JPH0590178A - 機能性堆積膜の連続形成方法及び連続形成装置 - Google Patents
機能性堆積膜の連続形成方法及び連続形成装置Info
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- JPH0590178A JPH0590178A JP3277183A JP27718391A JPH0590178A JP H0590178 A JPH0590178 A JP H0590178A JP 3277183 A JP3277183 A JP 3277183A JP 27718391 A JP27718391 A JP 27718391A JP H0590178 A JPH0590178 A JP H0590178A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大面積、大容量に亘り均一にマイクロ波によ
る加熱領域を生起させる方法及び装置を提供すること
で、連続して安定性よく、高効率で、光電変換効率の高
い結晶性光起電力素子を形成し得る機能性堆積膜の連続
形成方法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】 堆積膜が形成された帯状部材101を連続的
に移動せしめながら、その途中で該帯状部材を側壁とす
る柱状の処理空間116を形成し、該処理空間にマイク
ロ波アプリケーター手段107,108によりマイクロ
波エネルギーを放射させることにより前記処理空間11
6の堆積膜の形成された側壁の加熱処理を行うマイクロ
波加熱工程を含む機能性堆積膜の連続形成方法及び装置
であって、前記マイクロ波エネルギーをマイクロ波の進
行方向に対して平行に放射させるようにしたマイクロ波
アプリケーター手段により前記マイクロ波エネルギーを
前記処理空間に放射することを特徴とする。
る加熱領域を生起させる方法及び装置を提供すること
で、連続して安定性よく、高効率で、光電変換効率の高
い結晶性光起電力素子を形成し得る機能性堆積膜の連続
形成方法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】 堆積膜が形成された帯状部材101を連続的
に移動せしめながら、その途中で該帯状部材を側壁とす
る柱状の処理空間116を形成し、該処理空間にマイク
ロ波アプリケーター手段107,108によりマイクロ
波エネルギーを放射させることにより前記処理空間11
6の堆積膜の形成された側壁の加熱処理を行うマイクロ
波加熱工程を含む機能性堆積膜の連続形成方法及び装置
であって、前記マイクロ波エネルギーをマイクロ波の進
行方向に対して平行に放射させるようにしたマイクロ波
アプリケーター手段により前記マイクロ波エネルギーを
前記処理空間に放射することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能性堆積膜の連続形
成方法及び形成装置に係わり、大面積に亘って均一なマ
イクロ波加熱領域を生起させ、これにより引き起される
固相成長反応により、予め形成された堆積膜を高品質化
させることによって大面積に亘って機能性堆積膜を連続
的に形成することが可能な機能性堆積膜の連続形成方法
及び装置に関する。より具体的には光起電力素子等の大
面積薄膜半導体デバイスの量産化を低コストで実現させ
得る方法及び装置に関する。
成方法及び形成装置に係わり、大面積に亘って均一なマ
イクロ波加熱領域を生起させ、これにより引き起される
固相成長反応により、予め形成された堆積膜を高品質化
させることによって大面積に亘って機能性堆積膜を連続
的に形成することが可能な機能性堆積膜の連続形成方法
及び装置に関する。より具体的には光起電力素子等の大
面積薄膜半導体デバイスの量産化を低コストで実現させ
得る方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題について世界的に注意が
注がれている。化石燃料による環境汚染、温暖化現象、
原子力発電の安全性の問題などから、地球にやさしくク
リーンなエネルギーの供給が望まれており、自然エネル
ギーを利用した、風力、潮力、地熱、太陽光発電に期待
が向けられている。中でも太陽光を利用した太陽電池に
よる発電方法は、太陽光が地球上いたるところに降り注
ぎ、エネルギー源の偏在が少なく、更に複雑な大型の設
備を必要としないことからより注目を集め盛んに研究開
発がなされている。太陽電池は、その重要な構成要素た
る半導体層に、いわゆるpn接合、pin接合等の半導
体接合が形成されている。それらの半導体接合は、導電
型の異なる半導体層を順次積層したり、一導電型の半導
体層中に異なる導電型のドーパントをイオン打込み法等
によって打込んだり、熱拡散によって拡散させたりする
ことにより達成される。
注がれている。化石燃料による環境汚染、温暖化現象、
原子力発電の安全性の問題などから、地球にやさしくク
リーンなエネルギーの供給が望まれており、自然エネル
ギーを利用した、風力、潮力、地熱、太陽光発電に期待
が向けられている。中でも太陽光を利用した太陽電池に
よる発電方法は、太陽光が地球上いたるところに降り注
ぎ、エネルギー源の偏在が少なく、更に複雑な大型の設
備を必要としないことからより注目を集め盛んに研究開
発がなされている。太陽電池は、その重要な構成要素た
る半導体層に、いわゆるpn接合、pin接合等の半導
体接合が形成されている。それらの半導体接合は、導電
型の異なる半導体層を順次積層したり、一導電型の半導
体層中に異なる導電型のドーパントをイオン打込み法等
によって打込んだり、熱拡散によって拡散させたりする
ことにより達成される。
【0003】この点を、前述した注目されているアモル
ファスシリコン等の薄膜半導体を用いた太陽電池につい
てみると、その作製においては、ホスフィン(P
H3)、ジボラン(B2H6)の等のドーパントとなる元
素を含む原料ガスを主原料ガスであるシラン等に混合し
てグロー放電分解することにより所望の導電型を有する
半導体膜が得られ、所望の基板上にこれらの半導体膜を
順次積層形成することによって容易に半導体接合が形成
できることが知られている。そしてこのことから、アモ
ルファスシリコン系の太陽電池を作製するについて、そ
の各々の半導体層形成用の独立した成膜室を設け、該成
膜室にて各々の半導体層の形成を行う方法が提案されて
いる。
ファスシリコン等の薄膜半導体を用いた太陽電池につい
てみると、その作製においては、ホスフィン(P
H3)、ジボラン(B2H6)の等のドーパントとなる元
素を含む原料ガスを主原料ガスであるシラン等に混合し
てグロー放電分解することにより所望の導電型を有する
半導体膜が得られ、所望の基板上にこれらの半導体膜を
順次積層形成することによって容易に半導体接合が形成
できることが知られている。そしてこのことから、アモ
ルファスシリコン系の太陽電池を作製するについて、そ
の各々の半導体層形成用の独立した成膜室を設け、該成
膜室にて各々の半導体層の形成を行う方法が提案されて
いる。
【0004】因に米国特許4,400,409号特許明
細書には、ロール・ツー・ロール(Roll to R
oll)方式を採用した連続プラズマCVD装置が開示
されている。この装置によれば、複数のグロー放電領域
を設け、所望の幅の十分に長い可撓性の基板を、該基板
が前記各グロー放電領域を順次貫通する経路に沿って配
置し、前記各グロー放電領域において必要とされる導電
型の半導体層を堆積形成しつつ、前記基板をその長手方
向に連続的に搬送せしめることによって、半導体接合を
有する素子を連続形成することができるとされている。
なお、該明細書においては、各半導体層形成時に用いる
ドーパントガスが他のグロー放電領域へ拡散、混入する
のを防止するにはガスゲートが用いられている。具体的
には、前記各グロー放電領域同志を、スリット状の分離
通路によって相互に分離し、さらに該分離通路に例えば
Ar,H2 等の掃気用ガスの流れを形成させる手段が採
用されている。こうしたことからこのロール・ツー・ロ
ール方式は、半導体素子の量産に適する方式であると言
えよう。
細書には、ロール・ツー・ロール(Roll to R
oll)方式を採用した連続プラズマCVD装置が開示
されている。この装置によれば、複数のグロー放電領域
を設け、所望の幅の十分に長い可撓性の基板を、該基板
が前記各グロー放電領域を順次貫通する経路に沿って配
置し、前記各グロー放電領域において必要とされる導電
型の半導体層を堆積形成しつつ、前記基板をその長手方
向に連続的に搬送せしめることによって、半導体接合を
有する素子を連続形成することができるとされている。
なお、該明細書においては、各半導体層形成時に用いる
ドーパントガスが他のグロー放電領域へ拡散、混入する
のを防止するにはガスゲートが用いられている。具体的
には、前記各グロー放電領域同志を、スリット状の分離
通路によって相互に分離し、さらに該分離通路に例えば
Ar,H2 等の掃気用ガスの流れを形成させる手段が採
用されている。こうしたことからこのロール・ツー・ロ
ール方式は、半導体素子の量産に適する方式であると言
えよう。
【0005】しかしながら、以上の各半導体層の形成は
RF(ラジオ周波数)を用いたプラズマCVD法によっ
て行われているため、連続的に形成される膜の特性を維
持しつつその膜堆積速度の向上を図るにはおのずと限界
がある。例えば、膜厚が高々5000Åの半導体層を形
成する場合であっても、所定のプラズマを相当長尺で、
大面積にわたって常時生起し、且つ該プラズマを均一に
維持する必要がある。ところが、そのようにするにはか
なりの熟練を必要とし、その為に関係する種々のプラズ
マ制御パラメーターを一般化するのは困難である。ま
た、用いる成膜用原料ガスの分解効率及び利用効率は低
く、生産コストを引き上げる要因の一つともなってい
る。
RF(ラジオ周波数)を用いたプラズマCVD法によっ
て行われているため、連続的に形成される膜の特性を維
持しつつその膜堆積速度の向上を図るにはおのずと限界
がある。例えば、膜厚が高々5000Åの半導体層を形
成する場合であっても、所定のプラズマを相当長尺で、
大面積にわたって常時生起し、且つ該プラズマを均一に
維持する必要がある。ところが、そのようにするにはか
なりの熟練を必要とし、その為に関係する種々のプラズ
マ制御パラメーターを一般化するのは困難である。ま
た、用いる成膜用原料ガスの分解効率及び利用効率は低
く、生産コストを引き上げる要因の一つともなってい
る。
【0006】また他に、特開昭61−288074号公
報には、改良されたロール・ツー・ロール方式を用いた
堆積膜形成装置が開示されている。この装置において
は、反応容器内に設置されたフレキシブルな連続シート
状基板の一部にホロ様たるみ部を形成し、この中に前記
反応容器とは異なる活性化空間にて生成された活性種及
び必要に応じて他の原料ガスを導入し熱エネルギーによ
り化学的相互作用を起こせしめ、前記ホロ様たるみ部を
形成しているシート状基板の内面に堆積膜を形成するこ
とを特徴としている。このようにホロ様たるみ部の内面
に堆積を行うことにより、装置のコンパクト化が可能と
なる。さらに、あらかじめ活性化された活性種を用いる
ので、従来の堆積膜形成装置に比較して成膜速度を早め
ることができる。
報には、改良されたロール・ツー・ロール方式を用いた
堆積膜形成装置が開示されている。この装置において
は、反応容器内に設置されたフレキシブルな連続シート
状基板の一部にホロ様たるみ部を形成し、この中に前記
反応容器とは異なる活性化空間にて生成された活性種及
び必要に応じて他の原料ガスを導入し熱エネルギーによ
り化学的相互作用を起こせしめ、前記ホロ様たるみ部を
形成しているシート状基板の内面に堆積膜を形成するこ
とを特徴としている。このようにホロ様たるみ部の内面
に堆積を行うことにより、装置のコンパクト化が可能と
なる。さらに、あらかじめ活性化された活性種を用いる
ので、従来の堆積膜形成装置に比較して成膜速度を早め
ることができる。
【0007】ところが、この装置はあくまで熱エネルギ
ーの存在下での化学的相互作用による堆積膜形成反応を
利用したものであり、更なる成膜速度の向上を図るに
は、活性種の導入量及び熱エネルギーの供給量を増やす
ことが必要である。しかし、熱エネルーギーを大量且つ
均一に供給する方法や、反応性の高い活性種を大量に発
生させて反応空間にロスなく導入する方法には限界があ
る。
ーの存在下での化学的相互作用による堆積膜形成反応を
利用したものであり、更なる成膜速度の向上を図るに
は、活性種の導入量及び熱エネルギーの供給量を増やす
ことが必要である。しかし、熱エネルーギーを大量且つ
均一に供給する方法や、反応性の高い活性種を大量に発
生させて反応空間にロスなく導入する方法には限界があ
る。
【0008】一方、最近注目されているのが、マイクロ
波を用いたプラズマプロセスである。マイクロ波は周波
数帯が短いため従来のRFを用いた場合よりもエネルギ
ー密度を高めることが可能であり、プラズマを効率良く
発生させ、持続させることに適している。
波を用いたプラズマプロセスである。マイクロ波は周波
数帯が短いため従来のRFを用いた場合よりもエネルギ
ー密度を高めることが可能であり、プラズマを効率良く
発生させ、持続させることに適している。
【0009】例えば、米国特許4,517,223号明
細書及び同第4,504,518号明細書には、低圧下
でのマイクロ波グロー放電プラズマ内で小面積の基体上
に薄膜を堆積形成させる方法が開示されている。該方法
によれば、低圧下でのプロセス故、膜特性の低下の原因
となる活性種のポリマリゼーションを防ぎ高品質の堆積
膜が得られるばかりでなく、プラズマ中でのポリシラン
等の粉末の発生を抑え、且つ、堆積速度の飛躍的向上が
図れるとされている。しかしながら、大面積に亘って均
一な堆積膜形成を行うにあたっての具体的開示はなされ
ていない。
細書及び同第4,504,518号明細書には、低圧下
でのマイクロ波グロー放電プラズマ内で小面積の基体上
に薄膜を堆積形成させる方法が開示されている。該方法
によれば、低圧下でのプロセス故、膜特性の低下の原因
となる活性種のポリマリゼーションを防ぎ高品質の堆積
膜が得られるばかりでなく、プラズマ中でのポリシラン
等の粉末の発生を抑え、且つ、堆積速度の飛躍的向上が
図れるとされている。しかしながら、大面積に亘って均
一な堆積膜形成を行うにあたっての具体的開示はなされ
ていない。
【0010】一方、米国特許第4,729,341号明
細書には、一対の放射型導波管アプリケーターを用いた
