JPH0588440B2 - - Google Patents
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- JPH0588440B2 JPH0588440B2 JP60015141A JP1514185A JPH0588440B2 JP H0588440 B2 JPH0588440 B2 JP H0588440B2 JP 60015141 A JP60015141 A JP 60015141A JP 1514185 A JP1514185 A JP 1514185A JP H0588440 B2 JPH0588440 B2 JP H0588440B2
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- resin
- carbon
- ion exchange
- exchange resin
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は原子力発電所等において発生する放
射性廃イオン交換樹脂を安全かつ容易に処理する
方法および装置に関するものである。
射性廃イオン交換樹脂を安全かつ容易に処理する
方法および装置に関するものである。
原子力発電所から放射能を帯びた使用済の廃イ
オン交換樹脂が多量に排出される。このような廃
樹脂は原子力発電所の定常運転中に発生する最大
の放射性廃棄物であり、その有効な処理方法が確
立されていないため、そのままドラム缶に詰めて
保管しているのが実情である。またこれら廃樹脂
の減容化処理方法として、乾式で焼却する方法や
薬品で酸化分解する方法などが試みられている。
オン交換樹脂が多量に排出される。このような廃
樹脂は原子力発電所の定常運転中に発生する最大
の放射性廃棄物であり、その有効な処理方法が確
立されていないため、そのままドラム缶に詰めて
保管しているのが実情である。またこれら廃樹脂
の減容化処理方法として、乾式で焼却する方法や
薬品で酸化分解する方法などが試みられている。
上記従来の処分のうち、ドラム缶に詰めて保管
する方法は、時間の経過とともに廃棄物が増加す
るため、広大な保管場所を必要とし、場所的な制
約を受けるという問題点がある。そのために廃樹
脂の減容化技術の確立が望まれている。また焼却
法では廃棄物量を減容化することは可能である
が、焼却時に放射能を帯びた大量のガスおよび粉
塵が発生し、その処理に大がかりな装置および費
用が必要になるという問題点があつた。
する方法は、時間の経過とともに廃棄物が増加す
るため、広大な保管場所を必要とし、場所的な制
約を受けるという問題点がある。そのために廃樹
脂の減容化技術の確立が望まれている。また焼却
法では廃棄物量を減容化することは可能である
が、焼却時に放射能を帯びた大量のガスおよび粉
塵が発生し、その処理に大がかりな装置および費
用が必要になるという問題点があつた。
この発明は以上のような現状に鑑みてなされた
もので、放射性廃イオン交換樹脂を炭化して焼却
することにより、安全かつ簡単に減容化できる放
射性廃イオン交換樹脂の処理方法および装置を提
供することを目的としている。
もので、放射性廃イオン交換樹脂を炭化して焼却
することにより、安全かつ簡単に減容化できる放
射性廃イオン交換樹脂の処理方法および装置を提
供することを目的としている。
この発明は次の放射性廃イオン交換樹脂の処理
方法および処理装置である。
方法および処理装置である。
(1) 放射性廃イオン交換樹脂を乾燥する工程と、
乾燥した樹脂を炭素分と混合した状態で通電加
熱することにより樹脂を熱分解して炭化する工
程と、樹脂の炭化により前記炭素分を含んだ状
態で生成する炭化物を焼却する工程とを含む放
射性廃イオン交換樹脂の処理方法。
乾燥した樹脂を炭素分と混合した状態で通電加
熱することにより樹脂を熱分解して炭化する工
程と、樹脂の炭化により前記炭素分を含んだ状
態で生成する炭化物を焼却する工程とを含む放
射性廃イオン交換樹脂の処理方法。
(2) 放射性廃イオン交換樹脂を炭素分と混合する
混合部と、この混合部から供給される混合物を
