JPH0588556A - 現像間隙設定方法,現像間隙設定装置,現像間隙自動設定装置及び電子写真装置 - Google Patents

現像間隙設定方法,現像間隙設定装置,現像間隙自動設定装置及び電子写真装置

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JPH0588556A
JPH0588556A JP3247321A JP24732191A JPH0588556A JP H0588556 A JPH0588556 A JP H0588556A JP 3247321 A JP3247321 A JP 3247321A JP 24732191 A JP24732191 A JP 24732191A JP H0588556 A JPH0588556 A JP H0588556A
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JP
Japan
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developing
photoconductor
developing device
developing roller
gap
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JP3247321A
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Yuzuru Shimazaki
譲 島崎
Takao Kumasaka
隆夫 熊坂
Kunio Sato
国雄 佐藤
Yoji Hirose
洋二 広瀬
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Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体,第二現像装置の現像ローラ間の現像
間隙と磁気ブラシの穂高との関係を明確化し、また印刷
画像の品質を安定化させることができること。 【構成】 感光体1と第二現像装置22の現像スリーブ
2aとの両者に電圧を印加した時に、現像間隙Gを次第
に狭めて現像部電流Idの電流波形パターンを観測する
ことによって現像間隙を選定するので、現像間隙Gと磁
気ブラシ4cの穂高hとの関係を明確にできる。その
際、現像間隙Gが、両者1,2a間に流れる現像部電流
曲線Qの変曲点Pを越えかつ飽和位置Poより小さい範
囲に設定しているので、感光体1に対する磁気ブラシ4
cの接触度合を確実に弱くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に、二色以上の現像剤
を用いて画像を印刷する際、二色目以降の現像装置の現
像ローラ及び感光体間の現像間隙を良好に選定する現像
間隙設定方法と、その装置と、現像間隙を自動的に選定
する現像間隙自動設定装置と、これを備えた電子写真装
置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を使用したカラー画像印刷
方法及びカラー画像印刷装置としては、種々のものが提
案されており、回転するドラム或いはベルト等からなる
感光体の表面にカラー画像を形成し、これを記録紙に転
写するものが、高速化と連続紙記録仕様の観点で優れて
いる。このような感光体の表面にカラー画像を形成して
これを記録紙に転写する印刷装置にあっては、ドラム状
に形成された感光体を用いる場合、該感光体の外周面に
対向するように夫々の色の静電潜像形成手段と現像手段
とが感光体の回転方向に沿って複数配設され、感光体の
一つの画像形成領域にまず第一色目のトナー像を形成
し、その後第二色目のトナー像を形成するため、現像を
複数回繰り返すようにしている。しかしながら、この印
刷装置において、第二色目の現像は第一色目のトナー像
が形成された感光体の表面に対して行われるので、第二
色目の現像手段によって現像剤が感光体表面に完全に接
触させると、第一色目のトナー像が第二色目の現像手段
によって掻き取られてしまい、その結果、第一色目の画
像濃度が低下し、また第二色目の現像時に、該第二色目
の現像手段に第一色目のトナーが混入して混色が発生す
る問題がある。この問題は第三色目以降の現像手段にお
いても同様のことが起こり得る。上記問題を解消するた
め、従来技術として特公昭63−43748号公報(以
下、第一の従来技術と云う),特開昭56−14445
2号公報(以下、第二の従来技術と云う)などに示され
る技術のものがある。即ち、第一の従来技術のものは、
現像装置の現像ローラに形成された磁気ブラシが感光体
に接触する際、第二現像装置の磁気ブラシの感光体表面
に対する摺擦力を、第一現像装置の磁気ブラシのそれよ
り弱くし、これによって第二色目の現像時に該第二現像
手段の磁気ブラシによって第一色目のトナー像が感光体
表面から掻き取られるのを防ぐように構成されている。
第二の従来技術のものは、第二現像手段の現像剤を感光
体に対し非接触状態にさせ、しかもその現像剤に攪乱を
与えるための攪乱付与手段が設けられ、該攪乱付与手段
によって現像剤を攪乱させることによって現像ローラの
外周に感光体を現像し得る磁気ブラシを形成するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示す
第一及び第二の従来技術は、何れも現像ローラと感光体
との間に間隙が設けられ、また現像ローラの外周に磁気
ブラシが形成されているものの、好ましいカラー画像を
得るために前記間隙と磁気ブラシの穂高との関係をどの
ようにするのか開示されておらず、そのため、第一色目
のトナー像の画像濃度の確保と第二色目のトナー像の画
像濃度の確保とを両立させることが困難であった。即
ち、第一色目のトナー像の画像濃度を確保しようとする
と、第二色目のトナー画像濃度が低下したり濃度むらが
発生する傾向になり、一方、第二色目のトナー像の画像
濃度を確保しようとすると、かぶりが発生し、第一色目
のトナー像の画像濃度が低下する傾向になる。また、現