高パワープロセスによって、大面積の円筒形基体上に光
導電性半導体薄膜を堆積形成させる低圧マイクロ波プラ
ズマCVD法及び装置が開示されているが、大面積基体
としては円筒形の基体、即ち、電子写真用光受容体とし
てのドラムに限られており、大面積且つ長尺の基体への
適用はなされていない。
細書には、一対の放射型導波管アプリケーターを用いた
高パワープロセスによって、大面積の円筒形基体上に光
導電性半導体薄膜を堆積形成させる低圧マイクロ波プラ
ズマCVD法及び装置が開示されているが、大面積基体
としては円筒形の基体、即ち、電子写真用光受容体とし
てのドラムに限られており、大面積且つ長尺の基体への
適用はなされていない。
【0011】また、堆積膜の製造工程はバッチ式であっ
て、一回の仕込みで形成される堆積膜の量は限られてお
り、大面積の基板上に大量に堆積膜を連続して形成する
方法に関する開示はない。
て、一回の仕込みで形成される堆積膜の量は限られてお
り、大面積の基板上に大量に堆積膜を連続して形成する
方法に関する開示はない。
【0012】ところが、マイクロ波を用いたプラズマは
マイクロ波の波長が短いためエネルギーの不均一性が生
じやすく、基体の大面積化に対しては、解決されねばな
らない問題点が種々残されている。
マイクロ波の波長が短いためエネルギーの不均一性が生
じやすく、基体の大面積化に対しては、解決されねばな
らない問題点が種々残されている。
【0013】例えば、マイクロ波エネルギーの均一化に
対する有効な手段として遅波回路の利用があるが、該遅
波回路にはマイクロ波アプリケーターの横方向への距離
の増加に伴いプラズマのマイクロ波結合の急激な低下が
生じるといった独特の問題点を有している。そこで、こ
の問題点を解決する方策として例えば、米国特許第3,
814,983号明細書及び同第4,521,717号
明細書に開示されているように、被処理体と遅波回路と
の距離を変える基体の表面近傍でのエネルギー密度を均
一にする方法が試みられている。そして前者において
は、基体に対してある角度に遅波回路を傾斜させる必要
性があることが記載されているが、プラズマに対するマ
イクロ波エネルギーの伝達効率は満足のゆくものではな
い。また、後者にあっては、基体とは平行な面内に、非
平行に2つの遅波回路を設けることが開示されている。
即ち、マイクロ波アプリケーターの中央に垂直な平面同
志が、被処理基板に平行な面内で、且つ基板の移動方向
に対して直角な直線上で互いに交わるように配置するこ
とが望ましいこと、そして2つのアプリケーター間の干
渉を避けるため、アプリケーター同志を導波管のクロス
バーの半分の長さだけ基体の移動方向に対して横にずら
して配置することのそれぞれが開示されている。
対する有効な手段として遅波回路の利用があるが、該遅
波回路にはマイクロ波アプリケーターの横方向への距離
の増加に伴いプラズマのマイクロ波結合の急激な低下が
生じるといった独特の問題点を有している。そこで、こ
の問題点を解決する方策として例えば、米国特許第3,
814,983号明細書及び同第4,521,717号
明細書に開示されているように、被処理体と遅波回路と
の距離を変える基体の表面近傍でのエネルギー密度を均
一にする方法が試みられている。そして前者において
は、基体に対してある角度に遅波回路を傾斜させる必要
性があることが記載されているが、プラズマに対するマ
イクロ波エネルギーの伝達効率は満足のゆくものではな
い。また、後者にあっては、基体とは平行な面内に、非
平行に2つの遅波回路を設けることが開示されている。
即ち、マイクロ波アプリケーターの中央に垂直な平面同
志が、被処理基板に平行な面内で、且つ基板の移動方向
に対して直角な直線上で互いに交わるように配置するこ
とが望ましいこと、そして2つのアプリケーター間の干
渉を避けるため、アプリケーター同志を導波管のクロス
バーの半分の長さだけ基体の移動方向に対して横にずら
して配置することのそれぞれが開示されている。
【0014】ところで、大面積太陽電池の構成部材とし
てアモルファスシリコンに代わり、安定性に秀れた結晶
の研究が近年行われている。通産省指導によるサンシャ
イン計画の中で、CVD法によって堆積したアモルファ
スシリコン膜にPH3 をドーピングし、550℃〜60
0℃の低温で10時間から20時間加熱炉でアニールす
ることで結晶化を図っているがその結果として粒径1.
5μm程度、電子のHall移動度約200cm2 /v
・sを得るに至り、長波長吸収太陽電池の期待がもたれ
ているものの、大面積化に対しはアニール炉の大型化に
よる設備投資額の増大の問題、アニールプロセス時間の
増加による生産性及びコストへの懸案が今後解決せねば
ならない技術的問題点となっている。
てアモルファスシリコンに代わり、安定性に秀れた結晶
の研究が近年行われている。通産省指導によるサンシャ
イン計画の中で、CVD法によって堆積したアモルファ
スシリコン膜にPH3 をドーピングし、550℃〜60
0℃の低温で10時間から20時間加熱炉でアニールす
ることで結晶化を図っているがその結果として粒径1.
5μm程度、電子のHall移動度約200cm2 /v
・sを得るに至り、長波長吸収太陽電池の期待がもたれ
ているものの、大面積化に対しはアニール炉の大型化に
よる設備投資額の増大の問題、アニールプロセス時間の
増加による生産性及びコストへの懸案が今後解決せねば
ならない技術的問題点となっている。
【0015】また、膜厚が1000Å〜2000Åの薄
膜においてはレーザーアニールによる良質な結晶化が誘
起できることが報告されている(S.Usui,Mat
erial Research Symposium
Procedings,Vol 71(1986)P
P.435)。しかしながら、レーザービームのスポッ
ト径の小ささからの大面積処理への適用の問題、また、
レーザー光の吸収深度が浅いため、比較的厚い1μm〜
20μmの薄膜を一度に加熱処理するには不適当であ
る。
膜においてはレーザーアニールによる良質な結晶化が誘
起できることが報告されている(S.Usui,Mat
erial Research Symposium
Procedings,Vol 71(1986)P
P.435)。しかしながら、レーザービームのスポッ
ト径の小ささからの大面積処理への適用の問題、また、
レーザー光の吸収深度が浅いため、比較的厚い1μm〜
20μmの薄膜を一度に加熱処理するには不適当であ
る。
【0016】半導体薄膜を熱処理する手段としては、上
述の赤外線照射による加熱炉及びレーザーアニールの他
にも、主に磁性材料の加熱に適した誘導加熱などが挙げ
られる。また、高周波照射による加熱手段として、特に
水分を多量に含む、木材などの乾燥用として、マイクロ
波による加熱法が挙げられるが、大面積かつ均一なマイ
クロ波の形成手段をもたずに、木材中に含有する水分の
誘電率の高さに起因するマイクロ波エネルギーの高吸収
を利用し、水分の効率的な蒸発をもたらしたものであ
る。大面積に亘って誘電率の低い半導体薄膜をマイクロ
波放射で加熱処理するためには、マイクロ波エネルギー
の大面積でかつ均一化に対する積極的な取り組みが必要
である。
述の赤外線照射による加熱炉及びレーザーアニールの他
にも、主に磁性材料の加熱に適した誘導加熱などが挙げ
られる。また、高周波照射による加熱手段として、特に
水分を多量に含む、木材などの乾燥用として、マイクロ
波による加熱法が挙げられるが、大面積かつ均一なマイ
クロ波の形成手段をもたずに、木材中に含有する水分の
誘電率の高さに起因するマイクロ波エネルギーの高吸収
を利用し、水分の効率的な蒸発をもたらしたものであ
る。大面積に亘って誘電率の低い半導体薄膜をマイクロ
波放射で加熱処理するためには、マイクロ波エネルギー
の大面積でかつ均一化に対する積極的な取り組みが必要
である。
【0017】従って、現在、上述したマイクロ波放射手
段の持つ種々の問題点を解決した新規なマイクロ波導入
プロセスの早期提供が望まれている。
段の持つ種々の問題点を解決した新規なマイクロ波導入
プロセスの早期提供が望まれている。
【0018】そしてまた、薄膜半導体は、前述した太陽
電池用の用途の他にも、液晶ディスプレイの画素を駆動
するための薄膜トランジスタ(TFT)や密着型イメー
ジセンサー用の光電変換素子及びスイッチング素子等大
面積又は長尺であることが必要な薄膜半導体デバイス用
に好適に用いられ、画像入出力装置用のキーコンポーネ
ントとして一部実用化されているが、高品質で均一性良
く高速度で大面積化できる新規な堆積膜形成法の提供に
よって、更に広く一般に普及されるようになることが期
待されている。
電池用の用途の他にも、液晶ディスプレイの画素を駆動
するための薄膜トランジスタ(TFT)や密着型イメー
ジセンサー用の光電変換素子及びスイッチング素子等大
面積又は長尺であることが必要な薄膜半導体デバイス用
に好適に用いられ、画像入出力装置用のキーコンポーネ
ントとして一部実用化されているが、高品質で均一性良
く高速度で大面積化できる新規な堆積膜形成法の提供に
よって、更に広く一般に普及されるようになることが期
待されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き従来の薄膜半導体デバイス形成方法及び装置における
諸問題を克服して、大面積に亘って均一に、且つ高速で
機能性堆積膜を形成することが可能な新規な方法及び装
置を提供することを目的とする。即ち、大面積、大容積
に亘って均一にマイクロ波による加熱領域を生起させる
方法及び装置を提供することで連続して安定性良く、高
効率で光電変換効率の高い結晶性光起電力素子を形成し
得る機能性堆積膜の連続形成方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
き従来の薄膜半導体デバイス形成方法及び装置における
諸問題を克服して、大面積に亘って均一に、且つ高速で
機能性堆積膜を形成することが可能な新規な方法及び装
置を提供することを目的とする。即ち、大面積、大容積
に亘って均一にマイクロ波による加熱領域を生起させる
方法及び装置を提供することで連続して安定性良く、高
効率で光電変換効率の高い結晶性光起電力素子を形成し
得る機能性堆積膜の連続形成方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは従
来の薄膜半導体デバイス形成装置における上述の問題点
を解決し、前記本発明の目的を達成すべく鋭意研究を重
ねたところ帯状部材を湾曲開始端形成用の支持・搬送用
ローラー、湾曲部形成用の支持・搬送用リング、及び湾
曲終了端形成用の支持・搬送用ローラーを介し、前記支
持・搬送用ローラー同志の間には隙間を残して帯状部材
を湾曲させ、前記帯状部材を側壁とした柱状の処理空間
を形成し、前記処理空間の両端面にはマイクロ波エネル
ギーをマイクロ波の進行方向に対して平行な方向に放射
させるようにしたマイクロ波アプリケーター手段を対向
して一対配設し、前記マイクロ波アプリケーター手段よ
りマイクロ波エネルギーを前記側壁とほぼ平行に放射せ
しめたところ、前記処理空間内において前記帯状部材の
幅方向にほぼ均一な加熱領域を生起し得るという知見を
得た。
来の薄膜半導体デバイス形成装置における上述の問題点
を解決し、前記本発明の目的を達成すべく鋭意研究を重
ねたところ帯状部材を湾曲開始端形成用の支持・搬送用
ローラー、湾曲部形成用の支持・搬送用リング、及び湾
曲終了端形成用の支持・搬送用ローラーを介し、前記支
持・搬送用ローラー同志の間には隙間を残して帯状部材
を湾曲させ、前記帯状部材を側壁とした柱状の処理空間
を形成し、前記処理空間の両端面にはマイクロ波エネル
ギーをマイクロ波の進行方向に対して平行な方向に放射
させるようにしたマイクロ波アプリケーター手段を対向
して一対配設し、前記マイクロ波アプリケーター手段よ
りマイクロ波エネルギーを前記側壁とほぼ平行に放射せ
しめたところ、前記処理空間内において前記帯状部材の
幅方向にほぼ均一な加熱領域を生起し得るという知見を
得た。
【0021】本発明は、上述の知見に基づき更に検討を
重ねた結果完成に至ったものであり、下述するところを
骨子とするマイクロ波加熱法により大面積の機能性堆積
膜を連続的に形成する方法及び装置を包含する。
重ねた結果完成に至ったものであり、下述するところを
骨子とするマイクロ波加熱法により大面積の機能性堆積
膜を連続的に形成する方法及び装置を包含する。
【0022】請求項1の連続形成方法は、堆積膜の形成
された帯状部材を連続的に移動せしめながら、その途中
で前記移動する帯状部材を側壁とする柱状の処理空間を
形成し、同時にマイクロ波エネルギーをマイクロ波アプ
リケーター手段より、該マイクロ波エネルギーを放射さ
せて、連続的に移動する前記帯状部材の表面上に形成さ
れた堆積膜を加熱せしめるマイクロ波加熱法であって前
記マイクロ波エネルギーをマイクロ波の進行方向に対し
て平行な方向に前記アプリケーター手段より放射させる
ようにしたことを特徴とする。
された帯状部材を連続的に移動せしめながら、その途中
で前記移動する帯状部材を側壁とする柱状の処理空間を
形成し、同時にマイクロ波エネルギーをマイクロ波アプ
リケーター手段より、該マイクロ波エネルギーを放射さ
せて、連続的に移動する前記帯状部材の表面上に形成さ
れた堆積膜を加熱せしめるマイクロ波加熱法であって前
記マイクロ波エネルギーをマイクロ波の進行方向に対し
て平行な方向に前記アプリケーター手段より放射させる
ようにしたことを特徴とする。
【0023】請求項2の形成方法は、前記移動する帯状
部材はその途中において、湾曲開始端形成手段と湾曲終
了端形成手段とを用いて、前記湾曲開始端形成手段と前
記湾曲終了端形成手段との間に前記帯状部材の長手方向
に間隙を残して該帯状部材を湾曲させて前記処理空間の
側壁を成すようにすることを特徴とする。
部材はその途中において、湾曲開始端形成手段と湾曲終
了端形成手段とを用いて、前記湾曲開始端形成手段と前
記湾曲終了端形成手段との間に前記帯状部材の長手方向
に間隙を残して該帯状部材を湾曲させて前記処理空間の
側壁を成すようにすることを特徴とする。
【0024】請求項3の形成方法は、前記帯状部材を側
壁として形成される柱状の処理空間の両端面のうち、片
側又は両側に配設される、少なくとも1つ以上の前記マ
イクロ波アプリケーター手段を介して、前記マイクロ波
エネルギーを前記処理空間内に放射させるようにするこ
とを特徴とする。
壁として形成される柱状の処理空間の両端面のうち、片
側又は両側に配設される、少なくとも1つ以上の前記マ
イクロ波アプリケーター手段を介して、前記マイクロ波