電極間に介在させて通電加熱し乾燥する乾燥部
と、この乾燥部から供給される乾燥物を電極間
に介在させて通電加熱することにより樹脂を熱
分解して炭化する熱分解部と、この熱分解部に
おいて前記炭素分を含んだ状態で生成する炭化
物を焼却する焼却部とを備えた放射性廃イオン
交換樹脂の処理装置。
混合部と、この混合部から供給される混合物を
電極間に介在させて通電加熱し乾燥する乾燥部
と、この乾燥部から供給される乾燥物を電極間
に介在させて通電加熱することにより樹脂を熱
分解して炭化する熱分解部と、この熱分解部に
おいて前記炭素分を含んだ状態で生成する炭化
物を焼却する焼却部とを備えた放射性廃イオン
交換樹脂の処理装置。
本発明の放射性廃イオン交換樹脂の処理方法に
おいては、放射性廃イオン交換樹脂を乾燥した
後、炭素分と混合した状態で通電加熱により樹脂
を熱分解して炭化し、樹脂の炭化により前記炭素
分を含んだ状態で生成する炭化物を焼却する。焼
却により生成する灰は圧縮成形、焼結等により塊
状にすることができ、これにより廃棄物の減容化
が可能である。また発生する蒸気、分解ガスおよ
び燃焼ガスは別途処理されるが、量は少なく、粉
塵を伴わないので、容易に処理可能である。
おいては、放射性廃イオン交換樹脂を乾燥した
後、炭素分と混合した状態で通電加熱により樹脂
を熱分解して炭化し、樹脂の炭化により前記炭素
分を含んだ状態で生成する炭化物を焼却する。焼
却により生成する灰は圧縮成形、焼結等により塊
状にすることができ、これにより廃棄物の減容化
が可能である。また発生する蒸気、分解ガスおよ
び燃焼ガスは別途処理されるが、量は少なく、粉
塵を伴わないので、容易に処理可能である。
また本発明の放射性廃イオン交換樹脂の処理装
置においては、放射性廃イオン交換樹脂を、混合
部で廃活性炭や返送炭化物等の炭素分と混合し、
この混合物を乾燥部の電極間に介在させ通電加熱
して乾燥し、その乾燥物を熱分解部の電極間に介
在させ通電加熱して樹脂を熱分解により炭化し、
前記炭素分を含んだ状態で生成する炭化物を焼却
部で焼却する。これにより放射性廃イオン交換樹
脂を安全かつ簡単に処理して減容化することが可
能である。
置においては、放射性廃イオン交換樹脂を、混合
部で廃活性炭や返送炭化物等の炭素分と混合し、
この混合物を乾燥部の電極間に介在させ通電加熱
して乾燥し、その乾燥物を熱分解部の電極間に介
在させ通電加熱して樹脂を熱分解により炭化し、
前記炭素分を含んだ状態で生成する炭化物を焼却
部で焼却する。これにより放射性廃イオン交換樹
脂を安全かつ簡単に処理して減容化することが可
能である。
以下、本発明を図面の実施例により説明する。
図面は実施例の系統図である。図面において、1
は混合機であつて、廃樹脂槽2がポンプ3および
脱水機4を介して連絡し、また活性炭槽5および
リサイクル炭化物槽6が直接連絡している。脱水
機4は遠心機が好ましいが、トロンメル形脱水機
その他の脱水機でもよい。
図面は実施例の系統図である。図面において、1
は混合機であつて、廃樹脂槽2がポンプ3および
脱水機4を介して連絡し、また活性炭槽5および
リサイクル炭化物槽6が直接連絡している。脱水
機4は遠心機が好ましいが、トロンメル形脱水機
その他の脱水機でもよい。
7は分解装置であつて、上に乾燥部8および下
に熱分解部9が設けられ、これらを貫通して筒状
の通路10が設けられ、その上部に混合機1が連
絡している。乾燥部8および熱分解部9はほぼ同
様の構成となつており、それぞれ通路10の筒状
壁の一部を構成するように対向して複数段に設け
られた多孔性電極11a,11b…および12
a,12b…、これらの電極間の通路10内に設
けられた撹拌器13a,13b、ならびにこれら
を乾燥部8および熱分解部9ごとに通路10の外
側から覆うケーシング14a,14bを有してい
る。
に熱分解部9が設けられ、これらを貫通して筒状
の通路10が設けられ、その上部に混合機1が連
絡している。乾燥部8および熱分解部9はほぼ同
様の構成となつており、それぞれ通路10の筒状
壁の一部を構成するように対向して複数段に設け
られた多孔性電極11a,11b…および12
a,12b…、これらの電極間の通路10内に設
