JPH0590741U - 耐熱電線 - Google Patents

耐熱電線

Info

Publication number
JPH0590741U
JPH0590741U JP3258692U JP3258692U JPH0590741U JP H0590741 U JPH0590741 U JP H0590741U JP 3258692 U JP3258692 U JP 3258692U JP 3258692 U JP3258692 U JP 3258692U JP H0590741 U JPH0590741 U JP H0590741U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
resistant
insulator
protective coating
braid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3258692U
Other languages
English (en)
Inventor
勝士 中矢
智雄 大石
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP3258692U priority Critical patent/JPH0590741U/ja
Publication of JPH0590741U publication Critical patent/JPH0590741U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 200℃以上の温度で安定して使用でき、しか
も可とう性が良好で、長尺物も容易に製造できる耐熱電
線を提供する。 【構成】 導体2上に、パーフルオロアルコキシ樹脂
(PFA)やフッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)
のようなフッ素樹脂からなる絶縁体3を設けた絶縁線心
1複数本を撚合わせ、その上に、チラノ繊維糸あるいは
ポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)繊維糸の編組か
らなる保護被覆5を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、導体上にフッ素樹脂からなる絶縁体を設けてなる耐熱電線に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来より、口出線のような高い耐熱性が要求が用途には、絶縁体をシリコーン ゴムで、保護被覆をシリコーンゴムもしくはガラス編組で構成したもの、絶縁体 をパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)やフッ化エチレンプロピレン樹脂(F EP)などのフッ素樹脂で構成し、保護被覆に、シリコーンワニスを含浸させた ガラス編組を用いたものが一般に使用されている。
【0003】 このような中で、近時、 200℃以上の温度で安定して使用できる耐熱電線の要 求がある。
【0004】 しかしながら、従来のシリコーンゴムで絶縁したものでは、連続使用に耐えう る温度が最高180 ℃までであり、また、フッ素樹脂で絶縁したものでは、フッ素 樹脂自身はシリコーンゴムに比べて耐熱温度が高いものの(たとえばPFAの連 続使用最高温度は 250℃、FEPは 200℃)、ガラス編組のケバ立ち防止のため に含浸させているシリコーンワニスの耐熱温度が 180℃であるため、電線として 使用可能な温度は 180℃までであった。
【0005】 また、シリコーンワニス含浸ガラス編組に代えて、保護被覆にも絶縁体と同じ PFAやFEPを用いた耐熱電線も知られているが、可とう性に乏しい上、長尺 物の製造が困難なため、用途が限られるという問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように、 200℃以上の温度で安定して使用できる耐熱電線の要求があるが 、従来の耐熱電線では 180℃を越えて使用することができなかったり、あるいは 、可とう性に乏しく、かつ、長尺物の製造が困難であるなど、未だ、上記要求に 応えるものが得られていないのが実状である。
【0007】 本考案はこのような要求に応えるべくなされたもので、 200℃以上の温度で安 定して使用でき、しかも可とう性が良好で、長尺物も容易に製造できる耐熱電線 を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の耐熱電線は、導体上にフッ素樹脂からなる絶縁体を設けてなる絶縁線 心よりなるケーブルコア外周に、耐熱高強度繊維糸の編組からなる保護被覆を施 してなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案の耐熱電線では、フッ素樹脂で絶縁され、かつ保護被覆は、従来のガラ ス繊維のようにシリコーンワニスを含浸させる必要のない耐熱高強度繊維糸の編 組で構成されているので、耐熱性が向上し、かつ可とう性も良好である。また、 製造も容易である。
【0010】
【実施例】
次に、図面に示す本考案の実施例について説明する。なお、以下の図面におい て、共通する部分には同一符号が付されている。
【0011】 図1は本考案の一実施例の耐熱電線を示す横断面図である。
【0012】 図1において、1は、導体2上にフッ素樹脂からなる絶縁体3を設けてなる絶 線線心を示し、この絶縁線心1が複数本撚合わされて絶縁線心群4を構成してい る。そして、この絶縁線心群4上には、後述するような耐熱高強度繊維糸の編組 からなる保護被覆5が設けられている。
【0013】 ここで、導体2としては、耐熱性の良いNi線やAg線、あるいはこれらのNiやAg をメッキをした銅線などが使用される。
【0014】 また、絶縁体3を構成するフッ素樹脂としては、耐熱性と被覆の容易さから、 パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)やフッ化エチレンプロピレン樹脂(FE P)の使用が望ましい。すなわち、これらの連続使用最高温度は先述したように PFAが 250℃、FEPは 200℃で、かつ、いずれも押出しが可能で、PFAや FEPの導体2上への直接押出により、また、PFAテープやFEPテープの巻 回により、容易に所望の厚さの絶縁体3を形成することができる。
【0015】 さらに、保護被覆5を構成する耐熱高強度繊維としては、有機金属ポリマーか らなる繊維、たとえば宇部興産社製のチラノ繊維(商品名)や、デュポン社製の ケブラー(商品名)で知られるポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)繊維の使 用が望ましい。
【0016】 チラノ繊維は、引張強度が300kg/mm2 程度、引張弾性率が18000kg/mm2 程度、 連続使用可能温度1000℃以上と、強度、弾性率、耐熱性に優れた繊維で、かつ耐 候性や耐薬品性にも優れたものである。
【0017】 また、ポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)繊維も高強度、高弾性率繊維と して知られるもので、耐熱性は上記チラノ繊維に比べて劣るものの、連続使用可 能温度がフッ素樹脂に匹敵する 200℃以上という優れた耐熱性を有している。
【0018】 このように構成された耐熱電線では、フッ素樹脂からなる絶縁体3上に、耐熱 性が良好でかつ機械的強度の大きい耐熱高強度繊維糸の編組からなる保護被覆5 が設けられているので、従来のシリコーンワニス処理がなされたガラス編組で保 護被覆5を構成したものに比べて耐熱性を向上させることができるとともに、可 とう性も良好で、さらに、長尺物であっても容易に製造することができる。
【0019】 ちなみに、保護被覆5が上記チラノ繊維糸の編組からなり、絶縁体がPFAか らなる上記構造の耐熱電線では、 250〜260 ℃で連続使用が可能であり、また、 保護被覆5がポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)繊維からなり、絶縁体がP FAからなる上記構造の耐熱電線では、 200℃程度までの連続使用が可能であっ た。
【0020】 なお、上記実施例は、絶縁線心1を複数本撚合せた多心構造の耐熱電線の例で あるが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、図2に示すよう に単心構造のものに適用することもできる。さらに、図3に示すように、絶縁線 心1をチラノ繊維やポリ(p-フェニレンテレフタルアミド)繊維のような介在6 とともに撚合わせ、その上に、耐熱高強度繊維糸の編組からなる保護被覆5を設 けるようにしてもよい。いずれも、上記実施例と同様の効果を得ることができる 。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の耐熱電線は、フッ素樹脂からなる絶縁体上に耐 熱高強度繊維糸の編組からなる保護被覆を施した構成とされているので、耐熱性 に優れ、かつ可とう性にも優れている。また、長尺物であっても容易に製造する ことができる。したがって、従来のフッ素樹脂絶縁線に代わる耐熱電線として、 口出線をはじめ各種用途に広く用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の耐熱電線の一実施例を示す横断面図。
【図2】本考案の耐熱電線の他の実施例を示す横断面
図。
【図3】本考案の耐熱電線のさらに他の実施例を示す横
断面図。
【符号の説明】
1………絶縁線心 2………導体 3………フッ素樹脂絶縁体 4………絶縁線心群 5………耐熱高強度繊維糸の編組からなる保護被覆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体上にフッ素樹脂からなる絶縁体を設
    けてなる絶縁線心の外周に、耐熱高強度繊維糸の編組か
    らなる保護被覆を施してなることを特徴とする耐熱電
    線。
JP3258692U 1992-05-18 1992-05-18 耐熱電線 Pending JPH0590741U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258692U JPH0590741U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 耐熱電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258692U JPH0590741U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 耐熱電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0590741U true JPH0590741U (ja) 1993-12-10

