JPH0588169A - カラー表示装置および平板状光源 - Google Patents
カラー表示装置および平板状光源Info
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- JPH0588169A JPH0588169A JP3273577A JP27357791A JPH0588169A JP H0588169 A JPH0588169 A JP H0588169A JP 3273577 A JP3273577 A JP 3273577A JP 27357791 A JP27357791 A JP 27357791A JP H0588169 A JPH0588169 A JP H0588169A
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- light source
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 消費電力や発熱の抑制、均一かつ高い強度に
よる表示、装置の薄型化を図る。また、処理回路を複雑
にすることなく、本来の透過率のダイナミックレンジを
有効に用い諧調性を損わずに全体の色調の調整を行える
ようにする。 【構成】 基板上に2次元に配列された複数の電子放出
素子、ならびにこれら電子放出素子からの電子ビームの
照射により赤、緑、および青の可視光をそれぞれ発する
3種の螢光体を同一真空容器中に有する平板状光源と、
この平板状光源を背面光源とする透過形表示パネルとを
備え、透過形表示パネルの各画素が、対応するいずれか
1種の蛍光体からの光によって照射されるように3種の
各螢光体位置と透過形表示パネルの各画素の位置とが対
応する。さらに、複数の電子放出素子を、螢光体の種類
ごとに独立して駆動させる可変電圧源を備える。
よる表示、装置の薄型化を図る。また、処理回路を複雑
にすることなく、本来の透過率のダイナミックレンジを
有効に用い諧調性を損わずに全体の色調の調整を行える
ようにする。 【構成】 基板上に2次元に配列された複数の電子放出
素子、ならびにこれら電子放出素子からの電子ビームの
照射により赤、緑、および青の可視光をそれぞれ発する
3種の螢光体を同一真空容器中に有する平板状光源と、
この平板状光源を背面光源とする透過形表示パネルとを
備え、透過形表示パネルの各画素が、対応するいずれか
1種の蛍光体からの光によって照射されるように3種の
各螢光体位置と透過形表示パネルの各画素の位置とが対
応する。さらに、複数の電子放出素子を、螢光体の種類
ごとに独立して駆動させる可変電圧源を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶パネルのよ
うな透過型表示パネルと照明光源とを備えたカラー表示
装置およびそれに用いられる平板状光源に関する。
うな透過型表示パネルと照明光源とを備えたカラー表示
装置およびそれに用いられる平板状光源に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、液晶パネルのような透過型表示
パネルと背面光源とを使用した従来型の表示装置を例示
する斜視図である。図中、91は、例えば蛍光灯のよう
な白色光源、92は反射板、93は拡散板、94は透過
型表示パネルである。透過型表示パネル94の表示面に
は、同図中に拡大して示すように、画素毎にR(赤)、
G(緑)、B(青)の3種のカラーフィルタ95が設け
られている。
パネルと背面光源とを使用した従来型の表示装置を例示
する斜視図である。図中、91は、例えば蛍光灯のよう
な白色光源、92は反射板、93は拡散板、94は透過
型表示パネルである。透過型表示パネル94の表示面に
は、同図中に拡大して示すように、画素毎にR(赤)、
G(緑)、B(青)の3種のカラーフィルタ95が設け
られている。
【0003】白色光源91より照射される光が、反射板
92において適宜表示パネル94に向けて反射し、拡散
板93を介して透過型表示パネル94を照射するように
なっている。その際、透過型表示パネル94においては
各画素毎に照明光の強度が変調された後、カラーフィル
タ95において所定の色の光のみが選択され、画像が表
示される。そしてこの際、画像の全体的な色調の調整
は、透過型表示パネル94の各画素に印加する変調信号
を調整することより行う。例えば、表示画像をより赤い
色調に変えたいときには、原画像信号の赤色信号成分に
バイアスを加え、透過型表示パネルの赤の画素の光透過
率をより大きくするように変調する。
92において適宜表示パネル94に向けて反射し、拡散
板93を介して透過型表示パネル94を照射するように
なっている。その際、透過型表示パネル94においては
各画素毎に照明光の強度が変調された後、カラーフィル
タ95において所定の色の光のみが選択され、画像が表
示される。そしてこの際、画像の全体的な色調の調整
は、透過型表示パネル94の各画素に印加する変調信号
を調整することより行う。例えば、表示画像をより赤い
色調に変えたいときには、原画像信号の赤色信号成分に
バイアスを加え、透過型表示パネルの赤の画素の光透過
率をより大きくするように変調する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方式においては、以下のような問題がある。すなわ
ち、第1に、液晶表示パネルの各画素が本来必要とする
照明光は、R,G,Bのうちのいずれかの色の光であ
る。しかるに、各画素毎に、選択的に単色光を照明する
手段がなかったために、白色光源を用いて全面を照明す
るが、その分だけ不要なエネルギーを消費する。したが
って、消費電力が大きい。
来の方式においては、以下のような問題がある。すなわ
ち、第1に、液晶表示パネルの各画素が本来必要とする
照明光は、R,G,Bのうちのいずれかの色の光であ
る。しかるに、各画素毎に、選択的に単色光を照明する
手段がなかったために、白色光源を用いて全面を照明す
るが、その分だけ不要なエネルギーを消費する。したが
って、消費電力が大きい。
【0005】第2に、上記問題と関連して、各画素で不
要とする波長域の光はカラーフィルタで吸収するが、こ
