JPH0589287U - カード等記録担体に記録された又は該記録担体から導出される電子的磁気的光学的情報の消去機能を有するカード等収納ケース - Google Patents

カード等記録担体に記録された又は該記録担体から導出される電子的磁気的光学的情報の消去機能を有するカード等収納ケース

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JPH0589287U
JPH0589287U JP3798392U JP3798392U JPH0589287U JP H0589287 U JPH0589287 U JP H0589287U JP 3798392 U JP3798392 U JP 3798392U JP 3798392 U JP3798392 U JP 3798392U JP H0589287 U JPH0589287 U JP H0589287U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納ケースがこじ開けられた場合にクレジッ
トカード等の記録担体上に記録された磁気情報又はIC
カード等の記録担体から導出される電波信号等が自動的
に即時消去され、クレジットカード等の記録担体の悪用
が防止出来る収容ケースを提供する。 【構成】 電子的磁気的光学的情報記録カード等を収納
し得る開閉自在のケーシングに錠を取り付けると共に、
該錠に適合する鍵を用いずにケーシングを開放した場合
にこれを感知する手段を設け、当該感知手段の作動によ
りケーシング内に収納されたカード等記録担体の電子的
磁気的光学的情報を消去し得る任意手段を設けて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、施錠したケースを所定の手続を経ないで強制的に開放した場合に、 ケース内に収納したクレジットカード等の記録担体上に記録された磁気情報又は ICカード等の記録担体から導出される電波信号等を消去することが出来るよう に構成したことを特徴とする、カード等の収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、信用情報等の電子化に伴い、現金を持ち歩かずにクレジットカード等で 決済することが一般的に成っている。このクレジットカード等を収納して携帯し 得る札入れ兼用のケースが一般的に利用されている。通常クレジットカード等は 前記カードケース内に複数枚収納される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
さて、昨今カードケースの紛失盗難事故が多く成っているが、この事故に気付 かずカード会社等へ通報していない場合が間々あり、カードが戻らないまま知ら ない内に悪用される事件が多く成っている。カードは限度額まで利用可能であり その支払いはカードの所有者に請求されることに成る。またカード偽造団による 偽造のためのデータコピー等々も脅威と成っている。クレジットカード以外では 銀行のキャッシュカードやICカードに、またこれらカード状体以外の記録担体 にもこのような危険が常に付き纏っている。
【0004】 本考案は、上述した問題点の解決を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
当考案者は、カード等の収納ケースごとカード等の記録担体を紛失することが 多いこと、そこでカード等の収納ケースに錠を設けた場合、本人以外の者が当該 収納ケースを開錠しようとする際にはこじ開けざるを得ないことに気付き、当該 収納ケースがこじ開けられた場合には、クレジットカード等の記録担体上に記録 された磁気情報又はICカード等の記録担体から導出される電波信号等が自動的 に即時消去されて終えば悪用される恐れが無く成る、と云う知見を得た。そこで 本考案は、電子的磁気的光学的情報記録カード等を収納し得る開閉自在のケーシ ングに錠を取り付けると共に当該錠に適合する鍵を用いずにケーシングを開放し た場合にこれを感知する手段を設け、当該感知手段の作動によりケーシング内に 収納されたカード等記録担体の電子的磁気的光学的情報を消去し得る任意手段を 設けて、カード等の記録担体に記録された又は該記録担体から導出される電子的 磁気的光学的情報の消去機能を有するカード等収納ケースとした。
【0006】
【作用】
