JPH0588112B2 - - Google Patents
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- JPH0588112B2 JPH0588112B2 JP61132577A JP13257786A JPH0588112B2 JP H0588112 B2 JPH0588112 B2 JP H0588112B2 JP 61132577 A JP61132577 A JP 61132577A JP 13257786 A JP13257786 A JP 13257786A JP H0588112 B2 JPH0588112 B2 JP H0588112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- poa
- fatty acid
- culture
- acid
- producing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
POAは広く生物界に存在する不飽和脂肪酸の
一つで、従来抗腫瘍剤、虫歯菌抑制、健康老化と
の関係、さらに化粧品分野利用、また最近では本
物質が高血圧性疾患における血管障害を防護する
作用(特開昭59−175425)等が報告され、すぐれ
た薬理作用、生理作用を示すことが明らかにさ
れ、今後ますます化粧品、さらに医薬品用途への
開発が規待されている。 (従来の技術) POAの工業的方法としては、マカダミアナツ
ツ、米ぬか等の植物、鯨,いわし等の魚類等から
の抽出法によるPOA含有オイル等が知られてい
るが、有機合成法、また酵母等微生物による発酵
生産法については、ほとんど知られていない。酵
母等微生物菌体中のPOAは、種属,培養諸条件
下での菌体脂質成分に関する脂肪酸組成、膜構成
び機能についての研究報告は、S.cerevisiaeにお
いて培養温度のPOA含量に及ぼす影響
〔Biochim.Biophys.Acta,260,639(1972)〕、〔J.
Biol.Chem.、254、12281(1979)〕、嫌気好気培養
条件下でのPOA含量の推移〔J.Brew.Soc.Japan、
72、735(1977)〕、〔J.Cell.Biol、37、221(1968)
〕、
〔Arch.Mikrobiol.66、34(1969)〕、〔Arch.
Microbiol.、117、239(1978)〕、細胞質膜び細胞
壁の脂肪酸組成〔Chem.Phys.Lipids、4、247
(1970)〕、脂肪酸の構造と機能の関係について
〔Exp.Mycol.、8、55(1984)〕、細胞膜脂質組成
とEtOH耐性の関係について〔J.Inst.Brew.、82、
218(1976)〕、またS.uvarumにおいて、嫌気、好
気培養条件下での脂質組成〔J.Inst.Brew.、88、
367(1982)〕、培養温度POA含量に及ぼす影響
〔ASBC Journal、40、26(1982)〕、脂肪酸組成に
対するチアミンピリドキシンの影響〔Biochem.
Biophys.Res.Commun.59、777(1974)〕、さらに
S.rouxiiにおいて脂肪酸組成(農化、46、657
(1972)〕等多数有るものの、酵母等微生物菌体中
からのPOA採取についての報告は全く知られて
いない。 (発明が解決しようとする問題点) 酵母等微生物菌体中POA含量が低いため、高
純度高品質のPOA含有オイルまたはPOA純品を
得るのが非常に困難であり、POAの工業的製造
には不利とされていた。しかし、酵母等微生物に
よる発酵生産方法を完成させれば天然物由来の
POA含有オイルと比較し、安価かつ多量に安定
供給が可能となり、さらにPOA純品も容易に供
給でき、化粧品、医薬品用途等に広く活用できる
ものとなる。 (問題点を解決するための手段と作用効果) 本発明者らは、醗酵法によるPOAの製造法に
ついて鋭意検討した結果、POA生産能を有する
サツカロミセス属に属する酵母の抗ガン、抗生物
質、抗菌剤等の脂肪酸、ステロール代謝関連阻害
剤の少なくとも一種に対する抵抗性変異株あるい
は感受性変異株が親株より著量のPOAを生産す
ることを見い出し、本発明を完成するに到つた。 サツカロミセス属酵母がPOAを生成蓄積する
ことは、前述のように、すでに公知であるが、上
記のごとく薬剤抵抗性あるいは感受性の付与によ
りPOAの生産能が増大するという事実について
は全く知られておらず、本発明者らによる知見が
最初のものである。以下、本発明を詳細に説明す
る。 本発明に用いる使用菌としては、サツカロミセ
ス属に属し、POA生産能を有する酵母の抗ガン、
抗生物質、抗菌剤等の脂肪酸、ステロール代謝関
連阻害剤の少なくとも一種に対する抵抗性変異株
あるいは感受性変異株であればいずれも使用可能
である。変異株の誘起に用いる脂肪酸、ステロー
ル代謝関連阻害剤として、ナイスタチン,アンホ
テリシンB,トリコマイシン,フイリピン,ピマ
シリン等のポリエン系抗生物質;脂肪酸合成を阻
害する唯一の抗生物質であるセルレニン,プリマ
キン,キナクリン,クロロキン等のスチロール合
成阻害剤;ミコナゾール,メトラゾール,エコナ
ゾール,クロトリマゾール等のイミダゾール系抗
菌剤;5−メバロン酸,ラノステロール,7−ケ
トコレステロールなどのステロール生合成関連物
質等があげられる。ポリエン系抗生物質の作用機
作についてはステロールとの特異的結合による膜
透過機能への損傷(Biochem.J.108(1968)〕等の
報告があり、ステロール合成阻害剤のプリマキ
ン、キナクリン等とともにステロールとエステル
結合して存在している脂肪酸としてPOAが示唆
される。さらにイミダゾール系抗菌剤の作用機作
については、エコナゾールの膜内リン脂質不飽和
脂肪酸残基及び不飽和脂肪酸への作用〔J.
