JPH0589382A - 熱アナログ式火災判断方法及び装置 - Google Patents
熱アナログ式火災判断方法及び装置Info
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- JPH0589382A JPH0589382A JP24860691A JP24860691A JPH0589382A JP H0589382 A JPH0589382 A JP H0589382A JP 24860691 A JP24860691 A JP 24860691A JP 24860691 A JP24860691 A JP 24860691A JP H0589382 A JPH0589382 A JP H0589382A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アナログ熱感知器で検出したアナログ温度検出
信号を受信機又は中継盤に送って火災を判断する熱アナ
ログ火災判断方法及び装置に関し、アナログ熱感知器か
ら送られてきたアナログ温度検出信号を有効に活用して
受信機又は中継盤で適切な火災判断を行うことを目的と
する。 【構成】アナログ熱感知器から送られてきたアナログ温
度検出信号をプリアラーム温度レベル(定温プリアラー
ムレベル)と比較し、プリアラーム温度レベルを越えた
際にプリアラームと判断し、またアナログ温度検出信号
をプリアラーム温度レベルより高い火災温度レベル(定
温火災レベル)と比較し、火災温度レベル(定温火災レ
ベル)を越えた際に火災と判断する。一方、前回の参照
温度とアナログ温度出信号に基づいて今回の参照温度を
演算し、今回の参照温度とアナログ温度検出信号との温
度差がプリアラーム温度差を越えた際にプリアラームと
判断し、また今回の参照温度とアナログ温度検出信号と
の温度差がプリアラーム温度差より大きい火災温度差を
越えた時に火災と判断する。
信号を受信機又は中継盤に送って火災を判断する熱アナ
ログ火災判断方法及び装置に関し、アナログ熱感知器か
ら送られてきたアナログ温度検出信号を有効に活用して
受信機又は中継盤で適切な火災判断を行うことを目的と
する。 【構成】アナログ熱感知器から送られてきたアナログ温
度検出信号をプリアラーム温度レベル(定温プリアラー
ムレベル)と比較し、プリアラーム温度レベルを越えた
際にプリアラームと判断し、またアナログ温度検出信号
をプリアラーム温度レベルより高い火災温度レベル(定
温火災レベル)と比較し、火災温度レベル(定温火災レ
ベル)を越えた際に火災と判断する。一方、前回の参照
温度とアナログ温度出信号に基づいて今回の参照温度を
演算し、今回の参照温度とアナログ温度検出信号との温
度差がプリアラーム温度差を越えた際にプリアラームと
判断し、また今回の参照温度とアナログ温度検出信号と
の温度差がプリアラーム温度差より大きい火災温度差を
越えた時に火災と判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ熱感知器で検
出したアナログ温度検出信号を受信機又は中継盤に送っ
て火災を判断する熱アナログ火災判断方法及び装置に関
する。
出したアナログ温度検出信号を受信機又は中継盤に送っ
て火災を判断する熱アナログ火災判断方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、火災に伴う検出温度から火災を判
断する火災判断方法にあっては、受信機から引き出され
た電源兼用信号線に接続されている熱感知器自体に火災
判断機能を持たせている。従来の熱感知器には定温式熱
感知器と差動式熱感知器の2種類がある。
断する火災判断方法にあっては、受信機から引き出され
た電源兼用信号線に接続されている熱感知器自体に火災
判断機能を持たせている。従来の熱感知器には定温式熱
感知器と差動式熱感知器の2種類がある。
【0003】定温式熱感知器は、所定の火災温度レベル
を越えるアナログ温度検出信号が得られた時に、受信機
からの電源兼用信号線間をスイッチング素子でオンして
低インピーダンスに短絡し、火災検出信号(オン信号)
を受信機に送る。一方、差動式熱感知器は、エアチャン
バ−内をダイヤフラムによって密封した基準室とオリフ
ィスを介して外気に連通した検出室に仕切り、火災によ
る熱を受けると検出室の空気が熱膨脹によりオリフィス
を介して外部にリークし、このとき基準室との間に生じ
た圧力差によるダイヤフラムの変形でスイッチ接点を閉
じ、受信機に火災検出信号(オン信号)を送出する。
を越えるアナログ温度検出信号が得られた時に、受信機
からの電源兼用信号線間をスイッチング素子でオンして
低インピーダンスに短絡し、火災検出信号(オン信号)
を受信機に送る。一方、差動式熱感知器は、エアチャン
バ−内をダイヤフラムによって密封した基準室とオリフ
ィスを介して外気に連通した検出室に仕切り、火災によ
る熱を受けると検出室の空気が熱膨脹によりオリフィス
を介して外部にリークし、このとき基準室との間に生じ
た圧力差によるダイヤフラムの変形でスイッチ接点を閉
じ、受信機に火災検出信号(オン信号)を送出する。
【0004】このような熱感知器からのオン、オフ信号
を受信機で監視して火災を判断する方法では、火災の判
断が全て熱感知器に依存しているため、火災を早期に発
見するために熱感知器の検出感度を上げていると、火災
以外の原因による誤報が多い。また誤報を防ぐために熱
感知器の検出感度を下げると、火災検出に時間遅れを生
ずる。
を受信機で監視して火災を判断する方法では、火災の判
断が全て熱感知器に依存しているため、火災を早期に発
見するために熱感知器の検出感度を上げていると、火災
以外の原因による誤報が多い。また誤報を防ぐために熱
感知器の検出感度を下げると、火災検出に時間遅れを生
ずる。
【0005】そこで近年にあっては、熱の感知器で検出
したアナログ温度検出信号を受信機に送り、受信機で火
災を判断することが考えられている。
したアナログ温度検出信号を受信機に送り、受信機で火
災を判断することが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信機でアナログ検出信号に基づいて行う火災判断方法
にあっては、例えば定温式熱感知器における火災判断方
法を世襲して、アナログ熱感知器から送られてきたアナ
ログ温度検出信号を所定の火災温度レベルと比較し、火
災判断レベルを越えた際に火災と判断しているに過ぎ
ず、従来のオン、オフ型熱感知器からの火災検出信号に
比べ各段に情報量の多いアナログアナログ温度検出信号
を十分に活用した火災判断までには至っていない。
受信機でアナログ検出信号に基づいて行う火災判断方法
にあっては、例えば定温式熱感知器における火災判断方
法を世襲して、アナログ熱感知器から送られてきたアナ