開閉自在のケーシングに錠を取り付けたので、当該収納ケースの所有者以外の 者は錠に適合する鍵(道具としてのキィ、記憶である暗証番号、パターン認識上 の個体情報等)を有さず、収納ケースを適正な手段で開放することが出来ない。
【0007】 収納ケース内からカード等の記録担体を不法に取り出そうと当該収納ケースを こじ開けた場合、これを感知する手段の作動によりケーシング内に収納されてい るカード等記録担体の電子的磁気的光学的情報が消去手段によって即刻消去され て終う。
【0008】 収納ケースをこじ開けカード等を取り出してはみたものの、カード等記録担体 に記録されている電子的磁気的光学的情報は既に消去済みであり、これを悪用す ることは不可能と成っている。即ち当該収納ケース所有者の信用情報はこの時点 で完全に保護され、不法使用による経済的損害や信用情報の複製等を未然に防ぐ ことが出来るのである。
【0009】 また、本考案は鍵付の収納ケースであることにより、仮に善意の者が当該収納 ケースを手にした場合には、元の所有者に戻される確率が非常に高く成る。この 場合ケーシングは必然的に錠に適合する鍵により開放されるため、カード等記録 担体に記録されている電子的磁気的光学的情報は消去されることなく、カード等 は従前通りそのまま使用することが可能である。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を磁気記録式クレジットカードCの収納ケースに利用した実施例 に付き説明するが、本考案はこの実施例にのみ限定されるものではない。
【0011】 図1は実施例の内部機構の主要部を表わす分解斜視図であり、図2は上蓋3の 斜視図であり、図3はダイヤル4の斜視図であり、図4はスライド棚6の斜視図 であり、図5は上蓋3が開放された時の動作状態説明図であり、図6は上蓋3が 閉口された時の動作状態説明図でり、また図7は上蓋3が閉口された状態を表す 部分断面図である。尚本実施例では説明の都合上磁気記録式クレジットカードC が3枚収納し得るケースを例示するものであり、下蓋1と上蓋3とは後部番取付 位置Tで開閉自在に接続されている。
【0012】 図1で表された内部機構の主要部分は、台板2上にクレジットカードCが収納 出来るスペースを有すると共にクレジットカードCの磁気記録テープ部分を消去 し得る消去手段としてのスライド棚6が摺動自在に設置され、前記台板2と下蓋 1との間に錠、及び該錠に適合する鍵を用いずに上蓋3を開放した場合にこれを 感知して前記消去手段を作動させる手段としてのダイヤル4、スライド枠5、鈎 部51、回転ストッパ7が設置されている。前記スライド枠5はコ字形状を呈し て下蓋1のスペーサ10の間に前後方向に摺動自在に納置され、前方中央部分に 上向きの鈎部51が一体に設けられ、左上面部に3個の突起50,50,50が 突設され、右先端部右側に後述回転ストッパ7に噛合するラック52が形成され ている。前記突起50には図3で表したダイヤル4下面部の馬蹄突起40が嵌め 込まれ、ダイヤル4は前記台板2の左側縁部下面に回転自在に且つダイヤル4の 一部が下蓋1の左側壁の切欠部41から下蓋1外部に突出するように取り付けら れている。各々のダイヤル4の上面部には0乃至9の数字が打たれており下面部 の馬蹄突起40はその一部が切欠されて切欠部41が形成されており、該3個の 切欠部41,41,41が全て前方に方向を揃えた時に前記スライド枠5の3個 の突起50,50,50の各々が切欠部41,41,41に掛かることが出来、 結果的にスライド枠5が前方にスライド可能と成るように設定されている。この 場合各々のダイヤル4では0乃至9の数字の何れか1つに対応した箇所に切欠部 41があることに成り、3個のダイヤル4,4,4は3つの数字から成る唯1組 の組合せに揃えられた場合にのみ前記3個の切欠部41,41,41が全て前方 に方向を揃えることに成る。前記鈎部51は図2の上蓋3の前方内部に下方向に 向けて設けられた金具30に掛合し得るようにスライド枠5中央部の外側に設け られ、その形状は先端部に近付くほど内側に湾曲している。符合20は鈎部51 を台板20より上に取り出すための切欠部である。スライド枠5の右側先端部の 右側縁部分にはラック52が形成され、当該ラック52は下蓋1内面部に回転軸 70部分で回動自在に取り付けられた回転ストッパ7の外周部に刻設されたピニ オン部71に噛合するように関係付けられている。回転ストッパ7はその外周部 分に後方向に突出する舌片部を有する形状を呈している。