Electron Microsc.、30(1981)〕、クロトリマゾー
ル,ミコナゾールの抗菌性膜作用機作での不飽和
脂肪酸拮抗作用〔Antimicrob.Agents
Chemother.12(1977)〕等の報告があり、不飽和
脂肪酸であるPOAとの関係が示唆される。 本発明法において使用する各種薬剤抵抗性、あ
るいは感受性変異株の取得する方法を例示する
と、まず通常の変異誘起手段によつて変異処理を
行なう。例えば、紫外線、γ線等の処理、ニトロ
リグアニジン、EMS等の薬剤処理を行なう方法
があげられる。変異処理手段や処理条件について
は特に限定しない。変異処理された菌株の中から
上記薬剤抵抗性あるいは感受性変異株を取得する
には、例えばアンホテリシンBを添加した栄養寒
天培地上に各段階に希釈した変異処理菌の懸濁液
を塗布し培養する。生じたコロニーの中から比較
的大きなコロニーを採取することによりアンホテ
リシンB抵抗性を有する菌株を取得することが可
能である。感受性変異株を取得するには、各種薬
剤添加有無の最少培地に、常法通り、レプリカを
行ない添加有培地に生育しにくい菌株を選択する
ことにより取得できる。かかる手段によつて取得
した各種薬剤の抵抗性あるいは感受性変異株とし
ては、S.cerevisiae IFO 2229を原株とした変異
株KE276株(表1参照)〔微工研条寄第1054号
(FERM BP−1054)〕をあげることができる。 本発明における培養培地の炭素源としては、ブ
ドウ糖,シヨ糖,糖蜜等の糖質,乳酸,酢酸等の
有機酸,エタノール等が用いられる。窒素源とし
ては硫酸アンモニウム,塩化アンモニウム,リン
酸アンモニウム,尿素,アンモニア等、あるいは
カザミノ酸,ペプトン,コーンステイープリカー
等の有機窒素源が用いられる。さらにリン酸塩,
硫酸塩,マグネシウム塩,カリウム塩,鉄塩,マ
ンガン塩,亜鉛塩、その他無機塩類を必要に応じ
て添加する。生長促進物として酵母エキス,麦芽
エキス等の有機窒素源も適宜使用する。また栄養
要求性株については、当該栄養物質を添加する。
培養温度は10〜45℃、培養中のPHは3.0〜7.5の範
囲で行なう。 得られた酵母菌体からのPOAを採取するには
公知の方法を採用することができる。例えば特公
昭59−33354に示すごとく、培養液から分離した
酵母菌体を予め酸処理、アルカリ処理した後、脂
肪酸類を有機溶剤抽出し、粗POA含有オイルを
得る。さらにPOA純度を高める場合は、これよ
り通常の方法、例えば分子蒸留法、向流分配法、
クロマトグラフ法等による単離精製を行ない、
POA純品を得ることができる。 本発明で得られたPOAは高速液体クロマトグ
ラフイー,ガスクロマトグラフイー,薄層クロマ
トグラフイー,赤外吸収スペクトル,核磁気共鳴
スペクトル,元素分析等でcis−9−ヘキサデセ
ン酸(パルミトレイン酸)であることを確認し
た。 (実施例) 以下実施例により詳細に説明する。 実施例 サツカロミセス・セレビシエ
(Saccharomyces cerevisiae)IFO 2229の菌体
の生理食塩水懸濁液に紫外線を残減率約99.9%の
条件(予備試験によつて照射条件を決定する。)
で照射し、表2に示す固形培地プレート上に処理
菌の希釈液を塗布し、30℃で培養を行なつた。培
