、電
流等の測定データ等を記憶するためのランダム・アクセ
ス・メモリ17とを有している。なお、この自動試験装
置については特開昭63−75671号公報に記載され
たものを使用することができる。
ーブル7に設けた抵抗体支持部8によって把持され、駆
動機構14により回転されながらこの発明の電流電圧試
験とは別の試験を行う位置、抵抗体の包装あるいは取出
位置等の異なる位置に例えば10秒毎に間欠的に送られ
るようになっている。前記直流電源回路1、短時間電流
印加回路2、電流測定回路5、電圧測定回路6及びター
ンテーブル7の駆動機構14等は、マイクロコンピュー
タを具備する制御装置15により制御され、この制御装
置15は、試験装置の後述する動作プログラム等を記憶
するためのリード・オンリー・メモリ16と、電圧、電
流等の測定データ等を記憶するためのランダム・アクセ
ス・メモリ17とを有している。なお、この自動試験装
置については特開昭63−75671号公報に記載され
たものを使用することができる。
【0016】次に、図1〜図3により、電流電圧試験装
置の詳細を説明する。前記短時間電流印加回路2を構成
する充電用コンデンサC1 〜Cnは図1に示すように前
記直流電源回路1に対し並列に接続されている。又、各
充電用コンデンサC1 〜Cn 間にはインダクタンスL1
〜Ln が複数個直列に接続されている。さらに、前記イ
ンダクタンスLn と端子4との間には所定の放電ギャッ
プGを有する放電ギャップユニット11が接続されてい
る。
置の詳細を説明する。前記短時間電流印加回路2を構成
する充電用コンデンサC1 〜Cnは図1に示すように前
記直流電源回路1に対し並列に接続されている。又、各
充電用コンデンサC1 〜Cn 間にはインダクタンスL1
〜Ln が複数個直列に接続されている。さらに、前記イ
ンダクタンスLn と端子4との間には所定の放電ギャッ
プGを有する放電ギャップユニット11が接続されてい
る。
【0017】次に、電圧測定回路6について図2により
説明すると、前記短時間電流印加回路2の出力端子には
高電圧用抵抗分圧器を構成する抵抗R1 ,R2 が直列に
接続され、さらに前記抵抗R2 にはトータル的に分圧す
るための抵抗R3 が接続され、又、この抵抗R3 には、
抵抗R4 ,R5 が互いに直列に、かつ前記抵抗R3 に対
し並列に接続されいる。さらに、前記抵抗R5 にはオシ
ロスコープ12が接続され、これにより電圧非直線抵抗
体3に発生する電圧を測定して表示することができる。
この電圧測定回路6の各抵抗の分圧比nは、次の(1)
式で表される。
説明すると、前記短時間電流印加回路2の出力端子には
高電圧用抵抗分圧器を構成する抵抗R1 ,R2 が直列に
接続され、さらに前記抵抗R2 にはトータル的に分圧す
るための抵抗R3 が接続され、又、この抵抗R3 には、
抵抗R4 ,R5 が互いに直列に、かつ前記抵抗R3 に対
し並列に接続されいる。さらに、前記抵抗R5 にはオシ
ロスコープ12が接続され、これにより電圧非直線抵抗
体3に発生する電圧を測定して表示することができる。
この電圧測定回路6の各抵抗の分圧比nは、次の(1)
式で表される。
【0018】
【数1】 n=〔(R1 +r)/r〕×〔(R4 +R5 )/R5 〕 ・・・(1) 但し、前記rは次式(2)である。
【0019】
【数2】
【0020】次に、電流測定回路5について図3により
説明すると、前記抵抗体3と直列に接続されたシャント
抵抗RS に対し、オシロスコープ側抵抗分圧器を構成す
る抵抗R0 が並列に接続され、この抵抗R0 には、オシ
ロスコープ13が接続されている。
説明すると、前記抵抗体3と直列に接続されたシャント
抵抗RS に対し、オシロスコープ側抵抗分圧器を構成す
る抵抗R0 が並列に接続され、この抵抗R0 には、オシ
ロスコープ13が接続されている。
【0021】前記電流測定回路5の各抵抗の分流比m
は、次の(3)式で表される。
は、次の(3)式で表される。
【0022】
【数3】 m=(RS −R0 )/(RS ・R0 ) ・・・(3) 次に、前記のように構成した電流電圧試験装置につい
て、その作用を説明する。
て、その作用を説明する。
【0023】今、直流電源回路1から並列に接続された
複数の充電用コンデンサC1 〜Cn に直流電圧が蓄えら
れ、その電圧が所定値以上になるとインダクタンスL1
〜Ln を介して放電用ギャップユニット11により2.