ログ温度検出信号を所定の火災温度レベルと比較し、火
災判断レベルを越えた際に火災と判断しているに過ぎ
ず、従来のオン、オフ型熱感知器からの火災検出信号に
比べ各段に情報量の多いアナログアナログ温度検出信号
を十分に活用した火災判断までには至っていない。
【0007】また従来のアナログ火災判断にあっては、
法的規格を満足するために、アナログ熱感知器であって
も、アナログ温度検出信号が火災温度レベルを越えた時
にスイッチング素子をオンして火災検出信号を受信機に
送出する例えば定温式熱感知器の機能が依然として設け
られており、受信機にアナログ温度検出信号を送って火
災判断を行っていても、感知器からの火災検出信号(オ
ン信号)が受信されたら優先的に火災と判断しなければ
ならず、受信機におけるアナログ温度検出信号に基づく
火災判断は二次的なものに過ぎない状況にある。
法的規格を満足するために、アナログ熱感知器であって
も、アナログ温度検出信号が火災温度レベルを越えた時
にスイッチング素子をオンして火災検出信号を受信機に
送出する例えば定温式熱感知器の機能が依然として設け
られており、受信機にアナログ温度検出信号を送って火
災判断を行っていても、感知器からの火災検出信号(オ
ン信号)が受信されたら優先的に火災と判断しなければ
ならず、受信機におけるアナログ温度検出信号に基づく
火災判断は二次的なものに過ぎない状況にある。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、アナログ熱感知器から送られてきた
アナログ温度検出信号を有効に活用して受信機又は中継
盤で適切な火災判断を行うことを可能とする火災判断方
法及び装置を提供することを目的とする。
てなされたもので、アナログ熱感知器から送られてきた
アナログ温度検出信号を有効に活用して受信機又は中継
盤で適切な火災判断を行うことを可能とする火災判断方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。まず本発明は、受信機か
ら引き出された信号線に1又は複数のアナログ熱感知器
を接続し、アナログ熱感知器で検出された火災に伴うア
ナログ温度検出信号を受信機に送って火災を判断する熱
アナログ式火災判断方法を対象とする。
本発明は次のように構成する。まず本発明は、受信機か
ら引き出された信号線に1又は複数のアナログ熱感知器
を接続し、アナログ熱感知器で検出された火災に伴うア
ナログ温度検出信号を受信機に送って火災を判断する熱
アナログ式火災判断方法を対象とする。
【0010】このような熱アナログ式火災判断方法とし
て本発明にあっては、アナログ熱感知器から送られてき
たアナログ温度検出信号を所定の所定の火災温度レベル
(定温火災レベル)と比較し、火災温度レベル(定温火
災レベル)を越えた際に火災と判断し、また前回の参照
温度とアナログ温度検出信号に基づいて今回の参照温度
を演算し、アナログ熱感知器から送られてきたアナログ
温度検出信号と今回の参照温度との温度差が所定の火災
温度差より大きい場合に火災と判断することを特徴とす
る。
て本発明にあっては、アナログ熱感知器から送られてき
たアナログ温度検出信号を所定の所定の火災温度レベル
(定温火災レベル)と比較し、火災温度レベル(定温火
災レベル)を越えた際に火災と判断し、また前回の参照
温度とアナログ温度検出信号に基づいて今回の参照温度
を演算し、アナログ熱感知器から送られてきたアナログ
温度検出信号と今回の参照温度との温度差が所定の火災
温度差より大きい場合に火災と判断することを特徴とす
る。
【0011】また本発明の熱アナログ式火災判断方法に
あっては、アナログ熱感知器から送られてきたアナログ
温度検出信号を火災温度レベル(定温火災レベル)より
低い所定のプリアラーム温度レベルと比較し、プリアラ
ーム温度レベル(定温プリアラームレベル)を越えた際
にプリアラームと判断する。更に熱アナログ式火災判断
方法にあっては、前回の参照温度とアナログ温度検出信
号に基づいて今回の参照温度を演算し、アナログ熱感知
器から送られてきたアナログ温度検出信号と今回参照温
度との温度差が火災温度差より小さい所定のプリアラー
ム温度差より大きい場合にプリアラームと判断する。
あっては、アナログ熱感知器から送られてきたアナログ
温度検出信号を火災温度レベル(定温火災レベル)より
低い所定のプリアラーム温度レベルと比較し、プリアラ
ーム温度レベル(定温プリアラームレベル)を越えた際
にプリアラームと判断する。更に熱アナログ式火災判断
方法にあっては、前回の参照温度とアナログ温度検出信
号に基づいて今回の参照温度を演算し、アナログ熱感知
器から送られてきたアナログ温度検出信号と今回参照温
度との温度差が火災温度差より小さい所定のプリアラー
ム温度差より大きい場合にプリアラームと判断する。
【0012】更に、受信機から引き出された信号線に中
継盤を介して1又は複数のアナログ熱感知器を接続し、
中継盤でプリアラーム判断及び火災判断を行うようにし
てもよい。一方、本発明は、受信機から引き出された信
号線に1又は複数のアナログ熱感知器を接続し、アナロ
グ熱感知器で検出された火災に伴うアナログ温度検出信
号を受信機に送って火災を判断する熱アナログ式火災判
断装置を対象とする。
継盤を介して1又は複数のアナログ熱感知器を接続し、
中継盤でプリアラーム判断及び火災判断を行うようにし
てもよい。一方、本発明は、受信機から引き出された信
号線に1又は複数のアナログ熱感知器を接続し、アナロ
グ熱感知器で検出された火災に伴うアナログ温度検出信
号を受信機に送って火災を判断する熱アナログ式火災判
断装置を対象とする。
【0013】このような熱アナログ式火災判断装置とし
て本発明にあっては、アナログ熱感知器から送られてき
たアナログ温度検出信号を所定のプリアラーム温度レベ
ル(定温プリアラームレベル)と比較し、該プリアラー
ム温度レベルを越えた際にプラアラームと判断する定温
プリアラーム判断手段と、アナログ熱感知器から送られ
てきたアナログ温度検出信号をプリアラーム温度レベル
より高い所定の火災温度レベル(定温火災レベル)と比
較し、火災温度レベルを越えた際に火災と判断する定温
火災判断手段と、前回の参照温度とアナログ温度検出信
号に基づいて今回の参照温度を演算し、アナログ熱感知
器から送られてきたアナログ温度検出信号と今回の参照
温度との温度差が所定のプリアラーム温度差より大きい
場合にプリアラームと判断する温度差プリアラーム手段
と、蓄積された過去のアナログ温度検出信号を利用して
参照温度を演算し、アナログ熱感知器から送られてきた
アナログ温度検出信号と今回の参照温度との温度差がプ
リアラーム温度差より高い所定の火災温度差より大きい
場合に火災と判断する温度差火災判断手段とを設けたこ
とを特徴とする。
て本発明にあっては、アナログ熱感知器から送られてき
