JPH0589496U - エアフロート式テンションバー装置 - Google Patents

エアフロート式テンションバー装置

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JPH0589496U
JPH0589496U JP3769192U JP3769192U JPH0589496U JP H0589496 U JPH0589496 U JP H0589496U JP 3769192 U JP3769192 U JP 3769192U JP 3769192 U JP3769192 U JP 3769192U JP H0589496 U JPH0589496 U JP H0589496U
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睦了 甲斐
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の寿命を長くする。 【構成】 内部に中空部14を有し且つアーチ状に折曲
げ形成された皺延ばしバー15と、該アーチ状の皺延ば
しバー15の凸側に穿設され一端が前記中空部14に開
口するとともに他端が前記皺延ばしバー15の外方へ開
口する複数の空気孔18と、前記中空部14を少くとも
軸線方向に対して直交する方向へ向いた仕切板19,2
0により区画することにより形成された複数の空気室1
4−a,14−b,14−c,14−dと、該空気室1
4−a,14−b,14−c,14−dへ夫々別個に空
気12を送給する空気供給手段16−A,16−B,1
6−C,16−Dを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は製紙仕上工程で紙の皺をとるために使用されるエアフロート式テンシ ョンバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
製紙仕上工程で紙の皺をとる従来の装置としては、例えば図6に示すような空 冷式エキスパンダロール装置1がある。而して該空冷式エキスパンダロール装置 1は、アーチ状に折曲げ形成されて、両端部をブラケット2に支持され且つ軸線 方向Dへ向けて空気導入路3が穿設された固定軸4を備え、該固定軸4の外周に は、軸線方向Dへ所要の間隔で複数のベアリング5が嵌合され、該ベアリング5 ,5間或いは前記固定軸4の軸線方向両端部に嵌合されたベアリング5の軸線方 向Dの外方には、回転止めキー6により前記固定軸4に嵌合、固定された環状の ディスタンスピース7が配置され、前記各ベアリング5の外周には、夫々内部に 環状空間8を有する環状の回転子9が嵌合され、該回転子9の外周には、該各回 転子9と一体に回転し得るよう、略前記固定軸4の両端部間に亘って延びる筒状 のゴムカバー10が嵌合されている。
【0003】 なお、図中11は前記ゴムカバー10の外周に巻掛けられた紙である。
【0004】 上述の空冷式エキスパンダロール装置1においては、紙11がゴムカバー10 に巻掛けられて送給されるとともに、ゴムカバー10及び回転子9が一体的に回 転し、ゴムカバー10の凸状の側において紙11の皺延ばしが行われる。又、こ の際、固定軸4の空気導入路3には空気12が送給され冷却が行われる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の空冷式エキスパンダロール装置1にあっては、ア ーチ状の固定軸4にベアリング5を嵌合しているため、組付け時のことを考慮し てベアリング5の内周と固定軸4の外周との間のクリアランスは、ある程度大き くする必要があり、このため、ロールが回転するとロールの振動が生じやすく、 その振動に伴ってベアリング5が発熱して損傷の原因になり、又、ゴムカバー1 0が蓄熱現象をおこして変形歪を発生する。そこで、これを防止するため上述の ように空気12を空気導入路3内に送り込んでロールを冷却しているが、この場 合には固定軸4のみの冷却のため全体を十分に冷却することができない。
【0006】 本考案は、上述の問題点に着目してなしたもので、製紙仕上工程で紙の皺をと る際に従来装置のごとくベアリング等の回転部がなく、又回転に伴う発熱による ベアリングの損傷がないエアフロート式テンションバー装置を提供することを目 的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
内部に中空部を有し且つアーチ状に折曲げ形成された皺延ばしバーと、該アー チ状の皺延ばしバーの凸側に穿設され一端が前記中空部に開口するとともに他端 が前記皺延ばしバーの外方へ開口する複数の空気孔と、前記中空部を少くとも軸 線方向に対して直交する方向へ向いた仕切板により区画することにより形成され た複数の空気室と、該空気室へ夫々別個に空気を送給する空気供給手段を設けた ものである。
【0008】
【作用】
空気は空気供給管を経て、空気供給孔から空気室へ導入され、次いで空気室か ら空気孔を経て皺延ばしバーの外周に吹出され、皺延ばしバーの凸状側に巻掛け られた紙を浮上、支持させることにより、紙に張力を付与し皺が除去される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0010】 図1〜図5は本考案の一実施例である。