5ms以下の短時間に放電が行われ、この結果単品の電
圧非直線抵抗体3に短時間1Aの電流が流れる。そし
て、電流測定回路5により実際に印加した電流Iを測定
するとともに電圧測定回路6により、電圧非直線抵抗体
3の両端に表れる電圧V1Aを実際に測定することがで
き、単品の電圧非直線抵抗体3の電気的特性を正確に知
ることができる。
複数の充電用コンデンサC1 〜Cn に直流電圧が蓄えら
れ、その電圧が所定値以上になるとインダクタンスL1
〜Ln を介して放電用ギャップユニット11により2.
5ms以下の短時間に放電が行われ、この結果単品の電
圧非直線抵抗体3に短時間1Aの電流が流れる。そし
て、電流測定回路5により実際に印加した電流Iを測定
するとともに電圧測定回路6により、電圧非直線抵抗体
3の両端に表れる電圧V1Aを実際に測定することがで
き、単品の電圧非直線抵抗体3の電気的特性を正確に知
ることができる。
【0024】ここで、実際に試験する場合の各回路構成
部品の規格数値を説明する。直流電源回路1の電圧=1
0KV、放電用コンデンサC1 〜Cn の静電容量=0.
1μF、コンデンサの個数n=10個、インダクタンス
L=150mHとして実際に抵抗体3に流れる電流I及
び電圧V1Aを測定した結果、図4に示すようになった。
前記電圧測定回路6の分圧比n,電流測定回路5の分流
比mは前述した(1)式及び(3)式により、n=99
0.7、m=0.2となる。実際に印加された電流I=
1.01A、測定電圧V1A=6.76KV、印加時間T
d=2.13msであった。
部品の規格数値を説明する。直流電源回路1の電圧=1
0KV、放電用コンデンサC1 〜Cn の静電容量=0.
1μF、コンデンサの個数n=10個、インダクタンス
L=150mHとして実際に抵抗体3に流れる電流I及
び電圧V1Aを測定した結果、図4に示すようになった。
前記電圧測定回路6の分圧比n,電流測定回路5の分流
比mは前述した(1)式及び(3)式により、n=99
0.7、m=0.2となる。実際に印加された電流I=
1.01A、測定電圧V1A=6.76KV、印加時間T
d=2.13msであった。
【0025】次に、図5に基づいて、試験装置により抵
抗体3の電圧電流測定動作について説明する。最初にス
テップS1においてターンテーブル7が駆動機構14に
より例えば10秒毎に1ピッチずつ回転され、抵抗体支
持部8に支持された抵抗体3が両端子間4,4間に供給
されると、ステップS2において前回測定され、メモリ
15に記憶された波形データがクリアされ、ステップS
3において短時間電流印加回路2により印加された方形
波電流が規定時間内に完了しているかどうかが判断され
る。そしてYESの場合にはステップS4において電圧
V1A及び電流Iが測定され、次に、ステップS5におい
て電流Iの上下限が所定範囲内にあるか否が判断され、
YESの場合にはステップS6において電圧V1Aが所定
範囲内にあるか否かが判断される。その結果、ステップ
S6において合格と判断された場合にはステップS7に
おいて電圧V1Aがチェックされる。さらに、ステップS
8において前記電圧V1Aが所定値か否か判断され判断さ
れ、YESの場合にはステップS9において製品は合格
品扱いとなり、次の試験工程に移行する。
抗体3の電圧電流測定動作について説明する。最初にス
テップS1においてターンテーブル7が駆動機構14に
より例えば10秒毎に1ピッチずつ回転され、抵抗体支