【0013】 スライド棚6は、図4で表されるように磁気記録式クレジットカードCが3枚 収納し得る棚であり、3枚のクレジットカードC,C,Cに上下面から摺接する カード挿入口60,60,60と、台板2に上下面から摺接する台板挿入口61 が、計5段の互いに平行なスライド棚6によって形成されており、最上最下段の スライド棚6はその左右両端部に突出部62,62を有し、また上から4段目ま では中央部分が繰り抜かれてマグネットMが嵌入されている。このマグネットM は比較的磁力の弱いゴム板磁石である。前記台板挿入口61は台板2の後端縁部 に挿入され、最下段の両突出部62,62と台板2との間にコイルバネ8を介在 させ、スライド棚6の全体が常に前方に付勢されているが、後述する条件次第で 最下段のスライド棚6が前記回転ストッパ7の舌片状突出部分に邪魔されること によって前方に移動しないように設定されている。一方台板2の前方左角の部位 には3段のカード挿入口64,64,64が形成された挿入棚63が設置されて いる。
【0014】 次に、本実施例の使用法及び作用を詳細に説明すると、前述の3個のダイヤル 4,4,4は3つの数字から成る唯1組の正しい組合せに揃えられた場合にのみ 前記3個の切欠部41,41,41が全て前方に方向を揃え、前記スライド枠5 の3個の突起50,50,50の各々が前記切欠部41,41,41に掛かり、 スライド枠5が前方にスライドした状態と成り上蓋3が開放される(この状態は 図5で表されているが、図5では解り易いように馬蹄突起40を実線で描いてい る)。スライド枠5が前方にスライドした状態では、スライド枠5の右先端部の 右側縁部に刻設されたラック52が当該ラック52に噛合する回転ストッパ7の ピニオン部71を引き回転ストッパ7が前後方向に向き直るため、回転ストッパ 7の舌片突出部分が前方にスライドして来ようとしているスライド棚6の最下段 に当接してこれを阻止している。これが前記条件である。この状態ではスライド 棚6が本収納ケースの後端部に寄せられているため、スライド棚6に嵌め込まれ ているマグネットMはこれから収納されるクレジットカードCの磁気記録テープ 部分から遠ざかっており、これを消去して終うようなことは起こらない。そこで 磁気記録テープ部分がスライド棚6側に来るような向きにしてクレジットカード Cをスライド棚6のカード挿入口60に差し入れ、そのまま奥の方へ挿入すると クレジットカードCの挿入先端左角部が前記挿入棚63のカード挿入口64から 挿入棚63の最奥に到り収納完了と成る。尚ここまでの状態では、スライド枠5 の3個の突起50が前記ダイヤル4裏面の馬蹄突起40の切欠部41に掛かって いるため、ダイヤル4は回転することが出来ない。
【0015】 次いで上蓋3を閉じるが、この際前記金具30には前後2本の横棒が並設され ており、前方が押圧部材31であり、後方が掛止部材32であり、この内前方の 押圧部材31が下がりつつスライド枠5中央部から内側に湾曲するように突設し ている鈎部51を押圧する。この状況を図7で表すが、前記押圧部材31に押圧 された鈎部51には鈎部51自体の湾曲形状により収納ケース後方向に移動しよ うとする力が加わることと成り、結果的にスライド枠5が下蓋1上を後方にスラ イドする。図6はこの状況を示しているが、鈎部51が押圧部材31に押圧され て収納ケース後方向に移動すると、鈎部51の湾曲先端部位は金具30の後方の 掛止部材32に掛かり上蓋3が開放不能な状態と成り、且つスライド枠5が下蓋 1上を後方にスライドすると、スライド枠5の右先端部の右側縁部に刻設された ラック52が当該ラック52に噛合する回転ストッパ7のピニオン部71を押す ので回転ストッパ7及びその舌片突出部分が時計回りに回転し、両側のバネ8, 8で付勢され前方にスライドして来ようとしているスライド棚6は回転ストッパ 7から全くフリーの状態と成る。但し、上蓋3が閉じられた時点で上蓋3後方部 両脇に立設した掛止具33,33が最上段のスライド棚6の両側に突出した突出 部62,62の前部に掛かり、前方にスライドして来ようとしているスライド棚 6を前記回転ストッパ7に代わって阻止することに成る。また、スライド枠5が 下蓋1上を後方にスライドすると、スライド枠5の左上面部の3個の突起50, 50,50が後方に移動し、図6で表すようにダイヤル4下面部の馬蹄突起40 の切欠部41から外れて馬蹄突起40内に後退し、この結果各々のダイヤル4は 回動自在と成るので3つの数字から成る唯1組の正しい組合せを壊すことが出来 るのである。前述した如く3個の切欠部41が全て前方に方向を揃えた時に前記 スライド枠5の3個の突起50の各々が切欠部41に掛かることが出来結果的に スライド枠5が前方にスライド可能と成るように設定されているため、スライド 枠5の突起50がダイヤル4下面部の馬蹄突起40内に後退し各々のダイヤル4 を回動させて終うと、上記条件には適合しなく成る。