たアナログ温度検出信号を所定のプリアラーム温度レベ
ル(定温プリアラームレベル)と比較し、該プリアラー
ム温度レベルを越えた際にプラアラームと判断する定温
プリアラーム判断手段と、アナログ熱感知器から送られ
てきたアナログ温度検出信号をプリアラーム温度レベル
より高い所定の火災温度レベル(定温火災レベル)と比
較し、火災温度レベルを越えた際に火災と判断する定温
火災判断手段と、前回の参照温度とアナログ温度検出信
号に基づいて今回の参照温度を演算し、アナログ熱感知
器から送られてきたアナログ温度検出信号と今回の参照
温度との温度差が所定のプリアラーム温度差より大きい
場合にプリアラームと判断する温度差プリアラーム手段
と、蓄積された過去のアナログ温度検出信号を利用して
参照温度を演算し、アナログ熱感知器から送られてきた
アナログ温度検出信号と今回の参照温度との温度差がプ
リアラーム温度差より高い所定の火災温度差より大きい
場合に火災と判断する温度差火災判断手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0014】ここで受信機から引き出された信号線に中
継盤を介して1又は複数のアナログ熱感知器を接続して
いる場合には、中継盤に定温及び温度差プリアラーム判
断手段並びに定温及び温度差火災判断手段を設けるよう
にしてもよい。またプリアラーム温度レベル、火災温度
レベル、プリアラーム温度差及び火災温度差はアナログ
熱感知器毎に設定され、更に設定値を変更可能としてい
る。
継盤を介して1又は複数のアナログ熱感知器を接続して
いる場合には、中継盤に定温及び温度差プリアラーム判
断手段並びに定温及び温度差火災判断手段を設けるよう
にしてもよい。またプリアラーム温度レベル、火災温度
レベル、プリアラーム温度差及び火災温度差はアナログ
熱感知器毎に設定され、更に設定値を変更可能としてい
る。
【0015】具体的には、火災温度レベル(定温火災レ
ベル)とプリアラーム温度レベル(定温プリアラームレ
ベル)を1グループとして値の異なる複数グループを定
め、該複数グループの中のいずれか1つを選択すること
で定温火災判断手段で使用する火災温度レベル(定温火
災レベル)及び定温プリアラーム手段で使用するプリア
ラーム温度レベル(定温プリアラームレベル)を設定す
る。
ベル)とプリアラーム温度レベル(定温プリアラームレ
ベル)を1グループとして値の異なる複数グループを定
め、該複数グループの中のいずれか1つを選択すること
で定温火災判断手段で使用する火災温度レベル(定温火
災レベル)及び定温プリアラーム手段で使用するプリア
ラーム温度レベル(定温プリアラームレベル)を設定す
る。
【0016】同様に火災温度差とプリアラーム温度差を
1グループとして値の異なる複数グループを定め、複数
グループの中のいずれか1つを選択することで温度差火
災判断手段で使用する火災温度差及び温度差プリアラー
ム手段で使用するプリアラーム温度差を設定する。
1グループとして値の異なる複数グループを定め、複数
グループの中のいずれか1つを選択することで温度差火
災判断手段で使用する火災温度差及び温度差プリアラー
ム手段で使用するプリアラーム温度差を設定する。
【0017】
【作用】このような構成を備えた本発明の火災判断方法
及び装置によれば、アナログ熱感知器から送られてきた
アナログ温度検出信号に対し、所定の火災温度レベル
(定温火災レベル)と比較する定温式の火災判断と、参
照温度との温度差を所定の火災温度差と比較する差動式
の火災判断という2種類の複合判断が行われる。
及び装置によれば、アナログ熱感知器から送られてきた
アナログ温度検出信号に対し、所定の火災温度レベル
(定温火災レベル)と比較する定温式の火災判断と、参
照温度との温度差を所定の火災温度差と比較する差動式
の火災判断という2種類の複合判断が行われる。
【0018】このため急激な温度上昇を伴う火災にあっ
ては差動式火災判断で火災を検知し、また燻焼火災のよ
うに緩やかに温度が上昇する場合には定温式火災判断で
火災を検知することができる。また定温式火災判断及び
差動式火災判断のいずれについても、本来の火災温度レ
ベル(定温火災レベル)及び火災温度差の下にプリアラ
ーム温度レベル(定温プリアラームレベル)及びプリア
ラーム温度差を設定してアナログ温度検出信号と比較し
て予備的に火災を判断するという2段階の火災判断を行
っている。
ては差動式火災判断で火災を検知し、また燻焼火災のよ
うに緩やかに温度が上昇する場合には定温式火災判断で
火災を検知することができる。また定温式火災判断及び
差動式火災判断のいずれについても、本来の火災温度レ
ベル(定温火災レベル)及び火災温度差の下にプリアラ
ーム温度レベル(定温プリアラームレベル)及びプリア
ラーム温度差を設定してアナログ温度検出信号と比較し
て予備的に火災を判断するという2段階の火災判断を行
っている。
【0019】このためプリアラームレベルによる予備的
な火災判断の段階で、火災発生に対処するための準備作
業に入ることができ、続いて本来の火災警報が出された
時の措置を迅速に行うことができる。またプリアラーム
が行われても火災レベルによる本来の火災判断に至らな
かった場合には、火災警報に対する準備作業は行ってい
るが、その状態で火災警報を待っているために、ベル鳴
動等の必要異常の措置を講じてしまうことがなく、誤報
を確認して直ちに定常監視状態に戻ることができる。
な火災判断の段階で、火災発生に対処するための準備作
業に入ることができ、続いて本来の火災警報が出された
時の措置を迅速に行うことができる。またプリアラーム
が行われても火災レベルによる本来の火災判断に至らな
かった場合には、火災警報に対する準備作業は行ってい
るが、その状態で火災警報を待っているために、ベル鳴
動等の必要異常の措置を講じてしまうことがなく、誤報
を確認して直ちに定常監視状態に戻ることができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示した実施例構成
図である。図1において、1はアナログ受信機であり、
アナログ受信機1から警戒区域に向けて引き出された電
源兼用信号線2にアナログ熱感知器3及び中継器4を接
続している。アナログ熱感知器3は半導体温度センサ等
を用いた温度検出部と伝送制御部を備え、アナログ受信
機1からの呼出しに対しアナログ温度検出データを送出
する。
図である。図1において、1はアナログ受信機であり、
アナログ受信機1から警戒区域に向けて引き出された電
源兼用信号線2にアナログ熱感知器3及び中継器4を接
続している。アナログ熱感知器3は半導体温度センサ等
を用いた温度検出部と伝送制御部を備え、アナログ受信
機1からの呼出しに対しアナログ温度検出データを送出
する。
【0021】中継器4には電源兼用信号線5を介して従