のため、この部分で発熱が生じる。この熱は、カラーフ
ィルタ自体の寿命を短くするとともに、液晶セルに伝導
し、その画質に悪影響を与える場合がある。特に、表示
輝度を上げるために強力な光源を用いた場合には、この
問題は無視できない。
要とする波長域の光はカラーフィルタで吸収するが、こ
のため、この部分で発熱が生じる。この熱は、カラーフ
ィルタ自体の寿命を短くするとともに、液晶セルに伝導
し、その画質に悪影響を与える場合がある。特に、表示
輝度を上げるために強力な光源を用いた場合には、この
問題は無視できない。
【0006】第3に、反射板92が凹面形状のため、照
明系の厚みが大きくなり、表示パネル自体は薄形である
にもかかわらず、表示装置全体として大型化してしま
う。
明系の厚みが大きくなり、表示パネル自体は薄形である
にもかかわらず、表示装置全体として大型化してしま
う。
【0007】第4に、光源91の配光特性や反射板92
の反射面形状に工夫をこらしても液晶表示パネル94の
表示面全体を均一な強度の光で照射するのは困難であ
り、照明光の強度が一様でない。
の反射面形状に工夫をこらしても液晶表示パネル94の
表示面全体を均一な強度の光で照射するのは困難であ
り、照明光の強度が一様でない。
【0008】そして第5に、全体の色調の調整を、各画
素に印加する変調信号の調整により行っていたため、画
像信号の処理回路が複雑になるうえ、透過型表示パネル
が本来備えている透過率のダイナミックレンジの一部し
か使われないことになり、諧調性が損なわれるという欠
点がある。
素に印加する変調信号の調整により行っていたため、画
像信号の処理回路が複雑になるうえ、透過型表示パネル
が本来備えている透過率のダイナミックレンジの一部し
か使われないことになり、諧調性が損なわれるという欠
点がある。
【0009】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、カラー表示装置において、消費電力や発熱
を抑えるとともに、表示面全体にわたって均一な強度で
表示できるようにし、さらに装置の薄型化を図ることに
ある。さらに、画像信号の処理回路を複雑にすることな
く、本来の透過率のダイナミックレンジを有効に用い諧
調性を損わずに全体の色調の調整を行えるようにするこ
とにある。
題点に鑑み、カラー表示装置において、消費電力や発熱
を抑えるとともに、表示面全体にわたって均一な強度で
表示できるようにし、さらに装置の薄型化を図ることに
ある。さらに、画像信号の処理回路を複雑にすることな
く、本来の透過率のダイナミックレンジを有効に用い諧
調性を損わずに全体の色調の調整を行えるようにするこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のカラー表示装置は、基板上に2次元に配列され
た複数の電子放出素子、ならびにこれら電子放出素子か
らの電子ビームの照射により赤、緑、および青の可視光
をそれぞれ発する3種の螢光体を同一真空容器中に有す
る平板状光源と、この平板状光源を背面光源とする透過
形表示パネルとを備え、透過形表示パネルの各画素が、
対応するいずれか1種の蛍光体からの光によって照射さ
れるように、3種の各螢光体位置と透過形表示パネルの
各画素の位置とが対応していることを特徴とする。
本発明のカラー表示装置は、基板上に2次元に配列され
た複数の電子放出素子、ならびにこれら電子放出素子か
らの電子ビームの照射により赤、緑、および青の可視光
をそれぞれ発する3種の螢光体を同一真空容器中に有す
る平板状光源と、この平板状光源を背面光源とする透過
形表示パネルとを備え、透過形表示パネルの各画素が、
対応するいずれか1種の蛍光体からの光によって照射さ
れるように、3種の各螢光体位置と透過形表示パネルの
各画素の位置とが対応していることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の平板状光源は、前記平板
状光源において、複数の電子放出素子を、それらが発光
させる螢光体の種類ごとに独立して駆動させる可変電圧
源を備える。
状光源において、複数の電子放出素子を、それらが発光
させる螢光体の種類ごとに独立して駆動させる可変電圧
源を備える。
【0012】好ましい態様においては、透過形表示パネ
ルの各画素はそれぞれ、分離して形成された1つの蛍光
体に対応し、その蛍光体の面積は、1画素の面積よりも
小さい。また、可変電圧源はパルス電圧源であって、螢
光体の種類ごとに独立してパルス幅又は波高値が可変な
ものである。通常、各色に対応する電子放出素子に対向
させて各色の蛍光体がそれぞれ配置される。
ルの各画素はそれぞれ、分離して形成された1つの蛍光
体に対応し、その蛍光体の面積は、1画素の面積よりも
小さい。また、可変電圧源はパルス電圧源であって、螢
光体の種類ごとに独立してパルス幅又は波高値が可変な
ものである。通常、各色に対応する電子放出素子に対向
させて各色の蛍光体がそれぞれ配置される。
【0013】透過型表示パネルは、画素毎に透過光量を
制御できるものであればよく、例えば、TN−LCパネ
ルや散乱モードLCをはじめとする液晶パネル、あるい
は液晶以外の光学材料を用いたパネルであってもよい。
また、透過型表示パネルの駆動方法は、単純マトリクス
であっても、能動素子を備えるアクティブマトリクスで
あってもよい。
制御できるものであればよく、例えば、TN−LCパネ
ルや散乱モードLCをはじめとする液晶パネル、あるい
は液晶以外の光学材料を用いたパネルであってもよい。
また、透過型表示パネルの駆動方法は、単純マトリクス
であっても、能動素子を備えるアクティブマトリクスで
あってもよい。
【0014】
【作用】各電子放出素子に所定の電圧を印加すると、各
電子放出素子から一斉に電子ビームが放出され、これら
ビームが対応する蛍光体に衝突し、それにより各蛍光体
は光を発する。そして、各色の蛍光体からの光は、透過
形液晶パネルの対応する色の画素、すなわち対応位置に
配置された画素をそれぞれ直接的かつ選択的に照射す
る。
電子放出素子から一斉に電子ビームが放出され、これら
ビームが対応する蛍光体に衝突し、それにより各蛍光体
は光を発する。そして、各色の蛍光体からの光は、透過
形液晶パネルの対応する色の画素、すなわち対応位置に