けられた撹拌器13a,13b、ならびにこれら
を乾燥部8および熱分解部9ごとに通路10の外
側から覆うケーシング14a,14bを有してい
る。
通路10は円筒状でも角筒状でもよいが、縦形
のものが重力で樹脂を移送できるため好ましく、
模形の場合は樹脂移送のためにピストン等を設け
る。多孔性電極11a…,12a…はステンレス
鋼粉末を焼結したものなとが使用でき、通路10
が円筒形の場合はわん曲板状に、角筒形の場合は
平板状に形成され、各段ごとに90゜の位相差で対
向して絶縁状態で配置され、対向するもの同士が
電源装置15に並列に接続されている。電源装置
15は交流でも直流でもよいが、交流の方が好ま
しい。
のものが重力で樹脂を移送できるため好ましく、
模形の場合は樹脂移送のためにピストン等を設け
る。多孔性電極11a…,12a…はステンレス
鋼粉末を焼結したものなとが使用でき、通路10
が円筒形の場合はわん曲板状に、角筒形の場合は
平板状に形成され、各段ごとに90゜の位相差で対
向して絶縁状態で配置され、対向するもの同士が
電源装置15に並列に接続されている。電源装置
15は交流でも直流でもよいが、交流の方が好ま
しい。
撹拌器13a,13bは通路10内を流下する
混合物を均一に通電加熱するように撹拌するもの
で、公知のスタテイツクミキサ、例えばねじり板
を90゜の角度のずれでパイプ内に直列に配列した
ものなどが使用可能である。通路10の下部には
ロータリバルブ16が設けられている。
混合物を均一に通電加熱するように撹拌するもの
で、公知のスタテイツクミキサ、例えばねじり板
を90゜の角度のずれでパイプ内に直列に配列した
ものなどが使用可能である。通路10の下部には
ロータリバルブ16が設けられている。
通路10の下部に対向して分配器17が設けら
れ、その一方の出口に炭化物冷却槽18が配置さ
れて、リサイクル炭化物槽6に連絡している。分
配器17の他方の出口には焼却炉19が配置さ
れ、その内部にヒータ20を有する燃焼台21が
バイブレータ22に支持され、外部には給気口2
3、排気口24および灰排出口25が設けられて
いる。
れ、その一方の出口に炭化物冷却槽18が配置さ
れて、リサイクル炭化物槽6に連絡している。分
配器17の他方の出口には焼却炉19が配置さ
れ、その内部にヒータ20を有する燃焼台21が
バイブレータ22に支持され、外部には給気口2
3、排気口24および灰排出口25が設けられて
いる。
乾燥部8のケーシング14aは冷却器26に連
絡し、熱分解部9のケーシング14bは分解ガス
焼却炉27に連絡している。また分解ガス焼却炉
27および焼却炉19の排気口24は除塵装置2
8に連絡し、焼却炉19の灰排出口25は加圧成
形装置29を経て焼結装置30に連絡している。
絡し、熱分解部9のケーシング14bは分解ガス
焼却炉27に連絡している。また分解ガス焼却炉
27および焼却炉19の排気口24は除塵装置2
8に連絡し、焼却炉19の灰排出口25は加圧成
形装置29を経て焼結装置30に連絡している。
以上のように構成された放射性廃イオン交換樹
脂の処理装置による放射性廃イオン交換樹脂の処
理方法は次の通りである。まず廃樹脂31が廃樹
脂槽2に多量の水を含んだスラリー状で移送さ
れ、ポンプ3により脱水機4に送られて脱水さ
れ、混合機1に供給される。
脂の処理装置による放射性廃イオン交換樹脂の処
理方法は次の通りである。まず廃樹脂31が廃樹
脂槽2に多量の水を含んだスラリー状で移送さ
れ、ポンプ3により脱水機4に送られて脱水さ
れ、混合機1に供給される。
一方廃活性炭32が廃活性炭槽5から混合機1
に供給され、廃樹脂と混合される。ここで廃活性
炭は炭素分として混合されるものであり、廃活性
炭がないときは新しい活性炭あるいは他の炭素分
でもよい。運転開始後は炭化物が発生するので、
リサイクル炭化物33を炭素分として混合するこ
とができ、廃活性炭等の混合を行わなくてもよ
い。ここで炭素分が混合されるのは廃樹脂の電気
抵抗率を低下させて通電加熱を容易にするため
で、炭素分の混合により廃樹脂の周囲の純水の膜
が物理的に破壊されるとともに、空隙が埋められ
て電気抵抗率が低下する。炭素分の混合割合は廃