持部8に支持された抵抗体3が両端子間4,4間に供給
されると、ステップS2において前回測定され、メモリ
15に記憶された波形データがクリアされ、ステップS
3において短時間電流印加回路2により印加された方形
波電流が規定時間内に完了しているかどうかが判断され
る。そしてYESの場合にはステップS4において電圧
V1A及び電流Iが測定され、次に、ステップS5におい
て電流Iの上下限が所定範囲内にあるか否が判断され、
YESの場合にはステップS6において電圧V1Aが所定
範囲内にあるか否かが判断される。その結果、ステップ
S6において合格と判断された場合にはステップS7に
おいて電圧V1Aがチェックされる。さらに、ステップS
8において前記電圧V1Aが所定値か否か判断され判断さ
れ、YESの場合にはステップS9において製品は合格
品扱いとなり、次の試験工程に移行する。
【0026】又、前述したステップS3において電流の
印加が規定時間内に完了していない場合には試験装置自
体に欠陥があるとみなしてステップS10において不良
表示して中断処理される。又、前記ステップS5,S6
においてそれぞれ不合格となった場合においては製品は
無効品扱いとなる。さらに、ステップS8において不合
格となった場合においては、ステップS12で製品が不
合格品扱いとなり不良搬出される。
印加が規定時間内に完了していない場合には試験装置自
体に欠陥があるとみなしてステップS10において不良
表示して中断処理される。又、前記ステップS5,S6
においてそれぞれ不合格となった場合においては製品は
無効品扱いとなる。さらに、ステップS8において不合
格となった場合においては、ステップS12で製品が不
合格品扱いとなり不良搬出される。
【0027】次に、この発明を抵抗体3を複数個直列に
積層した積層抵抗体3の電流電圧試験装置として具体化
した第2実施例を図7〜図10に基づいて説明する。図
7に示すように直流電源回路1には短時間電流印加回路
2を構成する複数個の充電用コンデンサC1 〜Cn が直
列に接続されている。又、前記充電用コンデンサC1 〜
Cn に対し直列に制動抵抗RS0及びRS1が接続され、両
制動抵抗間には放電ギャップユニット11が直列に接続
されている。さらに、前記放電ギャップユニット11と
制動抵抗RS1の中間点と前記充電用コンデンサCn との
間には放電抵抗R0 が接続されている。さらに、前記制
動抵抗RS1と前記充電用コンデンサCn との間には波形
調整用コンデンサC0 が接続されている。
積層した積層抵抗体3の電流電圧試験装置として具体化
した第2実施例を図7〜図10に基づいて説明する。図
7に示すように直流電源回路1には短時間電流印加回路
2を構成する複数個の充電用コンデンサC1 〜Cn が直
列に接続されている。又、前記充電用コンデンサC1 〜
Cn に対し直列に制動抵抗RS0及びRS1が接続され、両
制動抵抗間には放電ギャップユニット11が直列に接続
されている。さらに、前記放電ギャップユニット11と
制動抵抗RS1の中間点と前記充電用コンデンサCn との
間には放電抵抗R0 が接続されている。さらに、前記制
動抵抗RS1と前記充電用コンデンサCn との間には波形
調整用コンデンサC0 が接続されている。
【0028】この第2実施例においては電圧測定回路6
は図8に示すように、波形観測用抵抗R1 ,R2 が短時
間電流印加回路2の出力端子に接続され、抵抗R2 には
同じく波形観測用抵抗R3 ,R4 が接続されている。