配置された画素をそれぞれ直接的かつ選択的に照射す
る。
【0015】したがって、カラーフィルタによる光エネ
ルギーの損失やそれに伴う発熱がなく、その分、消費電
力が節約され、また、カラーフィルタの寿命が問題とな
ることもない。また、各螢光体位置と透過形表示パネル
の各画素の位置とが対応しているため、各電子ビームに
よる蛍光体上の各発光点が均一に配置されるように構成
しておくことによって、液晶パネルは蛍光体により全画
面にわたり均一な強度で照明される。また、電子放出素
子の配置の密度を高くしておくことによって、高い強度
で照明が行われる。
ルギーの損失やそれに伴う発熱がなく、その分、消費電
力が節約され、また、カラーフィルタの寿命が問題とな
ることもない。また、各螢光体位置と透過形表示パネル
の各画素の位置とが対応しているため、各電子ビームに
よる蛍光体上の各発光点が均一に配置されるように構成
しておくことによって、液晶パネルは蛍光体により全画
面にわたり均一な強度で照明される。また、電子放出素
子の配置の密度を高くしておくことによって、高い強度
で照明が行われる。
【0016】さらに、従来は、白色光源(蛍光灯)自体
で色調を調整できなかったのであるが、本発明において
は、螢光体の種類(色)毎に独立して、例えば印加電圧
のパルス幅や波高値を調整して電子放出素子を駆動する
ことにより、各色毎に、照射電子ビーム量が制御され、
色調が容易に調整される。しかも、表示パネルへの原画
信号にバイアスを加える必要がなく光源自体で色調が調
整されるため、複雑な信号処理回路などを要しない簡単
な構成によって、諧調性が損われることもなく色調の調
整が行われる。
で色調を調整できなかったのであるが、本発明において
は、螢光体の種類(色)毎に独立して、例えば印加電圧
のパルス幅や波高値を調整して電子放出素子を駆動する
ことにより、各色毎に、照射電子ビーム量が制御され、
色調が容易に調整される。しかも、表示パネルへの原画
信号にバイアスを加える必要がなく光源自体で色調が調
整されるため、複雑な信号処理回路などを要しない簡単
な構成によって、諧調性が損われることもなく色調の調
整が行われる。
【0017】また、従来装置における白色光源は、良好
な色再現性に要する色温度6500〜7000°Kを有
しないのに対し、本発明においては、適切な蛍光体の選
択により、好ましい各R、G、Bの色温度が得られ、同
じ表示パネルを用いた場合でも、従来の光源に比べ、良
好な色再現性が得られる。
な色再現性に要する色温度6500〜7000°Kを有
しないのに対し、本発明においては、適切な蛍光体の選
択により、好ましい各R、G、Bの色温度が得られ、同
じ表示パネルを用いた場合でも、従来の光源に比べ、良
好な色再現性が得られる。
【0018】また、電子放出素子と螢光体を同一真空容
器中に含む平板状光源は、極めて薄く、奥行きが短く極
めて薄形の表示装置が構成されうる。
器中に含む平板状光源は、極めて薄く、奥行きが短く極
めて薄形の表示装置が構成されうる。
【0019】
【実施例】実施例1 図1は、本発明の一実施例に係る表示装置の断面図であ
り、電気的な結線の一部をも示している。図中、1は照
明光源の背板であるガラス基板、2は基板1上に間隔L
1(ここでは600μm)で配列形成され電子線を放出
する表面伝導形の電子放出素子、3は基板1に対向して
設けられた照明光源の上板であるガラス基板、4R,4
G,4Bは基板3上に設けられ電子放出素子2からの電
子線の照射によりそれぞれR(赤)、G(緑)およびB
(青)の可視光を発する螢光体、5は透光性のITOの
ような導電材料で構成され、電子線を加速するために基
板3下面に設けられた加速電極、6は基板3上の透過型
液晶表示パネル側に設けられ、透過型液晶表示パネルに
電気的ノイズが印加されるのを防止するため透光性のシ
ールド電極、7は螢光体4が発する光を反射するメタル
バック、8は照明光源の側板であるガラス板、9は電子
放出素子2へ給電するための配線電極、10は電子放出
素子2を駆動する電子放出素子駆動用電源、11は加速
電極5に電圧を供給する加速電圧印加用電源である。基
本的にはこれら基板1〜電源11により照明光源14が
構成される。そして、ガラス基板1、ガラス基板3およ
びガラス板8によって真空容器が形成され、容器内部は
10-5torr以上の真空度が維持されている。
り、電気的な結線の一部をも示している。図中、1は照
明光源の背板であるガラス基板、2は基板1上に間隔L
1(ここでは600μm)で配列形成され電子線を放出
する表面伝導形の電子放出素子、3は基板1に対向して
設けられた照明光源の上板であるガラス基板、4R,4
G,4Bは基板3上に設けられ電子放出素子2からの電
子線の照射によりそれぞれR(赤)、G(緑)およびB
(青)の可視光を発する螢光体、5は透光性のITOの
ような導電材料で構成され、電子線を加速するために基
板3下面に設けられた加速電極、6は基板3上の透過型
液晶表示パネル側に設けられ、透過型液晶表示パネルに
電気的ノイズが印加されるのを防止するため透光性のシ
ールド電極、7は螢光体4が発する光を反射するメタル
バック、8は照明光源の側板であるガラス板、9は電子
放出素子2へ給電するための配線電極、10は電子放出
素子2を駆動する電子放出素子駆動用電源、11は加速
電極5に電圧を供給する加速電圧印加用電源である。基
本的にはこれら基板1〜電源11により照明光源14が
構成される。そして、ガラス基板1、ガラス基板3およ
びガラス板8によって真空容器が形成され、容器内部は
10-5torr以上の真空度が維持されている。
【0020】12は透過型液晶表示パネル、13はその
液晶セルの模式的に示した1画素の部分である。各画素
は距離L1を置いて並んでいる。液晶表示パネル12の
グランドにシールド電極6が接続されている。
液晶セルの模式的に示した1画素の部分である。各画素
は距離L1を置いて並んでいる。液晶表示パネル12の
グランドにシールド電極6が接続されている。
【0021】図2は基板1の平面図である。このA−A
´線断面図が図1で示した基板1の図に相当する。図
中、楕円25で囲まれた部分が1つの表面伝導形電子放
出素子2であり、楕円27中に拡大して示すように、正