像領域における磁気ブラシの接触度合(相対向する現像
ローラと感光体間)と、画像品質とに関して配慮されて
いなかった。
【0004】本発明の目的は、感光体及び第二現像装置
の現像ローラ間の現像間隙と磁気ブラシの穂高との関係
を明確化することができ、また感光体に形成される第一
色目のトナー像の画像濃度と第二色目のトナー像の画像
濃度とを共に低下することなく確保でき、以て印刷画像
の品質を安定化させることができるようにした現像間隙
設定方法を提供することにあり、他の目的は、上記方法
を的確に実施し得る現像間隙設定装置を提供することに
あり、さらに他の目的は現像間隙を自動的に選定し得る
現像間隙自動設定装置及び該装置を有する電子写真装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一番目の現像間
隙設定方法においては、予め、感光体に対する磁気ブラ
シの接触度合に基づき感光体及び現像ローラ間に流れる
電流波形パターンを設定しておき、感光体及び第二現像
装置の現像ローラ間に所望の電圧を印加し、その印加時
に感光体,現像ローラ間に流れる現像部電流を測定する
と共に、感光体に対する磁気ブラシの接触度合を変化さ
せ、前記現像部電流の大きさと、感光体に対する磁気ブ
ラシの接触度合に応じた所定の電流波形パターンとに基
づいて感光体及び現像ローラ間の現像間隙を選定するよ
うにしている。本発明の二番目の現像間隙設定方法にお
いては、感光体及び第二現像装置の現像ローラ間に所望
の電圧を印加し、該印加時に感光体,現像ローラ間に流
れる現像部電流を測定すると共に、感光体に対する現像
ローラの接触度合を変化させ、感光体,現像ローラ間に
流れる現像部電流曲線において磁気ブラシの最先端が感
光体と接触する変曲点を越え、かつ磁気ブラシの殆どが
感光体に接触する飽和位置より小さい範囲を、感光体及
び現像ローラ間の現像間隙に選定するようにしている。
【0006】本発明の現像間隙設定装置は、感光体及び
現像装置の現像ローラ間に所望の電圧を印加する電源
と、感光体及び前記現像ローラ間に流れる現像部電流パ
ルス波形に変換してモニターするモニター手段とを備え
ている。
【0007】本発明の現像間隙自動設定装置は、感光体
及び現像装置の現像ローラ間に所望の電圧を印加する電
源と、感光体に対し所望の現像装置を進退させる移動手
段と、感光体及び前記現像ローラ間に流れる現像部電流
を測定しかつその測定電流をパルス波形に変換し、該パ
ルス波形を予め設定された基準値と比較した結果に基づ
き前記移動手段を介し現像装置を進退させ、該現像装置
の現像ローラ及び感光体間の現像間隙を選定する選定手
段とを備えている。そして、本発明の電子写真装置にお
いては、上記電源,選定手段とを備えた現像間隙自動設
定装置を有している。
【0008】
【作用】本発明の一番目の方法では、上述の如く、電流
波形パターンを予め設定しておき、感光体及び第二現像
装置の現像ローラの両者に電圧を印加し、その印加時に
感光体,現像ローラ間に流れる現像部電流の大きさと電
流波形パターンとに基づいて現像間隙を選定するので、
現像間隙が極めて微妙のものであっても、現像間隙と磁
気ブラシの穂高との関係を適切に明確化することができ
る。本発明の二番目の方法では、感光体及び第二現像装
置の現像ローラ間への印加時に、該両者間に流れる現像
部電流を測定すると共に、感光体に対する現像ローラの
接触度合を変化させ、感光体,現像ローラ間に流れる現
像部電流曲線において磁気ブラシの最先端が感光体と接
触する変曲点を越え、かつ磁気ブラシの殆どが感光体に
接触する飽和位置より小さい範囲を、感光体及び現像ロ
ーラ間の現像間隙に選定するので、感光体に対し現像ロ
ーラ上の磁気ブラシの接触度合を確実に弱くさせること
ができる。そのため、第一現像装置による感光体の現像
後、その感光体を第二現像装置によって現像しても、そ
の磁気ブラシが感光体における第一色目トナー像を掻き
落とすことがなく、該第一色目トナー像を確実に維持で
きるばかりでなく、磁気ブラシによる第二色目トナー像
の濃度を適宜に確保することができる。従って、二色の
トナー像を作像しても、第一色目のトナー像と第二色目
のトナー像との双方を適切に作像することができる。
【0009】本発明の現像間隙設定装置においては、感
光体及び現像装置の現像ローラ間に所望の電圧を印加す
る電源と、感光体及び前記現像ローラ間に流れる現像部
電流パルス波形に変換してモニターするモニター手段と
を備えるので、電圧の印加時、現像ローラの位置を感光
体に対し徐々に移動させ、その移動に伴って変化する電
流波形パターンをモニター手段によって観測すれば、現
像間隙と磁気ブラシの穂高との関係を的確に明確化で
き、現像間隙の設定方法を確実に実施し得る。
【0010】本発明の現像間隙自動設定装置において
は、感光体及び現像装置の現像ローラ間に所望の電圧を
印加する電源と、感光体に対し所望の現像装置を進退さ
せる移動手段と、感光体及び前記現像ローラ間に流れる
現像部電流を測定しかつその測定電流をパルス波形に変
換し、該パルス波形を予め設定された基準値と比較した
結果に基づき前記移動手段を介し現像装置を進退させ、
該現像装置の現像ローラ及び感光体間の現像間隙を選定
する選定手段とを備え、現像間隙を適正に自動的に選定
するように構成したので、一番目,二番目の方法を的確
に実施し得る。本発明の電子写真装置においては、上記
現像間隙自動設定装置を有するので、多色印刷タイプで
あるにも拘らず、電子写真装置としての高信頼性を図り
得る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8により
説明する。本発明方法を述べる前に、まず本発明方法を
実施するためのカラー電子写真装置は、例えば黒色とそ
れと異なる他の色とを印刷することができるようにした
ものであって、図6に示すように、感光体1の周囲に第
一作像系と、第二作像系とが設けられている。第一作像
系は第一帯電器17,第一露光手段18,第一現像装置
19からなっており、感光体1の回転方向に沿って配置
されている。この第一作像系は、感光体1の回転時、第
一帯電器17によって感光体1を一様に帯電し、帯電し
た感光体1に対し画像情報を変調したレーザ光線等の露
光手段で照射することによって感光体1上に静電潜像を
形成し、該感光体1の回転の進行に伴い、感光体1の静
電潜像部が第一現像装置19を通過すると、該第一現像
装置19の第一色目トナーにより現像されて感光体1上
に第一色トナー像を作像する。第二作像系は第二帯電器
20,第二露光手段21,第二現像装置22からなって
おり、これらが感光体1の周囲に対し第一作像系に続く
ように配置されている。この第二作像系は感光体1の回
転中において、該感光体1上に第一現像装置19によっ
て第一色目トナー像が作像された後、感光体1を第二帯
電器20によって帯電し、かつ第二露光手段21によっ
て露光した後、第二現像装置22によって感光体1上に
第二色目トナー像を作像するようにしている。従って、
感光体1の記録領域には第一作像系で作像された第一色
目トナー像と、第二作像系で作像された第二色目トナー
像とが形成される。そして、感光体1の回転がさらに進
むと、感光体1の二色トナー像が、用紙ホッパー23か
ら供給される記録紙に転写器24によって静電的に転写
され、その後定着器25によって熱的に定着される。ま
た感光体1の転写が終了すると、感光体1上に残存する
トナーが、トナークリーナ26によって除去されること
となる。上記現像時、感光体1に対し第一作像系の第一
現像装置19の現像ローラ(図示せず)が接触する方式
のものであり、また第二作像系の第二現像装置22の現
像ローラ2が非接触する方式のものである。
【0012】前記第二現像装置22は、図1に示すよう
に、感光体1と対向して現像ローラ2が配置され、該現
像ローラ2に現像剤4が供給されるようにしている。現
像ローラ2は、非磁性の導電性材料により円筒状に形成
され、かつ感光体1と極めて微少な間隙Gをもって対向
するよう平行に設置されたスリーブ2aと、該スリーブ
2aの内側に配置されたマグネットローラ2bとからな
り、現像時、それらの両者が図示しない駆動源により互
いに反対方向に回転すると共に、スリーブ2aが感光体
1の回転方向と反対方向に回転するようにしている。現
像剤4は、樹脂に磁性粉を混入して構成された樹脂キャ
リア4aと、着色粒子であるトナー4bとを混合したも
のであって、現像容器5に収容されている。この現像剤
4は、スリーブ2aとマグネットローラ2bとの回転
時、該マグネットローラ2bの磁力によりスリーブ2a
の感光体1の外周部に吸着され、図1に示すように磁気
ブラシ4cを形成し、該磁気ブラシ4cが回転する感光
体1の静電潜像を現像することにより、第二色目トナー
像を作像することとなる。従って、現像スリーブ2a及
び感光体1間の現像間隙Gと、現像スリーブ2aに形成
される磁気ブラシ4cの穂高hとの相対関係を一定の範
囲に調節する必要がある。
【0013】なお、現像容器5はこれに現像剤4を収容
する他、その上部にトナー4bを収納したトナーホッパ
ー8を有している。トナーホッパー8の下部には補給ロ
ーラ9が回転可能に設置され、現像容器5内のトナー4
bが規定量以下に減少したとき、補給ローラ9が回転す
ることによってトナーホッパー8内のトナー4bを現像
容器5内に送り込むようにしている。また、現像容器5
の内部には羽根車からなる攪拌手段10が回転可能に取
付けられ、該攪拌手段10の回転により現像容器5内の
現像剤4,及びトナーホッパー8から送り込まれたトナ
ー4bを攪拌すると共に、現像スリーブ2a方向に搬送
するようにしている。さらに現像容器5の内部には規制
板6とスクレーパ7とが設けられ、規制板6が現像スリ
ーブ2aの表面に吸着されている現像剤4を所定量に規
制する一方、スクレーパ7が現像スリーブ2aの表面に
吸着されている現像剤4を掻き落とすようにしている。
【0014】しかして、感光体1を第一現像装置19に
よって現像した後、第二現像装置22によって現像する
場合、感光体1における第一色目トナー像が第二現像装
置22の磁気ブラシ4cによって掻き消され、或いは掻
き消されことがなくとも、該第一色目トナー像と第二色
目トナー像とが混色を呈する等のおそれがある。そこ
で、本発明方法においては、感光体1と第二現像装置2
2の現像ローラ2間に電圧を印加し、そのとき、感光体
1に対する磁気ブラシ4cの接触度合に基づいて電流特
性が変化することに着目し、その電流特性を観測するこ
とによって感光体1と現像ローラ2間の現像間隙Gを特
定位置に選定するようにしたものである。
【0015】本発明方法の原理について述べると、感光
体1と現像スリーブ2a間に電圧を印加した場合、その
感光体1と現像スリーブ2a間の現像間隙Gを変化させ
ると、その変化に応じ、感光体1に対し現像スリーブ2
aの磁気スリーブ4cの接触度合も変化するので、電流
特性が変化することとなる。その電流特性の変化は図2
に示す現像部電流曲線Qのようになる。この場合、現像
間隙Gが大きく、現像スリーブ2aの磁気ブラシ4cが
感光体1に接触していない状態では図2に示すように現
像部電流Idが最小レベルで殆ど流れない。そして、そ
の状態から現像間隙Gを徐々に狭めると、図2に示すよ
うに現像部電流Idが最小レベルから増加し始める。そ
の増加し始める点を変曲点Pとすると、該変曲点Pは磁
気ブラシ4cの最先端が感光体1の表面に接触し始めた
ところであって、磁気ブラシ4cの最高穂高である。ま
た、その位置から現像スリーブ2aを感光体1に近づけ
ることによって現像間隙Gを次第に狭くしていくと、現
像部電流Idが図2に示すように急激に増加し、さらに
現像間隙Gをある特定位置まで狭めると、現像部電流I
dが飽和傾向を示すようになり、その飽和位置Poは磁
気ブラシ4cが感光体1に完全に接触したことを示して
いる。従って、現像間隙Gを変えると、感光体1と現像
スリーブ2a間に流れる現像部電流Idが変化すること
がわかる。
【0016】さらに、現像間隙Gを変えることによって
現像部電流Idが変化するが、その現像部電流Idの変
化を観測する。その場合、現像部電流Idの変化は微妙
なことも有り得るので、その変化をパルス状電流として
観測できるようにする。例えば、感光体1と現像スリー
ブ2a間の現像間隙Gが図3においてa〜f間であると
き、磁気ブラシ4cの穂先最先端が感光体1に一箇所接
触すると、図4(a)に示すように1パルスの電流が流
れ、また現像間隙Gが図3においてb〜f間であると
き、磁気ブラシス4cが感光体1に対し2箇所接触する
と、図4(b)に示すように2パルスの電流が流れ、そ
して、現像間隙Gが図3においてC〜f間であるとき、
磁気ブラシ4cが感光体に対し複数箇所で接触すると、
図4(c)に示すようにその接触した数に応じたパルス
電流が流れ、以下、現像間隙Gが図3においてはd〜f
のときとe〜fのときには、図4(d)と(e)に示す
如くパルス電流が流れ、図4(e)においては磁気ブラ
シ4cが感光体1に対し全体的に接触することによって
パルス電流が連続的に流れることとなる。従って、感光
体1及び現像スリーブ2a間に流れる現像部電流Idを
測定すると共に、その現像部電流Idの波形パターンを
観測すれば、現像間隙Gを良好に選定できることとな
る。
【0017】即ち、本発明方法においては、予め現像部
電流Idのパターンを図4(b)或いは(c)に設定し
ておき、感光体1及び現像スリーブ2a間に電圧を印加
した時点で現像間隙Gを徐々に狭め、そのとき流れる現
像部電流Idのパターンが予め設定したパターンとなっ
たところに現像間隙Gを選定するようにしている。その
ため、図1に示すように、感光体1,現像スリーブ2a
間に電圧を印加すると共に、その印加電圧を測定する測
定電源11と、両者1,2a間に流れる現像部電流Id
を波形に変換し、その波形パターンを観察するためのモ
ニターである電流波形観測部12とを備えた現像間隙設
定装置を有している。該電流波形観測部12としては、
図3に示すように電流電圧変換器13,基準電圧発生器
14,電圧コンパレータ15からなっており、現像間隙
Gに測定電源11によって電圧を印加したとき、その現
像間隙Gに流れる電流が電流電圧変換器13を介し基準
電圧発生器14によって基準電圧と比較され、該比較結
果に基づいてパルス状電流を出力するようにしている。
従って、感光体1と現像スリーブ2aとの両者間に電圧
を印加し、また電流波形観測部12によって現像部電流
Idのパターンを観測しているとき、図4(b)或いは
(c)のパターンとなったところを両者1,2a間の現
像間隙Gに選定するものである。ここで、感光体1と現
像スリーブ2a間に電圧を印加すると、例えば、300
0V/mm以上の高電界電圧を印加すると、磁気ブラシ
4cの感光体1への接触に伴い大きな電流が急激に流
れ、場合によっては両者1,2a間で局部的に放電が起
こると、電流波形観測部12による測定が不能となるば
かりでなく、該装置12が損傷するので、注意を要しな
ければならない。そのため、3000V/mm以下で放
電を起こさない低電界となるよう、1〜250V程度の
低電圧を印加することが好ましい。また、現像剤4とし
ては半導体性のものを使用し、そのため、樹脂キャリア
に占める磁性粉の割合を70%以上としている。
【0018】このように、現像部電流Idの電流波形パ
ターンを予め設定しておき、感光体1と第二現像装置2
2における現像スリーブ2aとの両者に電圧を印加し、
その印加中に感光体1と現像スリーブ2a間の現像間隙
Gを次第に狭めて該両者間に流れる現像部電流Idの電
流波形パターンを観測し、その電流波形パターンが所望
のパターンとなった時点を両者間の現像間隙に選定する
ので、現像間隙Gが極めて微妙のものであっても、現像
間隙Gと磁気ブラシ4cの穂高hとの関係を明確化する
ことができる。しかも、所望のパターンが図4に示す
(b)或いは(c)であって、現像間隙Gが、両者1,
2a間に流れる現像部電流曲線Qの変曲点Pを越えかつ
飽和位置Poより小さい範囲に設定しているので、感光
体1に対し現像スリーブ2aに形成された磁気ブラシ4
cの接触度合を確実に弱くすることができる。ここで、
変曲点Pを越えかつ飽和位置Poより小さい範囲とは、
図5に斜線部にて示すようにG1〜G2の範囲である。
これにより、第一現像装置17による感光体1の現像
後、その感光体1を第二現像装置22によって現像して
も、その磁気ブラシ4cが感光体1における第一色目ト
ナー像を掻き落とすことがなく、該第一色目トナー像を
確実に維持できるばかりでなく、磁気ブラシ4cによる
第二色目トナー像の濃度を適宜に確保することができ
る。従って、二色のトナー像を作像しても、第一色目の
トナー像と第二色目のトナー像との双方を適切に作像す
ることができる。また、感光体1と現像スリーブ2a間
に印加する電圧は1〜250V程度の低電圧であるの
で、両者1,2a間に放電等が起こるおそれがない。し
かも、現像剤4においてトナー4bと混合するキャリア
として樹脂キャリア4aを用いているので、フェライト
キャリアを用いた二成分現像剤に比べると、樹脂キャリ
ア4aによって形成される磁気ブラシ4cの穂が柔らか
くなり、そのため、感光体1上の第一色目トナー像に対
する掻き取り作用を確実に弱めることができ、第一色目
トナー像が磁気ブラシで掻き取られると云うのをいっそ
う防止できる。これに加え、樹脂キャリア4aに占める
磁性粉の割合を70%以上とすることによって現像剤4
を半導体性に構成してあるので、放電等の起こるおそれ
がいっそうない。 なお、本実施例では、現像間隙Gを
設定する感光体1として、元々装置に組込むべき感光体
1をそのまま使用した例を示したが、現像間隙Gをさら
に的確に設定せんがため、以下のようにしても良い。即
ち、まず感光体1の代わりに電気抵抗が限りなく0に近
い導体からなる金属ドラム、例えばアルミニウム等から
なる金属ドラムを使用し、金属ドラムと現像スリーブ2
a間に電圧を印加することによって金属ドラムと現像ス
リーブ2a間の現像間隙Gを設定し、その後、金属ドラ
ムを通常の感光体1に交換するようにしてもよい。この
ように、予めアルミニウム等の金属ドラムを使用するこ
とによって現像間隙Gを設定すると、その金属ドラムの
電気抵抗がほぼ0であるので、測定電源1による電圧測
定や電流波形観測部12によるパルス電流の観測をいっ
そう確実に行え、このため、通常の半導体性を有する感
光体1だけを用いて設定するものに比べると、現像間隙
Gの設定をより的確に行うことができる。しかも、この
方法によれば、2色画像印刷タイプ或いはそれ以上の多
色画像印刷タイプのものに適用できるのは勿論の他、単
色画像印刷タイプのものにも適用することができる。さ
らに、上記方法を実施するための現像間隙設定装置は、
感光体1及び現像スリーブ2a間に所望の電圧を印加す
る測定電源11と、その現像部電流をパルス波形に変換
してモニターする電流波形観測部12とを備えているの
で、電圧の印加時、現像スリーブ2aの位置を感光体1
に対し徐々に移動させ、その移動に伴って変化する電流
波形パターンを電流波形観測部12によって観測すれ
ば、現像間隙Gと磁気ブラシ4cの穂高との関係を的確
に明確化できると共に、現像間隙Gの設定方法を確実に
実施し得る。
【0019】図7は現像間隙設定装置の第二の実施例を
示している。実施例では、感光体1を第二現像装置22
によって現像する前に、露光器38によって感光体1を
露光し、該感光体表面の絶縁層の電気抵抗を低下させる
ようにしている。この場合、露光器38としては、図6
に示す第二露光装置21を使用しても良く、或いはそれ
とは別に専用のものを用意しておいても良い。このよう
に、露光器38によって予め感光体表面の絶縁層の電気
抵抗を低下させておくと、感光体1と現像スリーブ2a
間に印加したときに流れる電圧を測定電源11が感度良
く測定することができる。従って、電流波形観測部12
によるパルス状電流の観測を明確に行うことができるの
で、感光体1と現像スリーブ2a間の現像間隙Gの設定
を極めて良好に行うことができる。また、露光器38に
よる露光は、装置の休止時やウォームアップ時に行え
ば、感光体1の品質を維持できるので得策である。な
お、露光器38によって露光しても、その露光時間が短
時間であるので、感光体1が光疲労するおそれがない。
【0020】図8は現像間隙自動設定部を有するカラー
電子写真装置の一実施例を示している。実施例のカラー
電子写真装置は、感光体1の1回転中に、該感光体1の
画像記録部を図示しない第一現像装置によって現像後、
その感光体1を第二現像装置22によって現像すること
により、二色印刷を可能とするものである。そして、該
カラー電子写真装置は、現像間隙Gを自動的に選定し得
る現像間隙自動設定部を有している。該現像間隙自動設
定装置は、測定電源11と移動手段28とを備えてい
る。前記測定電源11は、感光体1と第二現像装置22
の現像スリーブ2aとの双方を矢印の如く回転させた状
態のとき、その感光体1及び現像スリーブ2a間に低電
圧、たとえば10Vの直流電圧を印加する。前記移動手
段28は、進退杆を第二現像装置22に連結したアクチ
ュエータであって、第二現像装置22全体を感光対1に
対し進退できるようにしており、例えばソレノイドやシ
リンダ等で構成されている。従って、この移動手段28
は、感光体1,現像スリーブ2a間に低電圧を印加した
とき、第二現像装置22を駆動することによって現像ス
リーブ2aを感光体1に次第に近づけたり遠ざけたりす
る。
【0021】また、現像間隙自動設定装置は現像間隙G
を適宜に選定する選定手段をも備えている。該選定手段
は、図8に示すように、電流電圧変換器13,増幅器2
9,基準電圧発生器14,電圧コンパレータ15,カウ
ンタ30,第一・第二コンパレータ31・32,前進電
源27,後進電源34で構成されている。即ち、この選
定手段は、感光体1及び現像スリーブ2aの回転中に測
定電源11によって低電圧が印加され、また移動手段2
8の駆動によって第二現像装置22が感光体1に次第に
近づくことによって現像スリーブ2a上の磁気ブラシ4
cが感光体1に接触し初めると、現像部電流Idが微小
レベルから増加し初め、そのパルス電流が電流電圧変換
器13,増幅器29を通り、電圧コンパレータ15によ
り基準電圧発生器14と比較することによつて出力さ
れ、その結果のパルス電流がカウンタ30でカウントさ
れる。このときのカウントが所定のパルス数以下である
と、第一コンパレータ31が作動し、前進電源27によ
り移動手段28が前進方向に駆動されることによって現
像スリーブ2aが感光体1に近づき、一方、現像スリー
ブ2aが感光体1に近づき過ぎることによってカウント
が所定のパルス数より多いと、第二コンパレータ32が
作動し、後退電源34により移動手段28が後退方向に
駆動され、かくしてパルス数に基づいて移動手段28が
駆動されることにより、現像間隙Gを所望に選定するよ
うにしている。
【0022】さらに、現像間隙自動設定装置は、感光体
1の回転中の偏心時、その偏心を吸収する方向に第二現
像装置22を移動させる偏心吸収手段を備えている。該
偏心吸収手段は、第二現像装置22に取付けたレール3
3と、該レール33を感光体1の回転時の偏心方向に沿
って案内する案内レール33と、該案内レール33を出
力軸に固定したモータ36と、回転体1の回転時の偏心
方向に沿って第二現像装置を回転体1の回転時の偏心に
よる偏位(図示例では水平方向)を記憶したデータベー
ス35とで構成されている。そして、感光体1の回転時
に偏心が発生すると、データベース35の内容に基づい
てモータ36及び案内レール37が回転し、その回転に
伴いレール33を介し第二現像装置22全体がずれるこ
とによって感光体1の偏心を吸収するようにしている。
従って、感光体1が回転中に偏心しても、偏心吸収手段
の動作によって感光体1と現像スリーブ2a間の現像間
隙Gを常に一定に保つことができるようにしている。
【0023】一方、第二現像装置22の現像剤4が半導
体性の樹脂キャリア4aと非磁性のトナー4bとで構成
されているが、この場合、キャリアとして高絶縁性のキ
ャリアをすることによって現像剤4の電気抵抗が高い
と、現像間隙設定時に観測する電流が微小電流となって
しまい、測定感度を高めなければならない不具合が発生
する。測定感度を高めると、雑音の影響を受け易くな
り、パルス電流の測定に支障をきたすおそれもある。そ
こで、前記現像間隙自動設定装置においてはまたさら
に、現像剤4の電気抵抗が基準抵抗値より高い場合、そ
の電気抵抗を基準抵抗値の範囲内に低下させる抵抗値調
整部を備えている。該抵抗値調整部は、導電性磁性粒子
を収容する収容体41と、第二現像装置22の現像剤4
の電気抵抗を測定する測定器42と、測定器42の測定
結果、現像剤4の電気抵抗が予め定められている基準抵
抗値より高い場合、収容体41内の導電性磁性粒子を第
二現像装置22の現像剤4に混入させる制御手段43と
から構成されている。この場合、制御手段43は、導電
性磁性粒子を混入させたときに測定器42からの測定結
果を常時取り込み、現像剤4の電気抵抗が基準抵抗値の
範囲になった時点で導電性磁性粒子の収容体41からの
混入を停止させるようにしている。因みに、高絶縁性の
現像剤とは例えば1011Ω程度以上のものであり、基準
抵抗値は108〜1011Ω程度の範囲に定めている。
【0024】この実施例によれば、上述の如く、現像間
隙自動設定装置が測定電源11と移動手段28と選定前
記手段とを備えて構成されているので、現像間隙Gを予
め設定された適正位置に自動的に選定することができ
る。しかも、現像間隙自動設定装置がさらに偏心吸収手
段をも備え、感光体1に微小な偏心が起きる場合、その
偏心を吸収するように第二現像装置22の現像スリーブ
2aをずらすので、現像間隙Gを常に一定の位置に保つ
ことができ、従って、現像間隙Gを適正位置のままに維
持することができる。さらに、現像剤4の電気抵抗値が
基準抵抗値より高いと、抵抗値調整部によって現像剤4
の電気抵抗値を基準抵抗値の範囲内におさめるので、現
像間隙Gを、電流の測定感度を高めることなく確実に設
定することができる。なお、導電性磁性粒子を用いる
と、現像時のバイアス電流が増加するが、現像スリーブ
2a上に磁気ブラシ4cを形成する上においては殆ど悪
影響がない。また図8の実施例では低下手段としての露
光器(図7参照)38を備えていないが、該露光器38
を備えると、図7の実施例と同様の効果を得ることがで
きるのは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1,3によれば、感光体
及び第二現像装置の現像ローラ間の印加時に感光体,現
像ローラ間に流れる現像部電流の大きさと電流波形パタ
ーンとに基づいて現像間隙を選定するようにしたので、
現像間隙が極めて微妙のものであっても、現像間隙と磁
気ブラシの穂高との関係を適切に明確化することができ
る効果がある。請求項2によれば、感光体に対し現像ロ
ーラ上の磁気ブラシの接触度合を確実に弱くさせること
ができるように構成したので、二色のトナー像を作像し
ても、第一色目のトナー像と第二色目のトナー像との双
方を適切に作像することができる結果、高い信頼性を確
実に得ることができる。請求項4によれば感光体,現像
ローラ間に比較的低い電圧を印加するので、放電が発生
するおそれがなく、請求項5〜8によれば放電が発生す
るのを確実に防止できる。請求項9によれば、現像間隙
の設定をより確実に行える。
【0026】請求項10によれば、請求項1〜3の方法
を確実に実施し得る効果があり、請求項11によれば低
下手段により現像間隙の設定を極めて良好に実施し得
る。請求項12によれば、電源,移動手段,選定手段で
構成し、現像間隙を適正に自動的に選定するようにした
ので、請求項1〜3の方法を的確に実施し得、請求項1
3によれば、請求項12の効果に加え、感光体の回転時
であっても、偏心吸収手段によって現像間隙を適正位置
のままに維持することができ、請求項14によれば、請
求項11と同様の効果を得ることができ、請求項15及
び16によれば、現像間隙の設定時に現像剤の電気抵抗
の大きさに左右されることなく実施し得る効果がある。
さらに、請求項17〜20によれば、請求項12〜15
と同様の効果を有するので、電子写真装置としての高信
頼性を図り得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像間隙設定方法を実施するため
の現像間隙設定装置の一実施例を示す説明図である。
【図2】現像部電流と現像間隙との関係を示す現像部電
流曲線図である。
【図3】電流波形観測部の概要を示す説明図である。
【図4】(a)〜(e)は感光体に対する磁気ブラシの
接触程度の変化に応じた種々の電流波形パターンを示す
説明図である。
【図5】現像部電流曲線において好ましい現像間隙を示
す説明図である。
【図6】本発明方法を適用したカラー電子写真装置を示
す概略図である。
【図7】本発明による現像間隙設定装置の他の例を示す
説明図である。
【図8】本発明による現像間隙自動設定装置を有するカ
ラー電子写真装置の一実施例を説明図である。
【符号の説明】
1…感光体、22…第二現像装置、2…現像ローラ、2
a…現像スリーブ、2b…マグネットロール、4…二成
分の現像剤、4a…樹脂キャリア、4b…トナー、4c
…磁気ブラシ、11…測定電源、12…モニター手段と
しての電流波形観測部、28…移動手段、13〜15,
27,29〜32,34…選定手段、33,35,3
6,37…偏心吸収手段、38…低下手段としての露光
器、41…収容体、42…測定器、43…混入させる手
段、G…現像間隙、Q…現像部電流曲線、P…現像部電
流曲線の変曲点、Po…現像部電流曲線の飽和位置、I
d…現像部電流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 国雄 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 広瀬 洋二 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第二現像装置の現像ローラに二成分現像
    剤によって磁気ブラシを形成し、感光体の1回転中に、
    該感光体の画像記録部に第一の現像装置によって第一色
    目のトナー像を作像した後、その感光体と第二現像装置
    の磁気ブラシとの接触によって感光体の画像記録部に第
    二色目のトナー像を作像する方法において、予め、感光
    体に対する磁気ブラシの接触度合に基づき感光体及び現
    像ローラ間に流れる電流波形パターンを設定しておき、
    感光体及び第二現像装置の現像ローラ間に所望の電圧を
    印加し、その印加時に感光体,現像ローラ間に流れる現
    像部電流を測定すると共に、感光体に対する磁気ブラシ
    の接触度合を変化させ、前記現像部電流の大きさと、感
    光体に対する磁気ブラシの接触度合に応じた所定の電流
    波形パターンとに基づいて感光体及び現像ローラ間の現
    像間隙を選定することを特徴とする現像間隙設定方法。
  2. 【請求項2】 第二現像装置の現像ローラに二成分現像
    剤によって磁気ブラシを形成し、感光体の1回転中に、
    該感光体の画像記録部に第一の現像装置によって第一色
    目のトナー像を作像した後、その感光体と第二現像装置
    の磁気ブラシとの接触によって感光体の画像記録部に第
    二色目のトナー像を作像する方法において、感光体及び
    第二現像装置の現像ローラ間に所望の電圧を印加し、該
    印加時に感光体,現像ローラ間に流れる現像部電流を測
    定すると共に、感光体に対する現像ローラの接触度合を
    変化させ、感光体,現像ローラ間に流れる現像部電流曲
    線において磁気ブラシの最先端が感光体と接触する変曲
    点を越え、かつ磁気ブラシの殆どが感光体に接触する飽
    和位置より小さい範囲を、感光体及び現像ローラ間の現
    像間隙に選定することを特徴とする現像間隙設定方法
  3. 【請求項3】 第二現像装置の現像ローラに二成分現像
    剤によって磁気ブラシを形成し、感光体の1回転中に、
    感光体の画像記録部に第一の現像装置によって第一色目
    のトナー像を作像した後、その感光体と第二現像装置の
    磁気ブラシとの接触によって感光体の画像記録部に第二
    色目のトナー像を作像する方法において、予め、感光体
    に対する磁気ブラシの接触度合に基づき感光体及び第二
    現像装置の現像ローラ間に流れる電流波形パターンを設
    定すると共に、感光体に対して磁気ブラシが接触しない
    程度に第二現像装置の現像ローラを離間させておき、そ
    の状態で感光体及び第二現像装置の現像ローラの両者に
    電圧を印加し、該印加時に感光体,現像ローラ間の現像
    間隙を次第に狭めると共に、その現像間隙が狭まるにつ
    れて変化する現像部電流電流の大きさと電流波形パター
    ンとを観測し、その現像部電流と電流波形パターンが予
    め設定された所望のパターンとなった時点を感光体及び
    現像ローラ間の現像間隙に選定することを特徴とする現
    像間隙設定方法。
  4. 【請求項4】 感光体と現像ローラ間に印加する電圧
    は、両者間に放電が発生しない電圧であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の現像間隙設定方法。
  5. 【請求項5】 放電が発生しない電圧は1〜250Vの
    範囲であることを特徴とする請求項4に記載の現像間隙
    設定方法。
  6. 【請求項6】 第二現像装置の二成分現像剤としてトナ
    ーと樹脂キャリアとで構成された現像剤を使用すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の現像間隙設定方
    法。
  7. 【請求項7】 前記樹脂キャリアは半導体性であること
    を特徴とする請求項6に記載の現像間隙設定方法。
  8. 【請求項8】 前記樹脂キャリアは、該樹脂キャリアに
    占める磁性粉の割合を70%以上とすることを特徴とす
    る請求項7に記載の現像間隙設定方法。
  9. 【請求項9】 第二現像装置の現像ローラに二成分現像
    剤によって磁気ブラシを形成し、半導体性からなる感光
    体の1回転中に、該感光体の画像記録部に第一の現像装
    置によって第一色目のトナー像を作像した後、その感光
    体と第二現像装置の磁気ブラシとの接触によって感光体
    の画像記録部に第二色目のトナー像を作像する方法にお
    いて、予め、前記感光体の代わりとして電気抵抗がほぼ
    ゼロに近くかつ感光体と同径の金属ドラムを使用し、該
    金属ドラム及び第二現像装置の現像ローラ間に電圧を印
    加したとき、金属ドラム,現像ローラ間に流れる現像部
    電流の大きさと、金属ドラムに対する磁気ブラシの接触
    度合に応じた電流波形パターンとに基づいて金属ドラム
    及び現像ローラ間の現像間隙を選定し、その現像間隙設
    定後、金属ドラムを前記半導体性の感光体に交換するこ
    とを特徴とする現像間隙設定方法。
  10. 【請求項10】 感光体及び現像装置の現像ローラ間に
    所望の電圧を印加する電源と、感光体及び前記現像ロー
    ラ間に流れる現像部電流パルス波形に変換してモニター
    するモニター手段とを備えることを特徴とする現像間隙
    設定装置。
  11. 【請求項11】 感光体表面を露光しかつ該感光体表面
    の絶縁層の電気抵抗を低下させる手段を有することを特
    徴とする請求項10に記載の現像間隙設定装置。
  12. 【請求項12】 感光体及び現像装置の現像ローラ間に
    所望の電圧を印加する電源と、感光体に対し所望の現像
    装置を進退させる移動手段と、感光体及び前記現像ロー
    ラ間に流れる現像部電流を測定しかつその測定電流をパ
    ルス波形に変換し、該パルス波形を予め設定された基準
    値と比較した結果に基づき前記移動手段を介し現像装置
    を進退させ、該現像装置の現像ローラ及び感光体間の現
    像間隙を選定する選定手段とを備えていることを特徴と
    する現像間隙自動設定装置。
  13. 【請求項13】 感光体及び現像装置の現像ローラ間に
    所望の電圧を印加する電源と、感光体に対し所望の現像
    装置を進退させる移動手段と、感光体及び前記現像ロー
    ラ間に流れる現像部電流を測定しかつその測定電流をパ
    ルス波形に変換し、該パルス波形を予め設定された基準
    値と比較した結果に基づき前記移動手段を介し現像装置
    を進退させ、該現像装置の現像ローラ及び感光体間の現
    像間隙を選定する選定手段と、感光体の回転中の偏心
    時、その偏心を吸収する方向に前記現像装置の現像ロー
    ラを移動させる偏心吸収手段とを備えていることを特徴
    とする現像間隙自動設定装置。
  14. 【請求項14】 感光体表面を露光しかつ該感光体表面
    の絶縁層の電気抵抗を低下させる低下手段を有すること
    を特徴とする請求項12または13に記載の現像間隙自
    動設定装置。
  15. 【請求項15】 前記現像装置内の二成分現像剤の電気
    抵抗が基準抵抗値より高い場合、該二成分現像剤の電気
    抵抗を基準抵抗値の範囲に低下し得る抵抗調整部を有す
    ることを特徴とする請求項12または13に記載の現像
    間隙自動設定装置。
  16. 【請求項16】 抵抗調整部は、導電性磁性粒子を収容
    する収容手段と、現像装置内の二成分現像剤の電気抵抗
    を測定する測定手段と、該測定結果、二成分現像剤の電
    気抵抗が基準抵抗値より高い時点で、二成分現像剤の電
    気抵抗が基準抵抗値の範囲に低下すべく、収容手段内の
    導電性磁性粒子を現像装置の二成分現像剤に混入させる
    制御手段とからなることを特徴とする請求項15に記載
    の現像間隙自動設定装置。
  17. 【請求項17】 感光体と、該感光体の画像記録部を現
    像しかつ互いに色の異なるトナー像に作像する少なくと
    も第一,第二現像装置とを有する電子写真装置におい
    て、前記第二現像装置は、感光体及び現像装置の現像ロ
    ーラ間に所望の電圧を印加する電源と、感光体に対し第
    二の現像装置を進退させる移動手段と、感光体及び前記
    現像ローラ間に流れる現像部電流を測定しかつその測定
    電流をパルス波形に変換し、該パルス波形を予め設定さ
    れた基準値と比較した結果に基づき前記移動手段を介し
    現像装置を進退させ、該現像装置の現像ローラ及び感光
    体間の現像間隙を選定する選定手段とを備えた現像間隙
    自動設定装置を有することを特徴とする電子写真装置。
  18. 【請求項18】 感光体と、該感光体の画像記録部を現
    像しかつ互いに色の異なるトナー像に作像する少なくと
    も第一,第二現像装置とを有する電子写真装置におい
    て、前記第二現像装置は、感光体及び現像装置の現像ロ
    ーラ間に所望の電圧を印加する電源と、感光体に対し第
    二現像装置を進退させる移動手段と、感光体及び前記現
    像ローラ間に流れる現像部電流を測定しかつその測定電
    流をパルス波形に変換し、該パルス波形を予め設定され
    た基準値と比較した結果に基づき前記移動手段を介し第
    二の現像装置を進退させ、該現像装置の現像ローラ及び
    感光体間の現像間隙を選定する選定手段と、感光体の回
    転中の偏心時、その偏心を吸収する方向に第二現像装置
    の現像ローラを移動させる偏心吸収手段とを備えた現像
    間隙自動設定装置を有することを特徴とする現像間隙自
    動設定装置。
  19. 【請求項19】 感光体と、該感光体の画像記録部を現
    像しかつ互いに色の異なるトナー像に作像する少なくと
    も第一,第二現像装置とを有する電子写真装置におい
    て、前記第二現像装置は、感光体及び現像装置の現像ロ
    ーラ間に所望の電圧を印加する電源と、感光体に対し第
    二現像装置を進退させる移動手段と、感光体及び前記現
    像ローラ間に流れる現像部電流を測定しかつその測定電
    流をパルス波形に変換し、該パルス波形を予め設定され
    た基準値と比較した結果に基づき前記移動手段を介し第
    二の現像装置を進退させ、該現像装置の現像ローラ及び
    感光体間の現像間隙を選定する選定手段と、感光体の回
    転中の偏心時、その偏心を吸収する方向に第二現像装置
    の現像ローラを移動させる偏心吸収手段と、感光体表面
    を露光しかつ該感光体表面の絶縁層の電気抵抗を低下さ
    せる低下手段とを備えた現像間隙自動設定装置を有する
    ことを特徴とする電子写真装置。
  20. 【請求項20】 感光体と、該感光体の画像記録部を現
    像しかつ互いに色の異なるトナー像に作像する少なくと
    も第一,第二現像装置とを有する電子写真装置におい
    て、前記第二現像装置は、感光体及び現像装置の現像ロ
    ーラ間に所望の電圧を印加する電源と、感光体に対し第
    二現像装置を進退させる移動手段と、感光体及び前記現
    像ローラ間に流れる現像部電流を測定しかつその測定電
    流をパルス波形に変換し、該パルス波形を予め設定され
    た基準値と比較した結果に基づき前記移動手段を介し第
    二の現像装置を進退させ、該現像装置の現像ローラ及び
    感光体間の現像間隙を選定する選定手段と、感光体の回
    転中の偏心時、その偏心を吸収する方向に第二現像装置
    の現像ローラを移動させる偏心吸収手段と、感光体表面
    を露光しかつ該感光体表面の絶縁層の電気抵抗を低下さ
    せる低下手段と、第二現像装置内の二成分現像剤の電気
    抵抗が基準抵抗値より高い場合、該二成分現像剤の電気
    抵抗を基準抵抗値の範囲に低下し得る抵抗調整部とを備
    えた現像間隙自動設定装置を有することを特徴とする電
    子写真装置。
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