樹脂1重量部に対して0.1〜1.5重量部、好ましく
は0.3〜0.7重量部である。
に供給され、廃樹脂と混合される。ここで廃活性
炭は炭素分として混合されるものであり、廃活性
炭がないときは新しい活性炭あるいは他の炭素分
でもよい。運転開始後は炭化物が発生するので、
リサイクル炭化物33を炭素分として混合するこ
とができ、廃活性炭等の混合を行わなくてもよ
い。ここで炭素分が混合されるのは廃樹脂の電気
抵抗率を低下させて通電加熱を容易にするため
で、炭素分の混合により廃樹脂の周囲の純水の膜
が物理的に破壊されるとともに、空隙が埋められ
て電気抵抗率が低下する。炭素分の混合割合は廃
樹脂1重量部に対して0.1〜1.5重量部、好ましく
は0.3〜0.7重量部である。
混合機1の混合物34は分解装置7の通路10
の上部に供給され、撹拌器13a,13bで撹拌
されながら順次乾燥部8および熱分解部9を通つ
て通路10を流下する。乾燥部8および熱分解部
9では、多孔性電極11a…および12a…に電
源装置15から電圧が印加され、電極間の混合物
を通して通電加熱が行われる通電加熱はジユール
熱によるもので、これにより混合物は乾燥部8に
おいて乾燥され、熱分解部9において炭化され、
炭化物35となる。
の上部に供給され、撹拌器13a,13bで撹拌
されながら順次乾燥部8および熱分解部9を通つ
て通路10を流下する。乾燥部8および熱分解部
9では、多孔性電極11a…および12a…に電
源装置15から電圧が印加され、電極間の混合物
を通して通電加熱が行われる通電加熱はジユール
熱によるもので、これにより混合物は乾燥部8に
おいて乾燥され、熱分解部9において炭化され、
炭化物35となる。
通電加熱は通路10内の混合物の電気抵抗率お
よび印加電圧によつて能力が決まる。電気抵抗率
は廃樹脂に対する炭素分の混合割合および混合物
の圧力および温度によつて決まるが、100℃付近
では一般的には200〜2000Ωcm、好ましくは400〜
500Ωcm程度である。また混合物の圧力は混合物
の圧縮度を示すもので、10〜200g/cm2、好まし
くは20〜50g/cm2程度である。印加電圧は電極間
の間隔によつて異なるが、10〜200V、好ましく
は40〜100V程度である。
よび印加電圧によつて能力が決まる。電気抵抗率
は廃樹脂に対する炭素分の混合割合および混合物
の圧力および温度によつて決まるが、100℃付近
では一般的には200〜2000Ωcm、好ましくは400〜
500Ωcm程度である。また混合物の圧力は混合物
の圧縮度を示すもので、10〜200g/cm2、好まし
くは20〜50g/cm2程度である。印加電圧は電極間
の間隔によつて異なるが、10〜200V、好ましく
は40〜100V程度である。
通路10内の混合物はロータリバルブ16で支
持されているため、縦形の場合は上からの圧力で
通電加熱に必要な圧力になるが、さらに加圧を必
要とする場合には、通路10の上部にスクリユフ
イーダ等を設けて加圧してもよい。
持されているため、縦形の場合は上からの圧力で
通電加熱に必要な圧力になるが、さらに加圧を必
要とする場合には、通路10の上部にスクリユフ
イーダ等を設けて加圧してもよい。
乾燥部8では通電加熱により混合物の水分が蒸
発し、多孔性電極11a…,12a…を通して蒸
気36がケーシング14aから冷却器26に取出
され、冷却水37による冷却により生成する復水
38は脱水機4の排水39とともに水処理ライン
に送られて処理される。
発し、多孔性電極11a…,12a…を通して蒸
気36がケーシング14aから冷却器26に取出
され、冷却水37による冷却により生成する復水
38は脱水機4の排水39とともに水処理ライン
に送られて処理される。
乾燥部8から流下する乾燥物40は熱分解部9
においてさらに通電加熱されて温度が上昇し、樹
脂が熱分解により炭化され、廃活性炭32等の炭
素分を含んだ状態で炭化物35が生成する。ここ
で発生するガスは多孔性電極11c…,12c…
を通してケーシング14bから分解ガス41とし
て取出され、分解ガス焼却炉27で焼却される。
においてさらに通電加熱されて温度が上昇し、樹