来のオン・オフ型熱感知器6が接続され、アナログ受信
機1からの呼出しに対しオン・オフ型熱感知器6からの
火災検出信号を送出するようになる。アナログ受信機1
には端末伝送部7,火災判断部8,主制御部9,表示操
作部10,設定部11,移報部12、及び商用AC10
0Vの供給を受けた電源部13が設けられる。
来のオン・オフ型熱感知器6が接続され、アナログ受信
機1からの呼出しに対しオン・オフ型熱感知器6からの
火災検出信号を送出するようになる。アナログ受信機1
には端末伝送部7,火災判断部8,主制御部9,表示操
作部10,設定部11,移報部12、及び商用AC10
0Vの供給を受けた電源部13が設けられる。
【0022】端末伝送部7はアナログ熱感知器3及び中
継器4に設けられた伝送部に対し順次呼出しを行って検
出データを返送させる。図2はアナログ受信機1に設け
た端末伝送部7によるアナログ熱感知器を含む端末側の
呼出処理を示したタイムチャートである。図2に示すよ
うに、アナログ受信機1の端末伝送部7はT1時間のリ
セットパルスに続いてT2時間の空き時間を設けた後に
アドレス番号1,2,3,・・・63で示す複数の呼出
クロックを送出する。リセットパルス及び呼出クロック
は線路電圧を例えば26Vから39.5Vに変化させる
電圧モードで送られる。
継器4に設けられた伝送部に対し順次呼出しを行って検
出データを返送させる。図2はアナログ受信機1に設け
た端末伝送部7によるアナログ熱感知器を含む端末側の
呼出処理を示したタイムチャートである。図2に示すよ
うに、アナログ受信機1の端末伝送部7はT1時間のリ
セットパルスに続いてT2時間の空き時間を設けた後に
アドレス番号1,2,3,・・・63で示す複数の呼出
クロックを送出する。リセットパルス及び呼出クロック
は線路電圧を例えば26Vから39.5Vに変化させる
電圧モードで送られる。
【0023】アナログ熱感知器3を含む端末側には予め
アドレス1,2,3,・・・63が個別に設定されてお
り、リセットパルスに続く呼出クロックをカウンタで計
数している。呼出クロックのカウンタ計数値が予め割り
当てられた自己のアドレス番号に一致したときに自己の
呼出しと判別し、呼出クロックの間に設けられたステー
ト0〜6のいずれかのタイミングを使用して電流モード
でアナログ受信機1に情報を送り返す。
アドレス1,2,3,・・・63が個別に設定されてお
り、リセットパルスに続く呼出クロックをカウンタで計
数している。呼出クロックのカウンタ計数値が予め割り
当てられた自己のアドレス番号に一致したときに自己の
呼出しと判別し、呼出クロックの間に設けられたステー
ト0〜6のいずれかのタイミングを使用して電流モード
でアナログ受信機1に情報を送り返す。
【0024】この実施例にあっては、ステート5のタイ
ミングでアナログ熱感知器3で検出したアナログ温度検
出信号、即ちアナログ温度検出データを4〜20mAの
電流モードで送るようにしている。更にこの実施例にあ
っては、アナログ受信機1より端末側を制御することが
できる。端末制御は図2の呼出クロックの番号2と3の
間に示すように、通常のステート0〜6に加えて端末制
御のための制御タイミングとしてステート7〜10を新
たに加え、この追加した制御タイミングのステート7〜
10のいずれかのタイミングで次の番号3の呼出クロッ
クを送ることでアドレス2の端末制御を行うことができ
る。
ミングでアナログ熱感知器3で検出したアナログ温度検
出信号、即ちアナログ温度検出データを4〜20mAの
電流モードで送るようにしている。更にこの実施例にあ
っては、アナログ受信機1より端末側を制御することが
できる。端末制御は図2の呼出クロックの番号2と3の
間に示すように、通常のステート0〜6に加えて端末制
御のための制御タイミングとしてステート7〜10を新
たに加え、この追加した制御タイミングのステート7〜
10のいずれかのタイミングで次の番号3の呼出クロッ
クを送ることでアドレス2の端末制御を行うことができ
る。
【0025】再び図1を参照するに、端末伝送部7によ
り一定周期毎にアナログ熱感知器3より得られたアナロ
グ温度検出データは火災判断部8に与えられて火災判断
が行われる。火災判断部8はプリアラーム判断と本来の
火災判断との2段階の火災判断を行う。また、アナログ
温度検出信号に対し従来の定温式熱感知器に相当する定
温式火災判断と従来の差動式熱感知器に相当する差動式
火災判断の2種類を行う。この火災判断部8の詳細は図
3を参照して後の説明で明らかにする。
り一定周期毎にアナログ熱感知器3より得られたアナロ
グ温度検出データは火災判断部8に与えられて火災判断
が行われる。火災判断部8はプリアラーム判断と本来の
火災判断との2段階の火災判断を行う。また、アナログ
温度検出信号に対し従来の定温式熱感知器に相当する定
温式火災判断と従来の差動式熱感知器に相当する差動式
火災判断の2種類を行う。この火災判断部8の詳細は図
3を参照して後の説明で明らかにする。
【0026】火災判断部8による判断結果は主制御部9
に与えられ、プリアラーム判断であれば表示操作部10
にプリアラームの出力を行わせ、また本来の火災判断で
あれば表示操作部10に警報出力を行わせ、更に移報部
12を通じて外部に判断結果を送出する。表示操作部1
0はアナログ受信機1の運用に必要な各種の操作機能と
プリアラーム及び本警報の際の表示機能を備える。また
設定部11は火災判断部8における火災判断に必要な各
種の設定値の設定等を行う。
に与えられ、プリアラーム判断であれば表示操作部10
にプリアラームの出力を行わせ、また本来の火災判断で
あれば表示操作部10に警報出力を行わせ、更に移報部
12を通じて外部に判断結果を送出する。表示操作部1
0はアナログ受信機1の運用に必要な各種の操作機能と
プリアラーム及び本警報の際の表示機能を備える。また
設定部11は火災判断部8における火災判断に必要な各
種の設定値の設定等を行う。
【0027】図3は図1のアナログ受信機1に設けた火
災判断部8の実施例構成図である。図3において14は
CPUであり、定温火災判断手段15,定温プリアラー
ム判断手段16,温度差火災判断手段17及び温度差プ
リアラーム判断手段18の各機能をプログラム制御によ
り実現している。CPU14の内部バスには制御プログ
ラムを格納したROM19、火災判断に必要な各種のデ
ータを一時的に記憶するRAM20、定温火災レベル及
び定温プリアラームレベルを格納した第1テーブル2
1、火災温度差及びプリアラーム温度差を格納した第2
テーブル22、端末伝送部用インタフェース23及び主
制御部用インタフェース24が接続される。
災判断部8の実施例構成図である。図3において14は
CPUであり、定温火災判断手段15,定温プリアラー
ム判断手段16,温度差火災判断手段17及び温度差プ