又、抵抗R4 にはオシロスコープ12が並列に接続され
ている。
は図8に示すように、波形観測用抵抗R1 ,R2 が短時
間電流印加回路2の出力端子に接続され、抵抗R2 には
同じく波形観測用抵抗R3 ,R4 が接続されている。
又、抵抗R4 にはオシロスコープ12が並列に接続され
ている。
【0029】この実施例の電圧測定回路6の分圧比n
は、次式(4)で表される。
は、次式(4)で表される。
【0030】
【数4】
【0031】次に、電流測定回路5を図9により説明す
ると、抵抗体3と直列に接続されたシャント抵抗RS に
対し、波形観測用抵抗R5 ,R6 が並列に接続され、抵
抗R6 にはオシロスコープ13が並列に接続されてい
る。
ると、抵抗体3と直列に接続されたシャント抵抗RS に
対し、波形観測用抵抗R5 ,R6 が並列に接続され、抵
抗R6 にはオシロスコープ13が並列に接続されてい
る。
【0032】前記電流測定回路5の各抵抗の分流比m
は、次の(5)式で表される。
は、次の(5)式で表される。
【0033】
【数5】 m=(RS +R5 +R6 )/(RS ・R6 ) ・・・(5) 次に、前記第2実施例の電流電圧試験装置の作用を説明
する。
する。
【0034】今、図7において直流電源回路の電圧が複
数の充電用コンデンサC1 〜Cn に充電され、所定電圧
以上になると、制動抵抗RS0を介して放電ギャップユニ
ット11のギャップGで短時間の放電が生じ、この結果
積層抵抗体3には、数百μs以下の短時間に1Aの電流
が印加される。このときの電流I及び積層抵抗体3に発
生する電圧V1Aが電流測定回路5及び電圧測定回路6に
より測定され、積層品の電圧非直線抵抗体3の電気的特
性を正確に知ることができる。
数の充電用コンデンサC1 〜Cn に充電され、所定電圧
以上になると、制動抵抗RS0を介して放電ギャップユニ
ット11のギャップGで短時間の放電が生じ、この結果
積層抵抗体3には、数百μs以下の短時間に1Aの電流
が印加される。このときの電流I及び積層抵抗体3に発
生する電圧V1Aが電流測定回路5及び電圧測定回路6に
より測定され、積層品の電圧非直線抵抗体3の電気的特
性を正確に知ることができる。
【0035】ここで、前記電流電圧試験装置の測定動作
の1例を説明する。充電用コンデンサC1 〜Cn の静電
容量=0.5μF、コンデンサ個数n=12、制動抵抗
RS0=120Ω、RS1=20KΩ、放電抵抗R0 =67
KΩ、波形調整用コンデンサC0 =2000pF、波形
観測用抵抗R1 =365KΩ、R2 =72KΩ、R3 =
0Ω、R4 =75Ω、電流測定回路の抵抗RS =10.
75Ω、R5 =75Ω、R6 =75Ωとした場合におい
て、実際に抵抗体3に流れる電流I及び電圧V1Aを測定
した結果、図10に示すような波形を得ることができ
た。前記電圧測定回路6の分圧比n,電流測定回路5の
分流比mは前述した(4)式及び(5)式により、n=
10000、m=0.2となる。この10図から印加さ
れた電流I=1.00Aで電圧V1Aは23KVあった。
の1例を説明する。充電用コンデンサC1 〜Cn の静電
容量=0.5μF、コンデンサ個数n=12、制動抵抗
RS0=120Ω、RS1=20KΩ、放電抵抗R0 =67
KΩ、波形調整用コンデンサC0 =2000pF、波形
観測用抵抗R1 =365KΩ、R2 =72KΩ、R3 =
0Ω、R4 =75Ω、電流測定回路の抵抗RS =10.