エネルギーを前記処理空間内に放射させるようにするこ
とを特徴とする。
【0025】請求項4の形成方法は、前記マイクロ波ア
プリケーター手段は前記端面に垂直方向に配設し、前記
マイクロ波エネルギーを前記側壁と平行な方向に放射さ
せるようにすることを特徴とする。
プリケーター手段は前記端面に垂直方向に配設し、前記
マイクロ波エネルギーを前記側壁と平行な方向に放射さ
せるようにすることを特徴とする。
【0026】請求項5の形成方法は、前記マイクロ波エ
ネルギーは前記マイクロ波アプリケーター手段の先端部
分に設けられたマイクロ波透過性部材を介して放射させ
るようにすることを特徴とする。
ネルギーは前記マイクロ波アプリケーター手段の先端部
分に設けられたマイクロ波透過性部材を介して放射させ
るようにすることを特徴とする。
【0027】請求項6の形成方法は、前記マイクロ波透
過性部材にて前記マイクロ波アプリケーター手段と前記
処理空間との気密を保持することを特徴とする。
過性部材にて前記マイクロ波アプリケーター手段と前記
処理空間との気密を保持することを特徴とする。
【0028】請求項7の形成方法は、前記マイクロ波ア
プリケーター手段を前記両端面において互いに対向して
配設させる場合には、一方のマイクロ波アプリケーター
手段より放射されるマイクロ波エネルギーが他方のマイ
クロ波アプリケーター手段にて受信されないように配置
することを特徴とする。
プリケーター手段を前記両端面において互いに対向して
配設させる場合には、一方のマイクロ波アプリケーター
手段より放射されるマイクロ波エネルギーが他方のマイ
クロ波アプリケーター手段にて受信されないように配置
することを特徴とする。
【0029】請求項8の形成方法は、前記柱状の処理空
間内に放射されたマイクロ波エネルギーは、前記処理空
間外へ漏洩しないようにすることを特徴とする。
間内に放射されたマイクロ波エネルギーは、前記処理空
間外へ漏洩しないようにすることを特徴とする。
【0030】また。請求項11の連続形成装置は、連続
して移動する帯状部材上にマイクロ波加熱法により機能
性堆積膜を連続的に形成する装置であって、前記帯状部
材をその長手方向に連続的に移動させながら、その途中
で湾曲させるための湾曲部形成手段を介して、前記帯状
部材を側壁にして形成され、その内部を実質的に真空に
保持し得る柱状の処理室を有し、前記処理室内にマイク
ロ波加熱領域を生起させるための、マイクロ波エネルギ
ーを放射させるようにしたマイクロ波アプリケーター手
段と前記処理室内を排気する排気手段と、前記処理室内
に処理用ガスを導入するための手段を備えていて、前記
連続的に移動する帯状部材の前記マイクロ波エネルギー
に曝される側の表面上に、堆積膜が予め形成されていて
前記マイクロ波エネルギーをマイクロ波進行方向と平行
な方向に前記アプリケーター手段より放射させるように
したことを特徴とする。
して移動する帯状部材上にマイクロ波加熱法により機能
性堆積膜を連続的に形成する装置であって、前記帯状部
材をその長手方向に連続的に移動させながら、その途中
で湾曲させるための湾曲部形成手段を介して、前記帯状
部材を側壁にして形成され、その内部を実質的に真空に
保持し得る柱状の処理室を有し、前記処理室内にマイク
ロ波加熱領域を生起させるための、マイクロ波エネルギ
ーを放射させるようにしたマイクロ波アプリケーター手
段と前記処理室内を排気する排気手段と、前記処理室内
に処理用ガスを導入するための手段を備えていて、前記
連続的に移動する帯状部材の前記マイクロ波エネルギー
に曝される側の表面上に、堆積膜が予め形成されていて
前記マイクロ波エネルギーをマイクロ波進行方向と平行
な方向に前記アプリケーター手段より放射させるように
したことを特徴とする。
【0031】請求項12は、前記湾曲部形成手段は、少
なくとも一組以上の、湾曲開始端形成手段と湾曲終了端
形成手段とで構成され、前記湾曲開始端形成手段と前記
湾曲終了端形成手段とを、前記帯状部材の長手方向に間
隙を残して配設されていることを特徴とする。
なくとも一組以上の、湾曲開始端形成手段と湾曲終了端
形成手段とで構成され、前記湾曲開始端形成手段と前記
湾曲終了端形成手段とを、前記帯状部材の長手方向に間
隙を残して配設されていることを特徴とする。
【0032】請求項13の形成装置は、前記湾曲部形成
手段は、少なくとも一対の支持・搬送用ローラーと支持
・搬送用リングとで形成され、前記一対の支持・搬送用
ローラーは前記帯状部材の長手方向に間隙を残して平行
に配設されていることを特徴とする。
手段は、少なくとも一対の支持・搬送用ローラーと支持
・搬送用リングとで形成され、前記一対の支持・搬送用
ローラーは前記帯状部材の長手方向に間隙を残して平行
に配設されていることを特徴とする。
【0033】請求項14の本発明の装置において、前記
帯状部材を側壁として形成される柱状の処理室の両端面
のうち片側又は両側に、少なくとも1つ以上の前記マイ
クロ波アプリケーター手段が配設されていることを特徴
とする。
帯状部材を側壁として形成される柱状の処理室の両端面
のうち片側又は両側に、少なくとも1つ以上の前記マイ
クロ波アプリケーター手段が配設されていることを特徴
とする。
【0034】請求項15の形成装置は、前記マイクロ波
アプリケーター手段は、前記端面に垂直方向に配設され
ていることを特徴とする。
アプリケーター手段は、前記端面に垂直方向に配設され
ていることを特徴とする。
【0035】請求項16の本発明の装置は、前記マイク
ロ波アプリケーター手段の先端部分には、前記処理室と
前記マイクロ波アプリケーター手段との気密分離を行
い、且つ、前記マイクロ波アプリケーターから放射され
るマイクロ波エネルギーを前記処理室内へ透過せしめる
マイクロ波透過性部材が配設されていることを特徴とす
る。
ロ波アプリケーター手段の先端部分には、前記処理室と
前記マイクロ波アプリケーター手段との気密分離を行
い、且つ、前記マイクロ波アプリケーターから放射され
るマイクロ波エネルギーを前記処理室内へ透過せしめる
マイクロ波透過性部材が配設されていることを特徴とす
る。
【0036】請求項17の本発明の装置は、前記帯状部
材の少なくとも一方の面には、導電性処理が施されるこ
とを特徴とする。
材の少なくとも一方の面には、導電性処理が施されるこ
とを特徴とする。
【0037】請求項18の本発明の装置は、前記マイク
ロ波アプリケーター手段には方形及び/又は楕円導波管
を介してマイクロ波エネルギーが伝送されることを特徴
とする。
ロ波アプリケーター手段には方形及び/又は楕円導波管
を介してマイクロ波エネルギーが伝送されることを特徴
とする。
【0038】請求項19の形成装置は、前記マイクロ波
アプリケーター手段を前記処理室の両端面において互い
に対向して配設される場合には、前記マイクロ波アプリ
ケーター手段に接続される前記方形及び/又は楕円導波
管の長辺を含む面同志、長軸を含む面同志、又は長辺を
含む面と長軸を含む面同志が互いに平行とならないよう
配設されたことを特徴とする。
アプリケーター手段を前記処理室の両端面において互い
に対向して配設される場合には、前記マイクロ波アプリ
ケーター手段に接続される前記方形及び/又は楕円導波
管の長辺を含む面同志、長軸を含む面同志、又は長辺を
含む面と長軸を含む面同志が互いに平行とならないよう
配設されたことを特徴とする。
【0039】請求項20の形成装置は、前記方形及び/
又は楕円導波管の長辺を含む面及び/又は長軸を含む面
と、前記一対の支持搬送用ローラーの中心軸を含む面と
のなす角度が垂直とならないよう配設されたことを特徴
とする。
又は楕円導波管の長辺を含む面及び/又は長軸を含む面
と、前記一対の支持搬送用ローラーの中心軸を含む面と
のなす角度が垂直とならないよう配設されたことを特徴
とする。
【0040】以下、本発明者が発明を完成するに当たり
行った実験を説明する。本実験では、図1〜4に示した
本発明の装置を用いて帯状部材上の堆積膜を均一に熱処
理するためのマイクロ波加熱条件について検討した。
行った実験を説明する。本実験では、図1〜4に示した
本発明の装置を用いて帯状部材上の堆積膜を均一に熱処
理するためのマイクロ波加熱条件について検討した。
【0041】(実験例1)第1の実験例においては、図
1に示した装置の一対の導波管111,112の取り付
け角度の違いによるマイクロ波加熱について検討を行っ
た。
1に示した装置の一対の導波管111,112の取り付
け角度の違いによるマイクロ波加熱について検討を行っ
た。
【0042】図3に方形導波管111,112の取り付
け角度の説明用の模式的断面概略図を示した。
け角度の説明用の模式的断面概略図を示した。
【0043】実線で示した方形導波管111と点線で示
した方形導波管とは処理室116の両端面に対向して配
設されたマイクロ波アプリケーター(不図示)に接続さ
れており、たとえば、方形導波管111は図面手前側、
方形導波管112は奥側に配設されている。Oは湾曲形
状の中心であり、A−A´は支持・搬送用ローラー10
2と103との中心軸を含む面を表しており、これに垂
直な面をH−H´とする。そして、方形導波管111の
長辺を含む面に平行な面B−B´とH−H´とのなす角
度をθ1とし、これを方形導波管111の取り付け角度
とする。また、方形導波管112の長辺を含む面に平行
な面C−C´とH−H´とのなす角度をθ2 とし、これ
を方形導波管112の取り付け角度とする。ここで、方
形導波管111,112の取り付け角度θ1 ,θ2 が各
々180°を超える場合には、180°以下の場合のH
−H´に対する対称配置となる故、その配置関係は18
0°以下の場合と同等である。勿論、θ1 とθ2 とは相
互に入れ替えても、対向している故、はやり配置関係は
同等である。
した方形導波管とは処理室116の両端面に対向して配
設されたマイクロ波アプリケーター(不図示)に接続さ
れており、たとえば、方形導波管111は図面手前側、
方形導波管112は奥側に配設されている。Oは湾曲形
状の中心であり、A−A´は支持・搬送用ローラー10
2と103との中心軸を含む面を表しており、これに垂
直な面をH−H´とする。そして、方形導波管111の
長辺を含む面に平行な面B−B´とH−H´とのなす角
度をθ1とし、これを方形導波管111の取り付け角度
とする。また、方形導波管112の長辺を含む面に平行
な面C−C´とH−H´とのなす角度をθ2 とし、これ
を方形導波管112の取り付け角度とする。ここで、方
形導波管111,112の取り付け角度θ1 ,θ2 が各
々180°を超える場合には、180°以下の場合のH
−H´に対する対称配置となる故、その配置関係は18
0°以下の場合と同等である。勿論、θ1 とθ2 とは相
互に入れ替えても、対向している故、はやり配置関係は
同等である。
【0044】また、支持・搬送用ローラー102及び1
03とで限定される帯状部材の湾曲端間距離を間隙Lと
する。
03とで限定される帯状部材の湾曲端間距離を間隙Lと
する。
【0045】表1に示すマイクロ波加熱条件にて、表2
に示す種々の値のθ1 とθ2 を組み合わせた条件でマイ
クロ波加熱の安定性等について実験、評価を行った。
に示す種々の値のθ1 とθ2 を組み合わせた条件でマイ
クロ波加熱の安定性等について実験、評価を行った。
【0046】
【表1】 なお、マイクロ波の漏洩度は支持・搬送用ローラー10
2,103の間隙部分より5cm程離れた場所にマイク
ロ波探知器を設けて評価を行った。
2,103の間隙部分より5cm程離れた場所にマイク
ロ波探知器を設けて評価を行った。
【0047】評価結果は表2に示すとおりであった。
【0048】
【表2】 これらの結果から、マイクロ波アプリケーターへの方形
導波管の取り付け角度を変えることによって、マイクロ
波加熱による帯状部材の面内温度分布が大きく変化する
ことが判った。具体的には、θ1 、及び/又はθ2 が0
°の場合には、マイクロ波の漏れ量が最も大きく、マイ
クロ波加熱による帯状部材の面内温度分布も最も大きく
15°程度ではマイクロ波の漏れ量が小さくはなるもの
の、帯状部材上a−Si(アモルファスシリコン)温度
の到達温度は200℃〜400℃程度である。また、3
0°以上では、マイクロ波の漏れは無くなり到達温度は
600℃と高くまた安定した。ただし、θ1 とθ2 とが
なす角度が0°又は180°すなわち、方形導波管の長
辺を含む面が互いに平行な配置となる場合には、マイク
ロ波の漏れ量にかかわらず、発振異常による電源ノイズ
が大きくなり、帯状部材の面内温度分布が最大になる。
導波管の取り付け角度を変えることによって、マイクロ
波加熱による帯状部材の面内温度分布が大きく変化する
ことが判った。具体的には、θ1 、及び/又はθ2 が0
°の場合には、マイクロ波の漏れ量が最も大きく、マイ
クロ波加熱による帯状部材の面内温度分布も最も大きく
15°程度ではマイクロ波の漏れ量が小さくはなるもの
の、帯状部材上a−Si(アモルファスシリコン)温度
の到達温度は200℃〜400℃程度である。また、3
0°以上では、マイクロ波の漏れは無くなり到達温度は
600℃と高くまた安定した。ただし、θ1 とθ2 とが
なす角度が0°又は180°すなわち、方形導波管の長
辺を含む面が互いに平行な配置となる場合には、マイク
ロ波の漏れ量にかかわらず、発振異常による電源ノイズ
が大きくなり、帯状部材の面内温度分布が最大になる。
【0049】なお、この実験においては帯状部材101
を静止させた場合及び1.2m/minの搬送スピード
で搬送させた場合と行ったが、両者において帯状部材の
面内温度分布については特に差異は認められなかった。
を静止させた場合及び1.2m/minの搬送スピード
で搬送させた場合と行ったが、両者において帯状部材の
面内温度分布については特に差異は認められなかった。
【0050】また、113よりH220sccm導入し
処理室内圧を4mTorrにして同様の実験を行ったと
ころ、帯状部材の面内温度分布及び到達温度については
特に差異は認められなかった。
処理室内圧を4mTorrにして同様の実験を行ったと
ころ、帯状部材の面内温度分布及び到達温度については
特に差異は認められなかった。
【0051】(実験例2)次に、第2の実験例において
は、実験例1と同様の構成のマイクロ波プラズマCVD
装置を用いて作製される帯状部材上にアモルファスシリ
コン薄膜を堆積し、更に実験例1で説明したマイクロ波
加熱装置でのアニール実験を行った。
は、実験例1と同様の構成のマイクロ波プラズマCVD
装置を用いて作製される帯状部材上にアモルファスシリ
コン薄膜を堆積し、更に実験例1で説明したマイクロ波