【0016】 そこで、仮に本収納ケースが紛失盗難事故に合い、この事故に気付かずカード 会社等へ通報していない場合、カードが戻らないまま知らない内に悪用されるか も知れないのであるが、本収納ケースの所有者以外の者はダイヤルの組合番号を 知らないため、本収納ケースを開放しようとすれば適正な手段で開放することが 出来ずこじ開けざるを得ない。そこで上蓋3を無理遣り開放した場合、上蓋3に 固定された金具30の掛止部材32がスライド枠5の鈎部51を前方に押しやろ うとするが、既にスライド枠5は前方にスライド不能と成っており、スライド枠 5の右先端部の右側縁部に刻設されたラック52で回転ストッパ7のピニオン部 71を引き、回転ストッパ7を前後方向に向き直らせて、回転ストッパ7の舌片 突出部分を前方にスライドして来ようとしているスライド棚6の最下段に当接さ せ、スライド棚6の前方へのスライドを阻止する、ということが行われないまま 前記スライド枠5の鈎部51が金具30の掛止部材32から外れ、同時に上蓋3 の掛止具33がスライド棚6両端突出部62から外れて終う。
【0017】 スライド棚6の台板挿入口61は、台板2の後端縁部に摺動自在に挿入され、 最下段の両突出部62と台板2との間にコイルバネ8が介在しており、スライド 棚6の全体が常に前方に付勢されているため、回転ストッパ7の接当及び掛止具 33の掛止という2重の支えを失ったスライド棚6はコイルバネ8の力で瞬時に 前方に摺動移動する。カード挿入口60に挿入されているクレジットカードCは 上下方向からサンドイッチ様に摺接するスライド棚6の中央部分に嵌め込まれた マグネットMに擦られるため、磁気記録テープ部分がスライド棚6側に来るよう な向きに収納されたカードCの磁気記録テープ部分は、その内容情報が全て即刻 消去されて終うことに成る。本実施例で用いた磁石は比較的磁気力の弱いゴム板 磁石であるため、スライド棚6が前方へのスライドを阻止された定位置に在る時 にはクレジットカードCの磁気記録テープ部分は磁力による影響を全く受けない が、一度マグネットMに擦られると内容が消去されて終う。前方に移動したスラ イド棚6は台板2上のストッパ21に当ってその移動を停止する。本収納ケース をこじ開けクレジットカードCを取り出してはみたものの、カード利用に必要な 情報は既に消去済みでありこれを悪用することは不可能と成っている。即ち当該 収納ケース所有者の信用情報はこの時点で完全に保護され、不法使用による経済 的損害や信用情報の複製等々を未然に防ぐことが出来たのである。尚収納される カードの磁気情報が上下方向両面から消去され得るようにマグネットMを配設し た理由は、国際クレジットカードのように表裏両面に磁気記録部を有するカード が存在するからである。
【0018】 また本実施例はダイヤル錠付の収納ケースであることにより、仮に善意の者が 本収納ケースを手にした場合には元の所有者に戻される確率が非常に高く成る。 この場合本収納ケースは錠に適合する鍵即ち正確なダイヤル合わせにより開放さ れるため、クレジットカードCは従前通りそのまま使用することが可能である。 ダイヤル4合わせが完了した時点で上蓋3を開放しようとすると、前記ダイヤル 4の馬蹄突起40の3個の切欠部41が全て前方に方向を揃え、前記スライド枠 5の3個の突起50が切欠部41に掛かれるためスライド枠5が前方にスライド 可能な状態と成り、上蓋3に固定された金具30の掛止部材32がスライド枠5 の鈎部51を前方に押しやるのでスライド枠5の全体が前方にスライドし、スラ イド枠5の右先端部の右側縁部に刻設されたラック52が当該ラック52に噛合 する回転ストッパ7のピニオン部71を引き、回転ストッパ7が前後方向に向き 直るので、回転ストッパ7の舌片突出部分が前方にスライドして来ようとしてい るスライド棚6の最下段に当接してスライドを阻止し、前記上蓋3の掛止具33 (安全装置)がスライド棚6両端突出部62から外れはするものの、安全に上蓋 3が開放される。収納されているクレジットカードCは右方向にスライドさせて 本収容ケースより取り出し得る。