Family

ID=12362975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3258692U Pending JPH0590741U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 耐熱電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0590741U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014154242A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Hitachi Metals Ltd 耐熱電線及び、多芯ケーブル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014154242A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Hitachi Metals Ltd 耐熱電線及び、多芯ケーブル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10249412B2 (en) Composite cable
JP5761226B2 (ja) 多芯ケーブルおよびその製造方法
US9040826B2 (en) Cable
JP2014007005A (ja) 多芯ケーブルおよびその製造方法
US20190074110A1 (en) Multicore cable
KR101394415B1 (ko) 내굴곡성이 우수한 열선 케이블
JP2020021620A (ja) 絶縁電線、ケーブル
JP2023048669A (ja) 複合ケーブル
JP2020021713A (ja) 多芯通信ケーブル
US20200168367A1 (en) Composite cable
CN203931563U (zh) 多芯线缆
JP2020021701A (ja) 多芯通信ケーブル
JPH0590741U (ja) 耐熱電線
CN218826292U (zh) 一种抗压电缆
JP2020024911A (ja) 多芯通信ケーブル
JP2000090753A (ja) 同軸ケーブル
JP2012227055A (ja) フラットケーブル及びそれを用いたケーブルハーネス
KR20110077232A (ko) 굽힘성이 개선된 정전력히팅선 구조 및 제조방법
CN219512849U (zh) 扁平电线
CN112837853A (zh) 医用线缆组件、医用线缆及其制造方法
CN205282118U (zh) 机器人用高柔超细控制电缆
CN212724757U (zh) 一种电缆
CN223155696U (zh) 一种柔性电缆及工业机器人
CN204407026U (zh) 机场静态电源用耐扭曲电缆
CN219958575U (zh) 一种工业拖链线