加熱装置でのアニール実験を行った。
【0052】図4に示した装置のガス管113aよりS
iH4100sccmを導入し、表3に示すマイクロ波
プラズマ条件にて帯状部材上にアモルファスシリコン薄
膜を堆積した。
iH4100sccmを導入し、表3に示すマイクロ波
プラズマ条件にて帯状部材上にアモルファスシリコン薄
膜を堆積した。
【0053】まず、基体送り出し機構を有する真空容器
301に、十分に脱脂、洗浄を行ったSUS430BA
製帯状基体(幅45cm×長さ200m×厚さ0.25
mm)の巻きつけられたボビン303をセットし、該基
体101をガスゲート401及び隔離容器300a、3
00及び−300b中の搬送機構を介して、更にガスゲ
ート402,403,及び404を介し、基体巻き取り
機構を有する真空容器302まで通し、たるみのない程
度に張力調整を行った。
301に、十分に脱脂、洗浄を行ったSUS430BA
製帯状基体(幅45cm×長さ200m×厚さ0.25
mm)の巻きつけられたボビン303をセットし、該基
体101をガスゲート401及び隔離容器300a、3
00及び−300b中の搬送機構を介して、更にガスゲ
ート402,403,及び404を介し、基体巻き取り
機構を有する真空容器302まで通し、たるみのない程
度に張力調整を行った。
【0054】そこで、各真空容器301,302及び隔
離容器300a,300及び300bを不図示のロータ
リポンプで荒引きし、次いで不図示のメカニカルブース
ターポンプを起動させ10-3Torr付近まで真空引き
した後、更に温度制御機構106aを用いて、帯状部材
の表面温度を280℃に保持しつつ、不図示の油拡散ポ
ンプ(バリアン製HS−32)にて5×10-6Torr
以下まで真空引きした。
離容器300a,300及び300bを不図示のロータ
リポンプで荒引きし、次いで不図示のメカニカルブース
ターポンプを起動させ10-3Torr付近まで真空引き
した後、更に温度制御機構106aを用いて、帯状部材
の表面温度を280℃に保持しつつ、不図示の油拡散ポ
ンプ(バリアン製HS−32)にて5×10-6Torr
以下まで真空引きした。
【0055】なお、作製条件マイクロ波アプリケーター
の形状、及び湾曲形状等の条件を表3に示した。
の形状、及び湾曲形状等の条件を表3に示した。
【0056】
【表3】 十分に脱ガスが行われた時点で、ガス導入管113aよ
り、堆積膜形成用原料ガスを導入し、前記油拡散ホンプ
に取り付けられたスロットルバルブの開度を調整して隔
離容器300a内の圧力を8mTorrに保持した。圧
力が安定したことろで、不図示の2.45GHZ 仕様の
マイクロ波電源より、実効パワーで0.55kW×2の
マイクロ波を対向して一対設けられたアプリケーター1
07a,108aより成膜室内に放射させた。直ちに、
導入された原料ガスはプラズマ化し、プラズマ領域を形
成し、該プラズマ領域は支持・搬送用ローラー102
a,103aの間隙より隔離容器側に漏れ出ることはな
かった。 また、マイクロ波の漏れも検出されなかっ
た。
り、堆積膜形成用原料ガスを導入し、前記油拡散ホンプ
に取り付けられたスロットルバルブの開度を調整して隔
離容器300a内の圧力を8mTorrに保持した。圧
力が安定したことろで、不図示の2.45GHZ 仕様の
マイクロ波電源より、実効パワーで0.55kW×2の
マイクロ波を対向して一対設けられたアプリケーター1
07a,108aより成膜室内に放射させた。直ちに、
導入された原料ガスはプラズマ化し、プラズマ領域を形
成し、該プラズマ領域は支持・搬送用ローラー102
a,103aの間隙より隔離容器側に漏れ出ることはな
かった。 また、マイクロ波の漏れも検出されなかっ
た。
【0057】そこで、支持・搬送用ローラー102a,
103a及び支持・搬送用リング104a,105a
(いずれも駆動機構は不図示)を起動し、前記基体10
1の搬送スピードが1.2m/minとなるように制御
した。
103a及び支持・搬送用リング104a,105a
(いずれも駆動機構は不図示)を起動し、前記基体10
1の搬送スピードが1.2m/minとなるように制御
した。
【0058】なお、ガスゲート401,402,40
3,404にはゲートガス導入管405,406,40
7,408よりゲートガスとしてH2 ガスを500sc
cm流し、排気孔409,410,411,412より
不図示の油拡散ポンプで排気し、ガスゲート内圧は1m
Torrとなるように制御した。
3,404にはゲートガス導入管405,406,40
7,408よりゲートガスとしてH2 ガスを500sc
cm流し、排気孔409,410,411,412より
不図示の油拡散ポンプで排気し、ガスゲート内圧は1m
Torrとなるように制御した。
【0059】続いて実験例1で説明した条件の中で、ア
プリケーター107及び108のなす角度θ1 ,θ2 を
各々30°,30°とし、その他のマイクロ波放出条件
は表4と同じにした。
プリケーター107及び108のなす角度θ1 ,θ2 を
各々30°,30°とし、その他のマイクロ波放出条件
は表4と同じにした。
【0060】
【表4】 この様に処理して得られた帯状部材を巻き取り用ボビン
304に巻き取りスロットルバルブ309a,309及
び309bを全開にし真空容器302を大気圧に戻し、
巻き取り用ボビン304を取り出す。次に巻き取り用ボ
ビン304の幅方向及び長手方向にサンプルを任意に5
mm角に切り出し、ラマン散乱分光法により結晶性を評
価したところ520cm-1に鋭いTOモードの散乱ピー
クを有する多結晶シリコンであることがわかった。その
ピークの半値幅を算出したところ6.5cm-1であり、
帯状部材幅方向及び長手方向でのバラツキは6.4〜
6.6cm-1の範囲であり、バラツキが少ないことがわ
かった。さらに透過型電子顕微鏡観察により、得られた
結晶の平均粒径は2μm程度と大きく、またバラツキは
小さく、帯状部材の幅方向及び長手方向において均一で
あることがわかった。以上の実験例1及び2の結果か
ら、本発明の方法及び装置おいて、マイクロ波導入時の
処理室からの漏洩を少なくし、効率的に帯状部材を加熱
するためには相互のアプリケーターの角度が不ぞろいの
方が良く、処理室は真空状態であってもまた、H2 など
のガスを導入しても帯状部材の面内分布に影響はないこ
とがわかった。
304に巻き取りスロットルバルブ309a,309及
び309bを全開にし真空容器302を大気圧に戻し、
巻き取り用ボビン304を取り出す。次に巻き取り用ボ
ビン304の幅方向及び長手方向にサンプルを任意に5
mm角に切り出し、ラマン散乱分光法により結晶性を評
価したところ520cm-1に鋭いTOモードの散乱ピー
クを有する多結晶シリコンであることがわかった。その
ピークの半値幅を算出したところ6.5cm-1であり、
帯状部材幅方向及び長手方向でのバラツキは6.4〜
6.6cm-1の範囲であり、バラツキが少ないことがわ
かった。さらに透過型電子顕微鏡観察により、得られた
結晶の平均粒径は2μm程度と大きく、またバラツキは
小さく、帯状部材の幅方向及び長手方向において均一で
あることがわかった。以上の実験例1及び2の結果か
ら、本発明の方法及び装置おいて、マイクロ波導入時の
処理室からの漏洩を少なくし、効率的に帯状部材を加熱
するためには相互のアプリケーターの角度が不ぞろいの
方が良く、処理室は真空状態であってもまた、H2 など
のガスを導入しても帯状部材の面内分布に影響はないこ
とがわかった。
【0061】またマイクロ波プラズマ法によってSUS
製の帯状部材に予めアモルファスシリコン薄膜を堆積し
ておき、マイクロ波を放射することで帯状部材の幅方向
及び長手方向について、結晶性のバラツキの少ないアニ
ールが実現できることがわかった。
製の帯状部材に予めアモルファスシリコン薄膜を堆積し
ておき、マイクロ波を放射することで帯状部材の幅方向
及び長手方向について、結晶性のバラツキの少ないアニ
ールが実現できることがわかった。
【0062】以上の実験により判明した事実をもとに本
発明の堆積膜の連続形成方法についてより詳細に述べ
る。
発明の堆積膜の連続形成方法についてより詳細に述べ
る。
【0063】本発明の方法において、前記柱状の処理空
間116内にてマイクロ波加熱を均一に生起させるに
は、前記帯状部材101にて形成される側壁と平行な方
向に、前記成膜室の両端面のうち片側又は両側よりマイ
クロ波エネルギーを放射させ、前記処理空間内にマイク
ロ波エネルギーを閉じ込めるようにする。
間116内にてマイクロ波加熱を均一に生起させるに
は、前記帯状部材101にて形成される側壁と平行な方
向に、前記成膜室の両端面のうち片側又は両側よりマイ
クロ波エネルギーを放射させ、前記処理空間内にマイク
ロ波エネルギーを閉じ込めるようにする。
【0064】前記帯状部材の幅が比較的狭い場合には、
片側からマイクロ波エネルギーを放射させるだけでも前
記処理空間116内に生起するマイクロ波加熱の均一性
は保たれるが、前記帯状部材101の幅が、例えばマイ
クロ波の波長の1波長を超えるような場合には、両側か
らマイクロ波エネルギーを放射させるのが、マイクロ波
加熱領域の均一性を保つ上で好ましい。
片側からマイクロ波エネルギーを放射させるだけでも前
記処理空間116内に生起するマイクロ波加熱の均一性
は保たれるが、前記帯状部材101の幅が、例えばマイ
クロ波の波長の1波長を超えるような場合には、両側か
らマイクロ波エネルギーを放射させるのが、マイクロ波
加熱領域の均一性を保つ上で好ましい。
【0065】勿論、前記処理空間内で生起するマイクロ
波加熱の均一性は、前記処理空間内にマイクロ波エネル
ギーが十分に伝送される必要があり、前記柱状の処理空
間はいわゆる導波管に類する構造とされるのが好まし
い。そのためにはまず、前記帯状部材は導電性の材料で
構成されることが好ましいが、少なくともその片面が導
電処理を施されたものであっても良い。
波加熱の均一性は、前記処理空間内にマイクロ波エネル
ギーが十分に伝送される必要があり、前記柱状の処理空
間はいわゆる導波管に類する構造とされるのが好まし
い。そのためにはまず、前記帯状部材は導電性の材料で
構成されることが好ましいが、少なくともその片面が導
電処理を施されたものであっても良い。
【0066】また、本発明の方法おいて、前記移動する
帯状部材101を前記湾曲開始端形成手段102と湾曲
終了端形成手段103とを用いて湾曲させて形成される
柱状の処理空間116の両端面の形成としては、前記処
理空間内に放射されたマイクロ波エネルギーがほぼ均一
に前記処理空間内に伝送されるようにされるのが好まし
く、円形状、楕円形状、方形状、多角形状に類似する形
であってほぼ対称な形で比較的滑らかな湾曲形状である
ことが望ましい。勿論、前記湾曲開始端形成手段102
と前記湾曲終了端形成手段103との間に前記帯状部材
の長手方向に残された間隙部分においては、前記端面形
状は不連続となる場合がある。
帯状部材101を前記湾曲開始端形成手段102と湾曲
終了端形成手段103とを用いて湾曲させて形成される
柱状の処理空間116の両端面の形成としては、前記処
理空間内に放射されたマイクロ波エネルギーがほぼ均一
に前記処理空間内に伝送されるようにされるのが好まし
く、円形状、楕円形状、方形状、多角形状に類似する形
であってほぼ対称な形で比較的滑らかな湾曲形状である
ことが望ましい。勿論、前記湾曲開始端形成手段102
と前記湾曲終了端形成手段103との間に前記帯状部材
の長手方向に残された間隙部分においては、前記端面形
状は不連続となる場合がある。
【0067】更には、本発明の方法において、前記処理
空間内でのマイクロ波エネルギーの伝送を効率良く行う
とともに、マイクロ波加熱を安定して生起、維持、制御
するためには、前記マイクロ波アプリケーター手段20
0中でのマイクロ波の伝送モードは単一モードであるこ
とが望ましい。具体的には、TE10モード、TE11モー
ド,eH1 モード,TM11モード,TM01モード等を挙
げることができるが、好ましくはTE10モード、TE11
モード、eH1 モードが用いられる。これらの伝送モー
ドは単一でも、複数組み合わせて用いられても良い。
空間内でのマイクロ波エネルギーの伝送を効率良く行う
とともに、マイクロ波加熱を安定して生起、維持、制御
するためには、前記マイクロ波アプリケーター手段20
0中でのマイクロ波の伝送モードは単一モードであるこ
とが望ましい。具体的には、TE10モード、TE11モー
ド,eH1 モード,TM11モード,TM01モード等を挙
げることができるが、好ましくはTE10モード、TE11
モード、eH1 モードが用いられる。これらの伝送モー
ドは単一でも、複数組み合わせて用いられても良い。
【0068】また、前記マイクロ波アプリケーター手段
200へは上述の伝送モードが伝送可能な導波管208
を介してマイクロ波エネルギーが伝送される。更に、前
記マイクロ波エネルギーは、前記マイクロ波アプリケー
ター手段の先端部分に設けられた気密性を有するマイク
ロ波透過性部材202を介して前記処理空間116内へ
放射される。
200へは上述の伝送モードが伝送可能な導波管208
を介してマイクロ波エネルギーが伝送される。更に、前
記マイクロ波エネルギーは、前記マイクロ波アプリケー
ター手段の先端部分に設けられた気密性を有するマイク
ロ波透過性部材202を介して前記処理空間116内へ
放射される。
【0069】本発明の方法において、前記処理空間には
前記湾曲開始端形成手段と湾曲終了端形成手段との間に
間隙が残されていて、該間隙から前記処理用ガスが排気
され、前記処理空間間内が所定の減圧状態に保持される
ようにするが、前記間隙の寸法Lは十分な排気コンダク
タンスが得られると同時に、前記処理空間内に放射され
たマイクロ波エネルギーが前記処理空間外へ漏洩しない
ように特別配慮される必要がある。
前記湾曲開始端形成手段と湾曲終了端形成手段との間に
間隙が残されていて、該間隙から前記処理用ガスが排気
され、前記処理空間間内が所定の減圧状態に保持される
ようにするが、前記間隙の寸法Lは十分な排気コンダク
タンスが得られると同時に、前記処理空間内に放射され
たマイクロ波エネルギーが前記処理空間外へ漏洩しない
ように特別配慮される必要がある。
【0070】具体的には、マイクロ波アプリケーター手
段中を進行するマイクロ波の電界方向と、前記湾曲開始
端形成手段としての支持・搬送用ローラーの中心軸と前
記湾曲終了端形成手段としての支持・搬送ローラーの中
心軸とを含む面とが互いに平行とならないように前記マ
イクロ波アプリケーター手段を配設するようにする。そ