【0019】 本実施例では、非常時にマグネットMが配設されたスライド棚6側が、固定さ れたクレジットカードCの方にスライドして来るように構成されているが、逆に クレジットカードCを保持する側が、固定配置されたマグネットMの方へ移動し て来るように構成することも可能である。またマグネットMを配設したスライド 棚6ではなく、丁度ハードディスクと磁気ヘッドの組合せのように磁気ヘッドが 円弧を描いてクレジットカードCを保持する側へ移動して来るように構成するこ とも可能である。尚マグネットMには比較的磁力の弱いゴム板磁石を用いている が、これは本実施例の構造上、クレジットカードCの磁気記録部分に比較的近い 部位にマグネットMを配設したスライド棚6が配置されるためであり、代わりに クレジットカードCに対してはサンドイッチ状にマグネットMが摺動する構成を 採用したものである。別に磁気シールドを行えば、強力な磁石1個でも収納する 全てのクレジットカードCの磁気記録を消去し得るように構成することが可能で ある。また本実施例ではダイヤル4の取付個数即ち組合せる数字の数を3として いるが、これは本質的に任意である。また上蓋3の掛止具33(所謂安全装置) に関し別の構成を採用することも出来る。
【0020】 次に、図8はダイヤル4の他の実施態様を表す平面図であり、図9は同実施例 の側面図である。本実施例の特徴はダイヤル4の数字合わせを所有者自身で自由 に設定変更出来る点にある。符合44は文字リングであり、ダイヤル4は上面部 に前記文字リング44を嵌合し得る嵌込溝42が掘設され、該嵌込溝42の内外 周にはテーパー部43が形成され、嵌込溝42の底面部で馬蹄突起40の切欠部 41に対応する部位に目印45が打たれている。この目印45に文字リング44 の任意の番号を合わせるようにして文字リング44を嵌込溝42内に嵌合する。 目印45と切欠部41との対応に付いては、図8の平面図によれば切欠部41の 位置から時計回りに90度の位置に目印45を設定するのが好ましい。即ち前記 スライド枠5の3個の突起50の各々が切欠部41に掛かることが出来スライド 枠5が前方にスライド可能と成る、3個のダイヤル4の切欠部41が全て前方に 方向を揃えた時に、任意に設定された3つの数字から成る唯1組の正しい組合せ に揃えられたダイヤル4の数字が下蓋1の左側壁の切欠部から下蓋1外部に突出 して見られることに成る。
【0021】 次に、本考案にダイヤル錠を利用した例を図面を用いずに説明すると、シリン ダー内で複数個のダイヤルリングの切欠部が一列に並んだ時に該切欠部分に嵌脱 又はスライドし得る作動杆を上蓋3の金具30に挿通するようにして第1実施例 の錠前部分を構成したものである。前記作動杆には上蓋3の掛止具33の役目を 担わせることも機構的に可能である。
【0022】 尚、本考案は上述した実施例に限定されず、記録担体としては磁気記録カード やICカードや電波発信機能を内蔵するカード(例えば有料道路の料金所をノン ストップ通過可能な電波信号による決済情報の受渡しを行い得るカードや装置) 等々が任意に対象と成り得るし、情報記録部分が随時書込読出可能な磁気テープ や光(磁気)ディスクやROM・RAM等の記憶素子等々これも任意に採用可能 であり、錠と鍵の組み合せの種類も金具の錠前とキィ、暗証番号のタイピング用 プッシュボタン、指紋や顔写真等個体情報のパターン認識手段等々任意であり、 前記錠に適合する鍵を用いずにケーシングを開放した場合にこれを感知する手段 や、該感知手段の作動によりケーシング内に収納された前記記録担体の電子的磁 気的光学的情報の消去手段や、及びそれらの手段の相互関係等々も任意である。 例えば、本考案は自動車のドア等にも組み込むことも出来るため、電源を自動車 のバッテリーから取る電磁石を利用することが実用的であり、磁石の他には圧電 素子を接続した放電装置、レーザー発生装置、ROM内の記憶を破壊する紫外線 発生装置等々も記録担体との関係から任意に選択可能である。更にはブザー等の 警報手段を付加し、記録担体の電子的磁気的光学的情報の消去手段と警報手段と が連動するように構成することも有効である。