極21、負極22およびこれらの間に位置する電子放出
部23から成っている。また、20は配線電極であり、
各表面伝導形放出素子2を電気的に並列に接続してい
る。尚、図に於ては説明を容易にするため、表面伝導形
放出素子2を模式的に示しているが、素子の形状は必ず
しも、図2に示すような平面形状である必要はない。正
極21と負極22とを隔てる間隔は、0.01〜100
μm程度であり、電子放出部23の部分は、超微粒子を
含み103 〜109 Ω/□の電気抵抗を有する薄膜によ
り形成してある。素子2の数は、図示の都合上、12×
6=72素子としているが、実際にはこれよりもはるか
に多数の素子を容易に配列形成することが可能である。
´線断面図が図1で示した基板1の図に相当する。図
中、楕円25で囲まれた部分が1つの表面伝導形電子放
出素子2であり、楕円27中に拡大して示すように、正
極21、負極22およびこれらの間に位置する電子放出
部23から成っている。また、20は配線電極であり、
各表面伝導形放出素子2を電気的に並列に接続してい
る。尚、図に於ては説明を容易にするため、表面伝導形
放出素子2を模式的に示しているが、素子の形状は必ず
しも、図2に示すような平面形状である必要はない。正
極21と負極22とを隔てる間隔は、0.01〜100
μm程度であり、電子放出部23の部分は、超微粒子を
含み103 〜109 Ω/□の電気抵抗を有する薄膜によ
り形成してある。素子2の数は、図示の都合上、12×
6=72素子としているが、実際にはこれよりもはるか
に多数の素子を容易に配列形成することが可能である。
【0022】図1に示すように、各電子放出素子2には
配線電極9を介して給電され、直流電源10を電極9
に電気的に接続することにより電子放出素子2を駆動す
ることができる。電源10により、例えば14〔V〕の
電圧を印加すると、図2に示すようにすべての電子放出
素子2は電気的に並列に接続されているため、すべての
電子放出素子2から一斉に電子ビームが放出される。ま
たこのとき、加速電圧印加用電源11によって加速電極
5に電圧Vaが供給され、それにより電子ビームが蛍光
体4へ向けて加速され、それぞれ対応する蛍光体4R,
4G,4Bに衝突し、それらを発光させる。電圧Vaと
しては、例えば7〔KV〕以上の電圧を印加するのが望
ましい。このとき、各蛍光体からは、メタルバック7の
効果も加えられ、極めて高輝度の光が透過型液晶パネル
12へ向けて照射される。
配線電極9を介して給電され、直流電源10を電極9
に電気的に接続することにより電子放出素子2を駆動す
ることができる。電源10により、例えば14〔V〕の
電圧を印加すると、図2に示すようにすべての電子放出
素子2は電気的に並列に接続されているため、すべての
電子放出素子2から一斉に電子ビームが放出される。ま
たこのとき、加速電圧印加用電源11によって加速電極
5に電圧Vaが供給され、それにより電子ビームが蛍光
体4へ向けて加速され、それぞれ対応する蛍光体4R,
4G,4Bに衝突し、それらを発光させる。電圧Vaと
しては、例えば7〔KV〕以上の電圧を印加するのが望
ましい。このとき、各蛍光体からは、メタルバック7の
効果も加えられ、極めて高輝度の光が透過型液晶パネル
12へ向けて照射される。
【0023】図1においては、図が複雑になるのを防止
するため、照明光源14と透過型液晶表示パネル12と
を空間的に離して示しているが、実際には両者は、透過
型液晶パネルの各画素13と照明光源14の各蛍光体4
R,4G,4Bとを位置合せしたうえで、密着して組み
立てられており、各蛍光体4R,4G,4Bの発する光
は効率よく各画素13に照射されるようになっている。
するため、照明光源14と透過型液晶表示パネル12と
を空間的に離して示しているが、実際には両者は、透過
型液晶パネルの各画素13と照明光源14の各蛍光体4
R,4G,4Bとを位置合せしたうえで、密着して組み
立てられており、各蛍光体4R,4G,4Bの発する光
は効率よく各画素13に照射されるようになっている。
【0024】このようにして照明光源14によって照明
される透過型液晶パネル12の各画素は、照明される
R、G、Bの色に応じて駆動され、それによりカラー画
像の表示が行われる。
される透過型液晶パネル12の各画素は、照明される
R、G、Bの色に応じて駆動され、それによりカラー画
像の表示が行われる。
【0025】これによれば、従来の装置と比べ、消費電
力や発熱を抑え、装置を薄型化できるとともに、表示面
全体にわたり均一かつ高い強度で画像を表示することが
でき動作も安定する。
力や発熱を抑え、装置を薄型化できるとともに、表示面
全体にわたり均一かつ高い強度で画像を表示することが
でき動作も安定する。
【0026】実施例2 図3は、本発明の第2の実施例に係る表示装置の内部構
造を説明するためにその一部を切り欠いて示した平面図
である。図の左上部は、透過型液晶パネル12および照
明光源の上板ガラス(ガラス基板3)を切り欠いて、ガ
ラス基板1とその上面に形成された電子放出素子が見え
る状態を示している。右中央部は、透過型液晶パネル1
2を切り欠いて、照明光源の上板ガラス3と、その下面
に塗布された蛍光体4R,4G,4Bを示している。そ
して下部約1/3は、透過型液晶表示パネル12の表示
面を示し、画素13(のサイズ)を破線で示している。
造を説明するためにその一部を切り欠いて示した平面図
である。図の左上部は、透過型液晶パネル12および照
明光源の上板ガラス(ガラス基板3)を切り欠いて、ガ
ラス基板1とその上面に形成された電子放出素子が見え
る状態を示している。右中央部は、透過型液晶パネル1
2を切り欠いて、照明光源の上板ガラス3と、その下面
に塗布された蛍光体4R,4G,4Bを示している。そ
して下部約1/3は、透過型液晶表示パネル12の表示
面を示し、画素13(のサイズ)を破線で示している。
【0027】同図に示すように、本実施例においては、
電子放出素子としてガラス基板1上に設けられた表面伝
導型放出素子を用いているが、実施例1の場合とは異な
り1方向に線状に長い電子放出部を有する素子形状のも
のを用いている。すなわち、31及び32はガラス基板
1上に互違いに設けられたくし歯状電極で、両者にはさ