リアラーム判断手段18の各機能をプログラム制御によ
り実現している。CPU14の内部バスには制御プログ
ラムを格納したROM19、火災判断に必要な各種のデ
ータを一時的に記憶するRAM20、定温火災レベル及
び定温プリアラームレベルを格納した第1テーブル2
1、火災温度差及びプリアラーム温度差を格納した第2
テーブル22、端末伝送部用インタフェース23及び主
制御部用インタフェース24が接続される。
【0028】CPU14に設けた定温火災判断手段15
はアナログ熱感知器から送られてきたアナログ温度検出
信号Taを所定の定温火災レベル(火災温度レベル)T
Aと比較し、定温火災レベルTAを超えた際に火災と判
断する。また、定温プリアラーム判断手段16はアナロ
グ熱感知器から送られてきたアナログ温度検出信号Ta
を定温火災レベルTAより低い所定の定温プリアラーム
レベル(プリアラーム温度レベル)Tpと比較し、定温
プリアラームレベルTpを超えた際にプリアラームと判
断する。
はアナログ熱感知器から送られてきたアナログ温度検出
信号Taを所定の定温火災レベル(火災温度レベル)T
Aと比較し、定温火災レベルTAを超えた際に火災と判
断する。また、定温プリアラーム判断手段16はアナロ
グ熱感知器から送られてきたアナログ温度検出信号Ta
を定温火災レベルTAより低い所定の定温プリアラーム
レベル(プリアラーム温度レベル)Tpと比較し、定温
プリアラームレベルTpを超えた際にプリアラームと判
断する。
【0029】この定温火災判断手段15及び定温プリア
ラーム判断手段16で使用される定温火災レベルTAと
定温プリアラームレベルTpは第1テーブル21に格納
され、第1テーブル21は図4に取り出して示す構成を
有する。図4において、第1テーブル21には定温要素
No.0〜7の8グループに分けて定温火災レベルTA
と対応する定温プリアラームレベルTpの数値の組合せ
が格納されている。例えば定温要素No.0にあって
は、定温火災レベルTA=65℃であり、定温プリアラ
ームレベルTpはそれより低いTp=55℃に設定され
ている。
ラーム判断手段16で使用される定温火災レベルTAと
定温プリアラームレベルTpは第1テーブル21に格納
され、第1テーブル21は図4に取り出して示す構成を
有する。図4において、第1テーブル21には定温要素
No.0〜7の8グループに分けて定温火災レベルTA
と対応する定温プリアラームレベルTpの数値の組合せ
が格納されている。例えば定温要素No.0にあって
は、定温火災レベルTA=65℃であり、定温プリアラ
ームレベルTpはそれより低いTp=55℃に設定され
ている。
【0030】この第1テーブル21の使い方としては、
図1に示した熱感知器3の設置場所の状況に応じ定温要
素No.0〜7のいずれか1つを例えばアナログ受信機
1に設けた設定部11により設定することで、感知器単
位に指定した定温要素No.に対応する定温火災レベル
TAの値が定温火災判断手段15に設定され、また定温
プリアラームレベルTpが定温プリアラーム判断手段1
6に設定される。
図1に示した熱感知器3の設置場所の状況に応じ定温要
素No.0〜7のいずれか1つを例えばアナログ受信機
1に設けた設定部11により設定することで、感知器単
位に指定した定温要素No.に対応する定温火災レベル
TAの値が定温火災判断手段15に設定され、また定温
プリアラームレベルTpが定温プリアラーム判断手段1
6に設定される。
【0031】次に温度差火災判断手段17は、前回の参
照温度とアナログ温度検出信号に基づいて今回の参照温
度Tzを演算し、アナログ熱感知器3から送られてきた
アナログ温度検出信号Taと今回の参照温度Tzとの温
度差DTが所定の火災温度差DTfより大きければ火災
と判断する。この温度差火災判断手段17における参照
温度Tzの演算は次のようにして行われる。
照温度とアナログ温度検出信号に基づいて今回の参照温
度Tzを演算し、アナログ熱感知器3から送られてきた
アナログ温度検出信号Taと今回の参照温度Tzとの温
度差DTが所定の火災温度差DTfより大きければ火災
と判断する。この温度差火災判断手段17における参照
温度Tzの演算は次のようにして行われる。
【0032】この実施例にあっては、定常監視状態にお
いて、アナログ熱感知器からのアナログ温度検出信号T
aを5秒毎にサンプリングしてRAM20に蓄え、この
サンプリングにより得られたアナログ温度検出信号Ta
を使用して参照温度を求める演算を行う。ここで、既に
演算されている前回の参照温度をTz(0) 、即ち現時点
より5秒前に演算した参照温度とすると、新しい参照温
度Tz(1) は次式により計算する。 Tz(1) =Tz(0) +[Ta−Tz(0) ]×R ・・・(1) 但し、Taは今回の検出温度 Tz(0) は前回の参照温度 Tz(1) は今回の参照温度 Rは補正率で例えば0.03を使用 この(1)式により参照温度Tz(1) はその値が検出温
度Taに徐々に近づくように補正される。即ち、検出温
度Taと参照温度Tz(1) の差は検出温度Taがゆっく
り変化する場合は大変小さいが、検出温度Taが急激に
変化する場合は大きな値となる。
いて、アナログ熱感知器からのアナログ温度検出信号T
aを5秒毎にサンプリングしてRAM20に蓄え、この
サンプリングにより得られたアナログ温度検出信号Ta
を使用して参照温度を求める演算を行う。ここで、既に
演算されている前回の参照温度をTz(0) 、即ち現時点
より5秒前に演算した参照温度とすると、新しい参照温
度Tz(1) は次式により計算する。 Tz(1) =Tz(0) +[Ta−Tz(0) ]×R ・・・(1) 但し、Taは今回の検出温度 Tz(0) は前回の参照温度 Tz(1) は今回の参照温度 Rは補正率で例えば0.03を使用 この(1)式により参照温度Tz(1) はその値が検出温
度Taに徐々に近づくように補正される。即ち、検出温
度Taと参照温度Tz(1) の差は検出温度Taがゆっく
り変化する場合は大変小さいが、検出温度Taが急激に
変化する場合は大きな値となる。
【0033】更に、温度差プリアラーム手段18は前記
(1)式で演算された参照温度とアナログ熱感知器3か
ら送られてきたアナログ温度検出信号Taとの温度差が
火災温度差DTfより小さい所定のプリアラーム温度差
DTpより大きい場合にプリアラームと判断する。温度
差火災判断手段17及び温度差プリアラーム判断手段1
8で使用される火災温度差及びプリアラーム温度差は第
2テーブル22に格納されており、第2テーブル22は
図5に示す構成を有する。
(1)式で演算された参照温度とアナログ熱感知器3か
ら送られてきたアナログ温度検出信号Taとの温度差が
火災温度差DTfより小さい所定のプリアラーム温度差
DTpより大きい場合にプリアラームと判断する。温度