養開始後1〜2日目にコロニー生成を観察し、比
較的大きなコロニーにマークをつけ3〜4日培養
後、コロニーからの薬剤抵抗性変異株を採取し
た。 得られた菌株を表3に示す培地400mlを分注し
た2坂口フラスコに植菌し、30℃ 72時間振と
う培養を行ない、得られた培養液を以下のジヤー
フアーメンターの種母として用いた。表4に示す
培地15の入つた30容ジヤーフアーメンターに
植菌し、撹拌数350rpm、通気量12/min、温
度30℃、炭素源としてブドウ糖をエタノール濃度
0.1%に管理しながら32時間培養した。PHの変動
に対してはアンモニアまたは、塩酸の添加により
PH5.0に保つた。培養液から遠心分離した菌株を
乾燥し、この乾燥菌体680gに対し、クロロホル
ム:メタノール混合物を20倍量添加し、常温にて
4時間抽出を3回くり返し、POAを含むオイル
54gを得た。このオイル中のPOA含量を常法通
り、ケン化後、メチルエステル化ガスクロマトグ
ラフイー分析にて測定した結果を表1に示す。な
お、親株であるサツカロミセス・セレビシエ
(Saccharomyces cerevisiae)IFO 2229株につ
いて上記実施例と同様に培養し、POA含量を分
した結果も表1に示した。 【表】 【表】 * 日本麦芽(株)製モルトシロツプ
【表】 【表】 【表】 【表】
一つで、従来抗腫瘍剤、虫歯菌抑制、健康老化と
の関係、さらに化粧品分野利用、また最近では本
物質が高血圧性疾患における血管障害を防護する
作用(特開昭59−175425)等が報告され、すぐれ
た薬理作用、生理作用を示すことが明らかにさ
れ、今後ますます化粧品、さらに医薬品用途への
開発が規待されている。 (従来の技術) POAの工業的方法としては、マカダミアナツ
ツ、米ぬか等の植物、鯨,いわし等の魚類等から
の抽出法によるPOA含有オイル等が知られてい
るが、有機合成法、また酵母等微生物による発酵
生産法については、ほとんど知られていない。酵
母等微生物菌体中のPOAは、種属,培養諸条件
下での菌体脂質成分に関する脂肪酸組成、膜構成
び機能についての研究報告は、S.cerevisiaeにお
いて培養温度のPOA含量に及ぼす影響
〔Biochim.Biophys.Acta,260,639(1972)〕、〔J.
Biol.Chem.、254、12281(1979)〕、嫌気好気培養
条件下でのPOA含量の推移〔J.Brew.Soc.Japan、
72、735(1977)〕、〔J.Cell.Biol、37、221(1968)
〕、
〔Arch.Mikrobiol.66、34(1969)〕、〔Arch.
Microbiol.、117、239(1978)〕、細胞質膜び細胞
壁の脂肪酸組成〔Chem.Phys.Lipids、4、247
(1970)〕、脂肪酸の構造と機能の関係について
〔Exp.Mycol.、8、55(1984)〕、細胞膜脂質組成
とEtOH耐性の関係について〔J.Inst.Brew.、82、
218(1976)〕、またS.uvarumにおいて、嫌気、好
気培養条件下での脂質組成〔J.Inst.Brew.、88、
367(1982)〕、培養温度POA含量に及ぼす影響
〔ASBC Journal、40、26(1982)〕、脂肪酸組成に
対するチアミンピリドキシンの影響〔Biochem.
