JPH059081Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH059081Y2 JPH059081Y2 JP1989042519U JP4251989U JPH059081Y2 JP H059081 Y2 JPH059081 Y2 JP H059081Y2 JP 1989042519 U JP1989042519 U JP 1989042519U JP 4251989 U JP4251989 U JP 4251989U JP H059081 Y2 JPH059081 Y2 JP H059081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- coating layer
- thickness
- rolls
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Crushing And Grinding (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、材料を練肉、分散等するロールミル
に関する。
に関する。
(従来の技術と問題点)
ロールミルは、数本のロールを互いに強く押付
け、2本のロール間において処理材料にズリ力を
与えて練肉、分散等をするようになつているの
で、ロールの表面には強力な摩擦力が働き、また
相互に押付けられるからロール内部には曲げ荷重
が作用する。そのため、ロールは、母材が靱性を
有し、表面が耐摩耗性を有するものであることが
要求されている。
け、2本のロール間において処理材料にズリ力を
与えて練肉、分散等をするようになつているの
で、ロールの表面には強力な摩擦力が働き、また
相互に押付けられるからロール内部には曲げ荷重
が作用する。そのため、ロールは、母材が靱性を
有し、表面が耐摩耗性を有するものであることが
要求されている。
このような目的に応じるため、チルドロールと
して表面をチルド化して硬度を上げ、内部は比較
的粘り強いねずみ鋳鉄としていることが多いが、
従来のチルド鋳物でロール表面を硬化するには限
度があり、例えば金属顔料の処理にチルドロール
を使用すると2〜3ケ月位で表面に条痕が発生し
補修の必要が生じてくる。また、摩耗によつて金
属が処理材料中に混入し、製品に悪影響を与え
る。
して表面をチルド化して硬度を上げ、内部は比較
的粘り強いねずみ鋳鉄としていることが多いが、
従来のチルド鋳物でロール表面を硬化するには限
度があり、例えば金属顔料の処理にチルドロール
を使用すると2〜3ケ月位で表面に条痕が発生し
補修の必要が生じてくる。また、摩耗によつて金
属が処理材料中に混入し、製品に悪影響を与え
る。
(課題解決のための手段)
本考案によれば、そのような欠点を解消するよ
う靱性を有するロール母材の表面にタングステン
カーバイト、セラミツク等の超硬材料を溶射し、
表面を研摩して100μ以上の厚さの溶射被覆層を
形成したことを特徴とするロールミルが提供され
る。
う靱性を有するロール母材の表面にタングステン
カーバイト、セラミツク等の超硬材料を溶射し、
表面を研摩して100μ以上の厚さの溶射被覆層を
形成したことを特徴とするロールミルが提供され
る。
また、上記溶射被覆層は、ロール間の圧着力や
ズリ力によつてクラツクを生じたりロール面から
剥離しないように、かつ表面が平滑になるよう溶
射する厚さは200μ以上にし、研摩によつて形成
される被覆層の厚さは、100μ〜200μ未満の厚さ
にしてある。
ズリ力によつてクラツクを生じたりロール面から
剥離しないように、かつ表面が平滑になるよう溶
射する厚さは200μ以上にし、研摩によつて形成
される被覆層の厚さは、100μ〜200μ未満の厚さ
にしてある。
(作用)
本考案のロールは、表面硬度が高くなり、耐久
性を増し、金属の混入もみられない。
性を増し、金属の混入もみられない。
(実施例)
図において、ロールミルは、3本のロール1,
2,3を有し、各ロールを互いに圧着し、ロール
1,2の間に供給した処理材料(図示略)にズリ
力を与えて処理し、これをロール2からロール3
へ順次移行するよう各ロールの回転数を制御して
いる。ロールの本数は図に示す実施例の他、2本
若しくは4本以上の複数本とすることができる。
処理材料は、上記ロール間を通過する間に練肉、
均一微粒子化、分散処理等される。
2,3を有し、各ロールを互いに圧着し、ロール
1,2の間に供給した処理材料(図示略)にズリ
力を与えて処理し、これをロール2からロール3
へ順次移行するよう各ロールの回転数を制御して