まれた部分に、電子放出材料の超微粒子を含む薄膜が形
成されており、この部分が実質的に電子放出部33を形
成している。また、蛍光体4R,4G,4Bは各色毎に
Y方向に列をなすようにパターン形成されており、各パ
ターンのX方向の幅は、画素13よりも小さい。また、
各列につき、Y方向に対しては、線状の電子放出部4本
毎に分割されている。したがって、蛍光体4R,4G,
4Bの各1つの蛍光体パターンに対しては、4ラインの
電子放出素子により電子ビームが照射されるようになっ
ている。
電子放出素子としてガラス基板1上に設けられた表面伝
導型放出素子を用いているが、実施例1の場合とは異な
り1方向に線状に長い電子放出部を有する素子形状のも
のを用いている。すなわち、31及び32はガラス基板
1上に互違いに設けられたくし歯状電極で、両者にはさ
まれた部分に、電子放出材料の超微粒子を含む薄膜が形
成されており、この部分が実質的に電子放出部33を形
成している。また、蛍光体4R,4G,4Bは各色毎に
Y方向に列をなすようにパターン形成されており、各パ
ターンのX方向の幅は、画素13よりも小さい。また、
各列につき、Y方向に対しては、線状の電子放出部4本
毎に分割されている。したがって、蛍光体4R,4G,
4Bの各1つの蛍光体パターンに対しては、4ラインの
電子放出素子により電子ビームが照射されるようになっ
ている。
【0028】上述のように、画素に対する蛍光体のサイ
ズ、および電子放出素子の形態と配列は、実施例1の場
合と異なるが、他の構成は実施例1と同様であり、装置
全体の断面は、ほぼ図1と同様である。
ズ、および電子放出素子の形態と配列は、実施例1の場
合と異なるが、他の構成は実施例1と同様であり、装置
全体の断面は、ほぼ図1と同様である。
【0029】蛍光体に強い電子ビームが照射される場
合、一般には、2次電子による発光や蛍光体自身による
光拡散により発光部分の面積が拡大してしまうが、本実
施例によれば、蛍光体のサイズを、液晶画素よりも小さ
くしているため、隣接する画素に光が漏れることはな
い。特に、X方向において、隣接画素に光が漏れた場合
には、表示画像の色調に変化をきたし、大きく画質を劣
化させる場合があるので、これを防止するために、この
方向については蛍光体の幅を多少小さめに設定してい
る。
合、一般には、2次電子による発光や蛍光体自身による
光拡散により発光部分の面積が拡大してしまうが、本実
施例によれば、蛍光体のサイズを、液晶画素よりも小さ
くしているため、隣接する画素に光が漏れることはな
い。特に、X方向において、隣接画素に光が漏れた場合
には、表示画像の色調に変化をきたし、大きく画質を劣
化させる場合があるので、これを防止するために、この
方向については蛍光体の幅を多少小さめに設定してい
る。
【0030】このように、本実施例によれば、1画素分
の蛍光体に4つの電子放出素子から電子ビームを照射す
るようにしているため、高い発光輝度を得られるが、そ
の際液晶表示パネルの隣接画素へ照明光が漏れることが
ないため、高品位の表示画像を得ることができる。
の蛍光体に4つの電子放出素子から電子ビームを照射す
るようにしているため、高い発光輝度を得られるが、そ
の際液晶表示パネルの隣接画素へ照明光が漏れることが
ないため、高品位の表示画像を得ることができる。
【0031】実施例3 図4は本発明の第3の実施例に係る平板状光源の、電子
放出素子が設けられた基板の部分的な平面図である。同
図において、円40で囲まれた部分が1つの電子放出素
子2を示し、21は電子放出素子2の正極、22は負
極、23は電子放出部である。
放出素子が設けられた基板の部分的な平面図である。同
図において、円40で囲まれた部分が1つの電子放出素
子2を示し、21は電子放出素子2の正極、22は負
極、23は電子放出部である。
【0032】電子放出素子2としては、ここでは、電子
放出特性に優れ、構造が単純で製造が容易な表面伝導形
放出素子を用いている。表面伝導形放出素子とは、簡単
に説明すると、基板面上に適当な間隔をもって薄膜電極
を形成し、この電極間に、電子放出材料の超微粒子を設
けたものである。
放出特性に優れ、構造が単純で製造が容易な表面伝導形
放出素子を用いている。表面伝導形放出素子とは、簡単
に説明すると、基板面上に適当な間隔をもって薄膜電極
を形成し、この電極間に、電子放出材料の超微粒子を設
けたものである。
【0033】正極21および負極22は、例えば、Ni
薄膜で形成され、形成に際しては、フォトリソグラフィ
・エッチングにより、形成位置や形状を極めて高い精度
で制御できる。正極21および負極22間の間隔は、
0.01〜100μmが好ましく、その空隙部に、例え
ば、Pdの超微粒子を含む薄膜を形成することにより、
電子放出部23が形成される。電子放出部23は、10
3 〜109 Ω/□の範囲の電気抵抗を有する薄膜とする
ことが、電子放出特性上好ましい。
薄膜で形成され、形成に際しては、フォトリソグラフィ
・エッチングにより、形成位置や形状を極めて高い精度
で制御できる。正極21および負極22間の間隔は、
0.01〜100μmが好ましく、その空隙部に、例え
ば、Pdの超微粒子を含む薄膜を形成することにより、
電子放出部23が形成される。電子放出部23は、10
3 〜109 Ω/□の範囲の電気抵抗を有する薄膜とする
ことが、電子放出特性上好ましい。
【0034】図4においては、正極21および負極22
ならびに電子放出部23の平面形状を矩形形状としてい
るが、必ずしもこれに限るものではない。また、電子放
出素子2としては、表面伝導形放出素子以外であっても
よく、例えば、SRI研究所のスピントの報告(J.
Appl, Phys,39(1968)3504)で
公知にされているような、針状エミッタを用いた冷陰
極、MIM型の冷陰極、あるいは特公昭56−1552
9号公報において公知にされているような、PN接合を
含む冷陰極を用いてもよい。要は、電子放出特性が良好
で、微細化が可能で、高い位置精度で配列可能な電子放
出素子を用いるのが好ましい。
ならびに電子放出部23の平面形状を矩形形状としてい
るが、必ずしもこれに限るものではない。また、電子放
出素子2としては、表面伝導形放出素子以外であっても
よく、例えば、SRI研究所のスピントの報告(J.