して、複数個の前記マイクロ波アプリケーター手段を介
して前記処理空間内にマイクロ波エネルギーを放射させ
る場合には、各々のマイクロ波アプリケーター手段につ
いて前述のごとく配慮される必要がある。
段中を進行するマイクロ波の電界方向と、前記湾曲開始
端形成手段としての支持・搬送用ローラーの中心軸と前
記湾曲終了端形成手段としての支持・搬送ローラーの中
心軸とを含む面とが互いに平行とならないように前記マ
イクロ波アプリケーター手段を配設するようにする。そ
して、複数個の前記マイクロ波アプリケーター手段を介
して前記処理空間内にマイクロ波エネルギーを放射させ
る場合には、各々のマイクロ波アプリケーター手段につ
いて前述のごとく配慮される必要がある。
【0071】更に、前記湾曲開始端形成手段と湾曲終了
端形成手段との間に残された間隙の、前記帯状部材の長
手方向の開口幅の最大寸法Lはマイクロ波の波長の好ま
しくは1/2波長以下、より好ましくは1/4波長以下
とするのが望ましい。
端形成手段との間に残された間隙の、前記帯状部材の長
手方向の開口幅の最大寸法Lはマイクロ波の波長の好ま
しくは1/2波長以下、より好ましくは1/4波長以下
とするのが望ましい。
【0072】本発明の方法において、複数個の前記マイ
クロ波アプリケーター手段を互いに対向させて配設させ
る場合には、一方のマイクロ波アプリケーター手段より
放射されたマイクロ波エネルギーを、他方のマイクロ波
アプリケーター手段が受信し、受信されたマイクロ波エ
ネルギーが前記他方のマイクロ波アプリケーター手段に
接続されているマイクロ波電源にまで達して、該マイク
ロ波電源に損傷を与えたり、マイクロ波の発振に異常を
生ぜしめる等の悪影響を及ぼすことのないように特別配
慮される必要がある。具体的には、前記マイクロ波アプ
リケーター手段中を進行するマイクロ波の電界方向同志
が互いに平行とならないように前記マイクロ波アプリケ
ーターを配設するようにする。
クロ波アプリケーター手段を互いに対向させて配設させ
る場合には、一方のマイクロ波アプリケーター手段より
放射されたマイクロ波エネルギーを、他方のマイクロ波
アプリケーター手段が受信し、受信されたマイクロ波エ
ネルギーが前記他方のマイクロ波アプリケーター手段に
接続されているマイクロ波電源にまで達して、該マイク
ロ波電源に損傷を与えたり、マイクロ波の発振に異常を
生ぜしめる等の悪影響を及ぼすことのないように特別配
慮される必要がある。具体的には、前記マイクロ波アプ
リケーター手段中を進行するマイクロ波の電界方向同志
が互いに平行とならないように前記マイクロ波アプリケ
ーターを配設するようにする。
【0073】本発明の方法において、前記処理空間の両
端面のうち片側のみからマイクロ波エネルギーを放射さ
せる場合には、他方の端面からのマイクロ波エネルギー
の漏洩がないようにすることが必要であり、前記端面を
導電性部材で密封したり、穴径が用いるマイクロ波の波
長の好ましくは1/2波長以下、より好ましくは1/4
波長以下の金網、パンチングボードなどで覆うことが望
ましい。
端面のうち片側のみからマイクロ波エネルギーを放射さ
せる場合には、他方の端面からのマイクロ波エネルギー
の漏洩がないようにすることが必要であり、前記端面を
導電性部材で密封したり、穴径が用いるマイクロ波の波
長の好ましくは1/2波長以下、より好ましくは1/4
波長以下の金網、パンチングボードなどで覆うことが望
ましい。
【0074】本発明において、前記帯状部材に予め形成
される堆積膜としては、半導体材料、金属材料、及び絶
縁材料のいずれでも良く、無機材料、有機材料のいずれ
でも構わない。また単一成分のみで構成されている必要
はなく、これら複数の成分から成る混合物でも構わな
い。構造については、アモルファス、マイクロクリスタ
ル、多結晶、単結晶のいずれの場合においても適用可能
である。作製法の観点からは、RF及びDCプラズマC
VD法、スパッタリング法及び反応性スパッタリング
法、光CVD法、熱CVD法、MOCVD法、MBE
法、HR−VCD法、マイクロ波CVD法等の気相反応
による堆積膜形成法でも、また溶液状の物質より固体と
して析出させる液相成長法でもさらに熱線・電子線、イ
オン線、放射線、レーザー光線等の固相成長法でもまた
これらの組み合わせでも構わない。さらに電気化学反応
による電解重合による析出法で形成されるものでも構わ
ない。
される堆積膜としては、半導体材料、金属材料、及び絶
縁材料のいずれでも良く、無機材料、有機材料のいずれ
でも構わない。また単一成分のみで構成されている必要
はなく、これら複数の成分から成る混合物でも構わな
い。構造については、アモルファス、マイクロクリスタ
ル、多結晶、単結晶のいずれの場合においても適用可能
である。作製法の観点からは、RF及びDCプラズマC
VD法、スパッタリング法及び反応性スパッタリング
法、光CVD法、熱CVD法、MOCVD法、MBE
法、HR−VCD法、マイクロ波CVD法等の気相反応
による堆積膜形成法でも、また溶液状の物質より固体と
して析出させる液相成長法でもさらに熱線・電子線、イ
オン線、放射線、レーザー光線等の固相成長法でもまた
これらの組み合わせでも構わない。さらに電気化学反応
による電解重合による析出法で形成されるものでも構わ
ない。
【0075】さらにマイクロ波加熱処理に先立ち、予め
形成される堆積膜中にマイクロ波が加熱処理によって結
晶粒を制御する目的で添加物を適当な比率で導入しても
良く、また、その濃度分布を適宜調整し、粒径制御を行
うことも可能である。
形成される堆積膜中にマイクロ波が加熱処理によって結
晶粒を制御する目的で添加物を適当な比率で導入しても
良く、また、その濃度分布を適宜調整し、粒径制御を行
うことも可能である。
【0076】また、半導体の価電子制御用の不純物原子
の活性化手段として本発明のマイクロ波加熱法は有効で
ある。
の活性化手段として本発明のマイクロ波加熱法は有効で
ある。
【0077】本発明における処理用ガスとは、帯状部内
上に予め形成してある堆積膜にマイクロ波エネルギーを
放射加熱する際に、該堆積膜の構造化及び欠陥の不活性
化を促進する目的で導入されるものであって該堆積膜中
へ拡散しやすいものが好適であり、具体的には不活性ガ
スのHe、Ar、Xe、Kr、Rnなどが挙げられ、ま
たH2 、F2 、C12 、O2など適宜選択することがで
きる。
上に予め形成してある堆積膜にマイクロ波エネルギーを
放射加熱する際に、該堆積膜の構造化及び欠陥の不活性
化を促進する目的で導入されるものであって該堆積膜中
へ拡散しやすいものが好適であり、具体的には不活性ガ
スのHe、Ar、Xe、Kr、Rnなどが挙げられ、ま
たH2 、F2 、C12 、O2など適宜選択することがで
きる。
【0078】さらに本発明における処理用ガスとは、ガ
ス導入手段113により処理空間16内に導入され、前
記マイクロ波エネルギーの一部分を吸収し、分解励起さ
れていてもよく、未分解でガス温度が上昇していてもよ
く、また、処理空間を構成する帯状部材101がマイク
ロ波加熱されこの熱エネルギーを吸収して分解励起及び
ガス温度上昇の状態でも、構わない。
ス導入手段113により処理空間16内に導入され、前
記マイクロ波エネルギーの一部分を吸収し、分解励起さ
れていてもよく、未分解でガス温度が上昇していてもよ
く、また、処理空間を構成する帯状部材101がマイク
ロ波加熱されこの熱エネルギーを吸収して分解励起及び
ガス温度上昇の状態でも、構わない。
【0079】本発明においてはマイクロ波エネルギーの
強度を変化させることで前記帯状部材上に堆積された薄
膜の膜厚方向のアニールの深度を制御することをも可能
である。
強度を変化させることで前記帯状部材上に堆積された薄
膜の膜厚方向のアニールの深度を制御することをも可能
である。
【0080】以下、本発明装置の構成及び特徴をより詳
細に記載する。
細に記載する。
【0081】本発明の装置によればマイクロ波加熱領域
が移動しつつある帯状部材で閉じ込められていることに
より、前記マイクロ波エネルギーが堆積膜が形成されて
いる帯状部材を効率的に加熱処理することができる。
が移動しつつある帯状部材で閉じ込められていることに
より、前記マイクロ波エネルギーが堆積膜が形成されて
いる帯状部材を効率的に加熱処理することができる。
【0082】更には、本発明のマイクロ波アプリケータ
ー手段を用いて、前記処理空間116内に均一なマイク
ロ波加熱領域が生起されるため、前記帯状部材101の
幅方向に形成される堆積膜の均一性が優れているのは勿
論のこと、前記帯状部材を前記マイクロ波アプリケータ
ー手段107,108の長手方向に対してほぼ垂直方向
に連続的搬送することにより前記帯状基体の長手方向に
形成される堆積膜の均一性にも優れた処理装置となる。
ー手段を用いて、前記処理空間116内に均一なマイク
ロ波加熱領域が生起されるため、前記帯状部材101の
幅方向に形成される堆積膜の均一性が優れているのは勿
論のこと、前記帯状部材を前記マイクロ波アプリケータ
ー手段107,108の長手方向に対してほぼ垂直方向
に連続的搬送することにより前記帯状基体の長手方向に
形成される堆積膜の均一性にも優れた処理装置となる。
【0083】また、本発明の装置によれば、連続して安
定に均一性良く加熱処理が維持できるため、長尺の帯状
部材上に連続して、安定した特性の機能性堆積膜を処理
形成でき、結晶粒界の界面特性等の優れたデバイスを作
製することができる。
定に均一性良く加熱処理が維持できるため、長尺の帯状
部材上に連続して、安定した特性の機能性堆積膜を処理
形成でき、結晶粒界の界面特性等の優れたデバイスを作
製することができる。
【0084】本発明の装置において、前記帯状部材を構
造材として機能させるにあたり、前記処理室の外部は大
気であっても良いが、前記処理室内への大気の流入によ
って、形成される機能性堆積膜の特性に影響を及ぼす場
合には適宜の大気流入防止手段を設ければ良い。具体的
にはOリング、ガスケット、ヘリコフレックス、磁性流
体等を用いた機械的封止構造とするか、又は、処理形成
される堆積膜の特性に影響が少ないかあるいは効果的な
希釈ガス雰囲気、又は適宜の真空雰囲気を形成するため
の隔離容器を周囲に配設することが望ましい。前記機械
的封止構造とする場合には、前記帯状部材が連続的に移
動しながら封止状態を維持できるように特別配慮される
必要がある。本発明の装置と他の複数の堆積膜形成手段
を連結させて、前記帯状部材上に連続して堆積膜を積層
させる場合には、ガスゲート手段等を用いて各装置を連
結させるのが望ましい。
造材として機能させるにあたり、前記処理室の外部は大
気であっても良いが、前記処理室内への大気の流入によ
って、形成される機能性堆積膜の特性に影響を及ぼす場
合には適宜の大気流入防止手段を設ければ良い。具体的
にはOリング、ガスケット、ヘリコフレックス、磁性流
体等を用いた機械的封止構造とするか、又は、処理形成
される堆積膜の特性に影響が少ないかあるいは効果的な
希釈ガス雰囲気、又は適宜の真空雰囲気を形成するため
の隔離容器を周囲に配設することが望ましい。前記機械
的封止構造とする場合には、前記帯状部材が連続的に移
動しながら封止状態を維持できるように特別配慮される
必要がある。本発明の装置と他の複数の堆積膜形成手段
を連結させて、前記帯状部材上に連続して堆積膜を積層
させる場合には、ガスゲート手段等を用いて各装置を連
結させるのが望ましい。
【0085】本発明の装置において、前記処理室の外部
の圧力は減圧状態でも加圧状態でも良いが、前記処理室
内との圧力差によって前記帯状部材が大きく変形するよ
うな場合には適宜の補助構造材を前記処理室内に配設す
れば良い。該補助構造材としては、前記処理室の側壁と
ほぼ同一の形状を、適宜の強度を有する金属、セラミッ
ク又は強化樹脂等で構成される線材、薄板等で形成した
ものであることが望ましい。
の圧力は減圧状態でも加圧状態でも良いが、前記処理室
内との圧力差によって前記帯状部材が大きく変形するよ
うな場合には適宜の補助構造材を前記処理室内に配設す
れば良い。該補助構造材としては、前記処理室の側壁と
ほぼ同一の形状を、適宜の強度を有する金属、セラミッ
ク又は強化樹脂等で構成される線材、薄板等で形成した
ものであることが望ましい。
【0086】本発明の方法及び装置において好適に用い
られる帯状部材の材質としては、マイクロ波加熱による
機能性堆積膜形成時に必要とされる温度において変形、
歪みが少なく、所望の強度を有し、また、導電性を有す
るものであることが好ましく、具体的にはステンレスス
チール、アルミニウム及びその合金、鉄及びその合金、
銅及びその合金等の金属の薄板及びその複合体、及びそ
れらの表面に異種材質の金属薄膜及び/またはSi
O2,Si3N4,Al2O3,AlN等の絶縁性薄膜をス
パッタ法、蒸着法、鍍金法等により表面コーティング処
理を行ったもの、又、ポリイミド、ポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、エポキシ等の耐熱性樹脂性シー
ト又はこれらとガラスファイバー、カーボンファイバ
ー、ホウ素ファイバー、金属繊維等との複合体の表面に
金属単体または合金、及び透明導電性酸化物(TCO)
等を鍍金、蒸着、スパッタ、塗布等の方法で導電性処理
を行ったものが挙げられる。
られる帯状部材の材質としては、マイクロ波加熱による
機能性堆積膜形成時に必要とされる温度において変形、
歪みが少なく、所望の強度を有し、また、導電性を有す
るものであることが好ましく、具体的にはステンレスス
チール、アルミニウム及びその合金、鉄及びその合金、
銅及びその合金等の金属の薄板及びその複合体、及びそ
れらの表面に異種材質の金属薄膜及び/またはSi
O2,Si3N4,Al2O3,AlN等の絶縁性薄膜をス
パッタ法、蒸着法、鍍金法等により表面コーティング処
理を行ったもの、又、ポリイミド、ポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、エポキシ等の耐熱性樹脂性シー
ト又はこれらとガラスファイバー、カーボンファイバ
ー、ホウ素ファイバー、金属繊維等との複合体の表面に
金属単体または合金、及び透明導電性酸化物(TCO)
等を鍍金、蒸着、スパッタ、塗布等の方法で導電性処理
を行ったものが挙げられる。
【0087】また、前記帯状部材の厚さとしては、前記
搬送手段による搬送時に形成される湾曲形状が維持され
る強度を発揮する範囲内であれば、コスト、収納スペー
ス等を考慮して可能な限り薄い方が望ましい。具体的に
は、好ましくは0.01mm乃至5mm、より好ましく
は0.02mm乃至2mm、最適には0.05mm乃至