75Ω、R5 =75Ω、R6 =75Ωとした場合におい
て、実際に抵抗体3に流れる電流I及び電圧V1Aを測定
した結果、図10に示すような波形を得ることができ
た。前記電圧測定回路6の分圧比n,電流測定回路5の
分流比mは前述した(4)式及び(5)式により、n=
10000、m=0.2となる。この10図から印加さ
れた電流I=1.00Aで電圧V1Aは23KVあった。
【0036】又、測定開始から電流Iが最大となるまで
の時間Taは100μs、電流Iが波頭値から50%に
減少するまでの時間Tbは300μs、合計時間Tdは
400μsであった。
の時間Taは100μs、電流Iが波頭値から50%に
減少するまでの時間Tbは300μs、合計時間Tdは
400μsであった。
【0037】抵抗体3に印加するインパルス電流波形を
100/300μsとすることで、抵抗体3の熱破壊を
防止するとともに、安定した電圧−電流波形を得ること
ができる。電流波形として第1実施例のように方形波イ
ンパルス電流も考えられるが高電圧が必要なこと、充電
用コンデンサC1 〜Cn を直並列に多数個接続すること
になるため、装置が大型化し、従って、図10に示すよ
うにインパルス波形が得られるようにしたものである。
100/300μsとすることで、抵抗体3の熱破壊を
防止するとともに、安定した電圧−電流波形を得ること
ができる。電流波形として第1実施例のように方形波イ
ンパルス電流も考えられるが高電圧が必要なこと、充電
用コンデンサC1 〜Cn を直並列に多数個接続すること
になるため、装置が大型化し、従って、図10に示すよ
うにインパルス波形が得られるようにしたものである。
【0038】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で各部
の構成を任意に変更して具体化することも可能である。
ものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で各部
の構成を任意に変更して具体化することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は電圧非
直線抵抗体を熱破壊することなく、1Aの電流を実際に
抵抗体に流した場合における抵抗体に発生する電圧V1A
を実測して正確な値を求めることができる効果がある。
直線抵抗体を熱破壊することなく、1Aの電流を実際に
抵抗体に流した場合における抵抗体に発生する電圧V1A
を実測して正確な値を求めることができる効果がある。
【図1】この発明を具体化した第1実施例の電流電圧測
定装置の回路図である。
定装置の回路図である。
【図2】第1実施例の電圧測定回路図である。
【図3】第1実施例の電流測定回路図である。
【図4】第1実施例の電流、電圧の測定結果を示すグラ
フである。
フである。
【図5】第1実施例の電流電圧測定装置の測定動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】第1実施例の電流電圧測定装置のブロック回路
図である。
図である。
【図7】この発明の第2実施例を具体化した回路図であ
る。
る。
【図8】第2実施例における電圧測定回路図である。
【図9】第2実施例における電流測定回路図である。
【図10】第2実施例による電流、電圧の測定結果を示
すグラフである。
すグラフである。
1 直流電流回路、2 短時間電流印加回路、3 電圧
非直線抵抗体、4 電流印加用端子、5 電流測定回
路、6 電圧測定回路、11 放電ギャップユニット、
12,13 オシロスコープ、C1 〜Cn 充電用コン
デンサ、C0 波形調整用コンデンサ、L1 〜Ln イ
ンダクタンス、R0 放電抵抗、RS0,RS1 制動抵
抗、R1 〜R6 波形観測用抵抗、G ギャップ。
非直線抵抗体、4 電流印加用端子、5 電流測定回
路、6 電圧測定回路、11 放電ギャップユニット、
12,13 オシロスコープ、C1 〜Cn 充電用コン
デンサ、C0 波形調整用コンデンサ、L1 〜Ln イ
ンダクタンス、R0 放電抵抗、RS0,RS1 制動抵
抗、R1 〜R6 波形観測用抵抗、G ギャップ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】ここで、前記電流電圧試験装置の測定動作
の1例を説明する。充電用コンデンサC1 〜Cn の静電
容量=0.5μF、コンデンサ個数n=12、制動抵抗
RS0=120Ω、RS1=20KΩ、放電抵抗R0 =67
KΩ、波形調整用コンデンサC0 =2000pF、波形
観測用抵抗R1 =365KΩ、R2 =72KΩ、R3 =
0Ω、R4 =75Ω、電流測定回路の抵抗RS =10.