Appl, Phys,39(1968)3504)で
公知にされているような、針状エミッタを用いた冷陰
極、MIM型の冷陰極、あるいは特公昭56−1552
9号公報において公知にされているような、PN接合を
含む冷陰極を用いてもよい。要は、電子放出特性が良好
で、微細化が可能で、高い位置精度で配列可能な電子放
出素子を用いるのが好ましい。
【0035】基板1上に設けられた電子放出素子2は、
第1〜第3の3つの群2r,2g,2bに分けて群ごと
に電気的に接続される。41は第1群2rの各正極21
を接続する配線電極、42は第1群2rの各負極22を
接続する配線電極、43は第2群2gの各正極21を接
続する配線電極、44は第2群2gの各負極22を接続
する配線電極、45は第3群2bの各正極21を接続す
る配線電極、46は第3群2bの各負極22を接続する
配線電極である。各配線電極は、例えば、Ni薄膜によ
り形成することができ、それらの交差部においては、例
えば、SiO2などの絶縁膜をそれらの間に挟んで積層
する。このようにして、第1〜第3の各群2r,2g,
2bの電子放出素子は、群ごとに並列に接続されてい
る。47〜52は、配線電極41〜46をそれぞれ外部
の電気回路と接続するためのパッド(端子)である。
第1〜第3の3つの群2r,2g,2bに分けて群ごと
に電気的に接続される。41は第1群2rの各正極21
を接続する配線電極、42は第1群2rの各負極22を
接続する配線電極、43は第2群2gの各正極21を接
続する配線電極、44は第2群2gの各負極22を接続
する配線電極、45は第3群2bの各正極21を接続す
る配線電極、46は第3群2bの各負極22を接続する
配線電極である。各配線電極は、例えば、Ni薄膜によ
り形成することができ、それらの交差部においては、例
えば、SiO2などの絶縁膜をそれらの間に挟んで積層
する。このようにして、第1〜第3の各群2r,2g,
2bの電子放出素子は、群ごとに並列に接続されてい
る。47〜52は、配線電極41〜46をそれぞれ外部
の電気回路と接続するためのパッド(端子)である。
【0036】図5はこのような電子放出素子等すなわち
電子源が設けられたガラス基板1を用いて構成される平
板状光源の部分的な断面図である。図中、8は光源の側
壁をなすガラス板、3は上板であるガラス板である。こ
れらのガラス板1,3,8はフリットガラスであり、相
互に接着されて平板形の真空容器を形成している。そし
てこの容器内は、例えば、10-5torr以上の真空度
に保たれている。
電子源が設けられたガラス基板1を用いて構成される平
板状光源の部分的な断面図である。図中、8は光源の側
壁をなすガラス板、3は上板であるガラス板である。こ
れらのガラス板1,3,8はフリットガラスであり、相
互に接着されて平板形の真空容器を形成している。そし
てこの容器内は、例えば、10-5torr以上の真空度
に保たれている。
【0037】ガラス板3の下面には、例えば、ITOを
材料とする透明電極5が設けられており、この電極5に
は、電子放出素子2より放出される電子ビームを加速す
るために、例えば、10KVの電圧が印加される。
材料とする透明電極5が設けられており、この電極5に
は、電子放出素子2より放出される電子ビームを加速す
るために、例えば、10KVの電圧が印加される。
【0038】透明電極5上には各電子放出素子と対向し
て蛍光体が設けられる。すなわち、第1群2rの電子放
出素子に対しては、赤色発光蛍光体4Rが塗布により設
けられている。また、第2群2gの電子放出素子に対し
ては緑色発光蛍光体4Gが、第3群2bの電子放出素子
に対しては青色発光蛍光体4Bが設けられている。な
お、蛍光体4R,4G,4Bの表面にはさらに、CRT
の分野で知られているメタルバックを設けるようにして
もよい。
て蛍光体が設けられる。すなわち、第1群2rの電子放
出素子に対しては、赤色発光蛍光体4Rが塗布により設
けられている。また、第2群2gの電子放出素子に対し
ては緑色発光蛍光体4Gが、第3群2bの電子放出素子
に対しては青色発光蛍光体4Bが設けられている。な
お、蛍光体4R,4G,4Bの表面にはさらに、CRT
の分野で知られているメタルバックを設けるようにして
もよい。
【0039】ガラス板3の外側には光拡散板59が設け
られており、その作用により、各蛍光体4R,4G,4
Bが発する赤、緑、青の光は適宜混合され、照明光とし
て射出される。
られており、その作用により、各蛍光体4R,4G,4
Bが発する赤、緑、青の光は適宜混合され、照明光とし
て射出される。
【0040】図6は各群2r,2g,2bの電子放出素
子への電気的配線を模式的に示す配線図である。図に示
すように、第1〜第3群2r,2g,2bの各群毎に個
別に可変電圧源60,61,および62が設けられてい
る。ここで用いる可変電圧源は特殊なものである必要は
なく、例えば、10〜15Vの範囲で電圧調整が可能な
市販の直流電源で良い。ただし、これは、前記表面伝導
形放出素子については印加電圧10〜15Vの範囲で電
子放出量が制御可能なためであり、他の電子放出素子を
用いた場合には、必要とする電圧調整範囲が異なる場合
もある。
子への電気的配線を模式的に示す配線図である。図に示
すように、第1〜第3群2r,2g,2bの各群毎に個
別に可変電圧源60,61,および62が設けられてい
る。ここで用いる可変電圧源は特殊なものである必要は
なく、例えば、10〜15Vの範囲で電圧調整が可能な
市販の直流電源で良い。ただし、これは、前記表面伝導
形放出素子については印加電圧10〜15Vの範囲で電
子放出量が制御可能なためであり、他の電子放出素子を
用いた場合には、必要とする電圧調整範囲が異なる場合
もある。
【0041】これによれば、平板光源自体で色調が調整
可能である。すなわち、光源を点灯するには、すべての
電子放出素子を直流で駆動するが、その際、例えば、色
調をより赤くしたい場合には、可変電圧源60の出力電
圧を高めて第1群の電子放出素子の電子放出量を増大さ
せ、赤色蛍光体4Rにより多くの電子ビームが照射され
るようにすればよい。また、赤、緑、青の光は、各々異
なる発光点(蛍光体)から放射されるが、蛍光体の塗り
分けサイズは微小であるうえ、光拡散板59の効果も加
わるため、照明光として使用する上で問題となるような
色むらは発生しない。
可能である。すなわち、光源を点灯するには、すべての
電子放出素子を直流で駆動するが、その際、例えば、色
調をより赤くしたい場合には、可変電圧源60の出力電
圧を高めて第1群の電子放出素子の電子放出量を増大さ
せ、赤色蛍光体4Rにより多くの電子ビームが照射され
るようにすればよい。また、赤、緑、青の光は、各々異
なる発光点(蛍光体)から放射されるが、蛍光体の塗り
分けサイズは微小であるうえ、光拡散板59の効果も加
わるため、照明光として使用する上で問題となるような
色むらは発生しない。
【0042】実施例4 図7は本発明の第4の実施例に係る平板状光源における
電気的配線を示す配線図である。実施例3においては、
電子放出素子を直流電圧により駆動し、電圧値を変化さ
せることにより、色調を調整していたのに対し、ここで
は、電子放出素子をパルス電圧で駆動し、各群毎にパル
ス幅もしくはパルスの振幅を変化させることにより、色
調を調整するようにしている。
電気的配線を示す配線図である。実施例3においては、