Biophys.Res.Commun.59、777(1974)〕、さらに
S.rouxiiにおいて脂肪酸組成(農化、46、657
(1972)〕等多数有るものの、酵母等微生物菌体中
からのPOA採取についての報告は全く知られて
いない。 (発明が解決しようとする問題点) 酵母等微生物菌体中POA含量が低いため、高
純度高品質のPOA含有オイルまたはPOA純品を
得るのが非常に困難であり、POAの工業的製造
には不利とされていた。しかし、酵母等微生物に
よる発酵生産方法を完成させれば天然物由来の
POA含有オイルと比較し、安価かつ多量に安定
供給が可能となり、さらにPOA純品も容易に供
給でき、化粧品、医薬品用途等に広く活用できる
ものとなる。 (問題点を解決するための手段と作用効果) 本発明者らは、醗酵法によるPOAの製造法に
ついて鋭意検討した結果、POA生産能を有する
サツカロミセス属に属する酵母の抗ガン、抗生物
質、抗菌剤等の脂肪酸、ステロール代謝関連阻害
剤の少なくとも一種に対する抵抗性変異株あるい
は感受性変異株が親株より著量のPOAを生産す
ることを見い出し、本発明を完成するに到つた。 サツカロミセス属酵母がPOAを生成蓄積する
ことは、前述のように、すでに公知であるが、上
記のごとく薬剤抵抗性あるいは感受性の付与によ
りPOAの生産能が増大するという事実について
は全く知られておらず、本発明者らによる知見が
最初のものである。以下、本発明を詳細に説明す
る。 本発明に用いる使用菌としては、サツカロミセ
ス属に属し、POA生産能を有する酵母の抗ガン、
抗生物質、抗菌剤等の脂肪酸、ステロール代謝関
連阻害剤の少なくとも一種に対する抵抗性変異株
あるいは感受性変異株であればいずれも使用可能
である。変異株の誘起に用いる脂肪酸、ステロー
ル代謝関連阻害剤として、ナイスタチン,アンホ
テリシンB,トリコマイシン,フイリピン,ピマ
シリン等のポリエン系抗生物質;脂肪酸合成を阻
害する唯一の抗生物質であるセルレニン,プリマ
キン,キナクリン,クロロキン等のスチロール合
成阻害剤;ミコナゾール,メトラゾール,エコナ
ゾール,クロトリマゾール等のイミダゾール系抗
菌剤;5−メバロン酸,ラノステロール,7−ケ
トコレステロールなどのステロール生合成関連物
質等があげられる。ポリエン系抗生物質の作用機
作についてはステロールとの特異的結合による膜
透過機能への損傷(Biochem.J.108(1968)〕等の
報告があり、ステロール合成阻害剤のプリマキ
ン、キナクリン等とともにステロールとエステル
結合して存在している脂肪酸としてPOAが示唆
される。さらにイミダゾール系抗菌剤の作用機作
については、エコナゾールの膜内リン脂質不飽和
脂肪酸残基及び不飽和脂肪酸への作用〔J.
Electron Microsc.、30(1981)〕、クロトリマゾー
ル,ミコナゾールの抗菌性膜作用機作での不飽和
脂肪酸拮抗作用〔Antimicrob.Agents
Chemother.12(1977)〕等の報告があり、不飽和
脂肪酸であるPOAとの関係が示唆される。 本発明法において使用する各種薬剤抵抗性、あ
るいは感受性変異株の取得する方法を例示する
と、まず通常の変異誘起手段によつて変異処理を
行なう。例えば、紫外線、γ線等の処理、ニトロ
リグアニジン、EMS等の薬剤処理を行なう方法
があげられる。変異処理手段や処理条件について
は特に限定しない。変異処理された菌株の中から
上記薬剤抵抗性あるいは感受性変異株を取得する
には、例えばアンホテリシンBを添加した栄養寒
天培地上に各段階に希釈した変異処理菌の懸濁液
を塗布し培養する。生じたコロニーの中から比較
的大きなコロニーを採取することによりアンホテ
リシンB抵抗性を有する菌株を取得することが可
能である。感受性変異株を取得するには、各種薬
剤添加有無の最少培地に、常法通り、レプリカを
行ない添加有培地に生育しにくい菌株を選択する
ことにより取得できる。かかる手段によつて取得
した各種薬剤の抵抗性あるいは感受性変異株とし
ては、S.cerevisiae IFO 2229を原株とした変異
株KE276株(表1参照)〔微工研条寄第1054号
(FERM BP−1054)〕をあげることができる。 本発明における培養培地の炭素源としては、ブ
ドウ糖,シヨ糖,糖蜜等の糖質,乳酸,酢酸等の
有機酸,エタノール等が用いられる。窒素源とし
ては硫酸アンモニウム,塩化アンモニウム,リン
酸アンモニウム,尿素,アンモニア等、あるいは
カザミノ酸,ペプトン,コーンステイープリカー
等の有機窒素源が用いられる。さらにリン酸塩,
硫酸塩,マグネシウム塩,カリウム塩,鉄塩,マ
ンガン塩,亜鉛塩、その他無機塩類を必要に応じ
て添加する。生長促進物として酵母エキス,麦芽
エキス等の有機窒素源も適宜使用する。また栄養
要求性株については、当該栄養物質を添加する。
培養温度は10〜45℃、培養中のPHは3.0〜7.5の範
囲で行なう。 得られた酵母菌体からのPOAを採取するには
公知の方法を採用することができる。例えば特公
昭59−33354に示すごとく、培養液から分離した
酵母菌体を予め酸処理、アルカリ処理した後、脂