差火災判断手段17及び温度差プリアラーム判断手段1
8で使用される火災温度差及びプリアラーム温度差は第
2テーブル22に格納されており、第2テーブル22は
図5に示す構成を有する。
【0034】図5は差動要素No.0〜2の各グループ
毎に火災温度差DTfとプリアラーム温度差DTpを組
み合わせた値を格納している。この実施例では差動要素
No.1に従来の差動スポット型熱感知器の1種相当に
対応する火災温度差DTf=10degとそのプリアラ
ーム温度差DTp=7.5degを格納し、また差動要
素No.2に従来の差動スポット型熱感知器2種相当と
なる火災温度差DTf=15degとそのプリアラーム
温度差DTp=10degを格納している。また差動要
素No.0は空けている。即ち、この際は定温火災判断
だけが成されることになる。
毎に火災温度差DTfとプリアラーム温度差DTpを組
み合わせた値を格納している。この実施例では差動要素
No.1に従来の差動スポット型熱感知器の1種相当に
対応する火災温度差DTf=10degとそのプリアラ
ーム温度差DTp=7.5degを格納し、また差動要
素No.2に従来の差動スポット型熱感知器2種相当と
なる火災温度差DTf=15degとそのプリアラーム
温度差DTp=10degを格納している。また差動要
素No.0は空けている。即ち、この際は定温火災判断
だけが成されることになる。
【0035】次に図6のフローチャートを参照して図3
の実施例による火災判断処理を説明する。図6におい
て、まずステップS1でアナログ熱感知器3からのアナ
ログデータ(アナログ温度検出信号)Taを入力する。
続いてステップS2に進み、定温火災レベルTAと入力
したアナログデータTaを比較する。アナログデータT
aが定温火災レベルTA以上であればステップS9に進
み、火災と判定して火災警報等の所定の処理を行う。
の実施例による火災判断処理を説明する。図6におい
て、まずステップS1でアナログ熱感知器3からのアナ
ログデータ(アナログ温度検出信号)Taを入力する。
続いてステップS2に進み、定温火災レベルTAと入力
したアナログデータTaを比較する。アナログデータT
aが定温火災レベルTA以上であればステップS9に進
み、火災と判定して火災警報等の所定の処理を行う。
【0036】ステップS1でアナログデータTaが定温
火災レベルTA未満であればステップS3に進み、参照
温度の演算に使用するサンプリング周期として定めた5
秒周期の経過を判別する。5秒周期に達するまでは再び
S1に戻ってアナログデータTaを入力し、ステップS
2で定温火災レベルTAとの比較を行う。このため、ス
テップS1〜S3における定温火災判断は図1に示した
アナログ受信機1の端末伝送部7によるアナログ熱感知
器3を含む端末のポーリング周期毎に1つのアナログ熱
感知器の処理が繰り返されることになる。
火災レベルTA未満であればステップS3に進み、参照
温度の演算に使用するサンプリング周期として定めた5
秒周期の経過を判別する。5秒周期に達するまでは再び
S1に戻ってアナログデータTaを入力し、ステップS
2で定温火災レベルTAとの比較を行う。このため、ス
テップS1〜S3における定温火災判断は図1に示した
アナログ受信機1の端末伝送部7によるアナログ熱感知
器3を含む端末のポーリング周期毎に1つのアナログ熱
感知器の処理が繰り返されることになる。
【0037】ステップS3で5秒周期に達するとステッ
プS4に進み、そのとき入力したアナログデータTaと
5秒前に演算された参照温度Tz(0) を用いて前記
(1)式に従って新たな参照温度Tz(1) を演算して更
新する。続いてステップS5で新たに演算した参照温度
Tz(1) とRAM20に格納しているステップS1で入
力したアナログデータTaとの差DTを計算する。
プS4に進み、そのとき入力したアナログデータTaと
5秒前に演算された参照温度Tz(0) を用いて前記
(1)式に従って新たな参照温度Tz(1) を演算して更
新する。続いてステップS5で新たに演算した参照温度
Tz(1) とRAM20に格納しているステップS1で入
力したアナログデータTaとの差DTを計算する。
【0038】続いてステップS6に進み、計算した温度
差DTを火災温度差DTfと比較し、火災温度差DTf
以上であればステップS10に進み、火災判定処理を行
う。火災温度差DTf未満であればステップS7に進
み、計算された温度差DTをプリアラーム温度差DTp
と比較し、プリアラーム温度差DTp以上であればステ
ップS11に進み、プリアラーム判定処理を行う。
差DTを火災温度差DTfと比較し、火災温度差DTf
以上であればステップS10に進み、火災判定処理を行
う。火災温度差DTf未満であればステップS7に進
み、計算された温度差DTをプリアラーム温度差DTp
と比較し、プリアラーム温度差DTp以上であればステ
ップS11に進み、プリアラーム判定処理を行う。
【0039】ステップS7でプリアラーム温度差DTp
未満であれば、今回入力したアナログデータTaと定温
プリアラームレベルTpを比較し、定温プリアラームレ
ベルTp以上であればステップS12に進み、プリアラ
ーム判定処理を行う。定温プリアラームレベルTp未満
であれば再びステップS1に戻り、同様な処理を繰り返
す。
未満であれば、今回入力したアナログデータTaと定温
プリアラームレベルTpを比較し、定温プリアラームレ
ベルTp以上であればステップS12に進み、プリアラ
ーム判定処理を行う。定温プリアラームレベルTp未満
であれば再びステップS1に戻り、同様な処理を繰り返
す。
【0040】図7は本発明の他の実施例を示した実施例
構成図であり、この実施例にあっては、中継盤側に本発
明の火災判断を行う機能をもたせたことを特徴とする。
図7において、アナログ受信機1には図1の端末伝送部
7及び火災判断部8に代わって幹線伝送部26が設けら
れる。幹線伝送部26からは幹線25が引き出され、幹
線25に対しては1または複数のアナログ中継盤30が
接続される。
構成図であり、この実施例にあっては、中継盤側に本発
明の火災判断を行う機能をもたせたことを特徴とする。
図7において、アナログ受信機1には図1の端末伝送部
7及び火災判断部8に代わって幹線伝送部26が設けら
れる。幹線伝送部26からは幹線25が引き出され、幹
線25に対しては1または複数のアナログ中継盤30が
接続される。
【0041】アナログ中継盤30には端末伝送部7,火
災判断部8,幹線伝送部27及び電源部28が設けられ
る。アナログ中継盤30の端末伝送部7からは電源兼用
信号線2が引き出され、電源兼用信号線2にアナログ熱
感知器3及び中継器4を接続している。端末伝送部7は
図2のタイムチャートに示した方式によりアナログ熱感
知器3を順次呼び出してアナログ温度検出信号を返送さ
せる。