またケーシングの種類や形態等も 任意であり、旅行鞄や財布(札入れ)等に本装置を組み込んで一体化したものな ども本考案の権利範囲であり、この場合外部への磁気漏れを防止するシールドを 設けることも好ましい。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、収納ケースがこじ開けられた場合にはクレジットカード等の記録担 体上に記録された磁気情報又はICカード等の記録担体から導出される電波信号 等が自動的に即時消去されて終えば悪用される恐れが無く成るため、この思想を 実現すべく電子的磁気的光学的情報記録カード等を収納し得る開閉自在のケーシ ングに錠を取り付けると共に当該錠に適合する鍵を用いずにケーシングを開放し た場合にこれを感知する手段を設け、当該感知手段の作動によりケーシング内に 収納されたカード等記録担体の電子的磁気的光学的情報を消去し得る任意手段を 設けて、カード等の記録担体に記録された又は該記録担体から導出される電子的 磁気的光学的情報の消去機能を有するカード等収納ケースとした。すると、当該 収納ケースの所有者以外の者は錠に適合する道具としてのキィ、記憶である暗証 番号、パターン認識上の個体情報等々の鍵を有さず、収納ケースを適正な手段で 開放することが出来ず、収納ケース内からカード等の記録担体を不法に取り出そ うと収納ケースをこじ開けた場合、これを感知する手段の作動によりケーシング 内に収納されているカード等記録担体の電子的磁気的光学的情報が消去手段によ って即刻消去されて終うため、収納ケースをこじ開けてカード等を取り出しては みたものの、カード等記録担体に記録されている電子的磁気的光学的情報は既に 消去済みであり、当該収納ケース所有者の信用情報等はこの時点で完全に保護さ れ、不法使用による経済的損害や信用情報の複製等を未然に防ぐことが出来るよ うに成った。他方で本考案は消去機能及び鍵付の収納ケースであることにより、 仮に善意の者が当該収納ケースを手にした場合には、元の所有者に戻される確率 が非常に高く成ると云う効果をも生じている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の内部機構の主要部を表わす分解斜視図
である。
【図2】同実施例の上蓋3の斜視図である。
【図3】同実施例のダイヤル4の斜視図である。
【図4】同実施例のスライド棚6の斜視図である。
【図5】同実施例の動作状態説明図である。
【図6】同実施例の動作状態説明図である。
【図7】ケースの閉状態を表す部分断面図である。
【図8】ダイヤル4の別の実施態様を表す平面図であ
る。
【図9】同実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 下蓋 10 スペーサ 2 台板 20 切欠部 21 ストッパ 3 上蓋 30 金具 31 押圧部材 32 掛止部材 33 掛止具 4 ダイヤル 40 馬蹄突起 41 切欠部 42 嵌込溝 43 テーパー部 44 文字リング 45 目印 5 スライド枠 50 突起 51 鈎部 52 ラック 6 スライド棚 60 カード挿入口 61 台板挿入口 62 突出部 63 挿入棚 64 カード挿入口 7 回転ストッパ 70 回転軸 71 ピニオン部 8 バネ M マグネット T 番取付部位 C クレジットカード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的磁気的光学的情報記録カード等を
    収納し得る開閉自在のケーシングに錠を取り付けると共
    に当該錠に適合する鍵を用いずにケーシングを開放した
    場合にこれを感知する手段を設け、該感知手段の作動に
    よりケーシング内に収納されたカード等記録担体の電子
    的磁気的光学的情報を消去し得る任意手段を設けて成
    る、カード等記録担体に記録された又は該記録担体から
    導出される電子的磁気的光学的情報の消去機能を有する
    カード等収納ケース。
JP3798392U 1992-05-11 1992-05-11 カード等記録担体に記録された又は該記録担体から導出される電子的磁気的光学的情報の消去機能を有するカード等収納ケース Pending JPH0589287U (ja)

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