1mmであることが望ましいが、比較的金属等の薄板を
用いた方が厚さを薄くしても所望の強度が得られやす
い。
搬送手段による搬送時に形成される湾曲形状が維持され
る強度を発揮する範囲内であれば、コスト、収納スペー
ス等を考慮して可能な限り薄い方が望ましい。具体的に
は、好ましくは0.01mm乃至5mm、より好ましく
は0.02mm乃至2mm、最適には0.05mm乃至
1mmであることが望ましいが、比較的金属等の薄板を
用いた方が厚さを薄くしても所望の強度が得られやす
い。
【0088】また、前記帯状部材の幅寸法については、
前記マイクロ波アプリケーター手段を用いた場合におい
てその長手方向に対するマイクロ波加熱領域の均一性が
保たれ、且つ、前記湾曲形状が維持される程度であるこ
とが好ましく、具体的には好ましくは5cm乃至100
cm、より好ましくは10cm乃至80cmであること
が望ましい。
前記マイクロ波アプリケーター手段を用いた場合におい
てその長手方向に対するマイクロ波加熱領域の均一性が
保たれ、且つ、前記湾曲形状が維持される程度であるこ
とが好ましく、具体的には好ましくは5cm乃至100
cm、より好ましくは10cm乃至80cmであること
が望ましい。
【0089】更に、前記帯状部材の長さについては、特
に制限されることはなく、ロール状に巻き取られる程度
の長さであっても良く、長尺のものを溶接等によって更
に長尺化したものであっても良い。
に制限されることはなく、ロール状に巻き取られる程度
の長さであっても良く、長尺のものを溶接等によって更
に長尺化したものであっても良い。
【0090】本発明の装置において、前記帯状部材を連
続的に湾曲させながら支持・搬送する手段としては、搬
送時に前記帯状部材がたるみ、シワ、横ズレ等を生ずる
ことなく、その湾曲した形状を一定に保つことが必要で
ある。例えば、所望の湾曲形状を有する支持・搬送用リ
ングを少なくとも一対設け、該支持・搬送用リングにて
前記帯状部材の好ましくは両端を支持し、またその形状
に沿わせて湾曲させ、更に前記帯状部材の長手方向に設
けられた少なくとも一対の湾曲開始端形成手段及び湾曲
終了端形成手段としての支持・搬送用ローラーにて絞り
込み、ほぼ柱状に湾曲させ、更に前記支持・搬送用リン
グ及び支持・搬送用ローラーの少なくとも一方に駆動力
を与えて、湾曲形状を維持しつつ前記帯状部材をその長
手方向に搬送せしめる。
続的に湾曲させながら支持・搬送する手段としては、搬
送時に前記帯状部材がたるみ、シワ、横ズレ等を生ずる
ことなく、その湾曲した形状を一定に保つことが必要で
ある。例えば、所望の湾曲形状を有する支持・搬送用リ
ングを少なくとも一対設け、該支持・搬送用リングにて
前記帯状部材の好ましくは両端を支持し、またその形状
に沿わせて湾曲させ、更に前記帯状部材の長手方向に設
けられた少なくとも一対の湾曲開始端形成手段及び湾曲
終了端形成手段としての支持・搬送用ローラーにて絞り
込み、ほぼ柱状に湾曲させ、更に前記支持・搬送用リン
グ及び支持・搬送用ローラーの少なくとも一方に駆動力
を与えて、湾曲形状を維持しつつ前記帯状部材をその長
手方向に搬送せしめる。
【0091】なお、前記支持・搬送用リングにて前記帯
状部材を支持・搬送する方法としては単なる滑り摩擦の
みによっても良いし、あるいは前記帯状部材にスプロケ
ット穴等の加工を施し、又前記支持・搬送用リングにつ
いてもその周囲に鋸刃状の突起を設けたいわゆるギア状
のものも用いたりしても良い。
状部材を支持・搬送する方法としては単なる滑り摩擦の
みによっても良いし、あるいは前記帯状部材にスプロケ
ット穴等の加工を施し、又前記支持・搬送用リングにつ
いてもその周囲に鋸刃状の突起を設けたいわゆるギア状
のものも用いたりしても良い。
【0092】前記支持・搬送用リングの形状について
は、湾曲形状を形成するにあたり、好ましくは円形状で
あることが望ましいが、楕円状、方形状、多角形状であ
っても連続的に一定してその形状を保つ機構を有するも
のであれば特に支障はない。搬送速度を一定に保つこと
が、前記湾曲形状にたるみ、シワ、横ズレ等を生ぜしめ
ることなく搬送する上で重要なポイントとなる。従っ
て、前記支持・搬送機構には前記帯状部材の搬送速度の
検出機構及びそれによるフィードバックのかけられた搬
送速度調整機構が設けられることが望ましい。また、こ
れらの機構は半導体デバイスを作製する上での膜厚制御
に対しても多大な効果をもたらす。
は、湾曲形状を形成するにあたり、好ましくは円形状で
あることが望ましいが、楕円状、方形状、多角形状であ
っても連続的に一定してその形状を保つ機構を有するも
のであれば特に支障はない。搬送速度を一定に保つこと
が、前記湾曲形状にたるみ、シワ、横ズレ等を生ぜしめ
ることなく搬送する上で重要なポイントとなる。従っ
て、前記支持・搬送機構には前記帯状部材の搬送速度の
検出機構及びそれによるフィードバックのかけられた搬
送速度調整機構が設けられることが望ましい。また、こ
れらの機構は半導体デバイスを作製する上での膜厚制御
に対しても多大な効果をもたらす。
【0093】
【実施例】以下、本発明についての具体的な実施例を示
すが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定される
ものではない。
すが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定される
ものではない。
【0094】(実施例1)実験例1及び2で示した連続
式マイクロ波加熱装置を用い、結晶シリコン製光起電力
素子を作製した。光起電力素子の構成の模式図を図5
(A)に示す。該光起電力素子は、基体501上にn型
半導体層502,P型半導体層503,透明電極504
及び集電電極505をこの順に堆積形成した光起電力素
子500である。なお、本光起電力素子では透明電極5
04より光の入射が行われることを前提としている。
式マイクロ波加熱装置を用い、結晶シリコン製光起電力
素子を作製した。光起電力素子の構成の模式図を図5
(A)に示す。該光起電力素子は、基体501上にn型
半導体層502,P型半導体層503,透明電極504
及び集電電極505をこの順に堆積形成した光起電力素
子500である。なお、本光起電力素子では透明電極5
04より光の入射が行われることを前提としている。
【0095】まず、基体送り出し機構を有する真空容器
301に、十分に脱脂、洗浄を行ったSUS430BA
製帯状基体(幅45cm×長さ200m×厚さ0.25
mm)の巻きつけられたボビン303をセットし、該基
体101をガスゲート401及び隔離容器303a,3
00及び300b中の搬送機構を介して、更にガスゲー
ト402,403及び404を介し、基体巻き取り機構
を有する真空容器302まで通し、たるみのない程度に
張力調整を行った。
301に、十分に脱脂、洗浄を行ったSUS430BA
製帯状基体(幅45cm×長さ200m×厚さ0.25
mm)の巻きつけられたボビン303をセットし、該基
体101をガスゲート401及び隔離容器303a,3
00及び300b中の搬送機構を介して、更にガスゲー
ト402,403及び404を介し、基体巻き取り機構
を有する真空容器302まで通し、たるみのない程度に
張力調整を行った。
【0096】そこで、各真空容器301,302及び隔
離容器300a,300及び300bを不図示のロータ
リポンプで荒引きし、次いで不図示のメカニカルブース
ターポンプを起動させ10-3Torr付近まで真空引き
した後、更に温度制御機構106a,106bを用い
て、帯状部材の表面温度を280℃に保持しつつ、不図
示の油拡散ポンプ(バリアン製HS−32)にて5×1
0-6Torr以下まで真空引きした。
離容器300a,300及び300bを不図示のロータ
リポンプで荒引きし、次いで不図示のメカニカルブース
ターポンプを起動させ10-3Torr付近まで真空引き
した後、更に温度制御機構106a,106bを用い
て、帯状部材の表面温度を280℃に保持しつつ、不図
示の油拡散ポンプ(バリアン製HS−32)にて5×1
0-6Torr以下まで真空引きした。
【0097】なお、作製条件、マイクロ波アプリケータ
ーの形状、及び湾曲形状等の条件は、SiH4に代えて
SiH4/PH3の混合ガスとした他は表3と同一とし
た。
ーの形状、及び湾曲形状等の条件は、SiH4に代えて
SiH4/PH3の混合ガスとした他は表3と同一とし
た。
【0098】十分に脱ガスが行われた時点で、ガス導入
管113aより、堆積膜形成用原料ガスSiH4100
sccm(PH3/100ppm)を導入し、前記油拡
散ポンプに取り付けられたスロットルバルブの開度を調
整して隔離容器300a内の圧力を8mTorrに保持
した。圧力が安定したところで、不図示の2.45GH
z仕様のマイクロ波電源より、実行パワーで0.85k
W×2のマイクロ波を対向して一対設けられたアプリケ
ーター107a,108aより成膜室内に放射させた。
直ちに、導入された原料ガスはプラズマ化し、プラズマ
領域を形成し、該プラズマ領域は支持・搬送用ローラー
102a,103aの間隙より隔離容器側に漏れ出るこ
とはなかった。またマイクロ波の漏れも検出されなかっ
た。
管113aより、堆積膜形成用原料ガスSiH4100
sccm(PH3/100ppm)を導入し、前記油拡
散ポンプに取り付けられたスロットルバルブの開度を調
整して隔離容器300a内の圧力を8mTorrに保持
した。圧力が安定したところで、不図示の2.45GH
z仕様のマイクロ波電源より、実行パワーで0.85k
W×2のマイクロ波を対向して一対設けられたアプリケ
ーター107a,108aより成膜室内に放射させた。
直ちに、導入された原料ガスはプラズマ化し、プラズマ
領域を形成し、該プラズマ領域は支持・搬送用ローラー
102a,103aの間隙より隔離容器側に漏れ出るこ
とはなかった。またマイクロ波の漏れも検出されなかっ
た。
【0099】なお、ガスゲート401,402,40
3,404にはゲートガス導入管405,406,40
7,408よりゲートガスとしてH2ガスを500sc
cm流し、排気孔409,410,411,412より
不図示の油拡散ポンプで排気し、ガスゲート内圧は1m
Torrとなるよう制御した。
3,404にはゲートガス導入管405,406,40
7,408よりゲートガスとしてH2ガスを500sc
cm流し、排気孔409,410,411,412より
不図示の油拡散ポンプで排気し、ガスゲート内圧は1m
Torrとなるよう制御した。
【0100】続いて実験1及び実験2で説明した条件で
隔離室300内のアプリケーター107及び108のな
す角度θ1,θ2を各30°,30°としてその他のマイ
クロ波加熱条件は表4と同じにした。
隔離室300内のアプリケーター107及び108のな
す角度θ1,θ2を各30°,30°としてその他のマイ
クロ波加熱条件は表4と同じにした。
【0101】隔離容器の300b内に配設されたガス導
入管113bより堆積膜形成用原料ガスSiH41sc
cm(BF3 200ppm)を導入し不図示の油拡散ポ
ンプに取り付けられたスロットルバルプ309bの開度
を調整して隔離容器300bの圧力を8mTorrに保
持した。圧力が安定したことろで、不図示の2.45G
HZ仕様マイクロ波電源より、実行パワーで0.55k
W×2のマイクロ波を対向して一対設けられたアプリケ
ーター107b,108bより成膜室内に放射させた。
直ちに、導入された原料ガスはプラズマ化し、プラズマ
領域を形成し、該プラズマ領域は支持・搬送用ローラー
102b,103bの間隙より隔離容器側に漏れ出るこ
とはなかった。またマイクロ波の漏れも検出されなかっ
た。
入管113bより堆積膜形成用原料ガスSiH41sc
cm(BF3 200ppm)を導入し不図示の油拡散ポ
ンプに取り付けられたスロットルバルプ309bの開度
を調整して隔離容器300bの圧力を8mTorrに保
持した。圧力が安定したことろで、不図示の2.45G
HZ仕様マイクロ波電源より、実行パワーで0.55k
W×2のマイクロ波を対向して一対設けられたアプリケ
ーター107b,108bより成膜室内に放射させた。
直ちに、導入された原料ガスはプラズマ化し、プラズマ
領域を形成し、該プラズマ領域は支持・搬送用ローラー
102b,103bの間隙より隔離容器側に漏れ出るこ
とはなかった。またマイクロ波の漏れも検出されなかっ
た。
【0102】そこで102b,103b及び支持・搬送
用リング104b,105b(いずれも駆動機構は不図
示)を起動し、前記基体101の搬送スピードが1.2
m/minで図中左側から右側方向へ搬送させ連続して
n,p型半導体層を積層形成した。なお、P層作製の隔
離容器300bのマイクロ波アプリケーターの形状及び
湾曲形状等の条件は表3と同一である。
用リング104b,105b(いずれも駆動機構は不図
示)を起動し、前記基体101の搬送スピードが1.2
m/minで図中左側から右側方向へ搬送させ連続して
n,p型半導体層を積層形成した。なお、P層作製の隔
離容器300bのマイクロ波アプリケーターの形状及び
湾曲形状等の条件は表3と同一である。
【0103】帯状部材101の全長に亘って半導体層を
積層形成した後、冷却後取り出し、更に、連続モジュー
ル化装置にて35cm×70cmの太陽電池モジュール
を連続作製した。
積層形成した後、冷却後取り出し、更に、連続モジュー
ル化装置にて35cm×70cmの太陽電池モジュール
を連続作製した。
【0104】作製した太陽電池モジュールについて、A
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ光電変換効率で7.2%以上が得られ、
更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納まっ
ていた。
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ光電変換効率で7.2%以上が得られ、
更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納まっ
ていた。
【0105】また、AM1.5(100mW/cm2 )
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ1%以内に納まった。
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ1%以内に納まった。
【0106】これらのモジュールを接続して5kWの電
力供給システムを作製することができた。