いる。ロールの本数は図に示す実施例の他、2本
若しくは4本以上の複数本とすることができる。
処理材料は、上記ロール間を通過する間に練肉、
均一微粒子化、分散処理等される。
上記ロールは、靱性を有する、例えばS45C等
の金属材料で母材4を形成し、その表面にタング
ステンカーバイト(WC)、セラミツク等の超硬
材料を溶射して作られる。なお、ロール母材は表
面を、所望によりチルド化してもよく、また溶射
に適するように表面処理される。溶射は、公知の
金属溶射法等によつて行われ、母材の表面に薄い
溶射膜を形成し、これを重ねることにより全周に
設けられる。この際、各種の溶射方法が知られて
いるが、本考案のロールミルに用いるためには、
特に爆発式(爆燃式)溶射(Detonation Gun
Coating)が好ましい。例えば、熱源に酸素−ア
セチレン炎を使用し、WCやセラミツクを粉末で
供給する溶射法では、WC等の粉末を窒素流に乗
せて溶射ガンに送り、該ガンに設けたスパークプ
ラグ間にスパークを発生させてガンに供給された
酸素−アセチレン混合気を爆発させ、上記粉末に
大きな運動エネルギーを与えて該ガンの銃口から
飛び出させ、前方に配置したロール母材の表面に
衝突させる。上記WC粉末は、それによつて溶融
点以上の温度に発熱し、溶融状態で母材表面上に
数μの被覆をつくるから、この操作を繰返して
200μ若しくはそれ以上の溶射膜を形成する。な
お、高融点のセラミツクの場合には、プラズマ溶
射を用いることもある。このようにして得られた
溶射膜は、非常に緻密であり、母材との密着力も
大きい。
の金属材料で母材4を形成し、その表面にタング
ステンカーバイト(WC)、セラミツク等の超硬
材料を溶射して作られる。なお、ロール母材は表
面を、所望によりチルド化してもよく、また溶射
に適するように表面処理される。溶射は、公知の
金属溶射法等によつて行われ、母材の表面に薄い
溶射膜を形成し、これを重ねることにより全周に
設けられる。この際、各種の溶射方法が知られて
いるが、本考案のロールミルに用いるためには、
特に爆発式(爆燃式)溶射(Detonation Gun
Coating)が好ましい。例えば、熱源に酸素−ア
セチレン炎を使用し、WCやセラミツクを粉末で
供給する溶射法では、WC等の粉末を窒素流に乗
せて溶射ガンに送り、該ガンに設けたスパークプ
ラグ間にスパークを発生させてガンに供給された
酸素−アセチレン混合気を爆発させ、上記粉末に
大きな運動エネルギーを与えて該ガンの銃口から
飛び出させ、前方に配置したロール母材の表面に
衝突させる。上記WC粉末は、それによつて溶融
点以上の温度に発熱し、溶融状態で母材表面上に
数μの被覆をつくるから、この操作を繰返して
200μ若しくはそれ以上の溶射膜を形成する。な
お、高融点のセラミツクの場合には、プラズマ溶
射を用いることもある。このようにして得られた
溶射膜は、非常に緻密であり、母材との密着力も
大きい。
さらに、本考案のロールは、上記WC等を溶射
したロールの表面を、100μ〜200μ未満、好まし
くは100μ以上約150μ程度の厚さになるよう研摩
し、溶射被覆層5を形成している。該溶射被覆層
5は、研摩によつて表面が平滑となり、処理材料
が表面に付着、残留することもない。なお、上記
溶射被覆層5が、上記厚さよりも薄いとクラツク
を生じたり、強度上問題があり、また厚すぎると
剥離し易くなる傾向がある。
したロールの表面を、100μ〜200μ未満、好まし
くは100μ以上約150μ程度の厚さになるよう研摩
し、溶射被覆層5を形成している。該溶射被覆層
5は、研摩によつて表面が平滑となり、処理材料
が表面に付着、残留することもない。なお、上記
溶射被覆層5が、上記厚さよりも薄いとクラツク
を生じたり、強度上問題があり、また厚すぎると
剥離し易くなる傾向がある。
チルド化したロールの表面にタングステンカー
バイドを200μの厚さに溶射し、これを150μに研
摩した本考案のロールを用いて金属顔料を処理し
たところ、単なるチルドロールでは2〜3ケ月で
表面に条痕を生じたが、本考案のロールでは従来
のチルドロールの10〜15倍の稼働時間に対しても
それ程の摩耗現象が見られなかつた。
バイドを200μの厚さに溶射し、これを150μに研
摩した本考案のロールを用いて金属顔料を処理し
たところ、単なるチルドロールでは2〜3ケ月で
表面に条痕を生じたが、本考案のロールでは従来
のチルドロールの10〜15倍の稼働時間に対しても
それ程の摩耗現象が見られなかつた。
(考案の効果)
本考案は上記のように構成され、超硬材料を溶
射させて靱性を有するロール母材の表面に溶射被
覆層を形成したから、表面硬度を高くして耐摩耗