災判断部8,幹線伝送部27及び電源部28が設けられ
る。アナログ中継盤30の端末伝送部7からは電源兼用
信号線2が引き出され、電源兼用信号線2にアナログ熱
感知器3及び中継器4を接続している。端末伝送部7は
図2のタイムチャートに示した方式によりアナログ熱感
知器3を順次呼び出してアナログ温度検出信号を返送さ
せる。
【0042】火災判断部8は図3〜図6に示したと同じ
構成及び処理を行う。アナログ中継盤30の火災判断部
8でプリアラーム判断あるいは火災判断が行われると、
この判断結果は幹線伝送部27より幹線25を介してア
ナログ受信機1の幹線伝送部26に送られ、主制御部9
で判断結果を受けて表示操作部10による火災警報出力
や移報部12による移報出力が行われる。
構成及び処理を行う。アナログ中継盤30の火災判断部
8でプリアラーム判断あるいは火災判断が行われると、
この判断結果は幹線伝送部27より幹線25を介してア
ナログ受信機1の幹線伝送部26に送られ、主制御部9
で判断結果を受けて表示操作部10による火災警報出力
や移報部12による移報出力が行われる。
【0043】尚、上記の実施例はアナログ受信機1また
はアナログ中継盤30の火災判断部8として、図3に示
したように定温火災判断手段15,定温プリアラーム判
断手段16,温度差火災判断手段17及び温度差プリア
ラーム判断手段18の全てを設けた場合を例にとるもの
であったが、定温式火災判断の機能をもたせるために定
温火災判断手段15と定温プリアラーム判断手段16の
みを設けてもよいし、差動式火災判断機能をもたせるた
めに温度差火災判断手段17と温度差プリアラーム判断
手段18のみを設けるようにしてもよい。
はアナログ中継盤30の火災判断部8として、図3に示
したように定温火災判断手段15,定温プリアラーム判
断手段16,温度差火災判断手段17及び温度差プリア
ラーム判断手段18の全てを設けた場合を例にとるもの
であったが、定温式火災判断の機能をもたせるために定
温火災判断手段15と定温プリアラーム判断手段16の
みを設けてもよいし、差動式火災判断機能をもたせるた
めに温度差火災判断手段17と温度差プリアラーム判断
手段18のみを設けるようにしてもよい。
【0044】更に、定温プリアラーム判断手段15及び
温度差プリアラーム判断手段18を設けずに定温火災判
断手段15と温度差火災判断手段17、あるいはいずれ
か一方のみを設けるようにしてもよい。また、上記の実
施例にあっては、図2のタイムチャートに示したよう
に、アナログ受信機1あるいはアナログ中継盤30より
呼出クロックを送出して端末側で計数させ、計数値と予
め割り当てたアドレス番号との一致で自己の呼出しを判
別してアナログ温度検出信号を送出させているが、アド
レス及びコマンドを端末側に送り、自己の呼出しを判別
した端末が同じくコマンド応答データを返送するデータ
伝送方式としてもよいことは勿論である。
温度差プリアラーム判断手段18を設けずに定温火災判
断手段15と温度差火災判断手段17、あるいはいずれ
か一方のみを設けるようにしてもよい。また、上記の実
施例にあっては、図2のタイムチャートに示したよう
に、アナログ受信機1あるいはアナログ中継盤30より
呼出クロックを送出して端末側で計数させ、計数値と予
め割り当てたアドレス番号との一致で自己の呼出しを判
別してアナログ温度検出信号を送出させているが、アド
レス及びコマンドを端末側に送り、自己の呼出しを判別
した端末が同じくコマンド応答データを返送するデータ
伝送方式としてもよいことは勿論である。
【0045】更に、上記の実施例における差動式火災判
断で参照温度を演算して求めた温度差から火災を判断す
る方法については、特開昭64−55696号に示され
る。
断で参照温度を演算して求めた温度差から火災を判断す
る方法については、特開昭64−55696号に示され
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の火災判
断方法及び装置によれば、アナログ熱感知器から送られ
てきたアナログ温度検出信号に対し定温式の火災判断と
差動式の火災判断という2種類の複合判断が行われ、急
激な温度上昇を伴う火災や緩やかに温度が上昇する火災
のいずれについても確実に火災を検知することができ
る。
断方法及び装置によれば、アナログ熱感知器から送られ
てきたアナログ温度検出信号に対し定温式の火災判断と
差動式の火災判断という2種類の複合判断が行われ、急
激な温度上昇を伴う火災や緩やかに温度が上昇する火災
のいずれについても確実に火災を検知することができ
る。
【0047】また、定温式火災判断及び差動式火災判断
のいずれについてもプリアラーム温度レベル及びプリア
ラーム温度差を設定することでプリアラームの出力で本
来の火災判断が行われるまでに余裕時間があることか
ら、火災発生に対処する準備作業に入ることができ、本
来の火災警報が出されたときの措置を迅速に行うことが
できる。
のいずれについてもプリアラーム温度レベル及びプリア
ラーム温度差を設定することでプリアラームの出力で本
来の火災判断が行われるまでに余裕時間があることか
ら、火災発生に対処する準備作業に入ることができ、本
来の火災警報が出されたときの措置を迅速に行うことが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示した実施例構成図
【図2】図1のアナログ受信機によるアナログ熱感知器
の呼出処理を示したタイムチャート
の呼出処理を示したタイムチャート
【図3】図1の火災判断部の実施例構成図
【図4】図3の定温テーブルの説明図
【図5】図3の差動テーブルの説明図
【図6】図3の火災判断の処理を示したフローチャート
【図7】本発明の他の実施例を示した実施例構成図
1:アナログ受信機 2,5:電源兼用信号線 3:アナログ熱感知器 4:中継器 6:オン・オフ型熱感知器 7:端末伝送部 8:火災判断部 9:主制御部 10:表示操作部 11:設定部 12:移報部 13,28:電源部 14:CPU 15:定温火災判断手段 16:定温プリアラーム判断手段 17:温度差火災判断手段 18:温度差プリアラーム判断手段 19:ROM 20:RAM 21:第1テーブル 22:第2テーブル 23:端末伝送部用インタフェース 24:主制御部用インタフェース 25:幹線 26,27:幹線伝送部 30:アナログ中継盤
Claims (8)
- 【請求項1】受信機から引き出された信号線に1又は複
数のアナログ熱感知器を接続し、該アナログ熱感知器で
検出された火災に伴うアナログ温度検出信号を受信機に
送って火災を判断する熱アナログ式火災判断方法に於い
て、 前記アナログ熱感知器から送られてきたアナログ温度検
出信号を所定の火災温度レベルと比較し、該火災温度レ
ベルを越えた際に火災と判断し、 また前回の参照温度とアナログ温度検出信号に基づいて