脂が熱分解により炭化され、廃活性炭32等の炭
素分を含んだ状態で炭化物35が生成する。ここ
で発生するガスは多孔性電極11c…,12c…
を通してケーシング14bから分解ガス41とし
て取出され、分解ガス焼却炉27で焼却される。
炭化物35はロータリバルブ16により間欠的
に取出され、分解装置7も間欠的運転となるが、
炭化物を連続的に取出して連続運転としてもよ
い。取出された炭化物は炭化物分配器17で分配
され、その一部は炭化物冷却槽18で冷却され、
リサイクル炭化物33としてリサイクル炭化物槽
6に返送される。
に取出され、分解装置7も間欠的運転となるが、
炭化物を連続的に取出して連続運転としてもよ
い。取出された炭化物は炭化物分配器17で分配
され、その一部は炭化物冷却槽18で冷却され、
リサイクル炭化物33としてリサイクル炭化物槽
6に返送される。
分配器17で分配された他の一部の炭化物は焼
却炉19に供給され、バイブレータ22で振動を
与えられた燃焼台21上を下降する間にヒータ2
0で着火されて燃焼する。ヒータ20による加熱
は最初だけでよく、着火後は自然燃焼する。燃焼
に必要な空気42は給気口23から取入れられ、
燃焼ガス43は排気口24から排出され、分解ガ
ス焼却炉27の燃焼ガス44とともに除塵装置2
8で除塵処理を受ける。焼却炉19の焼却灰45
は灰排出口25から取出され、加圧成形装置29
で加圧成形された後、焼結装置30で焼結され
る。
却炉19に供給され、バイブレータ22で振動を
与えられた燃焼台21上を下降する間にヒータ2
0で着火されて燃焼する。ヒータ20による加熱
は最初だけでよく、着火後は自然燃焼する。燃焼
に必要な空気42は給気口23から取入れられ、
燃焼ガス43は排気口24から排出され、分解ガ
ス焼却炉27の燃焼ガス44とともに除塵装置2
8で除塵処理を受ける。焼却炉19の焼却灰45
は灰排出口25から取出され、加圧成形装置29
で加圧成形された後、焼結装置30で焼結され
る。
以上の処理では、廃イオン交換樹脂を炭素分と
混合した状態で通電加熱するため、ジユール熱に
より内部から均一に加熱することができ、乾燥お
よび熱分解に不活性ガス等の気体を送る必要がな
く、放射性廃ガスの発生量は少なくなる。この段
階で発生する復水38および排水39は水処理ラ
インに返送して容易に処理できる。また分解ガス
41の発生量は廃樹脂の直接燃焼法の燃焼ガス量
よりも少なく、揮発性で粉塵を含まないので、分
解ガス焼却炉27により補助燃料なしに容易かつ
安全に処理できる。その燃焼ガス44も同様に少
量で粉塵を含まないので除塵処理は容易である。
混合した状態で通電加熱するため、ジユール熱に
より内部から均一に加熱することができ、乾燥お
よび熱分解に不活性ガス等の気体を送る必要がな
く、放射性廃ガスの発生量は少なくなる。この段
階で発生する復水38および排水39は水処理ラ
インに返送して容易に処理できる。また分解ガス
41の発生量は廃樹脂の直接燃焼法の燃焼ガス量
よりも少なく、揮発性で粉塵を含まないので、分
解ガス焼却炉27により補助燃料なしに容易かつ
安全に処理できる。その燃焼ガス44も同様に少
量で粉塵を含まないので除塵処理は容易である。
焼却炉19における炭化物の燃焼は炭素の燃焼
であるため、補助燃料は必要でないとともに、余
分空気は必要でなく、燃焼ガス43の発生量は少
ない。また燃焼ガス43は粉塵の量が極めて少な
いので、除塵装置28で容易に処理できる。燃焼
により発生する焼却灰は廃樹脂が捕捉した無機質
が主体であり、その量は少ない。この焼却灰は加
圧成形および焼結によりさらに減容化され、取扱
および保管に適した形状になる。
であるため、補助燃料は必要でないとともに、余
分空気は必要でなく、燃焼ガス43の発生量は少
ない。また燃焼ガス43は粉塵の量が極めて少な
いので、除塵装置28で容易に処理できる。燃焼
により発生する焼却灰は廃樹脂が捕捉した無機質
が主体であり、その量は少ない。この焼却灰は加
圧成形および焼結によりさらに減容化され、取扱
および保管に適した形状になる。
このように、上記処理方法によれば放射性廃イ
オン交換樹脂を安全かつ簡単に減容化でき、減容