75Ω、R5 =75Ω、R6 =75Ωとした場合におい
て、実際に抵抗体3に流れる電流I及び電圧V1Aを測定
した結果、図10に示すような波形を得ることができ
た。前記電圧測定回路6の分圧比n,電流測定回路5の
分流比mは前述した(4)式及び(5)式により、n=
10000、m=0.2となる。この10図から印加さ
れた電流I=1.00Aで電圧V1Aは234KVあっ
た。
の1例を説明する。充電用コンデンサC1 〜Cn の静電
容量=0.5μF、コンデンサ個数n=12、制動抵抗
RS0=120Ω、RS1=20KΩ、放電抵抗R0 =67
KΩ、波形調整用コンデンサC0 =2000pF、波形
観測用抵抗R1 =365KΩ、R2 =72KΩ、R3 =
0Ω、R4 =75Ω、電流測定回路の抵抗RS =10.
75Ω、R5 =75Ω、R6 =75Ωとした場合におい
て、実際に抵抗体3に流れる電流I及び電圧V1Aを測定
した結果、図10に示すような波形を得ることができ
た。前記電圧測定回路6の分圧比n,電流測定回路5の
分流比mは前述した(4)式及び(5)式により、n=
10000、m=0.2となる。この10図から印加さ
れた電流I=1.00Aで電圧V1Aは234KVあっ
た。
Claims (2)
- 【請求項1】 電圧非直線抵抗体単品に対し方形波イン
パルス電流発生装置から、5A以下の電流をほぼ2.5
msの短時間印加して、電圧非直線抵抗体の両端に発生
する電圧及び前記短時間電流を測定して記録することを
特徴とした電圧非直線抵抗体の電流電圧試験方法。 - 【請求項2】 雷インパルス電圧発生装置に制動抵抗、
放電抵抗及び波形調整用コンデンサを組込み、電圧非直
線抵抗体積層品に対し前記雷インパルス電圧発生装置か
ら5A以下の電流を数百μsの短時間印加して、該抵抗
体積層品の両端に発生する電圧及び前記短時間電流を測
定して記録することを特徴とした電圧非直線抵抗体の電
流電圧試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3251331A JPH0587868A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電圧非直線抵抗体の電流電圧試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3251331A JPH0587868A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電圧非直線抵抗体の電流電圧試験方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587868A true JPH0587868A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17221231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3251331A Pending JPH0587868A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電圧非直線抵抗体の電流電圧試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0587868A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5967799A (en) * | 1996-09-18 | 1999-10-19 | Nec Corporation | Structure of printed circuit boards coupled through stacking connectors |
| JP2009104872A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Panasonic Corp | 過電圧保護素子の検査方法 |
| CN105891636A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-24 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种模拟变压器遭受短路冲击的系统 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62267673A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 雷電流波形の模擬装置 |
| JPH01195372A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Chino Corp | 電流電圧測定装置 |
| JPH0251072A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-21 | Ngk Insulators Ltd | 電圧非直線抵抗体の課電検査方法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3251331A patent/JPH0587868A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62267673A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 雷電流波形の模擬装置 |
| JPH01195372A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Chino Corp | 電流電圧測定装置 |
| JPH0251072A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-21 | Ngk Insulators Ltd | 電圧非直線抵抗体の課電検査方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5967799A (en) * | 1996-09-18 | 1999-10-19 | Nec Corporation | Structure of printed circuit boards coupled through stacking connectors |
| JP2009104872A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Panasonic Corp | 過電圧保護素子の検査方法 |
| CN105891636A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-24 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种模拟变压器遭受短路冲击的系统 |
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