今回の参照温度を演算し、前記アナログ熱感知器から送
られてきたアナログ温度検出信号と前記今回の参照温度
との温度差が所定の火災温度差より大きい場合に火災と
判断することを特徴とする熱アナログ式火災判断方法。 - 【請求項2】請求項1記載の熱アナログ式火災判断方法
に於いて、 更に、前記アナログ熱感知器から送られてきたアナログ
温度検出信号を前記火災温度レベルより低い所定のプリ
アラーム温度レベルと比較し、該プリアラーム温度レベ
ルを越えた際にプリアラームと判断することを特徴とす
る熱アナログ式火災判断方法。 - 【請求項3】請求項1記載の熱アナログ式火災判断方法
に於いて、 更に、前記アナログ熱感知器から送られてきたアナログ
温度検出信号と前記今回の参照温度との温度差が前記火
災温度差より小さい所定のプリアラーム温度差より大き
い場合にプリアラームと判断することを特徴とする熱ア
ナログ式火災判断方法。 - 【請求項4】請求項1、請求項2及び請求項3記載の熱
アナログ式火災判断方法に於いて、 受信機から引き出された信号線に中継盤を介して1又は
複数のアナログ熱感知器を接続し、前記中継盤でプリア
ラーム判断及び火災判断を行うことを特徴とする煙アナ
ログ式火災判断方法。 - 【請求項5】受信機から引き出された信号線に1又は複
数のアナログ熱感知器を接続し、該アナログ熱感知器で
検出された火災に伴うアナログ温度検出信号を受信機に
送って火災を判断する熱アナログ式火災判断装置に於い
て、 前記アナログ熱感知器から送られてきたアナログ温度検
出信号を所定のプリアラーム温度レベルと比較し、該プ
リアラーム温度レベルを越えた際にプリアラームと判断
する定温プリアラーム判断手段と、 前記アナログ熱感知器から送られてきたアナログ温度検
出信号を前記プリアラーム温度レベルより高い所定の火
災温度レベルと比較し、該火災温度レベルを越えた際に
火災と判断する定温火災判断手段と、 前回の参照温度とアナログ温度検出信号に基づいて今回
の参照温度を演算し、前記アナログ熱感知器から送られ
てきたアナログ温度検出信号と前記今回の参照温度との
温度差が所定のプリアラーム温度差より大きい場合にプ
リアラームと判断する温度差プリアラーム手段と、 前記アナログ熱感知器から送られてきたアナログ温度検
出信号と前記今回の参照温度との温度差が前記プリアラ
ーム温度差より高い所定の火災温度差より大きい場合に
火災と判断する温度差火災判断手段と、を備えたことを
特徴とする熱アナログ式火災判断装置。 - 【請求項6】請求項5記載の熱アナログ式火災判断装置
に於いて、 受信機から引き出された信号線に中継盤を介して1又は
複数のアナログ熱感知器を接続し、前記中継盤に前記定
温及び温度差プリアラーム判断手段並びに定温及び温度
差火災判断手段を設けたことを特徴とする熱アナログ式
火災判断装置。 - 【請求項7】請求項5及び請求項6記載の火災判断装置
に於いて、 前記アナログ熱感知器毎に、プリアラーム温度レベル、
火災温度レベル、プリアラーム温度差及び火災温度差を
設定すると共に該設定値を変更可能としたことを特徴と
する火災判断装置。 - 【請求項8】請求項1記載の火災判断装置に於いて、火
災温度レベルとプリアラーム温度レベルを1グループと
して値の異なる複数グループを定め、該複数グループの
中のいずれか1つを選択することで前記定温火災判断手
段で使用する火災温度レベル及び前記定温プリアラーム
手段で使用するプリアラーム温度レベルを設定し、 また火災温度差とプリアラーム温度差を1グループとし
て値の異なる複数グループを定め、該複数グループの中
のいずれか1つを選択することで前記温度差火災判断手
段で使用する火災温度差及び前記温度差プリアラーム手
段で使用するプリアラーム温度差を設定することを特徴
とする火災判断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24860691A JPH0589382A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 熱アナログ式火災判断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24860691A JPH0589382A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 熱アナログ式火災判断方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589382A true JPH0589382A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17180617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24860691A Pending JPH0589382A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 熱アナログ式火災判断方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0589382A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021057839A1 (zh) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 青鸟消防股份有限公司 | 温度探测器、感温火灾探测系统及其布置方法、控制方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0232498A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 火災検出方法及び装置 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP24860691A patent/JPH0589382A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0232498A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 火災検出方法及び装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021057839A1 (zh) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 青鸟消防股份有限公司 | 温度探测器、感温火灾探测系统及其布置方法、控制方法 |
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