化率が高い。また処理装置は構造が簡単で、常圧
で運転でき、安全性が高いとともに、自動化およ
び遠隔操作が可能である。
オン交換樹脂を安全かつ簡単に減容化でき、減容
化率が高い。また処理装置は構造が簡単で、常圧
で運転でき、安全性が高いとともに、自動化およ
び遠隔操作が可能である。
なお、以上の処理において、発生する廃熱は回
収して利用することが可能であり、この場合焼却
炉19,27の廃熱を利用して乾燥に利用した
り、蒸気36の冷却を廃樹脂で行い予熱すること
もできる。
収して利用することが可能であり、この場合焼却
炉19,27の廃熱を利用して乾燥に利用した
り、蒸気36の冷却を廃樹脂で行い予熱すること
もできる。
次に試験結果について説明する。
模擬廃水を処理した水分30〜40重量%の廃樹脂
を遠心脱水機で脱水後、廃樹脂と活性炭を重量比
で4:1の割合で混合し、分解装置7に供給して
電極間電圧20Vで乾燥部8で乾燥し、熱分解部9
で炭化を行つた。生成した炭化物を焼却炉19で
焼却し、焼却灰を1156Kg/cm2で加圧成形したとこ
ろ、乾燥物40の容量100に対し4.50の容量とな
つた、このときの減容化率は95.5容量%である。
またこの成形品を充填率40容量%の容器に入れて
貯蔵するときの減容化率は88.8容量%である。上
記成形品を1000℃で90分間加熱して焼結を行つた
ところ、破壊応力の平均値は290Kg/cm2となつた。
を遠心脱水機で脱水後、廃樹脂と活性炭を重量比
で4:1の割合で混合し、分解装置7に供給して
電極間電圧20Vで乾燥部8で乾燥し、熱分解部9
で炭化を行つた。生成した炭化物を焼却炉19で
焼却し、焼却灰を1156Kg/cm2で加圧成形したとこ
ろ、乾燥物40の容量100に対し4.50の容量とな
つた、このときの減容化率は95.5容量%である。
またこの成形品を充填率40容量%の容器に入れて
貯蔵するときの減容化率は88.8容量%である。上
記成形品を1000℃で90分間加熱して焼結を行つた
ところ、破壊応力の平均値は290Kg/cm2となつた。
本発明の処理方法によれば、放射性廃イオン交
換樹脂を炭素分と混合した状態で通電加熱により
熱分解して炭化し、炭素分を含んだ状態で生成す
る炭化物を焼却するようにしたので、乾燥および
熱分解の際流動化のために気体を送る必要がな
く、内部から均一に加熱して熱分解を行うことが
できるとともに、炭化物の状態で粉塵を発生させ
ることなく穏やかに焼却を行うことができる。こ
のため、放射性廃棄物を安全かつ簡単に減容化で
き、減容化率が高いとともに、生成する廃ガス、
廃水等も少なく、その処理は容易である。
換樹脂を炭素分と混合した状態で通電加熱により
熱分解して炭化し、炭素分を含んだ状態で生成す
る炭化物を焼却するようにしたので、乾燥および
熱分解の際流動化のために気体を送る必要がな
く、内部から均一に加熱して熱分解を行うことが
できるとともに、炭化物の状態で粉塵を発生させ
ることなく穏やかに焼却を行うことができる。こ
のため、放射性廃棄物を安全かつ簡単に減容化で
き、減容化率が高いとともに、生成する廃ガス、
廃水等も少なく、その処理は容易である。
また第2発明の処理装置によれば、構造および
操作が簡単で、安全かつ効率的に放射性廃イオン
交換樹脂を処理して無害化することができる。
操作が簡単で、安全かつ効率的に放射性廃イオン
交換樹脂を処理して無害化することができる。
図面は実施例を示す系統図であり、1は混合
機、4は脱水機、7は分解装置、8は乾燥部、9
は熱分解部、11a…,12a…は多孔性電極、
18は炭化物冷却槽、19は焼却炉、27は分解
ガス焼却炉、28は除塵装置である。
機、4は脱水機、7は分解装置、8は乾燥部、9
は熱分解部、11a…,12a…は多孔性電極、
18は炭化物冷却槽、19は焼却炉、27は分解
ガス焼却炉、28は除塵装置である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 放射性廃イオン交換樹脂を乾燥する工程と、
乾燥した樹脂を炭素分と混合した状態で通電加熱
することにより樹脂を熱分解して炭化する工程
と、樹脂の炭化により前記炭素分を含んだ状態で