肪酸類を有機溶剤抽出し、粗POA含有オイルを
得る。さらにPOA純度を高める場合は、これよ
り通常の方法、例えば分子蒸留法、向流分配法、
クロマトグラフ法等による単離精製を行ない、
POA純品を得ることができる。 本発明で得られたPOAは高速液体クロマトグ
ラフイー,ガスクロマトグラフイー,薄層クロマ
トグラフイー,赤外吸収スペクトル,核磁気共鳴
スペクトル,元素分析等でcis−9−ヘキサデセ
ン酸(パルミトレイン酸)であることを確認し
た。 (実施例) 以下実施例により詳細に説明する。 実施例 サツカロミセス・セレビシエ
(Saccharomyces cerevisiae)IFO 2229の菌体
の生理食塩水懸濁液に紫外線を残減率約99.9%の
条件(予備試験によつて照射条件を決定する。)
で照射し、表2に示す固形培地プレート上に処理
菌の希釈液を塗布し、30℃で培養を行なつた。培
養開始後1〜2日目にコロニー生成を観察し、比
較的大きなコロニーにマークをつけ3〜4日培養
後、コロニーからの薬剤抵抗性変異株を採取し
た。 得られた菌株を表3に示す培地400mlを分注し
た2坂口フラスコに植菌し、30℃ 72時間振と
う培養を行ない、得られた培養液を以下のジヤー
フアーメンターの種母として用いた。表4に示す
培地15の入つた30容ジヤーフアーメンターに
植菌し、撹拌数350rpm、通気量12/min、温
度30℃、炭素源としてブドウ糖をエタノール濃度
0.1%に管理しながら32時間培養した。PHの変動
に対してはアンモニアまたは、塩酸の添加により
PH5.0に保つた。培養液から遠心分離した菌株を
乾燥し、この乾燥菌体680gに対し、クロロホル
ム:メタノール混合物を20倍量添加し、常温にて
4時間抽出を3回くり返し、POAを含むオイル
54gを得た。このオイル中のPOA含量を常法通
り、ケン化後、メチルエステル化ガスクロマトグ
ラフイー分析にて測定した結果を表1に示す。な
お、親株であるサツカロミセス・セレビシエ
(Saccharomyces cerevisiae)IFO 2229株につ
いて上記実施例と同様に培養し、POA含量を分
した結果も表1に示した。 【表】 【表】 * 日本麦芽(株)製モルトシロツプ
【表】 【表】 【表】 【表】
Claims (1)
- 1 サツカロミセス属に属し、パルミトレイン酸
(以下、POAと略す)生産能を有する酵母の抗ガ
ン、抗生物質、抗菌剤等の脂肪酸、ステロール代
謝関連阻害薬剤の少なくとも一種に対する抵抗体
変異株あるいは感受性変異株を取得し、これを栄
養培地にて培養し、菌体中のPOAを生成蓄積さ
せ、該培養液からPOAを採取することを特徴と
する醗酵法によるパルミトレイン酸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61132577A JPS62289191A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 醗酵法によるバルミトレイン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61132577A JPS62289191A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 醗酵法によるバルミトレイン酸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62289191A JPS62289191A (ja) | 1987-12-16 |
| JPH0588112B2 true JPH0588112B2 (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15084574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61132577A Granted JPS62289191A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 醗酵法によるバルミトレイン酸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62289191A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101992707B1 (ko) * | 2016-12-23 | 2019-09-30 | 주식회사 비제이바이오켐 | 항생 기능을 갖는 동물성 사료 첨가제 조성물 |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP61132577A patent/JPS62289191A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62289191A (ja) | 1987-12-16 |
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