電子放出素子を直流電圧により駆動し、電圧値を変化さ
せることにより、色調を調整していたのに対し、ここで
は、電子放出素子をパルス電圧で駆動し、各群毎にパル
ス幅もしくはパルスの振幅を変化させることにより、色
調を調整するようにしている。
【0043】図7において、73、74、75はそれぞ
れ電圧が可変な直流電源、76〜81はそれぞれ例えば
FETのようなスイッチング素子である。スイッチング
素子76と77は排他的に動作するもので、端子47に
直流電源73または接地レベル(0V)のいずれか一方
を電気的に接続するものである。またスイッチング素子
78と79、あるいはスイッチング素子80と81もこ
れと同様に排他的な動作により直流電圧源74または7
5か、接地レベル(0V)かいずれか一方を端子49ま
たは51に接続するものである。85は一定の周波数の
パルスを発生するパルス発生器、82〜84はパルス発
生器85が発生するパルスの立ち上がりをトリガとして
動作するワンショット・マルチバイブレータである。ワ
ンショット・マルチバイブレータ82〜84はそれぞれ
独立に出力パルスのパルス幅を変えることができるもの
で、この出力パルスによりスイッチング素子76〜81
が制御される。
れ電圧が可変な直流電源、76〜81はそれぞれ例えば
FETのようなスイッチング素子である。スイッチング
素子76と77は排他的に動作するもので、端子47に
直流電源73または接地レベル(0V)のいずれか一方
を電気的に接続するものである。またスイッチング素子
78と79、あるいはスイッチング素子80と81もこ
れと同様に排他的な動作により直流電圧源74または7
5か、接地レベル(0V)かいずれか一方を端子49ま
たは51に接続するものである。85は一定の周波数の
パルスを発生するパルス発生器、82〜84はパルス発
生器85が発生するパルスの立ち上がりをトリガとして
動作するワンショット・マルチバイブレータである。ワ
ンショット・マルチバイブレータ82〜84はそれぞれ
独立に出力パルスのパルス幅を変えることができるもの
で、この出力パルスによりスイッチング素子76〜81
が制御される。
【0044】図8はこれらの動作を説明するためのタイ
ムチャートである。図中、(a)はパルス発生器85の
出力信号であり、この信号の立ち上がりエッジを感知し
てワンショット・マルチバイブレータ82〜84が動作
する。このとき、例えば、ワンショット・マルチバイブ
レータ82〜84のそれぞれについてT1、T2および
T3の時定数が設定されているとすると、例えば、第1
群2rの電子放出素子には、スイッチング素子76によ
りT1の間だけ電圧源73が接続される。このとき電圧
源73の出力電圧が例えばV1[V]に調整されている
とすると、第1群2rの電子放出素子の駆動波形は図8
(b)のようになる。同様に、第2群2gの電子放出素
子の駆動波形は図8(c)のように、第3群2bの電子
放出素子は図8(d)のような駆動電圧波形となる。
ムチャートである。図中、(a)はパルス発生器85の
出力信号であり、この信号の立ち上がりエッジを感知し
てワンショット・マルチバイブレータ82〜84が動作
する。このとき、例えば、ワンショット・マルチバイブ
レータ82〜84のそれぞれについてT1、T2および
T3の時定数が設定されているとすると、例えば、第1
群2rの電子放出素子には、スイッチング素子76によ
りT1の間だけ電圧源73が接続される。このとき電圧
源73の出力電圧が例えばV1[V]に調整されている
とすると、第1群2rの電子放出素子の駆動波形は図8
(b)のようになる。同様に、第2群2gの電子放出素
子の駆動波形は図8(c)のように、第3群2bの電子
放出素子は図8(d)のような駆動電圧波形となる。
【0045】これによれば、直流電圧源73〜75の電
圧を変化させるか、あるいはワンショット・マルチバイ
ブレータ82〜84の時定数を変化させるか、またはこ
れら双方を変化させることにより、光源の色調を調整す
ることができる。例えば、所望の色調にするために、よ
り緑を強調する必要がある場合には、直流電圧源74の
出力電圧V2を増大するか、またはワンショット・マル
チバイブレータ83の時定数T2をより大きくするか、
またはこの両方を同時に行うことにより調整することが
できる。
圧を変化させるか、あるいはワンショット・マルチバイ
ブレータ82〜84の時定数を変化させるか、またはこ
れら双方を変化させることにより、光源の色調を調整す
ることができる。例えば、所望の色調にするために、よ
り緑を強調する必要がある場合には、直流電圧源74の
出力電圧V2を増大するか、またはワンショット・マル
チバイブレータ83の時定数T2をより大きくするか、
またはこの両方を同時に行うことにより調整することが
できる。
【0046】なお、ここでは、矩形パルス電圧で駆動す
る場合について示したが、駆動電圧波形はこれに限られ
ず、例えば、三角波や正弦波等、他の電圧波形を用いる
場合においても同様である。
る場合について示したが、駆動電圧波形はこれに限られ
ず、例えば、三角波や正弦波等、他の電圧波形を用いる
場合においても同様である。
【0047】また、上述各実施例で示した各図において
は、少数の画素およびこれに対応する電子放出素子等し
か示していないが、実際には、例えば、300×300
画素のように、はるかに多数の画素を有する表示装置を
実現することができる。
は、少数の画素およびこれに対応する電子放出素子等し
か示していないが、実際には、例えば、300×300
画素のように、はるかに多数の画素を有する表示装置を
実現することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の装置と比較して、装置全体を薄型化することができ
るとともに、均一かつ高い強度で照明し、カラー表示を
行うことができる。
来の装置と比較して、装置全体を薄型化することができ
るとともに、均一かつ高い強度で照明し、カラー表示を
行うことができる。
【0049】また、従来のように、カラーフィルタによ
る光エネルギーの損失やそれに伴う発熱がないため、そ
の分消費電力を節約することができ、また、装置の動作
を安定化させることができる。
る光エネルギーの損失やそれに伴う発熱がないため、そ
の分消費電力を節約することができ、また、装置の動作
を安定化させることができる。
【0050】また、光源自体で色調が調整されるため、
複雑で高価な画像信号処理回路などを要しない簡単な構
成とし、コストの大幅な低減を図ることもできる。しか
も表示パネル本来の透過率のダイナミックレンジを有効
に用いることができるため、同一の表示パネルを用いな
がら、従来と比較して、大幅に諧調性に富んだ画像表示
を行うことができる。
複雑で高価な画像信号処理回路などを要しない簡単な構
成とし、コストの大幅な低減を図ることもできる。しか
も表示パネル本来の透過率のダイナミックレンジを有効
に用いることができるため、同一の表示パネルを用いな
がら、従来と比較して、大幅に諧調性に富んだ画像表示
を行うことができる。
【0051】さらに、用いる蛍光体を適切に選択するこ
とにより、色再現性を向上させることができる。
とにより、色再現性を向上させることができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る表示装置の断面図で
ある。
ある。
【図2】 図1の装置の基板の平面図である。
【図3】 本発明の第2の実施例に係る表示装置の内部
構造を説明するためにその一部を切り欠いて示した平面
図である。
構造を説明するためにその一部を切り欠いて示した平面
図である。
【図4】 本発明の第3の実施例に係る平板状光源の、
電子放出素子が設けられた基板の部分的な平面図であ
る。
電子放出素子が設けられた基板の部分的な平面図であ
る。
【図5】 図4のようなガラス基板を用いて構成される
平板状光源の部分的な断面図である。
平板状光源の部分的な断面図である。
【図6】 図5の装置における電子放出素子への電気的
配線を模式的に示す配線図である。
配線を模式的に示す配線図である。
【図7】 本発明の第4の実施例に係る平板状光源にお
ける電気的配線を示す配線図である。
ける電気的配線を示す配線図である。
【図8】 図7の装置の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図9】 従来型の表示装置を例示する斜視図である。
1:ガラス基板、2:電子放出素子、4R,4G,4
B:螢光体、5:透光性の加速電極、6:透明電極、
7:光拡散板、12:透過形液晶表示パネル、13:画
素、14:照明光源、21:正極、22:負極、23,
33:電子放出部、31,32:くし歯状電極、41〜
46:配線電極、59:光拡散板、60〜62:可変電
圧源、73〜75:直流電源、76〜81:スイッチン
グ素子、82〜84:ワンショット・マルチバイブレー
タ、85:パルス発生器
B:螢光体、5:透光性の加速電極、6:透明電極、
7:光拡散板、12:透過形液晶表示パネル、13:画
素、14:照明光源、21:正極、22:負極、23,
33:電子放出部、31,32:くし歯状電極、41〜
46:配線電極、59:光拡散板、60〜62:可変電
圧源、73〜75:直流電源、76〜81:スイッチン
グ素子、82〜84:ワンショット・マルチバイブレー
タ、85:パルス発生器
フロントページの続き (72)発明者 金子 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 基板上に2次元に配列された複数の電子
放出素子、ならびにこれら電子放出素子からの電子ビー
ムの照射により赤、緑、および青の可視光をそれぞれ発
する3種の螢光体を同一真空容器中に有する平板状光源
と、この平板状光源を背面光源とする透過形表示パネル
とを備え、透過形表示パネルの各画素が、対応するいず
れか1種の蛍光体からの光によって照射されるように3
種の各螢光体位置と透過形表示パネルの各画素の位置と
が対応していることを特徴とするカラー表示装置。 - 【請求項2】 透過形表示パネルの各画素はそれぞれ、
分離して形成された1つの蛍光体に対応し、その蛍光体
の面積は、1画素の面積よりも小さい、請求項1記載の
カラー表示装置。 - 【請求項3】 前記複数の電子放出素子を、それらが発
光させる螢光体の種類ごとに独立して駆動させる可変電
圧源を備える、請求項1記載のカラー表示装置。 - 【請求項4】 可変電圧源はパルス電圧源であって、螢
光体の種類ごとに独立してパルス幅又は波高値が可変な
ものである、請求項3記載のカラー表示装置。 - 【請求項5】 平板状の真空容器と、この真空容器内部
に形成され、それぞれ電気的に並列接続された3群の電
子放出素子と、それと同一の真空容器内部に形成され、
各電子放出素子群からの電子ビームの照射によりそれぞ
れ発光する、赤、緑および青の各蛍光体と、電子放出素
子を各群毎に独立して駆動する可変電圧源とを具備する
ことを特徴とする平板状光源。 - 【請求項6】 可変電圧源はパルス電圧源であって、螢
光体の種類ごとに独立してパルス幅又は波高値が可変な
ものである、請求項5記載の平板状光源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03273577A JP3095830B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03273577A JP3095830B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588169A true JPH0588169A (ja) | 1993-04-09 |
| JP3095830B2 JP3095830B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=17529742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03273577A Expired - Fee Related JP3095830B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3095830B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100766927B1 (ko) * | 2006-06-19 | 2007-10-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 발광 장치 및 이 발광 장치를 백 라이트 유닛으로 사용하는액정 표시장치 |
| JP2007310369A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Samsung Sdi Co Ltd | 表示装置、表示装置の駆動方法、および液晶表示装置 |
| KR100814848B1 (ko) * | 2006-07-12 | 2008-03-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 발광 장치 및 이 발광 장치를 백라이트 유닛으로 사용하는액정 표시장치 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP03273577A patent/JP3095830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007310369A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Samsung Sdi Co Ltd | 表示装置、表示装置の駆動方法、および液晶表示装置 |
| KR100766927B1 (ko) * | 2006-06-19 | 2007-10-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 발광 장치 및 이 발광 장치를 백 라이트 유닛으로 사용하는액정 표시장치 |
| KR100814848B1 (ko) * | 2006-07-12 | 2008-03-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 발광 장치 및 이 발광 장치를 백라이트 유닛으로 사용하는액정 표시장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3095830B2 (ja) | 2000-10-10 |
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