力供給システムを作製することができた。
【0107】(実施例2)本実施例では、実施例1で作
製した結晶シリコン光起電力素子に対して、長波長感度
を向上させる目的で結晶シリコンゲルマニウム光起動電
力素子を作製した。ガス導入管113aより堆積膜形成
用原料ガスSiH480sccm、GeH420scc
m、PH3100ppmを導入した。また、処理室への
マイクロ波パワーを実施例1の1kW×2から0.9k
W×2へと減らした。その他の作製条件は実施例1と同
一として各半導体層を形成した。
製した結晶シリコン光起電力素子に対して、長波長感度
を向上させる目的で結晶シリコンゲルマニウム光起動電
力素子を作製した。ガス導入管113aより堆積膜形成
用原料ガスSiH480sccm、GeH420scc
m、PH3100ppmを導入した。また、処理室への
マイクロ波パワーを実施例1の1kW×2から0.9k
W×2へと減らした。その他の作製条件は実施例1と同
一として各半導体層を形成した。
【0108】帯状部材101の全長に亘って半導体層を
積層形成した後、冷却後取り出し、更に、連続モジュー
ル化装置にて35cm×70cmの太陽電池モジュール
を連続作製した。
積層形成した後、冷却後取り出し、更に、連続モジュー
ル化装置にて35cm×70cmの太陽電池モジュール
を連続作製した。
【0109】作製した太陽電池モジュールについて、A
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ、光電変換効率で7.0%以上が得ら
れ、更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納
まっていた。
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ、光電変換効率で7.0%以上が得ら
れ、更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納
まっていた。
【0110】また、AM1.5(100mW/cm2 )
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ1%以内に納まった。
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ1%以内に納まった。
【0111】これらのモジュールを接続して5kWの電
力供給システムを作製することができた。
力供給システムを作製することができた。
【0112】(実施例3)実施例1で作製した結晶シリ
コン光起電力素子のより高い光電変換効率及び安定性を
得るために、帯状基体上にZnO膜を形成したものを用
いた。
コン光起電力素子のより高い光電変換効率及び安定性を
得るために、帯状基体上にZnO膜を形成したものを用
いた。
【0113】まず、実施例1及び実施例2で用いたのと
同様のSUS430BA帯状基体を連続スパッタ装置に
セットし、Ag(99.99%)電極をターゲットとし
て用いて1000ÅのAg薄膜を、また連続してZnO
(99.999%)電極をターゲットとして用いて1.
2μmのZnO薄膜をスパッタ蒸着し、下部電極50
1’を形成した。(図5(B)参照)ひき続き、該下部
電極501’の形成された帯状基体を図4で示した連続
堆積膜形成装置に、実施例1で行ったのと同様の要領で
セットした。
同様のSUS430BA帯状基体を連続スパッタ装置に
セットし、Ag(99.99%)電極をターゲットとし
て用いて1000ÅのAg薄膜を、また連続してZnO
(99.999%)電極をターゲットとして用いて1.
2μmのZnO薄膜をスパッタ蒸着し、下部電極50
1’を形成した。(図5(B)参照)ひき続き、該下部
電極501’の形成された帯状基体を図4で示した連続
堆積膜形成装置に、実施例1で行ったのと同様の要領で
セットした。
【0114】ガス導入管113aより堆積膜形成用原料
ガスSiH4100sccmPH3100ppmを導入し
た。その他作製条件を実施例1と同一にして各半導体層
を形成した。
ガスSiH4100sccmPH3100ppmを導入し
た。その他作製条件を実施例1と同一にして各半導体層
を形成した。
【0115】作製した太陽電池モジュールについて、A
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ、光電変換効率で7.8%以上が得ら
れ、更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納
まっていた。
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ、光電変換効率で7.8%以上が得ら
れ、更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納
まっていた。
【0116】また、AM1.5(100mW/cm2 )
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ0.9%以内に納まった。
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ0.9%以内に納まった。
【0117】これらのモジュールを接続して5kWの電
力供給システムを作製することができた。
力供給システムを作製することができた。
【0118】(実施例4)本実施例では、REによるプ
ラズマCVD法でn型アモルファスシリコン層を続いて
P型のアモルファスSiCを同様の手法で堆積した後、
本発明のマイクロ波加熱法によりマイクロ波パワーを低
く押えることで表面のSiC層のみをマイクロクリスタ
ル化し、大面積で連続製膜による光起電力素子を作製し
た。
ラズマCVD法でn型アモルファスシリコン層を続いて
P型のアモルファスSiCを同様の手法で堆積した後、
本発明のマイクロ波加熱法によりマイクロ波パワーを低
く押えることで表面のSiC層のみをマイクロクリスタ
ル化し、大面積で連続製膜による光起電力素子を作製し
た。
【0119】図6は、本実施例に用いる作製装置の断面
模式図である。隔離容器601及び602はRFプラズ
マCVD炉となっている。他の搬送系、マイクロ波加熱
装置は図4と同様の構成となっている。隔離容器601
ではnアモルファスシリコン層を3000Å(搬送速度
15cm/min)また、隔離容器602ではp+ アモ
ルファスSiC層を200Å(搬送速度15cm/mi
n)堆積させる。
模式図である。隔離容器601及び602はRFプラズ
マCVD炉となっている。他の搬送系、マイクロ波加熱
装置は図4と同様の構成となっている。隔離容器601
ではnアモルファスシリコン層を3000Å(搬送速度
15cm/min)また、隔離容器602ではp+ アモ
ルファスSiC層を200Å(搬送速度15cm/mi
n)堆積させる。
【0120】まず、基体送り出し機構を有する真空容器
301に、十分に脱脂、洗浄を行ったSUS430BA
製帯状基体(幅45cm×長さ200m厚さ0.25m
m)の巻きつけられたボビン303をセットし、該基体
101をガスゲート401及び隔離容器601,60
2,及び300中の搬送機構を介して、更にガスゲート
402,403及び404を介し、基体巻き取り機構を
有する真空容器302まで通し、たるみのない程度に張
力調整を行った。
301に、十分に脱脂、洗浄を行ったSUS430BA
製帯状基体(幅45cm×長さ200m厚さ0.25m
m)の巻きつけられたボビン303をセットし、該基体
101をガスゲート401及び隔離容器601,60
2,及び300中の搬送機構を介して、更にガスゲート
402,403及び404を介し、基体巻き取り機構を
有する真空容器302まで通し、たるみのない程度に張
力調整を行った。
【0121】そこで、各真空容器301,302及び隔
離容器601,602及び300を不図示のロータリポ
ンプで荒引きし、次いで不図示のメカニカルブースター
ポンプを起動させ10-3Torr付近まで真空引きした
後、更にハロゲンランプ607,608を用いて、帯状
部材の表面温度を280℃に保持しつつ、不図示の油拡
散ポンプ(バリアン製HS−32)にて5×10-4To
rr以下まで真空引きした。
離容器601,602及び300を不図示のロータリポ
ンプで荒引きし、次いで不図示のメカニカルブースター
ポンプを起動させ10-3Torr付近まで真空引きした
後、更にハロゲンランプ607,608を用いて、帯状
部材の表面温度を280℃に保持しつつ、不図示の油拡
散ポンプ(バリアン製HS−32)にて5×10-4To
rr以下まで真空引きした。
【0122】ガス導入管605及び606よりSiH4
50sccm,H2350sccm及びCH41scc
m,SiH42sccm,B2H6300ppmをそれぞ
れ導入した。成膜室圧力はそれぞれ0.95Torrに
なるよう不図示の排気スロットルバルブを調整して行っ
た。RFパワーをそれぞれ100W及び3Wとした。
50sccm,H2350sccm及びCH41scc
m,SiH42sccm,B2H6300ppmをそれぞ
れ導入した。成膜室圧力はそれぞれ0.95Torrに
なるよう不図示の排気スロットルバルブを調整して行っ
た。RFパワーをそれぞれ100W及び3Wとした。
【0123】マイクロ波加熱のための処理室である隔離
容器300は主として実験1及び実験2で説明した条件
でアプリケーター107及び108のなす角度θ1,θ2
を各々30°,30°とし,マイクロ波パワーを200
Wとした。
容器300は主として実験1及び実験2で説明した条件
でアプリケーター107及び108のなす角度θ1,θ2
を各々30°,30°とし,マイクロ波パワーを200
Wとした。
【0124】なお、ガスゲート401,402,40
3,404にはゲートガス導入管405,406,40
7,408よりゲートガスとしてH2ガスを500sc
cm流し排気孔409,410,411,412より不
図示の油拡散ポンプで排気し、ガスゲート内圧は1mT
orrとなるよう制御した。
3,404にはゲートガス導入管405,406,40
7,408よりゲートガスとしてH2ガスを500sc
cm流し排気孔409,410,411,412より不
図示の油拡散ポンプで排気し、ガスゲート内圧は1mT
orrとなるよう制御した。
【0125】まず、各々の成膜室内でRFプラズマを生
起させ、放電等が安定したところで帯状部材101を搬
送スピード15cm/minで図中左側から右側方向へ
搬送させ、連続して、n-,p+型半導体層を堆積形成し
た。
起させ、放電等が安定したところで帯状部材101を搬
送スピード15cm/minで図中左側から右側方向へ
搬送させ、連続して、n-,p+型半導体層を堆積形成し
た。
【0126】帯状部材101の全長に亘って半導体層を
積層形成した後、冷却後取り出し、反射型高速電子線回
折像を観察したところ、ハローとリングの混在したパタ
ーンでp+のSiC層はマイクロクリスタル化している
ことがわかった。勿論、マイクロ波加熱処理を行わなか
った同様の構成即ちn-アモルファスシリコンp+アモル
ファスSiCの積層膜の観察ではハローパターンとなり
はっきりとした差が見られた。
積層形成した後、冷却後取り出し、反射型高速電子線回
折像を観察したところ、ハローとリングの混在したパタ
ーンでp+のSiC層はマイクロクリスタル化している
ことがわかった。勿論、マイクロ波加熱処理を行わなか
った同様の構成即ちn-アモルファスシリコンp+アモル
ファスSiCの積層膜の観察ではハローパターンとなり
はっきりとした差が見られた。
【0127】また、HF,HNO3,CH3COOH,H
2Oの混合液によるウェットエッチングを行ないマイク
ロクリスタルp+SiCの表面をエッチングして行きそ
の都度反射高速電子線回折像を観察したことろマイクロ
クリスタルp+SiC層200Åまではハーロとリング
の混在したパターンでそれ以下のアモルファスシリコン
n-層では、ハローパターンであることが確認できた。
2Oの混合液によるウェットエッチングを行ないマイク
ロクリスタルp+SiCの表面をエッチングして行きそ
の都度反射高速電子線回折像を観察したことろマイクロ
クリスタルp+SiC層200Åまではハーロとリング
の混在したパターンでそれ以下のアモルファスシリコン
n-層では、ハローパターンであることが確認できた。
【0128】また本発明ではマイクロ波のパワーを適宜
選択することでこのマイクロクリスタル化する膜厚方向
の分布を制御することも可能である。
選択することでこのマイクロクリスタル化する膜厚方向
の分布を制御することも可能である。
【0129】この様にして得られる帯状部材101上の
アモルファスSin-層/マイクロクリスタルSiCp+
層を帯状部材101の全長に亘って半導体層を積層形成
した後、冷却後取り出し、更に、連続モジュール化装置
にて35cm×70cmの太陽電池モジュールを連続作
製した。
アモルファスSin-層/マイクロクリスタルSiCp+
層を帯状部材101の全長に亘って半導体層を積層形成
した後、冷却後取り出し、更に、連続モジュール化装置
にて35cm×70cmの太陽電池モジュールを連続作
製した。
【0130】作製した太陽電池モジュールについて、A
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ、光電変換効率で7.2%以上が得ら
れ、更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納
まっていた。
M1.5(100mW/cm2 )光照射下にて特性評価
を行ったところ、光電変換効率で7.2%以上が得ら
れ、更にモジュール間の特性のバラツキは5%以内に納
まっていた。
【0131】また、AM1.5(100mW/cm2 )
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ9.5%以内に納まった。
光の500時間連続照射後の光電変換効率の初期値に対
する変化率を測定したところ9.5%以内に納まった。
【0132】これらのモジュールを接続して5kWの電
力供給システムを作製することができた。
力供給システムを作製することができた。
【0133】
【発明の効果】本発明による、大面積かつ均一なマイク
ロ波加熱手段の考案により、薄膜半導体のアニール時間
の大幅な短縮をもたらした。具体的にはアモルファスシ
リコンのアニールには、10時間程度をかけて結晶化さ
せ結晶シリコン太陽電池を作製していたが、本発明によ
れば、1分程度のマイクロ波照射で、同様のアニーニ効
果が得られる。
ロ波加熱手段の考案により、薄膜半導体のアニール時間
の大幅な短縮をもたらした。具体的にはアモルファスシ
リコンのアニールには、10時間程度をかけて結晶化さ
せ結晶シリコン太陽電池を作製していたが、本発明によ
れば、1分程度のマイクロ波照射で、同様のアニーニ効
果が得られる。
【0134】さらに大面積かつ均一な加熱手段により従
来より考案されていたレーザーアニールに比べて一度に
加熱処理が可能な領域は飛躍的に拡大することができ、
低コスト大面積の光起電力素子の量産化が可能となる。
来より考案されていたレーザーアニールに比べて一度に
加熱処理が可能な領域は飛躍的に拡大することができ、
低コスト大面積の光起電力素子の量産化が可能となる。
【0135】また本発明によればマイクロ波パワーを適
宜調整することで膜厚方向のアニールの深度を制御する
ことも可能となる。
宜調整することで膜厚方向のアニールの深度を制御する
ことも可能となる。
【0136】以上のことから、高効率で光電変換効率の
高い結晶性光起電力素子を連続して安定性良く、形成し
得る機能性堆積膜の連続形成方法及び装置を提供するこ
とが可能となる。
高い結晶性光起電力素子を連続して安定性良く、形成し
得る機能性堆積膜の連続形成方法及び装置を提供するこ
とが可能となる。
【図1】本発明のマイクロ波加熱装置の斜視図である。
【図2】本発明のマイクロ波アプリケーター手段の概略
図である。
図である。
【図3】本発明の導波管の取り付け角度を説明するため
の断面概略図である。
の断面概略図である。
【図4】本発明の機能性堆積膜の連続形成装置の1例を
示す全体概略図である。
示す全体概略図である。
【図5】(A)及び(B)は本発明において作製される
光起電力素子の断面概略図である。
光起電力素子の断面概略図である。
【図6】本発明の機能性堆積膜の連続形成装置の他の1
例を示す全体概略図である。
例を示す全体概略図である。
101 帯状部材 102,103 搬送用ローラー 104,104a,104b,105,105a,10
5b 搬送用リング 106,106a,106b 温度制御機構 107,107a,107b,108,108a,10
8b マイクロ波アプリケーター 109,110 マイクロ波透過性部材 111,112 方形導波管 113,113a,113b ガス導入管 114 排気管 115 隔離通路 116 処理室 200 マイクロ波アプリケーター 201,202 マイクロ波透過性部材 203a,203b マイクロ波整合用円板 204 内筒 205 外筒 206 固定用リング 207 チョークフランジ 208 方形導波管 209 冷却媒体 210 Oリング 211 溝 211 メタルシール 213,214 冷却空気導入・排出孔 300,300a,300b 隔離容器 301,302,501,502 真空容器 303 送り出し用ボビン 304 巻き取り用ボビン 305,306 搬送用ローラー 307,308,309,309a、309b スロッ
トルバルブ 310,311,409,410,411,412 排
気孔 312,313 温度調節機構 314,315 圧力計 320,320a,320b 排気管 405,406,407,408 ゲートガス導入管 401,402,403,404 ガスゲート 409,410,411,412 ゲートガス排気管 500 光起電力素子 501 支持体 501’ 下部電極 502 n型半導体層 503 P型半導体層 504 透明導電膜 505 上部電極 601,602 隔離容器 603,604 カソード電極 605,606 ガス導入管 607,608 ハロゲンランプ 609,610 アノード電極 611,612 排気管。
5b 搬送用リング 106,106a,106b 温度制御機構 107,107a,107b,108,108a,10
8b マイクロ波アプリケーター 109,110 マイクロ波透過性部材 111,112 方形導波管 113,113a,113b ガス導入管 114 排気管 115 隔離通路 116 処理室 200 マイクロ波アプリケーター 201,202 マイクロ波透過性部材 203a,203b マイクロ波整合用円板 204 内筒 205 外筒 206 固定用リング 207 チョークフランジ 208 方形導波管 209 冷却媒体 210 Oリング 211 溝 211 メタルシール 213,214 冷却空気導入・排出孔 300,300a,300b 隔離容器 301,302,501,502 真空容器 303 送り出し用ボビン 304 巻き取り用ボビン 305,306 搬送用ローラー 307,308,309,309a、309b スロッ
トルバルブ 310,311,409,410,411,412 排
気孔 312,313 温度調節機構 314,315 圧力計 320,320a,320b 排気管 405,406,407,408 ゲートガス導入管 401,402,403,404 ガスゲート 409,410,411,412 ゲートガス排気管 500 光起電力素子 501 支持体 501’ 下部電極 502 n型半導体層 503 P型半導体層 504 透明導電膜 505 上部電極 601,602 隔離容器 603,604 カソード電極 605,606 ガス導入管 607,608 ハロゲンランプ 609,610 アノード電極 611,612 排気管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 豪人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 岡部 正太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 芳里 直 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (20)
- 【請求項1】 堆積膜が形成された帯状部材を連続的に
移動せしめながら、その途中で該帯状部材を側壁とする
柱状の処理空間を形成し、該処理空間にマイクロ波アプ
リケーター手段によりマイクロ波エネルギーを放射させ
ることにより前記処理空間の堆積膜の形成された側壁の
加熱処理を行うマイクロ波加熱工程を含む機能性堆積膜
の連続形成方法であって、前記マイクロ波エネルギーを
マイクロ波の進行方向に対して平行に放射させるように
したマイクロ波アプリケーター手段により前記マイクロ
波エネルギーを前記処理空間に放射することを特徴とす
る機能性堆積膜の連続形成方法。 - 【請求項2】 前記移動する帯状部材の途中において、
湾曲開始端形成手段と湾曲終了端形成手段とを用いて、
前記湾曲開始端形成手段と前記湾曲終了端形成手段との
間に前記帯状部材の長手方向に間隙を残して該帯状部材
を湾曲させて前記処理空間の側壁を形成する請求項1に
記載の機能性堆積膜の連続形成方法。 - 【請求項3】 前記帯状部材を側壁として形成される柱
状の処理空間の両端面のうち、片側又は両側に配設され
る、少なくとも1つ以上の前記マイクロ波アプリケータ
ー手段を介して、前記マイクロ波エネルギーを前記処理
空間内に放射させる請求項1または2に記載の機能性堆
積膜の連続形成方法。 - 【請求項4】 前記マイクロ波アプリケーター手段を前
記端面に垂直方向に配設し、前記マイクロ波エネルギー
を前記側壁と平行な方向に放射させる請求項3に記載の
機能性堆積膜の連続形成方法。 - 【請求項5】 前記マイクロ波エネルギーを前記マイク
ロ波アプリケーター手段の先端部分に設けられたマイク
ロ波透過性部材を介して放射させるようにする請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の機能性堆積膜の連続形成
方法。 - 【請求項6】 前記マイクロ波アプリケーター手段と、
前記処理空間との気密を前記マイクロ波透過性部材によ
り保持させるようにする請求項5に記載の機能性堆積膜
の連続形成方法。 - 【請求項7】 前記マイクロ波アプリケーター手段を、
前記両端面において互いに対向して配設させる場合に
は、一方のマイクロ波アプリケーター手段より放射され
るマイクロ波エネルギーが他方のマイクロ波アプリケー
ター手段にて受信されないように配置する請求項3乃至
6のいずれか1項に記載の機能性堆積膜の連続形成方
法。 - 【請求項8】 前記柱状の処理空間内に放射されたマイ
クロ波エネルギーが、前記処理空間外へ漏洩しないよう
にする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の機能性堆
積膜の連続形成方法。 - 【請求項9】 前記処理空間に処理用ガスを導入し該処
理用ガスを、前記湾曲開始端形成手段と前記湾曲終了端
形成手段との間で前記帯状部材の長手方向に残された間
隙より排気するようにする請求項1乃至8のいずれか1
項に記載の機能性堆積膜の連続形成方法。 - 【請求項10】 前記帯状部材の少なくとも一方の面に
は導電処理を施すようにする請求項1乃至9のいずれか
1項に記載の機能性堆積膜の連続形成方法。 - 【請求項11】 長手方向に連続的に移動する帯状部材
上にマイクロ波を放射することを特徴とする堆積膜の連
続形成装置であって、前記帯状部材をその長手方向に連
続的に移動させる手段と、該帯状部材を湾曲させ該帯状
部材を側壁として内部を実質的に真空に保持し得る柱状
の処理室を形成するための湾曲部形成手段と、マイクロ
波の進行方向に対して平行な方向にマイクロ波のエネル
ギーを放射させ前記処理室内にマイクロ波加熱領域を生
起させるためのマイクロ波アプリケーターと、前記処理
室を排気するための排気手段と、前記処理室に処理用ガ
スを導入するためのガス導入手段とから構成されること
を特徴とする機能性堆積膜の連続形成装置。 - 【請求項12】 前記湾曲部形成手段は、少なくとも一
組以上の、湾曲開始端形成手段と湾曲終了端形成手段と
で構成され、前記湾曲開始端形成手段と前記湾曲終了端
形成手段とを、前記帯状部材の長手方向に間隙を残して
配設した請求項11に記載の機能性堆積膜の連続形成装
置。 - 【請求項13】 前記湾曲部形成手段は、少なくとも一
対の支持・搬送用ローラーと支持・搬送用リングとで構
成され、前記一対の支持・搬送用ローラーは前記帯状部
材の長手方向に間隙を残して平行に配設されている請求
項11または12に記載の機能性堆積膜の連続形成装
置。 - 【請求項14】 前記帯状部材を側壁として形成される
柱状の処理室の両端面のうち片側又は両側に、少なくと
も1つ以上の前記マイクロ波アプリケーター手段を配設
する請求項11乃至13のいずれか1項に記載の機能性
堆積膜の連続形成装置。 - 【請求項15】 前記マイクロ波アプリケーター手段は
前記処理室の前記端面に垂直方向に配設された請求項1
4に記載の機能性堆積膜の連続形成装置。 - 【請求項16】 前記マイクロ波アプリケーター手段の
先端部分には、前記処理室と前記マイクロ波アプリケー
ター手段との気密分離を行い、かつ、前記マイクロ波ア
プリケーターから放射されるマイクロ波エネルギーを前
記処理室内へ透過せしめるマイクロ波透過性部材が配設
される請求項11乃至15のいずれか1項に記載の機能
性堆積膜の連続形成装置。 - 【請求項17】 前記帯状部材の少なくとも一方の面に
導電性処理が施される請求項11乃至16のいずれか1
項に記載の機能性堆積膜の連続形成装置。 - 【請求項18】 前記マイクロ波アプリケーター手段に
は方形及び/又は楕円導波管を介してマイクロ波エネル
ギーが伝送される請求項11乃至17のいずれか1項に
記載の機能性堆積膜の連続形成装置。 - 【請求項19】 前記マイクロ波アプリケーター手段を
前記処理室の両端面において互いに対向して配設させる
場合には、前記マイクロ波アプリケーター手段に接続さ
れる前記方形及び/又は楕円導波管の長辺を含む面同
志、長軸を含む面同志、又は長辺を含む面と長軸を含む
面同志が互いに平行とならないよう配設する請求項18
に記載の機能性堆積膜の連続形成装置。 - 【請求項20】 前記方形及び/又は楕円導波管の長辺
を含む面及び/又は長軸を含む面と、前記一対の支持搬
送用ローラーの中心軸を含む面とのなす角度が垂直とな
らないよう配設する請求項18または19に記載の機能
性堆積膜の連続形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277183A JPH0590178A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 機能性堆積膜の連続形成方法及び連続形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277183A JPH0590178A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 機能性堆積膜の連続形成方法及び連続形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590178A true JPH0590178A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17579966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3277183A Pending JPH0590178A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 機能性堆積膜の連続形成方法及び連続形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590178A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117225666A (zh) * | 2023-09-28 | 2023-12-15 | 斯凯瑞光电(上海)有限公司 | 一种用于微波无电极紫外固化系统的控制设备 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3277183A patent/JPH0590178A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117225666A (zh) * | 2023-09-28 | 2023-12-15 | 斯凯瑞光电(上海)有限公司 | 一种用于微波无电极紫外固化系统的控制设备 |
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