性を増大し、母材の靱性によつて脆性を少くする
ことができ、また、上記溶射被覆層は、200μ以
上の厚さに溶射した超硬材料を研摩して100μ〜
200μ未満の厚さに形成したので、表面が平滑と
なつて処理材料がロール表面に付着、残留するよ
うなこともなく、しかも上記被覆層が薄いために
クラツクを生じたり、厚いために母材から剥離し
たりするおそれもなく、金属の混入を嫌う金属顔
料の処理等に好適に使用することができる。
射させて靱性を有するロール母材の表面に溶射被
覆層を形成したから、表面硬度を高くして耐摩耗
性を増大し、母材の靱性によつて脆性を少くする
ことができ、また、上記溶射被覆層は、200μ以
上の厚さに溶射した超硬材料を研摩して100μ〜
200μ未満の厚さに形成したので、表面が平滑と
なつて処理材料がロール表面に付着、残留するよ
うなこともなく、しかも上記被覆層が薄いために
クラツクを生じたり、厚いために母材から剥離し
たりするおそれもなく、金属の混入を嫌う金属顔
料の処理等に好適に使用することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図はロールの一部拡大断面図である。 1,2,3……ロール、4……ロール母材、5
……溶射被覆層。
図、第2図はロールの一部拡大断面図である。 1,2,3……ロール、4……ロール母材、5
……溶射被覆層。
Claims (1)
- 複数のロールを圧着しロール間に供給した処理
材料にズリ力を与え該処理材料を練肉、分散等す
るロールミルにおいて、靭性を有するロール母材
の表面にタングステンカーバイト、セラミツク等
の超硬材料を200μ以上の厚さに溶射し、これを
研摩して100μ〜200μ未満の厚さの溶射被覆層を
形成したことを特徴とするロールミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989042519U JPH059081Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989042519U JPH059081Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02133435U JPH02133435U (ja) | 1990-11-06 |
| JPH059081Y2 true JPH059081Y2 (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=31554133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989042519U Expired - Lifetime JPH059081Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059081Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5969422B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2016-08-17 | 株式会社栗本鐵工所 | ロールの硬化肉盛構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5858137A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-06 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 混練方法 |
| JPS59112558U (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-30 | ユニチカ株式会社 | サンドグラインダ− |
| JPS61278364A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-09 | 株式会社 あいや | 抹茶、穀物、薬草、鉱物用等臼の製造方法 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP1989042519U patent/JPH059081Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02133435U (ja) | 1990-11-06 |
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