【0011】 エアフロート式テンションバー装置13は軸線方向Dへ貫通する中空部14を 有し、且つアーチ状に折り曲げ形成された皺延ばしバー15と、該皺延ばしバー 15の前記軸線方向D両端部において前記中空部14に嵌入されるとともに溶接 により前記皺延ばしバー15に固定され、しかも前記軸線方向Dへ貫通して前記 中空部14に連通する中空部16を有する軸部17を備えており、前記皺延ばし バー15は前記軸部17を介してブラケット2に支持されている。
【0012】 前記皺延ばしバー15の凸状側には、肉厚部を径方向へ貫通する複数の空気孔 18が穿設され、該空気孔18の一端は前記中空部14へ向って開口し、他端は 前記皺延ばしバー15の径方向外方へ向って開口している。
【0013】 前記皺延ばしバー15の前記中空部14の前記軸線方向Dに対して直交する方 向に向いた垂直仕切板19が固着され、前記皺延ばしバー15の前記中空部14 の前記垂直仕切板19と左右の軸部17との間には、前記垂直仕切板19と略平 行で且つ前記中空部14の径方向中心部位置近傍まで延びる垂直仕切板20,2 0が固着されている。又、該各垂直仕切板20,20と前記皺延ばしバー15の 前記空気孔18を穿設した側の内周との間には、隣り合う前記中空部14どうし が連通するよう隙間21が形成されている。
【0014】 前記垂直仕切板20,20の前記中空部14中心側の端部には水平仕切板22 ,22が固着されており、該水平仕切板22,22は前記皺延ばしバー15の前 記中空部14から前記軸部17の前記中空部16へ延び、前記垂直仕切板20, 20により区画された皺延ばしバー15の左右の中空部14,14及び軸部17 の中空部16,16を夫々上下の中空部に区画している。
【0015】 而して、前記皺延ばしバー15の前記中空部14内には、左右の軸部17の中 空部16において夫々上下に区画され形成された空気供給孔16−a,16−b ,16−c,16−dと連通する4つの空気室14−a,14−b,14−c, 14dが形成されている。
【0016】 なお、図中、V1,V2,V3,V4は前記空気供給孔16−a,16−b,16 −c,16−dに接続された空気供給管16−A,16−B,16−C,16− Dに接続される空気12の流量を調整するバルブ、23は前記皺延ばしバー15 のアーチ状の曲げを変更するためのウォームギヤ装置等の弧高変更装置、11は 前記皺延ばしバー15の凸状側に巻掛けられた帯状の紙である。
【0017】 運転時には、前記紙11は前記皺延ばしバー15の凸状側に巻掛けられて送給 される。又前記空気12は前記空気供給管16−A,16−B,16−C,16 −Dを経て前記空気供給孔16−a,16−b,16−c,16−dから前記空 気室14−a,14−b,14−c,14−dへ導入され、該空気室14−a, 14−b,14−c,14−dから前記空気孔18を経て前記皺延ばしバー15 の外周に吐出され、前記紙11を浮上、支持させることにより、該紙11に張力 を付与し、皺が除去される。
【0018】 隣り合う空気室14−a,14−b,14−c,14−dは互に連通している ため、隣り合う該空気室14−a,14−b,14−c,14−d内の境界部の 圧力は略等しくなり、前記紙11に空気圧力のアンバランスによる皺が生じたり することもない。
【0019】 又、ベアリング等の回転部がないため、従来装置のごとく回転に伴う発熱によ るベアリングの損傷がなく、従って、エアフロート式テンションバー装置の寿命 が長くなる。
【0020】
【考案の効果】
本考案のエアフロート式テンションバー装置によれば、ベアリング等の回転部 がないため、回転に伴う発熱によるベアリングの損傷がなく、従って、装置の寿 命が長くなるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の切断正面図である。
【図2】図1のII方向断面図である。
【図3】図1のIII方向断面図である。
【図4】図1のIV方向断面図である。
【図5】弧高変更装置を含めて表した図1の平面図であ
る。
【図6】従来の空冷式エキスパンダロール装置の一例を
示す切断正面図である。
【符号の説明】
2 ブラケット 12 空気 13 エアフロート式テンションバー装置 14 中空部 14−a 空気室 14−b 空気室 14−c 空気室 14−d 空気室 15 皺延ばしバー 16 中空部 16−a 空気供給孔 16−b 空気供給孔 16−c 空気供給孔 16−d 空気供給孔 16−A 空気供給管 16−B 空気供給管 16−C 空気供給管 16−D 空気供給管 17 軸部 18 空気孔 19 垂直仕切板 20 垂直仕切板 21 隙間 22 水平仕切板 23 弧高変更装置 V1 バルブ V2 バルブ V3 バルブ V4 バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に中空部を有し且つアーチ状に折曲
    げ形成された皺延ばしバーと、該アーチ状の皺延ばしバ
    ーの凸側に穿設され一端が前記中空部に開口するととも
    に他端が前記皺延ばしバーの外方へ開口する複数の空気
    孔と、前記中空部を少くとも軸線方向に対して直交する
    方向へ向いた仕切板により区画することにより形成され
    た複数の空気室と、該空気室へ夫々別個に空気を送給す
    る空気供給手段を設けたことを特徴とするエアフロート
    式テンションバー装置。
JP1992037691U 1992-05-08 1992-05-08 エアフロート式テンションバー装置 Expired - Fee Related JP2582735Y2 (ja)

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