生成する炭化物を焼却する工程とを含む放射性廃
イオン交換樹脂の処理方法。 2 炭素分が廃活性炭または後工程において生成
する炭化物である特許請求の範囲第第1項記載の
処理方法。 3 放射性廃イオン交換樹脂を炭素分と混合する
混合部と、この混合部から供給される混合物を電
極間に介在させて通電加熱し乾燥する乾燥部と、
この乾燥部から供給される乾燥物を電極間に介在
させて通電加熱することにより樹脂を熱分解して
炭化する熱分解部と、この熱分解部において前記
炭素分を含んだ状態で生成する炭化物を焼却する
焼却部とを備えた放射性廃イオン交換樹脂の処理
装置。 4 炭素分が熱分解部から返送される炭化物であ
る特許請求の範囲第3項記載の処理装置。 5 乾燥部および熱分解部の電極が多孔性電極で
ある特許請求の範囲第3項または第4項記載の処
理装置。 6 乾燥部および熱分解部が電極間に撹拌手段を
有する特許請求の範囲第3項ないし第5項のいず
れかに記載の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1514185A JPS61262699A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 放射性廃イオン交換樹脂の処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1514185A JPS61262699A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 放射性廃イオン交換樹脂の処理方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61262699A JPS61262699A (ja) | 1986-11-20 |
| JPH0588440B2 true JPH0588440B2 (ja) | 1993-12-22 |
Family
ID=11880534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1514185A Granted JPS61262699A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 放射性廃イオン交換樹脂の処理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61262699A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4573174B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2010-11-04 | 地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター | 放射性廃棄物の処理方法及びその焼結体 |
| JP6170797B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2017-07-26 | 日本碍子株式会社 | 放射性樹脂廃棄物の処理方法及び処理装置 |
| JP5872096B1 (ja) * | 2015-07-22 | 2016-03-01 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 除染・減容化方法及び除染・減容化システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH623448GA3 (en) * | 1977-06-09 | 1981-06-15 | Glass for watch |
-
1985
- 1985-01-29 JP JP1514185A patent/JPS61262699A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61262699A (ja) | 1986-11-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |