JPH05891U - 建築物用枠体固定金物 - Google Patents

建築物用枠体固定金物

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JPH05891U
JPH05891U JP5563091U JP5563091U JPH05891U JP H05891 U JPH05891 U JP H05891U JP 5563091 U JP5563091 U JP 5563091U JP 5563091 U JP5563091 U JP 5563091U JP H05891 U JPH05891 U JP H05891U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半直角端面を有する複数の枠体片をその端面
を当接させて結合することによって組み立てられる枠体
の結合部の安定した固定を行うめたの固定金物を得るこ
と。 【構成】 枠体片10、12の傾斜端面10a,12a
同士を接触させて枠体の角隅部を結合する。このとき、
それぞれの枠体内側面に当接するように第1の固定片1
6とこの第1の固定片からほぼ直角に屈曲されて伸長す
る第2の固定片18を形成した。そして、各固定片1
6、18の屈曲部にはそれぞれの固定片と平行に伸長す
る第1,第2の突起片20、22をそれぞれ形成し、各
突起片20、22は互いに結合固定される相手方の枠体
片の当接面に形成された切欠部に係止されるようにし
た。これにより、結合された枠体片10、12は固定片
16、18による固定力と突起片20、22による係止
力によりその当接面方向への位置ずれが有効に防止され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の枠体片を直角に結合することによって構成されるドア枠や窓 枠などの建築物用枠体の角部の固定を行う建築物用枠体固定用金物に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、種々の建築物用枠体の構成は、伸長方向に対しほぼ45度の傾斜端面 を有する2つの枠体片を、その傾斜端面同士を当接させて連結し、ほぼ直角の角 隅部を構成して全体の枠体が構成されている。
【0003】 図4は、そのような従来の枠体の結合作業を示す説明図であり、2つの枠体片 10及び12のそれぞれの45度の傾斜端面10a及び12aをそれぞれ当接さ せてほぼ直角の角隅部が形成されている。そして、この2つの枠体片10及び1 2を確実に結合固定するため、図示のようにネジ14などの固定部材を用いて結 合固定を行っている。
【0004】 このような結合固定作業を各角隅部にて行い、出入口や窓部におけるトビラや 窓の枠体を形成している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の枠体の構成作業においては、当接される2 つの枠体片10及び12の傾斜端面が該傾斜方向に沿って滑り易いため、ネジ1 4などにより結合固定を行う際に、その締結力によっては枠体片10は矢印10 0方向に、枠体片12は矢印200方向にそれぞれ位置ずれするおそれがあると いう問題があった。従って、このような枠体角隅部の結合固定作業は、これを正 確に行うためには熟練した技術が必要であった。
【0006】 また、このような角部の結合固定を位置ずれなく行うための部材として、実開 昭57−158880号公報に示されたようなL字状の止め金具が提案されてい る。しかしながら、このような止め金具では、結合される枠体片のそれぞれに異 なった形状の複雑な溝部を予め形成しておくことが必要となり、また、補助金具 も必要で、取付け作業は、簡単とは言えなかった。
【0007】 考案の目的 本考案は、上記課題を解消することを目的としてなされたものであり、その目 的は傾斜端面同士を当接させて結合される枠体片の角隅部の固定作業を、簡単な 構造によってより確実に行うことのできる建築物用枠体固定金物を提供すること にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る建築物用枠体固定金物は、傾斜端面を 有する2つの枠体片を、角隅部にて前記傾斜端面同士を当接させて枠体を構成す る際に用いられる建築物用枠体固定金物において、 2つの枠体片の角隅部内面側にそれぞれ当接して固定されるL字状を成す第1 ,第2の固定片と、 この2つの固定片の角部にて、前記第1,第2の固定片と平行に突出する第1 ,第2の突起片と、 を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記構成の建築物用枠体固定金物によれば、まず傾斜端面同士を当接して結合 される2つの枠体片の一方である第1の枠体片の内側面側に、第1の固定片を固 定しておく。また、このとき第2の固定片と平行に伸びる第2の突起片が、第1 の枠体片の傾斜端面に予め形成してある、第2の固定片と平行な底面を持つ切欠 部内に配置され、かつ、その切欠部の底面に第2の突起片が当接する。
【0010】 次に、傾斜端面同士を接触させるようにして、他方の枠体片である第2の枠体 片の内面側を第2の固定片に当接させる。このとき、第1の固定片と平行に伸び る第1の突起片が、第2の枠体片の傾斜端面に予め形成してある、第1の固定片 と平行な底面を持つ切欠部内に配置され、かつ、その切欠部の底面に第2の突起 片が当接する。そして、この状態で第2の固定片を第2の枠体片の内面側に固定 する。
【0011】 このようにした後に、角隅部にて第1,第2の枠体片を釘打ち等で固定すると き、傾斜端面同士のすべりは一切起こらない。すなわち、第1,第2の固定片に より、傾斜端面が角隅部内方に滑ることが防止される。一方、第1,第2の突起 片により、傾斜端面が角隅部外方にすべることが防止される。
【0012】 このように、簡単な金物構造によって枠体片の結合固定を確実に行うことが可 能となる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0014】 図1は、本考案に係る建築物用枠体固定金物の一実施例を示す斜視図であり、 1つの金属プレートをほぼ直角に屈曲して第1の固定片16及び第2の固定片1 8が形成されている。これらそれぞれの固定片16、18の長さ並びに幅は、使 用される枠体、すなわちドア部や窓部における枠体の大きさに対応して種々設定 される。
【0015】 そして、それぞれの固定片16、18の屈曲部には第1の突起片20及び第2 の突起片22がそれぞれ形成されている。これら突起片20、22は、それぞれ の固定片16、18の屈曲部分に切込みを入れ、その部分を屈曲させることなく 、それぞれの固定片の面に沿って平行に伸長させた状態とすることによって形成 している。また、各固定片16、18には、ビス等の固定部材を挿通させる貫通 孔17が、例えばそれぞれ2個ずつ設けられている。
【0016】 次に、図2(A)及び(B)は、上記実施例の固定金物を用いるための各枠体 片の形状を示す斜視図並びに断面図である。
【0017】 図において、枠体片10には、構成される枠体の角隅部の内側面となる部分の ほぼ中央部に戸当り取り付け用の切欠溝24を形成している。そして、この切欠 溝24の傾斜端面10a側に臨んで、上記突起片20または22を係止するため の切欠部26が設けられている。この切欠部26の底面26aは、枠体片10の 長手方向と垂直な面となっている。また、この切欠部26に隣接して、前記切欠 溝24内に、それよりも金物の板厚以上の深さだけ切欠かれた段差溝28が設け られている。この段差溝28は、当接固定される本実施例に係る固定金物の第1 の固定片16または第2の固定片18及びネジ頭等が結合状態で外部に突出しな いようにするための切欠である。
【0018】 本実施例による固定金物を用いる場合、それぞれの枠体片に形成する切欠は、 全て共通の形状のものを構成すれば足り、例えば上記図2に示したような切欠溝 24をそれぞれの枠体片に共通に構成することで足りる。
【0019】 次に、図3(A)及び(B)に基づき本実施例に係る固定金物による枠体片の 結合固定作業について説明する。
【0020】 まず、枠体片10の切欠溝24の段差溝28の部分に固定金物の第1の固定片 16を当接させ、ネジ30(好ましくは皿ネジ)によって枠体片10に固定する 。この状態において、第2の突起片22は、枠体片10の切欠部26の底面26 aに当接された状態となっている。
【0021】 次に、枠体片12を図上矢印300方向に移動させ、同図(B)に示すように 傾斜端面12aを枠体片10の傾斜端面10aに当接させる。この状態で、第2 の固定片18は枠体片12の段差溝28の部分に設置された状態となる。
【0022】 そして、第1の突起片20は、枠体片12の切欠部26の底面26aに当接さ れた状態となっている。
【0023】 ここで、ネジ30によって第2の固定片18を枠体片12に固定するための作 業を行う。この作業によって本実施例に係る固定金物による枠体片10及び12 の結合作業が終了する。
【0024】 さらに、これら結合状態のより安定化を図るため、それぞれの枠体片10、1 2の外側からネジ14による固定作業が行われる。このとき、ネジ14の締付け 力如何によっては各枠体片10、12相互が矢印100または200方向に位置 ずれする力が加えられるが、2つの枠体片10、12は、第1及び第2の固定片 16及び18による固定結合力だけでなく、それぞれから伸長する第1及び第2 の突起片20及び22の係止力によってもその位置ずれが防止され、その結合状 態の安定化はより良好なものとなる。
【0025】 以上のように、本実施例によれば、簡単な構造の固定金物によって枠体片の外 側からの締結作業時に生じるおそれのある当接面に沿った位置ずれを有効に防止 することができる。また、この実施例に係る固定金物を有効に機能させるために 各枠体片に形成される溝部の構造は、全て同形状のものを形成することで足り、 枠体片側にも複雑な構造を付する必要がない。
【0026】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、考案の要旨の範囲内 において種々の変形が可能である。
【0027】 例えば、固定金物に形成される突起片20、22は、本実施例では切込を入れ 、その部分を非屈曲部とすることによって形成したが、このような形成に限られ ず、それぞれの固定片から伸長する突起片を形成することができれば、全体を同 時に一体成形することなどによって行うことも可能である。
【0028】 また、各枠体片に形成される切欠部の形状は、図4に示したように突起片20 または22の両側面を係止するような切欠部を構成することも可能である。この 場合、他方の枠体片12の結合作業は矢印400方向から行うこととなる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る建築物用枠体固定金物によれば、簡単な構 造により、建築物用の枠体を構成するための枠体片の結合作業を簡単かつ確実に 行うことができ、さらに当接面に沿った方向への枠体片相互の位置ずれを有効に 防止することができる。これにより、建築物の枠体の外側からの結合作業の容易 化並びに強度の向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る固定金物の斜視図である。
【図2】(A)及び(B)は実施例に係る固定金物によ
り結合固定される枠体片の溝の構成を示す斜視図及び断
面図である。
【図3】(A)及び(B)は実施例の固定金物により枠
体片を結合する作業を示す説明図である。
【図4】枠体片の溝部の他の構成例を示す説明図であ
る。
【図5】従来の枠体片の結合作業を示す説明図である。
【符号の説明】
10、12 枠体片 16 第1の固定片 17 貫通孔 18 第2の固定片 20、22 突起片 24 切欠溝 26 切欠部
MH009402

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 傾斜端面を有する2つの枠体片を、角隅
    部にて前記傾斜端面同士を当接させて枠体を構成する際
    に用いられる建築物用枠体固定金物において、 2つの
    枠体片の角隅部内面側にそれぞれ当接して固定されるL
    字状を成す第1,第2の固定片と、この2つの固定片の
    角部にて、前記第1,第2の固定片と平行に突出する第
    1,第2の突起片と、を有することを特徴とする建築物
    用枠体固定金物。
JP1991055630U 1991-06-20 1991-06-20 建築物用枠体の角隅構造 Expired - Lifetime JP2536363Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415472U (ja) * 1977-07-06 1979-01-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415472U (ja) * 1977-07-06 1979-01-31

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